JPH07105428A - 紙幣識別装置 - Google Patents
紙幣識別装置Info
- Publication number
- JPH07105428A JPH07105428A JP5276006A JP27600693A JPH07105428A JP H07105428 A JPH07105428 A JP H07105428A JP 5276006 A JP5276006 A JP 5276006A JP 27600693 A JP27600693 A JP 27600693A JP H07105428 A JPH07105428 A JP H07105428A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper money
- optical sensor
- forged
- money
- sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カラー複写による偽紙幣と白黒の二色複写に
よる偽紙幣とを組合せて成る偽紙幣の識別を確実にす
る。 【構成】 紙幣の搬送通路の幅方向に、赤色型光センサ
ー８と赤外型光センサー９とを、紙幣の搬送方向の同一
列に配設して成る。
よる偽紙幣とを組合せて成る偽紙幣の識別を確実にす
る。 【構成】 紙幣の搬送通路の幅方向に、赤色型光センサ
ー８と赤外型光センサー９とを、紙幣の搬送方向の同一
列に配設して成る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本願は、紙幣の真，偽を光学的に
識別する紙幣識別装置に関する。
識別する紙幣識別装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、鉄分を含んだ磁気インクにより印
刷された磁気印刷部分を検知するための磁気検知センサ
ー（例えば磁気抵抗センサー、磁気ヘッドなど）と、カ
ラーインクにより印刷された模様の彩色印刷部分を検知
するための光センサーとを紙幣の搬送通路に配設して、
磁気抵抗センサーと光センサーとによりそれぞれ検知さ
れた検知信号を用いて紙幣の真，偽を識別する紙幣識別
装置は公知である。
刷された磁気印刷部分を検知するための磁気検知センサ
ー（例えば磁気抵抗センサー、磁気ヘッドなど）と、カ
ラーインクにより印刷された模様の彩色印刷部分を検知
するための光センサーとを紙幣の搬送通路に配設して、
磁気抵抗センサーと光センサーとによりそれぞれ検知さ
れた検知信号を用いて紙幣の真，偽を識別する紙幣識別
装置は公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の構成によれば、紙幣識別装置に配設した光センサー
は、専ら模様の彩色印刷部分の検知を行うものであるの
で、例えば真紙幣をカラー複写機によって複写された偽
紙幣と、白黒の二色複写による偽紙幣とをそれぞれ短辺
方向で複数に裁断して、その裁断片を、カラー複写によ
る裁断片が、光センサーの位置を通過するように短辺方
向で相互に組合せて繋ぎ合わせることにより真紙幣の原
形に構成し、さらに真紙幣の磁気印刷部分に相当する位
置に、例えば磁気テープを接着して作製した偽紙幣を不
正に使用する事例の場合に、紙幣識別装置は、磁気抵抗
センサーと光センサーとを正常に検知することになるの
で、真，偽紙幣の識別が困難となるという不都合を有す
る。
来の構成によれば、紙幣識別装置に配設した光センサー
は、専ら模様の彩色印刷部分の検知を行うものであるの
で、例えば真紙幣をカラー複写機によって複写された偽
紙幣と、白黒の二色複写による偽紙幣とをそれぞれ短辺
方向で複数に裁断して、その裁断片を、カラー複写によ
る裁断片が、光センサーの位置を通過するように短辺方
向で相互に組合せて繋ぎ合わせることにより真紙幣の原
形に構成し、さらに真紙幣の磁気印刷部分に相当する位
置に、例えば磁気テープを接着して作製した偽紙幣を不
正に使用する事例の場合に、紙幣識別装置は、磁気抵抗
センサーと光センサーとを正常に検知することになるの
で、真，偽紙幣の識別が困難となるという不都合を有す
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、本願は、光セン
サーにおいて赤色型光センサーによる検知信号の波形
は、偽紙幣が白黒の二色複写の場合と真紙幣の場合と
で、その差が殆ど現れないのに対し、カラー複写の場合
は、その差が大きく現れ、また、赤外型光センサーによ
る検知信号の波形は、偽紙幣が白黒の二色複写の場合と
真紙幣の場合とで、その差が大きく現れるのに対し、カ
ラー複写の場合には、その差が殆ど現れないこと、即ち
カラー複写による偽紙幣の識別には、赤色型光センサー
が有効であり、白黒の二色複写による偽紙幣の識別に
は、赤外型光センサーが有効であるという出願人の実験
則にもとづいて、紙幣の模様を検出する光センサーとを
配設して成る紙幣識別装置において、赤色型光センサー
と赤外型光センサーとを、紙幣の搬送方向の同一列の前
後に配置したことを特徴とするものである。
サーにおいて赤色型光センサーによる検知信号の波形
は、偽紙幣が白黒の二色複写の場合と真紙幣の場合と
で、その差が殆ど現れないのに対し、カラー複写の場合
は、その差が大きく現れ、また、赤外型光センサーによ
る検知信号の波形は、偽紙幣が白黒の二色複写の場合と
真紙幣の場合とで、その差が大きく現れるのに対し、カ
ラー複写の場合には、その差が殆ど現れないこと、即ち
カラー複写による偽紙幣の識別には、赤色型光センサー
が有効であり、白黒の二色複写による偽紙幣の識別に
は、赤外型光センサーが有効であるという出願人の実験
則にもとづいて、紙幣の模様を検出する光センサーとを
配設して成る紙幣識別装置において、赤色型光センサー
と赤外型光センサーとを、紙幣の搬送方向の同一列の前
後に配置したことを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】しかして、カラー複写による偽紙幣と白黒の二
色複写による偽紙幣とを組合せ、かつ、磁気テープを貼
着して作製された偽紙幣を搬送通路に挿入すると、磁気
検知センサーは正常に作用するが、カラー複写部分乃至
白黒の二色複写部分が同一列にある赤色型光センサーと
赤外型光センサーを通過することになるので、カラー複
写部分が通過するときは赤色型光センサーが有効に作用
し、また白黒の二色複写部分が通過するときは赤外型光
センサーが有効に作用し、その結果上記した偽紙幣の確
実な検知が可能となる。
色複写による偽紙幣とを組合せ、かつ、磁気テープを貼
着して作製された偽紙幣を搬送通路に挿入すると、磁気
検知センサーは正常に作用するが、カラー複写部分乃至
白黒の二色複写部分が同一列にある赤色型光センサーと
赤外型光センサーを通過することになるので、カラー複
写部分が通過するときは赤色型光センサーが有効に作用
し、また白黒の二色複写部分が通過するときは赤外型光
センサーが有効に作用し、その結果上記した偽紙幣の確
実な検知が可能となる。
【０００６】
【実施例】以下本願の実施例を図面にもとづいて詳述す
る。図１は諸センサーの配置関係を示した紙幣搬送通路
の平面図であって、１は幅方向に平行して紙幣の搬送方
向（図中矢印方向）に送行する搬送ベルトであって、該
搬送ベルト１は、搬送モータ２により歯車機構３を介し
て回転駆動され、この回転と共にモータパルス４も作動
する。
る。図１は諸センサーの配置関係を示した紙幣搬送通路
の平面図であって、１は幅方向に平行して紙幣の搬送方
向（図中矢印方向）に送行する搬送ベルトであって、該
搬送ベルト１は、搬送モータ２により歯車機構３を介し
て回転駆動され、この回転と共にモータパルス４も作動
する。
【０００７】搬送通路の入口付近の幅方向の両側部に
は、紙幣の挿入を検知する紙幣挿入センサー５Ｌ，５Ｒ
が配置してあり、該検知センサー５Ｌ，５ＲがＯＮする
ことにより搬送モータ２が正方向に回転する。一方の検
知センサー５Ｌに近接して識別トリガー素子６が設けて
あり、この識別トリガー素子６の作動により、紙幣はモ
ータパルス４に同期して搬送される。
は、紙幣の挿入を検知する紙幣挿入センサー５Ｌ，５Ｒ
が配置してあり、該検知センサー５Ｌ，５ＲがＯＮする
ことにより搬送モータ２が正方向に回転する。一方の検
知センサー５Ｌに近接して識別トリガー素子６が設けて
あり、この識別トリガー素子６の作動により、紙幣はモ
ータパルス４に同期して搬送される。
【０００８】搬送ベルト１の左右位置には、磁気検知セ
ンサー例えば磁気抵抗センサー７Ｌ，７Ｒがそれぞれ配
置してあり、さらに幅方向の中央位置には、紙幣の搬送
方向の同一列ｎ上に位置して赤外型光センサー（例えば
赤外発光ダイオード）８と赤色型光センサー（例えば赤
色発光ダイオード）９とが配置してある。
ンサー例えば磁気抵抗センサー７Ｌ，７Ｒがそれぞれ配
置してあり、さらに幅方向の中央位置には、紙幣の搬送
方向の同一列ｎ上に位置して赤外型光センサー（例えば
赤外発光ダイオード）８と赤色型光センサー（例えば赤
色発光ダイオード）９とが配置してある。
【０００９】しかして、今真紙幣を白黒の二色複写した
偽紙幣と、カラー複写した偽紙幣とをそれぞれその短辺
方向で複数に裁断して、光センサー８，９を通過する位
置にカラー複写による裁断片が対応するように各裁断片
を短辺方向で組合せてそれらを繋ぎ合わせることにより
真紙幣の原形に作製し、かつ、真紙幣の磁気印刷部分に
対応する位置に、磁気テープを貼着して成る偽紙幣を不
正使用する目的で、該偽紙幣を搬送通路に挿入すると、
紙幣挿入検知センサー５Ｌ，５Ｒが０Ｎとなって搬送モ
ータ２が正回転し、偽紙幣は図中矢印方向に搬送される
と共に、識別トリガー素子６のＯＮにより偽紙幣はモー
タパルス４に同期しながら搬送され、その搬送過程で偽
紙幣の磁気テープ貼着部分は磁気抵抗センサー７Ｌ，７
Ｒにより正常に検知される。
偽紙幣と、カラー複写した偽紙幣とをそれぞれその短辺
方向で複数に裁断して、光センサー８，９を通過する位
置にカラー複写による裁断片が対応するように各裁断片
を短辺方向で組合せてそれらを繋ぎ合わせることにより
真紙幣の原形に作製し、かつ、真紙幣の磁気印刷部分に
対応する位置に、磁気テープを貼着して成る偽紙幣を不
正使用する目的で、該偽紙幣を搬送通路に挿入すると、
紙幣挿入検知センサー５Ｌ，５Ｒが０Ｎとなって搬送モ
ータ２が正回転し、偽紙幣は図中矢印方向に搬送される
と共に、識別トリガー素子６のＯＮにより偽紙幣はモー
タパルス４に同期しながら搬送され、その搬送過程で偽
紙幣の磁気テープ貼着部分は磁気抵抗センサー７Ｌ，７
Ｒにより正常に検知される。
【００１０】次いで、偽紙幣のカラー複写による裁断片
部分が、その搬送過程で赤外型光センサー８と赤色型光
センサー９により検知される。すると、カラー複写によ
る裁断片部分は、赤外型光センサー８に対しては真紙幣
の場合と検知信号に差異を生じないが、赤色型光センサ
ー９に対しては大きく反応するので、偽紙幣の識別が行
われ、該偽紙幣の搬入は阻止されて紙幣挿入口に逆送さ
れる。
部分が、その搬送過程で赤外型光センサー８と赤色型光
センサー９により検知される。すると、カラー複写によ
る裁断片部分は、赤外型光センサー８に対しては真紙幣
の場合と検知信号に差異を生じないが、赤色型光センサ
ー９に対しては大きく反応するので、偽紙幣の識別が行
われ、該偽紙幣の搬入は阻止されて紙幣挿入口に逆送さ
れる。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本願によれば、カラー複写
による偽紙幣と白黒の二色複写による偽紙幣とを組合せ
て成る偽紙幣の不正使用を確実に防止することができる
という利点を有する。
による偽紙幣と白黒の二色複写による偽紙幣とを組合せ
て成る偽紙幣の不正使用を確実に防止することができる
という利点を有する。
【図１】諸センサーの配置関係を示した紙幣搬送通路の
平面図
平面図
５Ｌ，５Ｒ 紙幣挿入検知センサー ６ 識別トリガー素子 ７Ｌ，７Ｒ 磁気抵抗センサー ８ 赤外型光センサー ９ 赤色型光センサー
Claims (2)
- 【請求項１】 紙幣の模様を検出する光センサーとを配
設して成る紙幣識別装置において、赤色型光センサーと
赤外型光センサーとを、紙幣の搬送方向の同一列の前後
に配置したことを特徴とする紙幣識別装置。 - 【請求項２】 赤色型光センサーと赤外型光センサーと
を、幅方向の中央位置に配設して成る請求項１記載の紙
幣識別装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5276006A JPH07105428A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 紙幣識別装置 |
| KR1019940025369A KR100344639B1 (ko) | 1993-10-05 | 1994-10-04 | 지폐식별장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5276006A JPH07105428A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 紙幣識別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07105428A true JPH07105428A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17563471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5276006A Pending JPH07105428A (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-08 | 紙幣識別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07105428A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007156611A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 紙幣識別機 |
| CN106652156A (zh) * | 2017-01-09 | 2017-05-10 | 华南理工大学 | 一种基于tcs3200传感器的颜色识别分拣装置 |
-
1993
- 1993-10-08 JP JP5276006A patent/JPH07105428A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007156611A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 紙幣識別機 |
| JP4645428B2 (ja) * | 2005-12-01 | 2011-03-09 | 富士電機リテイルシステムズ株式会社 | 紙幣識別機 |
| CN106652156A (zh) * | 2017-01-09 | 2017-05-10 | 华南理工大学 | 一种基于tcs3200传感器的颜色识别分拣装置 |
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