JPH07106568B2 - ストランドの冷却長調整方法及びその装置 - Google Patents

ストランドの冷却長調整方法及びその装置

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JPH07106568B2
JPH07106568B2 JP5579091A JP5579091A JPH07106568B2 JP H07106568 B2 JPH07106568 B2 JP H07106568B2 JP 5579091 A JP5579091 A JP 5579091A JP 5579091 A JP5579091 A JP 5579091A JP H07106568 B2 JPH07106568 B2 JP H07106568B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性樹脂を複数個
のノズルを有するダイヘッドからストランド状に吐出
し、この吐出されたストランドを、冷却水が貯留されて
いる冷却槽に導いて冷却しながら搬送し切断機に導いて
チップを形成するものにおけるストランドの冷却長調整
方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ストラ
ンドは、熱可塑性樹脂をダイヘッドから紐状に吐出した
ものであり、多数のストランドを一列に並べ、適当な手
段を用いて連続的に冷却固化しながら切断機へ導いて切
断し、チップを作り、このチップが合成繊維や合成樹脂
製品の原料として使用される。このようなダイヘッドか
ら吐出されたストランドを冷却固化しながら切断機へ導
く装置の典型例は、冷却水が貯留されている冷却槽を備
え、ダイヘッドから吐出されたストランドを冷却槽に導
き、冷却槽に設けられている複数のロ−ラ対で冷却搬送
するように構成されている。ところで、ストランドの冷
却に際しては、以下の理由により、ストランドを希望す
る冷却温度に冷却する必要がある。
【0003】冷却し過ぎると、ストランドが硬くなり
過ぎるため、ストランドを切断する際に、折れたり、割
れたりして、切断処理が困難となる。又、冷却し過ぎ
ると、ストランドの内部温度が低下するため、冷却処理
後、切断機まで搬送される間に、ストランド表面に付着
した水分を、心熱により蒸発させて除去することができ
なくなる。一方、冷却が足りないと、ストランドが充
分固まっていないため、ストランドが切断される際に、
切断面が変形したり、所謂ヒゲが生じることになる。
又、斜め切りされたりして、チップ形状がいびつにな
る。そこで、予め定めた固化状態となるようストランド
を冷却する必要があり、そのため使用する熱可塑性樹脂
に応じて、ストランドの冷却長を調整することが必要と
なる。
【0004】かかるストランドの冷却長調整に当たっ
て、上記従来例では、冷却長に応じた長さを有する冷却
槽に交換するか又は、冷却槽を多段階連結している。し
かし、このような従来例では、切断機も移動させる必要
があり、手間が掛かり面倒である。そこで、上記問題を
解決するため、ストランドの搬送速度を調整することが
考えられる。即ち、冷却長が大であるストランドの場合
には、搬送速度を小とし、冷却長が小であるストランド
の場合には、搬送速度を大とする。しかしながら、この
ように搬送速度を可変にすると、チップの製造量が変化
するという新たな問題が発生する。本発明は、上記問題
を解決できるストランドの冷却長調整方法及び装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
めに、本発明が提供するストランドの冷却長調整方法の
特徴的構成は、熱可塑性樹脂から成るストランドをダイ
ヘッドから吐出させ、冷却水が貯留された冷却槽内で冷
却しながら搬送した後、切断機でチップに切断するもの
において、上記冷却槽を、ストランドの搬送方向と直交
し且つ水平な支持軸回りに、回動させて、冷却水中にお
ける、ストランドの搬送経路の長さを調整する点にあ
る。
【0006】 尚、ストランドの表面温度を測定して、
その測定結果に基づき冷却槽を回動させることもある。
又、上記課題を解決するために、本発明が提供するスト
ランドの冷却長調整装置の特徴的構成は、熱可塑性樹脂
から成るストランドをダイヘッドから吐出させ、冷却水
が貯留された冷却槽内で冷却しながら搬送した後、切断
機でチップに切断するものにおいて、上記冷却槽を、ス
トランドの搬送方向と直交し且つ水平な支持軸回りに、
回動自在とし、冷却槽を回動させる作動機構と、冷却槽
を回動位置で保持する保持機構とを備えた点にある。
尚、冷却槽と切断機との間に配置され、冷却後のストラ
ンドの表面温度を測定する温度センサと、温度センサの
測定結果に基づき前記作動機構を駆動制御する制御部と
を備えることもある。
【0007】
【作用】 チップの製造時には、冷却槽を回動させて、
冷却水中における、ストランドの搬送経路の長さを調整
し、ストランドの冷却長を、使用する熱可塑性樹脂に応
じた長さとする。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の好適な実施例を図面に基づ
き説明する。図1は本発明の一実施例の全体構成を簡略
化した側面図である。図中、1はダイヘッドで、バッチ
式重合釜(図示省略)に接続されている。ダイヘッド1
は、多数のノズル孔(図示省略)を備えており、各ノズ
ルから溶融状樹脂を紐状に吐出してストランド列Sを形
成する。ストランド列Sは、産業上は1本から数百本の
ストランドが必要に応じて形成されることは勿論であっ
て、例えばダイヘッドは50個ずつ2列のノズルを備
え、100本のストランドを形成することもできる。
【0009】 このダイヘッド1に接近してシュート2
が設けられており、ダイヘッド1から吐出されたストラ
ンド列Sはシュート2の上に落下し、冷却水が貯留され
ている冷却槽3に導かれる。この冷却槽3は、ストラン
ドの搬送方向と直交し且つ水平な支持軸4の回りに回動
自在であり、作動機構5により回動される。冷却槽3に
導かれたストランドは、冷却槽3に設けられているロー
ラ6、複数のローラ対7,8,9,10及びローラ11
により、冷却水に浸漬されて冷却されながら搬送され
る。
【0010】冷却槽3の後続位置には、固定刃13及び
回転カッタ14からなる切断機15が設けられている。
切断機15のケーシングは、作動機構5Aにより昇降駆
動される。又、冷却槽3と切断機15間には、温度セン
サKが設けられている。この温度センサKは支持片17
に固定されており、支持片17は切断機15のケーシン
グに固定されている。従って、温度センサKもまた、切
断機15と共に昇降する。
【0011】冷却槽3で冷却されたストランドは、切断
機15に導かれ、所定長さに切断されてチップ16が形
成される。尚、冷却後のストランドは、温度センサKに
よって表面温度が測定される。図2は作動機構5の具体
的な構成を示す一部切欠き側面図である。作動機構5
は、モータ20、ネジ棒21、歯車22等から構成され
ている。モータ20の出力軸には、モータの回転数を検
出するロータリーエンコーダ23及び歯車24が固着さ
れている。ロータリーエンコーダ23は、モータ20が
1回転する度毎に1パルス出力するように構成されてい
る。
【0012】 前記歯車24には、歯車22が噛み合
う。この歯車22の内周面には、ネジ棒21の歯部に螺
合する歯部が刻設されており、歯車22の回転に応じて
ネジ棒21は、上下に移動する。このネジ棒21は案内
筒25内に挿入されており、この案内筒25の上面には
軸受26が設けられている。軸受26上には歯車22が
回転自在に支持されている。ネジ棒21の上端部には、
支持軸4と平行な突起29が設けられており、又、冷却
槽3の端部底面に固定されている固定片27には、長孔
28が形成されている。そして突起29が、長孔28に
挿通されている。従って、ネジ棒21の上下運動に応じ
て、前記突起29が長孔28に案内され、冷却槽3は支
持軸4の回りに回動することができる。尚、この実施例
では、ネジ棒21の歯部と、歯車22内周面の歯部との
噛み合いで冷却槽3が回動位置に保持されている。従っ
て、ネジ棒21、歯車22等は、作動機構5を構成する
と共に、保持機構をも兼ねている。
【0013】図3は作動機構5Aの具体的な構成を示す
一部切欠き側面図である。作動機構5Aは、作動機構5
とほぼ同様な構成であり、作動機構5の構成部分に対応
する構成部分には添字Aを付して示す。尚、後述するよ
うに、作動機構5Aは作動機構5と同期して駆動され、
しかもネジ棒21が冷却槽3の端部に固定されているた
め、冷却槽3と切断機15のケーシングは同期してかつ
同一移動量上下移動する。尚、この実施例では、作動機
構5,5A毎に個別にモータを設けるようにしたけれど
も、単一のモータで駆動するような構成であってもよ
い。図4は作動機構5,5Aの制御部の構成を示すブロ
ック図である。温度センサK、ロータリーエンコーダ2
3からの出力は、制御回路30に与えられる。又この制
御回路30には入力手段31が接続されている。この入
力手段31は、冷却長調整用キー32、冷却長を数値入
力するためのテンキー33等を有する。又、制御回路3
0には、システムプログラムや演算プログラム等が予め
記録されているリードオンリーメモリ(以下ROMとい
う)34と、アップ/ダウンカウンタ35が接続されて
いる。このアップ/ダウンカウンタ35は、ロータリー
エンコーダ23からの出力の度毎にカウント動作を行
い、冷却槽3の現在の昇降位置をカウント値で記憶する
働きをする。又、制御回路30には、モータ20,20
Aの駆動回路38,38Aが接続されており、モータ2
0とモータ20Aとは同期して駆動される。
【0014】 図5及び図6は冷却長調整のための制御
動作を示すフローチャートである。ストランドの冷却に
当たっては、チップの品質向上を図るため、ストランド
の冷却温度を、使用する熱可塑性樹脂に合わせる必要か
ら、熱可塑性樹脂に応じてストランドの冷却長を調整す
る必要が生じる。かかる場合、本発明では、冷却槽3を
支持軸4回りに回動させることにより、冷却槽3の冷却
水中における、ストランドの搬送経路の長さを変えて、
希望する冷却長に調整することができる。以下、図5及
び図6に基づき冷却長調整動作を説明する。先ず、運転
開始時には冷却槽3は水平状態にある。そしてステップ
n1で冷却長調整用キー32が操作されたか否かが判断
される。Yesのときは、ステップn2に移り、冷却長
を数値入力したか否かが判断される。Noのときは、ス
トランドが冷却槽3を通過して温度センサKを通過する
時間経過後に、ステップn3で温度センサKの測定値T
が取り込まれる。次に、ステップn4に処理が移り、測
定値Tに基づき冷却長の算出が行われる。具体的には、
算出された冷却長に対応した冷却槽3及び切断機15の
回動位置に達するまでのモータ20,20Aの回転回数
Nが求められる。なお、この実施例ではモータ20とモ
ータ20Aとは同期して駆動するようにしているため、
モータ20とモータ20Aの回転回数Nは同一である。
【0015】 次に、処理はステップn5に移り、モー
タ20,20Aが正転方向又は逆転方向に付勢される。
冷却槽3を上方に回動するときは、モータ20,20A
が正転方向に付勢され、冷却槽3を下方に回動するとき
は、モータ20,20Aが逆転方向に付勢される。第1
回目の冷却長調整の場合は、冷却槽3が初期状態として
水平状態にあるため、冷却槽3の回動は上方向である。
従って、モータ20,20Aは正転方向に付勢される。
次に、処理はステップn6に移り、ロータリーエンコー
ダ23から出力があるか否かが判断され、Yesのとき
はステップn7に移る。ステップn7では、モータ2
0,20Aの正転時にはアップ/ダウンカウンタ35の
値を、1インクリメントし、モータ20,20Aの逆転
時にはアップ/ダウンカウンタ35の値を、1デクリメ
ントする。第1回目の冷却長調整の場合は正転時故に、
1インクリメントする。そしてステップn8において、
回転回数Nに達したか否かが判断される。ステップn8
においてNoのときは、再びステップn5に戻る。そし
て、モータ20,20Aが回転し続ける。モータがN回
転すると、ステップn8において、判断はYesとな
り、処理はステップn9に移りモータ20,20Aが消
勢される。第1回目の冷却長調整の場合には、モータ2
0,20Aは正転方向にN回回転して停止する。
【0016】 このような処理により、ネジ棒21が温
度センサKに基づき算出された冷却長に対応する所定長
さだけ上昇し、これにより冷却槽3が図7に示すように
支持軸4回りに上方に所定角度だけ回動し、冷却長が図
7の参照符号M1から図8の参照符号M2(但しM1>
M2)に調整される。尚、参照符号M2は、温度センサ
Kに基づき算出された冷却長である。又、このとき、モ
ータ20Aはモータ20と同期して回転するため、ネジ
棒21Aもネジ棒21と同じだけ上昇し、その結果、切
断機15のケーシングは、冷却槽3と同じだけ上昇す
る。こうして、冷却槽3は、温度センサKに基づき算出
された冷却長に設定される。このように冷却長の設定が
され、ストランドの冷却搬送が行われたれた後、冷却槽
3内の冷却水の温度変化等のため、冷却長を微調整する
必要が生じる。そこで、モータ20,20Aの消勢の
後、一定時間経過後に処理はステップn10に移る。ス
テップn10では、再び温度センサKの測定値Tが取り
込まれる。そしてステップn11で、測定値Tと予め定
めた温度T1とが比較される。この温度T1は、正確な
希望する冷却後のストランドの温度である。
【0017】 ステップn11でT>T1のときは、ス
テップn12に移り、モータ20,20Aが逆転方向に
付勢される。これにより、ネジ棒21は下降する。従っ
て、冷却槽3は、下降する。そしてステップn13で、
ロータリーエンコーダ23からの出力があるか否かが判
断され、出力があるとステップn14でアップ/ダウン
カウンタ35のカウント値を1デクリメントし、ステッ
プn10に戻る。ステップn11でT<T1のときは、
ステップn15に移り、モータ20,20Aが正転方向
に付勢される。これにより、ネジ棒21は上昇する。従
って、冷却槽3は、上昇する。そしてステップn16
で、ロータリーエンコーダ23からの出力があるか否か
が判断され、出力があるとステップn17でアップ/ダ
ウンカウンタ35のカウント値を1インクリメントし、
ステップn10に戻る。そして、このような処理を続け
ることにより、T1=Tとなったときは、ステップn1
1からステップn9に戻り、モータ20,20Aが消勢
される。このようなステップn10〜ステップn17の
処理により、冷却長が微調整される。
【0018】 前記ステップn2において、テンキー3
3により冷却長が数値入力されたときはステップn18
に移り、数値入力された冷却長に対応する冷却槽3及び
切断機15の昇降位置に達するまでのモータ20,20
Aの回転回数Nが算出される。以後、ステップn5〜n
8の閉ループ処理が行われ、数値入力された冷却長にな
るように冷却槽3が回動する。ところで、数値入力され
た冷却長は概略値であるため、正確な冷却長に調整する
必要がある。かかる場合、前述したステップn10〜n
17の微調整処理により微調整される。こうして、使用
する熱可塑性樹脂に応じたストランドの冷却長を、概略
値で入力し、その概略値に応じた仮の冷却長を設定して
おき、その後温度センサKの測定結果に基づき正確な希
望する冷却長に調節することができる。
【0019】 次に、冷却搬送運転継続中において、現
在使用しているものと異なる冷却長の熱可塑性樹脂を使
用する場合は、冷却長調整用キー32を再び操作する。
これにより、処理は再びステップn1に戻り、上記同様
の処理により、冷却長の調整が行われる。尚、このよう
な2回目以降の冷却長調整の場合、既に冷却槽3は前回
の処理で回動しているので、ステップn4の処理では温
度センサKに基づき算出されたモータ20,20Aの回
転回数とアップ/ダウンカウンタ35の現在値との差
を、回転回数Nとして処理を行う。又、ステップn5の
処理では、モータ20,20Aの回転回数がアップ/ダ
ウンカウンタ35の現在値より小の場合は、モータ2
0,20Aは逆転方向に付勢される。モータ20,20
Aの回転回数がアップ/ダウンカウンタ35の現在値よ
り大の場合は、モータ20,20Aは正転方向に付勢さ
れる。こうして、冷却槽3を支持軸4の回りに回動させ
ることにより、何度でも使用する熱可塑性樹脂に応じた
冷却長を自動的に得ることができる。冷却搬送終了のた
め、メイン電源がOFFされると、モータ20,20A
が再び逆転方向に付勢され、アップ/ダウンカウンタ3
5の値が「0」になるまで回転し続ける。これにより、
冷却槽3は水平状態に復帰する。前述の実施例では、温
度センサの測定結果に基づき作動機構を自動的に駆動さ
せて冷却長を調整するようにしたけれども、温度センサ
及び作動機構を省略して手動により冷却槽3を回動させ
るような構成であってもよい。又、前述の実施例では、
ローラ方式を用いて、冷却槽内のストランドを搬送する
ようにしたけれども、上下一対の搬送ベルトによりスト
ランドを挟持する構成であってもよい。
【0020】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、冷却槽の全長を変更することなく、冷却水中におけ
る、ストランドの搬送経路の長さを調整できる。従っ
て、使用する熱可塑性樹脂に応じて、ストランドの冷却
長を調整でき、その後のストランドの切断等の処理を円
滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を簡略化した側面
図である。
【図2】本発明の一実施例の作動機構5の具体的な構成
を示す一部切欠き側面図である。
【図3】本発明の一実施例の作動機構5Aの具体的な構
成を示す一部切欠き側面図である。
【図4】本発明の一実施例の作動機構5,5Aの制御部
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施例の冷却長調整制御動作を示す
フローチャートである。
【図6】本発明の一実施例の冷却長調整制御動作を示す
フローチャートである。
【図7】 本発明の一実施例の冷却槽の回動状態を説明
するための図である。
【図8】 本発明の一実施例の冷却槽の回動状態を説明
するための図である。
【符号の説明】 1…ダイヘッド、3…冷却槽、4…支
持軸、5…作動機構、15…切断機、16…チップ、3
0…制御回路、K…温度センサ、S…ストランド列。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂から成るストランドをダイ
    ヘッドから吐出させ、冷却水が貯留された冷却槽内で冷
    却しながら搬送した後、切断機でチップに切断するもの
    において、 上記冷却槽を、ストランドの搬送方向と直交し且つ水平
    な支持軸回りに、回動させて、冷却水中における、スト
    ランドの搬送経路の長さを調整することを特徴とするス
    トランドの冷却長調整方法。
  2. 【請求項2】 ストランドの表面温度を測定して、その
    測定結果に基づき冷却槽を回動させる請求項1記載のス
    トランドの冷却長調整方法。
  3. 【請求項3】 熱可塑性樹脂から成るストランドをダイ
    ヘッドから吐出させ、冷却水が貯留された冷却槽内で冷
    却しながら搬送した後、切断機でチップに切断するもの
    において、 上記冷却槽を、ストランドの搬送方向と直交し且つ水平
    な支持軸回りに、回動自在とし、 冷却槽を回動させる作動機構と、冷却槽を回動位置で保
    持する保持機構とを備えたことを特徴とするストランド
    の冷却長調整装置。
  4. 【請求項4】冷却槽と切断機との間に配置され、冷却後
    のストランドの表面温度を測定する温度センサと、温度
    センサの測定結果に基づき作動機構を駆動制御する制御
    部と、を備えた請求項3記載のストランドの冷却長調整
    装置。
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