JPH07105429A - 紙幣識別装置 - Google Patents

紙幣識別装置

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JPH07105429A
JPH07105429A JP5271197A JP27119793A JPH07105429A JP H07105429 A JPH07105429 A JP H07105429A JP 5271197 A JP5271197 A JP 5271197A JP 27119793 A JP27119793 A JP 27119793A JP H07105429 A JPH07105429 A JP H07105429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper money
optical sensor
magnetic
sensors
bill
Prior art date
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Pending
Application number
JP5271197A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Osawa
利男 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Conlux Co Ltd
Original Assignee
Nippon Conlux Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Conlux Co Ltd filed Critical Nippon Conlux Co Ltd
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Priority to KR1019940025369A priority patent/KR100344639B1/ko
Publication of JPH07105429A publication Critical patent/JPH07105429A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 偽紙幣の識別を確実にする。 【構成】 紙幣の搬送通路の幅方向に、磁気抵抗センサ
ー7L,7Rを配置し、この磁気抵抗センサー7L,7
Rに対し紙幣の搬送方向の同一列に光センサー8L,8
Rをそれぞれ配置して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、紙幣の真,偽を磁気的及
び光学的に識別する紙幣識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄分を含んだ磁気インクにより印
刷された磁気印刷部分を検知するための磁気抵抗センサ
ーと、カラーインクにより印刷された彩色印刷部分を検
知するための光センサーとを紙幣の搬送通路に配設して
磁気抵抗センサーと光センサーとによってそれぞれ検知
された検知信号を用いて紙幣の真,偽を識別する紙幣識
別装置は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記した従来
の構成によれば、磁気検知センサーと光センサーとが、
紙幣の搬送方向と直交する方向に偏倚した状態で配置し
てあるので、例えば真紙幣をカラー複写機により複写
し、かつ、真紙幣における磁気印刷部分に対応する位置
に、鉄粉などを含んだ磁気テープを貼着して成る偽紙幣
を用いた不正使用の場合には、磁気検知センサーは磁気
テープを、また光センサーはカラー複写による彩色印刷
部分を夫々正常に検知するので、真偽の識別ができない
という不都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本願は、上記した
従来のものの不都合を解消するために、紙幣の磁気を検
知する磁気検知センサーと、紙幣の模様を検出する光セ
ンサーとを配設して成る紙幣識別装置において、前記磁
気検知センサーと、前記光センサーとを、紙幣の搬送方
向の同一列の前後に配置したことを特徴とするものであ
り、具体的には、磁気検知センサーと光センサーとを,
紙幣の搬送方向と直交する2個所にそれぞれ配置すると
共に、その一方の光センサーを赤色型光センサーとし、
その他方の光センサーを赤外型光センサーとする。さら
に、白黒の二色複写とカラー複写による偽紙幣を複合し
た偽紙幣の識別をも可能にするために、紙幣の搬送方向
と直交する方向の中間位置に、赤色型光センサーと赤外
型光センサーとを、紙幣の搬送方向の同一列の前後に配
置する。
【0005】
【作用】しかして、紙幣を搬送通路に挿入すると、紙幣
の同一個所が、磁気検知センサーと光センサーとによっ
て検知され、従って真紙幣における磁気印刷部分に相当
する位置に例えば磁気テープを貼着した偽紙幣の不正使
用に対しては、磁気テープを貼着した部分の透過光率乃
至反射光率が大きく変化し、この変化は光センサーによ
り検知されるので、偽紙幣を確実に識別することができ
る。また挿入された紙幣は、一列に配置された赤色型光
センサーと赤外型光センサーの位置を通路とする。この
場合例えば白黒の二色複写による偽紙幣と、カラー複写
による偽紙幣とを組合せて新たな偽紙幣を作成して不正
使用したとき、偽紙幣の同一個所が、カラー複写による
偽紙幣の識別に有効な赤色型光センサーと、白黒の二色
複写による偽紙幣の識別に有効な赤外型光センサーとに
より検知されることになるので、このような不正使用に
対しても偽紙幣の識別が確実に行われる。
【0006】
【実施例】以下本願の実施例を図面にもとづいて詳述す
る。図1は諸センサーの配置関係を示す紙幣搬送通路の
平面図で、1は幅方向に並行して紙幣の搬送方向(図中
矢印方向)に送行する搬送ベルトであって、該搬送ベル
ト1は、搬送モータ2により歯車機構3を介して回転駆
動され、この回転と共にモータパルス4も作動する。
【0007】搬送通路の入口付近の幅方向の両側部に
は、紙幣の挿入を検知する紙幣挿入検知センサー5L,
5Rが配置してあり、該検知センサー5L,5RがON
することにより搬送モータ2が正方向に回転する。一方
の検知センサー5Lに近接して識別トリガー素子6が設
けてあり、この識別トリガー素子6の作動により、紙幣
はパルスモータ4に同期して搬送される。
【0008】搬送ベルト1の左右位置には、磁気検知セ
ンサー(例えば磁気抵抗センサー)7L,7Rが、また
該センサー7L,7Rから紙幣の搬送方向に離れた同一
列n上の位置には、光センサー8L,8Rが夫々配置し
てあり、さらに幅方向の中央位置には、紙幣の搬送方向
の同一列m上に位置して赤外型光センサー(例えば赤外
発光ダイオード)9と赤色型光センサー(例えば赤色発
光ダイオード)10とが配置してある。
【0009】しかして、図において紙幣を搬送通路に挿
入すると、紙幣挿入検知センサー5L,5RがONとな
って搬送モータ2が正回転し、紙幣は図中矢印方向に搬
送されると共に、識別トリガー素子6のONにより紙幣
はモータパルス4に同期しながら搬送され、その搬送過
程で紙幣の磁気印刷部分は磁気検知センサー7L,7R
により、また彩色印刷部分は光センサー8L,8Rによ
り夫々検知される。
【0010】従って例えば真紙幣をカラー複写機により
複写し、かつ、真紙幣における磁気印刷部分に対応する
位置に鉄粉などを含んだ磁気テープを貼着して成る偽紙
幣を搬送通路に挿入する不正使用の場合には、磁気抵抗
センサー7L,7Rにおいて、真紙幣と同様の磁気検知
信号が得られるが、その磁気テープを貼着した部分がさ
らに光センサー8L,8Rの位置に至ったとき、その部
分の透過光率乃至反射光率は真紙幣の場合と大きく異な
り、その結果磁気テープを貼着した偽紙幣を確実に識別
することができ、この関係は、磁気抵抗センサー7L,
7Rと光センサー8L,8Rの前後位置を変更した場合
も同様である。
【0011】ところで出願人が、実験したところによれ
ば、赤色型光センサーによる検知信号の波形は、偽紙幣
が白黒の二色複写の場合と真紙幣の場合とで、その差が
殆ど現れないのに対し、カラー複写の場合は、その差が
大きく現れ、また、赤外型光センサーによる検知信号の
波形は、偽紙幣が白黒の二色複写の場合と真紙幣の場合
とで、その差が大きく現れるのに対し、カラー複写の場
合には、その差が殆ど現れないこと、即ちカラー複写に
よる偽紙幣の識別には、赤色型光センサーが有効であ
り、白黒の二色複写による偽紙幣の識別には赤外型光セ
ンサーが有効であることが判明した。
【0012】しかして上記実施例において、光センサー
8L,8Rのいづれか一方を赤色型光センサーとし、そ
の他方を赤外型光センサーとすることによって、より確
実な真紙幣の識別を達成することができる。
【0013】さらにまた上記において、紙幣はその搬送
過程で赤外型光センサー9と赤色型光センサー10とに
より彩色印刷部分が検知される。即ち不正行為におい
て、白黒の二色複写した偽紙幣と、カラー複写した偽紙
幣とをそれぞれ裁断して、短手方向で繋ぎ合わすること
により一枚の偽紙幣を作成して行使する事例があり、こ
のような不正行為の場合、挿入された偽紙幣は、その同
一個所が赤外型光センサー9と、赤色型光センサー10
の位置を通過することになるので、偽紙幣の同一個所
を、赤外型光センサー9に対しても亦赤色型光センサー
10に対しても同一に反応する特殊な複写で形成しない
かぎり真紙幣と差異のない検知信号波形を得ることはで
きないから、赤外型光センサー9と赤色型光センサー1
0とを紙幣の進入方向の同一線上に配置することによっ
て光センサーによる偽紙幣の識別を正確に行うことがで
きる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本願によれば、挿入された
紙幣の同一個所が、磁気抵抗センサーと光センサーとを
共に通過することになるので、磁気テープなどを用いた
偽紙幣に対し確実な識別を行うことができ、特に請求項
3記載の構成によれば、白黒の二色複写による偽紙幣及
びカラー複写による偽紙幣の識別をも有効に行うことが
できるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】諸センサーの配置関係を示した紙幣搬送通路の
平面図
【符号の説明】
5L,5R 紙幣挿入検知センサー 6 識別トリガー素子 7L,7R 磁気抵抗センサー 8L,8R 光センサー 9 赤外型光センサー 10 赤色型光センサー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣の磁気を検知する磁気検知センサー
    と、紙幣の模様を検出する光センサーとを配設して成る
    紙幣識別装置において、前記磁気検知センサーと、前記
    光センサーとを、紙幣の搬送方向の同一列の前後に配置
    したことを特徴とする紙幣識別装置。
  2. 【請求項2】 磁気検知センサーと光センサーとを,紙
    幣の搬送方向と直交する2個所にそれぞれ配置すると共
    に、その一方の光センサーを赤色型光センサーとし、そ
    の他方の光センサーを赤外型光センサーとした請求項1
    記載の紙幣識別装置。
  3. 【請求項3】 紙幣の搬送方向と直交する方向の中間位
    置に、赤色型光センサーと赤外型光センサーとを、紙幣
    の搬送方向の同一列の前後に配置して成る請求項2記載
    の紙幣識別装置。
JP5271197A 1993-10-05 1993-10-05 紙幣識別装置 Pending JPH07105429A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5271197A JPH07105429A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 紙幣識別装置
KR1019940025369A KR100344639B1 (ko) 1993-10-05 1994-10-04 지폐식별장치

Applications Claiming Priority (1)

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JP5271197A JPH07105429A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 紙幣識別装置

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JPH07105429A true JPH07105429A (ja) 1995-04-21

Family

ID=17496706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5271197A Pending JPH07105429A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 紙幣識別装置

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JP (1) JPH07105429A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014219827A (ja) * 2013-05-08 2014-11-20 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 磁気読取装置および紙幣取扱装置
JP2018136742A (ja) * 2017-02-22 2018-08-30 沖電気工業株式会社 紙幣鑑別装置、及び現金処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014219827A (ja) * 2013-05-08 2014-11-20 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 磁気読取装置および紙幣取扱装置
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