JPH07103334A - カバー付きガスケット - Google Patents

カバー付きガスケット

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JPH07103334A
JPH07103334A JP5328490A JP32849093A JPH07103334A JP H07103334 A JPH07103334 A JP H07103334A JP 5328490 A JP5328490 A JP 5328490A JP 32849093 A JP32849093 A JP 32849093A JP H07103334 A JPH07103334 A JP H07103334A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 リング状のガスケット本体12と、該ガスケッ
ト本体12の両面および内周面を覆うリング状のカバー13
とを備えたガスケット10において、前記カバー13の外周
部分15同士が機械的接合手段、例えばミシンを用いた縫
製16により接合されている。 【効果】 両側2枚のカバーの外周が接合されているの
で、管体への装着作業の際にカバーがめくれたりせず、
装着作業が容易である。しかも機械的接合手段を用いて
いるので、フッ素樹脂などの化学的に不活性な特性を有
する材料からなるカバーでも前記特性と無関係に接合す
ることができる上に、化学的処理等と比べて容易に接合
でき安価に得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体管の継ぎ手部分に
介装されるカバー付きガスケットに関する。
【0002】
【従来の技術】流体を移送するために使用される流体
管、例えばステンレス鋼管の如き管体の継ぎ手部におけ
る流体の漏れ止めのために装着されるガスケットは、流
体、例えば水道水に接して、塩素イオンを溶出しないも
のであることが要求され(建設省の機械設備工事共通仕
様書(平成5年度版))、この要求を満足するガスケッ
トは、水と接触する部分がゴム系又はフッ素樹脂系材料
からなるガスケットである。これらのうち、一部のゴム
系のガスケットは、オゾン劣化など耐久性が劣ることか
ら、一般に、フッ素樹脂系のガスケットが用いられてい
る。
【0003】フッ素樹脂系のガスケットとして、図13に
示すようなものがある。このガスケット1 は、ゴム系材
料からなるリング状のガスケット本体2 の両面を、フッ
素樹脂製カバー3 で覆ったものである。フッ素樹脂製カ
バー3 には、通常、フッ素樹脂製円筒体を2枚のカッタ
ーを同時に用いて、内周部分のみを残すようにスライス
したものが用いられる。このようにして得られたカバー
3 は、一面側のリング状カバー3aと他面側のリング状カ
バー3bとが、その内周部分4 の接続部を介して連接され
ているが、外周部分5 はフリーの状態となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなフ
ッ素樹脂製カバー付きガスケットを管体継ぎ手部間に装
着する場合、次のような問題がある。図14に示すよう
に、工事現場における管体の配管工事において一対の長
尺管体7aのフランジ8a間の間隙が大きい場合、この間隙
のほぼ見合う短寸の管体7bを挿入し、長尺管体7aと短尺
管体7bのフランジ8a,8b 間の間隙に、ガスケット9 を介
挿してフランジ8a,8b 同士をボルトで締結する。ところ
が、前記長尺管体7aと短尺管体7bのフランジ8a,8b 間の
間隙はシール性との関係から予め、ガスケット9の厚さ
に設定される。従って、前記間隙内にフッ素樹脂製カバ
ー付きガスケット1 をフランジ8a,8b の直径方向外方か
ら挿入する場合、該ガスケット1 のカバー3 の挿入始端
側のフリー状態にある外周部分5 がめくれて、ガスケッ
ト1 の挿入が困難となり、作業性が非常に悪くなる。ま
た、カバー3 がめくれた状態でガスケット1 が装着され
ていると、水の漏洩をもたらし、ガスケットの役目を果
たさなくなる。
【0005】一方、両側2枚のフッ素樹脂製カバー3a,3
b の外周部分5 を接合すれば上記のような問題は生じな
いわけであるが、一般にフッ素樹脂は化学的に不活性
で、接着性が極めて小さい。このため、フッ素樹脂同士
を接着する場合、接着面を適当な化学処理をすることに
より接着性を高める必要があるため費用がかかる。理化
学プラント用の配管に使用されるガスケット等では、接
着面を表面処理した後、外周部分を接着して、フッ素樹
脂製カバーがめくれないようにしているものもあるが、
ビル設備用の配管ではコスト面から実用的でない。
【0006】尚、フッ素樹脂製カバーにかかる欠点を防
止したガスケットとして、ガスケット本体自体をフッ素
樹脂で作成したガスケットがあるが、本体をフッ素樹脂
で作成したガスケットは、本体をゴム系材料で作成した
ガスケットと比べて弾力性を有しないため、シール性に
劣るという欠点がある。また、従来のガスケットには、
一般に寸法表示がされていなかったため、誤った寸法の
ガスケットを装着してしまうこともあった。
【0007】本発明は、上記技術的背景に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、安価で、カバ
ーのめくれを防止して施工性の向上を図りうるカバー付
きガスケットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、請求
項1の発明は、リング状のガスケット本体と、該ガスケ
ット本体の両面および内周面を覆うリング状のカバーと
を備えたガスケットにおいて、前記カバーの外周同士が
機械的接合手段により接合されていることを特徴として
いる。
【0009】請求項2の発明は、機械的接合手段とし
て、ミシンによる縫製を用いたことを特徴としている。
請求項3の発明は、前記カバーが、耐油・耐水・耐薬品
性材料からなることを特徴としている。請求項4の発明
は、前記カバーがフツ素樹脂で構成されていることを特
徴としている。
【0010】請求項5の発明は、前記ガスケット本体の
外周に1又は複数の取手部が突設されていることを特徴
としている。請求項6の発明は、前記ガスケット本体の
厚さが内周側を厚く、外周側を薄くされていることを特
徴としている。請求項7の発明は、前記ガスケット本体
の外周部が前記カバーの外周部分と共に接合されている
ことを特徴としている。
【0011】請求項8の発明は、前記カバーが、断面コ
字状に切削加工されていることを特徴としている。請求
項9の発明は、前記カバーが、幅方向に二つ折りにした
薄板状の素材を、折り曲げ部が内周側となるように熱加
工によりリング状に成形されていることを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】本発明によれば、カバーの外周同士を機械的接
合手段により接合するので、カバーが化学的に不活性な
材料(例えばフッ素樹脂)製であっても、カバー材料の
化学的性質とは全く無関係に接合することができる。し
かも、ミシンによる縫製等の機械的接合手段によれば、
化学的表面処理が不要であるから、作業が容易で安価で
ある。
【0013】そして、本発明ガスケットは、カバーの外
周同士が接合されているので、管の継手部間に挿入する
際、カバーの外周部がめくれることがなく、施工性が良
く、かつシール性を確保できる。また、ガスケット本体
外周に取手部を設けてカバー外周から突出させることに
より、管の継手部への挿入に際して、取手部を手で持っ
てガスケットを継手部間に差し込めるので、施工性が向
上すると共に、ガスケット嵌装表示となるほか、取手部
にガスケットの種類、サイズ等を表示でき、信頼性を高
めることができる。
【0014】さらに、カバーの断面形状をコ字状に切削
加工することにより、管の継手部内周面とカバー内周面
を面一にすることができ、ガスケット内周部と管継手部
内周端部の間に液体が溜まることを防止する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例に図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の第一実施例にかかるフッ素樹脂
製カバー付きガスケット10を示している。ガスケット10
は、図2に示すリング状のガスケット本体12の両面を、
図3に示すフッ素樹脂製カバー13で覆ったもので、カバ
ー13の外周部15はミシンにより縫製されている。図1
中、16はミシンによる縫い目で形成される接合部分を示
している。
【0016】本実施例に用いられるガスケット本体12
は、ゴム系ポリマーに繊維等を含有させたものを、厚さ
2mm程度のリング状に固めたものである。フッ素樹脂製
カバー13は、一側のリング状のカバー13a と他側のリン
グ状のカバー13b とが内周部分14を接合して連接一体化
されたものである。このようなカバー13は、通常、フッ
素樹脂製の円筒体を2枚のカッターを用いて、内周部の
一部のみを残すようにして同時にスライスすることによ
り得られる。両側のカバー13a,13b の厚みは各々約0.4m
m 程度である。このカバー13の外周部分15を開いてリン
グ状のガスケット本体12に装着することができる。
【0017】ミシンによる縫製は、家庭用のミシンで十
分である。使用する糸は、カバー13の厚みにもより適宜
選択すればよい。また、その種類は特に限定せず、木綿
糸、合繊糸など、種々のものを使用できる。このように
して、フリーの状態にあった一側カバー13a と他側カバ
ー13b とが外周部分、すなわち挿入する際の始端で接合
されるので、ガスケット10を管体のフランジ間に挿入す
る際、カバー13がめくれたりすることはない。しかも、
ミシンの縫製には、材料的にも手間的にも其ほどのコス
トアップに繋がらずに済む。
【0018】尚、上記第一実施例では、機械的接合手段
としてミシンによる縫製を使用したが、本発明はこれに
限らない。例えば、ホッチキス等の金属針を適当な間隔
をあけて外周がフリーにならないように留めてもよい。
また、ミシンを用いる方法においても、必ずしも糸を使
用しなくてもよい。針によるパンチだけでも、装着時に
カバーがめくれないようにすることができる。さらに、
本発明における機械的接合手段は、必ずしも機械を使用
する場合に限らず、例えば、手縫いのように、同様の接
合ができれば、手製であってもよい。これらの機械的接
合方法は、いずれも化学的不活性というフッ素樹脂の特
性と無関係に接合でき、管体への装着時にカバーのめく
れを防止できるという効果がある。
【0019】図4,図5は本発明の第二実施例の要部で
あるガスケット本体12を示し、該ガスケット本体12の外
周に1又は複数の取手部17が突設されている。この取手
部17は、カバー13を被着したとき、カバー13の外周端縁
から突出しており、管体への装着時に、該取手部17を手
で持って管の継手部に差し込むと、極めて容易に装着で
き、施工性を向上させることができる。なお、図4は円
形リング状のガスケット本体12に取手部17を突設したも
のであり、図5は角形(窓枠形)リング状のガスケット
本体12の角部外周に取手部17を突設したものである。
【0020】取手部17は、ガスケット本体12と一体化さ
れていてもよいし、ガスケット本体12に適宜方法で取り
付けられていてもよい。例えば、取手部17としてガスケ
ット本体12の厚さよりも薄いものを用いて、ガスケット
本体12に取り付ければ、取手部17の付け根部分をカバー
13の外周とともに接合することができる(図6参照)。
【0021】また、前記取手部17は、管の継手部から突
出するので、ガスケット施工済の表示機能を有し、該取
手部17にガスケット10の種類、施工又は製造年月日、材
質、サイズ等を表示しておくことによって、製品の信頼
性を高め、装着ミスをなくし、交換時期の指標とするこ
とができる。なお、ガスケット10の寸法表示等は、取手
部17に限らず、ガスケット本体12に表示してもよい。ガ
スケット本体12にされた表示は、フッ素樹脂製カバー13
の被着後でも読み取ることができる。
【0022】図7および図8は、本発明の第三実施例の
要部であるガスケット本体12を示し、該ガスケット本体
12は厚さの厚い(1.5 〜3 mm程度のシール機能が十分な
厚さ) 内周リング12A と、厚さの薄い (0.5 〜1mm 程
度) 外周リング12B とからなり、内周リング12A の外周
面に幅 0.5〜1mm 、深さ 2〜8mm 程度の嵌合溝18を備
え、該嵌合溝18に外周リング12B の内周側端縁が嵌合さ
れ一体化されている。
【0023】前記外周リング12B は、内径が内周リング
12A の嵌合溝18底外径と略同じとされ、外径が管19の継
手部 (フランジ部)19Aに固定するためのボルト孔20を開
設するのに十分な大きさとされ、1個所を放射方向に切
断して切開部21を設け、該切開部21を若干開いた状態
で、内周リング12A の嵌合溝18に外周リング12B の内周
端を嵌合させるようにしてある。
【0024】第三実施例では、図8に2点鎖線で示すよ
うに、カバー13の両側外周端部を、外周リング12B を挟
むように共にミシンにより第一実施例と同様に縫製16に
よって一体的に接合してあり、内外周リング12A,12B が
カバー13を介しても一体化される。また、第三実施例に
おいて、前記外周リング12B の外径を管の継手部19の外
径よりも大きくして、施工済表示機能を明確化すると共
に、ガスケット10の種類、施工又は製造年月日、材質、
サイズ等を表示しておくことができる。
【0025】上記第三実施例によれば、肉厚の薄い外周
リング12B に基づいて、ガスケットがボルト22およびナ
ット23により締め付けられるので、ボルト22を破断する
ことなく内周リング12A に十分な面圧をかけることがで
き、したがって、ビルの配管設備等の増し締めが一般に
行われない管体の継手部分に用いるガスケットとして好
適であり、しかも施工性が良く、経年による位置ずれも
生じない。
【0026】上記第一〜第三実施例におけるガスケット
本体12は、ゴム系ポリマーを固めたものの他、アスベス
ト、アスベストジョイントシート、ノンアスベストジョ
イントシートや、塩化ビニール等の合成樹脂、充填剤入
りテフロンなどを用いて構成することができる。尚、ガ
スケット本体が充填材入りテフロンであるガスケットに
ついては、充填材として一般に炭素繊維が用いられ、導
電性となるため、絶縁特性を付与する意味でカバーが付
けられる。
【0027】図9は本発明の第四実施例の要部即ちカバ
ー13を示し、該カバー13は切削加工によって断面コ字状
に成形されている。このように、断面コ字状にすると共
に、カバー内径を管19の内径と同じにすることにより、
管19同士の対向端面間がカバー13により段差なく埋めら
れて、管19の内面とカバー13の内周面とが面一になるの
で、カバー13と管19の端面との間に液体が溜るのを防止
できる。
【0028】図10〜図12は本発明の第五実施例の要部即
ちカバー13で、特に大形のガスケットに好適なカバー13
を示している。該カバー13は、図12に示すように、帯状
薄板Pを幅方向に二つ折りにした素材Mを、折り曲げ部
13C が内周側となるように熱加工してリング状とし、両
端縁13d,13d を溶接により接合したものであり、内周側
に生じるヒダは熱加工により成形してなくしてある。
【0029】第五実施例によれば、第一実施例のように
棒材をカッターによりスライスして成形する方法、或い
は第四実施例のように切削加工する方法では得られない
大きなカバーを安価に得ることができる。そして、ガス
ケット本体12への被着は第一実施例等と同様に行ない、
両側の外周部分13a,13b は相互にミシンによる縫製或い
はホッチキス等の機械的接合手段により接合することが
できる。
【0030】上記各実施例におけるカバー13の材料とし
ては、テフロン等のフッ素樹脂、耐薬品性ゴム、ナイロ
ンのほか、流体管を流す流体の種類や特性に対応して、
耐熱性材料、耐水性材料、耐油性材料、耐薬品性材料等
を適宜選択して使用することができる。また、カバー13
の縫製に際しては、小形のものの場合は内径ゲージを用
い、大形のものの場合は外径ゲージを使用することによ
り、作業性を良くすることができる。
【0031】本発明は、上記各実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、第三実施例におけるガスケット本体
12の外周リング12B の構成材料をシール性とは無関係の
安価な材料を適宜選択使用することができる。また、第
三実施例の内外周リングを一体物とすることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、上述のように、ガスケット本
体を覆う両側2枚のカバー外周部分が機械的接合手段に
より接合されていることを特徴とするものであるから、
管体への装着作業の際にカバーがめくれたりせず、装着
作業が容易である。しかも接合手段として、ミシン等に
よる機械的接合手段を用いるので、カバーがフッ素樹脂
のように化学的に不活性な特性を有する材料で構成され
ていても、前記特性と無関係に接合することができる上
に、化学的処理等が不要であり、容易に接合できると共
に、カバー付ガスケットを安価に得ることができる。
【0033】また、本発明は、ガスケット本体の外周に
1又は複数の取手部が突設されているので、管の継手部
への挿入が容易で施工性を向上させることができ、管継
手部から取手部が突出するため、これがガスケット施工
済表示となり、該取手部にガスケットの種類、材質、施
工又は製造年月日、サイズ等を表示することにより信頼
性の向上を図ることができる。
【0034】さらに、本発明は、前記カバーが、断面コ
字状に切削加工されているので、管の継手部内周面とカ
バー内周面を面一にでき、凹部がなくなるので液の滞留
を防止して、ガスケットの耐久性を向上させることがで
きる。さらにまた、本発明は、前記カバーが、幅方向に
二つ折りにした薄板状の素材を、折り曲げ部が内周側と
なるように熱加工によりリング状に成形されていること
を特徴とするものであるから、切断或いは切削加工では
製作が難しい大形のカバーを容易にしかも安価に得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例のガスケットを示す平面図
(a)および断面図(b)である。
【図2】同第一実施例のガスケットに用いられるガスケ
ット本体を示す斜視図である。
【図3】同第一実施例のガスケットに用いられるフッ素
樹脂製カバーを示す斜視図である。
【図4】本発明の第二実施例の要部であるガスケット本
体の一例を示す斜視図である。
【図5】同第二実施例におけるガスケット本体の他の例
を示す平面図である。
【図6】本発明の第二実施例のカバー付きガスケットの
一例を示す断面図である。
【図7】本発明の第三実施例の要部即ちガスケット本体
を示す平面図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】本発明の第四実施例の要部即ちカバーを示す断
面図である。
【図10】本発明の第五実施例の要部即ちカバーを示す
斜視図である。
【図11】同第五実施例カバーの断面図である。
【図12】同第五実施例カバーの製法説明図である。
【図13】従来例を示し、(a)は平面図、(b)は断
面図である。
【図14】従来例の問題点説明図である。
【符号の説明】
10 カバー付ガスケット 12 ガスケット本体 12A 内周リング 12B 外周リング 13 カバー 13C 折り曲げ部 14 内周部分 15 外周部分 16 縫製部分 17 取手部 M 素材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状のガスケット本体と、該ガスケ
    ット本体の両面および内周面を覆うリング状のカバーと
    を備えたガスケットにおいて、 前記カバーの外周同士が機械的接合手段により接合され
    ていることを特徴とするカバー付きガスケット。
  2. 【請求項2】 機械的接合手段として、ミシンによる縫
    製を用いたことを特徴とする請求項1に記載のカバー付
    きガスケット。
  3. 【請求項3】 前記カバーが、耐油・耐水・耐薬品性材
    料からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のカ
    バー付きガスケット。
  4. 【請求項4】 前記カバーがフツ素樹脂で構成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカ
    バー付きガスケット。
  5. 【請求項5】 前記ガスケット本体の外周に1又は複数
    の取手部が突設されていることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか1つに記載のカバー付きガスケット。
  6. 【請求項6】 前記ガスケット本体の厚さが内周側を厚
    く、外周側を薄くされていることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか1つに記載のカバー付きガスケット。
  7. 【請求項7】 前記ガスケット本体の外周部が前記カバ
    ーの外周部分と共に接合されていることを特徴とする請
    求項2〜6のいずれか1つに記載のカバー付きガスケッ
    ト。
  8. 【請求項8】 前記カバーが、断面コ字状に切削加工さ
    れていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つ
    に記載のカバー付きガスケット。
  9. 【請求項9】 前記カバーが、幅方向に二つ折りにした
    薄板状の素材を、折り曲げ部が内周側となるように熱加
    工によりリング状に成形されていることを特徴とする請
    求項1〜7のいずれか1つに記載のカバー付きガスケッ
    ト。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005188592A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Daikoo:Kk カバー付きパッキン
DE212008000051U1 (de) 2007-06-28 2010-07-15 Obschestvo S Ogranichennoi Otvetstvennostiu "Ilma" (Ooo "Ilma") Dichtung
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WO2015098994A1 (ja) * 2013-12-28 2015-07-02 日本バルカー工業株式会社 フッ素樹脂製包みガスケット

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