JPH07105609A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

Info

Publication number
JPH07105609A
JPH07105609A JP5251536A JP25153693A JPH07105609A JP H07105609 A JPH07105609 A JP H07105609A JP 5251536 A JP5251536 A JP 5251536A JP 25153693 A JP25153693 A JP 25153693A JP H07105609 A JPH07105609 A JP H07105609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
peripheral surface
loading
disc
transport plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5251536A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2990235B2 (ja
Inventor
Etsuji Nakano
悦二 中野
Sunao Kajiwara
直 梶原
Tetsuo Tokushige
哲雄 徳重
Kenji Tanaka
研司 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP5251536A priority Critical patent/JP2990235B2/ja
Publication of JPH07105609A publication Critical patent/JPH07105609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2990235B2 publication Critical patent/JP2990235B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】構造を簡略化できるうえ、最低限の駆動力でも
って搬送駆動することのできるCD再生装置の提供。 【構成】記録ディスクが載置される搬送板3と、この搬
送板3を装填位置とディスク取り出し位置との間に渡っ
て往復スライド搬送する装填機構とを有し、装填機構
は、搬送板3を搬送駆動するギア回動体5と、搬送板3
に設けられてギア回動体5と噛合する受動ギア部6とを
備え、ギア回動体5には周面の一部に駆動ギア部9を設
けており、受動ギア部6は搬送板3の搬送方向に沿いか
つギア回動体5を挟んで駆動ギア部9と噛合する位置に
互いに対向して配設された一対のラックギア体7A,7
Bを備えているディスク再生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD(コンパクトディ
スク)といった記録ディスクの再生装置に係り、詳しく
は、ディスク再生装置におけるディスク装填機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンパクトディスクの再生装
置として、いわゆるチェンジャー付CD再生装置があ
る。このチェンジャー付CD再生装置50は、図8に示
すように、複数のディスクを載置するディスク保持テー
ブル51を備え、このディスク保持テーブル51上に載
置して装置内に装填した複数のディスクから、一つのC
Dを選択的に取り上げて再生するようになっている。
【0003】このようなCD再生装置においては、CD
の交換を簡便するために再生中においても非再生状態の
CDの交換ができるようになっており、そのために次の
ような構成を備えている。すなわち、CD再生装置50
はディスク保持テーブル51を回動自在に支持する搬送
板53の裏面に、搬送方向に沿ってラックギア54を設
けるとともに、このラックギア54を介して搬送板53
をスライド搬送するギア回動体55を設け、このギア回
動体55とラックギア54との間に、一対のギア体から
なる正転ギア部56と単体のギアからなる逆転ギア部5
7とを介在させる一方、ギア回動体55の周面には正転
ギア部用ギア58と、逆転ギア部用ギア59とを径を違
えかつ形成位置も違えて形成している。
【0004】また、回動ギア体55の最外周部位には、
部分的にCD昇降用ギア60を形成する一方、装填方向
奥側には中間ドラム体61を設けている。そして、この
中間ドラム体61の周面にCD昇降用ギア60に噛合す
る受動ギア62と螺旋溝63とを形成する。さらに、中
間ドラム体61の近傍に、中間ドラム体61の周面に係
合して中間ドラム体61の回動を阻止して固定する固定
用スプリングバネ64を設けている。
【0005】そして、ギア回動体55の装填方向奥側
に、一端が軸支されるディスク受け部材65を設け、デ
ィスク受け部材65の他端に設けた係合ピン66を前記
した螺旋溝63に係合している。
【0006】このように構成されたチェンジャー付CD
再生装置50は、次のように動作する。すなわち、ギア
回動体55が図中反時計回りに駆動されると、まず、正
転ギア部用ギア58と正転ギア部56とが噛合して、搬
送板53を装填位置に向かって図中左向きに移動する。
搬送板53が装填位置に達すると正転ギア部56と正転
ギア部用ギア58との噛合が解かれ、今度は、CD昇降
用ギア60と受動ギア62とが噛合して中間ドラム体6
1が時計回りに回動する。中間ドラム体61が時計回り
に回動すると、係合ピン66が螺旋溝63に沿って移動
し、ディスク受け部材65の他端側にあるターンテーブ
ル67は上昇して装填方向最奥位置にあるCDを再生位
置まで持ち上げる。そして、持ち上げた状態で固定用ス
プリングバネ64がディスク受け部材65を固定する。
この状態で再生位置のCDが再生される。
【0007】再生を中断して、CDを取り出す場合は、
前記とは逆に、ギア回動体55を時計回りに駆動するこ
とにより、上述とは逆の動作を行い、ディスク受け部材
65を下降させて搬送板53を装置の外に取り出す。
【0008】一方、CD再生中に他のCDを取り替える
動作は、CD再生中、さらに回動ギア体55を反時計回
りに駆動することにより行う。そうすると、逆転ギア部
用ギア59と逆転ギア部57とが噛合して逆転ギア部5
7を時計方向に回転させるので、搬送板53は図中右方
向に移動して装置の外に取り出されることになる。この
とき、再生中のCDはディスク受け65部材に保持され
たままであり再生は継続されることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
構成された従来のCD再生装置では、ギア回動体55の
回動駆動を搬送板に伝動するために、正転ギア部と逆転
ギア部という複数のギア部が必要であり、その分、部品
点数が増大するうえ、構造も複雑化するという問題があ
った。さらには、ディスク受け部材の上下位置を固定す
るために、固定用スプリングバネを必要とするので、こ
の分さらに部品点数が増大して構造が複雑化するうえ、
中間ドラム体を回動する際には、この固定用スプリング
バネに抗して、中間ドラム体を回動させる必要があり、
その分、大きな駆動力を必要とするといった問題があっ
た。
【0010】したがって、本発明においては、構造を簡
略化できるうえ、最低限の駆動力でもって搬送駆動する
ことのできるCD再生装置の提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の第1の発明のCD再生装置は、記録
ディスクが載置される搬送板と、この搬送板を装填位置
とディスク取り出し位置との間に渡って往復スライド搬
送する装填機構とを有し、前記装填機構は、搬送板を搬
送駆動するギア回動体と、搬送板に設けられてギア回動
体と噛合する受動ギア部とを備え、前記ギア回動体には
周面の一部に駆動ギア部を設けており、前記受動ギア部
は搬送板の搬送方向に沿いかつギア回動体を挟んで駆動
ギア部と噛合する位置に互いに対向して配設された一対
のラックギア体を備えていることに特徴を有している。
【0012】また、第2の発明のCD再生装置は、記録
ディスクが載置されて装填位置とディスク取り出し位置
との間に渡って往復スライド搬送される搬送板と、装填
位置まで搬送された搬送板上の記録ディスクを保持して
再生位置まで昇降させるディスク昇降機構とを有し、前
記ディスク昇降機構は、鉛直方向に沿って軸配置された
駆動円筒体と、駆動円筒体と周面が交錯する位置に駆動
円筒体と平行に軸配置された中間回動円筒体と、ディス
ク受け部材とを備え、前記駆動円筒体には外縁部に係合
突起を立設するとともに、係合突起形成位置の周面には
中間回動円筒体を避ける逃避用切欠部を設け、前記中間
回動円筒体にはその周面に前記係合突起と係合する係合
部を設けるとともに、係合部の両端には駆動円筒体の周
面に沿う内周面を備えた固定用切欠部を、また係合部と
対向する周面には螺旋状係合部をそれぞれ設け、前記デ
ィスク受け部材は前記螺旋状係合部に係合していること
に特徴を有している。
【0013】
【作用】第1の発明の構成によれば、ギア回動体が回動
すると、その周面の一部に設けられた駆動ギア部は一方
のラックギア体に噛合して搬送板を一方向に向けて搬送
することになる。
【0014】ギア回動体がさらに同方向に回動すると、
駆動ギア部は一方のラックギア体との間の噛合が解かれ
たのち、さらに他方のラックギア体に噛合する。そうす
ると、搬送板は前述とは逆の方向に向けて搬送されるこ
とになる。
【0015】第2の発明の構成によれば、固定用切欠部
が駆動円筒体の周面に当接している状態では、中間回動
円筒体は回動不可能に固定されている。そして、駆動円
筒体が回動して、係合突起が係合部に係合した状態でさ
らに回動すると、中間回動円筒体は係合突起に押され
て、反対側の固定用切欠部が駆動円筒体の周面に当接す
るまで回動する。このとき、駆動円筒体には逃避用切欠
部が設けられているため、中間回動円筒体の回動は邪魔
されることはない。反対側の固定用切欠部が駆動円筒体
の周面に当接すると、中間回動円筒体は上記と同様回動
不能に固定されることになる。
【0016】そして、中間回動円筒体が回動している間
に、中間回動円筒体の螺旋状係合部に係合しているディ
スク受け部材は螺旋状係合部に沿って中間回動円筒体の
軸方向に移動することになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本発明の一実施例の裏面図、図2
はその断面図、図3は斜視図、図4〜図7は動作の途中
状体を示す裏面図および断面図である。
【0018】このCD再生装置1は、従来例と同様、チ
ェンジャー付CD再生装置であって、複数のディスクを
載置するディスク保持テーブル2を備えている。ディス
ク保持テーブル2は円盤状をしており、計3枚のCD1
00を周方向に沿って載置できるようになっている。そ
して、CD100が載置される各位置にはターンテーブ
ル挿通用の切欠4が形成されている。このように構成さ
れたディスク保持テーブル2は搬送板3上に回動自在に
支持されており、図示しない回動機構によって必要に応
じて回動されるようになっている。
【0019】このCD再生装置は装填機構と、ディスク
昇降機構とを備えている。装填機構は、ギア回動体5
と、受動ギア部6とからなっている。受動ギア部6は、
搬送板3上の裏面に、搬送板3の装填方向(図中左右方
向)に沿って設けられた第1、第2のラックギア体7
A,7Bからなっている。これらラックギア体7A,7
Bは搬送板3の両側に互いに対向して配置されている。
ギア回動体5は、搬送板3の裏面間近に搬送板3と平行
に面配置されており、さらには、その軸位置がラックギ
ア体7A,7Bの中間位置にくるように配設されてい
る。ギア回動体5の周面の一部にはフランジ部8が形成
されており、このフランジ部8の縁部には駆動ギア部9
が形成されている。この駆動ギア部9はラックギア体7
A,7Bそれぞれに噛合する位置に配設されている。ま
た、フランジ部8の幅方向中央部には下方に突出する係
合ピン10が設けられている。さらには、係合ピン10
形成位置のギア回動体5の周面には逃避用切欠部11が
形成されている。
【0020】ディスク昇降機構は上記したギア回動体5
に、さらには中間回動円筒体12とディスク受け部材1
3とを加えて構成されている。中間回動円筒体12はギ
ア回動体5の搬送板装填方向奥側に設けられている。中
間回動円筒体12はギア回動体5と同様に鉛直方向沿っ
て軸配置されており、さらには、その周面がギア回動体
5の周面と交錯するようギア回動体5寄りに近接配置さ
れている。中間回動円筒体12には係合溝14と固定用
切欠部15A,15Bと螺旋状係合溝16とが設けられ
ている。係合溝14は中間回動円筒体12の径方向に沿
って形成されている。固定用切欠部15A,15Bは係
合溝14の両端にそれぞれ設けられており、その内周面
17がギア回動体5の周面に沿ってほぼ当接する大きさ
を備えている。螺旋状係合溝16は、係合溝14と対向
して中間回動円筒体12の周面に設けられている。
【0021】ディスク受け部材13は中間回動円筒体1
2の搬送板装填方向奥側に水平配置されており、これに
はターンテーブル18が上方に向かって立設されてい
る。また、ディスク受け部材13には図示はしないが、
ターンテーブル18の駆動機構と、光ピックアップ等の
読み取り機構が内装されている。ディスク受け部材13
の搬送板装填方向奥側端部には支持軸19が水平に配設
されている。この支持軸19はCD再生装置1の図示し
ない内部構造物に回転自在に支持されている。ディスク
受け部材13の搬送板搬送方向手前側端部には、係合ピ
ン20が搬送板装填方向手前側に向かって突出して設け
られており、この係合ピン20は中間回動円筒体12の
螺旋状係合溝16に係合している。
【0022】このCD再生装置1によるCD装填動作お
よびCD再生動作を説明する。このCD再生装置の各動
作には次のものがある。
【0023】非装填位置(非再生状態)→装填位置
(非再生状態) これは最初にCD100を装置内に装
填する動作である。
【0024】装填位置(非再生状態)→装填位置(再
生状態) これは装填されたCD100を再生する動作
である。
【0025】装填位置(再生状態)→装填位置(非再
生状態) これは再生CD100の再生を停止する動作
である。
【0026】装填位置(非再生状態)→非装填位置
(非再生状態) これは再生を停止した状態でCD10
0の交換を行う動作である。
【0027】装填位置(再生状態)→非装填位置(再
生状態) これは再生状態のまま非再生CD100の交
換を行う動作である。
【0028】非装填位置(再生状態)→装填位置(再
生状態) これは再生状態のまま交換した非再生CD1
00を装填する動作である。
【0029】次に上記各動作を説明する。
【0030】非装填位置(非再生状態)→装填位置
(非再生状態) 非装填位置(非再生状態)では、図1,2,3に示す状
態になっている。すなわち、搬送体3は装置の外部に引
き出されている。また、中間回動円筒体12は固定用切
欠部15Aをギア回動体5の周面に当接させており、こ
の状態では係合ピン20は螺旋状係合溝16の最下端位
置に係合するので、ディスク受け部材13は図2の時計
回りに回動して、ターンテーブル18を非再生状態、す
なわち、最下端位置まで下降させている。そして、この
状態でギア回動体5を反時計回りに駆動する。すると、
まず、駆動ギア部9と第1ラックギア体7Aとが噛合し
て、搬送板3を装填位置に向かって図中左方向にスライ
ド搬送するので、最後には図4に示す状態になる。この
ようにして、搬送板3が装填されているあいだ、ギア回
動体5の周面には固定用切欠部15Aが当接したままで
あるので、中間回動円筒体12は回動不能に固定されて
おり、したがって、ディスク受け部材13は図2に示し
た非再生状態、すなわち、ターンテーブル18を下端位
置に保持したまま固定されている。
【0031】装填位置(非再生状態)→装填位置(再
生状態) CD100を装填したのち、図示しない回動機構によっ
てディスク保持テーブル2を回動し、ターンテーブル1
8の上方に位置させるCD100、つまり再生CD10
0を選択する。再生CD100を選択したのち、図5に
示すように、ギア回動体5を反時計回りに駆動する。す
ると、ギア回動体5の係合ピン10が中間回動円筒体1
2の係合溝16に入り込んで係合し、これらの係合によ
って中間回動円筒体12は、ギア回動体5の駆動を受け
て図中、時計回りに回動する。回動中、中間回動円筒体
12は避難用切欠部11内を通過するので、中間回動円
筒体12の回動はギア回動体5の周面に邪魔されること
はない。そして、係合ピン10が係合溝14から離間す
るとともに、固定用切欠部15Bがギア回動体5の周面
に当接して中間回動円筒体12が回動不能に固定される
までギア回動体5の駆動を行う。そうすると、螺旋状係
合溝16と係合ピン20との間の係合位置も螺旋状係合
溝16の最上端位置まで移動し、ディスク受け部材13
は図6の反時計回りに回動してターンテーブル18を持
ち上げる。持ち上げられたターンテーブル18は切欠4
を通ってCD100を保持し、さらにCD100を再生
位置まで上昇させる。そして、この状態でターンテーブ
ル18を回転駆動するととに、光ピックアップ(図示省
略)を作動させてCD100を再生する。
【0032】装填位置(再生状態)→装填位置(非再
生状態) 再生中のCD100の再生を停止するには、ターンテー
ブル18の回転駆動と光ピックアップの作動とを停止す
るとともに、上述とは逆に、装填位置(再生状態)のギ
ア回動体5を時計回りに駆動する。すると、ギア回動体
5の係合ピン10が中間回動円筒体12の係合溝16に
入り込んで係合し、これらの係合によって中間回動円筒
体12は、ギア回動体5の駆動を受けて図4,5中、反
時計回りに回動する。回動中、中間回動円筒体12は避
難用切欠部11内を通過するので、中間回動円筒体12
の回動はギア回動体5の周面に邪魔されることはない。
そして、係合ピン10が係合溝14から離間するととも
に、固定用切欠部15Aがギア回動体5の周面に当接し
て中間回動円筒体12が回動不能に固定されるまでギア
回動体5の駆動を行う。そうすると、螺旋状係合溝16
と係合ピン20との間の係合位置も螺旋状係合溝16の
最下端位置まで移動し、ディスク受け部材13は図2,
6の時計回りに回動してターンテーブル18を引き降ろ
す。引き降ろされたターンテーブル18は再生CD10
0を非再生位置(ディスク保持テーブル2上)まで下降
させるのでCD100の再生は完全に停止することにな
る。
【0033】装填位置(非再生状態)→非装填位置
(非再生状態) 非再生状態で装填位置(図4参照)にある搬送板3を取
り出してCD100を交換するには、ギア回動体5をさ
らに時計回りに駆動する。すると、駆動ギア部9と第1
ラックギア体7Aとが噛合して、搬送板3を非装填位
置、すなわちCD取り出し位置に向かって図中右方向に
スライド搬送するので、最後には図1,2,3に示す状
態になる。このようにして、搬送板3が搬送されるあい
だ、ギア回動体5の周面には固定用切欠部15Aが当接
したままであるので、中間回動円筒体12は回動不能に
固定されており、したがって、ディスク受け部材13は
図2に示した非再生状態、すなわち、ターンテーブル1
8を下端位置に保持したまま固定されている。
【0034】装填位置(再生状態)→非装填位置(再
生状態) 再生状態のまま非再生CD100の交換を行うには、図
5,6の状態から、さらにギア回動体5を反時計回りに
駆動する。すると、ギア回動体5の駆動ギア部9が第2
ラックギア体7Bに噛合して搬送板3を非装填位置、す
なわちCD取り出し位置に向かって図中右方向にスライ
ド搬送し、最後には図7に示す状態になる。このように
して、搬送板3が搬送されるあいだ、ギア回動体5の周
面には固定用切欠部15Bが当接したままであるので、
中間回動円筒体12は回動不能に固定されており、した
がって、ディスク受け部材13は再生状態、すなわち、
上端位置に位置したまま固定されている。このようにし
て、非装填位置まで搬送板3を取り出せば、CD再生状
態であっても、非再生CD100の取り替えが行える。
【0035】非装填位置(再生状態)→装填位置(再
生状態) 再生状態のまま交換した非再生CD100を装置内に装
填するには、上述の動作とは逆に、図7の状態から、ギ
ア回動体5を時計回りに駆動する。すると、ギア回動体
5の駆動ギア部9が第2ラックギア体に噛合して搬送板
3を装填位置、すなわちCD装填位置に向かって図中左
方向にスライド搬送し、最後には図5,6に示す状態に
なる。このようにして、搬送板3が搬送されるあいだ、
ギア回動体5の周面には固定用切欠部15Bが当接した
ままであるので、中間回動円筒体12は回動不能に固定
されており、したがって、ディスク受け部材13は再生
状態、すなわち、上端位置にターンテーブル18を保持
したまま固定されている。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の発明の構
成によれば、ギア回動体および一対のラックギア体とい
う簡単な構造で搬送板装填動作を行えるので、その分、
機構の簡略化と部品点数の削減とが達成できた。
【0037】また、第2の発明の構成によれば、駆動円
筒体と中間回動円筒体という簡単な構造でディスク昇降
機構を構成したので、その分機構の簡略化と部品点数の
削減が達成できた。さらには、バネといった駆動トルク
を妨げる部材を用いることなく、中間回動円筒体を回動
不能に固定するので、従来に比べて小さな駆動力でもっ
てディスク昇降機構を駆動することができるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るCD再生装置の構成を
示す裏面図である。
【図2】実施例の断面図である。
【図3】実施例の斜視図である。
【図4】実施例の装填動作の途中状態を示す裏面図であ
る。
【図5】実施例の装填状態の途中状態を示す裏面図であ
る。
【図6】図5の装填状態の断面図である。
【図7】実施例の装填状態の途中状態を示す裏面図であ
る。
【図8】従来例のCD再生装置の裏面図である。
【符号の説明】
3 搬送板 4 切欠 5 ギア回動体 6 受動ギア部 7A,7B ラックギア体 9 駆動ギア部 10 係合ピン 11 逃避用切欠部 12 中間回動円筒体 13 ディスク受け部材 14 係合溝 15A,15B 固定用切欠部 16 螺旋状係合溝 100 CD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 研司 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ディスクが載置される搬送板と、こ
    の搬送板を装填位置とディスク取り出し位置との間に渡
    って往復スライド搬送する装填機構とを有し、 前記装填機構は、搬送板を搬送駆動するギア回動体と、
    搬送板に設けられてギア回動体と噛合する受動ギア部と
    を備え、 前記ギア回動体には周面の一部に駆動ギア部を設けてお
    り、 前記受動ギア部は搬送板の搬送方向に沿いかつギア回動
    体を挟んで駆動ギア部と噛合する位置に互いに対向して
    配設された一対のラックギア体を備えたものであること
    を特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 記録ディスクが載置されて装填位置とデ
    ィスク取り出し位置との間に渡って往復スライド搬送さ
    れる搬送板と、装填位置まで搬送された搬送板上の記録
    ディスクを保持して再生位置まで昇降させるディスク昇
    降機構とを有し、 前記ディスク昇降機構は、鉛直方向に沿って軸配置され
    た駆動円筒体と、駆動円筒体と周面が交錯する位置に駆
    動円筒体と平行に軸配置された中間回動円筒体と、ディ
    スク受け部材とを備え、 前記駆動円筒体には外縁部に係合突起を立設するととも
    に係合突起形成位置の周面には中間回動円筒体を避ける
    逃避用切欠部を設け、 前記中間回動円筒体にはその周面に前記係合突起と係合
    する係合部を設けるとともに、係合部の両端には駆動円
    筒体の周面に沿う内周面を備えた固定用切欠部を、また
    係合部と対向する周面には螺旋状係合部をそれぞれ設
    け、 前記ディスク受け部材は前記螺旋状係合部に係合してい
    ることを特徴とするディスク再生装置。
JP5251536A 1993-10-07 1993-10-07 ディスク再生装置 Expired - Fee Related JP2990235B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5251536A JP2990235B2 (ja) 1993-10-07 1993-10-07 ディスク再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5251536A JP2990235B2 (ja) 1993-10-07 1993-10-07 ディスク再生装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17042699A Division JP3254437B2 (ja) 1999-06-17 1999-06-17 ディスク再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07105609A true JPH07105609A (ja) 1995-04-21
JP2990235B2 JP2990235B2 (ja) 1999-12-13

Family

ID=17224279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5251536A Expired - Fee Related JP2990235B2 (ja) 1993-10-07 1993-10-07 ディスク再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2990235B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2990235B2 (ja) 1999-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4041569B2 (ja) ディスクプレーヤ
JPH10106115A (ja) チェンジャー型ディスク再生装置
US5459703A (en) Disc player having a slider to move a disc between a disc reproducing position and a disc holder
JP3269036B2 (ja) 反転機構を備えたディスク自動交換装置
JPH0426952A (ja) ディスクプレーヤ
JPH07105609A (ja) ディスク再生装置
JP3254437B2 (ja) ディスク再生装置
US6779189B2 (en) Optical disk changer
JP3536671B2 (ja) ディスクチェンジャー装置
KR100301089B1 (ko) 단일모터를 사용한 디스크 플레이어의 로딩-피딩장치 및 그방법
KR100258058B1 (ko) 복수매 디스크 재생장치
JPH09320165A (ja) ディスク支持装置
JP3418545B2 (ja) ディスク演奏装置
JP3007904B2 (ja) ディスク再生装置
JP3988906B2 (ja) ディスクプレーヤとその駆動源制御方法
KR20010080897A (ko) 디스크 기록 및/또는 재생 장치
JP3108980B2 (ja) ディスク演奏装置
JP3497076B2 (ja) ディスクチェンジャー
JP2859404B2 (ja) ディスク再生装置
KR100267795B1 (ko) 복수매 디스크 재생장치
JP2533734B2 (ja) ディスク装着機構
KR100195612B1 (ko) 광디스크 플레이어의 척킹 및 트레이 구동장치
JPH09251699A (ja) ディスク交換装置
JPH11242843A (ja) マルチcdプレーヤの駆動機構
KR19990025984A (ko) 씨디체인저의 씨디척킹구조

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071015

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees