JPH0710369A - 集綿マットの製造方法およびその製造装置 - Google Patents

集綿マットの製造方法およびその製造装置

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JPH0710369A
JPH0710369A JP5173750A JP17375093A JPH0710369A JP H0710369 A JPH0710369 A JP H0710369A JP 5173750 A JP5173750 A JP 5173750A JP 17375093 A JP17375093 A JP 17375093A JP H0710369 A JPH0710369 A JP H0710369A
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    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04HMAKING TEXTILE FABRICS, e.g. FROM FIBRES OR FILAMENTARY MATERIAL; FABRICS MADE BY SUCH PROCESSES OR APPARATUS, e.g. FELTS, NON-WOVEN FABRICS; COTTON-WOOL; WADDING ; NON-WOVEN FABRICS FROM STAPLE FIBRES, FILAMENTS OR YARNS, BONDED WITH AT LEAST ONE WEB-LIKE MATERIAL DURING THEIR CONSOLIDATION
    • D04H1/00Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres
    • D04H1/70Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres characterised by the method of forming fleeces or layers, e.g. reorientation of fibres
    • D04H1/74Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres characterised by the method of forming fleeces or layers, e.g. reorientation of fibres the fibres being orientated, e.g. in parallel (anisotropic fleeces)

Abstract

(57)【要約】 【目的】集綿時、マット材の折り返し部間の幅を均一に
集綿して全体の面密度を均一化し、有効幅を増大させ、
折り返し部のカット量を低減させる。 【構成】搬送機構11は連続して供給されるマット材M
を第1の搬送経路11Aを経由して、第2の搬送経路1
1Bで第1第2のコンベアベルト20、30間に挾持し
て上方から下方に搬送する。揺動機構12は第1の搬送
経路11Aの下流部23Aを支点にして、第2の搬送経
路11Bを揺動させる。往復動装置70は、第2の搬送
経路11Bのマット材Mの排出端をほぼ水平に往復動さ
せるとともに、加速機構13は排出端の反転時、排出端
に反転方向の付勢力を与え、排出端を反転方向に加速さ
せる。 【効果】集綿時、マット材の折り返し部のカット量を減
少させることができるので製造コストを低減化すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上方から連続的に搬送
される無機質繊維マットの下流側排出端を揺動させて集
綿される集綿マットとその製造方法および製造装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロックウールやガラスウール等の
無機質繊維からなる集綿マットを製造するには、図18
および図19に示すように、ペンデュラムシステムと呼
ばれる方法が用いられている(ドイツ公開公報DE41
27172A1参照)。このペンデュラムシステムは、
図18に示すように、搬送コンベア2により連続的に搬
送されるマット材(プライマリーウェブ、プライマリー
フリース)M1を揺動コンベア3、4により挾持して下
方に搬送しつつ、これら揺動コンベア3、4を揺動機構
5により搬送コンベア2の支点ローラ2Aの軸芯を中心
に揺動させている。そして、図19に示すように、揺動
コンベア3、4の揺動端8から所定の速度で排出される
マット材M1を下方のフォーミングコンベア(集綿コン
ベア)6上に振り落しながら集積し、集綿マット7を製
造するようにしている。こうして集綿される集綿マット
7は、流れ方向D1が反転する際、すなわちマット材M
1が折り返される際、上方から下方への搬送速度は一定
にもかかわらず、揺動端8が死点P10又はP20から
所定の揺動速度に達するまでの立ち上がり時t10に
は、反転後一定の時間、水平面への投影(ベクトル)速
度が低下するため、折り返し部7A、7Bにだぶつきが
生じる。このため、集綿された集綿マット7は、折り返
し部7A、7Bのだぶつきを考慮に入れて折り返し部7
A、7B間の有効幅Wef1を決定し、両折り返し部7
A、7Bをカットして最終製品に仕上げている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の集綿
マットでは、折り返し部7A、7Bにだぶつきが生じ、
しかもだぶつきの量はマット材の材質および厚さにより
異なるため、集綿マット7全体の振り分け幅方向の面密
度が不均一になりやすい。そのため、所望の有効幅を確
保するためには、折り返し部のばらつきを考慮して予め
揺動ストロークを大きく設定する必要があり、最終製品
の仕上げ時、両折り返し部7A、7Bのカット量(エッ
ジトリムの量)が増大し、コストの上昇を招くという問
題があった。
【0004】本発明は上記欠点を除くためになされたも
ので、集綿時、マット材の排出端が反転してから揺動速
度に復帰するまでの立ち上がり速度を増大させ、流れ方
向の転換を円滑かつ迅速に行なうとともに、集積される
マット材に応じて折り返し時に所定の反転方向引張力を
付与して、集綿マットの振り分け幅方向のエッジを均一
にするとともに集綿マット全体の面密度を均一に集綿す
ることができ、折り返し部のカット量を低減させること
ができる集綿マットの製造方法およびその製造装置を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る集綿マット
の製造方法は、連続して供給されるマット材を第1の搬
送経路を経由して第2の搬送経路に受け渡し、第2の搬
送経路内で挾持して搬送するとともに、第2の搬送経路
を上記第1の搬送経路の下流部を支点に揺動させ、マッ
ト材を第2の搬送経路の揺動端から排出して振り分け、
走行する集綿コンベア上に集積する集綿マットの製造方
法において、上記マット材の搬送速度を所定の速度に保
つとともに、揺動端を一定の揺動速度で揺動させ、揺動
端の反転時に死点から上記揺動速度立ち上がり時までの
間上記揺動端を加速して立ち上げ速度を増大させ、揺動
端の反転時にマット材が折り返される際上記折り返し部
を反転方向に引張り、マット材の振り分け方向幅のエッ
ジを均一にしかつ面密度を均一に成形するようにしたも
のである。
【0006】また、本発明に係る集綿マットの製造装置
は、連続して供給されるマット材を第1の搬送経路によ
り搬送する第1の搬送手段と、第1の搬送手段から受け
渡されたマット材を第2の搬送経路内に挾持して搬送す
る第2の搬送手段と、上記第2の搬送経路を上記第1の
搬送経路の下流部を支点に揺動させる揺動手段とを備
え、マット材を第2の搬送経路の揺動端から排出して振
り分け、走行する集綿コンベア上に集積する集綿マット
の製造装置において、揺動端の反転時に死点から揺動速
度立ち上がり時までの間上記揺動端を加速して立ち上げ
速度を増大させる加速手段を設け、マット材の搬送速度
を所定の速度に保つとともに揺動端を一定の揺動速度で
揺動させ、マット材の折り返し時に揺動端を加速するよ
うにしたものである。
【0007】
【作用】本発明に係る集綿マットの製造方法は、マット
材の搬送速度を所定の速度に維持し、揺動端からマット
材を下方に排出して折り重ねて積層するとともに、揺動
端の反転時には揺動端の立上げ速度が加速されて所定の
揺動速度に迅速に復帰するので、マット材が折り返され
る際、マット材は加速度に応じて反転方向に引張られ、
振り分け幅方向にわたってエッジが均一化されるととも
に、集綿マット全体の面密度が均一になる。
【0008】また、本発明に係る集綿マットの製造装置
は、連続して供給されるマット材が第2の搬送経路内に
挾持されて所定の搬送速度で搬送され、このマット材を
揺動手段により揺動させながら下方に排出してマット材
を折り重ねて積層し、かつ、揺動端の反転時には加速手
段により揺動端を加速して立ち上げ速度を増大させ所定
の揺動速度に迅速に復帰するので、マット材が折り返さ
れる際、マット材は加速度に応じて反転方向に引張ら
れ、振り分け幅方向にわたってエッジが均一化されると
ともに、集綿マット全体の面密度が均一になる。
【0009】
【実施例】以下、図示実施例により本発明を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る集綿マットの製造装置を
示す概念図、図2は図1の集綿マットの製造装置を一部
省略して示す斜視図、図3は図1の集綿マットの製造装
置を示す平面図、図4は図3の要部の一部省略拡大平面
図、図5は図1の集綿マットの製造装置の駆動系を示す
概念図、図6は図5の駆動系の回転方向と搬送方向を示
す説明図、図7は図1の右側面図、図8は図1の要部の
左側面図、図9は図1の集綿マットの製造装置を示す正
面図、図10は往復動装置の要部を示す正面図、図11
ないし図13はそれぞれコンベアベルトの動作状態を示
す動作図、図14はマット材が折り重なる状態を示す説
明図である。集綿マットの製造装置10は、図1に示す
ように、搬送機構11と揺動機構12と加速機構13と
を備えて構成される。
【0010】搬送機構11は、図2および図6に示すよ
うに、複数のローラで構成される第1のローラ群22〜
29と第2のローラ群32、33と、これら各ローラ群
22〜29および32、33にそれぞれ巻回された弾性
を有する第1の搬送コンベアベルト20および第2の搬
送コンベアベルト30と、これら第1第2のコンベアベ
ルト20、30をそれぞれ逆方向に駆動する駆動装置4
3、44とを備えて構成される。
【0011】これらローラのうち第1の駆動ローラ22
は、図3および図5に示すように、両端が支持枠41、
42の上流側端部に回転自在に軸支されるとともに、第
1の駆動ローラ22の軸22Aの右側端部が変速機44
を介して駆動モータ43に接続される。支持枠41、4
2は、図2および図7に示すように、流れ方向両側に設
けられ、重心部が架台50に立設された支持脚40A、
40Bに揺動可能にそれぞれ取り付けられ、シーソー動
作可能になっている。支持枠41、42の上流側(図7
の左側)には、支持台45が取付けられ、この支持台4
5上に駆動モータ43と変速機44が載置される。架台
50上には、図7および図8に示すように、互いに同期
して動作する昇降装置としての第1のエアシリンダ51
A、51Bが傾斜可能に設けられ、これら第1のエアシ
リンダ51A、51Bは、進退ロッド52A、52Bが
支持枠41、42のブラケット37にそれぞれ取付けら
れ、進退ロッド52A、52Bの進退動作により、支持
枠41、42を支持脚40A、40Bの連結部を支点に
揺動可能に支持している。
【0012】第1の駆動ローラ22の軸22Aの左側端
部は、図5に示すように、支持枠41を貫通し、この軸
22Aの左側端部にはスプロケットホイール21Aが取
付けられ、スプロケットホイール21Aにはチェーン1
9が巻回される。支持枠41、42の下流側には、図3
および図4に示すように、支持枠41、42の端部に取
り付けられたブラケット23C、23D間にガイドプー
リとしての第1の搬送ローラ23が回転可能に取付けら
れる。第1の搬送ローラ23は、図5に示すように、軸
23Aの左端(図5の上方左側)が支持枠41側のブラ
ケット23Cから揺動枠60側の摺動ブラケット34を
貫通し、この左端にスプロケットホイール21Bが取付
けられる。スプロケットホイール21Bには、チェーン
19が巻回されて第1の駆動ローラ22と第1の搬送ロ
ーラ23とが接続される。第1の駆動ローラ22は、図
5および図6に示すように、駆動モータ43から駆動力
が伝達されるとチェーン19を介して駆動モータ43の
駆動力を第1の搬送ローラ23に伝達するようになって
いる。第1の搬送ローラ23の右側端部(図5の上方右
側)は、図4および図5に示すように、軸23Aが支持
枠42側のブラケット23Dから揺動枠60側の摺動ブ
ラケット35を貫通して突出し、突出端には、駆動ギア
23Bが取付けられる。
【0013】揺動枠60は、図2および図7に示すよう
に、流れ方向両側に第1、第2の揺動板体61A、61
Bおよび62A、62Bとが併設されて構成される。第
1の揺動板体61A、61Bの上側には、図4および図
5に示すように、溝63、64が形成され、この溝6
3、64に摺動ブラケット34、35の摺動基部34
A、35Aがそれぞれ挿入されて上下に摺動するように
なっている。揺動枠60は、摺動ブラケット34、35
に第1の搬送ローラ23の軸23Aが回転可能に挿通さ
れ、軸23Aを支点に下方が揺動されるようになってい
る。第1の揺動板体61A、61Bの下端には、図2お
よび図7に示すように、第2の搬送ローラ24が回転可
能に架設される。さらに、第1の揺動板体61A、61
Bの上部にはブラケット36を介して第3の搬送ローラ
25が回転可能に架設される。さらに、支持枠41、4
2の下側には、図8に示すように、支持枠41、42の
下流側端部から順にそれぞれブラケット37、38、3
9が取付けられる。そして、図3に示すように、これら
ブラケット37、38、39に第4第5および第7の搬
送ローラ26、27、29が回転可能にそれぞれ架設さ
れる。また、上下方向に変位可能な第6の搬送ローラ2
8は、両端が後述する支持板46A、46B(図2参
照)に回転可能に架設される。
【0014】第1の搬送コンベアベルト20は、図3お
よび図6に示すように、内面側が第1の駆動ローラ2
2、第1の搬送ローラ23、第2の搬送ローラ24、第
6の搬送ローラ28に巻回されるとともに、外面側が第
3の搬送ローラ25、第4第5および第7の搬送ローラ
26、27、29に当接される。そして第1の搬送コン
ベアベルト20は、図6に示すように、第1の駆動ロー
ラ22が図6の矢印で示す時計方向に回転駆動される
と、第1の搬送コンベアベルト20により各ローラ22
〜29が従動し回転するようになっている。さらに、第
1の搬送コンベアベルト20は、揺動枠60の揺動によ
り第3の搬送ローラ25と第4の搬送ローラ26との間
の経路L1が、また、第6の搬送ローラ28の上下方向
変位により第5の搬送ローラ27と第6の搬送ローラ2
8との間の経路L2と、第6の搬送ローラ28と第7の
搬送ローラ29との間の経路L3とがそれぞれ変化する
ようになっている。搬送機構11の第1の搬送経路11
Aは、第1の駆動ローラ22と第1の搬送ローラ23と
の間に巻回された第1の搬送コンベアベルト20により
構成される。
【0015】第2の揺動板体62A、62Bは、図2お
よび図7に示すように、第1の揺動板体61A、61B
の揺動方向側面に沿って併設される。第2の揺動板体6
2A、62Bは、上端部から順に第2の駆動ローラ32
と駆動伝達軸31が、また下端には第8の搬送ローラ3
3が回転可能にそれぞれ架設される。第2の搬送コンベ
アベルト30は、第2の駆動ローラ32と第8の搬送ロ
ーラ33とに巻回される。搬送機構11の第2の搬送経
路11Bは、図6に示すように、第1の搬送コンベアベ
ルト20と第2の搬送コンベアベルト30とが互いに対
向し、同一方向に駆動される経路により構成される。
【0016】駆動伝達軸31および第2の駆動ローラ3
2の軸32Aは、図5および図9に示すように、第2の
揺動板体62Bからそれぞれ突出し、これら各突出端部
には、遊星ギア31B、32Bがそれぞれ取付けられ
る。これら遊星ギア31B、32B間には、中間ギア4
8が配設され、遊星ギア31B、32Bはそれぞれ中間
ギア48に噛合している。さらに、駆動伝達軸31の遊
星ギア31Bは、図6および図7に示すように、駆動ギ
ア23Bとも噛合している。ところで、第1の搬送ロー
ラ23が図6の時計方向(流れ方向)に回転すると、駆
動ギア23Bは図6の時計方向に回転する。第1の搬送
ローラ23の時計方向の回転駆動力は、図6に示すよう
に、駆動ギア23Bから遊星ギア31Bに伝達され、さ
らに中間ギア48から遊星ギア32Bへと順に伝達され
るようになっている。また、駆動ギア23Bが、時計方
向に回転すると、遊星ギア31Bは揺動枠60の揺動に
応じて駆動ギア23Bの回りを回転しながら、遊星ギア
32Bに回転駆動力を伝達する。このため遊星ギア31
Bは、揺動枠60が軸23Aの軸芯を中心に揺動し、揺
動枠60の上部が傾斜したり、上下に変位したりする
際、軸23Aと揺動枠60との位相差に応じて駆動ギア
23Bの回りを回ることにより、揺動枠60の下端を円
滑に往復動させるようになっている。
【0017】このため、第1の搬送ローラ23が、図6
に示すように、駆動装置43によりチェーン19を介し
て時計方向に回転駆動されると、第1の搬送ローラ23
の駆動力が各ギア23B、31B、48、32Bに順に
伝達され、駆動伝達軸31を図6の反時計方向に、中間
ギア48を時計方向にそれぞれ回転させ、第2の駆動ロ
ーラ32および第8の搬送ローラ33を図6の反時計方
向にそれぞれ回転駆動させるようになっている。従っ
て、第2の搬送コンベアベルト30は、駆動装置43に
より第1の駆動ローラ22が回転駆動されると、第1の
搬送コンベアベルト20に同期して流れ方向(図6の矢
印方向)に駆動される。
【0018】揺動機構12は、図2および図7に示すよ
うに、揺動枠60と往復動装置70とにより構成され
る。往復動装置70は、図2および図10に示すよう
に、揺動枠60の下部に取り付けられた案内部材71
A、71Bを往復動させ、揺動枠60の下端を軸23A
を支点に水平に往復動させる。往復動装置70は、モー
タ75、変速装置76、スプロケットホイール74A、
75A、74B、75Bおよび駆動チェーン73A、7
3Bとを備えている。案内部材71A、71Bは一方の
揺動板体61A、62Aと他方の揺動板体61B、62
Bとをそれぞれ枢支し、リニアガイド72A、72B上
に滑動可能に載置される。案内部材71A、71Bに
は、図2に示すように、スプロケットホイール74A、
75A、74B、75Bにそれぞれ巻回された駆動チェ
ーン73A、73Bが連結される。駆動側の両スプロケ
ットホイール74A、74B間には駆動軸74が連結さ
れる。駆動軸74は、変速装置76を介してモータ75
に連結される。往復動装置70は、モータ75からの回
転駆動力を変速装置76を介して駆動軸74に伝達し、
駆動側スプロケットホイール74A、74Bを一定のサ
イクルで正転・逆転させ、案内部材71A、71Bを水
平に往復動させる。また、揺動枠60の揺動方向両側に
は、図2および図7に示すように、所定の位置に加速装
置としての第3のエアシリンダ77A、77B、78
A、78Bがそれぞれ配設される。これら第3のエアシ
リンダ77A、77B、78A、78Bは、揺動枠60
の反転時、各進退ロッド77C、77D、78C、78
Dが揺動枠60の当接部61C、61D、62C、62
Dに当って一定の往復ストローク幅に規制するととも
に、衝撃を緩和して緩衝作用を果す。また、第3のエア
シリンダ77A、77B、78A、78Bは、導入され
るエア圧に応じて、進退ロッド77C、77D、78
C、78Dを進動させて、揺動枠60の当接部61C、
61D、62C、62Dを押圧し、揺動枠60の反転
時、揺動枠60を反転方向に加速するようになってい
る。
【0019】ところで、加速機構13は、張力調整装置
90により構成される第1の加速機構13Aと、第3の
エアシリンダ77A、77B、78A、78Bによる第
2の加速機構13Bの少なくともいずれか一方により構
成される。張力調整装置90は、図2および図8に示す
ように、昇降装置90Aと付勢装置90Bとを備えて構
成される。昇降装置90Aは、第1のエアシリンダ51
A、51Bが架台50と支持枠41、42の下流側下部
との間に傾斜可能にそれぞれ連結される。付勢装置90
Bは、第2のエアシリンダ53A、53Bが支持板46
A、46Bと架台50との間に傾斜可能にそれぞれ連結
される。支持板46A、46Bは、支持枠41、42上
流側の第7の搬送ローラ29の軸芯を中心に揺動可能に
設けられる。支持板46A、46Bの揺動端には、第6
の搬送ローラ28が軸架されて構成される。張力調整装
置90は、第6の搬送ローラ28を上下方向に変位させ
るとともに、支持枠41、42を揺動させることにより
第1の搬送コンベアベルト20に張力を調整可能に付与
するようになっている。このため、第1の搬送コンベア
ベルト20は、経路L2、L3の長さが変わるようにな
っている。第2のエアシリンダ53A、53Bは架台5
0に揺動可能にそれぞれ取付けられる。第2のエアシリ
ンダ53A、53Bの本体はブラケット55を介して支
持台45に傾斜可能に連結される。
【0020】第2のエアシリンダ53A、53Bの進退
ロッド54A、54Bは、支持板46A、46Bの揺動
端の下部にブラケット56を介してそれぞれ取付けら
れ、互いに同期して動作する。これら第2のエアシリン
ダ53A、53Bは、進退ロッド54A、54Bの進退
動作により支持板46A、46Bを第7の搬送ローラ2
9の軸芯を中心に揺動させ、第6の搬送ローラ28を上
下方向に変位可能に支持している。第2のエアシリンダ
53A、53Bは、進退ロッド54A、54Bが進動
し、第6の搬送ローラ28を上方に持ち上げると、第1
の搬送コンベアベルト20にかかる張力Fを小さくす
る。また、第2のエアシリンダ53A、53Bは、進退
ロッド54A、54Bが退動し、第6の搬送ローラ28
を下方に押し下げると、各ローラ22、23、24、2
8間を行く第1の搬送コンベアベルト20により大きい
張力F1(F1>F)を与える。
【0021】第6の搬送ローラ28は、図13に示すよ
うに、揺動枠60が反転位置P1にあるとき、すなわち
第1の駆動ローラ22と第1の搬送ローラ23間を行く
第1の搬送コンベアベルト20と第1の搬送ローラ23
と第2の搬送ローラ24間を行く第1の搬送コンベアベ
ルト20とのなす角度αが最小になった時、最も下方に
押し下げられ、第1の搬送コンベアベルト20に所定の
張力F1を付与して反転の復帰力を付勢し、復帰速度す
なわち一定の往復動速度に復帰するまでの立ち上がり時
間を短縮するようになっている。また、第6の搬送ロー
ラ28は、揺動枠60が反転位置P1から再び揺動を始
めるに従って、徐々に上方に押し上げられ(図11の位
置P2参照)、反転位置P3で(すなわち第1の駆動ロ
ーラ22と第1の搬送ローラ23間を行く第1の搬送コ
ンベアベルト20と第1の搬送ローラ23と第2の搬送
ローラ24間を行く第1の搬送コンベアベルト20との
なす角度βが最大になった時、図12参照)で最も上方
に押し上げられるようになっている。そして、第1のエ
アシリンダ51A、51Bは、揺動枠60が反転位置P
1又はP3にある時には支持枠41、42を若干傾斜さ
せて支持し、揺動枠60が反転位置P1又はP3からほ
ぼ垂直な位置P2まで揺動する間に支持枠41、42の
下流側(第1の搬送ローラ側)を上昇させて、第1の搬
送コンベアベルト20に弛みが発生しないよう所定の経
路長さを確保するようになっている。
【0022】また、第2の加速機構13Bを構成する第
3のエアシリンダ77A、77Bおよび78A、78B
は、図2に示すように、揺動枠60の下端側で往復動経
路の延長上外側にそれぞれ設けられ、揺動枠60の往復
ストロークに応じて、一方の第3のエアシリンダ77
A、77Bと他方の第3のエアシリンダ78A、78B
との間隔を調整できるようになっている。各組の第3の
エアシリンダ77A、77Bおよび78A、78Bは、
各進退ロッド77C、77Dおよび78C、78Dを揺
動枠60の反転直前に揺動枠60の当接部61C、61
Dおよび62C、62Dに当てて一旦衝撃を吸収し、衝
撃吸収後直ちに同期して進動させ、揺動枠60に流れ方
向(往復方向)の押圧力F2を付与し、揺動枠60が一
定の往復動速度に復帰するまでの立ち上がり時間を短縮
するようになっている。
【0023】次に集綿マットの製造方法について動作を
述べながら説明する。集綿マットの製造装置10は、搬
送機構11が駆動モータ43により、又揺動機構12が
往復動装置70によりそれぞれ駆動される。そして加速
機構13は第1の加速機構13A、又は第2の加速機構
13Bのすくなくともいずれか一方の動作により作動さ
れる。まず最初に集綿マットの製造装置10が搬送機構
11と揺動機構12と第1の加速機構13Aとの動作に
より作動される場合について説明する。
【0024】集綿マットの製造装置10は、駆動モータ
43の回転駆動力が変速機44を介して第1の駆動ロー
ラ22に伝達されると、第1の駆動ローラ22は流れ方
向(図6の時計方向)に回転する。第1の駆動ローラ2
2が回転駆動されると、第1の搬送コンベアベルト20
は第1の駆動ローラ22から第1の搬送ローラ23、第
2の搬送ローラ24、第6の搬送ローラ28の順に流れ
方向に駆動される。一方、駆動モータ43の駆動が第1
の駆動ローラ22に伝達されると、スプロケットホイー
ル21A、21Bに巻回されたチェーン19を介して第
1の搬送ローラ23に伝達され、この第1の搬送ローラ
23の回転駆動力が、駆動ギア23B、遊星ギア31
B、中間ギア48、遊星ギア32Bを経由して第2の駆
動ローラ32に伝達され、第2の駆動ローラ32が第1
の駆動ローラ22と反対方向(図6の反時計方向)に回
転駆動される。このため第2の搬送コンベアベルト30
は、第1の搬送コンベアベルト20と反対方向に駆動さ
れる。
【0025】マット材Mが外部から、第1の搬送コンベ
アベルト20の第1の搬送経路11A上に導入される
と、マット材Mは第1の搬送コンベアベルト20の流れ
方向に搬送され、第2の搬送コンベアベルト30と第1
の搬送コンベアベルト20との間の第2の搬送経路11
Bに挾持されて下方に所定の速度で搬送される。そし
て、往復動装置70は、モータ75が所望の揺動ストロ
ークに応じて所定時間毎に正逆に回転駆動すると、変速
装置76を介して駆動側スプロケットホイール74A、
74Bが正・逆に回転駆動され、駆動チェーン73A、
73Bが同期して往復動し、案内部材71A、71Bが
リニアガイド上を滑動して、揺動枠60の下端を水平に
往復動させる。このため、第1第2のコンベアベルト2
0、30間に挾持されて搬送されるマット材Mは、第1
の搬送ローラ23の軸23Aを支点に流れ方向に対して
揺動されつつ搬送される。
【0026】一方、揺動枠60の下端、すなわち第1第
2のコンベアベルト20、30の排出端は、常に水平に
往復動されるため、揺動枠60の上部は、図11ないし
図13に示すように、揺動枠60の上下方向変位に応じ
て摺動ブラケット34、35が第1の揺動板体61A、
61Bの溝63、64内を摺動し、揺動枠60と支持枠
41、42との位相差に応じて変位する。と同時に、揺
動枠60の傾斜に応じて遊星ギア31Bが駆動ギア23
Bの回りを回転しながら駆動ギア23Bからの駆動力を
遊星ギア32Bに伝達するので、揺動枠60と支持枠4
1、42との位相差が吸収され、揺動枠60の下端は滑
らかにかつ反転時まで一定の速度で往復動される。従っ
て、第1第2のコンベアベルト20、30間を揺動され
つつ搬送されるマット材Mは、これらコンベアベルト2
0、30から排出されフォーミングコンベア6上に積層
される際、一定の排出速度で排出されるとともに、揺動
枠60下端の往復方向にも一定の往復速度で排出され
る。
【0027】さらに、揺動枠60が揺動する際、所望の
揺動ストロークに応じて張力調整装置90が動作され
る。張力調整装置90は、揺動枠60が反転位置P1に
近付くと第2のエアシリンダ53A、53Bを動作させ
て進退ロッド54A、54Bを退動させ、支持板46
A、46Bを第7の搬送ローラ29の軸芯29Aを中心
に下方に押し下げて第6の搬送ローラ28を最も下方に
変位させ、第1の搬送コンベアベルト20に所定の張力
F1を付与する。揺動枠60の下端が一定の往復速度で
反転位置P1に到達する寸前に、揺動枠60の当接部6
1C、61Dが、一方の第3のエアシリンダ78A、7
8Bの進退ロッド78C、78Dに当ると、一方の第3
のエアシリンダ78A、78Bは、進退ロッド78C、
78Dにより揺動枠60の往復動速度を瞬間的に減速す
る。
【0028】そして、揺動枠60が反転位置P1(死
点)に至ると、第1の搬送コンベアベルト20の第3の
搬送ローラ25から第7の搬送ローラ29までの経路
(L1+L2+L3)の長さは最大になり、第1の搬送
コンベアベルト20に発生する張力Fmax が最大とな
る。このとき、支持枠41、42は、第1のエアシリン
ダ51A、51Bによりほぼ水平に支持される。一方、
往復動装置70は、方向転換の駆動力がモータ75から
案内部材71A、71Bに伝達されるまで機構上ある時
間t(図14参照)タイムラグ(往復速度復帰への立上
り時間)が発生し、一定時間t経過後往復速度に復帰す
る。このとき第1の搬送コンベアベルト20が巻回され
た第2の搬送ローラ24には、第1の搬送コンベアベル
ト20の張力Fmax に応じて水平かつ反転方向(図13
の左方から右方)に水平ベクトルの力が発生する。この
水平ベクトルの力は、往復動装置70の立ち上がり速度
に打ち勝つ付勢力で揺動枠60を反転方向に付勢させ、
往復動装置70の立ち上がり速度を加速し往復動装置7
0を迅速に往復動速度に復帰させる。このため、第1第
2のコンベアベルト20、30の排出端から排出される
マット材Mは、揺動枠60の反転時一定の排出速度で排
出されるとともに、反転方向に所定の力Fmで引張られ
た後迅速に往復動速度に復帰するため、折り返し部が揺
動枠60のストローク幅に一致して均一に折り返される
とともに全体の面密度が均一化されて集綿される。
【0029】そして、揺動枠60の下端が反転位置P1
から、図11に示す位置P2に向かって滑動するに従っ
て、第1の搬送コンベアベルト20に絶えず一定の張力
が確保されるよう第6の搬送ローラ28は徐々に上方に
押し上げられる。また、支持枠41、42は、揺動枠6
0の下端が反転位置P1から、図11に示す位置P2に
移動するに従って第1のエアシリンダ51A、51Bに
より下流側(第1の搬送ローラ23側)が上方に持ち上
げられて揺動枠60の上部を上方に持ち上げ、往復動装
置70を円滑に往復動させる。そして、第1の搬送コン
ベアベルト20の第3の搬送ローラ25から第7の搬送
ローラ29までの経路(L1+L2+L3)の長さは所
定の長さに保たれ、第1の搬送コンベアベルト20の張
力は常に一定になる。このとき、マット材Mはコンベア
ベルト20、30から一定の排出速度で排出され、かつ
一定の往復動速度でフォーミングコンベア6上に集綿さ
れて搬出される。
【0030】次に、揺動枠60の下端が図11の位置P
2から、図12に示す位置P3に向かって滑動するに従
って、第6の搬送ローラ28はさらに上方に押し上げら
れ、支持枠41、42の下流側(第1の搬送ローラ23
側)は、第1のエアシリンダ51A、51Bにより所定
の高さ分押し下げられ、若干傾斜して支持される。そし
て、揺動枠60の下端が一定の往復速度で反転位置P3
に到達する寸前に、揺動枠60の当接部62C、62D
が、他方の第3のエアシリンダ77A、77Bの進退ロ
ッド77C、77Dに当って揺動枠60の往復動速度を
瞬間的に減速する。
【0031】そして、揺動枠60が反転位置P3(死
点)に至ると、第1の搬送コンベアベルト20の第3の
搬送ローラ25から第7の搬送ローラ29までの経路
(L1+L2+L3)の長さは最大になり、第1の搬送
コンベアベルト20に発生する張力Fmax が再び最大と
なる。一方、往復動装置70は、揺動枠60が反転位置
P1に到達したときと同様に、一定の立上り時間t経過
後、往復速度に復帰する。このとき、第2の搬送ローラ
24には、第1の搬送コンベアベルト20の張力Fmax
に応じて水平かつ反転方向(図12の右方から左方)に
水平ベクトルの力が発生し、この水平ベクトルの力が、
往復動装置70の立ち上がり速度に打ち勝つ付勢力で揺
動枠60を反転方向に付勢させ、往復動装置70の立ち
上がり速度を加速し往復動装置70を迅速に往復動速度
に復帰させる。このため、第1第2のコンベアベルト2
0、30の排出端から排出されるマット材Mは、揺動枠
60が反転位置P1に到達したときと同様に、揺動枠6
0の反転時一定の排出速度で排出されるとともに、反転
方向に所定の力Fmで引張られた後、迅速に流れ方向の
往復動速度に復帰するため、折り返し部が揺動枠60の
ストローク幅に一致して均一に折り返されるとともに均
一に積層される。こうして、マット材Mは、第1第2の
コンベアベルト20、30から一定の速度で排出され、
しかもマット材Mの排出端が反転する際には、上記工程
が繰り返されるので、マット材Mは両折り返し部間の幅
が均一になり折り返し部は均一に積層され、全体の面密
度が均一化されて集綿される。
【0032】図15の(A)ないし(C)はそれぞれ、
マット材Mの排出端の移動軌跡T1〜T4と、マット材
Mの排出端の一定時間S当りの水平移動量Vおよび移動
軌跡T1〜T4に対応してマット材Mが積層された状態
を比較して示す説明図である。図15の(A)は、従来
の装置のように、マット材Mの排出端が弧状に揺動され
るとともに加速機構を備えていない場合を示し、図15
の(B)は、マット材Mの排出端が水平に往復動される
とともに加速機構を備えていない場合を示す。そして図
15の(C)は、本発明に係る装置のようにマット材M
の排出端が水平又はほぼ水平に往復動されかつ加速機構
を備えている場合を示す。すなわち図15の(A)ない
し(C)において、マット材Mの排出端が一定の流れ方
向速度に復帰するまでの立ち上がり時間t(t=t1+
t2+t3)は反転の際加速されない場合であり、立ち
上がり時間−t4は反転の際加速される場合を示してい
る。このように図15の(A)ないし(C)からも明ら
かなように、集綿されたマット材Mは、全体の面密度を
均一化し、両折り返し部間の有効幅を大きくとることが
できるのでエッジトリム(カッティング)の量を減少さ
せることができる。
【0033】次に、集綿マットの製造装置10が搬送機
構11と揺動機構12と第2の加速機構13Bとの動作
により作動される場合について説明する。搬送機構11
と揺動機構12は、上述と同一の動作を行なうので、重
複を避けその説明は省略する。張力調整装置90は、揺
動枠60の往復動に応じて第6の搬送ローラ28を上下
に変位させるとともに、支持枠46A、46Bを揺動さ
せ、第1の搬送コンベアベルト20に一定の張力Fを付
与する。
【0034】一方の第3のエアシリンダ78A、78B
は、図11ないし図13に示すように、揺動枠60の下
端が一定の往復速度で反転位置P1に到達する寸前に、
揺動枠60の当接部61C、61Dが、進退ロッド78
C、78Dに当ると、進退ロッド78C、78Dにより
揺動枠60の往復動速度を瞬間的に減速し、揺動枠60
が反転位置P1(死点)に至ると、直ちに進退ロッド7
8C、78Dを進動させて、揺動枠60に反転方向の押
圧力F2を付与する。この押圧力F2は、往復動装置7
0の立ち上がり速度に打ち勝つ押圧力で揺動枠60を反
転方向に押圧し、往復動装置70の立ち上がり速度を加
速し往復動装置70を迅速に往復動速度に復帰させる。
【0035】また、他方の第3のエアシリンダ77A、
77Bも同様に、揺動枠60の下端が反転位置P3に到
達する直前に、揺動枠60の当接部62C、62Dが進
退ロッド77C、77Dに当たると揺動枠60の往復動
速度を瞬間的に減速し、揺動枠60が反転位置P3に至
ると、直ちに進退ロッド77C、77Dを進動させて、
揺動枠60に反転方向の押圧力F2を付与する。このた
め、第1第2のコンベアベルト20、30の排出端から
排出されるマット材Mは、揺動枠60の反転時一定の排
出速度で排出されるとともに、反転方向に所定の力Fm
で引張られた後、迅速に往復動速度に復帰するため、折
り返し部が揺動枠60のストローク幅に一致してエッジ
が均一に折り返されるとともに全体の面密度が均一化さ
れて積層される。なお、第1第2の加速機構13A、1
3Bを併用すれば、揺動枠60が往復動作に復帰するま
での時間をより短縮できることができる。
【0036】次に本発明の他の実施例に係る集綿マット
の製造装置110について図16および図17に基づい
て説明する。集綿マットの製造装置110は、搬送機構
111と揺動機構112と、加速機構113とを備えて
構成される。搬送機構111は、図16に示すように、
第1の駆動ローラ121と、第1の搬送ローラ123
と、第2の搬送ローラ124とを備え、これら各ローラ
121、123、124に第1のコンベアベルト120
が巻回されるとともに、第2の駆動ローラ132と、第
3の搬送ローラ133と、これらローラ132、133
に巻回された第2のコンベアベルト130とを備えてい
る。第1の駆動ローラ121は、架台150に回転可能
に軸支され、モータ143により回転駆動される。第1
の搬送ローラ123は、支持枠141の先端に、第2の
搬送ローラ124は、揺動枠160の下端にそれぞれ回
転可能に架設される。支持枠141は、第1の駆動ロー
ラ121の軸芯を支点にエアシリンダ151、151を
介して架台150に揺動可能に取付けられる。第2の駆
動ローラ132は、揺動枠160の上端に回転可能に軸
支されるとともに、図示しないチェーンを介して第1の
駆動ローラ121の回転駆動力が逆転されて伝達される
ようになっている。
【0037】揺動機構112は、図16に示すように、
揺動枠160と、揺動ロッド100と、クランクシャフ
ト101と駆動装置102とを備えて構成される。揺動
枠160は、図17に示すように、流れ方向に設けられ
た一対の枠体161、162から構成され(図16、図
17では枠体161を省略し、枠体162のみを示
す)、各枠体161、162が第1の搬送ローラ123
の軸123Aに揺動可能に吊下される。これら各枠体1
61、162は、図16に示すように、上部161A、
162Aに上端が傾斜して形成された傾斜部161B、
162Bを有し、傾斜部161B、162Bにはカム溝
161C、162Cが形成される。さらに、各枠体16
1、162は、下部161D、162Dが上部161
A、162Aから内側に折曲されて形成される。
【0038】揺動枠160はカム溝161C、162C
内に第1の搬送ローラ123の軸123Aが挿通され、
軸123Aを支点に揺動するとともに、カム溝161
C、162Cの長さ分軸123Aに対し相対的に上下動
可能になっている。揺動ロッド100、100は、図1
6および図17に示すように、一端が架台150に揺動
可能に取付けられ、他端が揺動枠160の下部161
D、162Dに枢支される。また、架台150には、図
16に示すように、駆動装置102が設けられ、駆動装
置102と揺動ロッド100、100とがクランクシャ
フト101、101により連結される。駆動装置102
はスプロケット103、104に巻回されたチェーン1
05、105をモータ106により駆動するようになっ
ている。クランクシャフト101、101は、一端がチ
ェーン105、105に他端が揺動ロッド100、10
0の上部に連結され、駆動装置102の駆動を往復動に
変換して揺動ロッド100、100に伝達する。
【0039】加速機構113は、図16に示すように、
第1の押圧ローラ128と、第1の押圧ローラ128を
第1のコンベアベルト120の外面に圧接させるエアシ
リンダ153,153とを備えて構成される。エアシリ
ンダ153、153は各枠体161、162の上部16
1A、162Aに設けられた支持プレート154、15
4に取付けられる。そして、第1の押圧ローラ128
は、エアシリンダ153、153の進退動作に応じて第
1のコンベアベルト120の外面に圧接する押圧力が調
整され、揺動枠160の反転時には、第1のコンベアベ
ルト120に所定の張力を付与し、第1のコンベアベル
ト120と第2のコンベアベルト130との排出端(揺
動枠160の下端)立上げ速度を加速するようになって
いる。
【0040】次に上記他の実施例に係る集綿マットの製
造方法について動作を述べながら説明する。集綿マット
の製造装置110は、モータ143、106の駆動によ
り搬送機構111および揺動機構112がそれぞれ駆動
される。モータ143の駆動力が第1の駆動ローラ12
1に伝達され、第1の駆動ローラ121が流れ方向(図
16の時計方向)に回転駆動されると、第1のコンベア
ベルト120は第1の駆動ローラ121から第1の搬送
ローラ123、第2の搬送ローラ124の順に流れ方向
に駆動される。一方、第2の駆動ローラ132はモータ
143の駆動力が図示しない伝達機構により伝達され
て、第1の駆動ローラ121と逆方向に回転駆動され
る。このため第2のコンベアベルト130は、第1の搬
送コンベアベルト20と反対方向に駆動される。マット
材Mが外部の搬送経路から、第1のコンベアベルト12
0上に導入されると、マット材Mは第1のコンベアベル
ト120の流れ方向に搬送され、第2のコンベアベルト
130と第1のコンベアベルト120との間に挾持され
て下方に所定の排出速度で搬送される。そして、マット
材Mは揺動枠160下端の第2の搬送ローラ124と第
3の搬送ローラ133との間で形成される排出端から排
出される。
【0041】そして、モータ106の駆動によりスプロ
ケット103が回転駆動されると、チェーン105、1
05がスプロケット103、104間を駆動され、クラ
ンクシャフト101、101が往復動して揺動ロッド1
00、100を介して、揺動枠160を揺動させる。こ
のとき、揺動枠160は第1の搬送ローラ123の軸1
23Aを支点に揺動されるが、揺動枠160の下部16
2D、162Dに揺動ロッド100、100が枢支され
るととも支持枠141がエアシリンダ151、151に
より上下に揺動されるため、揺動枠160の下端の移動
軌跡T4は、図16に示すように、ほぼ水平な軌跡T4
を描き、揺動枠160の上下方向の変位はカム溝161
C、162C内を第1の搬送ローラ123の軸123A
が相対的に上下することにより吸収される。
【0042】揺動枠160が反転する際には、加速機構
113のエアシリンダ153、153が同期して動作さ
れ第1の押圧ローラ128を第1のコンベアベルト12
0の外面に押圧し第1のコンベアベルト120に所定の
張力F1を付与する。従って、第1のコンベアベルト1
20と第2のコンベアベルト130との排出端(揺動枠
160の下端)の反転時、第2の搬送ローラ124に反
転方向の水平ベクトルを発生させ、往復動速度に復帰す
るまでの立上げ速度を加速する。このため、第1第2の
コンベアベルト120、130の排出端から排出される
マット材Mは、揺動枠160の反転時、一定の排出速度
で排出されるとともに、反転方向に所定の力Fmで引張
られた後、迅速に往復動速度に復帰するため、折り返し
部が揺動枠160のストローク幅に一致して折り返され
るとともに均一に積層される。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、マッ
ト材の集綿時、マット材排出端の反転から往復動速度復
帰までの立ち上がり速度を加速し、反転方向への転換を
円滑かつ迅速に行ない集綿マットのエッジを振り分け幅
方向にわたって均一にすることができるとともに、集綿
マット全体の面密度を均一にすることができるので、折
り返し部のカット量を低減させて、集綿マットに占める
有効幅の割合を増加させ製造コストの低減化をはかるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る集綿マットの製造装置
を示す概念図である。
【図2】図1の集綿マットの製造装置を一部省略して示
す斜視図である。
【図3】図1の集綿マットの製造装置を示す平面図であ
る。
【図4】図3の要部の一部省略拡大平面図である。
【図5】図1の集綿マットの製造装置の駆動系を示す概
念図である。
【図6】図5の駆動系の回転方向と搬送方向を示す説明
図である。
【図7】図1の左側面図である。
【図8】図1の要部の右側面図である。
【図9】図1の集綿マットの製造装置を示す正面図であ
る。
【図10】往復動装置の要部を示す側面図である。
【図11】コンベアベルトの動作状態を示す動作図であ
る。
【図12】コンベアベルトの動作状態を示す動作図であ
る。
【図13】コンベアベルトの動作状態を示す動作図であ
る。
【図14】マット材が折り重なる状態を示す説明図であ
る。
【図15】(A)ないし(C)はそれぞれ、マット材の
排出端の移動軌跡と、マット材の排出端の一定時間当り
の水平移動量および移動軌跡に対応してマット材が積層
された状態を比較して示す説明図である。
【図16】本発明の他の実施例を示す側面図である。
【図17】図16の要部を示す一部破断正面図である。
【図18】従来の集綿マットの製造装置の要部を示す説
明図である。
【図19】従来の集綿マットの製造装置によりマット材
が集綿される状態を示す説明図である。
【符号の説明】
M マット材 11A 第1の搬送経路 11B 第2の搬送経路 12 揺動機構(揺動手段) 13A 第1の加速機構(加速手段) 13B 第2の加速機構(加速手段) 20 第1の搬送コンベアベルト 22、23、24、28、32、33 ローラ 23A 第1の搬送ローラの軸(第2の搬送経路1
1Bの支点) 30 第2の搬送コンベアベルト 77A、77B、78A、78B 第3のエアシリン
ダ(加速手段) 90A 昇降装置(加速手段) 90B 付勢装置(加速手段)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続して供給されるマット材を第1の搬
    送経路を経由して第2の搬送経路に受け渡し、第2の搬
    送経路内で挾持して搬送するとともに、第2の搬送経路
    を上記第1の搬送経路の下流部を支点に揺動させ、マッ
    ト材を第2の搬送経路の揺動端から排出して振り分け、
    走行する集綿コンベア上に集積する集綿マットの製造方
    法において、上記マット材の搬送速度を所定の速度に保
    つとともに、揺動端を一定の揺動速度で揺動させ、揺動
    端の反転時に死点から上記揺動速度立ち上がり時までの
    間上記揺動端を加速して立ち上げ速度を増大させ、揺動
    端の反転時にマット材が折り返される際上記折り返し部
    を反転方向に引張り、マット材の振り分け方向幅のエッ
    ジを均一にしかつ面密度を均一に成形することを特徴と
    する集綿マットの製造方法。
  2. 【請求項2】 連続して供給されるマット材を第1の搬
    送経路により搬送する第1の搬送手段と、第1の搬送手
    段から受け渡されたマット材を第2の搬送経路内に挾持
    して搬送する第2の搬送手段と、上記第2の搬送経路を
    上記第1の搬送経路の下流部を支点に揺動させる揺動手
    段とを備え、マット材を第2の搬送経路の揺動端から排
    出して振り分け、走行する集綿コンベア上に集積する集
    綿マットの製造装置において、揺動端の反転時に死点か
    ら揺動速度立ち上がり時までの間上記揺動端を加速して
    立ち上げ速度を増大させる加速手段を設け、マット材の
    搬送速度を所定の速度に保つとともに揺動端を一定の揺
    動速度で揺動させ、マット材の折り返し時に揺動端を加
    速することを特徴とする集綿マットの製造装置。
  3. 【請求項3】 第1および第2の搬送手段は、第1の搬
    送経路が一対の上下流側ローラを有し、第2の搬送経路
    が互いに所定の間隙を隔てて設けられた各対の上下流側
    ローラを有するとともに、弾性を有する第1の搬送コン
    ベアベルトを上記第1の搬送経路の各ローラと第2の搬
    送経路の一対の上下流側ローラとに巻回し、弾性を有す
    る第2の搬送コンベアベルトを第2の搬送経路の他方の
    上下流側ローラに巻回し、これら第1第2の搬送コンベ
    アベルトを互いに逆方向に駆動してマット材を搬送する
    搬送機構により構成され、加速手段は、少なくともいず
    れか一方の搬送コンベアベルトに張力を付与し、揺動端
    に反転方向の水平ベクトルを発生させる張力調整装置に
    より構成されることを特徴とする請求項2に記載の集綿
    マットの製造装置。
  4. 【請求項4】 張力調整装置は、第1の搬送コンベアベ
    ルトの復路側を押圧して第1の搬送コンベアベルトを伸
    張させる付勢装置と、第2の搬送経路の揺動に応じて第
    1の搬送経路の一部を支点に第1の搬送経路を揺動させ
    る昇降装置とを備えて構成されることを特徴とする請求
    項3に記載の集綿マットの製造装置。
  5. 【請求項5】 付勢装置は、第1の搬送コンベアベルト
    に当接される押圧ローラと、この押圧ローラを軸支し上
    記押圧ローラにより第1のコンベアベルトを伸張させる
    第1のシリンダ装置とにより構成されることを特徴とす
    る請求項4に記載の集綿マットの製造装置。
  6. 【請求項6】 第1のシリンダ装置は、押圧ローラを第
    1の搬送コンベアベルトの内面に当接させて軸支し、こ
    の押圧ローラにより第1のコンベアベルトを外方に伸張
    させることを特徴とする請求項5に記載の集綿マットの
    製造装置。
  7. 【請求項7】 第1のシリンダ装置は、押圧ローラを第
    1の搬送コンベアベルトの外面に当接させて軸支し、こ
    の押圧ローラにより第1のコンベアベルトを内方に伸張
    させることを特徴とする請求項5に記載の集綿マットの
    製造装置。
  8. 【請求項8】 昇降装置は、第2の搬送経路の揺動に応
    じて第1の搬送経路の中央を支点に第1の搬送経路をシ
    ーソー動作させることを特徴とする請求項4に記載の集
    綿マットの製造装置。
  9. 【請求項9】 昇降装置は、第2の搬送経路の揺動に応
    じて第1の搬送経路の上流側ローラを支点に第1の搬送
    経路を揺動させることを特徴とする請求項4に記載の集
    綿マットの製造装置。
  10. 【請求項10】 昇降装置は、第1の搬送経路の一部を
    支点に第1の搬送経路を揺動させる第2のシリンダ装置
    から構成されることを特徴とする請求項4に記載の集綿
    マットの製造装置。
  11. 【請求項11】 加速手段は、揺動端に反転方向の押圧
    力を付与する加速装置から構成されることを特徴とする
    請求項2に記載の集綿マットの製造装置。
  12. 【請求項12】 加速装置は、エアシリンダから構成さ
    れることを特徴とする請求項11に記載の集綿マットの
    製造装置。
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