JPH0710259A - 連続的個別供給装置 - Google Patents

連続的個別供給装置

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JPH0710259A
JPH0710259A JP17464993A JP17464993A JPH0710259A JP H0710259 A JPH0710259 A JP H0710259A JP 17464993 A JP17464993 A JP 17464993A JP 17464993 A JP17464993 A JP 17464993A JP H0710259 A JPH0710259 A JP H0710259A
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JP
Japan
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disk
rotating body
hopper
scallop
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JP17464993A
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English (en)
Inventor
Hideji Goko
秀治 五香
Shokichi Fujita
彰吉 藤田
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SUGA SEISAKUSHO KK
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SUGA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ワークを1個ずつ定常的にかつ安定的に収納
部に供給することにより、二枚貝の耳部への穿孔等後工
程の作業を自動化させて、従来の煩雑な作業を不要とし
て作業効率を高めることを可能にする。 【構成】 外周部に複数個の貝収納孔15を所定ピッチ
で備えた回転体13を回転させ該回転体上に多数の二枚
貝をホッパを介して投入して貝収納孔15に二枚貝を1
個ずつ平面的な状態で収納し所定の場所より1個ずつ排
出する排出・整列手段3からなり、該排出・整列手段3
はホッパ11と回転体13よりなる整列構造を上下二段
にわたって設置したものであり、かつ上部の回転体13
に二枚貝を撹拌しこれを強制的に収納部31に収納させ
る回転自在のスターラ105を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続的個別供給装置に
係り、特に、乱雑に投入されたワークであって、しかも
1個づつ連続的に供給する必要があり、かつ後工程を要
するものの排出を効率よく行うものに関する。
【0002】例えば、ホタテ貝のような二枚貝の養殖に
ついて考えてみると、ホタテ貝を天蚕糸に取付け、それ
を養殖用ロープに固定した状態で、海中に浮遊させるこ
とにより行なう。ホタテ貝の天蚕糸への取付・固定は、
ホタテ貝の耳部に孔を開けて、そこに天蚕糸を通して縛
ることにより行なう。その際、ホタテ貝の耳部に孔を開
ける作業が必要になるが、従来、この種の作業は全て作
業員の手作業によって行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。すなわち、作業員がホタテ
貝を一個ずつ掴んでこれを所定の姿勢に矯正し、その状
態で穿孔機に供給しなければならず、煩雑な作業を余儀
なくされてしまうとともに、作業効率も悪いという問題
があった。また、ワークとしてのホタテ貝を収納部に供
給する際にホタテ貝の形状が不均一なためにホタテ貝が
収納部に収納されない場合、あるいは複数個のホタテ貝
が収納部に供給される場合といった不都合が生じること
があった。前者の場合はワーク処理数の減少となり、後
者の場合には後工程の処理に支障をきたすことになる。
【0004】本発明はこのような点に基づいてなされた
もので、その目的とするところは、定常的にかつ安定的
にワークを1個づつ収納部に供給することにより、作業
を全て自動化させて、従来の煩雑な作業を不要として作
業効率を高めることを可能にする連続的個別供給装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明による連続的個別供給装置は、外周部に複数個
の収納部を所定ピッチで備えた回転体を回転させ該回転
体上に多数のワークをホッパを介して投入して上記収納
部にワークを1個ずつ平面的な状態で収納し所定の場所
より1個ずつ排出する排出・整列手段からなり、該排出
・整列手段はホッパと回転体よりなる整列構造を上下二
段にわたって設置したものであり、かつ上部の回転体に
ワークを撹拌しワークを強制的に収納部に収納させる回
転自在の撹拌体を設けたことを特徴とするものである。
【0006】その際、上記撹拌体がリング状部材からな
ることが考えられる。又、可撓素材からなるフラッパを
設け、一の収納部に単一のワークのみが収納されるよう
にすることが考えられる。又、排出・整列手段をホッパ
と回転体を所定角度だけ傾斜させた状態で設置して構成
することが考えられる。
【0007】
【作用】まず、排出・整列手段のホッパを介して多数の
ワークが乱雑に投入される。投入された多数のワークは
回転する上部の回転体により整列され各収納部内に1個
ずつ平面的な状態で収納されるとともに所定場所より下
部の回転体上に排出される。下部の回転体上に落下・排
出されたワークは、そこに設置されている撹拌体が下部
の回転体に対し独立に回転するため、強制的に収納部に
収納される。また一の収納部に複数個のワークが供給さ
れた場合は、フラッパの作用により単一のワークのみが
収納部に残され、他は強制的に当該収納部より排出され
る。したがって、一の収納部内には1個のワークのみが
確実に収納されることになる。この結果、後に続く工程
の作業効率が向上する。
【0008】
【実施例】以下、図1乃至図20を参照して本発明の一
実施例を説明する。図1は本発明を連続的個別供給装置
に適用した場合を示し、その全体構成を示す図である。
まず、乱雑に投入されたワークとしてのホタテ貝1を平
面的な姿勢で1個ずつ整列して次の工程に送る排出・整
列手段3がある。上記排出・整列手段3により平面的な
姿勢で1個ずつ整列されたホタテ貝1は、表裏判別・矯
正手段5に送られ、そこで、表裏を判別されるととも
に、表裏を整えられた状態に矯正される。表裏判別・矯
正手段5によって表裏を整えられたホタテ貝1は、穿孔
手段7に移送される。この穿孔手段7において、ホタテ
貝1の耳部に穿孔が施され、排出されることになる。
【0009】以下、順次詳細に説明していく。まず、排
出・整列手段3は、図2及び図3に示すような構成にな
っている。基台9にはメインホッパ(ホッパ)11が取
付けられている。このメインホッパ11を介して多数の
ホタテ貝1が乱雑に投入される。上記メインホッパ11
の出口側には上部搬送円盤(回転体)13が設置されて
いる。上記上部搬送円盤13は、下部搬送円盤(回転
体)23と同軸に設けられ下部搬送円盤23の下方に設
置される可変モータ25によって回転される。又、上部
搬送円盤13は、図3に示すように、外周部にホタテ貝
1より若干大径の貝収納孔(収納部)15を周方向に所
定のピッチで備えており、投入された多数のホタテ貝1
は、これら複数個の貝収納孔15内に平面的な姿勢で1
個ずつ収納されることになる。なお、上部搬送円盤13
と下部搬送円盤23とは別々の可変モータ(図示せず)
により回転させることとしてもよい。
【0010】上記上部搬送円盤13の下面側には上部底
板17が配置されている。この上部底板17は、一部切
欠かれた形状になっていて、そこが排出部19になって
いる。つまり、上部搬送円盤13の貝収納孔15内に収
納されたホタテ貝1は、上部搬送円盤13の回転により
順次搬送されていき、上記排出部19を介して下方に落
下・排出されることになる。
【0011】上記排出部19より排出されたホタテ貝1
は、サブホッパ(ホッパ)21を介して下部搬送円盤2
3上に排出される。この下部搬送円盤23も上記上部搬
送円盤13と同様の構成になっている。すなわち、可変
モータ25によってギヤ27、29を介して回転され、
外周部に複数個の貝収納孔(収納部)31を備えてい
る。上記下部搬送円盤23の下面側には下部底板33が
配置されていて、この下部底板33の一部は切欠かれて
いて排出部35となっている。そして、この排出部35
を介して1個ずつ排出されたホタテ貝1は、次の表裏判
別・矯正手段5に移送される。
【0012】上記上部底板17には撹拌体としてのスタ
ーラ105が設けられる。該スターラ105は下部搬送
円盤23に対し独立して回転するリング状部材からな
り、下部搬送円盤23上に落下してきたホタテ貝1を撹
拌し、ホタテ貝1を強制的に貝収納孔31に収納する。
該スターラ105の下部搬送円盤23の回転方向後方の
位置には、ホタテ貝1の1個づつの排出をより確実なも
のとすべく可撓性素材からなるフラッパ107を設ける
のが望ましい。
【0013】該フラッパ107は貝収納孔31に複数個
のホタテ貝1が収納された場合、これによって突出した
ホタテ貝1をたたいて、余分のホタテ貝1を貝収納孔3
1より排出し、1個の貝収納孔31に1個のホタテ貝1
のみを収納するようにする。なお、スターラ105の回
転は可変モータ25を用い、ギヤ27、29、109を
介して回転するが、可変モータ25とは別のモータ(図
示せず)により回転させることとしてもよい。
【0014】上記排出・整列手段3において、同様の作
用を二回にわたって繰り返し行なうようにしたのは、ホ
タテ貝1の堆積密度を均一化させて排出量を定量化させ
るためである。つまり、メインホッパ11におけるホタ
テ貝の堆積量の多少によって、仮に上部搬送円盤13の
貝点数が一定でも排出量に差が生じてしまうからであ
る。
【0015】表裏判別・矯正手段5は、表裏が不均一の
状態で搬送されてくるホタテ貝1の表裏を判別して、そ
れを一定の向きに矯正するものである。図4に示すよう
に、まず、樋部材37が設置されていて、排出・整列手
段3によって排出されたホタテ貝1は樋部材37上に排
出されそれに沿って搬送されていく。樋部材37に排出
されるとき、すなわち、下部搬送円盤23の排出部35
より排出されるときに、明度センサ39によって表裏が
判別される。すなわち、ホタテ貝1の場合には、裏面は
表面より白色に近い色合いをなしている。これを上記明
度センサ39によって判別するものである。
【0016】そして、ホタテ貝1を反転させる必要があ
る場合には、シリンダ機構41に駆動信号を出力する。
シリンダ機構41のロッド43には三角形状の反転板4
5が取付けられていて、シリンダ機構41のシリンダロ
ッドが駆動することにより、上記反転板45が樋部材3
7の開口部46を介して、樋部材37内に所定角度で傾
斜した状態で突出する。その様子を図9及び図10に示
す。この反転板45の突出により、樋部材37上を滑り
落ちていくホタテ貝1が反転されることになる。このよ
うな作用によって、全てのホタテ貝1は全て表面又は裏
面を上に向けた状態で、次の穿孔手段7に搬送されるこ
とになる。
【0017】穿孔手段7は、図11及び図12に示すよ
うな構成になっている。まず、収納円盤(回転体)47
と、整列円盤(別の回転体)49とがあり、この内、収
納円盤47は、収納円盤軸51に固着されている。上記
収納円盤軸51はブレーキ・クラッチユニット53に連
結されている。一方、駆動モータ55が設置されてい
て、この駆動モータ55の回転軸にはスプロケット57
が固着されている。又、上記ブレーキ・クラッチユニッ
ト53の入力軸にはスプロケット59が固着されてい
て、これらスプロケット57、59にはチェーン61が
巻回されている。よって、駆動モータ55が回転するこ
とにより、収納円盤47が回転することになる。
【0018】上記収納円盤47の外周部には、貝収納箱
63が所定のピッチで取付けられている。この貝収納箱
63は、図13乃至図16に示すような構成のものであ
る。まず、側壁65があり、この側壁65はその上端に
折曲形成された取付板67を介して、ビス69、69に
よって収納円盤47に固定されている。ホタテ貝1は、
上記側壁65と整列円盤49とによって保持された状態
で収納される。又、上記側壁65の一方には当て板71
が折曲形成されている。この当て板71の機能は後述す
る。
【0019】さて、既に述べた整列円盤49であるが、
これは駆動モータ73によって、ギヤ75、77を介し
て回転するように構成されている。又、整列円盤49の
回転方向は収納円盤47の回転方向とは逆向きであると
ともに、整列円盤49は収納円盤47に対して偏心した
状態で設置されている。そして、収納円盤47の下方に
整列円盤49が位置しなくなる部分が排出部79となっ
ている。又、図12に示すように、収納円盤47と整列
円盤49の外周部であって所定角度部分には、ガイド板
81が設置されていて、ホタテ貝1をガイドするように
構成されている。
【0020】上記収納円盤軸51には印円盤83が固着
されている。この印円盤83には収納円盤47に取付け
られた貝収納箱63の個数と同じ数の印が刻印されてい
る。尚、印円盤83としては、図17及び図18に示す
ように、上記印に相当する部分を切欠いたようなもので
あってもよい。上記印は印検出センサ85によって検出
されるようになっている。すなわち、印検出センサ85
が任意の印を検出すると、その信号によってクラッチ・
ブレーキユニット53のクラッチがオフしてブレーキが
オンとなり、駆動モータ55からの回転の伝達が遮断さ
れて収納円盤47はその位置に停止される。その状態
で、1個のホタテ貝1が貝収納箱63内に投入される。
【0021】ホタテ貝1が貝収納箱63内に投入される
と、それが瞬間センサ87によって検出され、その検出
信号に基づいてクラッチ・ブレーキユニット53のクラ
ッチがオンしてブレーキがオフとなり、駆動モータ55
からの回転が収納円盤47に伝達される。そして、印検
出センサ85が次の印を検出すると、上記と同様に、ク
ラッチ・ブレーキユニット53のクラッチがオフしてブ
レーキがオンとなり、駆動モータ55からの回転の伝達
が遮断されて収納円板47はその位置に停止される。そ
の状態で、次の1個のホタテ貝1が貝収納箱63内に投
入される。以下、同様に繰り返される。
【0022】ところで、貝収納箱63内に投入されるホ
タテ貝1の姿勢は様々であり、これを一定の姿勢に矯正
する必要がある。この姿勢の矯正は、収納円盤47と整
列円盤49との相対的に回転動作により行なわれる。す
なわち、図13に示すような姿勢で投入されたホタテ貝
1は、収納円盤47と整列円盤49との相対的な回転動
作により、図14、図15に示すように矯正されてい
き、その耳部89が下方に向いた状態とされる。そし
て、耳部89が既に説明した当て板71に当接すること
により、ホタテ貝1のそれ以上の回転は当て板71によ
り規制され所定の姿勢に保持されることになる。
【0023】上記作用をより確実なものとするべく、整
列円盤49の摩擦抵抗を高めるために、整列円盤49に
複数の小孔を形成したり、ゴムをコーティングしたり、
溶射したりする表面処理が施されている。
【0024】貝収納箱63内に投入されその姿勢を矯正
されたホタテ貝1は、排出部79の位置まで搬送される
間に、穿孔機91によって穿孔が施される。上記穿孔機
91は、図19及び図20に示すように構成されてい
る。まず、エアーシリンダ93が設置されていて、この
エアーシリンダ93によって、スライダ95をガイド9
7に沿って往復動させるようになっている。上記スライ
ダ95には高速モータ99が固定されていて、そこに
は、チャック部101を介してキリ103が取付けられ
ている。つまり、エアーシリンダ93によってスライダ
95を介して高速モータ99及びキリ103をホタテ貝
1方向に移動させ、それによって、回転しているキリ1
03によりホタテ貝1の耳部89の所定位置に穿孔を施
す。
【0025】以上の構成を基にその作用を説明する。ま
ず、多数のホタテ貝1が排出・整列手段3のメインホッ
パ11内に乱雑に投入される。投入された多数のホタテ
貝1は、回転している上部搬送円盤13によって整列さ
れ、ホタテ貝1が1個ずつ貝収納孔15内に平面的な状
態で収納される。貝収納孔15内に収納されたホタテ貝
1は、上部搬送円盤13の回転により搬送されていき、
排出部19を介して落下・排出される。
【0026】落下・排出されたホタテ貝1は、サブホッ
パ21を介して、下部搬送円盤23上に落下する。落下
したホタテ貝1は回転する下部搬送円盤23によって整
列されるが、その際、スターラ105の回転、撹拌作用
により、及び/又はフラッパ107の作用により、1個
の貝収納孔31内に1個ずつ確実に収納される。
【0027】本発明によるスターラ105及びフラッパ
107を設置した結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】スターラ105及びフラッパ107を設置
しない場合(B)には、貝供給孔31が空の状態で排出
部35に至ったときの排出不良頻度と、貝収納孔(収納
部)31に2枚のホタテ貝1が収納された状態で排出部
35に至り2枚のホタテ貝1が樋部材37より排出され
たときの排出不良頻度との合計が22.5%であった。
一方本発明によるスターラ105及びフラッパ107を
設置した場合(A)には、排出不良頻度の合計が3.8
%であった。この結果、排出不良頻度は3.8/22.
5=0.17となり、約6分の1に減少せしめることが
できた。
【0030】貝収納孔31内に収納されたホタテ貝1
は、下部搬送円盤23の回転により搬送されて、排出部
35を介して表裏判別・矯正手段5の樋部材37内に排
出される。この樋部材37内に排出されるときに、明度
センサ39によって表裏の判別がなされ、反転板45が
適宜突出配置されて、ホタテ貝1の反転が行なわれる。
それによって、多数のホタテ貝1は、その表または裏を
上に向けた状態に矯正されることになる。
【0031】表裏判別・矯正手段5によって表裏を判別
されて矯正されたホタテ貝1は、穿孔手段7の貝収納箱
63内に1個ずつ投入される。貝収納箱63内に投入さ
れたホタテ貝1は、収納円盤47の回転により穿孔位置
まで搬送され、その際、収納円盤47と整列円盤49と
の相対的回転作用によって、その耳部89を下方に指向
させた所定の姿勢に矯正される。そして、穿孔位置まで
搬送されたところで、穿孔機91のキリ103によって
所定の穿孔が施される。穿孔が終了したホタテ貝1はさ
らに搬送されて、排出部79を介して排出されることに
なる。
【0032】以上本実施例によると次のような効果を奏
することができる。まず、多数のホタテ貝1を乱雑に投
入した場合でも、個別的連続的な供給が確実になるか
ら、後に続く工程、例えば耳部89に所定の穿孔を施す
までを全て自動で行なうことができるようになった。よ
って、従来のように煩雑な作業を余儀なくされることは
なく、作業効率を大幅に向上させることができる。
【0033】又、排出・整列手段3においては、上部搬
送円盤13と下部搬送円盤23によって、二回にわたっ
て整列作用を施して排出するようにしているので、ホタ
テ貝1の排出量を定量化させることができる。
【0034】尚、本発明は前記一実施例に限定されるも
のではない。例えば、後に続く工程としては、上記のよ
うな穿孔工程に限られず、適宜の処理工程であってもよ
い。またワークとしては、1個づつ連続的に供給する必
要があり、かつ後工程を要するものであれば、試料、
石、ブロック等の固体であってもよい。
【0035】さらに、排出・整列手段3においては、回
転体による整列作用を1段階だけで行なってもよいし、
3段階以上で行なうようにしてもよい。又、回転体等の
傾斜角度は任意に設定すればよい。回転体と別の回転体
との相対的回転作用としては、例えば、同方向に回転さ
せてその回転速度を変えるような構成によつて実現して
もよく、その他、種々の構成が想定される。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による連続的
個別供給装置によると、ワークを1個づつ連続的に行わ
れる供給が確実となるから、後に続く工程、例えば整
列、姿勢の矯正、穿孔に到るまでを自動化することが可
能となり、従来のように煩雑な作業を余儀なくされるこ
とはなく、作業効率を向上させることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図で連続的個別供給装
置の側面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図で排出・整列手段の
側面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す図で排出・整列手段の
上部搬送円盤の平面図である。
【図4】排出・整列手段の要部を示す斜視図である。
【図5】スターラの一例を示す斜視図である。
【図6】フラッパの一例を示す斜視図である。
【図7】本発明の一実施例を示す図で表裏判別・矯正手
段の側面図である。
【図8】本発明の一実施例を示す図で表裏判別・矯正手
段の正面図である。
【図9】本発明の一実施例を示す図で表裏判別・矯正手
段の側面図である。
【図10】本発明の一実施例を示す図で表裏判別・矯正
手段の正面図である。
【図11】本発明の一実施例を示す図で穿孔手段の側面
図である。
【図12】本発明の一実施例を示す図で穿孔手段の平面
図である。
【図13】本発明の一実施例を示す図で表裏判別・矯正
手段の作用を示す図である。
【図14】本発明の一実施例を示す図で表裏判別・矯正
手段の作用を示す図である。
【図15】本発明の一実施例を示す図で表裏判別・矯正
手段の作用を示す図である。
【図16】本発明の一実施例を示す図で穿孔手段の貝収
納箱の斜視図である。
【図17】本発明の一実施例を示す図で印円盤の平面図
である。
【図18】本発明の一実施例を示す図で印円盤の一部斜
視図である。
【図19】本発明の一実施例を示す図で穿孔機の側面図
である。
【図20】本発明の一実施例を示す図で穿孔機の背面図
である。
【符号の説明】
1 ホタテ貝(ワーク) 3 排出・整列手段 5 表裏判別・矯正手段 7 穿孔手段 11 メインホッパ(ホッパ) 13 上部搬送円盤(回転体) 15 貝収納孔(収納部) 23 下部搬送円盤(回転体) 31 貝収納孔(収納部) 105 スターラ(撹拌体) 107 フラッパ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周部に複数個の収納部を所定ピッチで
    備えた回転体を回転させ該回転体上に多数のワークをホ
    ッパを介して投入して上記収納部にワークを1個ずつ平
    面的な状態で収納し所定の場所より1個ずつ排出する排
    出・整列手段からなり、該排出・整列手段はホッパと回
    転体よりなる整列構造を上下二段にわたって設置したも
    のであり、かつ上部の回転体にワークを撹拌しワークを
    強制的に収納部に収納させる回転自在の撹拌体を設けた
    ことを特徴とする連続的個別供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の連続的個別供給装置にお
    いて、上記撹拌体がリング状部材からなる連続的個別供
    給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の連続的個別
    供給装置において、可撓素材からなるフラッパを設け、
    一の収納部に単一のワークのみが収納されるようにした
    ことを特徴とする連続的個別供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3いずれか記載の連続的個
    別供給装置において、排出・整列手段は、ホッパと回転
    体を所定角度だけ傾斜させた状態で設置されていること
    を特徴とする連続的個別供給装置。
JP17464993A 1993-06-23 1993-06-23 連続的個別供給装置 Pending JPH0710259A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005003002A1 (ja) * 2003-07-08 2007-09-20 アサヒ精機株式会社 細部品の供給装置

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JPWO2005003002A1 (ja) * 2003-07-08 2007-09-20 アサヒ精機株式会社 細部品の供給装置

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