JPH07104835B2 - 共有メモリのアクセス切換方法 - Google Patents

共有メモリのアクセス切換方法

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JPH07104835B2
JPH07104835B2 JP14263289A JP14263289A JPH07104835B2 JP H07104835 B2 JPH07104835 B2 JP H07104835B2 JP 14263289 A JP14263289 A JP 14263289A JP 14263289 A JP14263289 A JP 14263289A JP H07104835 B2 JPH07104835 B2 JP H07104835B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、複数のCPUからアクセス可能な共有メモリ
のアクセス切換方法に関するものである。
[従来の技術] 複数のCPU間にてデータを受け渡す方法の一つとして複
数のCPUからアクセス可能な共有メモリを使用する方法
がある。共有メモリは通常複数のCPUから同時にアクセ
スすることはできないので、同時に複数のCPUよりアク
セス可能とするためには排他制御を行う回路が必要とな
る。すなわち、共有メモリをある一定期間は1つのCPU
だけでアクセス可能とし、他のCPUからはアクセス不可
とする共有メモリのアクセス切換方法はCPUとメモリの
間のアクセス線を切り換える回路を付加することにより
実現される。
第3図は、従来の共有メモリのアクセス切換方法が適用
された装置全体のブロック構成を示している。図におい
て、(1)は第1のCPUを有する第1処理装置、例え
ば、第1のCPUシステムである(以下このCPUシステム
をCPU1と称する)。(2)は第2処理装置、例えば、
CPUシステムである(以下このCPUシステムをCPU2と
称する)。(3)は共有メモリ、(4)は上記CPU1
(1)側の共有メモリアクセス線、(5)はCPU2(2)
側の共有メモリアクセス線、(6)は接続切換手段とし
てのアクセス切換回路であり、アクセス切換制御信号
(7)の入力により、通常は共有メモリ(3)をCPU2
(2)側からアクセス可能に接続する。(16)はCPU1
(1)からCPU2(2)へ送信される共有メモリ接続要求
信号、(17)は上記CPU1(1)の接続要求信号(16)に
対するCPU2(2)から送信されるCPU1(1)への接続返
答信号、(18)はCPU1(1)からCPU2(2)へ送信され
る共有メモリ(3)の接続を元に戻す接続返却信号であ
る。
この例では、共有メモリのアクセス切換回路(6)はCP
U2(2)が管理しており、初期状態では、アクセス切換
回路(6)はCPU2側の共有メモリアクセス線(5)に切
り換えられており、共有メモリ(3)のアクセスはCPU2
(2)が可能となっている。
次にアクセス線切換方法について説明する。この例では
CPU2(2)が共有メモリ(3)を管理しているため、CP
U1(1)が共有メモリ(3)にアクセスする場合はCPU1
(1)がCPU2(2)に共有メモリ(3)を要求する形を
とる。第3図において、CPU1(1)は接続要求信号(1
6)により共有メモリ(3)をCPU2(2)に要求する。C
PU2(2)はアクセス切換制御信号(7)を操作し、ア
クセス切換回路(6)をCPU2(2)側の共有メモリアク
セス線(5)からCPU1(1)側の共有メモリアクセス線
(4)に切り換えた後、接続返答信号(17)によりCPU1
(1)に共有メモリ(3)をアクセス可能となったこと
を知らせる。CPU1(1)は、接続返答信号(17)を待
ち、共有メモリ(3)をアクセスし、アクセス終了後、
接続返却信号(18)によりCPU2(2)に共有メモリ
(3)の返却を知らせる。CPU2(2)は再び、アクセス
切換制御信号(7)を出力し、アクセス切換回路(6)
をCPU1(1)側の共有メモリアクセス線(4)よりCPU2
(2)側共有メモリアクセス線(5)に切り換える。こ
の結果、アクセス切換回路(6)は再び第3図の状態に
戻る。
第4図は第3図に示した装置の動作を示すフローチャー
ト、すなわち、CPU1(1)から接続要求信号(16)を受
け取った場合、および、CPU1(1)から接続返却信号
(18)を受け取った場合におけるCPU2(2)側の動作を
示すフローチャートである。CPU1(1)から接続要求信
号(16)により共有メモリ(3)を要求された場合に、
CPU2(2)はまずステップ(40)にて、CPU2(2)内部
に持つ共有メモリフラグをONする。ここで共有メモリフ
ラグはON時に共有メモリ(3)がCPU1(1)側の共有メ
モリアクセス線(4)に、OFF時にCPU2(2)側の共有
メモリアクセス線(5)に切り換えられていることを示
すものである。次にステップ(41)にてアクセス切換制
御信号(7)を操作して、アクセス切換回路(6)をCP
U2(2)側の共有メモリアクセス線(5)からCPU1
(1)側の共有メモリアクセス線(4)に切り換える。
次にステップ(42)にて接続返答信号(17)により、CP
U1(1)に共有メモリ(3)がアクセス可能となったこ
とを知らせる。
CPU1(1)から接続返却信号(18)により共有メモリ
(3)の返却を知らされた場合に、CPU2(2)は、まず
ステップ(43)にてアクセス切換制御信号(7)を操作
して、アクセス切換回路(6)をCPU1(1)側の共有メ
モリアクセス線(4)からCPU2(2)側共有メモリアク
セス線(5)に切り換える。次にステップ(44)にて共
有メモリフラグをOFFする。
ここでCPU2(2)は、共有メモリフラグがONの間は共有
メモリ(3)をアクセスしてはならない。
第5図は、CPU1(1)側がマルチタスクシステムであ
り、各タスクが共有メモリ(3)のアクセスを行う必要
がある場合において、従来の共有メモリのアクセス切換
方法が適用された装置全体のブロック構成を示してい
る。
第5図に示した例はセマフォを使用する場合である。図
において、(14)は第1タスク、例えば、タスクAであ
る。(15)は第2タスク、例えば、タスクBである。
(19)は共有メモリ(3)の排他制御に使用されるセマ
フォであり、各タスクA(14)・B(15)とセマフォ
(19)の間の矢印はセマフォ(19)のON・OFF操作を表
している。マルチタスクシステムにおいて、タスク間で
排他制御を行うため、セマフォ(19)が使用される。す
なわち、このセマフォ(19)にて共有メモリ(3)の接
続要求信号(16)により共有メモリ(3)をアクセスOK
としてアクセスし、接続返却信号(18)により返却する
までの一連の処理を排他制御する。
[発明が解決しようとする課題] 従来の共有メモリのアクセス切換方法においては、例え
ばセマフォ(19)を使用した場合はセマフォ制御による
オーバーヘッドが増加し、また、1つのタスクが共有メ
モリ(3)にアクセスしている間、他のタスクが完全に
停止する場合があり効率が悪くなる。また、セマフォ
(19)のような付加的なものを制御しなければならない
ため、各タスクのアルゴリズムの明確さがそこなわれ、
共有メモリのアクセスに対する自由度の制限が強くなる
などの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、各タスクが互いを意識する必要なく共有メモ
リをアクセスできる共有メモリのアクセス切換方法を得
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係わる共有メモリのアクセス切換方法は、第
1処理装置が、この第1処理装置が有する2つのタスク
のうちの一方のタスクである第1タスクによる共有メモ
リのアクセスを必要とし、タスク別に有する接続要求信
号線のうちの第1タスクの接続要求信号線を介して接続
要求信号を第2処理装置に送信する段階と、接続要求信
号の受信により第2処理装置が、第1タスクのフラグを
オンにし、さらに、2つのタスクのうちの他方のタスク
である第2タスクのフラグがオフであれば共有メモリフ
ラグをオンにするとともに共有メモリを第1処理装置が
アクセスできるように接続切換手段を切換える段階と、
タスク別に有する接続返答信号線のうちの第1タスクの
接続返答信号線を介して第2処理装置が接続返答信号を
第1処理装置に送信する段階と、接続返答信号の受信に
より第1処理装置が、第1タスクにより共有メモリのア
クセスを行い、このアクセスが終了した後、タスク別に
有する接続返却信号線のうちの第1タスクの接続返却信
号線を介して接続返却信号を第2処理装置に送信する段
階と、接続返却信号の受信により第2処理装置が、第1
タスクのフラグをオフにし、さらに、第2タスクのフラ
グがオフであれば共有メモリフラグをオフにするととも
に共有メモリを第2処理装置がアクセスできるように接
続切換手段を切換える段階と、を有するようにしたもの
である。
[作用] この発明における共有メモリのアクセス切換方法は、第
1処理装置が、この第1処理装置が有する2つのタスク
のうちの一方のタスクがある第1タスクによる共有メモ
リのアクセスを必要とし、タスク別に有する接続要求信
号線のうちの第1タスクの接続要求信号線を介して接続
要求信号を第2処理装置に送信し、この接続要求信号の
受信により第2処理装置が、第1タスクのフラグをオン
にし、さらに、2つのタスクのうちの他方のタスクであ
る第2タスクのフラグがオフであれば共有メモリフラグ
をオンにするとともに共有メモリを第1処理装置がアク
セスできるように接続切換手段を切換え、タスク別に有
する接続返答信号線のうちの第1タスクの接続返答信号
線を介して第2処理装置が接続返答信号を第1処理装置
に送信し、接続返答信号の受信により第1処理装置が、
第1タスクによる共有メモリのアクセスを行い、このア
クセスが終了した後、タスク別に有する接続返却信号線
のうちの第1タスクの接続返却信号線を介して接続返却
信号を第2処理装置に送信し、接続返却信号の受信によ
り第2処理装置が、第1タスクのフラグをオフにし、さ
らに、第2タスクのフラグがオフであれば共有メモリフ
ラグをオフにするとともに共有メモリを第2処理装置が
アクセスできるように接続切換手段を切換える。
[発明の実施例] 第1図は、この発明の一実施例による共有メモリのアク
セス切換方法が適用された装置全体のブロック構成を示
す図である。なお、図中、従来のものと同じ符号で示し
たものは従来のそれと同一、または相当する部分を示
す。図において、(8)はタスクA用接続要求信号、
(9)はタスクA用接続返答信号、(10)はタスクA用
接続返却信号である。
また、(11)はタスクB用接続要求信号、(12)はタス
クB用接続返答信号、(13)はタスクB用接続返却信号
である。なお、第1図に示すように、タスクA用接続要
求信号(8)およびタスクB用接続要求信号(11)はそ
れぞれ別に設けられた接続要求信号線によりCPU1(1)
からCPU2(2)に伝えられ、タスクA用接続返答信号
(9)およびタスクB用接続返答信号(12)はそれぞれ
別に設けられた接続返答信号線によりCPU2(2)からCP
U1(1)に伝えられ、タスクA用接続返却信号(10)お
よびタスクB用接続返却信号(13)はそれぞれ別に設け
られた接続返却信号線によりCPU1(1)からCPU2(2)
に伝えられる。
また、共有メモリ(3)は各タスクそれぞれのために重
なりのないように使用するエリアを決めてある。また、
第1図は、アクセス切換回路(6)がCPU2(2)側の共
有メモリアクセス線()に切り換えられている状態を
示しており、CPU2(2)が共有メモリ(3)をアクセス
できる状態になっている。従来と同じくこの状態が初期
状態である。
次に、この発明の動作について説明する。CPU1(1)の
各タスクが共有メモリ(3)をアクセスしたい場合は、
当該接続要求信号(8)、(11)を送信してCPU2(2)
に要求し、CPU2(2)からの当該接続返答信号(9)、
(12)を待ち、この当該返答信号(9)、(12)を受信
して共有メモリ(3)をアクセスし、アクセス終了後、
当該接続返却信号(10)、(13)をCPU2(2)に送信
し、CPU2(2)に共有メモリ(3)の返却を知らせる。
上述の一連の処理は従来と同一であるが、それらの信号
がタスク毎に設けられた専用の信号線を介して送信さ
れ、他のタスクを意識することなく、この一連の処理を
実行できる点が従来と異なる。
第2図は1図に示した装置の動作を示すフローチャー
ト、すなわち、CPU1(1)からタスクA用接続要求信号
(8)を受け取った場合、および、CPU1(1)からタス
クA用接続返却信号(10)を受け取った場合におけるCP
U2(2)側の動作を示すフローチャートである。
従来の共有メモリフラグに加えて、タスクA(14)に対
応したフラグである第1タスクのフラグ、例えば、A−
フラグが追加されているとともに、タスクB(15)に対
応したフラグである第2タスクのフラグ、例えば、B−
フラグが追加されている。これらのフラグはONにて該当
タスクより接続要求信号(8)、(11)があり該当タス
クが現在共有メモリ(3)にアクセス中であることを表
し、OFFにて該当タスクより接続返却信号(10)、(1
3)があり該当タスクが現在共有メモリ(3)をアクセ
スしていないことを表す。なお、これらのフラグの初期
状態はOFFである。
次に第2図に示したフローチャートにおいて、接続要求
信号(8)により共有メモリ(3)を要求された場合
に、CPU2(2)は、まずステップ(30)にてA−フラグ
をONとする。次にステップ(31)にてB−フラグがONで
あるか調べる。B−フラグがONであるならば現在、共有
メモリ(3)はCPU1(1)のタスクB(15)がアクセス
中であり、CPU1(1)側の共有メモリアクセス線(4)
に既に切り換えられていることになるので、アクセス切
換制御信号(7)の操作は行わずにステップ(34)へ進
む。上記B−フラグがOFFである場合には、現在、CPU1
(1)側の共有メモリアクセス線(4)にはまだ切り換
えられていないことになるので、ステップ(32)にて共
有メモリフラグをONにして、次にステップ(33)にてア
クセス切換制御信号(7)を操作してアクセス切換回路
(6)をCPU2(2)側の共有メモリアクセス線(5)よ
りCPU1(1)側の共有メモリアクセス線(4)に切り換
える。次にステップ(34)にてタスクA用接続返答信号
(9)によりCPU1(1)のタスクA(14)に共有メモリ
(3)がアクセスOKとなったことを知らせる。
CPU2(2)がタスクA用接続返却信号(10)により共有
メモリ(3)の返却をCPU(1)のタスクA(14)より
知らされた場合は、まずステップ(35)にA−フラグを
OFFにした後、ステップ(36)にてB−フラグがONであ
るか調べる。B−フラグがONであるならば、現在、共有
メモリ(3)はCPU1(1)のタスクB(15)がアクセス
中であり、CPU2(2)側の共有メモリアクセス線(5)
に、切り換えてはならないため、アクセス切換制御信号
(7)の操作は行わずに終了する。上記B−フラグがOF
Fである場合にはCPU2(2)側の共有メモリアクセス線
(5)に切り換えても良いことになるのでステップ(3
7)にてアクセス切換制御信号(7)を操作してアクセ
ス切換回路(6)をCPU1(1)側の共有メモリアクセス
線(4)からCPU2(2)側の共有メモリアクセス線
(5)に切り換える。次にステップ(38)にて共有メモ
リフラグをOFFとする。
第2図に記載されていないが、CPU1(1)からタスクB
用接続要求信号(11)を受け取った場合、および、CPU1
(1)からタスクB用接続返却信号(13)を受け取った
場合におけるCPU2(2)側の動作も上述したタスクA用
の場合の動作と同様である。
なお、ここでCPU2(2)は、共有メモリフラグがONの間
は共有メモリ(3)をアクセスしてはならないことは従
来と同様である。
以上の詳細動作を要約すると、共有メモリ(3)が、CP
U1(1)からの各タスク接続要求信号(8)、(11)の
OR条件にて、CPU1(1)側の共有メモリアクセス線
(4)に切り換わり、また、各タスクの接続返却信号
(10)、(13)のAND条件にて、CPU2(2)側の共有メ
モリアクセス線(5)に切り換わる。従って、CPU1
(1)の各タスクの共有メモリ(3)上のアクセスエリ
アが重ならないように予め設定しておけば、各タスクは
他のタスクを意識することなく、それぞれ独立で自由
に、共有メモリ(3)を一連の処理にてアクセスでき
る。
なお、上記実施例ではCPU1(1)のタスクは2タスクで
あるが、2タスクに限定されるものではなく、それ以上
のタスクであってもよい。
また、上記実施例では、共有メモリ(3)の切換はCPU2
(2)が管理していたが、独立の管理機構を持つもので
あってもよい。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、第1処理装置が、こ
の第1処理装置が有する2つのタスクのうちの一方のタ
スクである第1タスクによる共有メモリのアクセスを必
要とし、タスク別に有する接続要求信号線のうちの第1
タスクの接続要求信号線を介して接続要求信号を第2処
理装置に送信し、この接続要求信号の受信により第2処
理装置が、第1タスクのフラグをオンにし、さらに、2
つのタスクのうちの他方のタスクである第2タスクのフ
ラグがオフであれば共有メモリフラグをオンにするとと
もに共有メモリを第1処理装置がアクセスできるように
接続切換手段を切換え、タスク別に有する接続返答信号
線のうちの第1タスクの接続返答信号線を介して第2処
理装置が接続返答信号を第1処理装置に送信し、接続返
答信号の受信により第1処理装置が、第1タスクによる
共有メモリのアクセスを行い、このアクセスが終了した
後、タスク別に有する接続返却信号線のうちの第1タス
クの接続返却信号線を介して接続返却信号を第2処理装
置に送信し、接続返却信号の受信により第2処理装置
が、第1タスクのフラグをオフにし、さらに、第2タス
クのフラグがオフであれば共有メモリフラグをオフにす
るとともに共有メモリを第2処理装置がアクセスできる
ように接続切換手段を切換えるようにしたので、セマフ
ォを用いる制御の場合とは異り時間遅れの発生が防止さ
れ、高速動作ができるとともに各タスク間におけるソフ
トウエアの独立性が確保されプログラムの作成を容易化
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による共有メモリのアクセ
ス切換方法が適用された装置全体を示すブロック図、第
2図は第1図に示した装置の動作を示すフロー図、第3
図は従来の共有メモリのアクセス切換方法が適用された
装置全体を示すブロック図、第4図は第3図に示した装
置の動作を示すフロー図、第5図は従来の共有メモリの
アクセス方法が適用された他の装置のブロック図であ
る。 図において、(1)はCPUシステム1、(2)はCPUシス
テム2、(3)は共有メモリ、(4)は共有メモリアク
セス線、(5)は共有メモリアクセス線、(6)はアク
セス切換回路、(7)はアクセス切換制御信号、(8)
はタスクA用接続要求信号、(9)はタスクA用接続返
答信号、(10)はタスクA用接続返却信号、(11)はタ
スクB用接続要求信号、(12)はタスクB用接続返答信
号、(13)はタスクB用接続返却信号、(14)はタスク
A、(15)はタスクBを示す。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1処理装置が、この第1処理装置が有す
    る2つのタスクのうちの一方のタスクである第1タスク
    による共有メモリのアクセスを必要とし、タスク別に有
    する接続要求信号線のうちの上記第1タスクの上記接続
    要求信号線を介して接続要求信号を第2処理装置に送信
    する段階と、 上記接続要求信号の受信により上記第2処理装置が、上
    記第1タスクのフラグをオンにし、さらに、上記2つの
    タスクのうちの他方のタスクである第2タスクのフラグ
    がオフであれば共有メモリフラグをオンにするとともに
    上記共有メモリを上記第1処理装置がアクセスできるよ
    うに接続切換手段を切換える段階と、 タスク別に有する接続返答信号線のうちの上記第1タス
    クの上記接続返答信号線を介して上記第2処理装置が接
    続返答信号を上記第1処理装置に送信する段階と、 上記接続返答信号の受信により上記第1処理装置が、上
    記第1タスクによる上記共有メモリのアクセスを行い、
    このアクセスが終了した後、タスク別に有する接続返却
    信号線のうちの上記第1タスクの上記接続返却信号線を
    介して接続返却信号を上記第2処理装置に送信する段階
    と、 上記接続返却信号の受信により上記第2処理装置が、上
    記第1タスクのフラグをオフにし、さらに、上記第2タ
    スクのフラグがオフであれば上記共有メモリフラグをオ
    フにするとともに上記共有メモリを上記第2処理装置が
    アクセスできるように上記接続切換手段を切換える段階
    と、 を有することを特徴とする共有メモリのアクセス切換方
    法。
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