JPH0710556Y2 - テーブルタップ - Google Patents
テーブルタップInfo
- Publication number
- JPH0710556Y2 JPH0710556Y2 JP14860488U JP14860488U JPH0710556Y2 JP H0710556 Y2 JPH0710556 Y2 JP H0710556Y2 JP 14860488 U JP14860488 U JP 14860488U JP 14860488 U JP14860488 U JP 14860488U JP H0710556 Y2 JPH0710556 Y2 JP H0710556Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grounding
- conductive plate
- charging part
- exterior member
- bottom cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
本考案はテーブルタップ、殊に充電部を囲む部材を熱硬
化性樹脂で、外装部材を熱可塑性樹脂で形成していると
ともに接地用の導電板を内蔵しているテーブルタップに
関するものである。
化性樹脂で、外装部材を熱可塑性樹脂で形成していると
ともに接地用の導電板を内蔵しているテーブルタップに
関するものである。
テーブルタップの製作にあたり、充電部を囲む部材を熱
硬化性樹脂で形成することによって耐熱性を高めるとと
もに、外装部材を熱可塑性樹脂で形成することによっ
て、耐衝撃性を高めたものが提供されている。 この場合、充電部を囲む部材と外装部材を別部材として
形成して、充電部を囲む部材に刃受けばねを備えた導電
板を圧入固定し、その後、外装部材を取り付けていたの
であるが、接地電極を備えたものにおいては、接地極用
の刃受けばねを備えた導電板も同様に圧入によって固定
していた。
硬化性樹脂で形成することによって耐熱性を高めるとと
もに、外装部材を熱可塑性樹脂で形成することによっ
て、耐衝撃性を高めたものが提供されている。 この場合、充電部を囲む部材と外装部材を別部材として
形成して、充電部を囲む部材に刃受けばねを備えた導電
板を圧入固定し、その後、外装部材を取り付けていたの
であるが、接地電極を備えたものにおいては、接地極用
の刃受けばねを備えた導電板も同様に圧入によって固定
していた。
このために、充電部を囲む熱硬化性樹脂からなる部材が
どうしても大形化してしまうという問題を有している上
に、反圧入方向に力が加わった場合のがたつきや外れの
防止のために、外装部材側に押えリブが必要となるが、
この押えリブを接地用の導電板についても設けなくては
ならず、押えリブの破損による不良品の発生率が大きく
なってしまう。 本考案はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは接地用の導電板の内蔵にもかかわら
ず、充電部を囲む部材を小型に保つことができるととも
に不良品の発生率を抑えることができるテーブルタップ
を提供するにある。
どうしても大形化してしまうという問題を有している上
に、反圧入方向に力が加わった場合のがたつきや外れの
防止のために、外装部材側に押えリブが必要となるが、
この押えリブを接地用の導電板についても設けなくては
ならず、押えリブの破損による不良品の発生率が大きく
なってしまう。 本考案はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは接地用の導電板の内蔵にもかかわら
ず、充電部を囲む部材を小型に保つことができるととも
に不良品の発生率を抑えることができるテーブルタップ
を提供するにある。
しかして本考案は、熱硬化性樹脂で形成されて充電部を
囲む部材と、熱可塑性樹脂で形成されている外装部材と
を備えているとともに、接地用の導電板を備えているテ
ーブルタップにおいて、接地用の導電板が充電部を囲む
部材と外装部材との間で挟持固定されていることに特徴
を有している。 ［作用］ 本考案によれば、充電部を囲む部材に接地用の導電板の
圧入スペースを確保しなくともよく、小型化を図ること
ができる。 ［実施例］ 以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述すると、この
テーブルタップは、第１図に示すように、底カバー11及
び上カバー12とからなる外装部材１と、底カバー11上に
取り付けられる中ボディ21と、上カバー12の内面に取り
付けられる複数個の中カバー22と、複数個の抜け止め型
刃受けばね30が夫々形成されている一対の導電板31,32
と、同じく複数個の刃受けばね34が一体に形成されてい
るとともに接地端子35が設けられている接地用導電板33
とから形成されている。 外装部材１を構成する底カバー11及び上カバー12は、共
に熱可塑性樹脂によって形成されているのに対して、一
対の導電板31,32が夫々圧入によって固定される中ボデ
ィ21と、各導電板31,32,33における刃受けばね30,34の
部分が嵌まり込む開口部を備えている中カバー22は、熱
硬化性樹脂によって形成されている。 そして、上記中ボディ21は、底カバー11の内面から一体
に突設されている複数個のフック18が、側面に形成され
ている係止部28に係止されることによって、底カバー11
に組み付けられており、さらに各中カバー22は、上カバ
ー12から一体に突設されたフック17が側面の係止部27に
係止されることによって、上カバー12に組み付けられて
いる。 尚、この中カバー22は、その一面が上カバー12に形成さ
れている開口15に嵌まり、周面から突設されたフランジ
22aが上カバー12内面に当接する。また、上カバー12と
底カバー11とは、底カバー11の裏面側から底カバー11を
通じて上カバー12にねじ込まれる固定ねじ（図示せず）
によって組み立てられる。 そして、中ボディ21に対する各導電板31,32,33の取り付
けは、第３図に示すように、中ボディ21に形成されてい
るリブ40が嵌まり込む圧入溝41を導電板31,32に設け
て、これら導電板31,32は中ボディ21に上方から圧入で
固定するのに対して、接地用の導電板33は、第４図及び
第５図に示すように、中ボディ21の底面と底カバー11と
の間で挟持することによって固定している。図中25は端
子ねじ、42は中ボディ21から突設された位置決め突起、
43は位置決め突起42が嵌まる位置決め孔、44は底カバー
11に設けられた位置決め突起43の逃げ用の穴である。 この位置決めは、第６図に示すように、導電板33に複数
個の切り越こし片45を設けて、この切り越こし片45を中
ボディ21の側面に当接させることで行ってもよい。
囲む部材と、熱可塑性樹脂で形成されている外装部材と
を備えているとともに、接地用の導電板を備えているテ
ーブルタップにおいて、接地用の導電板が充電部を囲む
部材と外装部材との間で挟持固定されていることに特徴
を有している。 ［作用］ 本考案によれば、充電部を囲む部材に接地用の導電板の
圧入スペースを確保しなくともよく、小型化を図ること
ができる。 ［実施例］ 以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述すると、この
テーブルタップは、第１図に示すように、底カバー11及
び上カバー12とからなる外装部材１と、底カバー11上に
取り付けられる中ボディ21と、上カバー12の内面に取り
付けられる複数個の中カバー22と、複数個の抜け止め型
刃受けばね30が夫々形成されている一対の導電板31,32
と、同じく複数個の刃受けばね34が一体に形成されてい
るとともに接地端子35が設けられている接地用導電板33
とから形成されている。 外装部材１を構成する底カバー11及び上カバー12は、共
に熱可塑性樹脂によって形成されているのに対して、一
対の導電板31,32が夫々圧入によって固定される中ボデ
ィ21と、各導電板31,32,33における刃受けばね30,34の
部分が嵌まり込む開口部を備えている中カバー22は、熱
硬化性樹脂によって形成されている。 そして、上記中ボディ21は、底カバー11の内面から一体
に突設されている複数個のフック18が、側面に形成され
ている係止部28に係止されることによって、底カバー11
に組み付けられており、さらに各中カバー22は、上カバ
ー12から一体に突設されたフック17が側面の係止部27に
係止されることによって、上カバー12に組み付けられて
いる。 尚、この中カバー22は、その一面が上カバー12に形成さ
れている開口15に嵌まり、周面から突設されたフランジ
22aが上カバー12内面に当接する。また、上カバー12と
底カバー11とは、底カバー11の裏面側から底カバー11を
通じて上カバー12にねじ込まれる固定ねじ（図示せず）
によって組み立てられる。 そして、中ボディ21に対する各導電板31,32,33の取り付
けは、第３図に示すように、中ボディ21に形成されてい
るリブ40が嵌まり込む圧入溝41を導電板31,32に設け
て、これら導電板31,32は中ボディ21に上方から圧入で
固定するのに対して、接地用の導電板33は、第４図及び
第５図に示すように、中ボディ21の底面と底カバー11と
の間で挟持することによって固定している。図中25は端
子ねじ、42は中ボディ21から突設された位置決め突起、
43は位置決め突起42が嵌まる位置決め孔、44は底カバー
11に設けられた位置決め突起43の逃げ用の穴である。 この位置決めは、第６図に示すように、導電板33に複数
個の切り越こし片45を設けて、この切り越こし片45を中
ボディ21の側面に当接させることで行ってもよい。
以上のように本考案においては、充電部を囲む部材と外
装部材との間で接地用の導電板を挟持固定していること
から、充電部を囲む部材に接地用の導電板の圧入用部材
を設けなくともよく、小型軽量化を図ることができる上
に、接地用導電板のための押えリブを設けたりしなくと
も良いために、この押えリブの損傷による不良品の発生
率を少なくすることができる。
装部材との間で接地用の導電板を挟持固定していること
から、充電部を囲む部材に接地用の導電板の圧入用部材
を設けなくともよく、小型軽量化を図ることができる上
に、接地用導電板のための押えリブを設けたりしなくと
も良いために、この押えリブの損傷による不良品の発生
率を少なくすることができる。
第１図は本考案一実施例の分解斜視図、第２図は同上の
破断平面図、第３図及び第４図は同上の斜視図、第５図
（ａ）（ｂ）は同上の部分断面図、第６図は同上の他の
例の斜視図であって、１は外装部材、11は中ボディ、12
は中カバー、33は接地用導電板を示す。
破断平面図、第３図及び第４図は同上の斜視図、第５図
（ａ）（ｂ）は同上の部分断面図、第６図は同上の他の
例の斜視図であって、１は外装部材、11は中ボディ、12
は中カバー、33は接地用導電板を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】熱硬化性樹脂で形成されて充電部を囲む部
材と、熱可塑性樹脂で形成されている外装部材とを備え
ているとともに、接地用の導電板を備えているテーブル
タップにおいて、接地用の導電板が充電部を囲む部材と
外装部材との間で挟持固定されているテーブルタップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14860488U JPH0710556Y2 (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | テーブルタップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14860488U JPH0710556Y2 (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | テーブルタップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0268495U JPH0268495U (ja) | 1990-05-24 |
| JPH0710556Y2 true JPH0710556Y2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=31420074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14860488U Expired - Lifetime JPH0710556Y2 (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | テーブルタップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0710556Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-15 JP JP14860488U patent/JPH0710556Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0268495U (ja) | 1990-05-24 |
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