JPH07104042A - 電圧検出装置 - Google Patents

電圧検出装置

Info

Publication number
JPH07104042A
JPH07104042A JP5273115A JP27311593A JPH07104042A JP H07104042 A JPH07104042 A JP H07104042A JP 5273115 A JP5273115 A JP 5273115A JP 27311593 A JP27311593 A JP 27311593A JP H07104042 A JPH07104042 A JP H07104042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnetic induction
battery capacity
detecting
signal
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5273115A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Nagashima
貞夫 長島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP5273115A priority Critical patent/JPH07104042A/ja
Priority to US08/316,788 priority patent/US5511435A/en
Priority to EP94115498A priority patent/EP0650031B1/en
Priority to DE69412564T priority patent/DE69412564T2/de
Publication of JPH07104042A publication Critical patent/JPH07104042A/ja
Priority to HK98114716A priority patent/HK1013435A1/xx
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J5/00Circuit arrangements for transfer of electric power between ac networks and dc networks
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/36Arrangements for testing, measuring or monitoring the electrical condition of accumulators or electric batteries, e.g. capacity or state of charge [SoC]
    • G01R31/382Arrangements for monitoring battery or accumulator variables, e.g. SoC
    • G01R31/3835Arrangements for monitoring battery or accumulator variables, e.g. SoC involving only voltage measurements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】送信機側に何ら新たな構成を追加することな
く、受信機側において送信機側の電池電圧を検出できる
ようにする。 【構成】自転車が走行を開始すると、前輪に取り付けら
れた磁石の回転を回転検出部が電磁誘導信号として磁束
放射を行うと、受信部40の電磁誘導コイル50の両端
部に起電力が発生して電磁誘導信号を受信する。この電
磁誘導信号は、検出回路52で増幅され、比較器53で
しきい値(Vth)を越える電磁誘導信号成分を矩形波
(パルス)として取出し、そのパルス数をパルス処理回
路54でカウントする。また、受信された電磁誘導信号
は、ピークホールド回路55でピーク電圧値が保持さ
れ、A/D変換器56でデジタルデータに変換する。C
PU41は、カウントされたパルス数が所定数以下、あ
るいは、ピーク電圧値が所定レベル以下となった場合
に、送信機側のパワー不足表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信側からワイヤレス
方式で受信側に送られる検出信号に基づいて送信側の電
池容量を検出する電圧検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車輪を回転させて道路やレール上
を走行する、例えば、自転車、車、電車等の運動体は、
その走行状態を検出する装置として走行状態検出装置
(特に、自転車の場合はサイクルコンピュータと称され
る)が知られている。
【0003】例えば、上記したサイクルコンピュータ
は、走行状態を演算する演算部、その演算結果を表示す
る表示部、及び車輪の回転を検出する回転検出部等から
構成されている。
【0004】前記回転検出部は、前輪のスポーク部分に
磁石が装着され、その磁石の回転軌道の外側のフォーク
脚に磁石の回転を検出する磁気検出部が固定され、車輪
の回転により磁石が磁気検出部に近接する際の磁界の変
化をとらえて1回転とし、走行体の車輪の回転を検出す
る。この回転検出部で検出された回転検出信号は、送信
機から受信機に向けて磁束放射を行い、受信機で受信さ
れた磁束放射の間隔を測定することによって、受信機側
で回転検出信号が取り出される。
【0005】受信機側では、この回転検出信号に基づい
て演算部で走行体の各種走行状態(走行速度、走行距離
等)を検出するための演算を行い、その演算結果を表示
部に表示する。
【0006】このように、従来のサイクルコンピュータ
は、送信機側と受信機側とに分離されているため、送信
機側の各部を駆動する電源として乾電池等が用いられて
いるが、電池の消耗により電源供給が停止して回転検出
信号が受信側に送信されなくなった場合、機器側の故障
なのか電池容量不足なのかの区別がつかず、大変不便で
あった。
【0007】そこで、従来の電圧検出装置は、例えば、
特開平4−325387号公報記載のものがあり、送信
機側に電池電圧を検出する電圧検出部が設けられ、電池
電圧の検出信号を周波数変調して送信し、受信機側でこ
れを受信して送信機側の電池の消耗状態を把握してい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の電
圧検出装置にあっては、送信機側に電源電圧を検出する
電圧検出部や検出信号を周波数変調して送信する変調部
等を設ける必要があるため、回路構成が複雑となり、大
型化して、コストがかかるという問題がある。
【0009】また、送信側に電圧検出部や変調部等を設
けた場合は、これらを駆動するための電力が別に消費さ
れ、電池の消耗度合いが大きくなって、電池交換回数が
多くなるという問題がある。
【0010】そこで、本発明は、送信機側に何ら構成を
付加することなく、受信機側において送信機の電池電圧
が検出できる電圧検出装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の電圧検出装置は、運動体の運動状態
を検出する運動状態検出手段及びこの運動状態検出手段
で検出した運動状態の検出信号を送信波で送る検出信号
送信手段を有する送信手段と、この送信手段から送出さ
れた送信波を受信する検出信号受信手段及びこの検出信
号受信手段で受信した検出信号に基づいて前記送信手段
の電池容量を検出する電池容量検出手段を有する受信手
段と、を備えたことにより、上記目的を達成する。
【0012】また、請求項2記載の電圧検出装置は、請
求項1記載の電池容量検出手段は、受信した検出信号を
パルス整形し、そのパルス数のカウント値に応じて前記
送信手段の電池容量を検出するようにしている。
【0013】さらに、請求項3記載の電圧検出装置は、
請求項2記載の電池容量検出手段が、受信した信号のピ
ーク電圧を保持するピークホールド回路を具備し、パル
ス数のカウント値とピーク電圧値とに基づいて前記送信
手段の電池容量を検出するようにしている。
【0014】請求項4記載の電圧検出装置は、前記送信
手段の電池容量が所定レベル以下となった場合に警告す
る警告手段を備えるようにしている。
【0015】
【作用】請求項1、2記載の電圧検出装置では、運動状
態検出手段で検出された走行体の車輪の検出信号を送信
手段の検出信号送信手段から無線で送信され、受信手段
の検出信号受信手段で受信した検出信号に基づいて電池
容量検出手段により送信手段の電池容量が検出される。
【0016】従って、従来の送信手段の運動状態検出手
段には、何ら新たな構成を付加することなく、無線送信
された検出信号に基づいて送信手段の電池容量が検出さ
れるので、回路構成が簡略化し、小型かつ低コストする
ことが可能となり、送信手段の電池の消耗を少なくする
ことができる。
【0017】請求項3記載の電圧検出装置では、パルス
数のカウント値とピーク電圧とに基づいて送信手段の電
池容量を検出するため、送信手段の電池容量をより一層
正確に把握することができる。
【0018】請求項4記載の電圧検出装置では、検出し
た送信手段の電池容量が所定レベル以下の場合に警告手
段で警告を与えるため、送信手段の電池交換時期を確実
に知らせることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0020】まず、構成を説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例を適用した自転
車11の側面図であり、自転車11の前輪12のスポー
ク13部分に磁石14が取り付けられている。
【0022】一方、自転車11の車体15のフォーク脚
部分には、前記磁石14の回転軌道の外側に回転検出部
16が固定されている。そして、その回転検出部16の
上方のハンドル15aには、回転検出部16で検出され
た車輪の回転情報に基づき、走行距離や速度等の走行状
態の演算を行って表示する操作表示部17が装着されて
いる。
【0023】上記したように、自転車の走行状態を検出
して表示する本実施例のサイクルコンピュータ18は、
回転検出部16と操作表示部17から構成されており、
回転検出部16の送信機から操作表示部17の受信機に
対して回転検出信号を無線送信して、走行状態を表示す
るものである。
【0024】図2は、図1のサイクルコンピュータ18
の回転検出部16と操作表示部17の外観図である。
【0025】図2に示すように、磁石14の回転により
回転検出部16で検出された前輪の回転検出信号は、回
転検出部16の送信機から操作表示部17の受信機へ無
線送信され、操作表示部17の液晶表示装置(LCD)
20に各種走行状態を示すデータが表示される。また、
操作表示部17の周部には、例えば、自転車の車重や運
転者の体重を入力する際のデータ入力キー21、スター
トキー22、ENDキー23、及び前輪の周長やその他
のデータを入力する入力キー24が設けられている。
【0026】図3は、本実施例に係る回転検出部16の
回路図である。図3において、リードスイッチ30は、
常時はオフ状態であり、前輪12の回転に伴って回転検
出部16磁石14が通過した際にオンとなって、リード
スイッチ信号aを検出回路31に出力する。その検出回
路31は、内部に発振回路32を備え、リードスイッチ
30からのリードスイッチ信号aを受け取ると、連続し
たクロック信号bに変換し、抵抗33を介してNPN型
のトランジスタ34のベース端子に送出する。このトラ
ンジスタ34のコレクタ端子とエミッタ端子間には、コ
ンデンサ35が接続され、コレクタ端子が電磁誘導コイ
ル36の一端に接続されているとともに、エミッタ端子
が検出回路31と接続されている。電磁誘導コイル36
の他端とコンデンサ37の一端は、抵抗38を介して電
圧Vccが印加され、コンデンサ37の他端は前記トラ
ンジスタ34のエミッタ端子に接続されている。
【0027】従って、回転検出部16では、クロック信
号bがトランジスタ34のベース端子に与えられて、ト
ランジスタ34が微小時間オン/オフ動作を行うと、L
C発振回路で共振現象を起こして、電磁誘導コイル36
から電磁誘導信号が放射される。
【0028】図4は、本実施例に係る操作表示部17の
回路図である。図4において、上記した回転検出部16
の電磁誘導コイル36から放射される電磁誘導信号は、
図示しない電磁誘導コイルを備えた受信部40により受
信され、CPU41に送られる。
【0029】CPU41は、プログラムROM(Read O
nly Memory) 42とRAM(RandomAccess Memory)43
とに接続されていて、そのプログラムROM42に格納
されたプログラム及びRAM43に記憶されるデータ等
にしたがって動作して、この操作表示部17全体を制御
するとともに、表示駆動回路44を介して液晶表示装置
(LCD:Liquid Crystal Display) などからなる表示
部45の表示制御を行う。また、CPU41は、前記し
た複数のキー21〜24を備えたキー入力部46から入
力される各種信号に基づいて、所定の処理を行う。
【0030】ROM42には、CPU41がサイクルコ
ンピュータ18を制御するプログラムデータが格納され
ている。
【0031】RAM43は、サイクルコンピュータ18
の走行状態を算出する基礎となる必要な入力データや各
種パラメータを記憶するものである。
【0032】時計回路47は、水晶発振器と分周回路と
で構成され、一定周期のクロック信号を分周回路で分周
して時計信号をCPU41に出力するものである。CP
U41は、この時計信号を受けて、現在の日付及び現在
時刻の管理を行っている。
【0033】図5は、図4の受信部40の詳細な回路図
であり、図6は、図5各部の信号波形を示す図である。
【0034】図5において、受信部40では、電磁誘導
コイル50が送信側の回転検出部16からの交流磁束放
射を周辺の磁界変化としてとらえ、コイルの両端部に起
電力を発生し、同調コンデンサ51とともに共振して電
磁誘導信号を受信する。
【0035】検出回路52は、受信時に電磁誘導コイル
50の両端に現れる電磁誘導信号を増幅して出力するも
のである。この受信された電磁誘導信号を増幅した受信
増幅信号は、図6(a)に示す信号波形となる。
【0036】比較器53は、検出回路53で増幅された
電磁誘導信号を所定のしきい値電圧(Vth)と比較し
て(図6(a)参照)、しきい値を越える電磁誘導信号
成分を図6(b)に示すような矩形波(パルス)として
取出すものである。
【0037】パルス処理回路54は、上記した比較器5
3から出力された矩形波の数、すなわちパルス数をカウ
ントして、そのカウント値をCPU41に出力する。ま
た、図6(c)に示すように、比較器53からの一連の
パルス出力が終了すると、その後に最終パルス信号(1
パルス)が出力される。この最終パルス信号は、次に述
べるピークホールド回路55のリセット信号などに利用
される。
【0038】ピークホールド回路55は、検出回路53
で増幅された受信増幅信号のピーク電圧値を図示しない
コンデンサに保持するものである。例えば、図6(a)
に示す受信増幅信号の各ピーク値が上昇する場合は、図
6(d)に示すようにピークホールド波形が順次更新さ
れ、受信増幅信号のピーク電圧値の上昇が止まった時点
で、最大ピーク電圧値を保持する。
【0039】A/D変換器56は、ピークホールド回路
55で保持されたアナログのピーク電圧値をデジタルデ
ータに変換して、CPU41に出力するものである。
【0040】本実施例のサイクルコンピュータ18は、
上記のように構成されており、以下その動作を図7のフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0041】図7は、本実施例のサイクルコンピュータ
に係る送信機側の電圧と走行状態の検出動作を説明する
フローチャートである。
【0042】まず、図1に示す自転車11は、運転者が
乗車してペダルをこぎながら走行を開始すると、前輪1
2のスポーク13に固定されている磁石14が回転す
る。
【0043】これを図3で見ると、回転検出部16に設
けられたリードスイッチ30は、磁石14が通過する度
に、オン/オフ動作を行ってリードスイッチ信号aを生
成する。検出回路31は、入力されるリードスイッチ信
号aに基づいて発振回路32により所定周期のクロック
信号bを出力する。NPNトランジスタ34は、このク
ロック信号bにより微小時間オン/オフを繰り返すこと
により、磁石14が通過した直後の微小時間に電磁誘導
コイル36から共振パルス(電磁誘導信号)が放射され
る。
【0044】これに対して受信機側では、図7のステッ
プS100に示すように、自転車の走行時の電磁誘導信
号(図7のフローチャート中では走行信号ともいう)の
受信を待機している。
【0045】そこで、回転検出部16の電磁誘導コイル
36から放射された共振パルスは、図4及び図5に示す
操作表示部17の受信部40に設けられた電磁誘導コイ
ル50の電磁誘導作用により受信する受信処理が行われ
る(ステップS101)。この受信信号は、前輪が1回
転する度に受信機側の電磁誘導コイル50コイルの両端
部に起電力を発生し、同調コンデンサ51で共振した受
信信号を検出回路52で増幅される。
【0046】次いで、この受信増幅信号は、図6(a)
に示すように、比較器53において所定のしきい値電圧
(Vth)と比較し、これを越える電磁誘導信号成分の
みが図6(b)に示す矩形波(パルス)として取出され
る。
【0047】そして、パルス処理回路54は、取出され
た所定レベル以上のパルス数を計測し(ステップS10
2)、その計測したパルス数を図4に示すRAM43に
記憶させる(ステップS103)。
【0048】一方、ピークホールド回路55は、受信信
号のピーク電圧を順次ホールドして、最終的にホールド
されたピーク電圧値をA/D変換器56で、デジタルデ
ータに変換して計測する(ステップS104)。この計
測されたピーク電圧値は、図4に示すRAM43に記憶
する(ステップS105)。
【0049】そこで、CPU41では、送信機側の電池
電圧と、これに対応した検出パルス数との関係を予め調
べておき、この相関曲線と上記RAM43に記憶された
パルス数とを対比して、電池電圧を検出する。本実施例
では、検出パルス数が18発を下回った場合を電池容量
の不足状態と判別するようにし、パルス数が18発以上
か17発以下かを判別する(ステップS106)。
【0050】パルス数が17発以下の場合は、送信機側
の電池容量が不足しており、CPU41が表示駆動回路
44を駆動して表示部45に「パワー不足」の表示を行
い、ユーザに警告を与える(ステップS107)。
【0051】また、本実施例の電圧検出装置では、受信
信号のパルス数だけでなく、受信信号のピーク電圧を測
定することにより、送信機側の電池電圧を一層正確かつ
確実に検出するようにしている。
【0052】そこで、CPU41では、送信機側の電池
電圧と、これに対応したピーク電圧値との関係を予め調
べておき、この相関曲線と上記RAM43に記憶された
ピーク電圧値とを対比することで、送信機側の電池電圧
を検出することができる。本実施例では、電池が消耗し
た場合にピーク電圧値が所定値以下となる基準値を設け
ておき、ピーク電圧値が所定値以下か否かを判別する
(ステップS108)。ピーク電圧値が所定値以下の場
合は、送信機側の電池容量が不足しており、CPU41
が表示駆動回路44を駆動して表示部45に「パワー不
足」の表示を行い、ユーザに警告を与える(ステップS
107)。
【0053】受信信号の検出パルス数が18発以上で、
ピーク電圧値も所定値以上の場合は、送信機側の電池容
量が不足していないので、サイクルコンピュータにおけ
る走行状態算出動作に移行する(ステップS109)。
【0054】例えば、走行状態の算出動作は、CPU4
1が上記した受信信号に基づいて車輪の回転数をカウン
トして、「(3600÷カウント周期)×周長」により
現在の走行速度(時速)を演算するとともに、「積算カ
ウント数×周長」により現在までの走行距離を演算し、
その演算結果をRAM43に記憶させ(ステップS11
0)、表示駆動回路44を駆動して、表示部45に表示
する(ステップS111)。
【0055】ステップS112において、ユーザが走行
状態表示を見終わった場合は、ENDキーを押下して終
了する。また、再度走行状態を表示させる場合は、ステ
ップS100に戻って上記処理動作が繰り返される。
【0056】このように、本実施例のサイクルコンピュ
ータの電圧検出装置は、受信信号のパルス数やピーク電
圧値に基づいて送信機側の電池容量を確実かつ正確に検
出することができるので、送信機側の電池の消耗による
電池交換の適切な時期を受信機側で知ることができ、ユ
ーザに電池容量不足を警告することができる。
【0057】さらに、本実施例の電圧検出装置では、送
信機側の回転検出部16に新たな構成を追加する必要が
なく、回路構成が簡略化され、小型で低コスト化するこ
とが可能である。
【0058】なお、上記実施例では、受信機側で送信機
側の電池容量を判別した結果、電池容量が不足している
場合に、表示部45に警告表示するように構成したがこ
れに限定されず、警告ブザーあるいは音声メッセージで
警告するように構成してもよい。
【0059】また、上記実施例では、自転車を例にあげ
て説明したが、これに限定されず、電車や自動車等の走
行体又は、物体の運動状態を非接触で検出する際等に適
用することも可能である。
【0060】
【発明の効果】請求項1、2記載の発明によれば、運動
状態検出手段で検出された運動体の検出信号を送信手段
の検出信号送信手段から無線で送信され、受信手段の検
出信号受信手段で受信した検出信号に基づいて電池容量
検出手段により送信手段の電池容量が検出される。
【0061】従って、従来の送信手段の運動状態検出手
段には、何ら新たな構成を付加することなく、無線送信
された回転検出信号に基づいて送信手段の電池容量を検
出することができるので、小型かつ低コストすることが
でき、送信手段の電池の消耗を少なくすることができ
る。
【0062】請求項3記載の発明によれば、パルス数の
カウント値とピーク電圧との両方で送信手段の電池容量
を検出するので、より正確に送信手段の電池容量を把握
することができる。
【0063】請求項4記載の発明によれば、検出した送
信手段の電池容量が所定レベル以下の場合に警告手段で
警告を与えるので、確実に送信側の電池交換時期を知ら
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した自転車の側面図で
ある。
【図2】図1のサイクルコンピュータの回転検出部と操
作表示部の外観図である。
【図3】本実施例に係る回転検出部の回路図である。
【図4】本実施例に係る操作表示部の回路図である。
【図5】図4の受信部の詳細な回路図である。
【図6】図5各部の信号波形を示す図である。
【図7】本実施例のサイクルコンピュータに係る送信機
側の電圧と走行状態の検出動作を説明するフローチャー
トである。
【符号の説明】
11 自転車 12 前輪 13 スポーク 14 磁石 15 車体 15a ハンドル 16 回転検出部 17 操作表示部 18 サイクルコンピュータ 40 受信部 41 CPU 42 ROM 43 RAM 44 表示駆動回路 45 表示部 46 キー入力部 47 計時回路 50 電磁誘導コイル 51 同調コンデンサ 52 検出回路 53 比較器 54 パルス処理回路 55 ピークホールド回路 56 A/D変換器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運動体の運動状態を検出する運動状態検出
    手段及びこの運動状態検出手段で検出した運動状態の検
    出信号を送信波で送る検出信号送信手段を有する送信手
    段と、 この送信手段から送出された送信波を受信する検出信号
    受信手段及びこの検出信号受信手段で受信した検出信号
    に基づいて前記送信手段の電池容量を検出する電池容量
    検出手段を有する受信手段と、 を備えたことを特徴とする電圧検出装置。
  2. 【請求項2】前記電池容量検出手段は、 受信した検出信号をパルス整形し、そのパルス数のカウ
    ント値に応じて前記送信手段の電池容量を検出すること
    を特徴とする請求項1記載の電圧検出装置。
  3. 【請求項3】前記電池容量検出手段は、 さらに、受信した検出信号のピーク電圧を保持するピー
    クホールド回路を具備し、 パルス数のカウント値とピーク電圧値とに基づいて前記
    送信手段の電池容量を検出することを特徴とする請求項
    2記載の電圧検出装置。
  4. 【請求項4】前記受信手段は、さらに前記電池容量検出
    手段による検出の結果、前記送信手段の電池容量が所定
    レベル以下となった場合に警告する警告手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1、2又は3記載の電圧検出装
    置。
JP5273115A 1993-10-04 1993-10-04 電圧検出装置 Pending JPH07104042A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5273115A JPH07104042A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 電圧検出装置
US08/316,788 US5511435A (en) 1993-10-04 1994-09-30 Apparatus for measuring vehicle running condition
EP94115498A EP0650031B1 (en) 1993-10-04 1994-09-30 Apparatus for measuring vehicle running condition
DE69412564T DE69412564T2 (de) 1993-10-04 1994-09-30 Vorrichtung zur Messung einer Fahrzeugbewegung
HK98114716A HK1013435A1 (en) 1993-10-04 1998-12-22 Apparatus for measuring vehicle running condition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5273115A JPH07104042A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 電圧検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07104042A true JPH07104042A (ja) 1995-04-21

Family

ID=17523346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5273115A Pending JPH07104042A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 電圧検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07104042A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5511435A (en) Apparatus for measuring vehicle running condition
US8330594B2 (en) Tire pressure measuring system and tire pressure measuring device
KR930007548B1 (ko) 자전거용 무선식 송수신장치
US20040090322A1 (en) Tire condition monitoring apparatus
KR0122118B1 (ko) 주행상태 산출장치
JP3475458B2 (ja) 走行状態検出装置および走行状態検出用受信機
EP0645868A2 (en) Charging apparatus
JP2002082166A (ja) 車両速度の検出装置
JPH07104042A (ja) 電圧検出装置
WO2006095698A1 (ja) タイヤ圧力検知システム及びタイヤ圧力検知装置
JP2973296B2 (ja) 携帯型gps受信装置
JP3362460B2 (ja) 走行状態検出装置
JP2003248890A (ja) タイヤ状態監視装置
JPH09189708A (ja) 車両用走行メーター
JPH0717450A (ja) 走行状態検出装置
JPH0717460A (ja) 自転車のギヤ設定装置
JPH0894382A (ja) 電子測定装置
JPH07147701A (ja) 走行状態検出装置
JP3557562B2 (ja) 走行状態検出装置および走行状態検出制御方法
JPH07152988A (ja) 測定装置及びその取付け方法
JPH06199263A (ja) 計測装置
JPH0717459A (ja) 目標速度設定装置
JPH06331636A (ja) 車両用走行メーター
JPH06314396A (ja) 送受信装置
CN2580405Y (zh) 车用胎压与温度感应装置