JPH07106165A - 負荷時タップ切換装置 - Google Patents

負荷時タップ切換装置

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JPH07106165A
JPH07106165A JP24704393A JP24704393A JPH07106165A JP H07106165 A JPH07106165 A JP H07106165A JP 24704393 A JP24704393 A JP 24704393A JP 24704393 A JP24704393 A JP 24704393A JP H07106165 A JPH07106165 A JP H07106165A
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JP
Japan
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acceleration
tap
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load tap
load
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Pending
Application number
JP24704393A
Other languages
English (en)
Inventor
Kousaku Honma
高作 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH07106165A publication Critical patent/JPH07106165A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/0005Tap change devices
    • H01H2009/0061Monitoring tap change switching devices

Landscapes

  • Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
  • Protection Of Transformers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、タップ選択器動作音により動作状況
の異常を監視できる負荷時タップ切換装置を提供するこ
とにある。 【構成】本発明の負荷時タップ切換装置は、切換開閉器
とタップ選択器から構成された負荷時タップ切換器と、
切換開閉器と前記タップ選択器の動作音の伝播加速度を
検出する加速度検出部と、この検出された動作音の加速
度を記憶する記憶回路部と,検出加速度からタップ切換
器の動作時間を算出する演算処理部と,動作時間と検出
加速度による動作音のレベルから異常判定を行う異常判
定部とからなる異常判定監視部を設けているので、負荷
時タップ切換装置の伝播動作音を変圧器タンク壁の加速
度として検出し、この検出加速度から異常判定監視部に
よりタップ選択器の動作状況の異常を監視できるので、
負荷時タップ切換装置の運転状況が正常であるか否かを
常に監視できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は負荷時タップ切換装置、
特に負荷時タップ切換器動作時の動作音により動作状況
の異常の有無を監視する負荷時タップ切換装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】送配電系統に設置されている変圧器に設
けられる負荷時タップ切換装置は、送配電系統の負荷が
変動して、この変動による電圧変化が一定限度を越えた
際に、変圧器に設けられているタップを切換えることに
より送配電系統の電圧を一定に保つものである。また、
産業用変圧器に設けられる負荷時タップ切換装置は、産
業機器が要求する電力に応じて変圧器のタップを切換え
て必要な電力を供給せしめるものである。
【0003】この負荷時タップ切換装置は、切換信号発
生部と、負荷時タップ切換器及び電動操作機構とから構
成され、負荷時タップ切換器は更に切換開閉器とタップ
選択器より構成されている。
【0004】上記の如き構成の負荷時タップ切換装置の
切換動作の概略は次の通りである。すなわち、電圧変化
が一定限度を越えた際には、まず、切換信号発生部で信
号が作成され、これにより電動操作機構が始動して負荷
時タップ切換器を駆動する。すると、負荷時タップ切換
器の駆動軸が回転し、この駆動力によりタップ選択器の
可動接点が一つの固定接点から外れて移動し、他の固定
接点に投入し新たなタップを選択した後、切換開閉器が
現在のタップから新たなタップへと切換動作を行う。
【0005】ところで、例えば主幹線である送配電系統
において、負荷時タップ切換装置が故障すると、広範囲
で停電する可能性がある為、この負荷時タップ切換装置
の運転状況が正常であるか否かを常に監視しておく必要
がある。特に、タップ選択器部は変圧器巻線等と同一の
タンク内に設置されるため、一定期間毎の点検が極めて
困難であり、タップ選択器の動作とその可動接点の固定
接点への開離投入動作状況を監視することは長期間の寿
命が要求される負荷時タップ切換装置にとって重要なこ
とである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
負荷時タップ切換装置には以下の様な問題点があった。
すなわち、負荷時タップ切換装置のタップ選択器は変圧
器中身本体と一諸に設置されるのが普通であり、これを
目視点検することは通常実施できない。また、このタッ
プ選択器はタップ巻線と直接的に接続されているので、
不具合があった場合は変圧器本体にまで事故が拡大する
可能性がある。従って、以下の動作が確保されることが
重要である。
【0007】(1)タップ選択器の可動接触子が固定接
触子から開離しているタイミング及び固定接触子への投
入するタイミングは規定動作範囲内にあるか。 (2)固定接触子への投入後、規定動作範囲内に切換開
閉器は動作しているか。 (3)タップ選択器の接触子は軽快な開離・投入動作が
行なわれその動作音は正常であるか。
【0008】これらの動作を常時、監視することは長寿
命を要求される負荷時タップ切換装置にとって重要な課
題となっている。
【0009】本発明は上述の如き従来技術の問題点を解
決するためになされたもので、その目的はタップ選択器
動作音により動作状況の異常を監視できる負荷時タップ
切換装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の負荷時タップ切換装置は、切換開閉器と
タップ選択器から構成された負荷時タップ切換器と、前
記切換開閉器と前記タップ選択器の動作音の伝播加速度
を検出する加速度検出部と、この検出された動作音の加
速度を記憶する記憶回路部と,前記検出加速度からタッ
プ切換器の動作時間を算出する演算処理部と,前記動作
時間と検出加速度による動作音のレベルから異常判定を
行う異常判定部とからなる異常判定監視部を設けたこと
を特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明によると、負荷時タップ切換装置の伝播
動作音を変圧器タンク壁の加速度として検出し、この検
出加速度から異常判定監視部によりタップ選択器の動作
状況の異常を監視できるので、負荷時タップ切換装置の
運転状況が正常であるか否かを常に監視できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明による負荷時タップ切換装置の
実施例を図を用いて説明する。図1は本発明の一実施例
の構成図である。同図において、1は負荷時タップ切換
器で、切換開閉器2とタップ選択器3から構成されてい
る。切換開閉器2及びタップ選択器3の各動作音22及
び23は外部へ伝播し、変圧器タンク5の壁面に取付け
られた加速度検出部4によって加速度として検出され
る。8は異常判定監視部であり、加速度検出部4の検出
内容を取り込む。この異常判定監視部8は、記憶回路部
9と演算処理部10と異常判定部11とから構成され、
異常表示部12と接続されている。なお、21は絶縁油
である。
【0013】次に、本実施例の作用を図2を参照して説
明する。電動操作機構(図示せず)により負荷時タップ
切換器1の動作がt1 時間より開始する。加速度検出部
4によって検出された伝播動作音のデータは記憶回路部
9と演算処理部10によって以下の記憶と演算処理を行
う。 (1)検出伝播音を加速値として時系列的に記憶する。 (2)検出加速度値が急激に増加する点を演算し認識す
る。
【0014】図2は本発明による負荷時タップ切換装置
の動作例であり、t1 時に動作を開始する第1の加速度
増加量、すなわち動作音量AO はタップ選択器3の可動
接触子が固定接触子から開離して動作音を発生する時で
あり、この時の動作時t2 を演算処理部10によって認
識する。同様に第2の加速度増加量AC はタップ選択器
3の可動接触子が固定接触子へ投入して動作音を発生す
る時である。この時の動作時t3 を認識する。第3の加
速度増加量AD は切換開閉器2の動作音発生時であり、
この時の時間t4 を認識する。t5 時に至った段階でタ
ップ切換装置の動作を停止し、これにより1タップ切換
の動作は終了する。
【0015】以上のように加速度として検出された動作
音とその発生時間は異常判定部11によって以下の判定
処理が行なわれる。
【0016】タップ選択器可動接触子の開離に至る時間
(t2 −t1 )が規定値t0 と比較してその差が下記
(1)式のように正常範囲d0 以内であるか。
【0017】
【数1】 タップ選択器可動接触子の投入に至る時間(t3
1 )が規定値tC と比較してその差が下記(2)式の
ように正常範囲dC 以内であるか。
【0018】
【数2】 切換開閉器の動作に至る時間(t4 −t1 )が規定値t
D と比較してその差が下記(3)式のように正常範囲d
D 以内であるか。
【0019】
【数3】 上記の(1),(2),(3)式が満足されない時に異
常判定部11は動作異常と判定する。
【0020】次に、異常判定部11は検出された各加速
度レベル、すなわち動作音レベルが正常レベルか否かを
下記(4),(5),(6)式より判定する。
【0021】タップ選択器開離時の動作音による加速度
の規定値をAOC、投入時の動作音による加速度の規定値
をACC、切換開閉器の動作時の動作音による加速度の規
定値をADCとすることにより各加速度との差の正常範囲
をdAOC,dACC,dADCとして、下記(4),
(5),(6)式にて異常判定を行う。
【0022】
【数4】 上記した異常判定をフロー図で示すと、図3の異常判定
フローで表わすことができる。なお、この異常判定フロ
ーに上述した異常判定の説明を単にフロー図として表現
したものであるから、その説明は省略する。
【0023】上述したように本実施例によれば、タップ
選択器及び切換開閉器の伝播された動作音を変圧器タン
ク壁より検出しその加速度を検出したので、変圧器外部
から負荷時タップ切換器の動作状況すなわちタップ選択
器駆動系統、切換開閉器駆動系統、タップ選択器接触子
及び切換開閉器動作の各異常の有無を外部から監視する
ことができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると負
荷時タップ切換装置の伝播動作音を変圧器タンク壁に取
り付けた加速度検出部により加速度として検出し、この
検出加速度から異常判定監視部によって動作状況の異常
を監視できるので、負荷時タップ切換装置の運転状況が
正常であるか否かを常に監視できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による負荷時タップ切換装置の一実施例
の構成図。
【図2】図1における検出部による動作音の検出例を示
す図。
【図3】本発明による異常判定監視部の異常判定フロー
図。
【符号の説明】 1…負荷時タップ切換器、2…切換開閉器、3…タップ
選択器、4…加速度検出部、5…変圧器タンク壁、8…
異常判定監視部、9…記憶回路部、10…演算処理部、
11…異常判定部、12…異常表示部、21…絶縁油、
22,23…動作音。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切換開閉器とタップ選択器から構成され
    た負荷時タップ切換器と、前記切換開閉器と前記タップ
    選択器の動作音の伝播加速度を検出する加速度検出部
    と、この検出された動作音の加速度を記憶する記憶回路
    部と,前記検出加速度からタップ切換器の動作時間を算
    出する演算処理部と,前記動作時間と検出加速度による
    動作音のレベルから異常判定を行う異常判定部とからな
    る異常判定監視部を設けたことを特徴とする負荷時タッ
    プ切換装置。
JP24704393A 1993-10-01 1993-10-01 負荷時タップ切換装置 Pending JPH07106165A (ja)

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JPH07106165A true JPH07106165A (ja) 1995-04-21

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003100529A (ja) * 2001-09-27 2003-04-04 Daihen Corp 負荷時タップ切換装置
WO2023030837A1 (de) * 2021-09-03 2023-03-09 Maschinenfabrik Reinhausen Gmbh Vorrichtung und verfahren zur überwachung eines laststufenschalters

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003100529A (ja) * 2001-09-27 2003-04-04 Daihen Corp 負荷時タップ切換装置
WO2023030837A1 (de) * 2021-09-03 2023-03-09 Maschinenfabrik Reinhausen Gmbh Vorrichtung und verfahren zur überwachung eines laststufenschalters
DE102021122813B4 (de) 2021-09-03 2024-03-07 Maschinenfabrik Reinhausen Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Überwachung eines Laststufenschalters

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