JPH07102010B2 - 苗床シート製造装置 - Google Patents
苗床シート製造装置Info
- Publication number
- JPH07102010B2 JPH07102010B2 JP2100196A JP10019690A JPH07102010B2 JP H07102010 B2 JPH07102010 B2 JP H07102010B2 JP 2100196 A JP2100196 A JP 2100196A JP 10019690 A JP10019690 A JP 10019690A JP H07102010 B2 JPH07102010 B2 JP H07102010B2
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- seed
- seeding
- pattern
- belt
- seeds
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） この発明は、複数種類の植物種子を所定の組合せパター
ンをもって播種することのできる苗床シート製造装置に
関する。
ンをもって播種することのできる苗床シート製造装置に
関する。
（従来の技術） 街づくりを初め、公園、緑地、その他において花壇を設
けることが美感や潤いを与えるうえで必須となってい
る。
けることが美感や潤いを与えるうえで必須となってい
る。
従来では、花を植生させる地盤に花の種子を蒔くか、あ
るいは苗を植えて生育させるようにしている。
るいは苗を植えて生育させるようにしている。
（発明が解決しようとする課題） しかし広大な面積の地盤に花の種子を蒔いたり、別途育
生した苗を所要の植生パターンに植付けることは容易で
なく、特に造園上所定のパターン状に植生させる場合に
は一層容易でない。まして異なる種類の草花を組合せ、
複数種類の草花を所定のパターン状に植生するとなると
益々容易でなく、多くの作業労力を必要とすることにな
る。
生した苗を所要の植生パターンに植付けることは容易で
なく、特に造園上所定のパターン状に植生させる場合に
は一層容易でない。まして異なる種類の草花を組合せ、
複数種類の草花を所定のパターン状に植生するとなると
益々容易でなく、多くの作業労力を必要とすることにな
る。
中には芝種のように同一種の種子を高密度に植生させる
ものとして、むしろのような地中で腐蝕ないしは溶解す
る材料で形成されたシートの面に芝種を蒔きつけ、これ
をPVA（ポリビニールアルコール）等の水溶性材料でシ
ートに定着させ、このシートを地中に浅く埋設すること
により広範囲に芝種の播種を高能率に行なえるようにし
たものがある。
ものとして、むしろのような地中で腐蝕ないしは溶解す
る材料で形成されたシートの面に芝種を蒔きつけ、これ
をPVA（ポリビニールアルコール）等の水溶性材料でシ
ートに定着させ、このシートを地中に浅く埋設すること
により広範囲に芝種の播種を高能率に行なえるようにし
たものがある。
しかし同一種の種子を高密度に播種する場合はこれでも
目的は達成できるが、花のように一定間隔をあけて規則
的に植生させることには対応することができず、まして
複数種の種子をそれぞれ所定のパターンをもって植生さ
せるには到底対応することができない。
目的は達成できるが、花のように一定間隔をあけて規則
的に植生させることには対応することができず、まして
複数種の種子をそれぞれ所定のパターンをもって植生さ
せるには到底対応することができない。
この発明は上述の事情を考慮してなされたもので、花な
いしはこれに準ずる植物の複数種を所定のパターンに組
合せて植生させることができる苗床シートを高能率に製
造することができる苗床シート製造装置を提供すること
を目的とする。
いしはこれに準ずる植物の複数種を所定のパターンに組
合せて植生させることができる苗床シートを高能率に製
造することができる苗床シート製造装置を提供すること
を目的とする。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、この発明に係る苗床シート製
造装置は、表面に植物種子を保持する種子保持手段が種
々の模様・図形・文字形等の予定の播種パターンに即し
て形成された無端状の播種ベルトを、軸線が平行な対を
なすロール間に巻回して回転駆動自在に形成し、この播
種ベルトの表面に植物種子を供給して前記種子保持手段
に保持させる種子供給手段とこの種子供給手段の下流側
に余分な植物種子を取り除く排除手段とをそれぞれ設け
てなる複数組の種子転移装置を多段に設け、これら種子
転移装置の播種ベルトの一部を対をなすロールの一方側
で苗床ベースの搬送路を構成するロールにそれぞれ対向
させて上記搬送路の搬送方向に配列設置し、前記各種子
転移装置の播種ベルトに形成される種子保持手段の予定
の播種パターンを苗床ベース上に転位させ、これら種子
保持手段の予定の播種パターンの組合せによる規則性の
ある組合せ播種パターンをもって複数種の植物種子を苗
床ベース上に転移させて定着させ、複数種の植物種子が
規則性のある組合せ播種パターンに配列された苗床シー
トを形成したものである。
造装置は、表面に植物種子を保持する種子保持手段が種
々の模様・図形・文字形等の予定の播種パターンに即し
て形成された無端状の播種ベルトを、軸線が平行な対を
なすロール間に巻回して回転駆動自在に形成し、この播
種ベルトの表面に植物種子を供給して前記種子保持手段
に保持させる種子供給手段とこの種子供給手段の下流側
に余分な植物種子を取り除く排除手段とをそれぞれ設け
てなる複数組の種子転移装置を多段に設け、これら種子
転移装置の播種ベルトの一部を対をなすロールの一方側
で苗床ベースの搬送路を構成するロールにそれぞれ対向
させて上記搬送路の搬送方向に配列設置し、前記各種子
転移装置の播種ベルトに形成される種子保持手段の予定
の播種パターンを苗床ベース上に転位させ、これら種子
保持手段の予定の播種パターンの組合せによる規則性の
ある組合せ播種パターンをもって複数種の植物種子を苗
床ベース上に転移させて定着させ、複数種の植物種子が
規則性のある組合せ播種パターンに配列された苗床シー
トを形成したものである。
（作用） 各種子転移装置の播種ベルトを回転させながらその表面
に種子供給手段から各播種ベルト上へ異種の種子を散着
させると、この種子は種子保持手段に保持され、それぞ
れの播種ベルト上にそれぞれの種子がパターン状に保持
される。これらの播種ベルトが搬送路上を送られる苗床
ベースに接することにより播種ベルトの表面に保持され
ている種子が順次苗床ベース上に転移される。したがっ
て、前位の種子転移装置により転移された種子パターン
に加えて次位の種子転移装置による種子パターンが転位
され、これらの種子パターンにより複合された全体の播
種パターンが形成される。これにより複数種の植物種子
を交えた様々な模様、文字、図形等が苗床ベース上に形
成され、こうして得た苗床シートを用いて地中に施工す
れば、それぞれの種子が発芽して前記の播種パターンと
同じ配列をもって複数種類の植物が生育される。
に種子供給手段から各播種ベルト上へ異種の種子を散着
させると、この種子は種子保持手段に保持され、それぞ
れの播種ベルト上にそれぞれの種子がパターン状に保持
される。これらの播種ベルトが搬送路上を送られる苗床
ベースに接することにより播種ベルトの表面に保持され
ている種子が順次苗床ベース上に転移される。したがっ
て、前位の種子転移装置により転移された種子パターン
に加えて次位の種子転移装置による種子パターンが転位
され、これらの種子パターンにより複合された全体の播
種パターンが形成される。これにより複数種の植物種子
を交えた様々な模様、文字、図形等が苗床ベース上に形
成され、こうして得た苗床シートを用いて地中に施工す
れば、それぞれの種子が発芽して前記の播種パターンと
同じ配列をもって複数種類の植物が生育される。
（実施例） 以下この発明の実施例を図面について説明する。
この発明による苗床シート製造装置は、複数組の種子転
移装置A1,A2…を備えるもので、それぞれは同一構成を
有している。
移装置A1,A2…を備えるもので、それぞれは同一構成を
有している。
この種子転移装置A1,A2…の播種ベルト１は、ゴム、合
成樹脂等の可撓性のある材料によりエンドレスに形成さ
れたもので、その外表面には種子保持手段２が設けられ
ている。この種子保持手段２は、図示の例では第３図に
一部の拡大断面を示すように植物種子３の大きさまたは
１箇所に植生させる本数に応じて１個ないし数個の植物
種子３が納まる凹部４からなっており、この凹部４の配
列によってパターンが画かれている。
成樹脂等の可撓性のある材料によりエンドレスに形成さ
れたもので、その外表面には種子保持手段２が設けられ
ている。この種子保持手段２は、図示の例では第３図に
一部の拡大断面を示すように植物種子３の大きさまたは
１箇所に植生させる本数に応じて１個ないし数個の植物
種子３が納まる凹部４からなっており、この凹部４の配
列によってパターンが画かれている。
このパターンは、各種転移装置A1,A2…の播種ベルト1,1
…におけるパターンの組合せにより最終的な播種パター
ンが形成されるようになっている。すなわち第４図に製
品である苗床シート（播種帯）Ｂの播種パターン５の一
例を示すが、この播種パターン５は最小組合せとして便
宜上２基の種子転移装置A1,A2…を用い、２種類の植物
種子を用いた場合であって、同図中例えば白丸印は１つ
の種類の植物種子31を示し、黒丸印は他の種類の植物種
子32を示している。この播種パターン５は、１つの列に
おいて交互に異種の植物種子31,32が存在するようにし
たものであるが、この他、第５図、第６図に例示するよ
うに列単位、１つの文字、図形単位とすることができ、
その他種々の組合せができる。さらに種子転移装置Ａの
設置数を増せば、植物種子の種類もそれだけ増し、１枚
の苗床シートＢに多数種の植物種子を様々な組合せパタ
ーンによって播種することができる。
…におけるパターンの組合せにより最終的な播種パター
ンが形成されるようになっている。すなわち第４図に製
品である苗床シート（播種帯）Ｂの播種パターン５の一
例を示すが、この播種パターン５は最小組合せとして便
宜上２基の種子転移装置A1,A2…を用い、２種類の植物
種子を用いた場合であって、同図中例えば白丸印は１つ
の種類の植物種子31を示し、黒丸印は他の種類の植物種
子32を示している。この播種パターン５は、１つの列に
おいて交互に異種の植物種子31,32が存在するようにし
たものであるが、この他、第５図、第６図に例示するよ
うに列単位、１つの文字、図形単位とすることができ、
その他種々の組合せができる。さらに種子転移装置Ａの
設置数を増せば、植物種子の種類もそれだけ増し、１枚
の苗床シートＢに多数種の植物種子を様々な組合せパタ
ーンによって播種することができる。
この播種ベルト１は、第２図示のように、互いに軸線を
平行として機枠６に軸7,8により取付けられたロール9,1
0間に傾斜姿勢に巻回され、一方のロール９にギヤ11を
通じて図示しない駆動装置から回転力が伝達されること
により播種ベルト１が矢印ａ方向に回動するようになっ
ている。そして下方のロール９に巻回する部分の周面が
苗床ベース（播種帯ベース）12の搬送路13に対向するよ
うに配設されている。符号14は搬送路13を構成するロー
ルの１つで、前記ロール９と対向して位置されている。
平行として機枠６に軸7,8により取付けられたロール9,1
0間に傾斜姿勢に巻回され、一方のロール９にギヤ11を
通じて図示しない駆動装置から回転力が伝達されること
により播種ベルト１が矢印ａ方向に回動するようになっ
ている。そして下方のロール９に巻回する部分の周面が
苗床ベース（播種帯ベース）12の搬送路13に対向するよ
うに配設されている。符号14は搬送路13を構成するロー
ルの１つで、前記ロール９と対向して位置されている。
前記ロール９の肩部分に相当する位置に種子供給手段と
して例示するホッパ15が設けられ、このホッパ15の排出
口16は播種ベルト１の幅方向ほぼ全域に亘って開口さ
れ、播種ベルト１の表面に近接しておかれており、この
排出口16から排出される植物種子３が播種ベルト１の種
子保持手段２を構成する各凹部4,4…に入るようになっ
ている。
して例示するホッパ15が設けられ、このホッパ15の排出
口16は播種ベルト１の幅方向ほぼ全域に亘って開口さ
れ、播種ベルト１の表面に近接しておかれており、この
排出口16から排出される植物種子３が播種ベルト１の種
子保持手段２を構成する各凹部4,4…に入るようになっ
ている。
ホッパ15の排出口16の直下位置には、余分な植物種子を
剥離して排除するための排除ローラ17（スクレーパであ
ってもよい）が設けられ、余分な種子を排出部18へ回収
するようになされている。またこの排除ローラ17の下部
位置から搬送路13上の苗床ベース（播種帯ベース）12の
上面に近い位置までの播種ベルト１の外表面に沿って円
弧状のガイド板19が設けられており、播種ベルト１の凹
部4,4…内に入った植物種子３が途中で脱落することな
く搬送路13上の苗床ベース12上まで運ばれるように形成
されている。
剥離して排除するための排除ローラ17（スクレーパであ
ってもよい）が設けられ、余分な種子を排出部18へ回収
するようになされている。またこの排除ローラ17の下部
位置から搬送路13上の苗床ベース（播種帯ベース）12の
上面に近い位置までの播種ベルト１の外表面に沿って円
弧状のガイド板19が設けられており、播種ベルト１の凹
部4,4…内に入った植物種子３が途中で脱落することな
く搬送路13上の苗床ベース12上まで運ばれるように形成
されている。
苗床ベース（播種帯ベース）12は、例えば紙、スポン
ジ、その他適当な連続シート状あるいは連続ウェブ状の
もので、播種ベルト１から苗床ベース12の表面に植物種
子３が転移したときこれを定着させるため、例えば第７
図に拡大断面を示すよに苗床ベース12の表面にPVA等の
水溶性樹脂、その他これに類似の接着機能を持つ物質20
を予め塗布しておくか、あるいは植物種子３が転移した
直後に散布するなどして植物種子３を定着させるように
なされている。
ジ、その他適当な連続シート状あるいは連続ウェブ状の
もので、播種ベルト１から苗床ベース12の表面に植物種
子３が転移したときこれを定着させるため、例えば第７
図に拡大断面を示すよに苗床ベース12の表面にPVA等の
水溶性樹脂、その他これに類似の接着機能を持つ物質20
を予め塗布しておくか、あるいは植物種子３が転移した
直後に散布するなどして植物種子３を定着させるように
なされている。
なお播種ベルト１の回動を確実にするため、第２図に示
しているように播種ベルト１の一側または両側にパーフ
ォレーション21を形成し、ロール９側にスプロケット22
を設けてこれらを係合させるようにすれば、スリップせ
ずに確実に回動させることができ、複数基設置される種
子転移装置A1,A2…間における播種ベルト1,1…の相互の
ずれをなくすることができ、各播種ベルト1,1…間での
パターンのずれが生じないようにすることができる。
しているように播種ベルト１の一側または両側にパーフ
ォレーション21を形成し、ロール９側にスプロケット22
を設けてこれらを係合させるようにすれば、スリップせ
ずに確実に回動させることができ、複数基設置される種
子転移装置A1,A2…間における播種ベルト1,1…の相互の
ずれをなくすることができ、各播種ベルト1,1…間での
パターンのずれが生じないようにすることができる。
次に上記実施例の作用について説明する。
各種子転移装置A1,A2…を駆動して播種ベルト1,1を矢印
ａ方向に回転を与えると同時に搬送路13を駆動して苗床
ベース（播種帯ベース）12を矢印ｂ方向に播種ベルト１
の周速と同一速度で搬送させながら種子供給手段として
のホッパ15,15…の排出口16,16…からそれぞれ所定の植
物種子31,32を供給する。この排出口16,16…から出る植
物種子31,32…は播種ベルト1,1…の外表面の凹部4,4…
に入り、余分な植物種子は排除ローラ17,17…により排
出部18,18…へ戻される。
ａ方向に回転を与えると同時に搬送路13を駆動して苗床
ベース（播種帯ベース）12を矢印ｂ方向に播種ベルト１
の周速と同一速度で搬送させながら種子供給手段として
のホッパ15,15…の排出口16,16…からそれぞれ所定の植
物種子31,32を供給する。この排出口16,16…から出る植
物種子31,32…は播種ベルト1,1…の外表面の凹部4,4…
に入り、余分な植物種子は排除ローラ17,17…により排
出部18,18…へ戻される。
播種ベルト1,1…の凹部4,4…に入った植物種子31,32…
は、ガイド板19,19…により脱落することが防がれつつ
下方へ移行し、搬送路13上を送られる苗床ベース12に接
触する。これにより各凹部4,4…に納まっていた植物種
子31,32…は苗床ベース12上に転移し、播種ベルト1,1…
の凹部4,4…の配列パターンと同じ配列パターンをもっ
て植物種子31,32…が苗床ベース12上に転移固定され、
苗床シートが構成される。
は、ガイド板19,19…により脱落することが防がれつつ
下方へ移行し、搬送路13上を送られる苗床ベース12に接
触する。これにより各凹部4,4…に納まっていた植物種
子31,32…は苗床ベース12上に転移し、播種ベルト1,1…
の凹部4,4…の配列パターンと同じ配列パターンをもっ
て植物種子31,32…が苗床ベース12上に転移固定され、
苗床シートが構成される。
したがって第４図示の苗床シート（播種帯）Ｂの場合に
は、最先位置にある種子転移位置A1により第８図のよう
に植物種子31によるパターン51が転移固定され、次位の
種子転移装置A2によるパターン52（第９図）が先のパタ
ーン51に重ねられて転移固定され、こうして複数のパタ
ーンが組合されて異種の植物種子31,32により第４図示
の播種パターン５が形成されて苗床シート（播種帯）Ｂ
が得られる。苗床シートＢの播種パターン５は他にも種
々考えられる。
は、最先位置にある種子転移位置A1により第８図のよう
に植物種子31によるパターン51が転移固定され、次位の
種子転移装置A2によるパターン52（第９図）が先のパタ
ーン51に重ねられて転移固定され、こうして複数のパタ
ーンが組合されて異種の植物種子31,32により第４図示
の播種パターン５が形成されて苗床シート（播種帯）Ｂ
が得られる。苗床シートＢの播種パターン５は他にも種
々考えられる。
この連続ウェブ状の苗床シートＢは図示しない巻取装置
によりロール状に巻き取られたり、または図示しない切
断装置により所要の長さ毎、あるいは所要の植生パター
ン毎に切断して枚葉状に処理してもよい。
によりロール状に巻き取られたり、または図示しない切
断装置により所要の長さ毎、あるいは所要の植生パター
ン毎に切断して枚葉状に処理してもよい。
こうして得られた苗床シートＢを用いて地中に施工すれ
ば、播種パターン５に従って異種の植物種子31,32が発
芽生育し、異種の植物を所定の配列をもって植生するこ
とができる。また種子転移装置A1〜（An）を第10図に略
示するように多数配設することにより、その設置数分の
種類の植物種子を用いてこれらを所望のパターン内に組
入れた播種パターン５を形成することができる。
ば、播種パターン５に従って異種の植物種子31,32が発
芽生育し、異種の植物を所定の配列をもって植生するこ
とができる。また種子転移装置A1〜（An）を第10図に略
示するように多数配設することにより、その設置数分の
種類の植物種子を用いてこれらを所望のパターン内に組
入れた播種パターン５を形成することができる。
以上のようにこの発明に係る苗床シート製造装置におい
ては、無端状の播種ベルトを対をなす平行なロール間に
巻回しているので、ロール間隔調整によりベルト長を自
由に選択でき、播種ベルトの交換のみで予定の播種パタ
ーンを選択でき、しかも、播種ベルトの交換も簡単かつ
容易に行なうことができ、播種ベルトの着脱交換作業が
簡素化される。
ては、無端状の播種ベルトを対をなす平行なロール間に
巻回しているので、ロール間隔調整によりベルト長を自
由に選択でき、播種ベルトの交換のみで予定の播種パタ
ーンを選択でき、しかも、播種ベルトの交換も簡単かつ
容易に行なうことができ、播種ベルトの着脱交換作業が
簡素化される。
複数組の種子転移装置を苗床ベースの搬送路の搬送方向
に複数組配列し、多段に形成したので、播種ベルトの組
み合せにより、複数種の植物種子の種々の模様・図形・
文字形等の予定の播種パターンの組合せの自由度が大き
く、各種子転移装置には種子供給手段からの余分な植物
種子を除去する排除手段を備え、播種ベルトを苗床ベー
スに直接接触させて植物種子を転移させたので、各種子
転位装置は種子保持手段の予定の播種パターンが正確に
保たれて苗床ベース上に転移され、それぞれ定着される
ので、複数種の植物種子により規則性のある組合せ播種
パターンが正確に形成された苗床シートを得ることがで
きる。
に複数組配列し、多段に形成したので、播種ベルトの組
み合せにより、複数種の植物種子の種々の模様・図形・
文字形等の予定の播種パターンの組合せの自由度が大き
く、各種子転移装置には種子供給手段からの余分な植物
種子を除去する排除手段を備え、播種ベルトを苗床ベー
スに直接接触させて植物種子を転移させたので、各種子
転位装置は種子保持手段の予定の播種パターンが正確に
保たれて苗床ベース上に転移され、それぞれ定着される
ので、複数種の植物種子により規則性のある組合せ播種
パターンが正確に形成された苗床シートを得ることがで
きる。
搬送路の苗床ベースは無端状播種ベルトの回転駆動に追
従して移送されるので、播種ベルトの回転駆動を苗床ベ
ースの移動と同期させる必要がなく、駆動が容易であ
る。
従して移送されるので、播種ベルトの回転駆動を苗床ベ
ースの移動と同期させる必要がなく、駆動が容易であ
る。
また、この苗床シート製造装置によれば、苗床シートに
異種類の植物種子を組み合せた模様・文字形・図形等の
規則性のある組合せ播種パターンを形成することができ
るので、人手により所要の播種パターンに植物種子を配
列して蒔いたり苗を植え付ける手間を要さずに所定のパ
ターン状に植物種子を植生することができ、播種作業を
高能率に行なうことができる。
異種類の植物種子を組み合せた模様・文字形・図形等の
規則性のある組合せ播種パターンを形成することができ
るので、人手により所要の播種パターンに植物種子を配
列して蒔いたり苗を植え付ける手間を要さずに所定のパ
ターン状に植物種子を植生することができ、播種作業を
高能率に行なうことができる。
また、組合せ播種パターンは種子転移装置の播種ベルト
に形成する種子保持手段によって得ることができるの
で、この播種ベルトの長さを長くすることにより１回転
による組合せ播種パターンの種類が多くでき、変化に富
んだ組合せ種類パターンを備えた苗床シートを容易に製
作することができる。さらに複数の種子転移装置の各播
種ベルトの予定の播種パターンを種々組み合せることに
より多種類の植物種子を組み合せた組合せ播種パターン
を有する苗床シートを得ることができ、多種多様の苗床
シートを提供することができる。
に形成する種子保持手段によって得ることができるの
で、この播種ベルトの長さを長くすることにより１回転
による組合せ播種パターンの種類が多くでき、変化に富
んだ組合せ種類パターンを備えた苗床シートを容易に製
作することができる。さらに複数の種子転移装置の各播
種ベルトの予定の播種パターンを種々組み合せることに
より多種類の植物種子を組み合せた組合せ播種パターン
を有する苗床シートを得ることができ、多種多様の苗床
シートを提供することができる。
第１図はこの発明の一実施例として２連構造とした場合
を示す側面図、第２図は第１図II−II線で切断し播種ベ
ルトは切断しないで示す断面図、第３図は播種ベルトの
構造例を示す一部の斜視図、第４図ないし第６図は苗床
シートの播種パターン例を示す説明図、第７図は苗床シ
ートの断面図、第８図および第９図は第１図示の実施例
により２種の植物種子を苗床ベース上に転移するパター
ン例を示す説明図、第10図はこの発明の他の変形例を示
す略示説明図である。 １……播種ベルト、２……種子保持手段、３（31,32）
……植物種子、４……種子保持手段の一例としての凹
部、５……播種パターン、６……機枠、9,10……ロー
ル、12……苗床ベース（播種帯ベース）、13……搬送
路、15……種子供給部の一例としてのホッパ、16……排
出口、17……排除ローラ、18……排出部、19……ガイド
板、A1,A2……種子転移装置、Ｂ……苗床シート（播種
帯）。
を示す側面図、第２図は第１図II−II線で切断し播種ベ
ルトは切断しないで示す断面図、第３図は播種ベルトの
構造例を示す一部の斜視図、第４図ないし第６図は苗床
シートの播種パターン例を示す説明図、第７図は苗床シ
ートの断面図、第８図および第９図は第１図示の実施例
により２種の植物種子を苗床ベース上に転移するパター
ン例を示す説明図、第10図はこの発明の他の変形例を示
す略示説明図である。 １……播種ベルト、２……種子保持手段、３（31,32）
……植物種子、４……種子保持手段の一例としての凹
部、５……播種パターン、６……機枠、9,10……ロー
ル、12……苗床ベース（播種帯ベース）、13……搬送
路、15……種子供給部の一例としてのホッパ、16……排
出口、17……排除ローラ、18……排出部、19……ガイド
板、A1,A2……種子転移装置、Ｂ……苗床シート（播種
帯）。
Claims (1)
- 【請求項１】表面に植物種子を保持する種子保持手段が
種々の模様・図形・文字形等の予定の播種パターンに即
して形成された無端状の播種ベルトを、軸線が平行な対
をなすロール間に巻回して回転駆動自在に形成し、この
播種ベルトの表面に植物種子を供給して前記種子保持手
段に保持させる種子供給手段とこの種子供給手段の下流
側に余分な植物種子を取り除く排除手段とをそれぞれ設
けてなる複数組の種子転移装置を多段に設け、これら種
子転移装置の播種ベルトの一部を対をなすロールの一方
側で苗床ベースの搬送路を構成するロールにそれぞれ対
向させて上記搬送路の搬送方向に配列設置し、前記各種
子転移装置の播種ベルトに形成される種子保持手段の予
定の播種パターンを苗床ベース上に転位させ、これら種
子保持手段の予定の播種パターンの組合せによる規則性
のある組合せ播種パターンをもって複数種の植物種子を
苗床ベース上に転移させて定着させ、複数種の植物種子
が規則性のある組合せ播種パターンに配列された苗床シ
ートを形成したことを特徴とする苗床シート製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2100196A JPH07102010B2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 苗床シート製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2100196A JPH07102010B2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 苗床シート製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03297307A JPH03297307A (ja) | 1991-12-27 |
| JPH07102010B2 true JPH07102010B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=14267551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2100196A Expired - Fee Related JPH07102010B2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 苗床シート製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07102010B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100358406C (zh) * | 2005-08-31 | 2008-01-02 | 陶金元 | 土肥水种密封种植机 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5951663B2 (ja) * | 1980-06-30 | 1984-12-15 | 日産自動車株式会社 | 燃料噴射制御装置 |
| JPS585103A (ja) * | 1981-06-27 | 1983-01-12 | 「あ」 誠植 | 種もみ播種機における均播ベルト装置 |
| JPH0323604Y2 (ja) * | 1985-08-31 | 1991-05-23 | ||
| JPS6363328U (ja) * | 1986-10-15 | 1988-04-26 |
-
1990
- 1990-04-18 JP JP2100196A patent/JPH07102010B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03297307A (ja) | 1991-12-27 |
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