JPH07103243B2 - 粉末状または粒状エラストマー材料を含有するバッグ - Google Patents
粉末状または粒状エラストマー材料を含有するバッグInfo
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- JPH07103243B2 JPH07103243B2 JP62306025A JP30602587A JPH07103243B2 JP H07103243 B2 JPH07103243 B2 JP H07103243B2 JP 62306025 A JP62306025 A JP 62306025A JP 30602587 A JP30602587 A JP 30602587A JP H07103243 B2 JPH07103243 B2 JP H07103243B2
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、粉末状または粒状のエラストマー材料を含有
するバッグに関する。本発明は、さらに、ポリマーを10
0℃〜220℃の温度において高分子又は非高分子添加剤と
配合することによって少なくとも1つの成分が粉末状ま
たは粒状にあるポリマー組成物を製造するための方法に
関する。
するバッグに関する。本発明は、さらに、ポリマーを10
0℃〜220℃の温度において高分子又は非高分子添加剤と
配合することによって少なくとも1つの成分が粉末状ま
たは粒状にあるポリマー組成物を製造するための方法に
関する。
ポリマーを高分子または非高分子添加剤と配合すること
によるポリマー組成物の製造方法は長年にわたり知られ
ている。成形され、押し出され、またはカレンダー処理
された製品、例えばケーブル、シート、ホースまたはフ
ィルムを製造するために用いられる典型的なポリマー組
成物は、通常、1またはそれ以上のタイプのポリマーお
よびピグメント、フィラー、安定剤、酸化防止剤または
滑剤の如き添加剤を含む。高品質のそのような製品を製
造するためには、組成物の成分を完全に混合することが
必要である。これは、組成物を、例えば、100℃〜220℃
の温度に加熱した後で、均質に混合または配合すること
によって達成することができる。所望される組成物の成
分は、典型的には、ドラムまたバッグの如き容器中にお
いて配合装置に運ばれ、これらの容器が開放され、それ
らの内容物が配合装置に導入される。
によるポリマー組成物の製造方法は長年にわたり知られ
ている。成形され、押し出され、またはカレンダー処理
された製品、例えばケーブル、シート、ホースまたはフ
ィルムを製造するために用いられる典型的なポリマー組
成物は、通常、1またはそれ以上のタイプのポリマーお
よびピグメント、フィラー、安定剤、酸化防止剤または
滑剤の如き添加剤を含む。高品質のそのような製品を製
造するためには、組成物の成分を完全に混合することが
必要である。これは、組成物を、例えば、100℃〜220℃
の温度に加熱した後で、均質に混合または配合すること
によって達成することができる。所望される組成物の成
分は、典型的には、ドラムまたバッグの如き容器中にお
いて配合装置に運ばれ、これらの容器が開放され、それ
らの内容物が配合装置に導入される。
長年にわたり、粉末状または粒状の材料の開梱は、材料
がこぼれるといった如き問題を引き起こすことがあり、
時には粉塵爆発またはほこりっぽい空気の吸入による健
康の害さえ引き起こすことがあるということが知られて
いる。ある材料は粘着質であり、従って塊を形成し、ま
たは一緒にケーキ状となる。一般に、粉塵爆発の危険は
ないけれども、これらの粘質物材料の開梱はしばしば、
ケーキまたは塊が壊れ、材料がこぼれることがあるの
で、不便である。
がこぼれるといった如き問題を引き起こすことがあり、
時には粉塵爆発またはほこりっぽい空気の吸入による健
康の害さえ引き起こすことがあるということが知られて
いる。ある材料は粘着質であり、従って塊を形成し、ま
たは一緒にケーキ状となる。一般に、粉塵爆発の危険は
ないけれども、これらの粘質物材料の開梱はしばしば、
ケーキまたは塊が壊れ、材料がこぼれることがあるの
で、不便である。
ヨーロッパ特許出願0076521および米国特許4248348はこ
れらの問題に向けられている。ヨーロッパ特許出願0076
521においては、加硫ゴムまたは未加硫ゴムのベールま
たはそのための配合成分をシンジオタクチック1,2−ポ
リブタジエンからなるバッグに詰めることが示唆されて
いる。これらのバッグは、ゴム組成と相溶性を有し、そ
れらの成分とともにミキサー中に導入することができる
と記されている。このヨーロッパ特許出願は、さらに、
シンジオタクチック1,2−ポリブタジエンから製造され
たバッグは一緒に閉じてしまい、粘着防止剤およびスリ
ップ剤がバッグの製造に用いられない限り、バッグに中
身を入れるために開けることは事実上不可能であるとい
うことを開示している。米国特許4248348は、未加硫ゴ
ムまたは未加硫ゴムのための配合成分およびエチレン/
酢酸ビニルコポリマーからなる保護フィルムを含むパッ
ケージを開示している。フィルムの材料はゴム中に分散
可能であると記されているけれども、このフィルム材料
は粘着防止剤を含まなければならない。
れらの問題に向けられている。ヨーロッパ特許出願0076
521においては、加硫ゴムまたは未加硫ゴムのベールま
たはそのための配合成分をシンジオタクチック1,2−ポ
リブタジエンからなるバッグに詰めることが示唆されて
いる。これらのバッグは、ゴム組成と相溶性を有し、そ
れらの成分とともにミキサー中に導入することができる
と記されている。このヨーロッパ特許出願は、さらに、
シンジオタクチック1,2−ポリブタジエンから製造され
たバッグは一緒に閉じてしまい、粘着防止剤およびスリ
ップ剤がバッグの製造に用いられない限り、バッグに中
身を入れるために開けることは事実上不可能であるとい
うことを開示している。米国特許4248348は、未加硫ゴ
ムまたは未加硫ゴムのための配合成分およびエチレン/
酢酸ビニルコポリマーからなる保護フィルムを含むパッ
ケージを開示している。フィルムの材料はゴム中に分散
可能であると記されているけれども、このフィルム材料
は粘着防止剤を含まなければならない。
従って、開梱によって引き起こされる問題を避けるため
に、粉末状または粒状エラストマー材料を詰めるのに適
する他のタイプのバッグを提供することが望ましいであ
ろう。
に、粉末状または粒状エラストマー材料を詰めるのに適
する他のタイプのバッグを提供することが望ましいであ
ろう。
発明の概要 本発明の1つの特徴は、粉末状または粒状エラストマー
材料を含有するバッグであって、エラストマー材料が10
0℃〜125℃の温度において測定して、120までのムーニ
ー粘度を有し、バッグの主成分が、共重合された形にお
いて、 a)85〜98重量%の少なくとも1種のオレフィンモノマ
ーおよび b)15〜2重量%のアクリル酸またはメタクリル酸また
はそのイオノマー、 を含むオレフィンコポリマーであることを特徴とするバ
ッグである。
材料を含有するバッグであって、エラストマー材料が10
0℃〜125℃の温度において測定して、120までのムーニ
ー粘度を有し、バッグの主成分が、共重合された形にお
いて、 a)85〜98重量%の少なくとも1種のオレフィンモノマ
ーおよび b)15〜2重量%のアクリル酸またはメタクリル酸また
はそのイオノマー、 を含むオレフィンコポリマーであることを特徴とするバ
ッグである。
驚くべきことに、このバッグの材料は、下記に記載する
本発明の方法において、そのようなエラストマー材料か
ら配合される場合に、100℃〜125℃の温度において測定
して、120までのムーニー粘度を有する粉末状または粒
状エラストマー材料と相溶性を有するということが見出
されたのである。
本発明の方法において、そのようなエラストマー材料か
ら配合される場合に、100℃〜125℃の温度において測定
して、120までのムーニー粘度を有する粉末状または粒
状エラストマー材料と相溶性を有するということが見出
されたのである。
本発明の他の特徴は、ポリマーを100℃〜220℃の温度に
おいて高分子または非高分子添加剤とともに配合するこ
とによって、少なくとも1つの成分が粉末状または粒状
にあるポリマー組成物を製造するための方法であって、
粉末状または粒状にある成分の少なくとも一部が、主成
分が共重合された形において、 a)85〜98重量%の少なくとも1種のオレフィンモノマ
ーおよび b)15〜2重量%のアクリル酸またはメタクリル酸また
はそのイオノマー、 を含むオレフィンコポリマーであるバッグ中に詰め込ま
れており、粉末状または粒状成分を含むバッグが配合装
置中に導入されることを特徴とする方法である。
おいて高分子または非高分子添加剤とともに配合するこ
とによって、少なくとも1つの成分が粉末状または粒状
にあるポリマー組成物を製造するための方法であって、
粉末状または粒状にある成分の少なくとも一部が、主成
分が共重合された形において、 a)85〜98重量%の少なくとも1種のオレフィンモノマ
ーおよび b)15〜2重量%のアクリル酸またはメタクリル酸また
はそのイオノマー、 を含むオレフィンコポリマーであるバッグ中に詰め込ま
れており、粉末状または粒状成分を含むバッグが配合装
置中に導入されることを特徴とする方法である。
粉末状または粒状成分を含むバッグをそれらを開放する
ことなく、配合装置に直接導入することによって安全性
およびこぼれの問題が防止されるばかりでなく、バッグ
それ自体も100℃〜220℃の温度においてポリマー組成物
中に均一に分散され得るということが見出されたのであ
る。さらに、本発明の方法によれば、詰め込まれた材料
を所定量含むバッグの数を数えることによって、所望さ
れる量の成分の添加が容易にできる。バッグ中の材料
は、例えば、コンベアラインによって、配合装置に容易
に輸送することができる。
ことなく、配合装置に直接導入することによって安全性
およびこぼれの問題が防止されるばかりでなく、バッグ
それ自体も100℃〜220℃の温度においてポリマー組成物
中に均一に分散され得るということが見出されたのであ
る。さらに、本発明の方法によれば、詰め込まれた材料
を所定量含むバッグの数を数えることによって、所望さ
れる量の成分の添加が容易にできる。バッグ中の材料
は、例えば、コンベアラインによって、配合装置に容易
に輸送することができる。
発明の詳細な説明 バッグの主成分は、共重合された形において、 a)85、好ましくは90重量%から98、好ましくは95重量
%までの少なくとも1種のオレフィンモノマーおよび b)2、好ましくは5重量%から15、好ましくは10重量
%までのアクリル酸またはメタクリル酸またはそのイオ
ノマー、 を含むオレフィンコポリマーである。
%までの少なくとも1種のオレフィンモノマーおよび b)2、好ましくは5重量%から15、好ましくは10重量
%までのアクリル酸またはメタクリル酸またはそのイオ
ノマー、 を含むオレフィンコポリマーである。
適当なオレフィンモノマーは、一般に、分子当たり2〜
20個の炭素原子を有するものである。有利には、オレフ
ィンモノマーは分子当たり2〜18個、好ましくは2〜8
個の炭素原子を有する1−アルケンである。望ましく
は、オレフィンモノマーはエチレン、プロピレン、1−
ブテンまたは1,3−ブタジエンである。さらに望ましく
は、オレフィンモノマーはエチレンまたはプロピレンで
ある。エチレンは最も好ましいオレフィンモノマーであ
る。本発明に用いるのに適するオレフィンコポリマー
は、上記のオレフィンモノマーの少なくとも1種を含
む。オレフィンコポリマーは上記のオレフィンモノマー
の1種より多くを含むのが望ましいこともあるけれど
も、これらのオレフィンモノマーの合計量はオレフィン
コポリマーの合計重量に対して98%を超えない。上記の
オレフィンモノマーの1種より多くの適当な組み合わせ
の例は、エチレンおよびプロピレン、エチレンおよび1
−ブテン、およびエチレンまたはプロピレンおよびジエ
ンである。
20個の炭素原子を有するものである。有利には、オレフ
ィンモノマーは分子当たり2〜18個、好ましくは2〜8
個の炭素原子を有する1−アルケンである。望ましく
は、オレフィンモノマーはエチレン、プロピレン、1−
ブテンまたは1,3−ブタジエンである。さらに望ましく
は、オレフィンモノマーはエチレンまたはプロピレンで
ある。エチレンは最も好ましいオレフィンモノマーであ
る。本発明に用いるのに適するオレフィンコポリマー
は、上記のオレフィンモノマーの少なくとも1種を含
む。オレフィンコポリマーは上記のオレフィンモノマー
の1種より多くを含むのが望ましいこともあるけれど
も、これらのオレフィンモノマーの合計量はオレフィン
コポリマーの合計重量に対して98%を超えない。上記の
オレフィンモノマーの1種より多くの適当な組み合わせ
の例は、エチレンおよびプロピレン、エチレンおよび1
−ブテン、およびエチレンまたはプロピレンおよびジエ
ンである。
オレフィンコポリマーは、上記の量で、アクリル酸また
はメタクリル酸またはそのイオノマーを含む。好ましい
イオノマーは、亜鉛、ナトリウムまたはマグネシウムイ
オノマーである。アクリル酸は最も好ましいコモノマー
である。
はメタクリル酸またはそのイオノマーを含む。好ましい
イオノマーは、亜鉛、ナトリウムまたはマグネシウムイ
オノマーである。アクリル酸は最も好ましいコモノマー
である。
オレフィンコポリマーの密度は、一般に、ASTM Method
D−1505に従って測定して、0.91、好ましくは0.92g/cm3
から0.95、好ましくは0.94g/cm3までである。メルトイ
ンデックスは、ASTM Method D−1238に従って測定し
て、好ましくは0.1、さらに好ましくは1g/10分から、好
ましくは30、さらに好ましくは20g/10分までである。
D−1505に従って測定して、0.91、好ましくは0.92g/cm3
から0.95、好ましくは0.94g/cm3までである。メルトイ
ンデックスは、ASTM Method D−1238に従って測定し
て、好ましくは0.1、さらに好ましくは1g/10分から、好
ましくは30、さらに好ましくは20g/10分までである。
オレフィンコポリマーは当業者によく知られた方法で製
造することができる。典型的には、高圧オートクレーブ
中で気相重合プロセスにより製造される。
造することができる。典型的には、高圧オートクレーブ
中で気相重合プロセスにより製造される。
バッグの主成分は前述したオレフィンコポリマーであ
る。このことは、バッグの材料の少なくとも80重量%、
好ましくは少なくとも90重量%、さらに好ましくは少な
くとも95重量%、最も好ましくは少なくとも98重量%が
前述のオレフィンコポリマーであるということを意味す
る。バッグの材料は、可塑剤、酸化防止剤、熱安定剤、
光安定剤、ピグメント、加工助剤、滑剤、フィラー、粘
着防止剤またはスリップ剤の如き添加剤を含むことがで
きる。
る。このことは、バッグの材料の少なくとも80重量%、
好ましくは少なくとも90重量%、さらに好ましくは少な
くとも95重量%、最も好ましくは少なくとも98重量%が
前述のオレフィンコポリマーであるということを意味す
る。バッグの材料は、可塑剤、酸化防止剤、熱安定剤、
光安定剤、ピグメント、加工助剤、滑剤、フィラー、粘
着防止剤またはスリップ剤の如き添加剤を含むことがで
きる。
バッグは、100℃〜125℃の温度において測定して、120
までのムーニー粘度を有する粉末状または粒状のいかな
るエラストマー材料を含んでいてもよい。粉末状または
粒状のエラストマー材料なる語は、10mm、好ましくは6m
m、さらに好ましくは2mm、最も好ましくは1mmより小さ
い平均粒径を有する材料を意味する。ムーニー粘度はム
ーニー粘度計によって測定される。高粘度エラストマー
は、典型的には、120℃または125℃の温度で測定され
る。低粘度エラストマーは、通常、100℃で測定され
る。1ムーニーは8.46g・m±0.02g・mに相当する。本
発明のバッグに含有されるエラストマー材料は、好まし
くは、120℃の温度で測定して120までのムーニー粘度を
有する。
までのムーニー粘度を有する粉末状または粒状のいかな
るエラストマー材料を含んでいてもよい。粉末状または
粒状のエラストマー材料なる語は、10mm、好ましくは6m
m、さらに好ましくは2mm、最も好ましくは1mmより小さ
い平均粒径を有する材料を意味する。ムーニー粘度はム
ーニー粘度計によって測定される。高粘度エラストマー
は、典型的には、120℃または125℃の温度で測定され
る。低粘度エラストマーは、通常、100℃で測定され
る。1ムーニーは8.46g・m±0.02g・mに相当する。本
発明のバッグに含有されるエラストマー材料は、好まし
くは、120℃の温度で測定して120までのムーニー粘度を
有する。
上記の特性を有するいかなるエラストマー材料も有用で
あり、例えば、オレフィン、好ましくはエチレンと少量
の、例えば、25重量%までの、好ましくは5〜20重量%
のジエン環式脂肪族オレフィン、例えば、1,5−シクロ
ペンタンまたはシクロオクタジエン、置換されたオレフ
ィン、例えば、アルキルアクリレートまたはアルキルメ
タクリレート、共役ジオレフィン、例えば、ブタジエ
ン、スチレンまたはその誘導体の如きアルケニル芳香族
モノマー、または酢酸ビニルの如きビニルエステルとの
コポリマーを含むオレフィン系コポリマーがある。
あり、例えば、オレフィン、好ましくはエチレンと少量
の、例えば、25重量%までの、好ましくは5〜20重量%
のジエン環式脂肪族オレフィン、例えば、1,5−シクロ
ペンタンまたはシクロオクタジエン、置換されたオレフ
ィン、例えば、アルキルアクリレートまたはアルキルメ
タクリレート、共役ジオレフィン、例えば、ブタジエ
ン、スチレンまたはその誘導体の如きアルケニル芳香族
モノマー、または酢酸ビニルの如きビニルエステルとの
コポリマーを含むオレフィン系コポリマーがある。
他の有用なエラスマーはEP−A−010428に開示されたタ
ーポリマーである。好ましいエチレンターポリマーは、
エチレン/1−ブテン/1−オクテン、エチレン/プロピレ
ン/1−オクテン、エチレン/プロピレン/ブタジエンま
たはエチレン/プロピレン/オクタジエンである。これ
らのターポリマーは、好ましくは、125℃で測定して、3
0〜90のムーニー粘度を有する。
ーポリマーである。好ましいエチレンターポリマーは、
エチレン/1−ブテン/1−オクテン、エチレン/プロピレ
ン/1−オクテン、エチレン/プロピレン/ブタジエンま
たはエチレン/プロピレン/オクタジエンである。これ
らのターポリマーは、好ましくは、125℃で測定して、3
0〜90のムーニー粘度を有する。
好ましいエラストマー材料は、オレフィンコポリマーの
合計重量に対して、70〜97%、好ましくは73〜90%の量
の少なくとも1種のオレフィンモノマーと30〜3%、好
ましくは27〜10%の量の酢酸ビニルとの重合物のオレフ
ィンコポリマーである。好ましいオレフィン系モノマー
は前述したものである。これらのオレフィン/酢酸ビニ
ルコポリマー、例えば、エチレン/酢酸ビニルコポリマ
ーは、好ましくは、100℃で測定して、5〜30のムーニ
ー粘度を有する。
合計重量に対して、70〜97%、好ましくは73〜90%の量
の少なくとも1種のオレフィンモノマーと30〜3%、好
ましくは27〜10%の量の酢酸ビニルとの重合物のオレフ
ィンコポリマーである。好ましいオレフィン系モノマー
は前述したものである。これらのオレフィン/酢酸ビニ
ルコポリマー、例えば、エチレン/酢酸ビニルコポリマ
ーは、好ましくは、100℃で測定して、5〜30のムーニ
ー粘度を有する。
最も好ましいエラストマー材料は、2〜12個の炭素原子
を有する非芳香族エチレン系不飽和炭化水素の、熱可塑
性ハロゲン化ポリマーである。これらのハロゲン化ポリ
マーのうちでは、弗素化および塩素化ポリマーが特に有
用である。塩素化ポリマーが好ましい。好ましい塩素化
ポリマーは、2−クロロ−1,3−ブタジエンを重合する
ことにより製造されたクロロプレンゴム(トリクロロプ
レン)である。クロロプレンゴムは、好ましくは、100
℃で測定して、35〜110のムーニー粘度を有する。
を有する非芳香族エチレン系不飽和炭化水素の、熱可塑
性ハロゲン化ポリマーである。これらのハロゲン化ポリ
マーのうちでは、弗素化および塩素化ポリマーが特に有
用である。塩素化ポリマーが好ましい。好ましい塩素化
ポリマーは、2−クロロ−1,3−ブタジエンを重合する
ことにより製造されたクロロプレンゴム(トリクロロプ
レン)である。クロロプレンゴムは、好ましくは、100
℃で測定して、35〜110のムーニー粘度を有する。
特に好ましい塩素化ポリマーは、例えば、米国特許明細
書4376799に記載されている。塩素化ポリマーの平均塩
素含量は、好ましくは、塩素化ポリマーの合計重量に対
して、好ましくは25、最も好ましくは35重量%から好ま
しくは50、最も好ましくは48重量%までである。
書4376799に記載されている。塩素化ポリマーの平均塩
素含量は、好ましくは、塩素化ポリマーの合計重量に対
して、好ましくは25、最も好ましくは35重量%から好ま
しくは50、最も好ましくは48重量%までである。
ハロゲン化された、好ましくは塩素化された、前記炭化
水素のホモポリマーまたはコポリマーが有用である。
水素のホモポリマーまたはコポリマーが有用である。
適当なハロゲン化ホモポリマーは、例えば、ハロゲン化
された重合C2〜4オレフィン、好ましくはポリエチレ
ン、ポリプロピレンまたはポリブテンであり、ポリブテ
ンにおいてはブテン単位は好ましくは枝分かれしていな
いものである。塩素化ポリエチレンが特に好ましい。
された重合C2〜4オレフィン、好ましくはポリエチレ
ン、ポリプロピレンまたはポリブテンであり、ポリブテ
ンにおいてはブテン単位は好ましくは枝分かれしていな
いものである。塩素化ポリエチレンが特に好ましい。
有用なハロゲン化コポリマーは、好ましくは、主要量の
上記C2〜4オレフィン、最も好ましくはエチレンを含
む。最も好ましいコポリマーは、少なくとも80、好まし
くは少なくとも90重量%の、これらのC2〜4オレフィ
ンの1種を含む。有用なコモノマーは、2〜12個、好ま
しくは2〜8個の炭素原子を有する非芳香族エチレン系
不飽和炭化水素、好ましくはプロピレン、1−ブテン、
2−ブテンおよび1−オクテン、2〜12個の炭素原子を
有する環式脂肪族オレフィン、例えば、1,5−シクロペ
ンテンまたはシクロオクタジエン、および2〜12個の炭
素原子を有する共役ジオレフィン、例えばブタジエンで
ある。ハロゲン化ポリマーは1種またはそれ以上の共重
合されたコモノマーを含んでいてもよい。最も好ましい
塩素化エチレンコポリマーの例は、塩素化されたエチレ
ン/プロピレン、エチレン/1−ブテン、エチレン/2−ブ
テンおよびエチレン/1−オクテンコポリマーである。
上記C2〜4オレフィン、最も好ましくはエチレンを含
む。最も好ましいコポリマーは、少なくとも80、好まし
くは少なくとも90重量%の、これらのC2〜4オレフィ
ンの1種を含む。有用なコモノマーは、2〜12個、好ま
しくは2〜8個の炭素原子を有する非芳香族エチレン系
不飽和炭化水素、好ましくはプロピレン、1−ブテン、
2−ブテンおよび1−オクテン、2〜12個の炭素原子を
有する環式脂肪族オレフィン、例えば、1,5−シクロペ
ンテンまたはシクロオクタジエン、および2〜12個の炭
素原子を有する共役ジオレフィン、例えばブタジエンで
ある。ハロゲン化ポリマーは1種またはそれ以上の共重
合されたコモノマーを含んでいてもよい。最も好ましい
塩素化エチレンコポリマーの例は、塩素化されたエチレ
ン/プロピレン、エチレン/1−ブテン、エチレン/2−ブ
テンおよびエチレン/1−オクテンコポリマーである。
これらのポリマーは、一般に、120℃の温度で測定し
て、120まで、好ましくは20〜120、さらに好ましくは50
〜100、最も好ましくは70〜90のムーニー粘度を有す
る。
て、120まで、好ましくは20〜120、さらに好ましくは50
〜100、最も好ましくは70〜90のムーニー粘度を有す
る。
塩素化エチレンホモもしくはコポリマーの結晶化度(示
差走査熱量計に従って測定)は、一般に、30%未満、最
も好ましくは10%未満である。
差走査熱量計に従って測定)は、一般に、30%未満、最
も好ましくは10%未満である。
190℃において145sec-1の剪断速度で測定された、塩素
化エチレンホモまたはコポリマーの有効な溶融粘度は、
一般に、500、好ましくは1500Pa・sから3000、好まし
くは2500Pa・sまでである。
化エチレンホモまたはコポリマーの有効な溶融粘度は、
一般に、500、好ましくは1500Pa・sから3000、好まし
くは2500Pa・sまでである。
塩素化エチレンホモまたはコポリマーは、公知の方法に
従って、溶液中、懸濁液中、または気相中でエチレンホ
モまたはコポリマーを塩素化することによって製造する
ことができる。この目的に対しては、オランダ国公開特
許出願7311780および7701599を挙げることができる。塩
素化されるべきエチレンホモまたはコポリマーの密度
は、好ましくは、0.91〜0.965g/cm3、最も好ましくは0.
935〜0.965g/cm3である。
従って、溶液中、懸濁液中、または気相中でエチレンホ
モまたはコポリマーを塩素化することによって製造する
ことができる。この目的に対しては、オランダ国公開特
許出願7311780および7701599を挙げることができる。塩
素化されるべきエチレンホモまたはコポリマーの密度
は、好ましくは、0.91〜0.965g/cm3、最も好ましくは0.
935〜0.965g/cm3である。
共重合された形で、85〜98重量%の少なくとも1種のオ
レフィンモノマーおよび15〜2重量%のアクリル酸また
はメタクリル酸またはそのイオノマーを含むオレフィン
コポリマーは、よく知られたエチレンポリマーフィル
ム、例えば、キャストフィルムおよびインフレートフィ
ルムの製造プロセスに従って、所望により前述した1種
またはそれ以上の添加剤の存在下に、フィルムに成形す
ることができる。例えば、チューブ状のフィルムの製造
にはバブル技術を用いることができる。バッグはこれら
のフィルムから公知の方法で製造することができる。バ
ッグは、例えば、3〜50kg、好ましくは10〜30kgのエラ
ストマー材料に適する寸法を有することができる。この
サイズのバッグは、好ましくは、100〜300μm、さらに
好ましくは150〜250μmの厚さを有する。バッグは、粉
末状または粒状のエラストマーで満たされ、次いで公知
の方法に従ってシールすることができる。
レフィンモノマーおよび15〜2重量%のアクリル酸また
はメタクリル酸またはそのイオノマーを含むオレフィン
コポリマーは、よく知られたエチレンポリマーフィル
ム、例えば、キャストフィルムおよびインフレートフィ
ルムの製造プロセスに従って、所望により前述した1種
またはそれ以上の添加剤の存在下に、フィルムに成形す
ることができる。例えば、チューブ状のフィルムの製造
にはバブル技術を用いることができる。バッグはこれら
のフィルムから公知の方法で製造することができる。バ
ッグは、例えば、3〜50kg、好ましくは10〜30kgのエラ
ストマー材料に適する寸法を有することができる。この
サイズのバッグは、好ましくは、100〜300μm、さらに
好ましくは150〜250μmの厚さを有する。バッグは、粉
末状または粒状のエラストマーで満たされ、次いで公知
の方法に従ってシールすることができる。
前述した粉末状または粒状エラストマー材料を含む本発
明のバッグは、本発明の方法に特に適する。しかしなが
ら、上記のバッグ中に詰められている粉末状または粒状
の成分は、本発明の方法に従って製造されたポリマー組
成物中に用いることができるものである。バッグは、例
えば、粉末状または粒状の、フタロシアニンの如きピグ
メント、カーボンブラックまたは二酸化チタンの如きフ
ィラー、水酸化マグネシウムの如き安定剤、ポリエチレ
ンワックスの如き滑剤、ヒンダードフェノール誘導体ま
たはジフェニルアミン誘導体の如き酸化防止剤を含んで
いてもよい。本発明の配合方法は、100℃〜220℃の温度
で実施される。好ましい配合温度は、主として、ポリマ
ー組成物の成分によって決まる。一般に、100℃〜180℃
の配合温度が好ましい。バッグがハロゲン化ポリオレフ
ィンを含む場合、100℃〜160℃、さらに好ましくは100
℃〜130℃の配合温度が適当である。100〜130℃という
低い配合温度においても、バッグは均一に分散され、ハ
ロゲン化ポリオレフィンの性質に悪影響を与えない。バ
ッグ材料の凝集物または残留するフィルムストリップ
は、上記の温度における配合が行われた後では、ポリマ
ー組成物中に残留しない。本発明の配合プロセスを実施
するために、すべての成分が公知の方法で配合装置中に
供給される。例えば、コンベアーベルトを、粉末状また
は粒状材料を含むバッグを配合装置に運ぶために用いる
ことができる。インターナルミキサー、例えば、バンバ
リーミキサー、またはトラフ混練機の如き通常のバッチ
処理装置が有用である。十分な混合時間は、成分のメル
トインデックス、混合の剪断速度、混合温度ならびに配
合装置の混合効率の如き多くの因子によって決まる。一
般に、10分未満、多くの場合には5分未満がポリマー組
成物中にバッグ材料を十分に分散させるために必要とさ
れる。
明のバッグは、本発明の方法に特に適する。しかしなが
ら、上記のバッグ中に詰められている粉末状または粒状
の成分は、本発明の方法に従って製造されたポリマー組
成物中に用いることができるものである。バッグは、例
えば、粉末状または粒状の、フタロシアニンの如きピグ
メント、カーボンブラックまたは二酸化チタンの如きフ
ィラー、水酸化マグネシウムの如き安定剤、ポリエチレ
ンワックスの如き滑剤、ヒンダードフェノール誘導体ま
たはジフェニルアミン誘導体の如き酸化防止剤を含んで
いてもよい。本発明の配合方法は、100℃〜220℃の温度
で実施される。好ましい配合温度は、主として、ポリマ
ー組成物の成分によって決まる。一般に、100℃〜180℃
の配合温度が好ましい。バッグがハロゲン化ポリオレフ
ィンを含む場合、100℃〜160℃、さらに好ましくは100
℃〜130℃の配合温度が適当である。100〜130℃という
低い配合温度においても、バッグは均一に分散され、ハ
ロゲン化ポリオレフィンの性質に悪影響を与えない。バ
ッグ材料の凝集物または残留するフィルムストリップ
は、上記の温度における配合が行われた後では、ポリマ
ー組成物中に残留しない。本発明の配合プロセスを実施
するために、すべての成分が公知の方法で配合装置中に
供給される。例えば、コンベアーベルトを、粉末状また
は粒状材料を含むバッグを配合装置に運ぶために用いる
ことができる。インターナルミキサー、例えば、バンバ
リーミキサー、またはトラフ混練機の如き通常のバッチ
処理装置が有用である。十分な混合時間は、成分のメル
トインデックス、混合の剪断速度、混合温度ならびに配
合装置の混合効率の如き多くの因子によって決まる。一
般に、10分未満、多くの場合には5分未満がポリマー組
成物中にバッグ材料を十分に分散させるために必要とさ
れる。
すべての成分が上記の材料のバッグ中に詰め込まれ、バ
ッグ中において配合装置中に運ばれることが必要なわけ
ではない。一部の成分は、固体のブロックとして、また
は液体状で、上記の材料のバッグに詰められることな
く、配合装置に入れられてもよい。そのような成分は、
天然ゴム、可塑剤または液体滑剤の如き、ポリマー組成
物に普通に用いられる材料からなるものであってよい。
ッグ中において配合装置中に運ばれることが必要なわけ
ではない。一部の成分は、固体のブロックとして、また
は液体状で、上記の材料のバッグに詰められることな
く、配合装置に入れられてもよい。そのような成分は、
天然ゴム、可塑剤または液体滑剤の如き、ポリマー組成
物に普通に用いられる材料からなるものであってよい。
下記の例は、本発明をさらに説明するためのものであっ
て、本発明の範囲を限定する意味のものではない。
て、本発明の範囲を限定する意味のものではない。
例 約180μmの厚さのフィルムをキャストフィルムライン
により製造した。フィルムを製造するための材料は、コ
ポリマーの重量に対して、91%のエチレンと9%のアク
リル酸とを含むエチレン/アクリル酸コポリマーであっ
た。このコポリマーは1.5g/10分のメルトインデックス
(ASTM test D−1238)および0.938g/cm3の密度を有し
ていた。フィルムを製造する前に、このエチレン/アク
リル酸コポリマーに、5重量%の量のスリップ剤を添加
した。得られたフィルムをカットし、折り曲げ、接着し
て、バッグを製造した。このバッグに、36重量%の塩素
含量、0の残留結晶化度および0.5g/cm3の嵩密度を有す
る塩素化ポリエチレンを詰めた。次に、バッグをシール
し、塩素化ポリエチレン100重量部に対して、5重量部
の水酸化マグネシウム、70重量部の炭酸カルシウム、10
重量部の沈澱シリカフィラー、25重量部のジーイソ−ノ
ニルフタレート可塑剤、0.8重量部の1,4−ジヒドロピリ
ジン硬化剤および2.5重量部のジメルカプトチアジアゾ
ール誘導体とともに、インターナルミキサーに入れた。
これらの成分を、約120℃の温度で約1.5分間配合した。
残留フィルムストリップまたはエチレン/アクリル酸材
料の凝集物は1分後に検出されなくなった。
により製造した。フィルムを製造するための材料は、コ
ポリマーの重量に対して、91%のエチレンと9%のアク
リル酸とを含むエチレン/アクリル酸コポリマーであっ
た。このコポリマーは1.5g/10分のメルトインデックス
(ASTM test D−1238)および0.938g/cm3の密度を有し
ていた。フィルムを製造する前に、このエチレン/アク
リル酸コポリマーに、5重量%の量のスリップ剤を添加
した。得られたフィルムをカットし、折り曲げ、接着し
て、バッグを製造した。このバッグに、36重量%の塩素
含量、0の残留結晶化度および0.5g/cm3の嵩密度を有す
る塩素化ポリエチレンを詰めた。次に、バッグをシール
し、塩素化ポリエチレン100重量部に対して、5重量部
の水酸化マグネシウム、70重量部の炭酸カルシウム、10
重量部の沈澱シリカフィラー、25重量部のジーイソ−ノ
ニルフタレート可塑剤、0.8重量部の1,4−ジヒドロピリ
ジン硬化剤および2.5重量部のジメルカプトチアジアゾ
ール誘導体とともに、インターナルミキサーに入れた。
これらの成分を、約120℃の温度で約1.5分間配合した。
残留フィルムストリップまたはエチレン/アクリル酸材
料の凝集物は1分後に検出されなくなった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23/28 LDA
Claims (10)
- 【請求項1】粉末状または粒状エラストマー材料を含有
するバッグであって、エラストマー材料が100℃〜125℃
の温度において測定して、120までのムーニー粘度を有
し、バッグの主成分が、共重合された形において、 a)85〜98重量%の少なくとも1種のオレフィンモノマ
ーおよび b)15〜2重量%のアクリル酸またはメタクリル酸また
はそのイオノマー、 を含むオレフィンコポリマーであることを特徴とするバ
ッグ。 - 【請求項2】バッグの主成分が、共重合された形におい
て、 a)90〜95重量%の少なくとも1種のオレフィンモノマ
ーおよび b)10〜5重量%のアクリル酸またはメタクリル酸また
はその亜鉛、ナトリウムまたはマグネシウムイオノマ
ー、 を含むオレフィンコポリマーであることを特徴とする、
特許請求の範囲第1項記載のバッグ。 - 【請求項3】バッグの主成分がエチレン/アクリル酸コ
ポリマーであることを特徴とする、特許請求の範囲第1
項記載のバッグ。 - 【請求項4】粉末状または粒状のハロゲン化ポリオレフ
ィン、エチレン/酢酸ビニルコポリマー、エチレン/プ
ロピレン/オクタジエンコポリマー、エチレン/プロピ
レン/ブタジエンコポリマーまたはクロロプレンゴムを
含むことを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載のバ
ッグ。 - 【請求項5】120℃の温度において50〜100のムーニー粘
度を有する粉末状または粒状のハロゲン化ポリオレフィ
ンを含むことを特徴とする、特許請求の範囲第4項記載
のバッグ。 - 【請求項6】塩素化ポリエチレンの合計重量に対して25
〜50重量%の塩素含量を有する塩素化ポリエチレンを含
むことを特徴とする、特許請求の範囲第5項記載のバッ
グ。 - 【請求項7】ポリマーを100℃〜220℃の温度において高
分子または非高分子添加剤とともに配合することによっ
て、少なくとも1つの成分が粉末状または粒状にあるポ
リマー組成物を製造するための方法であって、粉末状ま
たは粒状にある成分の少なくとも一部が、主成分が共重
合された形において、 a)85〜98重量%の少なくとも1種のオレフィンモノマ
ーおよび b)15〜2重量%のアクリル酸またはメタクリル酸また
はそのイオノマー、 を含むオレフィンコポリマーであるバッグ中に詰め込ま
れており、粉末状または粒状成分を含むバッグが配合装
置中に導入されることを特徴とする方法。 - 【請求項8】特許請求の範囲第1項記載のバッグが配合
装置中に導入されることを特徴とする、特許請求の範囲
第7項記載の方法。 - 【請求項9】配合が100℃〜160℃の温度で行われること
を特徴とする、特許請求の範囲第7項記載の方法。 - 【請求項10】配合が100℃〜130℃の温度において行わ
れることを特徴とする、特許請求の範囲第9項記載の方
法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH4857/86-7 | 1986-12-05 | ||
CH4857/86A CH671889A5 (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63165440A JPS63165440A (ja) | 1988-07-08 |
JPH07103243B2 true JPH07103243B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=4283752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62306025A Expired - Fee Related JPH07103243B2 (ja) | 1986-12-05 | 1987-12-04 | 粉末状または粒状エラストマー材料を含有するバッグ |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0270902B1 (ja) |
JP (1) | JPH07103243B2 (ja) |
KR (1) | KR910002475B1 (ja) |
AU (1) | AU598869B2 (ja) |
CA (1) | CA1338990C (ja) |
CH (1) | CH671889A5 (ja) |
DE (1) | DE3766809D1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4205418C2 (de) * | 1992-02-22 | 1993-11-18 | Du Pont | Bei der Verarbeitung in der Schmelze verbrauchbare Packung |
US5525659A (en) * | 1993-09-08 | 1996-06-11 | The Dow Chemical Company | Batch inclusion packages |
JP4698141B2 (ja) * | 2003-12-10 | 2011-06-08 | 三井・デュポンポリケミカル株式会社 | 溶融袋 |
WO2008137285A1 (en) * | 2007-05-02 | 2008-11-13 | Dow Global Technologies Inc. | Batch inclusion packages |
Family Cites Families (3)
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---|---|---|---|---|
GB1148529A (en) * | 1965-09-10 | 1969-04-16 | Dunlop Co Ltd | Improvements in and relating to balls |
US4248348A (en) * | 1979-07-23 | 1981-02-03 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Package for compounding rubber and compounded rubber |
US4394473A (en) * | 1981-10-06 | 1983-07-19 | The Coca-Cola Company | Rubber compounding bags and film made from syndiotactic 1,2-polybutadiene |
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1986
- 1986-12-05 CH CH4857/86A patent/CH671889A5/de unknown
-
1987
- 1987-11-12 CA CA000551689A patent/CA1338990C/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-11-17 AU AU81292/87A patent/AU598869B2/en not_active Ceased
- 1987-11-24 DE DE8787117278T patent/DE3766809D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1987-11-24 EP EP87117278A patent/EP0270902B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-12-04 JP JP62306025A patent/JPH07103243B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1987-12-05 KR KR1019870013881A patent/KR910002475B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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JPS63165440A (ja) | 1988-07-08 |
CA1338990C (en) | 1997-03-11 |
AU8129287A (en) | 1988-06-09 |
AU598869B2 (en) | 1990-07-05 |
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CH671889A5 (ja) | 1989-10-13 |
EP0270902A3 (en) | 1988-07-27 |
EP0270902B1 (en) | 1990-12-19 |
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