JPH0710424Y2 - バーコードスキヤナ - Google Patents

バーコードスキヤナ

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JPH0710424Y2
JPH0710424Y2 JP1891589U JP1891589U JPH0710424Y2 JP H0710424 Y2 JPH0710424 Y2 JP H0710424Y2 JP 1891589 U JP1891589 U JP 1891589U JP 1891589 U JP1891589 U JP 1891589U JP H0710424 Y2 JPH0710424 Y2 JP H0710424Y2
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JP
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tip cap
light
tip
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sensor portion
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JP1891589U
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JPH02111858U (ja
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英孝 宮崎
宏 石川
達也 加藤
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は受発光素子を内装したバーコードスキヤナに係
り、特に、ハンデイータイプ(ペンタイプ)のバーコー
ドスキヤナに関する。
〔従来の技術〕
ペンタイプのバーコードスキヤナとしては、従来、第6,
7図の分解斜視図および要部断面図に示す如きものが知
られている。
これらの部において、本体ケーシング11は、係脱可能な
一対の割り片11a,11bを組み合わせてなるもので、この
本体ケーシング11の内部には、図示せぬ発光素子、受光
素子および光フアイバ等を内蔵したセンサ部12や、この
センサ部12の基準位置を出すためのコイルバネ13や、上
記受発光素子と電気的に接続された電気処理回路部14等
が収納されており、この電気処理回路部14はシールド線
15を介して図示せぬ機器本体に接続されている。ここ
で、上記コイルバネ13は、その一端部をセンサ部12の後
端部に形成された突状体12aに外挿し、かつ他端部を割
り片11bに形成された支持体16に当接させた状態で組み
込まれ、センサ部12を常時第7図左方向へ付勢してい
る。また、本体ケーシング11の先端側の延在部17には中
間キヤツプ18が嵌挿され、この中間キヤツプ18に光透過
孔19aを有する先端キヤツプ19を螺合させることによ
り、先端キヤツプ19が本体ケーシング11に着脱自在な構
造になつている。
上記構成からなるバーコードスキヤナは、センサ部12の
発光素子から出射された光ビームが光透過孔19aを介し
て媒体のバーコード領域に照射され、バーコード領域か
らの反射光が光透過孔19aを介して受光素子に送られる
と、その受光量に基づく所定の電気的な処理は電気処理
回路部14にて行われるようになつている。このとき、セ
ンサ部12と先端キヤツプ19との相対位置に誤差があると
読取りエラーを生じる虞れがあるが、コイルバネ13のバ
ネ力によりセンサ部12は先端キヤツプ19の内壁に弾接し
て位置決めされているので、その心配はない。また、光
透過孔19aから塵埃類が侵入した場合には、中間キヤツ
プ18に螺合させてある先端キヤツプ19を取り外して清掃
することができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来のバーコードスキヤナは、組立
時に割り片11b上にセンサ部12や電気処理回路部14、さ
らに割り片11aを順次組みつけていくことができるが、
コイルバネ13は圧縮させて横方向から、つまみ本体ケー
シング11の軸線方向に沿つて、突状体12aに外挿しなけ
ればならないので、一方向組立が行えず、そのため組立
工程を自動化して量産化を図ることが困難であつた。ま
た、本体ケーシング11と先端キヤツプ19との間に補助的
な中間キヤツプ18を介設しなければならないので、部品
点数が多くなつてしまつた。
したがつて本考案の目的とするところは、上記従来技術
の課題を解消し、組立性が良好で部品点数も削減できる
バーコードスキヤナを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための一手段として、本考案は、本
体ケーシングと先端キヤツプのいずれか一方にリブ状突
堤を設け、かつ他方に係止溝を設け、これらリブ状突堤
と係止溝とを互いに嵌合させることによつて上記先端キ
ヤツプを上記本体ケーシングに固定せしめるとともに、
センサ部の基準位置を出すためのバネ部材として板バネ
を用い、この板バネのバネ力につて上記センサ部を上記
先端キヤツプに弾接させるようにした。
また、上記目的を達成するための他の手段として、本考
案は、本体ケーシングに対し先端キヤツプをバヨネツト
マウント式に嵌合させるとともに、センサ部の基準位置
を出すためのバネ部材として板バネを用いるようにし
た。
〔作用〕
前者の手段によれば、本体ケーシングを構成する一対の
割り片を組み合わせる際に先端キヤツプが固定でき、ま
た後者の手段によれば、先端キヤツプが本対ケーシング
に対し着脱自在であつて、いずれの場合も中間キヤツプ
を省略することができ、また、センサ部の基準位置を出
すためのバネ部材として板バネを用いれば、この板バネ
を本体ケーシングの軸線方向に対し直交する方向に組み
つけることができるので、一方向組立が行える。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例に係るバーコードスキヤナの
要部分解斜視図、第2図はその断面図であつて、図中の
符号1は一対の割り片1a,1bを組み合わせてなる合成樹
脂製の本対ケーシングを示し、各割り片1a,1bの先端部
の内壁にはそれぞれリブ状突堤10a,10bが形成されてい
る。この本体ケーシング1の内部には、図示せぬ発光素
子、受光素子および光フアイバ等を内蔵したセンサ部2
や、このセンサ部2の基準位置を出すための板バネ3
や、上記受発光素子と電気的に接続された電気処理回路
部4等が収納されており、上記板バネ3は、センサ部2
の後端面と割り片1bに立設された支持体5との間に介設
されて、センサ部2を常時第2図左方向へ付勢してい
る。また、符号6で示す金属製の先端キヤツプは、その
光透過孔6aにルビーレンズ7が嵌め込んであるととも
に、後端側の全周にわたつて係止溝6bが形成されてお
り、この係止溝6b内に各割り片1a,1bのリブ状突堤10a,1
0bを嵌入させることによつて、先端キヤツプ6は本体ケ
ーシング1に固定されている。そして、この先端キヤツ
プ6の内壁に、上記板バネ3に付勢されたセンサ部2が
弾接し、両者の相対位置が規定されている。
上記の如きバーコードスキヤナは、割り片1b上にセンサ
部2や電気処理回路部4、割り片1a等を組みつける場合
と同じく、板バネ3を図示上方から下方に向けて割り片
1b上に組みつけることができ、このとき板バネ3をセン
サ部2に先行させれば圧縮状態で組みつける必要もない
ので、自動組立が容易に実現でき、量産性を高めること
ができる。
また、上記実施例では先端キヤツプ6の光透過孔6aにル
ビーレンズ7が嵌め込んであるので、媒体に対する摺動
性が高まつて操作性の向上が期待できるとともに、光透
過孔6aから塵埃類が侵入する虞れがなくなつて先端キヤ
ツプ6の内部を清掃する必要がなくなり、そのため先端
キヤツプ6を本体ケーシング1に対し着脱自在とする必
要がなくなつて中間キヤツプが省略できる。
第3図ないし第5図は本考案の他の実施例を説明するた
めのもので、第3図はバーコードスキヤナの要部分解斜
視図、第4図はその断面図、第5図は先端キヤツプの取
付構造を示す説明図であり、第1,2図と対応する部分に
は同一符号が付してある。
この実施例は、電気処理回路部4と同じ基板面にセンサ
部2が固定してあり、この基板を介して板バネ3のバネ
力がセンサ部2に付与されるようになつているが、この
板バネ3やセンサ部2付きの電気処理回路部4、および
割り片1aはいずれも、図示上方から下方に向けて割り片
1b上に組みつけることができるので、前記実施例と同
様、一方向組立が行える。
また、この実施例では、合成樹脂製先端キヤツプ6の後
端部の外壁に大きさの異なる突起6c,6dが形成してあ
り、一方本体ケーシング1の先端面には、突起6cを挿入
するための切欠8aが割り片1aに、突起6dを挿入するため
の切欠8bが割り片1bにそれぞれ形成してある。さらに、
割り片1aの先端部の内壁には突起6cを圧入するための凹
所9が形成してある。そして、先端キヤツプ6を本体ケ
ーシング1に取り付ける際には、第5図に示すように、
突起6c,6dをそれぞれ切欠8a,8b内に挿入した後、これら
突起6c,6dの弾性力に抗して先端キヤツプ6を同図の矢
印方向に所定量回転させて突起6cを凹所9内に圧入させ
る。つまり、この先端キヤツプ6はバヨネツトマウント
式に本対ケーシング1に取り付けることができて中間キ
ヤツプが省略でき、光透過孔6aから塵埃類が侵入した場
合には、上記と逆の動作を行つて先端キヤツプ6を本体
ケーシング1から取り外すことができる。
なお、板バネ3の形状や支持体5の構造は、上述した各
実施例に限定されるものではなく、適宜変更可能であ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、センサ部の基準
位置を出すためのバネ部材としてコイルバネの代わりに
板バネを用いているので、一方向組立が行えて組立工程
の自動化が容易に実現できるとともに、本体ケーシング
と先端キヤツプとの間に中間キヤツプを介設する必要が
なくなるので部品点数が削減でき、バーコードスキヤナ
のコストダウンに寄与するところ大である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例に係り、第1図
はバーコードスキヤナの要部分解斜視図、第2図はその
断面図、第3図ないし第5図は本考案の他の実施例に係
り、第3図はバーコードスキヤナの要部分解斜視図、第
4図はその断面図、第5図は先端キヤツプの取付構造を
示す説明図、第6図および第7図は従来例に係り、第6
図はバーコードスキヤナの分解斜視図、第7図はその要
部断面図である。 1……本体ケーシング、1a,1b……割り片、2……セン
サ部、3……板バネ、4……電気処理回路部、6……先
端キヤツプ、6a……光透過孔、6b……係止溝、6c,6d…
…突起、8a,8b……切欠、9……凹所、10a,10b……リブ
状突堤。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の割り片を組み合わせてなる本体ケー
    シングの内部に、発光素子および受光素子を有するセン
    サ部と、このセンサ部の基準位置を出すためのバネ部材
    と、上記両素子と電気的に接続された電気処理回路部と
    が収納してあるとともに、上記本対ケーシングの先端部
    に先端キヤツプが取り付けてあり、この先端キヤツプの
    光透過孔を介して上記発光素子からの光が外部へ出射さ
    れ、その反射光が上記光透過孔を介して上記受光素子へ
    と導かれるように構成したバーコードスキヤナにおい
    て、上記本体ケーシングと上記先端キヤツプのいずれか
    一方にリブ状突堤を設け、かつ他方に係止溝を設け、こ
    れらのリブ状突堤と係止溝とを互いに嵌合させることに
    よつて上記先端キヤツプが上記本体ケーシングに固定さ
    れているとともに、上記バネ部材として板バネを用い、
    この板バネのバネ力によつて上記センサ部を上記先端キ
    ヤツプに弾接させていることを特徴とするバーコードス
    キヤナ。
  2. 【請求項2】一対の割り片を組み合わせてなる本体ケー
    シングの内部に、発光素子および受光素子を有するセン
    サ部と、このセンサ部の基準位置を出すためのバネ部材
    と、上記両素子と電気的に接続された電気処理回路部と
    が収納してあるとともに、上記本対ケーシングの先端部
    に先端キヤツプが取り付けてあり、この先端キヤツプの
    光透過孔を介して上記発光素子からの光が外部へ出射さ
    れ、その反射光が上記光透過孔を介して上記受光素子へ
    と導かれるように構成したバーコードスキヤナにおい
    て、上記本体ケーシングに対し上記先端キヤツプがバヨ
    ネツトマウント式に嵌合させてあるとともに、上記バネ
    部材として板バネを用い、この板バネのバネ力によつて
    上記センサ部を上記先端キヤツプに弾接させていること
    を特徴とするバーコードスキヤナ。
  3. 【請求項3】請求項(2)の記載において、本体ケーシ
    ングの先端部の内壁に、先端キヤツプの外壁に形成した
    突起を圧入するための凹所を設けるとともに、この本体
    ケーシングの先端面に、先端キヤツプ取付時に上記突起
    を挿入して上記凹所へと案内するための切欠を設けたこ
    とを特徴とするバーコードスキヤナ。
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