JP2007315514A - 作業機械の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回生回路を含む装置全体の油圧回路が簡易で、且つフェールセーフの機能をも兼ね備えた作業機械の回生システムの制御装置を得ることができる。
【解決手段】ブームシリンダ93を収縮させるときのコントロール弁100の制御を、操作レバー102の操作によって発生されるパイロット圧Pdnと、該パイロット圧Pdnとは独立した押し圧力を出力可能な電磁弁の2次圧Peとで行う構成とし、且つ該コントロール弁100により、ブームシリンダ93の伸長・収縮の切り換えのほか、該ブームシリンダ93の収縮の際の戻り油の回生量を制御可能に構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、建設機械等の作業機械の制御装置に関する。
図5に、図示せぬ油圧ショベル(作業機械)のブームシリンダ10を駆動するための代表的な油圧回路の要部を示す。ブームシリンダ10の伸長・収縮は、作業者の操作レバー14の操作に基づき、コントロール弁16を介して制御される。コントロール弁16は、図の2点鎖線で示した部分に相当しており、この例では、2つのスプール18、20を備えている。
第1のスプール18は2位置4ポートの切換弁で、パイロットポートPp1にパイロット圧が掛かったときにスプリング22に抗して図のB位置からA位置に切り換るようになっている。第2のスプール20は、3位置4ポートの切換弁で、パイロットポートPp3側にパイロット圧が掛かったときに図のD位置、パイロットポートPp4にパイロット圧が掛かったときに図のF位置、どちらのパイロットポートPp3、Pp4にもパイロット圧が掛からなかったときに、スプリング24、26によって図のE位置に位置決めされるようになっている。なお、パイロットポートPp1〜Pp4に掛かるパイロット圧は、操作レバーに動きに連動するパイロットバルブ(図示略)により発生される。
ブームシリンダ10を伸長させるとき、すなわち図示せぬブームを上昇させるときは、油路11にパイロット圧が発生することから、第1のスプール18がA位置、第2のスプール20がD位置にそれぞれ切り換り、油圧ポンプ30、32からの圧油がブームシリンダ10のボトム側12に供給される。
ブームシリンダ10を収縮させるとき、すなわちブームを降下させるときには、操作レバー14の操作により油路13にパイロット圧が発生することから、第1のスプール18がスプリング22の付勢力によりB位置に、第2のスプール20がF位置にそれぞれ切り換り、第2のスプール20を介してブームシリンダ10のボトム側12の戻り油がドレンされるようになっている。
なお、図の符号36は、ポペット36A付きの保持弁を示している。
一方、特許文献1において、メータアウト側(ブームシリンダのボトム側)に回生回路が形成され、戻り油によってポンプモータを駆動することによってブームシリンダの回生エネルギを回収するように構成した建設機械が開示されている。図6にその概略を示す。
図6の例においても、ブームシリンダ10の伸長・収縮は、図5の従来例と同様にコントロール弁38の切り換えによって行われる。
回生回路A1は、切り換え弁40によってブームシリンダ10の戻り油の経路42が回生用の経路42A、と非回生用の経路42Bとに切り換られるようになっており、掘削作業等を行う際には、該回生用の経路42Aが開かれ、戻り油の経路42のエネルギがポンプモータ44、発電機46を介して回収される。一方、微操作作業等を行う際には該回生用の経路42Aは閉じられ、操作性が重視される。
このように回生に当たって戻り油の経路42の流れをコントロールするというのは、回生回路A1の負荷(回生負荷:換言するならば回生回路A1の発電機46によって回生し得る電力)及びブームシリンダ10の収縮速度(ブームの下降速度)を含むブーム操作性が、戻り油の量あるいは圧力によって大きく影響を受けるからである。
特開2003−329012号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の建設機械を含め、従来の作業機械においては、コントロール弁38のほかに回生回路A1の戻り油の制御のために別途切り換え弁40を必要とし、それだけ装置が複雑化し、またコストが高くなる傾向があるという問題があった。
本発明は、このような従来の問題を解消するためになされたものであって、回生回路を含む装置全体の油圧回路が簡易で、且つフェールセーフの機能をも兼ね備えた作業機械の回生システムの制御装置を提供することをその課題としている。
本発明は、ブーム等の駆動対象を操作する操作レバーと連動して動くコントロール弁の切り換えによって前記駆動対象の駆動シリンダを伸長・収縮させるとともに、該駆動シリンダの収縮の際に、その戻り油のエネルギの回生を可能に構成した作業機械の制御装置において、前記コントロール弁の制御を、前記操作レバーの操作によって発生されるパイロット圧と、該パイロット圧とは独立した押し圧力を出力可能な電磁弁の2次圧とで行う構成とし、且つ該コントロール弁により、前記ブームシリンダの伸長・収縮の切り換えのほか、該ブームシリンダの収縮の際の戻り油の回生量を制御可能に構成したことにより、上記課題を解決したものである。
本発明では、従来、基本的にブームの上げ下げ(駆動シリンダの伸縮の切り換え)の機能しかなかったコントロール弁に、戻り油の制御機能を兼用させるようにした。しかしながら、この場合に、単にコントロール弁に戻り油の制御を兼用させた場合には、当然に、回生の制御及びブームシリンダの収縮の制御の双方が、コントロール弁のその時のスプールの位置に応じて一義的に定まってしまい、両者のきめ細かな制御が困難となってしまう。この問題は、コントロール弁のスプールのストロークを長くとると共に、油圧発生範囲が広く且つ発生油圧の精度の高い高価な電磁弁を介して当該長いストローク中でのスプール位置を制御するようにすれば、ある程度は克服できる可能性はあるものの、コスト低減に寄与しないだけでなく、断線その他の不具合等によって電磁弁が故障したようなときには、ブームの基本的な上げ下げさえもできなくなってしまうという新たな問題が発生する恐れがある。
そこで、本発明では、コントロール弁を操作レバーの操作によって発生されるパイロット圧と、該パイロット圧とは独立した押し圧力を出力可能な電磁弁の2次圧とで行う構成を採用し、両油圧の組合せによってコントロール弁を制御するようにしている。
これにより、基本的に操作レバーの操作によってコントロール弁のスプールを制御し、従来と同様にブームの下降速度をきめ細かくコントロールすることができると共に、必要に応じて電磁弁を効果的に併用し、例えば戻り油の流量を多くしてエネルギの回收量を増大させる等の意図する特性の回生制御を行わせることができるようになる。
また、たとえ電磁弁が断線その他の何らかの原因によって故障したような場合であっても、操作レバーの操作により従来と同様にブームの上げ下げを制御することができ、フェールセーフの観点でも安全性が高い。
本発明には種々のバリエーションが考えられる。
例えば、前記電磁弁の最高出力圧は前記パイロット圧より高くなるように設定するとよい。これにより、パイロット圧によって駆動されるコントロール弁のスプールを必要ならばパイロット圧によるスプールの動きと逆の動きもさせることもできるようになり、電磁弁による制御の自由度を増大できる。また、後述するように、前記コントロール弁のスプールを、前記パイロット圧によって可能なストロークを超えた範囲にまで、更に拡大させることも容易となる。この場合にはスプールでの損失を一層抑制して回生効率を更に高めたエネルギの回収を行わせることができる。
更には、前記回生時の回生負荷に応じて、前記電磁弁を利用して前記コントロール弁の最大ストロークを可変とするように構成してもよい。これにより、例えばブームの下降速度が速すぎて(戻り油の量が多すぎて)回生モータや発電機の容量を超えるような回生が行われてしまうのを防止できる。これは、電磁弁が操作レバーの操作と独立した油圧を生成できることを積極的に利用したものであり、例えば、クレーンやリフティングマグネットのように、吊り下げ負荷が掛かるような作業機械において特に有効に機能する。
なお、本発明は、エネルギ回生率の大きいブームでの回生に適用した場合に、最も顕著な効果が得られるが、その適用対象が敢えてブームのみに限定される必要はなく、回生が可能な種々の駆動シリンダの回生装置に適用可能であり、相応の効果が得られる。
回生回路を含む装置全体の油圧回路が簡易で、且つフェールセーフの機能をも兼ね備えた作業機械の制御装置を得ることができる。
以下図面に基づいて、本発明に係る作業機械の制御装置の好適な実施形態の一例について詳細に説明する。
図4に本発明が適用された油圧ショベル(作業機械)80の全体構成を示す。
油圧ショベル80は、下部走行体82、上部旋回体84、及び作業部86を備える。
作業部86は、ブーム88、アーム90、バケット92を備え、上部旋回体84の運転室85の横から片持ち状態でせり出している。作業部86のブーム88、アーム90、バケット92には、これら88、90、92を駆動する油圧シリンダ(駆動シリンダ)として、それぞれブームシリンダ93、アームシリンダ94、バケットシリンダ96が組み込まれている。
本実施形態では、このうち特に、ブーム88に組み込まれたブームシリンダ93を収縮させるときの戻り油の油路(メータアウト側の油路)に対して本発明を適用している。即ち、特に、ブームシリンダ93を収縮させるときのコントロール弁100の制御を、操作レバー102の操作によって発生されるパイロット圧Pup、Pdwと、該パイロット圧Pup、Pdwとは独立した押し圧力を出力可能な電磁比例弁104の2次圧Peとで行う構成としている。コントロール弁100は、ブームシリンダ93の伸長・収縮の切り換えのほか、該ブームシリンダ93の収縮の際の戻り油の回生量を制御可能である。
以下、その油圧回路の具体的な構成について詳細に説明する。
図1を参照して、この実施形態では、前記ブーム88を下げるとき、即ちブームシリンダ93を収縮させるときにおける該ブームシリンダ93からの戻り油の油路106を分岐部108において2本の油路110、112に分流している。分流した一方の油路110は回生モータ114及び発電機116を介してタンク118に導く回生回路REとされ、分流された他方の油路112はオリフィス120を介して流量調整された後タンク118に導かれている。
コントロール弁100は、それぞれ3位置4ポートの切換弁の機能を有する第1、第2の2つのスプール100A、100Bを有する。第1スプール100Aは、操作レバー102の操作によって図示せぬパイロットバルブによって従来と同様に発生するパイロット圧Pup、Pdnが油路122、124を介して上げポートPp1、下げポートPp2にそれぞれ印加されており、該パイロット圧Pup、Pdnのみによって駆動される構成とされている。これによって主に低速時(1速時)のブーム88の昇降が実現される。
一方、第2スプール100Bは、ブーム88の上げ操作に関しては、パイロット圧Pupが油路126を介して上げポートPp3に印加される構成とされているが、ブーム88の下げ操作に関しては、操作レバー102の操作によって発生されるパイロット圧Pdnと電磁比例弁104の吐出圧(2次圧)Peのうち、いずれか高圧の方の油圧Phが下げポートPp4に印加される構成とされている。すなわち、パイロット圧Pdnが発生する油路128と電磁比例弁104の吐出油路130の合流位置にチェック弁132が配置され、該チェック弁132によってパイロット圧Pdnと電磁比例弁104の吐出圧Peとが比較されることにより、いずれか高圧側の方の油圧Phが下げポートPp4に印加されるようになっている。
なお、第1、第2スプール100A、100Bの3つの位置A〜C、D〜Fは、代表的な状態を模式的に示したものであり、各位置にステップ状に切り換わるのではなく、完全ブロック状態の中立位置B、Eを中心として、伸長位置A、D側及び収縮位置C、F側に向けて中間位置を含んで滑らかに切換可能である。従って、中立位置B、Eから収縮位置C、Fへの切り換わり状態を制御することにより、戻り油の流量可変制御が可能である。
流量調整のための指標は、この実施形態では操作レバー102の操作位置(パイロット圧Pup、Pdn)のほか、ブームシリンダ93のロッド側の油路105の油圧Ptとボトム側の分流油路110の油圧Pbを参照するようにすると共に、更に、回生回路REの図示せぬインバータ回路での負荷をも参照し、回生量の上限設定を行うようにしている。これについては後に詳述する。
なお、図1における符号134A〜134Dは、ポートPp1〜Pp4に油圧が印加されていないときに各スプール100A、100Bを中立位置B、Eに維持するためのリターンスプリングを示している。また、符号136、138は、ブーム88の上げ操作(ブームシリンダ93の伸長操作)を行わせるための第1、第2油圧ポンプ、140、142は圧力センサ、144は電磁比例弁104の1次圧を提供する油圧源である。なお、第1油圧ポンプ136は、ブーム88の下げ操作時のロッド側への圧油供給用の機能も兼ねている。
次に、この油圧ショベル80の作用を、その回生制御に着目して詳細に説明する。
この図1の実施形態によれば、操作レバー102の上げ操作によってブームシリンダ93が伸長されるとき(ブーム88が上昇するとき)は、操作レバー102の動きに依存してパイロット圧Pupが油路122、126を介して第1、第2スプール100A、100BのポートPp1及びPp3に印加される。この結果、該第1、第2スプール100A、100Bは、伸長位置A、Dにそれぞれ位置決めされ、第1、第2油圧ポンプ136、138から吐出された圧油はそれぞれ油路112、110を経由して油路106に合流し、ブームシリンダ93のボトム側に供給される。また、このときブームシリンダ93のロッド側に存在していた圧油は、油路105、第1スプール100AのA位置、及び油路140を経由してタンク118にドレンされるようになっている。これらの圧油の動きにより、ブームシリンダ93が伸長する。なお、回生回路REに圧油が流れ込むことはないため、回生は行われない。
操作レバー102が操作されない中立状態にあるときは、各パイロット圧Pup、Pdnは全てタンク圧となり、第1、第2スプール100A、100BのポートPp1〜Pp4のいずれにもパイロット圧は導出されない。また、電磁比例弁104もこのときは特に油圧を発生しない。したがって、該第1、第2スプール100A、100Bは、リターンスプリング134A〜134Dの付勢力により中立位置B、Eに位置決めされる。このため、第1、第2スプール100A、100Bは全てブロック状態となり、全ての圧油の移動が阻止される。したがって、ブームシリンダ93はそのときのシリンダ位置を保持する。また、回生回路REもブロックされるため、回生は行われない。
操作レバー102の下げ操作によってブームシリンダ93が収縮されるとき(ブーム88が下げられるとき)は、回生をする場合としない場合とで作用が異なる。
回生をしないとき、即ち、例えば整地作業等の微妙な操作が要求されるときには、電磁比例弁104の吐出圧Peは零(あるいはパイロット圧Pdn未満の待機圧)とされる。この場合、操作レバー102の下げ操作の動きに依存して発生されたパイロット圧Pdnが、第1スプール100AのパイロットポートPp2に印加されると共に、油路128及びチェック弁132を介して第2スプール100BのポートPp4に印加される。そのため、第1スプール100Aは収縮位置Cに、第2スプール100Bは収縮位置Fにそれぞれ位置決めされる。この結果、第1、第2油圧ポンプ136、138から吐出された圧油が第1スプール100Aの収縮位置C、油路105を介してブームシリンダ93のロッド側に供給されると共に、ブームシリンダ93のボトム側に存在していた圧油が油路106側に排出され、ブームシリンダ93が収縮する。なお、油路106から油路110側に分流された圧油は、第2スプール100Bの収縮位置Fを介して回生モータ114を回転させ、発電機116を駆動するが、殆ど無負荷運転となり、電力は回生されない。一方、油路106から油路112側に分流された圧油は、第1スプール100Aの収縮位置Cを介してその流量がコントロールされ、油路140を経てタンク118に至る。
これに対し、掘削作業等で大きなエネルギの回生が期待できるときには、電磁比例弁104によってパイロット圧Pdnを上回る大きな吐出圧Peが発生される。これにより、チェック弁132の出力圧Phとして電磁比例弁104の吐出圧Peの方が選択され、該吐出圧Peが下げポートPp4に印加される。この結果、第2スプール100Bは、パイロット圧Pdnによるストロークで得られる収縮位置Fよりも更に大きなストロークで得られる(より大開口の)収縮位置Fm(図示は省略)にまで変位し、非常に大きな開口によって(極めて小さな損失で)ブームシリンダ93のボトム側の圧油が回生モータ114側に供給される。回生モータ114が回転すると、該回生モータ114と連結されている発電機116が発電を開始し、図示せぬインバータ回路等を経てバッテリに回生電力が蓄積される。
図2に示されるように、電磁比例弁104の吐出圧Peの発生域は、パイロット圧Pdnの発生域よりも大きいため、第2スプール100Bの収縮位置F〜Fmの位置決めは、電磁比例弁104の吐出圧Peのコントロールにより任意に行うことができ、したがって回生制御を任意の特性で行うことができる。
収縮位置F〜Fmの位置決めを具体的にどのような指標に基づいて行うかについては、特に限定されるものではないが、この実施形態においては、油路105に於けるブームシリンダ93のロッド側の油圧Pt及びボトム側の分流油路110の油圧Pbを圧力センサ140、142によってそれぞれ検出し、これを第2スプール100Bの位置決め制御の指標としている。定性的には、油圧Pbの絶対圧が大きいときほど、また、油圧PtとPbとの差圧(Pt−Pb)が大きいときほど、第2スプール100Bのストロークを大きくして、第2スプール100Bでの損失の低減及び回生エネルギーの増大を図る。
但し、例えば保持圧が高く、分流油路110での油圧Pbが非常に大きいとき等においては、該分流油路110内の圧油をそのまま回生回路RE側に導くと、発電機116の発電能力を超えてしまい、耐久性に問題が生じる恐れがある。そこで、このような過負荷の状態を、例えば回生回路REのインバータ回路の制御ボードにて検出し、電磁比例弁104での吐出圧Peを抑えることによって第2スプール100Bのストロークを適度の範囲に抑え、該第2スプール100Bにて相応の圧損を発生させて回生モータ114の発生トルクを制限するようにする。なお、この過負荷の検出は、例えば、前記圧力センサ140、142の出力値(Pt,Pb)等から間接的に求めるようにしてもよい。こうしたリミッタ制御を行うことにより、過負荷による発電機116の耐久性低下を回避しながら、該発電機116の発電限界に近い回生を効率的に行わせることができるようになる。
電磁比例弁104は、電気系統の指令に基づいて吐出圧Peを発生するものであるため、純油圧系の機器と比較して、断線その他の何らかの原因によるトラブルが発生し易い。しかしながら、本実施形態においては、たとえ電磁比例弁104に何らかのトラブルが発生したとしても、回生制御ができなくなるだけで、ブーム88の昇降制御については、操作レバー102の操作により、従来と全く同様に行うことができる。このようなフェイルセーフ機能が、任意の吐出圧Peを発生し得る電磁比例弁104を利用した回生制御と両立できているというのが、本実施形態の大きな特徴の一つである。
図3に、本発明の他の実施形態を示す。先の実施形態においては、コントロール弁100の第2スプール100Bの下げポートPp4に印加される油圧Phを、チェック弁132の機能によりパイロット圧Pdn及び電磁比例弁104の吐出圧Peのうちいずれか高い方となるように構成していた。しかしながら、本実施形態においては、第2スプール100Bの下げ方向の制御圧としてパイロット圧Pdn及び電磁比例弁204の吐出圧Pe2の双方を直接第2スプール100Bの2つのポートPp4A及びPp4Bからそれぞれ印加するようにしている。
この実施形態によれば、先の実施形態におけるチェック弁132を省略できるようになるだけでなく、下げ方向の制御圧としてパイロット圧Pdn及び電磁比例弁204の吐出圧Pe2の双方を活用することができるため、電磁比例弁204として先の実施形態における電磁比例弁に104よりも小さな電磁比例弁を用いても、トータルでパイロット圧Pdnのみで発生し得るスプール押圧力を超えた押圧力を得ることができる。そのため、電磁比例弁204の吐出圧Pe2は、必ずしも、パイロット圧Pdnより大きくなくてもよく、電磁比例弁204の低コスト化も図れる。回生制御を支配する第2スプール100Bの位置決めは、操作レバー102の操作によって発生されるパイロット圧Pdn及び電磁比例弁204によって発生される任意の吐出圧Pe2により非常にきめ細かく行うことができ、この実施形態においても、過負荷を防止するためのリミッター制御及び電磁比例弁204が故障したときの操作レバー102のみによるブームの昇降制御(フェールセーフ制御)の双方を先の実施形態と全く同様に実現することができる。
その他の構成は、基本的に先の実施形態と同様であるため、図中で主要な同一(または類似する)部位に同一の符号を付すにとどめ、重複説明を省略する。
なお、上記実施形態においては、非回生領域においては、操作レバー102の動きによって発生するパイロット圧をそのまま用いるようにし、電磁比例弁104、204は特に機能しない構成とされていたが、本発明においては、非回生領域においても電磁比例弁104、204を適宜に機能させることにより、操作状況に応じてよりきめ細かな戻り油の流量制御(ブーム88の下げ操作制御)を行わせるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、コントロール弁が2つのスプールを有し、このうち一方の(第2)スプールの方にのみ電磁比例弁の吐出圧を印加するようにしていたが、本発明においては、コントロール弁が2つのスプールを有することは、必ずしも必須の要件ではなく、1個のみであっても、又3個以上のスプールに分離されているものであってもよい。3個以上のスプールに分離されている場合に、電磁比例弁が必ずしも全てのスプールの駆動に関係している必要がないのは、既に説明した実施形態と同様である。
ブームを有する作業部を備え、ブームシリンダの伸長・収縮によって前記ブームを駆動可能な作業機械の回生装置に特に有効に適用可能である。しかしながら、本発明は、その適用対象を敢えてブームシリンダの回生のみに限定する必要はなく、回生が可能な種々の駆動シリンダの回生装置に適用可能であり、相応の効果が得られる。
本発明に係る作業機械の制御装置の実施形態の一例の要部構成を示すスケルトン図 パイロット圧と電磁比例弁の吐出圧との関係を示すグラフ 本発明の他の実施形態の要部構成を示す図1相当のスケルトン図 本発明が適用された油圧ショベル(作業機械)の全体構成を示す正面図 従来の代表的なブーム駆動用の油圧回路の要部構成を示すスケルトン図 従来の回生制御が可能な油圧回路の要部構成を示すスケルトン図
符号の説明
80…油圧ショベル(作業機械)
88…ブーム
93…ブームシリンダ
100…コントロール弁
100A…第1スプール
102B…第2スプール
102…操作レバー
104…電磁比例弁
114…油圧モータ
116…発電機
118…タンク
120…オリフィス
130…チェック弁
134A〜134D…リターンスプリング
136…第1油圧ポンプ
138…第2油圧ポンプ
140、142…圧力センサ
Pp1〜Pp4…ポート
RE…回生回路

Claims (5)

  1. ブーム等の駆動対象を操作する操作レバーと連動して動くコントロール弁の切り換えによって前記駆動対象の駆動シリンダを伸長・収縮させるとともに、該駆動シリンダの収縮の際に、その戻り油のエネルギの回生を可能に構成した作業機械の制御装置において、
    前記コントロール弁の制御を、前記操作レバーの操作によって発生されるパイロット圧と、該パイロット圧とは独立した押し圧力を出力可能な電磁弁の2次圧とで行う構成とし、且つ
    該コントロール弁により、前記ブームシリンダの伸長・収縮の切り換えのほか、該ブームシリンダの収縮の際の戻り油の回生量を制御可能に構成した
    ことを特徴とする作業機械の制御装置。
  2. 請求項1において、
    前記電磁弁の最高出力圧が前記パイロット圧より高い
    ことを特徴とする作業機械の制御装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記回生を行わせるときに、前記コントロール弁のスプールを、前記パイロット圧によって可能なストロークを超えた範囲にまで、前記電磁弁により更にストロークさせる
    ことを特徴とする作業機械の制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記回生時の回生負荷に応じて、前記電磁弁を利用して前記コントロール弁の最大ストロークを可変とした
    ことを特徴とする作業機械の制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記コントロール弁が、スプールを2以上有し、その内の一部のスプールにのみ前記電磁弁の2次圧が印加可能とされている
    ことを特徴とする作業機械の制御装置。
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