JPH07106816A - 衛星放送受信用コンバータ - Google Patents

衛星放送受信用コンバータ

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JPH07106816A
JPH07106816A JP5243417A JP24341793A JPH07106816A JP H07106816 A JPH07106816 A JP H07106816A JP 5243417 A JP5243417 A JP 5243417A JP 24341793 A JP24341793 A JP 24341793A JP H07106816 A JPH07106816 A JP H07106816A
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chassis
adjusting screw
screw
ring
broadcast receiving
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JP5243417A
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Kenji Hatazawa
健二 畑澤
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構造で生産性に優れ、再調整も容易に
できる有用な衛星放送受信用コンバータを提供する。 【構成】 調整用ビス1側面に形成した溝部3にOリン
グ2を嵌合させるとともに、シャーシ20に前記Oリン
グ2と接触する凹部3を設けてなることを特徴とする。
また、Oリング2は導電性物質からなることを特徴とす
る。他の手段として、調整用ビス1側面全面にシール性
樹脂材料またはゴム材料を形成してなることを特徴とす
る。また、調整用ビス1側面上方で且つシャーシ20と
の間に、調整用ビス1を取り巻くように、円錐状の螺旋
金属スプリング9を配設する、或は、調整用ビス側面7
とシャーシ20間を埋める金属メッシュ10を配設して
なることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衛星放送受信用コンバー
タに関し、特に、ローカル調整機構を有したコンバータ
(Low Noise Block Down Converter、以下、
LNBと記す)の周波数調整機構構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について図5を参照して説明
する。図5は従来例によるLNBの要部断面図である。
図5に示すように、シャーシ20に回路基板21が固定
されており、回路基板21には共振体22が固定されて
いる。そして、シャーシ20には外部より挿入、固定さ
れるローカル調整ビス(以下、単にビスと記す)23が
設けられており、このビス23と共振体22との距離l
によりローカル周波数の調整が行われる。
【0003】このローカル周波数調整は非常に微妙なも
のであり、ビス23の雄ねじとシャーシ20の雌ねじ間
のがたつきを防止するために、従来は、ビス23の雄ね
じの一部に固定用の樹脂24を塗布し、がた止めをして
いる。
【0004】また、外気側より共振体側に侵入する水
分、湿気を防止するため、及びビス23の完全な固定の
ために、シャーシ外部側に凹部25を設け、この凹部2
5内に液状シール剤26を注入して行っている。
【0005】さらに、内部より外方に漏れる輻射はシャ
ーシ20外部の凹部25の外周部に金属製カバー27を
圧入することによって防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図5に
示す従来例においては、ビス23のがたつきを防止する
ために固定用樹脂24を塗布する上に、液状シール剤2
6を凹部25に注入しなければならず、コストが高くつ
いていた。また、液状シール剤26は注入後、表面が固
まるまでにある一定以上の時間放置する必要があり、生
産性が良くなかった。
【0007】また、再調整時には液状シール剤26を完
全に取り除かねばならず、この作業も非常に手間を要す
るものであった。
【0008】さらに、輻射防止用の金属製カバー27は
圧入式となっているため、凹部25の外周寸法と金属製
カバー27の内寸との寸法精度を要するものである上
に、再調整が必要となったときには、取り外しが困難で
しかも再使用ができないという問題点があった。
【0009】以上のように従来例の構造は、生産性が悪
く、再調整時にも非常に手間を要し、無駄が多くコスト
が高くつくものであった。
【0010】そこで、本発明の目的は、簡易な構造で生
産性に優れ、再調整も容易にできる有用な衛星放送受信
用コンバータを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、シャーシ内に設けた共振体と、前記シャー
シに外部より挿入する調整用ビスとを有し、前記共振体
及び前記調整用ビス間の距離を調整することによって周
波数調整を行う衛星放送受信用コンバータにおいて、前
記調整用ビス側面に形成した溝部にOリングを嵌合させ
るとともに、前記シャーシに、内壁が前記Oリングと接
触する凹部を設けてなることを特徴とする。
【0012】また、Oリングは導電性物質からなること
を特徴とする。
【0013】他の手段として、前記調整用ビス側面全面
にシール性樹脂材料またはゴム材料を形成してなること
を特徴とする。
【0014】また、前記調整用ビス側面上方で且つシャ
ーシとの間に、前記調整用ビスを取り巻くように円錐状
の螺旋金属スプリングを配設する、或は、前記調整用ビ
ス側面と前記シャーシ間を埋める金属メッシュを配設し
てなることを特徴とする。
【0015】
【作用】調整用ビスとシャーシ間をOリングによって固
定しているので、がたつき防止を容易に、且つ確実に行
える。また、Oリングに導電性物質を使用すれば、外部
輻射も同時に防止でき、従来の金属製カバーは不要とな
り、部品点数を低減できる。
【0016】また、他の実施例として、調整用ビスの側
面にシール性樹脂材料またはゴム材料を形成することに
よっても、がたつきを容易に防止できる。この構成にお
いて、調整用ビス側面を取り巻く円錐状の螺旋金属スプ
リングを設けるので、外部輻射を防止できる。或は、調
整用ビス側面とシャーシ間を埋める金属メッシュによっ
て、外部輻射を防止できる。
【0017】また、以上いづれの手段によっても、従来
のように液状シール剤は使用しないので、表面固化の時
間をとる必要がなく、従来に比し生産効率が向上する。
さらに、周波数の再調整は、液状シール剤を取り除く必要
がないので、比較的容易に行える。しかも、外部への輻射
防止用に、従来のように圧入式の金属カバーは使用しな
いので、再調整後に使用不可となる無駄もない。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例について図1を参照して説
明する。図1は本実施例による衛星放送受信用コンバー
タの要部断面図である。図5に示す従来例と同一機能部
分には同一記号を付している。ここでは主に、従来例と
異なる点についてのみ説明する。
【0019】本実施例の特徴は、ローカル周波数調整ビ
スの固定にOリングを使用した点にある。即ち、図1に
示すように、ローカル周波数調整ビス(以下、単にビス
と記す)1の上部にOリング2を入れる溝3を設け、こ
れにOリング2を嵌合させる。一方、シャーシ20の外
側にはビス1が入り、且つOリング2が接触する凹部4
を設ける。また、凹部4の内側はOリング2を傷付けぬ
ようC面5を取っている。
【0020】また、ビス1の大きさ、Oリング2の太
さ、形状によりビス1のがたつき具合が変わるため、シ
ャーシ10内部の雌ねじ周辺部6を、ビス1と共振体1
2間の距離よりも小さくならない範囲で凸形状とし、ビ
ス山のかかる数を多くなるようにしている。
【0021】以上のように本実施例においては、Oリン
グ2の厚み等を調整することにより、簡易な構造で、ビ
ス1のがたつき防止、機密性の向上を容易に実現でき
る。
【0022】また、上記Oリング2の材質として導電性
物質を使用することにより、電波の輻射漏れを確実に防
止できる。
【0023】図2は本発明の他の実施例による衛星放送
受信用コンバータの要部断面図である。図2の場合は、
ビス7の雄ねじ部にシール性の樹脂8を塗布、或はゴム
材料8を形成したものである。この方法によっても、ビ
ス7のがたつき防止と機密性向上の両効果が得られる。
さらに、この例においては、輻射防止の手段として、円
すい状の螺旋金属スプリング9をビス7とシャーシ20
との間に設けている。螺旋金属スプリングはビス7の回
転に応じて、例えば図3のように自在に変形する。
【0024】図4は本発明のさらに他の実施例による衛
星放送受信用コンバータの要部断面図である。本実施例
は、ビス7の雄ねじ部にシール性の樹脂8を塗布する点
では図2の実施例と同じであるが、輻射防止のために金
属性メッシュ10をビス7とシャーシ20の間に設けて
いる点が異なっている。
【0025】以上いづれの手段によっても、従来のよう
に液状シール剤は使用しないので、表面固化の時間をと
る必要がなく、従来に比し生産効率が向上する。
【0026】さらに、周波数の再調整は、液状シール剤を
取り除く必要がないので、比較的容易に行える。しかも、
外部への輻射防止用に、従来のように圧入式の金属カバ
ーは使用しないので、再調整後に使用不可となる無駄も
ない。特に、図1の実施例によれば、Oリングが輻射防
止を兼ねているので部品点数も低減でき、コストダウン
を図れる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、簡易な
構造でローカル調整ビスのがたつきを防止でき、輻射を
確実に防止でき、しかも周波数調整を容易に行える低コ
ストの衛星放送受信用コンバータを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による衛星放送受信用コンバ
ータの断面図である。
【図2】本発明の他の実施例による衛星放送受信用コン
バータの断面図である。
【図3】図2の衛星放送受信用コンバータの動作を示す
断面図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例による衛星放送受信
用コンバータの断面図である。
【図5】従来例による衛星放送受信用コンバータの断面
図である。
【符号の説明】
1、7 調整用ビス 2 Oリング 3 溝部 4 凹部 8 シール性樹脂材料(ゴム材料) 9 螺旋金属製スプリング 10 金属メッシュ 12 共振体 20 シャーシ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシ内に設けた共振体と、前記シャ
    ーシに外部より挿入する調整用ビスとを有し、前記共振
    体及び前記調整用ビス間の距離を調整することによって
    周波数調整を行う衛星放送受信用コンバータにおいて、 前記調整用ビス側面に形成した溝部にOリングを嵌合さ
    せるとともに、前記シャーシに、内壁が前記Oリングと
    接触する凹部を設けてなることを特徴とする衛星放送受
    信用コンバータ。
  2. 【請求項2】 前記Oリングは導電性物質からなること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の衛星放送受
    信用コンバータ。
  3. 【請求項3】 シャーシ内に設けた共振体と、前記シャ
    ーシに外部より挿入する調整用ビスとを有し、前記共振
    体及び前記調整用ビス間の距離を調整することによって
    周波数調整を行う衛星放送受信用コンバータにおいて、 前記調整用ビス側面全面にシール性樹脂材料またはゴム
    材料を形成してなることを特徴とする衛星放送受信用コ
    ンバータ。
  4. 【請求項4】 特許請求の範囲第3項に記載の衛星放送
    受信用コンバータにおいて、 前記調整用ビス側面上方で且つシャーシとの間に、前記
    調整用ビスを取り巻くように円錐状の螺旋金属スプリン
    グを配設してなることを特徴とする衛星放送受信用コン
    バータ。
  5. 【請求項5】 特許請求の範囲第3項に記載の衛星放送
    受信用コンバータにおいて、 前記調整用ビス側面上方で且つシャーシとの間に、前記
    調整用ビス側面と前記シャーシ間を埋める金属メッシュ
    を配設してなることを特徴とする衛星放送受信用コンバ
    ータ。
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CN111384496A (zh) * 2018-12-29 2020-07-07 深圳市大富科技股份有限公司 介质谐振器、介质滤波器及通信设备

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