JPH07104091A - 原子炉容器の容器壁冷却構造 - Google Patents

原子炉容器の容器壁冷却構造

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JPH07104091A
JPH07104091A JP5245241A JP24524193A JPH07104091A JP H07104091 A JPH07104091 A JP H07104091A JP 5245241 A JP5245241 A JP 5245241A JP 24524193 A JP24524193 A JP 24524193A JP H07104091 A JPH07104091 A JP H07104091A
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Japan
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vessel wall
reactor vessel
intermediate liner
vessel
cooling structure
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JP5245241A
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Shigeru Adachi
茂 足立
Mitsuo Wakamatsu
光夫 若松
Junko Matsuda
淳子 松田
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Original Assignee
Toshiba Corp
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】 【目的】せき流れを安定にし、冷却流路を形成するライ
ナの振動を抑制し、液面揺動、ガス巻き込みを防止す
る。 【構成】原子炉容器14内に、下部に隔壁13を有する
中間ライナ17を設けて二重のアニュラス構造とし、中
間ライナ17に旋回流案内羽根25を設け、隔壁13に
フローホール19を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速増殖型原子炉にお
いて、冷却流路を形成するライナの振動を抑制し、ガス
巻き込みを防止した原子炉容器の容器壁冷却構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にトップエントリ型高速増殖炉は、
一次および二次の冷却材として液体金属ナトリウムが用
いられ、炉心部で加熱された一次ナトリウムを原子炉容
器外に設置された熱交換器(IHX)に導いて、二次ナ
トリウムと熱交換させる。そして、冷却された一次ナト
リウムを再び炉心部に送り込むようにしている。
【0003】図12は、従来のトップエントリ型高速増
殖炉を示すもので、符号1は炉心、2は下部プレナム、
3はホットプレナムと称する上部プレナムである。一次
ナトリウムを収容する原子炉容器14内部には隔壁13
によって上部プレナム3と中間プレナム24とに仕切ら
れており、この隔壁13の中央部を貫通して炉心1が炉
心支持板12上に設置されている。
【0004】また、炉心支持板12上には炉心1に冷却
材を流すために高圧のプレナム15と低圧プレナム16
が設けられ、炉心1内各燃料集合体(図示せず)への冷
却材流量配分を行っている。原子炉容器14の上端開口
部を閉塞するしゃへいプラグ6にはUCS(炉心上部機
構)5と入口配管7および出口配管4が貫通配置されて
いる。
【0005】出口配管4はIHX(中間熱交換器)8に
接続し、IHX8はミドルレグ配管10を通してポンプ
11に接続し、ポンプ11は入口配管7に接続してい
る。IHX8内には二次側配管9が接続されている。
【0006】以上の構成のトップエントリ型高速増殖炉
においては、炉心の出口部にある上部プレナム(ホット
プレナム)3の冷却材ナトリウム温度は500〜550
℃の高温に達する。原子炉容器14の壁面保護の観点か
ら原子炉容器14の壁面は低温(約425℃以下)に保
つことが有効である。
【0007】このため、原子炉容器14の内側に中間ラ
イナ17と内側ライナ18を設けて、外側アニュラス部
22、中間アニュラス部23の2重のアニュラス部を形
成する。そして、2重のナトリウム層をつくり、上部プ
レナム3からの熱をしゃへいして、原子炉容器14の壁
面を保護する構造をとっている。
【0008】また、この原子炉容器14の壁面の冷却効
果を高めるために外側アニュラス部22に低圧プレナム
16の低温ナトリウムを連通孔20、フローホール19
を経て流す。さらに、外側アニュラス部22を上昇した
低温ナトリウムは中間ライナ17の上部せきを溢流して
中間アニュラス部23を下降し、流出孔21を通り、ホ
ットプレナム3に合流する。
【0009】2つのアニュラス部すなわち外側アニュラ
ス部22と中間アニュラス部23内に低温ナトリウムを
流すことにより、ホットプレナム3の熱移動を抑え熱し
ゃへいする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のトップエン
トリ型高速増殖炉においては、図13に示す様に中間ラ
イナ17の上端せき部を乗り越えて中間アニュラス部2
3に流れる溢流が周方向で一様でなく、周方向の一部を
溢流してその流れによって薄肉構造の中間ライナ17が
振動を起こし、これに伴って中間アニュラス部23の液
面も周方向で揺動する。
【0011】中間ライナ17の振動と外側アニュラス部
22、中間アニュラス部23の液面揺動は悪循環を繰り
返し、ライナの振動と液面揺動とも成長する。この状態
が続くと中間ライナ17および内側ライナ18が振動に
よる疲労を受ける。このため、原子炉の長期間運転(4
0年間)の構造健全性を損ねる恐れがある。
【0012】また、せき流れ部の不安定流動と中間アニ
ュラス部23の液面揺動によって、ナトリウムへのガス
巻込みを生じる可能性もある。ナトリウムへガスが巻込
まれると、ガスがナトリウムの流れに同伴されて、中間
熱交換器と、ポンプ11を通り、炉心1へ導かれ、炉心
1の発熱により、ガスが膨脹して正の反応度を与える可
能性がある。
【0013】これらの事象、中間ライナ17の振動、ナ
トリウムの液面揺動及びガス巻込みは、原子炉運転時に
は極力避ける必要がある。また、外側アニュラス部2
2、中間アニュラス部23の低温ナトリウムの流れが軸
方向成分しかもたないと周方向に温度分布がつき、熱応
力発生の原因ともなり、炉容器14および中間ライナ1
7の構造健全性に悪影響を与える課題がある。
【0014】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、せき流れを安定にし、冷却流路を形成するラ
イナの振動を抑制し、振動場での流れにより生ずる液面
揺動、ガス巻込みを防止して原子炉の健全性を高めた原
子炉容器の容器壁冷却構造を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は原子炉容器の容
器壁を中間アニュラス部と外周アニュラス部とからなる
二重のアニュラス構造とし、低圧プレナムから低温一次
冷却材を外周アニュラス部を上昇するように導き、中間
ライナで構成されるせきを乗り越えて下降し、ホットプ
レナム(上部プレナム)の冷却材と合流する原子炉容器
の容器壁冷却構造において、前記容器壁に沿って上昇す
る冷却材に旋回流成分を起こさせる上昇流路を構成する
前記中間ライナに旋回案内羽根を設けたことを特徴とす
る。
【0016】また、隔壁のフローホールから外側アニュ
ラス部を上昇する流れに旋回流成分をもたせることを特
徴とする。さらに、中間アニュラス部の液面下に水平な
プレートを設置して中間アニュラス部の液面揺動を抑
え、中間ライナに小孔を設け、せきを溢流する冷却材の
流量を減少させることにより、中間アニュラス部の液面
揺動を抑えることを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明は、容器壁を冷却するための低温ナトリ
ウムを流す低圧プレナムからフローホールを経て、外側
アニュラス部を上昇する流れに旋回流成分を持たせるべ
く旋回流案内羽根を設ける。この旋回流成分によって、
中間ライナを乗り越える溢流部での周方向流量配分を均
一にすることができる。
【0018】このため、従来例の溢流部不均一流量配分
ならびに部分的に周期性のある溢流を防止し、中間ライ
ナの振動と溢流落下部を持つ中間アニュラス部の液面振
動、さらに伴うガス巻込みを極力小さくすることがで
き、原子炉の長期間運転(40年間)中の構造健全性を
向上させることができ、もって、原子炉運転の安全性を
向上させることができる。
【0019】また、本発明は、中間アニュラス部の液面
下に水平なプレートを設置することにより中間アニュラ
ス部の液面揺動を直接抑制することが可能となり、ひい
ては中間ライナの振動も抑えることができる。
【0020】さらに、中間ライナに小孔を設け、せきを
溢流する冷却材をバイパスさせることにより、溢流する
冷却部流量を小さくできるので中間アニュラス部の液面
揺動の抑制に効果があり、これによって中間ライナの振
動も抑制することが可能である。
【0021】
【実施例】本発明に係る原子炉容器の容器壁冷却構造の
第1から第11までの各実施例を図1から図11までに
各々対応させて説明する。なお、各々の図において図1
2および図13と同一部分には同一符号を付して重複す
る部分の説明は省略する。
【0022】図1は本発明の第1の実施例に係る外側ア
ニュラス部22の旋回流促進のため、中間ライナ17の
外側に旋回流案内羽根25を設けた図で、図1(a)は
(b)の上面図、(b)は(a)の縦断面図、(c)は
(b)における旋回流案内羽根25の近傍を斜視図で示
している。
【0023】つまり、隔壁13、炉容器壁14及び中間
ライナ17で囲まれた外側アニュラス部22の流路に冷
却材が上昇する際、旋回流成分を持つように中間ライナ
17に旋回流案内羽根25を設ける。炉容器壁14の冷
却用として低温ナトリウムは低圧プレナムから隔壁内プ
レナム24を経てフローホール19を通り外側アニュラ
ス部22に流れる。この際、フローホール19から出た
流れは旋回流案内羽根25があるために、流向が旋回流
成分を持つようにかえられる。
【0024】この旋回流成分は、外側アニュラス部22
の上部まで保たれ、溢流部を乗り越えるとき周方向の溢
流流量がほぼ均一にできる。
【0025】旋回流案内羽根25は図1(b)に示すよ
うに、羽根の厚さhを大きくとることも考えられる。但
し、組み立ての工程を考えると炉容器14の内壁との間
は一定の間隙が必要である。図1(C)は隔壁13と中
間ライナ17とフローホール19に対する旋回流案内羽
根25の配置図を示すものである。
【0026】外側アニュラス部22に旋回流成分を起こ
させることにより、溢流部の一ヶ所から溢流して次の時
刻には別の一ヶ所から溢流するという不安定流れが解消
され、周方向の溢流流量が均一にできる。
【0027】溢流流量が均一になることにより、中間ラ
イナ17の振動を防止でき、溢流後中間アニュラス部2
2に旋回流成分を維持したまま、均一に流入するため過
大な液面振動の発生を防ぎ、これに伴い、ガス巻込みも
低減できる。これらのことから原子炉の長期間運転の構
造健全性を向上させることができる。また、中間ライナ
17、炉容器壁の周方向温度分布を低減することができ
るため、炉容器壁への健全性への悪影響を防止できる。
【0028】図2(a)は本発明の第2の実施例を示
し、図2(b)は(a)の縦断面図で、特殊な旋回流を
起こさせる連続の旋回流連続案内羽根26を設けること
である。中間ライナ17に沿って下部のフローホール1
9上端から上部溢流部まで連続の旋回流連続案内羽根2
6を具備することにより、上昇流成分に加え、強制的な
旋回流成分を発生させることができ、図1の第1の実施
例で説明した実施例と同等の効果を期待できる。
【0029】図3(a)は本発明の第3の実施例を示
し、図2(b)は(a)の縦断面図であり、その構成は
旋回流を起こさせる旋回流案内羽根27を中間ライナ1
7外側に断続的に複数段(図では3段になっている)配
設することである。この第3の実施例においても第1の
実施例と同様の効果を奏する。
【0030】図4(a)、(b)は本発明の第4の実施
例を示すもので、その構成は旋回流を起こさせる上部旋
回流案内羽根28を中間ライナ17上部の外側に上部旋
回流案内羽根28を設けたことである。また、中間ライ
ナ17への上部旋回流案内羽根28の取り付け状態を図
4(c)に示す。この第4の実施例においても第1の実
施例と同様の効果を奏する。
【0031】図5(a)、(b)は本発明の第5の実施
例を示すもので、その構成は中間アニュラス部23に溢
流する部分、つまり中間ライナ17の内側上端部に内側
旋回流案内羽根29を設けたことである。この羽根の配
設枚数は複数枚とする。図5(c)は中間ライナ17に
内側旋回流案内羽根29の取り付け状態を示す。この第
5の実施例においても第1の実施例と同様の効果を奏す
る。
【0032】図6(a)、(b)は本発明の第6実施例
を示すもので、その構成は中間ライナ17の上端部内側
外側にそれぞれ外側旋回流案内羽根30と内側旋回流案
内羽根31を設けたことである。図6(a)は第6の実
施例の上面図を示す。また、図6(c)は中間ライナ1
7に対する外側旋回流案内羽根30と内側旋回流案内羽
根31の取り付け状況を示す図である。この第6の実施
例においても第1の実施例と同様の効果を奏する。
【0033】図7は本発明の第7の実施例を示すもの
で、その構成は隔壁13に加工されているフローホール
を斜め方向に形成した斜行フローホール32を設けたこ
とである。この斜行フローホール32のために外側アニ
ュラス部22の上昇する低温ナトリウムは旋回流成分を
もっている。図7(a)は第7の実施例の上面図であ
る。また、図7(c)は隔壁13、中間ライナ17に対
する斜行フローホール32の斜視図である。
【0034】第7の実施例においても第1の実施例と同
様の効果を奏する。
【0035】図8は本発明の第8の実施例を示すもの
で、その構成は隔壁13のフローホール19から出た流
れに旋回流成分を起こさせるべく斜行ノズル33を設け
たことである。図8(a)は第8の実施例の上面図であ
る。図8(c)は隔壁13、中間ライナ17に対する斜
行ノズル33の取り付け状況を示す図である。この第8
の実施例においても第1の実施例と同様の効果を奏す
る。
【0036】図9は本発明の第9の実施例を示すもの
で、その構成は隔壁13の下部に下部支持板35を設け
下部フローホール36から隔壁13のフローホール19
への流路となる部分に斜行板34を設けたことである。
図9(a)は第9の実施例の上面図である。図9(c)
は隔壁13、下部支持板35、ならびに下部フローホー
ル19に対する斜行板34の組立状態を示す。
【0037】この第9の実施例においても第1の実施例
と同様の効果を奏する。ここに示した第1から第9の実
施例の図はそれぞれの実施例の代表例であり、案内羽根
の枚数および大きさ、取付位置については種々の例があ
り重なった案内羽根枚数、大きさ、取付位置の例でも本
発明の変形例に含むものとする。
【0038】図10は本発明の第10の実施例を示す縦
断面図で、その構成は中間アニュラス部23の液面下に
プレート37を設置したことである。このプレート37
は中間ライナ17からあるいは内側ライナ18から支持
されており、このプレート37の効果によって中間アニ
ュラス部23の液面揺動を抑制することが可能である。
尚、ここに示した実施例は代表例であり、プレートの大
きさ、枚数、取付位置についても種々の例があるが、本
発明の変形例に含むものとする。
【0039】また、通常運転時において原子炉容器内の
液位変動を有する場合においては、その最低液位の液面
下部近傍に設けるものとする。
【0040】図11は本発明の第11の実施例を示す縦
断面図で、その構成は中間ライナ17に小孔38を設置
したことである。この小孔38の効果によりせきを溢流
する冷却材流量を低減することにより、中間アニュラス
部23の液面揺動の抑制に効果がある。
【0041】尚、ここで示した実施例は代表例であり、
図11(b)の部分図のように中間ライナ17に形成す
る小孔38はその大きさ、長手方向、周方向の数、向き
(直角、下向きに斜行)、取付け位置についても種々の
例があるが、本発明の変形例に含むものとする。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、外側アニュラス部およ
び中間アニュラス部に炉容器壁を冷却する低温ナトリウ
ムを流す際、旋回流成分を持たせることによって中間ラ
イナの上端による溢流部の周方向流量配分を均一にし、
従来例で生じていたある一部からの溢流が間欠的におこ
る現象によって誘起されていた中間ライナの振動と間欠
的でしかも周方向の不連続的な溢流によって生ずる中間
アニュラス部の液面揺動、ガス巻込みの3つの不具合を
極力小さくすることができる。
【0043】また、中間アニュラス部にプレートを設け
ることによって中間アニュラス部の液面揺動を抑えるこ
とができ、ひいては中間ライナ及び内側ライナの振動を
抑えることもできる。さらに、中間ライナに小孔を設け
ることにより、せきを溢流する冷却材流量を減少させる
ことにより中間アニュラス部の液面揺動を抑えるのに効
果があり、ひいては中間ライナ及び内側ライナの振動を
抑制することに効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る原子炉容器の容器壁冷却
構造の第1の実施例を示す(b)の上面図、(b)は
(a)の縦断面図、(c)は(b)の旋回流案内羽根の
近傍を部分的に示す斜視図。
【図2】(a)は本発明の第2の実施例を示す(b)の
上面図、(b)は(a)を一部側面で示す縦断面図。
【図3】(a)は本発明の第3の実施例を示す(b)の
上面図、(b)は(a)を一部側面で示す縦断面図。
【図4】(a)は本発明の第4の実施例を示す(b)の
上面図、(b)は(a)を一部側面で示す縦断面図、
(c)は(b)における上部旋回流案内羽根近傍を部分
的に示す斜視図。
【図5】(a)は本発明の第5の実施例を示す(b)の
上面図、(b)は(a)を一部側面で示す縦断面図、
(c)は(b)における内側旋回流案内羽根の近傍を部
分的に示す斜視図。
【図6】(a)は本発明の第6の実施例を示す(b)の
上面図、(b)は(a)を一部側面で示す縦断面図、
(c)は(b)における外側および内側旋回流案内羽根
の近傍を部分的に示す斜視図。
【図7】(a)は本発明の第7の実施例を示す(b)の
上面図、(b)は(a)の縦断面図、(c)は(b)に
おける斜行フローホール近傍を部分的に示す斜視図。
【図8】(a)は本発明の第8の実施例を示す(b)の
上面図、(b)は(a)の縦断面図、(c)は(b)に
おける斜行ノズル近傍を部分的に示す斜視図。
【図9】(a)は本発明の第9の実施例を示す(b)の
上面図、(b)は(a)の縦断面図、(c)は(b)に
おける隔壁、斜行板および下部支切板近傍を部分的に示
す斜視図。
【図10】本発明の第10の実施例を一部側面で示す縦
断面図。
【図11】(a)は本発明の第11の実施例を一部側面
で示す縦断面図、(b)は(a)における小孔の例を示
す部分図。
【図12】従来のトップエントリ型高速増殖炉の構成を
一部ブロックで示す縦断面図。
【図13】従来の原子炉容器の容器壁冷却構造を示す縦
断面図。
【符号の説明】
1…炉心、2…下部プレナム、3…上部プレナム(ホッ
トプレナム)、4…出口配管、5…UCS(炉心上部機
構)、6…しゃへいプラグ、7…入り口配管、8…IH
X、9…2次側配管、10…ミドルレグ配管、11…ポ
ンプ、12…炉心支持板、13…隔壁、14…原子炉容
器、15…高圧プレナム、16…低圧プレナム、17…
中間ライナ、18…内側ライナ、19…フローホール、
20…連通孔、21…流出孔、22…外側アニュラス
部、23…中間アニュラス部、24…中間プレナム、2
5…旋回流案内羽根、26…旋回流連続案内羽根、27
…旋回流案内羽根、28…上部旋回流案内羽根、29…
内側旋回流案内羽根、30…外側旋回流案内羽根、31
…内側旋回流案内羽根、32…斜行フローホール、33
…斜行ノズル、34…斜行板、35…下部支持板、36
…下部フローホール、37…プレート、38…小孔。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉容器の容器壁を中間アニュラス部
    と外周アニュラス部とからなる二重のアニュラス構造と
    し、低圧プレナムから低温一次冷却材を外周アニュラス
    部を上昇するように導き、中間ライナで構成されるせき
    を乗り越えて下降し、ホットプレナムの冷却材と合流す
    る原子炉容器の容器壁冷却構造において、前記容器壁に
    沿って上昇する冷却材に旋回流成分を起こさせる上昇流
    路を構成する前記中間ライナに旋回案内羽根を設けたこ
    とを特徴とする原子炉容器の容器壁冷却構造。
  2. 【請求項2】 前記中間ライナの底部に隔壁を設け、こ
    の隔壁のフローホールとして斜め方向に形成した斜行フ
    ローホールを設けたことを特徴とする請求項1記載の原
    子炉容器の容器壁冷却構造。
  3. 【請求項3】 前記隔壁のフローホール出口に斜行ノズ
    ルを設けたことを特徴とする請求項2記載の原子炉容器
    の容器壁冷却構造。
  4. 【請求項4】 前記旋回案内羽根の代りに、前記中間ア
    ニュラス部にプレートを設けたことを特徴とする請求項
    1記載の原子炉容器の容器壁冷却構造。
  5. 【請求項5】 前記プレートは前記中間ライナの内側で
    かつ、液位変動を考慮して最低液位の液面下部近傍に設
    けることを特徴とする請求項4記載の原子炉容器の容器
    壁冷却構造。
  6. 【請求項6】 前記旋回案内羽根の代りに、前記中間ラ
    イナの液位が変動する範囲に小孔を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の原子炉容器の容器壁冷却構造。
  7. 【請求項7】 前記小孔は中間アニュラス部の液位変動
    を考慮して液位が変動する範囲の軸方向に数ヶ所設け、
    また周方向にもなるべく均一に流出するように数ヶ所小
    孔を設けたことを特徴とする請求項6記載の原子炉容器
    の容器壁冷却構造。
  8. 【請求項8】 前記小孔は中間ライナに直角または下向
    きに孔を貫通し、前記容器壁冷却流路の一部がなめらか
    に流下するようにしたことを特徴とする請求項6記載の
    原子炉容器の容器壁冷却構造。
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