JPH07104603B2 - スピンナ装置 - Google Patents

スピンナ装置

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JPH07104603B2
JPH07104603B2 JP2031967A JP3196790A JPH07104603B2 JP H07104603 B2 JPH07104603 B2 JP H07104603B2 JP 2031967 A JP2031967 A JP 2031967A JP 3196790 A JP3196790 A JP 3196790A JP H07104603 B2 JPH07104603 B2 JP H07104603B2
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JP
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disk
disk member
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rotary table
rotating
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勝美 山口
好男 川俣
俊雄 柏木
正彦 琴寄
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,紫外線硬化型等の塗料を用いてディスク部材
上に保護膜等の塗布を行うスピンナ装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図は従来の回転テーブルを用いたスピンナ装置の一
例として,紫外線硬化型塗料を用いたCD(コンパクトデ
ィスク)用保護膜塗布装置を説明するための図である。
先ず,保護膜の未だ形成されていないディスク状の部材
(以下ディスク部材という)1が回転テーブル2上のデ
ィスク供給位置3に外部のマニプレータ等により載置さ
れる。次に,回転テーブル2が1ピッチ回転してディス
ク部材1が静電ブロー除塵処理位置4に達し,ここでデ
ィスク部材1に帯電により付着しているゴミ等の異物が
取り除かれる。次に,回転テーブル2が1ピッチ回転す
ると,ディスク部材1はスピン塗布機構5のスピンナ位
置6に達する。スピンナ位置6のディスク部材1はここ
で低速回転し,この低速回転しているディスク部材1に
塗料吐出ノズル7から紫外線硬化型塗料が滴下・供給さ
れる。塗料の供給が完了すると,ディスク部材1は高速
回転し,ディスク部材1の塗料は遠心力によりディスク
部材表面に均一に分散される。次に,回転テーブル2が
1ピッチ回転すると,ディスク部材1は紫外線照射位置
8に達し,ディスク部材1上の塗料は紫外線照射位置9
により硬化する。この時点で全ての処理は完了する。次
に,回転テーブル2が1ピッチ回転してディスク部材1
がディスク排出位置10に達すると,処理済ディスク部材
1はディスク排出位置10にて外部のマニプレータ等によ
り払い出される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし,このような従来のスピンナ装置で処理能力を例
えば2倍にするためには,第4図に示された同一円周上
の各処理位置を2倍にし,静電ブロー除塵処理装置,ス
ピン塗布機構5,塗料吐出ノズル7及び紫外線照射装置9
を各々2セット配置しなければならない。そうなると,
次のような欠点がある。
(1) 回転テーブル2の直径が2倍となり,装置が大
きすぎる。
(2) 各装置が2セットとなるため装置全体の価格が
高い。
(3) 送りピッチに要する時間が2倍になるので,厳
密に言えば処理能力が2倍にはならない。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は以上の欠点を除去するために,光学式情報記録
媒体としてのディスク部材に液状の塗料を滴下・回転・
分散し,ディスク部材上に均一な塗膜を形成するスピン
ナ装置において,複数のディスク部材上に並列的に均一
な塗膜を形成するスピン塗布機構を回転テーブル上方に
設けると共に,該回転テーブルにより上記複数のディス
ク部材の搬送を同時に行うことを特徴とするスピンナ装
置を提供するものである。
〔作用〕 このようなスピンナ装置によれば,単位時間当たりの処
理枚数は従来装置の複数倍となり,処理能力当たりの装
置全体の寸法が極力小さくなると共に,装置のコストダ
ウンを図ることができる。
〔実施例〕
第1図乃至第3図により本発明の一実施例を説明する。
先ず,第2図に示すように保護膜の未だ形成されていな
いディスク部材1がスタックポール11に集積され,コン
ベア12上に置かれる。スタックポール11がコンベア12に
より搬送され,移動して所定の位置に来ると,コンベア
12が停止しスタックポール11も停止する。ここで,内周
側ディスク吸着アーム13と外周側ディスク吸着アーム15
は,後述する回転テーブル2上のディスク供給位置3の
間隔に合わせて配置され,結合部材28により互いに結合
されている。結合部材28は昇降シリンダ14に結合されて
おり,昇降シリンダ14の昇降に伴い,内周側ディスク吸
着アーム13と外周側ディスク吸着アーム15は一緒に昇降
するよう構成されている。ディスク部材1を回転テーブ
ル2に供給する場合には,先ず内周側ディスク吸着アー
ム13がスタックポール11よりディスク部材1を1枚取り
出し,昇降シリンダ14により上昇後1ピッチ移動する。
このとき,同時に外周側ディスク吸着アーム15も1ピッ
チ移動しており,スタックポール11よりディスク部材1
を1枚取り出し,昇降シリンダ14により上昇する。しか
る後,これらアームはディスク供給位置2方向に延び
て,2枚同時に回転テーブル2上のディスク供給位置3の
内周側ディスク受台16,外周側ディスク受台17に載置す
る。第1図において,回転テーブル2が1ピッチ回転し
て2枚のディスク部材1が静電ブロー除塵処理位置4に
達し,ここで2枚のディスク部材1は同時にブロー処理
が行われ,ディスク部材1に帯電により付着しているゴ
ミ等の異物が取り除かれる。次に,回転テーブル2が1
ピッチ回転すると,内周側のディスク部材1は内周側ス
ピン塗布機構18の内周側スピンナ位置19に達する。ここ
で,内周側ディスク受台16は,第3図に示す駆動機構と
似ているが,先ずモータのような回転駆動装置に一端が
結合されたシリンダのロッドが上昇し,そのロッド先端
部に支持され,回転テーブル2から離れた状態になる。
次に,回転駆動装置の低速回転に伴い,内周側スピンナ
位置19のディスク部材1はここで低速回転し,この低速
回転しているディスク部材1に内周側塗料吐出ノズル20
から紫外線硬化型塗料が滴下・供給される。塗料の供給
が完了すると,ディスク部材1は高速回転し,ディスク
部材1の塗料は遠心力によりディスク部材表面に均一に
分散される。このとき,外周側ディスク受台17は待機し
ている。次に,回転テーブル2が1ピッチ回転すると,
外周側のディスク部材1は外周側スピン塗布機構21の外
周側スピンナ位置22に達する。外周側スピンナ位置22の
ディスク部材1は,前述と同様にしてここで低速回転
し,この低速回転しているディスク部材1に外周側塗料
吐出ノズル23から紫外線硬化型塗料が滴下・供給され
る。塗料の供給が完了すると,ディスク部材1は高速回
転し,ディスク部材1の塗料は遠心力によりディスク部
材表面に均一に分散される。このとき,内周側ディスク
受台16は待機している。次に,回転テーブル2が1ピッ
チ回転すると,ディスク部材1は紫外線照射位置8に達
する。ここでは第3図に示すように,内周側及び外周側
2枚のディスク部材1は,夫々内周側シリンダ24,外周
側シリンダ25の夫々のシリンダロッドが前進することに
より紫外線反射板26内に挿入される。次に,モータのよ
うな回転駆動装置27が回転するに伴い,その回転駆動装
置27の回転駆動部にベルトにより結合され,支持されて
いる内周側シリンダ24,外周側シリンダ25が夫々その中
心部を中心として回転することにより,内周側ディスク
受台16上のディスク部材1及び外周側ディスク受台17上
のディスク部材1は同時に回転しながら紫外線照射装置
9により紫外線を均一に照射され,ディスク部材表面に
塗布された紫外線硬化型塗料は硬化する。この時点で全
ての処理は完了する。次に,回転テーブル2が1ピッチ
回転してディスク部材1がディスク排出位置10に達する
と,2枚の処理済ディスク部材1は第2図に示すように,
内周側ディスク吸着アーム13,外周側ディスク吸着アー
ム15により2枚同時に回転テーブル2上から取り除かれ
る。そして,これら内周側ディスク吸着アーム13,外周
側ディスク吸着アーム15は後退し,先ず外周側ディスク
吸着アーム15によりディスク部材1が,次いで1ピッチ
後退して内周側ディスク吸着アーム13によりディスク部
材1が,コンベア12上の空のスタックポール11に夫々1
枚づつ集積され,排出される。
尚,以上の実施例においては,内周側スピンナ位置19と
外周側スピンナ位置22とを回転テーブル2の1ピッチ分
すらし,内周側スピン塗布機構18と外周側スピン塗布機
構21とに分けたが,分けずに同一のスピン塗布機構で同
時に紫外線硬化型塗料の塗布を行うこともできる。ま
た,内周側,外周側の2つに分けたが,3つ以上に分けて
同時に行うこともできる。また,ディスク部材1に塗布
される塗料は紫外線硬化型塗料に限定されることはな
い。更にまた,ディスク収納手段としてスタックポール
で説明したが,ディスクを横方向に順次集積する収納器
などであっても勿論よい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明は,光学式情報記録媒体として
のディスク部材に液状の塗料を滴下・回転・分散し,デ
ィスク部材上に均一な塗膜を形成するスピンナ装置にお
いて,複数のディスク部材上に並列的に均一な塗膜を形
成するスピン塗布機構を回転テーブル上方に設けると共
に,該回転テーブルにより上記複数のディスク部材の搬
送を同時に行うことを特徴とするスピンナ装置である。
本発明はこのような特徴を有するので,単位時間当たり
の処理枚数は従来装置の複数倍となり,処理能力当たり
の装置全体の寸法が極力小さくなると共に,装置のコス
トダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を説明するための
図,第4図は従来のスピンナ装置を説明するための図で
ある。 1……ディスク部材、2……回転テーブル 3……ディスク供給位置 4……静電ブロー除塵処理位置 5……スピン塗布機構、6……スピンナ位置 7……塗料吐出ノズル、8……紫外線照射位置 9……紫外線照射装置、10……ディスク排出位置 11……スタックポール、12……コンベア 13……内周側ディスク吸着アーム 14……昇降シリンダ 15……外周側ディスク吸着アーム 16……内周側ディスク受台 17……外周側ディスク受台 18……内周側スピン塗布機構 19……内周側スピンナ位置 20……内周側塗料吐出ノズル 21……外周側スピン塗布機構 22……外周側スピンナ位置 23……外周側塗料吐出ノズル 24……内周側シリンダ、25……外周側シリンダ 26……紫外線反射板、27……回転駆動装置 28……結合部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−40539(JP,A) 特開 昭63−249950(JP,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学式情報記録媒体としてのディスク部材
    に液状の塗料を滴下・回転・分散し,ディスク部材上に
    均一な塗膜を形成するスピンナ装置において, 並列に配置された複数のディスク部材上に均一な塗膜を
    形成するスピン塗布機構を回転テーブル上方に設けると
    共に,該回転テーブルにより上記複数のディスク部材の
    搬送を同時に行うことを特徴とするスピンナ装置。
  2. 【請求項2】光学式情報記録媒体としてのディスク部材
    に液状の塗料を滴下・回転・分散し,ディスク部材上に
    均一な塗膜を形成するスピンナ装置において, 未処理ディスク部材を集積したディスク収納手段から1
    枚づつディスク部材を取り出し,複数枚同時に回転テー
    ブル上のディスク受台に載置するディスク吸着アームを
    備えていることを特徴とするスピンナ装置。
  3. 【請求項3】光学式情報記録媒体としてのディスク部材
    に液状の塗料を滴下・回転・分散し,ディスク部材上に
    均一な塗膜を形成するスピンナ装置において, 処理済ディスク部材を回転テーブルより複数枚同時に取
    り出し,ディスク収納手段にディスク部材を1枚づつ集
    積するディスク吸着アームを備えていることを特徴とす
    るスピンナ装置。
  4. 【請求項4】光学式情報記録媒体としてのディスク部材
    に液状の塗料を滴下・回転・分散し,ディスク部材上に
    均一な塗膜を形成するスピンナ装置において, 上記ディスク部材表面に塗布された塗料をディスク部材
    を回転させることにより均一に硬化させることを特徴と
    するスピンナ装置。
JP2031967A 1990-02-13 1990-02-13 スピンナ装置 Expired - Lifetime JPH07104603B2 (ja)

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JPH03235956A JPH03235956A (ja) 1991-10-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06101148B2 (ja) * 1987-04-06 1994-12-12 パイオニア株式会社 光学式情報記録デイスクの製造方法

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