JPH07102096B2 - 自動調理機制御装置 - Google Patents

自動調理機制御装置

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JPH07102096B2
JPH07102096B2 JP28392888A JP28392888A JPH07102096B2 JP H07102096 B2 JPH07102096 B2 JP H07102096B2 JP 28392888 A JP28392888 A JP 28392888A JP 28392888 A JP28392888 A JP 28392888A JP H07102096 B2 JPH07102096 B2 JP H07102096B2
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俊明 佐々木
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靖博 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、メニューの設定、調味料の配分、加熱温度、
攪拌速度等を制御することにより設定されたメニューを
大量に調理する自動調理機制御装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 例えば学校給食や社内食堂等のように予め決められたメ
ニューを大量に調理する場合、投入される調味料の配分
は調理者が手探りあるいは計量により決め、その加減調
整を目分量で行っていた。また、調理中における火の加
減や攪拌の度合等の調整については長年の調理に対する
勘に頼って行っていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来の手作業のみによる調理で
は、調理される料理の味にバラツキが生じ、常に一定し
た味の料理を作ることができず品質の保証がなされない
という問題があった。また、こうした料理の味付けの面
でなく、火加減や攪拌等の調整にも個人差が生じるた
め、不用意に調理に時間を要し手間がかかり大量の料理
を作るという点ではあまり効率的な調理の仕方であると
は言えなかった。
そこで、本発明は上述した問題点に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、手間を要することなく常に一定
した味の料理を個人差なく効率的に作ることができ、品
質が保証され、かつ操作性にも優れた自動調理機制御装
置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明による自動調理機制御
装置は、所定のメニューに基づく調理情報が記憶された
カード状の記憶手段と、該記憶手段の調理情報に基づい
て材料および調味料の配分を示す調理表の画面と調理の
進行状況を示す画面とを選択的に表示する表示手段と、
該表示手段に表示された画面を参照して調理に関わる各
種設定を行う設定手段と、該設定手段の設定操作に基づ
いて調味料の投入、加熱温度および攪拌速度を制御する
制御手段とを備えたことを特徴としている。
[作用] 調理情報の記憶されたカード状の記憶手段が装置にセッ
トされると、この記憶手段の記憶情報に基づいて調理表
あるいは調理の進行状況を示す画面が選択的に表示され
る。そして、表示手段に表示された画面を参照して調理
に関わる各種設定(調味料の配分、材料投入、調理の開
始・停止)が行われると、この設定操作に基づいて調味
料の投入、加熱温度および攪拌速度の制御がなされ、記
憶手段に記憶された所定のメニューの調理が行われる。
[実施例] 第1図は本発明による自動調理機制御装置の一実施例を
示すブロック構成図、第2図は同装置における制御装置
の外形を示す図、第3図は同装置の制御装置における表
示部の調理メニューの表示状態を示す図、第4図は同装
置の制御装置における表示部の調理プロセス進行状況の
表示状態を示す図である。
この実施例による自動調理機制御装置は、複数のメニュ
ーを大量に調理する際のメニューの設定、調味料の配
分、加熱温度、攪拌速度等の調整制御を行い、設定され
たメニューの調理を行っており、制御装置1、記憶手段
2および駆動手段3を備えて概略構成されている。
制御装置1はその外形が第2図に示すような筐体構造を
呈しており、この筐体1aの前面右側および下部には設定
手段4をなすキー群が配設されている。また、筐体1aの
前面における中央より左側には表示手段5としてのディ
スプレイが設けられている。さらに、筐体1a右側の設定
手段4をなすキー群4aと並設する位置には記憶手段2と
してのICカードが挿入されるカード挿入口6が設けられ
ている。
記憶手段2としてのICカードには、予め試験された1メ
ニューに対応する1人分当りの材料および調味料の配
分、さらには調味料の投入時期、加熱温度、攪拌速度の
制御プロセスを示す調理情報が記憶されている。
表示手段5をなすディスプレイには記憶手段2としての
ICカードが挿入されることによってこの記憶手段2の記
憶情報に基づく表示を行っている。すなわち、第3図お
よび第4図に示すように2つのパターンによる画面表示
を行っており、画面としては1人分当りの材料、調味
料の配分が数値表示された調理表を表示し、調味料の配
分が人数に対応して図中矢印にて示すようにバーグラフ
表示されるようになっている。また、画面としては調
味料の投入時期、加熱温度および攪拌速度の制御プロセ
スを表示している。
ここで、画面において図中斜線にて示す部分は調理が
終了した部分を示しており、この調理の終了した部分と
他の部分とは例えば色分けされて現在調理がどこまで進
行しているかが容易に目視でき、調理全体の流れが把握
できるようになっている。
設定手段4は表示手段5に表示された画面を参照して調
理に関わる各種設定を行うもので、設定キー4aaを押動
し、記憶手段2としてのICカードが挿入された状態で画
面として表示手段5に表示された調理表に基づいてUP
/DOWNキー4abで調味料を指定してその増減を増減キー4a
cにより行っており、その他、表示手段5の画面,
の何れかの指定を行う画面指定キー4ad、材料が投入さ
れたか否かを示す材料投入キー4ae、調理開始・停止を
指定する開始キー4af・停止キー4agを備えている。
さらに、この設定手段4にはマニュアルキー4bを備えて
おり、例えば調理中において手動キー4baを押動し各キ
ー4bbを操作することにより加熱温度(とろ火、弱、
中、強、消火)、攪拌速度(0、20、30cm/s)の調整設
定が行えるようになっている。
ここで、以上説明した記憶手段2、設定手段4および表
示手段5の動作制御の指令は制御手段7から出力される
指令信号に基づいて行われる。
駆動手段3は制御装置1からの指令信号に基づき記憶手
段2に記憶されたメニューの調理を行うべくリレー等の
接点信号によって調味料投入機8、電気加熱機9および
攪拌機10を各々駆動制御している。
次に、上述した構成による自動調理装置の動作について
第5図に示すフローチャート図に基づきメニューとして
筑前煮を例にとって説明する。
まず、電源がオンされ(ST1)、記憶手段2としてのIC
カードが挿入されると(ST2)、表示手段5としてのデ
ィスプレイの画面上には画面の調理表の表示がなされ
る(ST3)。この状態で、調味料の配分を変更する場合
には(ST4)、設定手段4におけるUP/DOWNキー4abによ
ってカーソル11を移動させ所望の調味料を指定し、増減
キー4acによって表示画面を見ながらその量を設定する
(ST5)。この設定を終え開始キー4afが押動されると
(ST6)、表示手段5の表示画面には画面の調理の進
行状況を示す表示がなされる(ST7)とともに調理が開
始され(ST8)、記憶手段2であるICカードに記憶され
た調理に関わる情報に基づいて駆動手段3を通じて調味
料投入機8の開閉弁、電気加熱機9の加熱温度、攪拌機
10の回転速度の制御が自動的に行われる(ST9)。な
お、調理中、材料については表示手段5の表示画面を見
ながら調理の進行状況に応じて手動操作により材料投入
機(図示せず)の開閉が制御されて投入される。また、
調理中にマニュアルキー4bが押動されてオンすると(ST
10)、加熱温度および攪拌速度が手動により制御される
(ST11)。この動作は自動モードに切換わる(ST12)ま
で行われる。そして、以上の動作により調理が終了する
と(ST13)各駆動系は停止される。
ところで、上述した実施例では記憶手段2であるICカー
ドに記憶されたメニューとして筑前煮を例にとって表示
画面上に表示し説明したが、これに限らず他の種々のメ
ニューについても前述したように記憶手段2としてのIC
カードにその調理に関わる情報を1メニュー毎に記憶さ
せておくことにより容易に対処できる。
また、メニューに関わる情報を記憶する記憶手段2とし
てICカードを用いた例について説明したがレーザカード
等のように他のカード状の記憶手段としてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明による自動調理機制御装置
は、予めその調理工程等を含む情報の記憶されたカード
状の記憶手段を装置にセットして動作させる極めて簡単
な操作で自動的に所望のメニューの調理が行え、常に一
定した味の料理を決められた時間で効率的に個人差なく
作ることができ品質が保証される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動調理機制御装置の一実施例を
示すブロック構成図、第2図は同装置における制御装置
の外形を示す図、第3図は同装置の制御装置における表
示部の調理メニューの表示状態を示す図、第4図は同装
置の制御装置における表示部の調理プロセス進行状況の
表示状態を示す図、第5図は同装置の動作を説明するた
めのフローチャート図である。 1……制御装置、2……記憶手段(ICカード)、3……
駆動手段、4……設定手段、5……表示手段、7……制
御手段、8……調味料投入機、9……電気加熱機、10…
…攪拌機。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 17/60 G06K 17/00 L (72)発明者 伊藤 靖博 埼玉県入間郡大井町大字亀久保1145 株式 会社チノー技術センター内 (56)参考文献 特開 昭63−286624(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のメニューに基づく調理情報が記憶さ
    れたカード状の記憶手段と、該記憶手段の調理情報に基
    づいて材料および調味料の配分を示す調理表の画面と調
    理の進行状況を示す画面とを選択的に表示する表示手段
    と、該表示手段に表示された画面を参照して調理に関わ
    る各種設定を行う設定手段と、該設定手段の設定操作に
    基づいて調味料の投入、加熱温度および攪拌速度を制御
    する制御手段とを備えたことを特徴とする自動調理機制
    御装置。
JP28392888A 1988-11-11 1988-11-11 自動調理機制御装置 Expired - Fee Related JPH07102096B2 (ja)

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JPH02130669A JPH02130669A (ja) 1990-05-18
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JP4736410B2 (ja) * 2004-11-08 2011-07-27 ▲たかし▼ 國澤 卓球ラケット

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