JPH07102587A - 産業車両のバケットレベラ装置 - Google Patents

産業車両のバケットレベラ装置

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JPH07102587A
JPH07102587A JP26543793A JP26543793A JPH07102587A JP H07102587 A JPH07102587 A JP H07102587A JP 26543793 A JP26543793 A JP 26543793A JP 26543793 A JP26543793 A JP 26543793A JP H07102587 A JPH07102587 A JP H07102587A
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boom
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solenoid valve
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Masanori Ikari
政典 碇
Shoichi Kanda
昌一 神田
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Komatsu Ltd
Komatsu MEC Corp
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Komatsu Ltd
Komatsu MEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡単な操作でバケットレベラ動作を可能にす
る。 【構成】 ブームシリンダ1により上下方向へ回動自在
なブームの先端に、バケットシリンダ2によりダンプ及
びチルト自在なバケットが設けられた産業車両におい
て、ブームシリンダを制御するブーム操作弁5の浮き位
置検出器8及びブームレバー5aを浮き位置に保持する
デテント機構21と、ブーム角検出器18及びブーム停
止角記憶手段19と、バケットシリンダ2をチルト方向
へ制御する電磁弁14及びバケットシリンダ位置検出器
9を具備し、浮き位置検出器8からの信号により電磁弁
14をオンにしてバケットのチルトを開始すると共に、
演算手段12によりブーム角とブーム停止角の偏差を算
出し、かつバケットシリンダ位置検出器9のオンととも
に上記電磁弁14をオフにしてバケットのチルトを停止
し、またブームが停止位置に達したところでデテント機
構21を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はショベルローダのよう
な産業車両のバケットレベラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のバケットレベラ装置とし
て、例えば特願昭63−6837号で出願されている。
上記出願のバケットレベラ装置は、積込み排土後のすく
い込みを容易とするため、バケットの降下とともにバケ
ットの底面が地上で水平となるように油圧系を自動制御
するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のバケット
レベラ装置では、バケット内に収容した土砂をダンプト
ラックの荷台等にフルダンプ状態で排土した後、ブーム
が停止した状態でバケットレベラ装置を動作させると、
バケットの回動速度が早くなってバケットが停止する
際、車体の上方向に大きな衝撃が発生する不具合があ
る。
【0004】これを防止するためブームの下降後にバケ
ットレベラ装置を作動させると、バケットレバーとブー
ムレバーを持ち替えを頻繁に行わなければならないた
め、操作が煩雑となる不具合がある。
【0005】このため従来ではバケットレベラ装置の作
動後直ちにブームを下降させ、ブーム下降中にレベラ装
置の動作が終了するようにしてバケット停止時の衝撃を
緩和したり、エンジンの回転速度を低くしてバケットの
回動速度を遅くするなどの操作が必要となる不具合があ
った。この発明はかかる不具合を改善するためになされ
たもので、排土後ブームを自然降下させるだけの簡単な
操作で、バケットを水平位置に停止できるようにした産
業車両のバケットレベラ装置を提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、ブームシリンダにより上下方向へ回動自
在なブームの先端に、バケットシリンダによりダンプ及
びチルト自在なバケットが設けられた産業車両におい
て、上記ブームシリンダを制御するブーム操作弁の浮き
位置を検出する浮き位置検出器及びブームレバーを浮き
位置に保持するデテント機構と、上記ブームの回動角を
検出するブーム角検出器及びブームの停止位置を予め記
憶されたブーム停止角記憶手段と、上記バケットシリン
ダをチルト方向へ制御する電磁弁及びバケットシリンダ
の位置を検出するバケットシリンダ位置検出器を具備
し、上記浮き位置検出器からの信号により上記電磁弁を
オンにしてバケットのチルトを開始すると共に、演算手
段によりブーム角とブーム停止角の偏差を算出し、かつ
上記バケットシリンダ位置検出器のオンとともに上記電
磁弁をオフにして、バケットのチルトを停止し、また上
記ブームが停止位置に達したところで上記デテント機構
を解除するようにしたものである。
【0007】
【作用】上記構成によりバケット内の土砂を排出後、ブ
ーム操作弁を浮き位置へ操作するだけで、ブームの自然
降下中にバケットを自動的に地面と平行になる位置にチ
ルトさせることができる。
【0008】
【実施例】この発明の第1実施例を図面を参照して詳述
する。図1はバケットレベラ装置の回路図、図2は作用
を示すフローチャート、図3は作用を示す線図である。
図1において1は図示しない産業車両のバケット作業機
に設けられたブームシリンダ、2は同バケットシリン
ダ、3は油圧ポンプを示す。
【0009】上記油圧ポンプ3より吐出された圧油は、
バケット操作弁4を介してバケットシリンダ2と、バケ
ット操作弁4及びブーム操作弁5を介してブームシリン
ダ1へ供給されるようになっており、バケット操作弁4
にはバケットレバー4aが中立位置になったのを検出す
るバケットレバー中立検出器7が、そしてブーム操作弁
5には、ブームレバー5aが浮き位置に操作されたのを
検出する浮き位置検出器8が、さらにバケットシリンダ
2の近傍には、バケットシリンダ位置検出器9がそれぞ
れ設けられていて、バケットレバー中立検出器7からの
信号によりスイッチ10が、バケットシリンダ位置検出
器9の信号によりスイッチ11がオンされると共に、浮
き位置検出器8からの信号は演算手段12へ入力されて
いる。上記スイッチ10、11は演算手段12と電磁弁
14を動作させる増幅器15の間に直列に介在されてい
ると共に、電磁弁14は油圧ポンプ15とバケットシリ
ンダ2の間に介在されている。
【0010】一方上記演算手段12には、ブーム角度検
出器18からのブーム角θ0 と、ブーム停止角記憶手段
19からのブーム停止角θ0mの偏差が入力されていると
共に、演算手段12からは出力器20を介してデテント
機構21に制御信号が出力されるようになっている。上
記デテント機構21はブームレバー5aの近傍に設けら
れていて、ブームレバー5aを浮き位置へ保持するよう
になっており、信号の入力とともに保持を解除するよう
になっている。
【0011】次に図2、図3を参照して作用を説明す
る。バケットに収容した土砂をダンプトラックなどに排
土後、バケットフルダンプの状態でブームレバー5aを
浮き位置に操作すると、ブームは自重により自然降下を
開始すると共に、浮き位置検出器8から信号が演算手段
12へ入力されて電磁弁14がオンとなり、ブームの下
降とともに油圧ポンプ15よりバケットシリンダ2のボ
トム側へ圧油が供給されて、バケットはフルダンプ状態
より水平方向へチルトを開始する。
【0012】またブーム降下によるブーム角の変化は、
図2に示すフローチャートのステップ100でブーム角
検出器により読込まれ、ステップ101でブーム停止角
記憶手段19に記憶されている停止角θ0mと比較演算さ
れ、その偏差Δθ0 が算出される。そしてステップ10
3で偏差Δθ0 が0より大きいかが判定され、NOの場
合はステップ104へ進んでデテント機構を解除した後
ステップ100へ戻って再びステップ100よりステッ
プ103へ進む。
【0013】ステップ103でYESの場合は、ステッ
プ105へ進んでブームレバー5aが浮き位置にあるか
を判定し、YESの場合はステップ106へ進んでバケ
ットシリンダ位置検出器9がオンになっているかを判定
する。NOの場合はステップ107へ進んで引き続き電
磁弁14をオンに保持してステップ100へ戻り、上記
動作を繰返すと共に、ステップ106でYESの場合は
電磁弁14をステップ108でオフにしてバケットのチ
ルトを停止する。
【0014】その後ブームはさらに降下し、ブーム停止
角記憶手段19に記憶された停止位置θ0mに達したとこ
ろで演算手段12より制御信号がデテント機構21へ出
力され、ブームレバー5aの保持が解除されてブームレ
バー5aが中立位置となったところでブームが停止され
る。その後ブームレバー5aを操作してさらにブームを
降下させてバケットの底面を接地させることにより、次
のすくい込み動作へ移行することができる。
【0015】以上のように排土後ブームレバー5aを浮
き位置へ操作するだけで、バケットを自動的に地上より
ある高さに水平に停止させることができる。
【0016】また排土位置からブームを自然降下させた
場合のバケットの角度変化を図3に示す。この図でa点
はブームレバー5aを浮き位置にしたときで、bに示す
ようにバケットはダンプ位置からチルトを開始し、c点
でバケットシリンダ位置検出器9がオンとなってチルト
が完了する。その後ブームはさらに降下して、d点で下
降を停止した後、さらにブームレバー5aによる下げ操
作によりe点で地上に達するようになる。
【0017】なお上記第1実施例ではバケット操作弁4
及びブーム操作弁5をレバー4a、5aにより操作する
場合であるが、図4に示すようにバケット操作弁4及び
ブーム操作弁5をパイロット制御するようにした油圧回
路にも適用できる。
【0018】この第2実施例ではバケットチルト用電磁
弁14の代りに、パイロット操作弁25のパイロット回
路にシャトル弁26を設けて、割込み制御を行うように
したものである。また第2実施例の場合バケット操作弁
4でチルト操作を行うため、チルト流量は油圧ポンプの
吐出量で決まってしまう。
【0019】このためブームが停止位置まで降下する間
にバケットのチルトが間に合わない場合が生じる。これ
を防止するため第2実施例では、ブーム下げ側のパイロ
ット回路に比例減圧弁23を設けてブームの自然降下速
度を遅くすることにより、バケットのチルト時間を確保
するようになっている。なお上記第2実施例の作用を図
5のフローチャートで示す。この図でステップ105′
以外は第1実施例と同様なので説明は省略する。
【0020】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、バケッ
ト内の土砂を排土後ブームレバーを浮き位置へ操作して
ブームを自然降下させるだけで、バケットが自動的に水
平位置にチルトされるようになり、操作が容易であると
共に、ブーム降下中にバケットがチルトされるため、バ
ケット停止時生じる衝撃を低減することができる。また
ブーム降下中にバケットのレベラ動作を行うようにした
ことから、ブームの降下とレベラ動作を短時間で能率よ
く行えると共に、ブーム降下中の油圧ロスも低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例になる産業車両のバケッ
トレベラ装置を示す回路図である。
【図2】この発明の第1実施例になる産業車両のバケッ
トレベラ装置の作用を示すフローチャートである。
【図3】この発明の第1実施例になる産業車両のバケッ
トレベラ装置の作用を示す線図である。
【図4】この発明の第2実施例になる産業車両のバケッ
トレベラ装置を示す回路図である。
【図5】この発明の第2実施例になる産業車両のバケッ
トレベラ装置の作用を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ブームシリンダ 2 バケットシリンダ 4 バケット操作弁 5 ブーム操作弁 5a ブームレバー 8 浮き位置検出器 9 バケットシリンダ位置検出器 12 演算手段 14 電磁弁 21 デテント機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブームシリンダ1により上下方向へ回動
    自在なブームの先端に、バケットシリンダ2によりダン
    プ及びチルト自在なバケットが設けられた産業車両にお
    いて、上記ブームシリンダ1を制御するブーム操作弁5
    の浮き位置を検出する浮き位置検出器8及びブームレバ
    ー5aを浮き位置に保持するデテント機構21と、上記
    ブームの回動角を検出するブーム角検出器18及びブー
    ムの停止位置を予め記憶されたブーム停止角記憶手段1
    9と、上記バケットシリンダ2をチルト方向へ制御する
    電磁弁14及びバケットシリンダ2の位置を検出するバ
    ケットシリンダ位置検出器9を具備し、上記浮き位置検
    出器8からの信号により上記電磁弁14をオンにしてバ
    ケットのチルトを開始すると共に、演算手段12により
    ブーム角とブーム停止角の偏差を算出し、かつ上記バケ
    ットシリンダ位置検出器9のオンとともに上記電磁弁1
    4をオフにして、バケットのチルトを停止し、また上記
    ブームが停止位置に達したところで上記デテント機構2
    1を解除することを特徴とする産業車両のバケットレベ
    ラ装置。
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KR20110074091A (ko) * 2009-12-24 2011-06-30 두산인프라코어 주식회사 전자식 능동 디텐트 장치 및 그 방법

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