JP2538082B2 - 発着信試験方法 - Google Patents

発着信試験方法

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JP2538082B2 JP1316990A JP31699089A JP2538082B2 JP 2538082 B2 JP2538082 B2 JP 2538082B2 JP 1316990 A JP1316990 A JP 1316990A JP 31699089 A JP31699089 A JP 31699089A JP 2538082 B2 JP2538082 B2 JP 2538082B2
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【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 複数の制御信号チャネルを収容した中継線トランクを
含む局装置の発着信試験方法に関し, 自局のみでの発着信試験を可能とすることを目的と
し, 複数のBチャネル及び複数のDチャネルを多重又は分
離すると共に,前記伝送装置とのインタフェースを行う
伝送終端部(38)と、 前記複数のDチャネルのモードを設定する複数Dチャ
ネル終端部(36)と、 前記複数のBチャネルのタイムスロット変換を行うB
チャネル交換部(35)と、 前記複数のDチャネルのタイムスロット変換を行うD
チャネル交換部(37)と、 前記伝送終端部(38)の出力を折返し前記伝送終端部
(38)に入力する折返し手段(39)とを備え、 前記複数Dチャネル終端部(36)が前記複数のDチャ
ネルのうちの1つをネットワーク側モードとし,他の1
つを端末側モードとし、 前記折返し手段(39)が前記2つのモードのDチャネ
ルを含む前記伝送終端部(38)の出力を折返しこれに入
力するようにし、 前記Dチャネル交換部(37)が前記2つのモードのD
チャネルのタイムスロットを互いに交換し、かつ前記B
チャネル交換部がBチャネルのタイムスロットを互いに
交換するよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は発着信試験方法に関し,更に詳しくは,複数
の制御信号チャネルを収容した中継線トランクを含む局
装置の発着信試験方法に関する。
PBX等の自局装置を伝送装置を介してデジタル中継線
(デジタル多重伝送路)に接続した場合,自局装置の発
着信試験を行う必要がある。
〔従来の技術〕
デジタル多重インタフェースにおいて,ISDN(サービ
ス総合デジタル網)の整備により多種多様なサービスが
行われるようになりつつあるのに伴い,共通の回線を用
いて制御信号の授受を行う共通線信号方式が採用される
ようになってきている。ISDNにおける共通線信号方式の
代表的なものとしては,No.7共通線信号方式とDチャネ
ル(制御信号チャネル)共通線信号方式がある(以下で
は,No7共通線信号方式をDチャネル共通線信号方式に含
めて説明する)。
第9図に,一般的なデジタル信号網の構成を示す。各
ユーザ端末を収容する各PBX(構内交換機)1は,各デ
ジタル多重インタフェース3から各伝送装置2を介して
公衆網Pに接続される。デジタル多重インタフェース3
としては,例えば30本のBチャネルと1本のDチャネル
(30B+D)からなり,伝送速度が2.048M bpsのデジタ
ル多重インタフェース(以下,2M多重インタフェースと
呼ぶ),又は23本のBチャネルと1本のDチャネル(23
B+D)からなり,伝送速度が1.544M bpsのデジタル多
重インタフェータフェース(以下,1.5M多重インタフェ
ースと呼ぶ)等がある。
第10図(a)及び(b)に,2M及び1.5M多重インタフ
ェースのデータフォーマットを示す。第10図(a)の2M
多重インタフェースにおいては,伝送路上のチャネル番
号(タイムスロット)00にフレーム制御を行うためのチ
ャネル(フレーム制御チャネル)Cが割り当てられ,チ
ャネル番号16に制御信号を伝送するためのチャネルDが
割り当てられ,チャネル番号01ないし15及び17ないし31
には,ユーザ情報伝送用の回線チャネル(音声/データ
チャネル)Bが30チャネル分割り当てられる。第10図
(b)の1.5M多重インタフェースにおいては,伝送路上
の先頭ビットにフレーム同期用のビットFが割り当てら
れ,チャネル番号23にチャネルDが割り当てられ,チャ
ネル番号00ないし22にはチャネルBが23チャネル分割り
当てられる。
しかし,例えば特定の企業内通信等において,既存の
網を利用してデジタル多重インタフェースを構成し制御
信号の授受を行おうとした場合,第10図(a)又は
(b)の如くチャネル位置が固定したDチャネルを用い
る式では不都合が生じる。例えば,既存の伝送路として
5B+Dが3本,4B+D,7B+D等の計5本のデジタル多重
伝送路を終端し,2M多重インタフェースでPBX1に接続し
たいような場合,Bチャネルは26チャネル,終端し,Dチャ
ネルは5チャネル終端する必要がある。ところが,従来
の2M多重インタフェースは,第10図(a)の如く,30B+
Dで固定されており,対応できない。
そこで,本願出願人は,先に,既存の各種伝送路を終
端し,それに応じて終端すべき制御信号のチャネル数が
変化しても,各制御チャネルを柔軟かつ効率的に終端し
デジタル多重インタフェースに割り当てることを可能に
する技術を提案した。
ここに,その概要を説明すると以下のとおりである。
デジタル多重伝送路を終端する終端方式において,ま
ず,複数種類の制御信号から複数の制御チャネル信号を
生成し,生成された各制御チャネル信号をデジタル多重
伝送路上のタイムスロットのうち,任意かつ複数のタイ
ムスロットを制御信号送信チャネル(Dチャネル又はD
チャネル送信部)に割り付け多重化する。一方,デジタ
ル多重伝送路上のタイムスロットのうち,任意かつ複数
のタイムスロットを制御信号受信チャネル(Dチャネル
又はDチャネル受信部)に割り付け制御チャネル信号を
分離する。そして,分離された各制御チャネル信号から
対応する複数種類の制御信号を抽出する。
このようにすることによって,例えば特定の企業内通
信等において,既存の複数のデジタル多重伝送路を終端
する場合,終端する状態に応じて使用される制御信号
は,制御チャネル信号生成手段で制御チャネル信号に変
換された後,制御チャネル信号多重化手段によってデジ
タル多重伝送路の予め割り当てられた複数のタイムスロ
ットに多重化される。また,制御チャネル信号分離手段
及び制御チャネル信号抽出手段によって上記と全く逆の
動作が行われる。従って,既存の各種伝送路を終端し,
それに応じて終端すべき制御信号のチャネル数が変化し
ても,各制御チャネルを柔軟かつ効率的に終端しデジタ
ル多重伝送路に割り当てることが可能となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の本願出願人の提案による技術を用いた場合にお
いても,発着信試験は必ず必要となる。
第11図に,一般的な発着信試験方法を示す。
自局装置としての自局AのPBX1を,伝送装置2を介し
てデジタル多重伝送路(デジタル中継線)に接続した場
合,通常,次の発着信試験が行われる。即ち,自局Aの
端末である電話器31から対局Bの端末である電話器31を
呼び出して,音声発着信試験を行う。また,自局Aのデ
ータ端末32から対局Bのデータ端末32を呼び出して,デ
ータ発着信試験を行う。
このような試験方法によれば,試験を行うためには必
ず対局B又は対局相当の装置が必要となるという問題が
ある。また,対局Bがあったとしても,自局Aと対局B
の工事時期を一致させなければならず,更に接続のため
のデジタル多重伝送路が必ず使用可能な状態になってい
なければならない(実際は,試験の時点で,デジタル多
重伝送路(実回線)を使用できることは少ない)という
問題がある。
本発明は,前述の本願出願人の提案による技術の如く
複数のDチャネルが存在する場合には,これを利用する
ことにより,対局及びデジタル中継線の状態に関係な
く,自局のみで発着信試験が可能であるという本発明者
の新たな知見に基づくものである。
本発明は,自局のみでの発着信試験を可能とした発着
信試験方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理構成図であり,本発明による中
継線トランクを示している。
第1図において,34は複数Dチャネル収容トランク,36
は複数Dチャネル終端部,37はDチャネル交換部,38は伝
送終端部,39は折返し手段である。
複数Dチャネル終端部36は,複数のDチャネルを送出
すると共に,その各々についてモードを設定する。この
モードには,ネットワーク(公衆網)側の信号内容と信
号シーケンスに従うネットワーク側モードと,端末側の
信号内容と信号シーケンスに従う端末側モードとがあ
る。
Dチャネル交換部37は,複数のDチャネルについて,
そのタイムスロットの変換を行う。
伝送終端部38は,伝送装置とのインタフェースを行う
と共に,タイムスロットに複数のBチャネル及びDチャ
ネルを割付けて多重化し,また,多重化されたものを分
離する。
折返し手段39は,伝送終端部38の出力(発信)をその
まま折返し伝送終端部38に入力(着信)する。即ち,折
返し手段39は,伝送終端部38の出力端子と入力端子とを
接続する手段であり,発着信試験において対局に代わる
ものである。
〔作 用〕
発着信試験において,まず複数Dチャネル終端部36
が,少なくとも1つのDチャネルをネットワーク側モー
ドとし,少なくとも他の1つのDチャネルを端末側モー
ドとした上で,伝送終端部38へ送出する。この時(発信
の時),Dチャネル交換部37は,タイムスロット変換は行
わない。
伝送終端部38は,複数のBチャネル及び複数のDチャ
ネルを多重化して,伝送装置への送出と同様のインタフ
ェースとし,送出する。
折返し手段39は,伝送終端部38の出力を,そのまま折
返し,当該伝送終端部38へ入力する。従って,Dチャネ
ル,特に前記2つのモードのDチャネルのタイムスロッ
トもそのままである。
折返された信号のうちの複数のDチャネルは,伝送終
端部38によって,複数Dチャネル終端部36へ送出され
る。この時(着信の時),Dチャネル交換部37が,タイム
スロットの交換を行う。即ち,ネットワーク側モードの
Dチャネルと端末モードのDチャネルについて,そのタ
イムスロットを互いに交換する。
この結果,ネットワーク側モードとして送出されたD
チャネルは,端末モードのDチャネル受信部に接続さ
れ,端末モードとして送出されたDチャネルは,ネット
ワーク側モードのDチャネル受信部に接続される。従っ
て,あたかもネットワークから端末への着信及び端末か
らネットワークへの発信を,同時に試験できる。即ち,
伝送装置,デジタル中継線,対局等を用いることなく,
複数Dチャネルの折返し及びそのタイムスロットの交換
により,自局のみで発着信試験を行うことができる。
なお,従来と30B+D,23B+Dの如くDチャネルが1つ
しか存在しない場合には,このような自局のみでの発着
信試験は行い得ないものである。何故なら,折返し手段
39により,自局の出力を折返しそのまま入力したとして
も,Dチャネルが1つであるためタイムスロットの交換は
できない。従って,折返しにより物理的には信号を受信
できても,そのモードは発信した時と同一となってしま
う。即ち,Dチャネルはネットワーク(公衆網)側とPBX
の端末側とでは,信号内容及び信号シーケンスが異な
る。そして,端末側モードのDチャネルをし送信した
ら,ネットワーク側モードのDチャネルを受信する必要
がある。ところがモードが同一のため,受信はできて
も,正式な発着信試験を行うことはできない。
本発明は複数のDチャネルの存在に着目し,これを利
用することにより,可能となるものである。
〔実施例〕
第2図は,実施例の網構成図である。
各端末を収容するPBX12(12−1ないし12−3)は,
デジタル多重インタフェース14(14−1ないし14−3)
によって各伝送装置13(13−1ないし13−3)と接続さ
れる。各伝送装置13−1ないし13−3は,公衆網を介さ
ずに,他の伝送装置と各々伝送速度が異なる複数の既存
を伝送路によって相互に接続される。例えば,伝送装置
13−1は,第1方路15−1ないし第5方路15−5よりな
る既存の複数の伝送路によって他の伝送装置13−2及び
13−3と接続される。各方路15−1ないし15−5は,各
々,5B+D,4B+D,5B+D,7B+D,5B+Dのチャネル構成を
有する。そして,デジタル多重インタフェース14−1
は,26B+5DHのチャネル構成を有する。また,デジタル
多重インタフェース14−2は21B+3D,デジタル多重イン
タフェース14−3は27B+4Dというように,Bチャネルと
Dチャネルの組合わせを各伝送装置13−1ないし13−3
の終端状況に応じて柔軟にタイムスロットを割り当てる
ことができる。
第3図は実施例構成図であり,特にPBX12の発信及び
着信の機能について各々に分けて示している。なお,言
うまでもなく,1つのPBX12は,発信側と着信側の機能を
合わせ持つものである。
発信側において,制御チャネル信号生成手段4は,複
数種類の制御信号6から複数の制御チャネル信号7を生
成する。即ち,呼制御信号等の複数種類の制御信号6か
らハイレベルデータリング手順に基づくフレーム信号を
制御チャネル信号7として生成する。
制御チャネル信号多重化手段5は,各制御チャネル信
号7をデジタル多重伝送路上のタイムスロットのうち,
任意かつ複数のタイムスロットを制御信号送信チャネル
又はDチャネル(Dチャネル送信部)に割り付け多重化
する。このために,制御チャネル信号多重化手段5は,
例えば,制御チャネル信号生成手段4から出力される制
御チャネル信号7であるフレーム信号を一時保持するメ
モリと,デジタル多重伝送路の予め割り当てられた複数
のタイムスロットでアクティブとなるタイミング信号を
生成するタイミング発生回路と,該タイミング信号がア
クティブとなる各タイミングでメモリに一時保持されて
いる制御チャネル信号7であるフレーム信号を読み出し
てユーザ情報11が割り当てられていない空タイムスロッ
トに多重化するセレクタ等より構成される。
着信側において,制御チャネル信号分離手段9は,デ
ジタル多重伝送路上のタイムスロットのうち,任意かつ
複数のタイムスロットを制御信号受信チャネル又はDチ
ャネル(Dチャネル受信部)に割り付け制御チャネル信
号7を分離する。即ち例えば,制御チャネル信号多重化
手段5と逆の構成を有し,ユーザ情報11と制御チャネル
信号7とを分離する。
制御チャネル信号抽出手段10は,上記制御チャネル信
号分離手段9で分離された各制御チャネル信号7から対
応する複数種類の制御信号6を抽出する。このため,前
述の制御チャネル信号生成手段4と逆の構成を有する。
第4図は実施例構成図であり,特にPBX12の自己発着
信試験機能について示している。
PBX12は,端末として,電話器31(31−1,31−2)や
データ端末32(32−1,32−2)を収容する。電話器31及
びデータ端末32からの音声/データ情報が,ネットワー
ク33を介して,複数Dチャネル収容トランク34へユーザ
情報11として送出される。
ネットワーク33は,電話器31及びデータ端末32を制御
信号6に従って,他と接続する。
Bチャネル交換部35は,複数のBチャネルについて,
そのタイムスロットの交換を行う。
複数Dチャネル終端部36は,制御チャネル信号生成手
段4及び制御チャネル信号抽出手段10からなり,更に制
御チャネル信号の生成の際にそのモードを設定する機能
を備える。
伝送終端部38は,制御チャネル信号多重化手段5及び
制御チャネル信号分離手段9からなる。
Bチャネル交換部35及びDチャネル交換部37は,通常
の発着信自には動作せず,発着信試験の時,特に折返さ
れた信号についてのみタイムスロットの交換処理を行
う。
折返し手段39は,PBX12から伝送装置13へ送出された信
号を折返すためのものであり,従って,デジタル多重イ
ンタフェース14と同様の構成とされる。
第5図は発信機能説明図である。
各ユーザ情報11は,端末31及び32からネットワーク33
を介して,第5図のに示すような形式でBチャネルの
タイムスロットに多重化されて,Bチャネル信号Bchとし
て入力される。この時,Bチャネル交換部35は,通常の動
作及び試験のいずれにおいても,発信時には,タイムス
ロットの交換は行わない。
一方,Dch処理部20により,PBX12内で生成される呼制御
信号等の制御信号22は,複数Dch処理回路16に入力し,
ここでHDLC(ハイレベルデータリンク手順)形式のフレ
ーム信号23に組み立てられる。このDch処理部20は,PBX1
2内の中央処理装置(図示せず)及び処理プログラムに
よって,ソフトウェア的に実現される。
フレーム信号23は,デジタル多重回路17を介して第5
図のDチャネル信号Dchとして出力される。この時,D
チャネル交換部37は,通常の動作及び試験のいずれにお
いても,発信時にはタイムスロットの交換は行わない。
これらの第5図及びの形式のBチャネル信号Bch
及びDチャネル信号Dchは,Dch挿入用セレクタ19におい
て多重化され,第5図のmB+nDの形式の多重化信号が
伝送装置13又は折返し手段39へ出力される。
Dch挿入用セレクタ19は,Dch挿入タイミング発生回路1
8から出力されるタイミング信号40がアクティブとなる
タイミングで,デジタル多重回路17からのDチャネル信
号Dchを選択し,それ以外のタイミングではBチャネル
信号Bchを選択する。
デジタル多重回路17及びDch挿入タイミング発生回路1
8は,多重化制御部21によって動作が制御される。多重
化制御部21は,中央処理装置及び処理プログラムによっ
て,ソフトウェアとして実現される。
第6図は受信機能説明図である。
伝送装置13又は折返し手段39からの第6図ののmB+
nDの形式で入力してくる多重化信号のうち,Bチャネル信
号Bchはネットワーク33を介して所定の図示しない端末3
1及び32へ転送される。
この際,Bチャネル信号は,Bチャネル交換部35を通過す
る。通常の動作においては,Bチャネル交換部35は,タイ
ムスロットの交換は行わない。一方,発着信試験におい
ては,Bチャネル交換部35は,タイムスロットの交換を行
う。即ち,ネットワーク側モードとされたDチャネルに
対応する複数のBチャネルと,端末モードとされたDチ
ャネルに対応する複数のBチャネルとで,それらのタイ
ムスロットを互いに交換する。
一方,Dチャネル信号Dchは,分離制御部26の制御下で
動作するデジタル多重分離回路24においてBチャネル信
号Bchから分離され,フレーム信号23として抽出され
る。分離制御部26は,中央処理装置及び処理プログラム
によって,ソフトウェアとして実現される。
フレーム信号23は,Dチャネル交換部37を介して,複数
Dch処理回路25へ送出される。通常の動作においては,D
チャネル交換部37は,タイムスロットの交換は行わな
い。一方,発着信試験においては,Dチャネル交換部37
は,タイムスロットの交換を行う。即ち,ネットワーク
側モードとされたDチャネルと,端末モードとされたD
チャネルとで,そのタイムスロットを互いに交換する。
Dチャネル交換部37の出力をフレーム信号23′とする。
フレーム信号23′は,複数Dch処理回路25に入力さ
れ,前述の複数Dch処理回路16(第5図)と全く逆の処
理により制御信号22に分解される。
この制御信号22は受信側のDch処理部27により処理さ
れ,呼制御等が行われる。Dch処理部27は,中央処理装
置及び処理プログラムにより,ソフトウェアとして実現
される。
上記構成の実施例の通常の発着信動作を以下に説明す
る。
まず,第5図図示の如く,対局(複数の対局でもよ
い)へ送信する各制御信号22の内容がDch処理部20によ
って設定される。各制御信号22は,Dチャネルを端末モー
ドとするための内容を含む。
制御信号22は,複数Dch処理路16においてHDLC形式の
フレーム信号23にフォーマッティングされる。フレーム
信号23は,デジタル多重回路17内メモリ(図示せず)に
一時保持される。
一方,Dch挿入タイミング発生回路18からは,多重化制
御部21の制御下で,PBX12に入力するBチャンネル信号Bc
hが割り当てられていない空きチャネルのタイミングで
アクティブとなるタイミング信号40が出力される。
これと同時に,上記アクティブなタイミングで,デジ
タル多重回路17に一時保持されたフレーム信号23がDチ
ャネル信号Dchとして読み出される。
更に,上記アクティブなタイミングでDch挿入用セレ
クタ19が上記デジタル多重回路17から読み出されたDチ
ャネル信号Dchを選択する。
そして,上記アクティブなタイミング以外のタイミン
グでは,Dch挿入用セレクタ19はBチャネル信号Bchを選
択する。
以上の動作により,Bチャネル信号BchとDチャネル信
号Dchが予め設定された任意の割合で割ら当てられた多
重化信号mB+nD(第5図)を出力させる。
例えば,第2図の伝送装置13−1が,第1方路15−1
〜第5方路15−5よりなり,各々,5B+D,4B+D,5B+D,7
B+D,5B+Dのチャネル構成を有する既存の複数の伝送
路を終端している場合,デジタル多重インタフェース14
−1を第7図(a)の如く,チャネル番号06,11,16,25
及び31にDチャネル信号Dchが多重化された,2M多重イン
タフェースとすることがいできる。一方,第2図のデジ
タル多重インタフェース14−2としては,第7図(b)
の如く,チャネル番号05,16及び23にDチャネル信号Dch
が多重化された,1.5M多重インタフェースとすることが
できる。
上記各設定は,各々のPBX12の多重化制御部21によっ
て自由に設定できる。
一方,受信側においては,送信側と全く逆の動作が行
われる。
即ち,第6図図示の如く,デジタル多重分離回路24で
は,分離制御部26により,第5図のタイミング信号40と
同様のタイミングが発生している。これにより,第5図
のデジタル多重回路17と全く逆の動作で,デジタル多重
インタフェース14を介して入力してくるDチャネル信号
Dchが,デジタル多重分離回路24内のメモリ(図示せ
ず)に一時取り込まれる。
そして,Dチャネル信号Dchは,フレーム信号23の形式
で複数Dch処理回路25に入力,ここで制御信号22が取り
出される。
これにより,デジタル多重インタフェース14から入力
する任意形式の多重化信号mB+nDから,Dチャネル信号Dc
hを取り出すことができる。
次に,発着信試験時の動作を説明する。
以下の説明では,第2図のPBX12−1について,自己
発着信試験を行う場合について示すものとする。
試験時には,PBX12−1に折返し手段39が装着される。
これにより,PBX12−1の出力がそのまま折返され,入力
とされる。
また,試験にあたって,30(31)チャネルのうち,前
半の15チャネル分をAグループとし,対応するDチャネ
ルのモードをネットワーク側モードとし,チャネルの設
定を14B+1Dとする。更に,後半の15チャネル分をBグ
ループとし,対応するDチャネルのモードを端末モード
とし,チャネルの設定を14B+1Dとする。この設定は,Dc
h処理部20及び多重化制御部21によって自由に行い得
る。
以下,主として,第4図及び第8図を参照し,順を追
って発着信試験を説明する。発着信試験の動作は,基本
的には,通常の動作を利用して行われる。
PBX12−1に収容された端末31又は32からの信号は,B
チャネルとして,ネットワーク33を介して,Bチャネル交
換部35に入力される。Bチャネル交換部35入力前のBチ
ャネルのタイムスロットは,第8図(a)(第5図の
に相当)図示のとおりである。Dチャネルとすべきチャ
ネルは,空きチャネルとされている。この後Bチャネル
は,Bチャネル交換部35から出力され,伝送終端部38に送
られる。この時のBチャネルのタイムスロットは,第8
図(e)図示のとおりであり,第8図(a)に等しい。
一方,制御信号22は,Aグループ及びBグループのDチ
ャネルを,各々ネットワーク側モード及び端末側モード
とするような内容とされる。複数Dチャネル終端部36か
ら送出されたDチャネルのタイムスロットは,第8図
(c)のとおりである。このタイムスロットにおいて,
「00番」のDチャネルはネットワーク側モードであり,
「01番」のDチャネルは端末モードである。この後Dチ
ャネルは,Dチャネル交換部37から伝送終端部38に送られ
る。この時のDチャネルのタイムスロットは,第8図
(g)図示のとおりであり,第8図(c)に等しい。
伝送終端部38は,第8図(e)及び(g)図示のBチ
ャネル及びDチャネルから,これらを多重化して,第8
図(f)図示の2M多重インタフェースとして送出する。
この送出された信号は,折返し手段39によってそのま
ま折返され,伝送終端部38へ入力される。
伝送終端部38は,Bチャネル及びDチャネルを分離し,
各々をBチャネル交換部35及びDチャネル交換部37へ送
出する。この時のタイムスロットは,各々第8図(e)
即ち(a),及び第8図(g)即ち(c)に等しい。
Bチャネル交換部35は,AグループのBチャネル(B00
ないしB13)とBグループのBチャネル(B′00ないし
B′13)とで,それらのタイムスロットを交換する。即
ち「B′00ないしB′13」をこの順にAグループのBチ
ャネルとし,「B00ないしB13」をこの順にBグループの
Bチャネルとし,第8図(b)図示のタイムスロットを
得る。
一方,Dチャネル交換部37は,AグループのDチャネル
(D00)とBグループのDチャネル(D01)とで,そのタ
イムスロットを交換する。即ち,端末側モードの「D0
1」をAグループのDチャネルとし,ネットワーク側モ
ードの「D00」をBグループのDチャネルとし,第8図
(d)図示のタイムスロットを得る。
以上により,ネットワーク側モードのDチャネルは,
端末側モードのDチャネル受信部へ接続され,端末側モ
ードのDチャネルは,ネットワーク側モードのDチャネ
ル受信部へ接続される。
例えば,ネットワーク側モードであるAグループの
「B02」チャネルを使用しての発信は,端末側モードの
Bグループにとっては,「B′02」チャネルへの局着と
なる。また,Bグループの「B′03」チャネルを使用して
の発信は,Aグループにとっては,「B03」チャネルへの
局発となる。これにより,例えば第図図示の電話器31−
1から電話器31−2への発着信試験,及びデータ端末31
−1からデータ端末32−2への発着信試験が可能とな
る。
〔発明の効果〕
以上発明したように,本発明によれば,複数のDチャ
ネルを利用することにより,自己の信号をそのまま折返
すと共に,モードの異なるDチャネルのタイムスロット
を互いに交換することができるので,実際のデジタル多
重伝送路,対局及び対局相当の装置等を必要とすること
なく,自局のみで発着信試験を行うことができ,回線の
新増設の際の作業の効率向上に寄与するところが大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成図, 第2図は実施例の網構成図, 第3図は実施例構成図, 第4図は実施例構成図, 第5図は発信機能説明図, 第6図は受信機能説明図, 第7図は本実施例におけるチャネル割当例を示す図, 第8図はタイムスロットを示す図, 第9図は一般的なデジタル信号網の構成図, 第10図は一般的なチャネル割当例を示す図, 第11図は一般的な発着信試験方法を示す図。 34は複数Dチャネル収容トランク,36は複数Dチャネル
終端部,37はDチャネル交換部,38は伝送終端部,39は折
返し手段である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル多重伝送路に伝送装置を介して接
    続される局装置の発着信試験方法であって、 複数のBチャネル及び複数のDチャネルを多重又は分離
    すると共に,前記伝送装置とのインタフェースを行う伝
    送終端部(38)と、 前記複数のDチャネルのモードを設定する複数Dチャネ
    ル終端部(36)と、 前記複数のBチャネルのタイムスロット変換を行うBチ
    ャネル交換部(35)と、 前記複数のDチャネルのタイムスロット変換を行うDチ
    ャネル交換部(37)と、 前記伝送終端部(38)の出力を折返し前記伝送終端部
    (38)に入力する折返し手段(39)とを備え、 前記複数Dチャネル終端部(36)が前記複数のDチャネ
    ルのうちの1つをネットワーク側モードとし、他の1つ
    を端末側モードとし、 前記折返し手段(39)が前記2つのモードのDチャネル
    を含む前記伝送終端部(38)の出力を折返しこれに入力
    するようにし、 前記Dチャネル交換部(37)が前記2つのモードのDチ
    ャネルのタイムスロットを互いに交換し、かつ前記Bチ
    ャネル交換部がBチャネルのタイムスロットを互いに交
    換する ことを特徴とする発着信試験方法。
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