JPH07104899B2 - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JPH07104899B2
JPH07104899B2 JP1265949A JP26594989A JPH07104899B2 JP H07104899 B2 JPH07104899 B2 JP H07104899B2 JP 1265949 A JP1265949 A JP 1265949A JP 26594989 A JP26594989 A JP 26594989A JP H07104899 B2 JPH07104899 B2 JP H07104899B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、バーコード読取装置等に利用される光走査装
置に関するものである。
従来の技術 従来のこの種のバーコード読取装置の一例を第4図及び
第5図(a)(b)(c)に基づいて説明する。まず、
透明な読取窓1が外枠2に形成された本体ケース3が設
けられ、この本体ケース3内にレーザ光を照射する光源
4と集光レンズ5と回転ミラー6と固定ミラー7とによ
る光学系8が配設されている。前記回転ミラー6は図示
しない駆動部に連結されて回転軸9を中心に高速回転す
るものであり、かつ、複数の平面による反射面10が形成
されている。具体的には、六面の反斜面10があり、互い
に対称位置にあるA−A′、B−B′、C−C′の三種
の反射面10が設けられている。
このような構成において、光源4から照射されたレーザ
光は集光レンズ5で集光されて回転ミラー6の反斜面1
に照射される。そこで、第5図(a)で示されるよう
に、A−A′なる反射面10(回転軸9の軸心と平行)で
反射されたレーザ光は、固定ミラー7でαなる角度で
反射されて走査光aが形成される。この走査光aは紙面
に対して垂直方向に走査される。また、第5図(b)で
示されるように、B−B′なる反射面10(回転軸9の軸
心と角度Θbをなしている面)で反射されたレーザ光
は、固定ミラー7でαなる角度で反射されて走査光b
が形成される。この走査光bもまた紙面に対して垂直方
向に走査される。さらに、第5図(c)で示されるよう
に、C−C′なる反射面10(回転軸9の軸心と角度Θc
をなしている面)で反射されたレーザ光は、固定ミラー
7でαなる角度で反射されて走査光cが形成される。
この走査光cもまた紙面に対して垂直方向に走査され
る。
このようにして走査光a、b、cが互いに平行光として
走査されるが、これらの走査光a、b、cの焦点位置
は、Pa、Pb、Pcで示されるように光路長が同じであるた
め、第4図に示されるように回転ミラー6のレーザ光の
反射位置の虚像位置を中心とする円弧上に位置すること
になる。
発明が解決しようとする課題 第3図に示すように、オペレータ11はバーコードが印刷
されたラベルが貼付された商品12を持って本体ケース3
の読取窓1の上を移動させる。すなわち、上から見て凹
面状の移動線Mに沿って商品12は移動する。その反面、
前述のように走査光a、b、cの焦点位置Pa、Pb、Pc
は、上から見て凸面状の焦点位置線Nに沿わせて配列さ
れた状態になっている。
そのため、商品12が走査線の焦点位置に一致する機会は
少なく、読取性能が落ちることになる。もちろん、各走
査線にはかなりの大きさの焦点深度があるため、その位
置的な厳密度は低いものであるが、第3図に示すように
実質的には解像度が低下することにより、読取精度にも
影響しているものである。
課題を解決するための手段 請求項1記載の発明は、集光レンズと回転ミラーと固定
ミラーとによる光学系で光源から照射されるレーザ光を
読取窓を通過させて走査させ、その走査線が複数の方向
を持つとともに一つの方向に対して複数本の平行な走査
線を持つ光走査装置において、前記読取窓上の平行な走
査線の焦点位置がオペレータの肩を中心とする略円弧線
上に位置するように前記回転ミラーの複数個の反射面を
異なる曲率の凹面により形成した。
また、請求項2記載の発明は、記読取窓上の平行な走査
線の焦点位置がオペレータの肩を中心とする略円弧線上
に位置するように前記光学系の焦点距離を異ならせて設
定した。
作用 平行な走査光の焦点位置は、オペレータの肩を中心とす
る略円弧線上に位置するため、走査対象物としての商品
等の移動位置と複数本の走査光の焦点位置とが略一致す
ることになり、これにより、解像度の高い読取が可能と
なってその性能を向上させているものである。
実施例 本発明の第一の実施例を第1図乃至第3図に基づいて説
明する。第4図及び第5図について説明した部分と同一
部分は同一符号を用い説明も省略する。本実施例は回転
ミラー6の反射面10を凹面鏡にしたものである。これら
の凹面鏡は、各面においてその曲率と反射方向とを変え
たものであり、かつ、その焦点位置も異なるものであ
る。
すなわち、第1図に示すものは、一本の走査線に関する
ものであるが、回転ミラー6の反射面10が平面である場
合における焦点位置がPbであるとした場合、その反射面
10の凹面の曲率により焦点位置をPb′としたものであ
る。
具体的には、 l:集光レンズ5と反射面10との距離 lb:集光レンズ5から焦点Pb′までの距離 f1:集光レンズ5の焦点距離 f2:反射面10の焦点距離 とした時、 となり、凹面の曲率、すなわち、反射面10の焦点距離f2
を設定することにより焦点位置Pb′の設定が簡単にでき
る。しかして、反射面10の傾きは、第2図に示すよう
に、回転軸9の軸線と直角な方向をXとしたとき、反射
点(イ点)に対して凹面Bの法線RbがΘbだけ傾いてい
る。換言すれば、軸線に対して凹面Bの方向Yが軸線に
対してΘbだけ傾いている。
このようにして第3図に示すように走査線a、b、cの
焦点位置をオペレータ11の肩13を中心として腕14を半径
とした円弧、すなわち、前述の移動線Mの上に位置させ
たものである。これにより、商品12の被読取面は移動線
Mに沿わせて移動することになり、高い解像度をもって
バーコードの読取がなされる。
つぎに、本発明の第二の実施例を説明する。本実施例は
特に図示しないが、第4図に示す従来の構造において、
例えば、固定ミラー7を走査線毎に配置して各走査線の
焦点位置が第3図の移動線Mの上に配置されるようにし
たものである。このような手段は、集光レンズ5を走査
線毎に変えるようにしても達成することができ、光学系
8のいずれかの部分の変更で焦点位置を移動線Mの上に
配置しているものである。
発明の効果 本発明は上述のように、集光レンズと回転ミラーと固定
ミラーとによる光学系で光源から照射されるレーザ光を
読取窓を通過させて走査させ、その走査線が複数の方向
を持つとともに一つの方向に対して複数本の平行な走査
線を持つ光走査装置において、前記読取窓上の平行な走
査線の焦点位置がオペレータの肩を中心とする略円弧上
に位置するように前記回転ミラーの複数個の反射面を異
なる曲率の凹面により形成するか、あるいは、読取窓上
の平行な走査線の焦点位置がオペレータの肩を中心とす
る略円弧線上に位置するように前記光学系の焦点距離を
異ならせて設定したので、平行な走査光の焦点位置は、
オペレータの肩を中心とする略円弧線上に位置するた
め、走査対象物としての商品等の移動位置と複数本の走
査光の焦点位置とが略一致することにより、これによ
り、解像度の高い読取が可能となってその性能を向上さ
せることができると云う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を示す側面図、第2図は
回転ミラーの側面図、第3図はオペレータに対面した状
態の正面図、第4図は従来の一例を示す側面図、第5図
は各反射面により形成される走査線を示す側面図であ
る。 1……読取窓、5……集光レンズ、6……回転ミラー、
7……固定ミラー、8……光学系、10……反射面、11…
…オペレータ、13……肩

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集光レンズと回転ミラーと固定ミラーとに
    よる光学系で光源から照射されるレーザ光を読取窓を通
    過させて走査させ、その走査線が複数の方向を持つとと
    もに一つの方向に対して複数本の平行な走査線を持つ光
    走査装置において、前記読取窓上の平行な走査線の焦点
    位置がオペレータの肩を中心とする略円弧線上に位置す
    るように前記回転ミラーの複数個の反斜面を異なる曲率
    の凹面により形成したことを特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】集光レンズと回転ミラーと固定ミラーとに
    よる光学系で光源から照射されるレーザ光を読取窓を通
    過させて走査させ、その走査線が複数の方向を持つとと
    もに一つの方向に対して複数本の平行な走査線を持つ光
    走査装置において、前記読取窓上の平行な走査線の焦点
    位置がオペレータの肩を中心とする略円弧線上に位置す
    るように前記光学系の焦点距離を異ならせて設定したこ
    とを特徴とする光走査装置。
JP1265949A 1989-10-12 1989-10-12 光走査装置 Expired - Fee Related JPH07104899B2 (ja)

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JPH03127191A JPH03127191A (ja) 1991-05-30
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5859417A (en) * 1991-06-14 1999-01-12 Symbol Technologies, Inc. Optical scanners having dual surface optical elements for dual working ranges
US6948662B2 (en) 1991-07-25 2005-09-27 Symbol Technologies, Inc. Two-dimensional optical code scanner with scanning pattern having region of greater apparent brightness for assisting alignment of scanning pattern
US6382513B1 (en) 1991-07-25 2002-05-07 Symbol Technologies, Inc. Optical scanner with segmented collection mirror
US6029893A (en) * 1995-05-22 2000-02-29 Symbol Technologies, Inc. Optical scanner having a reflected light collector including holographic optical elements
JPWO2020066402A1 (ja) * 2018-09-25 2021-08-30 株式会社小糸製作所 光照射装置

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