JPH07106773A - ケーブルホルダー - Google Patents

ケーブルホルダー

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Publication number
JPH07106773A
JPH07106773A JP5276187A JP27618793A JPH07106773A JP H07106773 A JPH07106773 A JP H07106773A JP 5276187 A JP5276187 A JP 5276187A JP 27618793 A JP27618793 A JP 27618793A JP H07106773 A JPH07106773 A JP H07106773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
holder
ring
section
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5276187A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiko Inari
孝彦 稲荷
Yasuhiko Inoue
泰彦 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP5276187A priority Critical patent/JPH07106773A/ja
Priority to MYPI94001601A priority patent/MY111345A/en
Publication of JPH07106773A publication Critical patent/JPH07106773A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルの保持信頼性を損なうことなくケー
ブルへの取付作業性を向上し得るケーブルホルダーを提
供する。 【構成】 一方が開放したリング状部分2と、該リング
状部分の開放部に端を発し、半径方向内向きに延出され
た一対の脚部5a・5bと、該一対の脚部によってリン
グ状部分2の中心部に支持されたケーブル保持部4とを
弾性に富む絶縁性材料にて一体成形してなるケーブルホ
ルダー1において、リング状部分2の開放部と一対の脚
部のうちの一方5aとの接続部からケーブル保持部4に
向けて延出されたケーブル押えアーム6を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラウン管の陽極に直
流高電圧を供給するためのケーブル等を空間に浮かせた
状態に保持するためのケーブルホルダーに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像器のキャビネット内に
は、ブラウン間の陽極に直流高電圧を供給するためのケ
ーブルが配線されている。このケーブルは、高電圧が印
加されるため、特に他の部位との接触を防止するための
十分な配慮が必要である。
【0003】従来、他の物体と接触しないようにケーブ
ルを空間に浮かせた状態に保持するための手段として、
例えば実公昭59−32158号公報に開示されている
ような、中心部にケーブルとの嵌合部を設けたリング状
の鍔をケーブルの外周に嵌着し、リング状部分の外周に
よってケーブルと他物体との接触を防止するようにした
ものが知られている。この保持具の場合、リング状部分
が変形し易いとケーブルの保持信頼性が低下するので、
ある程度の剛性がリング状部分に必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、リング状部
分の剛性を高めると、リング状部分が周方向に変形し難
くなってケーブルのはめ込み力が増大するなど、ケーブ
ルの取付作業性の低下を余儀なくされる。
【0005】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、ケ
ーブルの保持信頼性を損なうことなくケーブルへの取付
作業性を向上し得るケーブルホルダーを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的は、本発明
によれば、一方が開放したリング状部分と、該リング状
部分の開放部に端を発し、半径方向内向きに延出された
一対の脚部と、該一対の脚部によって前記リング状部分
の中心部に支持されたケーブル保持部とを弾性に富む絶
縁性材料にて一体成形してなるケーブルホルダーであっ
て、前記リング状部分の開放部と前記一対の脚部のうち
の一方との接続部から前記ケーブル保持部に向けて延出
されたケーブル押えアームを有することを特徴とするケ
ーブルホルダーを提供することにより達成される。
【0007】
【作用】このような構成によれば、リング状部分の開放
部からケーブル保持部にケーブルを挿入する際には、ケ
ーブル押えアームの遊端が撓むため、ケーブル保持部に
ケーブルを比較的軽く装着することができる。そして一
旦ケーブル保持部にケーブルが装着されると、ケーブル
押えアームが突っ張ってケーブル保持部からケーブルが
脱落することを確実に阻止する。したがって、リング状
部分の軸方向並び径方向の剛性を犠牲にすることなく、
ケーブルへの取付作業性を向上させることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0009】図1〜8は、本発明に基づき構成されたケ
ーブルホルダー1を示している。このケーブルホルダー
1は、一方が開放したリング状部分2と、リング状部分
2の開放部に端を発し、半径方向内向きに延出された一
対の脚部5a・5bと、一対の脚部5a・5bによって
リング状部分2の中心部に支持されたケーブル保持部4
と、リング状部分2の開放部と一対の脚部のうちの一方
5aとの接続部からケーブル保持部4に向けて延出され
たケーブル押えアーム6とからなり、弾性に富む合成樹
脂材にて一体成形されている。
【0010】リング状部分2は、ケーブル保持部4に保
持されるケーブル3の軸線に直交する向きに平たく形成
されており、円周上の一方が開放している。
【0011】ケーブル保持部4は、ケーブル3の外周面
に沿う半円筒状に形成され、周方向の各端縁が一対の脚
部5a・5bの各内端と連結されており、両脚部間に向
けてその内周面を開放している。
【0012】両脚部5a・5bは、ケーブル3の軸方向
に平たく形成され、リング状部分2の開放部との接続部
側がV字形に拡開されている。
【0013】ケーブル押えアーム6は、ケーブル3の軸
方向に、つまり脚部5a・5bと同方向に平たく形成さ
れ、ケーブル保持部4の内周面と対向する遊端部に於け
る前縁には、ケーブル3の軸線に直交する向きに平たく
形成されたケーブル掛止部6aが設けられている。この
ケーブル掛止部6aは、一方の脚部5aの前縁と重なり
合うようになっていると共に、その径方向内端とケーブ
ル保持部4の内周面との間にケーブル3を挿通し得る隙
間があけられている。
【0014】このケーブルホルダー1をケーブル3に装
着するには、まず他方の脚部5bとケーブル押えアーム
6との間からケーブル保持部4内にケーブル3を押し込
む。するとケーブル押えアーム6の遊端は、ケーブル3
に押されて材料自体の弾性によって矢印Aの向きに変形
する。これにより、ケーブル保持部4内にケーブル3が
受容される。
【0015】ケーブル掛止部6aとケーブル保持部4間
にケーブル3が入り込むと、ケーブル押えアーム6は元
の形に復元し、ケーブル押えアーム6遊端のケーブル掛
止部6aがケーブル3の動きを押える。この状態に於て
は、ケーブル3をその軸線に直交する向きに動かそうと
すると、ケーブル押えアーム6が突っ張ってケーブル3
の脱落を阻止する。
【0016】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によるケーブルホルダーによれば、ケーブル保持部の
開口部にケーブル押えアームを設け、このケーブル押え
アームの弾性変形によりケーブル保持部を開閉させるこ
とにより、容易にケーブルへ取付けることができる。そ
してケーブル保持部に対してケーブルを着脱するには、
ケーブル押えアームの遊端を矢印方向へ撓ませねばなら
ないが、ケーブル保持部内に受容されたケーブルに対し
て軸線に直交する向きの力を加えても、ケーブル押えア
ームの遊端を矢印A方向へ撓ませる力は作用し得ないた
め、ケーブルの脱落が確実に防止される。よって、リン
グ状部分の径方向及び軸方向の剛性を損なうことなく、
テレビ受像器内等での他の物体との接触を防止するとい
うケーブルホルダーとしての機能を十分に確保した上
で、ケーブルへの取付作業性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくケーブルホルダーの使用状態を
示す斜視図。
【図2】図1に示すケーブルホルダーの正面図。
【図3】図1に示すケーブルホルダーの右側面図。
【図4】図1に示すケーブルホルダーの左側面図。
【図5】図1に示すケーブルホルダーの上面図。
【図6】図1に示すケーブルホルダーの底面図。
【図7】図2に示すVII−VII線で切断した断面図。
【図8】図2に示すVIII−VIII線で切断した断面図。
【符号の説明】
1 ケーブルホルダー 2 リング状部分 3 ケーブル 4 ケーブル保持部 5a・5b 脚部 6 ケーブル押えアーム 6a ケーブル掛止部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方が開放したリング状部分と、該リ
    ング状部分の開放部に端を発し、半径方向内向きに延出
    された一対の脚部と、該一対の脚部によって前記リング
    状部分の中心部に支持されたケーブル保持部とを弾性に
    富む絶縁性材料にて一体成形してなるケーブルホルダー
    であって、 前記リング状部分の開放部と前記一対の脚部のうちの一
    方との接続部から前記ケーブル保持部に向けて延出され
    たケーブル押えアームを有することを特徴とするケーブ
    ルホルダー。
JP5276187A 1993-10-06 1993-10-06 ケーブルホルダー Pending JPH07106773A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5276187A JPH07106773A (ja) 1993-10-06 1993-10-06 ケーブルホルダー
MYPI94001601A MY111345A (en) 1993-10-06 1994-06-21 Cable holder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5276187A JPH07106773A (ja) 1993-10-06 1993-10-06 ケーブルホルダー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07106773A true JPH07106773A (ja) 1995-04-21

Family

ID=17565922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5276187A Pending JPH07106773A (ja) 1993-10-06 1993-10-06 ケーブルホルダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07106773A (ja)

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