JP2002178294A - 菓子生地製造装置及びシステム - Google Patents

菓子生地製造装置及びシステム

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JP2002178294A
JP2002178294A JP2000377604A JP2000377604A JP2002178294A JP 2002178294 A JP2002178294 A JP 2002178294A JP 2000377604 A JP2000377604 A JP 2000377604A JP 2000377604 A JP2000377604 A JP 2000377604A JP 2002178294 A JP2002178294 A JP 2002178294A
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band
shaped rice
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Toyozo Oyama
豊造 大山
Taira Nakamura
平 中村
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OOYAMA FOODS MACHINERY KK
OYAMA FOODS MACHINERY KK
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OOYAMA FOODS MACHINERY KK
OYAMA FOODS MACHINERY KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、円盤餅を等速で切削し、これを
一定の加工ラインに乗せて、筋付け、縦切断、横切断し
て、容易に均一生地を得るようにすることを目的とした
ものである。 【解決手段】 この発明は、円盤餅を帯状に切削した
後、縦横に切断して菓子生地を製造する装置において、
帯状餅の切削線速度と切削厚さを一定にすべく、円盤餅
を固定するスピンドルの回転と、切削刃の送り速度とを
対応させて制御する速度制御装置を設けると共に、帯状
餅の移動速度を検出して調整する装置と、帯状餅の縦横
切断装置とを設置したことを特徴とする菓子生地製造装
置によりその目的を達成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、円盤餅を切削し
て得た帯状餅を等速移動させ、予め設定した形状、厚さ
及び長さに成形した生地を製造することを目的とした菓
子生地製造装置及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来カッターの下方より処理ロールの間
に亘って受渡しベルトを横に設置し、スピンドルの回転
速度と、受渡しベルトの線速度を合わせる為の制御装置
を有し、帯状に切削された餅の弛み又は緊張度合を検出
するセンサーの検出信号により、前記制御を行うように
した円盤餅切削装置が知られていた(実公平6−167
08)。
【0003】
【発明により解決しようとする課題】前記従来例は、本
願の出願人が権利者であるが、近来菓子生地の厚さ及び
大きさを高精度に均一化することにより、製品の焼成処
理の品質を向上させることが判明したので(均一処理で
きる為)、円盤餅の切削と、帯状餅の切断についても高
精度かつ高速度処理が要請されている。前記において、
帯状餅を均一線速度で切削成形する為には、円盤餅の切
削半径が小さくなるにつれて円盤餅を固定した回転軸
(スピンドル)の回転速度を速くし、これに伴って切削
刃の前進も速めなければならない。また帯状餅の移動速
度が一定でないと、菓子生地の寸法が一定しないので、
菓子生地の移動速度に合せて回転切断刃の回転速度も制
御しなければならない問題点があった。
【0004】前記のような必要性に鑑み、前記公知例は
設定値が段階的で未だ精度が不十分であり、その手段も
伝導系の組合せ(例えばギヤー変換)であったので生地
の大きさ、形状及び厚さの連続的な多様性に即応させる
ことは不可能であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記問題点に鑑み、切削
された帯状餅の移動速度(スピンドルの回転を可変にし
て)を一定にすると共に、切削刃の移動速度を、調整し
て帯状餅の厚さを一定にすべく、前記帯状餅の切削速度
に対応させ、かつ帯状餅のたわみ量を検出して送りロー
ラの速度を制御し、送り(帯状餅の移動)を一定にする
と共に、切断刃(ロータリーカッター等)の回転を制御
することにより、菓子生地の大きさ、形状及び厚さを高
精度に安定することに成功し、前記従来の問題点を解決
したのである。
【0006】即ち菓子生地の大きさ、形状及び厚さには
千差万別の多様性があって、これ等の種類に正確対応さ
せることは困難であるが、実用上は数種又は数拾種類に
まとめることができるので、必要最少限度にまとめてコ
ンピュータに記憶させ、この発明の装置を運転する際
に、前記記憶中から必要な組み合せを選定し、その条件
を設定することにより、理想的な切削速度から、正確な
寸法の生地を連続的に多量生産することができる。
【0007】即ち装置の発明は、円盤餅を帯状に切削し
た後、縦横に切断して菓子生地を製造する装置におい
て、帯状餅の切削速度を一定にすべく、円盤餅を固定す
るスピンドルの回転と、切削刃の送り速度とを対応させ
て制御する速度制御装置を設けると共に、帯状餅の移動
速度を検出して調整する装置と、帯状餅の縦横切断装置
とを設置したことを特徴とする菓子生地製造装置であ
り、速度制御装置は、予め帯状餅の移動速度と、生地の
厚さに対応して設定した速度に、スピンドルのモータ及
び切削刃を移動させるモータを制御したものである。
【0008】また帯状餅の移動速度は、切削刃と、送り
ローラとの中間部で帯状餅のたわみ量を検出し、予め設
定したたわみ量を基準として、その過不足により送りロ
ーラの速度制御をしたものであり、帯状餅の横切断装置
は、帯状餅の進行方向と直角に架設した回転軸に、切断
刃を固定し、帯状餅の移動速度に対応し、帯状餅を所定
の長さに切断すべく、前記回転軸の回転速度を制御した
ものである。
【0009】次にシステムの発明は、円盤餅の回転手段
と、円盤餅の切削手段と、前記回転手段及び切削手段を
対応制御する制御手段と、切削された帯状餅の移動手段
と、帯状餅の移動速度制御手段と、前記帯状餅の送り手
段と、帯状餅を縦に裂き、ついて横に切断する縦横切断
手段と、切断の制御手段とを結合させたことを特徴とす
る菓子生地製造システムであり、回転手段は、円盤餅を
固定するスピンドルを回転させる可変速モータとし、切
削手段は、切削刃を円盤餅の外周部に当接し、切削進行
に伴って切削刃を前記スピンドルの軸方向へ前進させ、
制御手段は、前記スピンドルの回転速度の変化に対応さ
せて、切削刃の前進速度を制御し、常時設定厚さで切削
できるようにしたものである。
【0010】また帯状餅の移動位置の上方にセンサーを
設置し、該センサーの下端と、前記帯状餅との距離の変
化によりたわみ量を検出し、該たわみ量の設定値と検出
値の過不足により送りローラの速度を制御し、たわみ量
を設定値に保つものであり、切断制御手段は、帯状餅の
移動速度に対応して切断刃の回転を制御するものであ
る。
【0011】前記装置の発明において、帯状餅の切削時
に、線速度を正確に同一(終始同一線速度で切削)にす
ることは、爾後の加工を容易にするのみならず、同一形
状、大きさの生地を連続的に多量生産できることにな
り、かつ加工むらがなくなり、均質製品を得ることがで
きる。
【0012】従って、帯状餅の同一線速度を得るには、
先ず円盤餅の直径の減少(切削による)に反比例して、
スピンドルの回転を増加しなければならないのみなら
ず、帯状餅の厚さを一定にしけなればならない。そこで
スピンドルの増速と、切削刃の移動速度とを対応させな
ければ厚さは一定にならないが、帯状餅には、所定の厚
さ(例えば1mm〜3mm)があり、かつ連続的である
から、切削外周壁は真円ではない。然して前記作業後の
乾燥加工、更に焼成加工その他により生地の厚さの誤差
は、100分の1(1%)に限りなく近いことが望まし
い。例えば厚さ1mmの生地について、1mmプラスマ
イナス0.1mmではなく、プラスマイナス0.01m
mに限りなく近いことが望ましく、0.05mm程度な
らば、ほぼ同一焼成製品が期待できる。
【0013】次に高精度で制御しつつ切削する場合であ
っても、多少の誤差は免れず、かつ帯状餅の伸びなどを
考慮し、帯状餅の移動中にフリー部分(無支持部分)を
設け、該部のたわみ量を一定にすることにより、帯状餅
の移動速度及びテンションを一定化し、帯状餅が一定の
条件で縦横切断されるように制御した。そこで帯状餅の
上方にセンサーを設け、その出力で送りローラを制御
し、たわみ量を一定に保つようにした。このようにたわ
み量を一定に保てば、帯状餅のバックテンションが一定
となり(従って伸びも一定、餅に加えられた引張り量も
一定)、焼成時に一定の膨化が得られる。前記送りロー
ラの回転速度を変化すれば、帯状餅の移動速度も異なる
ので、横切断の切断刃(ロータリーカッター)の回転速
度も制御して、生地の長さを一定に保つようにしてあ
る。
【0014】菓子生地は、切断整形後、乾燥し、ついで
焼成膨化の工程を経ることになるが、生地の厚さの精度
と共に、長さの精度も必要である。例えば生地の厚さ又
は長さに厚薄長短があれば、体積の大小となり、熱容量
の大小となって、同一容量の焼成炉で焼成すれば、製品
に焼成むらを生じるおそれがある。例えば焼成むら、焼
成不足又は焼成過多など(或いは膨化の不揃い)を生
じ、商品の品質に多大の影響があり、ひいては味むらを
生じるおそれもあるから、生地の均一性は高精度で保た
れなければならない。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明は、円盤餅を固定するス
ピンドルの回転速度と、切削刃の移動速度とを対応制御
して、帯状餅を同一厚さで、かつ同一速度で削り出すと
共に、前記帯状餅を縦横の切断刃へ定速度で送入して、
同一幅で、同一長さに切断することを特徴としたもので
ある。
【0016】前記において、帯状餅の送入速度が変化し
た場合には、横切断刃の回転速度を制御して、常時同一
長さに切断されるようにした菓子生地製造装置である。
【0017】前記装置において、スピンドルの回転速度
と、切削刃の移動速度と、帯状餅の厚さ及び長さについ
ては、各種組合せを作り、これをセットにして制御装置
に記憶させておき、装置のスタート時に目的を達成すべ
き設定値に設定すれば、前記各組合せ中から、自動的に
選択されて、制御装置にセットされ、各部が前記組合せ
通りに自動的に運転できるようにしたものである。
【0018】また切削開始後の帯状餅の移動速度の変化
は、帯状餅のたわみ量として検出し、送りローラによる
制御で帯状餅の送り速度を補正をすると共に、切断刃の
回転速度も制御して、生地の長さを一定に保つようにし
たものである。
【0019】この発明は、前記円盤餅の切削と、切削し
た帯状餅の移送及び帯状餅の加工を自動制御を付加して
システム化したものである。
【0020】即ち円盤餅を固定して回転させるスピンド
ルの回転速度と、円盤餅を切削する切削刃の送り量とを
制御して、帯状餅を等速でかつ等厚に切削できるよう
に、円盤餅の切削径が小さくなるにつれてスピンドルの
回転速度を速くし、かつ切削刃の送り速度を制御して等
厚切削できるように、スピンドルのモータ及び切削刃の
送りねじのモータを制御装置(例えばパルス数制御)を
介して制御する。また同一速度で送られる帯状餅の縦横
切断その他の加工(例えば表面筋つけ等)は、同一装置
で同様にできるが、生地の長さについては、予め切断刃
(ロータリーカッター)の回転制御をしておいて、同一
長さに切断する。
【0021】また帯状餅の送入速度が異なる場合には、
送りローラの送り速度の制御と同時に切断刃(ロータリ
ーカッター)の回転速度を制御して、生地の長さが設定
長さになるような制御装置を備えたものである。
【0022】前記円盤餅の切削による帯状餅の送り速
度、帯状餅の厚さ及び長さについては、予め数種類又は
数拾種類の組合せをコンピュータ又は制御装置にインプ
ットしておいて、装置の運転開始時に、必要な組合せを
選定して設定するようにした菓子生地製造システムであ
る。
【0023】
【実施例1】この発明の実施例を図1、2に基づいて説
明する。円盤餅1を固定するスピンドル2の軸に固定し
たギヤー3と、モータ4の軸に固定したギヤー5とにチ
ェイン6を装着すると共に、切削刃7を移動させる為の
螺杆8に固定したプーリー9と、モータ10の軸に固定
したプーリー11との間にタイミングベルト12を装着
する。前記モータ4、10の制御器13、14は、コン
ピュータ制御装置15と接続され、該コンピュータ制御
装置15は、タッチパネル16に接続されている。また
円盤餅1から切削された帯状餅20は、並列架設された
送りローラ17、筋付けローラ18、縦裂きカッター1
9及び長さを規制する切断刃(ロータリーカッター)2
1に送られる。前記円盤餅1と、前記送りローラ17と
の間の帯状餅20は支持されていないので、中間部20
aでたわむが、たわみ量をセンサー22で検出し、その
出力をコンピューターに取り込み、演算後送りローラ1
7のモータ23と、ロータリーカッター21のモータ2
4に入力して、前記帯状餅20の送り速度の遅速を制御
すると共に、これに合せてロータリーカッター21の回
転速度を制御して、生地20bの切断長さを同一にして
いる(図1、2)。
【0024】前記縦裂きカッター19は、受ローラ25
の下方に架設され、刃部19aの下部は、水槽26の水
中へ挿入されている(図1)。従って縦裂きカッター1
9が回転すると、刃部19aに、水が付着し、刃部19
aの餅離れが良くなっている。前記水に代えて食用油を
用いることもできる。図中28は生地送りコンベア、2
7はシュートである。
【0025】前記実施例において、メインスイッチをO
Nにした後、タッチパネル16で、切削速度、生地の厚
さ及び生地の長さを入力して、始動スイッチをONにす
ると、スピンドル2が矢示29の方向へ回転すると共
に、切削刃7が矢示30の方向へ移動する。そこで各部
は設定に従って(例えば切削速度50m/分、厚さ2m
m)等厚・等速切削され、帯状餅20は矢示31の方向
へ削リ出される。前記帯状餅20の先端を送りローラ1
7に送り込めば、帯状餅は爾後自動的に表面筋付けロー
ラ18、縦裂きカッター19、切断刃(ロータリーカッ
ター)21により加工され、生地20bが成形され、シ
ュート27を経て生地送りコンベア28上へ移される。
【0026】前記において、センサー22は、その下端
部と、帯状餅20aとの距離を検出し、該距離が設定値
より大きい時には送りローラ17を早く回転すると共
に、受ローラ25も変速して生地の切断長さが変わらな
いようにする。また前記距離が設置値より小さい時には
送りローラ17の速度を遅くすると共に、受ローラ25
も変速して生地20bの切断長さが変らないようにす
る。
【0027】前記のように、円盤餅1を一定の速度で切
削することは、爾後の加工を容易にすると共に、切削肌
を良好に保つことができる。
【0028】
【実施例2】この発明の実施例を図3について説明す
る。この発明は、円盤餅をスピンドルに固定し、つい
で、切削速度、帯状餅の厚さ、長さを設定した後、メイ
ンスイッチをONにすれば、スピンドルの回転と、切削
刃の前進により切削が開始される。そこで帯状餅の先端
を送りローラに挟み込めば、爾後自動的に切削、送り、
筋付け、縦切断及び横切断が進行し、所定大きさ(厚
さ)の生地が全自動で生産される。前記において切断刃
は、センサーにより位置を検出し、該検出値を制御装置
に出力して、切削刃の位置を常時把握しておく。
【0029】この場合に、帯状餅の切削速度に変動があ
れば、センサーにより帯状餅のたわみ量を検出し、送り
ローラで修正すると共に、その修正値を横切断刃(ロー
タリーカッター)に伝えて修正し、生地が常時同一寸法
で切断されるようにしてある。
【0030】次にこの発明のシステムの実施例につい
て、具体例を説明する。先ず主電源をONにし、ついで
クラッチ電源と操作電源をONにする(タッチパネルに
図4が表示される)。ついで運転準備をONにすると、
タッチパネルに図5が表示される。
【0031】その後立ち上げ時間経過のバーグラク表示
が完了すると、「自動運転画面」に変る(図6)。
【0032】そこで製品番号変更品名一覧を押すと、タ
ッチパネルには図7のような製品番号が表示される。こ
の場合に、製品番号が1〜30あれば、選定すべき番号
が20の場合には、タッチパネル中の「NEXT」を押
し、番号が11〜20の表示を出した後、番号20を押
せば、これに対応する削り厚さ、削り速度、筋目刃数、
切断長さなどが夫々セットされ、運転開始と同時に、前
記諸元で動くことになる。また番号11〜20が表示さ
れている場合に、番号10が必要になれば、タッチパネ
ル中「BEFORE」を押し、番号1〜10を表示させ
る。一方自動運転停止中に「MENU」を押すと、先ずタ
ッチパネルにパスワード画面(図8)が出るので、パス
ワード(例えば0123)を押すと、図9のように表示
される。そこでパスワードをテンキーにより打込み、確
定ボタンを押すと、パスワードが正しい時はメニュー画
面に移行するが、パスワードが正しくない時には自動運
転画面へ戻る。
【0033】次に「MENU」画面の操作について説明す
る。メニュー画面では、自動運転画面選択、手動運転画
面選択、製品一覧画面及び設定変更画面の選択ができ
る。そこで自動運転画面のボタンを押すと、自動運転画
面が出る(図6)。自動運転中に操作盤の「一時停止」
を押すと、装置全体がその位置で停止し、自動運転を押
すと、その場から再起動する。
【0034】次にタッチパネルの「モニター」を押す
と、「モニター」画面に移行する。
【0035】前記のように、各操作は、タッチパネルの
表示によって、順次行うことができるが、その操作は概
ね次の通りである。
【0036】運転中の「MENU」「製品番号変更」は
できないようになっており、これらの変更は、自動運転
停止中に行う。自動運転停止中には、製品番号の変更自
動運転停止中の「メニュー」画面への移行、「メニュ
ー」画面の操作、手動操作、「メニュー戻り上の規
制」、データ設定、製品番号の入力、データの読み込
み、製品名称の変更、削り厚さ設定、削り速度設定、起
動速度と起動時間の設定などができる。
【0037】前記において、製品名称の変更には、製品
名称のデータ部分を押すと、文字キーが表示されるの
で、英字及び数字で製品名称を入力する(図11)。入
力終了後は、「確定」ボタンを押すと文字キーの表示が
消えて、名称文字データの枠が点滅する。そこで「確
定」をもう一度押すと、点滅は終了し、登録される。
【0038】また削り厚さの設定には、データ設定モー
ド(図12)にした後、削り厚さを入力する。例えば、
1.0mmの場合には、「1」又は「1.0」と入力
し、10.0mmの場合には「10」と入力し、又は
「10.0」と入力する。
【0039】次に削り速度の設定については、データ設
定モードとした後(図12)、所定の速度、例えば50
m/分を設定するときには、300÷厚さを基準とし、
300÷6.0=50→50m/分となる。前記は一例
であるが、タッチパネルの「削り厚さ設定」「削り速度
設定」「起動速度設定」「起動時間設定」の数値部分を
押すと、図12の様なテンキー画面が表示されるので、
必要な数値を入力し、「入力終了」のボタンを押すと、
テンキー画面が消えて、設定終了となる。
【0040】
【発明の効果】この発明によれば、帯状餅の等速切削、
生地の寸法精度を飛躍的に向上させるのみならず、各種
組合せを容易かつ迅速に選定できるので、削り厚さ最適
な切削速度を任意に設定できることになり、切削肌も平
滑かつ良好で、切削後の乾燥・焼成作業等の爾後操作を
容易にすると共に、最終的には高品位の菓子製品を製造
し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の概念的正面図。
【図2】同じく概念的平面図。
【図3】同じく他の実施例のブロック図。
【図4】同じく電源をONにした場合のタッチパネルの
表示図。
【図5】同じくシステムの立上りを示すタッチパネルの
表示図。
【図6】同じく自動運転を示すタッチパネルの表示図。
【図7】同じくMENUの例示図。
【図8】同じくパスワードの表示図。
【図9】同じくテンキーの表示図。
【図10】同じく「MENU」内容を示す表示図。
【図11】同じく製品の名称を変更する場合のテンキー
の表示図。
【図12】同じく数値入力の際のテンキー画面の図。
【符号の説明】
1 円盤餅 2 スピンドル 3、5 ギヤー 4、10 モータ 6、11 チェイン 7 切削刃 8 螺杆 9 プーリー 12 タイミングベルト 13、14 制御器 15 制御装置 16 タッチパネル 17 送りローラ 18 筋付けローラ 19 縦裂きカッター 20 帯状餅 21 切断刃
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月15日(2000.12.
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤餅を帯状に切削した後、縦横に切断
    して菓子生地を製造する装置において、帯状餅の切削線
    速度と切削厚さとを一定にすべく、円盤餅を固定するス
    ピンドルの回転と、切削刃の送り速度とを対応させて制
    御する速度制御装置を設けると共に、帯状餅の移動速度
    を検出して調整する装置と、帯状餅の縦横切断装置とを
    設置したことを特徴とする菓子生地製造装置。
  2. 【請求項2】 速度制御装置は、予め帯状餅の移動速度
    と、生地の厚さに対応して設定した切削刃の移動速度
    に、スピンドルのモータ及び切削刃を移動させるモータ
    を制御したことを特徴とする請求項1記載の菓子生地製
    造装置。
  3. 【請求項3】 帯状餅の移動速度は、切削刃と、送りロ
    ーラとの中間部で帯状餅のたわみ量を検出し、予め設定
    したたわみ量を基準として、その過不足により送りロー
    ラの速度制御をしたことを特徴とする請求項1記載の菓
    子生地製造装置。
  4. 【請求項4】 帯状餅の横切断装置は、帯状餅の進行方
    向と直角に架設した回転軸に、切断刃を固定し、帯状餅
    の移動速度に対応し、帯状餅を所定の長さに切断すべ
    く、前記回転軸の回転速度を制御したことを特徴とする
    請求項1記載の菓子生地製造装置。
  5. 【請求項5】 円盤餅の回転手段と、円盤餅の切削手段
    と、前記回転手段及び切削手段を対応制御する制御手段
    と、切削された帯状餅の移動手段と、帯状餅の移動速度
    制御手段と、前記帯状餅の送り手段と、帯状餅を縦に裂
    き、ついて横に切断する縦横切断手段と、切断の制御手
    段とを結合させたことを特徴とする菓子生地製造システ
    ム。
  6. 【請求項6】 回転手段は、円盤餅を固定するスピンド
    ルを回転させる可変速モータとし、切削手段は、切削刃
    を円盤餅の外周部に当接し、切削進行に伴って切削刃を
    前進させ、制御手段は、前記スピンドルの回転速度の変
    化に対応させて、切削刃の前進速度を制御し、常時設定
    厚さと設定速度で切削できるようにしたことを特徴とす
    る請求項5記載の菓子生地製造システム。
  7. 【請求項7】 帯状餅の移動位置の上方にセンサーを設
    置し、該センサーの下端と、前記帯状餅との距離の変化
    によりたわみ量を検出し、該たわみ量の設定値と検出値
    の過不足により、送りローラの速度を制御し、たわみ量
    を設定値に保つことを特徴とした請求項5記載の菓子生
    地製造システム。
  8. 【請求項8】 切断制御手段は、帯状餅の移動速度に対
    応して切断刃の回転速度を制御することを特徴とした請
    求項5記載の菓子生地製造システム。
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