JPH07101609A - 熱処理装置 - Google Patents
熱処理装置Info
- Publication number
- JPH07101609A JPH07101609A JP5247789A JP24778993A JPH07101609A JP H07101609 A JPH07101609 A JP H07101609A JP 5247789 A JP5247789 A JP 5247789A JP 24778993 A JP24778993 A JP 24778993A JP H07101609 A JPH07101609 A JP H07101609A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- net conveyor
- new synthetic
- synthetic fiber
- conveyor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Advancing Webs (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ネットコンベアの走行速度をウエ
ブの供給速度よりも遅くすることにより、前記ネットコ
ンベアで前記ウエブをループ状態で搬送しつつ、このウ
エブを熱処理する熱処理装置において、コンベアネット
とウエブとの接触による当たりを防止できるものを提供
するものである。 【構成】 ネットコンベア２０の出口付近にウエブＷを
ネットコンベア２０に吸付ける吸引装置４４を設けた．
ブの供給速度よりも遅くすることにより、前記ネットコ
ンベアで前記ウエブをループ状態で搬送しつつ、このウ
エブを熱処理する熱処理装置において、コンベアネット
とウエブとの接触による当たりを防止できるものを提供
するものである。 【構成】 ネットコンベア２０の出口付近にウエブＷを
ネットコンベア２０に吸付ける吸引装置４４を設けた．
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、織物、編物、フィルム
または新合織などのウエブを熱処理、乾燥させる熱処理
装置に関するものである。
または新合織などのウエブを熱処理、乾燥させる熱処理
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、上記熱処理装置としては、ウ
エブの送行方向の上下に千鳥状に熱風を吹出すノズルを
配し、上下ノズル間にネットコンベアを配して、このネ
ットコンベア間にウエブを走行させる。この場合に、コ
ンベアネットの走行速度を、ウエブの供給速度よりも遅
くし、千鳥状に配された上下のノズルから熱風をウエブ
に噴射することによって、ウエブがループ状態にフロー
ティングしてその熱処理が促進される（実開昭６２−１
１０２９４号）。
エブの送行方向の上下に千鳥状に熱風を吹出すノズルを
配し、上下ノズル間にネットコンベアを配して、このネ
ットコンベア間にウエブを走行させる。この場合に、コ
ンベアネットの走行速度を、ウエブの供給速度よりも遅
くし、千鳥状に配された上下のノズルから熱風をウエブ
に噴射することによって、ウエブがループ状態にフロー
ティングしてその熱処理が促進される（実開昭６２−１
１０２９４号）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】最近、新合織がその肌
触りのよさによって需要が増大している。そのため、こ
の新合織を熱処理する装置が要請されているが、新合織
は非常に敏感な素材が多い。
触りのよさによって需要が増大している。そのため、こ
の新合織を熱処理する装置が要請されているが、新合織
は非常に敏感な素材が多い。
【０００４】そのため、新合織を上記熱処理装置の出口
から引張り出す場合において、新合織がコンベアネット
と接触して新合織が傷む場合があった。
から引張り出す場合において、新合織がコンベアネット
と接触して新合織が傷む場合があった。
【０００５】すなわち、熱処理装置において熱処理され
たウエブは、エアーダンサーなどを経て、振落とし装置
によって箱に収納される。この場合に、布目付重量差に
よってウエブがスリップしたりして、ループ状態のウエ
ブを引張る傾向となる。ループ状態のウエブが引張され
ると、ループの形状が不規則になり、ネットコンベアと
ウエブとの間で接触が起こるからである。
たウエブは、エアーダンサーなどを経て、振落とし装置
によって箱に収納される。この場合に、布目付重量差に
よってウエブがスリップしたりして、ループ状態のウエ
ブを引張る傾向となる。ループ状態のウエブが引張され
ると、ループの形状が不規則になり、ネットコンベアと
ウエブとの間で接触が起こるからである。
【０００６】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、コン
ベアネットとウエブとの接触による当たりを防止できる
熱処理装置を提供するものである。
ベアネットとウエブとの接触による当たりを防止できる
熱処理装置を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１の熱処
理装置は、ネットコンベアの走行速度をウエブの供給速
度よりも遅くすることにより、前記ネットコンベアで前
記ウエブをループ状態で搬送しつつ、このウエブを熱処
理する熱処理装置において、前記ネットコンベアの出口
付近に前記ウエブを前記ネットコンベアに吸付ける吸引
装置を設けたものである請求項２の熱処理装置は、ネッ
トコンベアの走行速度をウエブの供給速度よりも遅くす
ることにより、前記ネットコンベアで前記ウエブをルー
プ状態で搬送しつつ、このウエブを熱処理する熱処理装
置において、前記ネットコンベアの出口付近の上方に、
空気を下方へ吹出す吹付け装置を設け、前記ウエブを前
記ネットコンベアへ空気を吹付けることにより押し当て
るものである。
理装置は、ネットコンベアの走行速度をウエブの供給速
度よりも遅くすることにより、前記ネットコンベアで前
記ウエブをループ状態で搬送しつつ、このウエブを熱処
理する熱処理装置において、前記ネットコンベアの出口
付近に前記ウエブを前記ネットコンベアに吸付ける吸引
装置を設けたものである請求項２の熱処理装置は、ネッ
トコンベアの走行速度をウエブの供給速度よりも遅くす
ることにより、前記ネットコンベアで前記ウエブをルー
プ状態で搬送しつつ、このウエブを熱処理する熱処理装
置において、前記ネットコンベアの出口付近の上方に、
空気を下方へ吹出す吹付け装置を設け、前記ウエブを前
記ネットコンベアへ空気を吹付けることにより押し当て
るものである。
【０００８】
【作 用】請求項１の熱処理装置であると、ネットコン
ベアの出口付近にウエブを吸付ける吸引装置を設けたこ
とにより、吸引装置までループ状態で搬送されていたウ
エブがネットコンベアに吸付けられネットコンベアに沿
って移動する。そのため、この吸引装置の個所でテンシ
ョンカットできるので、吸引装置までのループ状態が一
定となる。また、このループ状態が一定であるため、ネ
ットコンベアとウエブとの速度差による接触がなくな
る。
ベアの出口付近にウエブを吸付ける吸引装置を設けたこ
とにより、吸引装置までループ状態で搬送されていたウ
エブがネットコンベアに吸付けられネットコンベアに沿
って移動する。そのため、この吸引装置の個所でテンシ
ョンカットできるので、吸引装置までのループ状態が一
定となる。また、このループ状態が一定であるため、ネ
ットコンベアとウエブとの速度差による接触がなくな
る。
【０００９】請求項２の熱処理装置であると、ネットコ
ンベアの出口付近に吹付け装置を設けたことにより、吹
付け装置までループ状態で搬送されていたウエブがネッ
トコンベアに押付けられネットコンベアに沿って移動す
る。そのため、テンションカットできるので、吹付け装
置までのループ状態が一定となる。また、このループ状
態が一定であるため、ネットコンベアとウエブとの速度
差による接触がなくなる。
ンベアの出口付近に吹付け装置を設けたことにより、吹
付け装置までループ状態で搬送されていたウエブがネッ
トコンベアに押付けられネットコンベアに沿って移動す
る。そのため、テンションカットできるので、吹付け装
置までのループ状態が一定となる。また、このループ状
態が一定であるため、ネットコンベアとウエブとの速度
差による接触がなくなる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の第１の実施例である長尺状の
新合織の熱処理装置１０について、図１及び図２に基づ
いて説明する。
新合織の熱処理装置１０について、図１及び図２に基づ
いて説明する。
【００１１】符号１２は、熱処理、乾燥を行なうトラン
ク室を示す。
ク室を示す。
【００１２】符号１４〜２０は、トランク室１２内部に
上下四段に設けられたネットコンベアを示す。この四段
のネットコンベア１４〜２０は、供給ロール２２，２４
から供給された新合織を、トランク室１２の入口から出
口まで搬送する。
上下四段に設けられたネットコンベアを示す。この四段
のネットコンベア１４〜２０は、供給ロール２２，２４
から供給された新合織を、トランク室１２の入口から出
口まで搬送する。
【００１３】符号２６は、１段目ネットコンベア１４の
下面に、幅方向に所要間隔毎に設けられたノズルを示
し、符号２８は、２段目ネットコンベア１６の上面に幅
方向において所要間隔毎に設けられたノズルを示す。そ
して、これらノズル２６，２８は、互いに千鳥状に配さ
れている。
下面に、幅方向に所要間隔毎に設けられたノズルを示
し、符号２８は、２段目ネットコンベア１６の上面に幅
方向において所要間隔毎に設けられたノズルを示す。そ
して、これらノズル２６，２８は、互いに千鳥状に配さ
れている。
【００１４】符号３０は、２段目ネットコンベア１６の
下面に設けられたノズルを示し、符号３２は、３段目ネ
ットコンベア１８の上面に設けられたノズルを示す。ノ
ズル３０，３２は、互いに千鳥状に配されている。
下面に設けられたノズルを示し、符号３２は、３段目ネ
ットコンベア１８の上面に設けられたノズルを示す。ノ
ズル３０，３２は、互いに千鳥状に配されている。
【００１５】符号３４は、３段目ネットコンベア１８の
下面に設けられたノズルを示し、符号３６は４段目ネッ
トコンベア２０の上面に設けられたノズルを示す。ノズ
ル３４，３６は、互いに千鳥状に配されている。
下面に設けられたノズルを示し、符号３６は４段目ネッ
トコンベア２０の上面に設けられたノズルを示す。ノズ
ル３４，３６は、互いに千鳥状に配されている。
【００１６】符号３８は、供給ロール２４から１段目ネ
ットコンベア１４，２段目ネットコンベア１６との間の
走行路（以下、１段目走行路という）に新合織を案内す
る第１案内板を示す。
ットコンベア１４，２段目ネットコンベア１６との間の
走行路（以下、１段目走行路という）に新合織を案内す
る第１案内板を示す。
【００１７】符号４０は、１段目走行路から、２段目ネ
ットコンベア１６と３段目ネットコンベア１８との間の
走行路（以下、２段目走行路という）に新合織を案内す
る第２案内板を示す。
ットコンベア１６と３段目ネットコンベア１８との間の
走行路（以下、２段目走行路という）に新合織を案内す
る第２案内板を示す。
【００１８】符号４２は、２段目走行路から３段目ネッ
トコンベア１８と４段目ネットコンベア２０との間の走
行路（以下、３段目走行路という）に新合織を案内する
第３案内板を示す。
トコンベア１８と４段目ネットコンベア２０との間の走
行路（以下、３段目走行路という）に新合織を案内する
第３案内板を示す。
【００１９】符号４４は、４段目ネットコンベア２０の
上面出口付近に設けられた吸引装置である。この吸引装
置４４は、４段目ネットコンベア２０の幅方向に設けら
れ、その上面を搬送される新合織をネットコンベア２０
に吸付ける。
上面出口付近に設けられた吸引装置である。この吸引装
置４４は、４段目ネットコンベア２０の幅方向に設けら
れ、その上面を搬送される新合織をネットコンベア２０
に吸付ける。
【００２０】符号４６は、エアーダンサーである。
【００２１】符号４８，５０は、４段目ネットコンベア
２０から搬送された新合織をエアーダンサーまで案内す
る案内ロールを示す。
２０から搬送された新合織をエアーダンサーまで案内す
る案内ロールを示す。
【００２２】符号５２は、振落とし装置を示す。
【００２３】符号５４，５６は、エアーダンサー４６か
ら搬送された新合織を、振落とし装置５２に案内する案
内ロールを示す。
ら搬送された新合織を、振落とし装置５２に案内する案
内ロールを示す。
【００２４】上記構成の熱処理装置１０の動作状態につ
いて説明する。
いて説明する。
【００２５】まず、新合織の供給速度を、ネットコンベ
ア１４〜２０の送行速度より早くしておく。
ア１４〜２０の送行速度より早くしておく。
【００２６】供給ロール２２，２４から供給された新合
織は、第１案内板３８を通って第１走行路に案内され
る。この場合に、供給速度が送行速度よりも大きいた
め、新合織はループ状態となる。ループ状態となった新
合織は、トランク室１２に搬入され、千鳥状に配された
ノズル２６，２８から吹出される熱風によってフローテ
ィング状態で熱処理が行なわれる。
織は、第１案内板３８を通って第１走行路に案内され
る。この場合に、供給速度が送行速度よりも大きいた
め、新合織はループ状態となる。ループ状態となった新
合織は、トランク室１２に搬入され、千鳥状に配された
ノズル２６，２８から吹出される熱風によってフローテ
ィング状態で熱処理が行なわれる。
【００２７】第１走行路で熱処理が行なわれた新合織
は、第２案内板４０を通って第２走行路に案内され、こ
こでもノズル３０，３２によって熱処理が行なわれる。
そして、第３案内板４２を通って第３走行路に搬送され
る。第３走行路においてもノズル３４，３６によってフ
ローティング状態で熱処理が行なわれ、トランク室１２
の出口から搬出される。
は、第２案内板４０を通って第２走行路に案内され、こ
こでもノズル３０，３２によって熱処理が行なわれる。
そして、第３案内板４２を通って第３走行路に搬送され
る。第３走行路においてもノズル３４，３６によってフ
ローティング状態で熱処理が行なわれ、トランク室１２
の出口から搬出される。
【００２８】トランク室１２の出口から搬出された新合
織は、ループ状態のまま４段目ネットコンベア２０の上
に載置された状態で搬送され、吸引装置４４の位置に来
る。この位置で、吸引装置４４によって新合織が４段目
ネットコンベア２０に垂直に吸付けられ、ループ状態を
解除される。その後、案内ロール４８，５０を通り、エ
アーダンサー４６に案内される。
織は、ループ状態のまま４段目ネットコンベア２０の上
に載置された状態で搬送され、吸引装置４４の位置に来
る。この位置で、吸引装置４４によって新合織が４段目
ネットコンベア２０に垂直に吸付けられ、ループ状態を
解除される。その後、案内ロール４８，５０を通り、エ
アーダンサー４６に案内される。
【００２９】この場合に、吸引装置４４によって強制的
に新合織のループ状態が解除されて、４段目ネットコン
ベア２０に沿って移動するため、エアーダンサー４６か
らの引張による不規則なループ状態の解除なくなり、４
段目ネットコンベア２０とのすれ当りがなくなる。した
がって、４段目ネットコンベア２０への布巻込みがな
い。また、テンションカットが行なわれ、４段目ネット
コンベア２０までのループ状態が一定となる。
に新合織のループ状態が解除されて、４段目ネットコン
ベア２０に沿って移動するため、エアーダンサー４６か
らの引張による不規則なループ状態の解除なくなり、４
段目ネットコンベア２０とのすれ当りがなくなる。した
がって、４段目ネットコンベア２０への布巻込みがな
い。また、テンションカットが行なわれ、４段目ネット
コンベア２０までのループ状態が一定となる。
【００３０】図３は熱処理装置１０の変更例であって、
エアーダンサー４６の代わりに、４段目ネットコンベア
２０から新合織を垂れ下げて、その垂れ下げた寸法を光
電管５８，６０によって測定して、振落とし装置５２に
適当な長さで供給する装置である。なお、第１の実施例
と同じ部材については同じ参照番号を使用した。さら
に、図３においては、ノズル２６〜３６を省略した。
エアーダンサー４６の代わりに、４段目ネットコンベア
２０から新合織を垂れ下げて、その垂れ下げた寸法を光
電管５８，６０によって測定して、振落とし装置５２に
適当な長さで供給する装置である。なお、第１の実施例
と同じ部材については同じ参照番号を使用した。さら
に、図３においては、ノズル２６〜３６を省略した。
【００３１】この熱処理装置１０においても、新合織が
光電管５８，６０の方向に垂れ下がる際に、ループ状態
になった新合織が吸引装置４４によって４段目ネットコ
ンベア２０によって吸引されるため、テンションカット
され、吸引装置４４までの新合織のループ状態は一定と
なり、ネットコンベア２０と新合織との速度差による擦
れがなくなる。すなわち、光電管５８，６０への垂れ下
がりによるスリップがなくなる。
光電管５８，６０の方向に垂れ下がる際に、ループ状態
になった新合織が吸引装置４４によって４段目ネットコ
ンベア２０によって吸引されるため、テンションカット
され、吸引装置４４までの新合織のループ状態は一定と
なり、ネットコンベア２０と新合織との速度差による擦
れがなくなる。すなわち、光電管５８，６０への垂れ下
がりによるスリップがなくなる。
【００３２】図４は、熱処理装置１０の第２の実施例を
示す。本実施例と第１の実施例との異なる点は、吸引装
置４４に代えて、空気の吹付け装置６２を、４段目ネッ
トコンベア２０の出口付近上方に設けた点にある。
示す。本実施例と第１の実施例との異なる点は、吸引装
置４４に代えて、空気の吹付け装置６２を、４段目ネッ
トコンベア２０の出口付近上方に設けた点にある。
【００３３】この熱処理装置１０においては、４段目ネ
ットコンベア２０にループ状態で搬送されている新合織
が、吹付け装置６２によって、４段目ネットコンベア２
０に押付けられテンションカットされる。
ットコンベア２０にループ状態で搬送されている新合織
が、吹付け装置６２によって、４段目ネットコンベア２
０に押付けられテンションカットされる。
【００３４】そのため、新合織の４段目ネットコンベア
２０の下方への巻込みがない。また、テンションカット
することにより、４段目ネットコンベア２０における新
合織のループ状態が一定となり、このループ状態が一定
となることにより、ネットコンベア２０と新合織との速
度差による擦れ当たりがなくなる。
２０の下方への巻込みがない。また、テンションカット
することにより、４段目ネットコンベア２０における新
合織のループ状態が一定となり、このループ状態が一定
となることにより、ネットコンベア２０と新合織との速
度差による擦れ当たりがなくなる。
【００３５】なお、本実施例においても、振落とし装置
５２に行くまでに、エアーダンサーや光電管を使用する
方法を用いてもよい。
５２に行くまでに、エアーダンサーや光電管を使用する
方法を用いてもよい。
【００３６】さらに、上記実施例では４段目ネットコン
ベア２０の出口付近において、吸引装置４４や吹付け装
置６２を設けたが、これに限らず、たとえば、第１走行
路の出口付近に設けたり、第２走行路の出口付近に設け
ても、テンションカットされることによりスリッブがな
くなり、第１走行路または第２走行路における新合織の
ループ状態が一定となる。
ベア２０の出口付近において、吸引装置４４や吹付け装
置６２を設けたが、これに限らず、たとえば、第１走行
路の出口付近に設けたり、第２走行路の出口付近に設け
ても、テンションカットされることによりスリッブがな
くなり、第１走行路または第２走行路における新合織の
ループ状態が一定となる。
【００３７】
【発明の効果】請求項１の熱処理装置であると、ネット
コンベアの出口付近に吸引装置を設けることにより、ル
ープ状態になったウエブとの間にテンションカットが行
なえ、ネットコンベア上でのループ状態が一定となる。
また、ループ状態が一定となるため、ネットコンベアと
ウエブとの速度差による擦れ当たりがなくなる。
コンベアの出口付近に吸引装置を設けることにより、ル
ープ状態になったウエブとの間にテンションカットが行
なえ、ネットコンベア上でのループ状態が一定となる。
また、ループ状態が一定となるため、ネットコンベアと
ウエブとの速度差による擦れ当たりがなくなる。
【００３８】請求項２の熱処理装置においては、ネット
コンベアの出口付近に吹付け装置を設けているため、ウ
エブのテンションカットが行なえ、ネットコンベアで搬
送されるループ状態のウエブが一定となり、また、ルー
プ状態が一定となるためネットコンベアとウエブとの速
度差による擦れ当たりがなくなる。
コンベアの出口付近に吹付け装置を設けているため、ウ
エブのテンションカットが行なえ、ネットコンベアで搬
送されるループ状態のウエブが一定となり、また、ルー
プ状態が一定となるためネットコンベアとウエブとの速
度差による擦れ当たりがなくなる。
【図１】本発明の第１の実施例を示す熱処理装置の全体
図である。
図である。
【図２】同じく要部拡大説明図である。
【図３】熱処理装置の変更例の全体図である。
【図４】熱処理装置の第２の実施例の要部拡大説明図で
ある。
ある。
１０ 熱処理装置 １２ トランク室 １４〜２２ ネットコンベア ２６〜３６ ノズル ４４ 吸引装置 ６２ 吹付け装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西辻 修二 奈良県北葛城郡河合町大字川合101番地の １ 株式会社ヒラノテクシ−ド内 (72)発明者 吉村 秀正 奈良県北葛城郡河合町大字川合101番地の １ 株式会社ヒラノテクシ−ド内
Claims (2)
- 【請求項１】ネットコンベアの走行速度をウエブの供給
速度よりも遅くすることにより、前記ネットコンベアで
前記ウエブをループ状態で搬送しつつ、このウエブを熱
処理する熱処理装置において、 前記ネットコンベアの出口付近に前記ウエブを前記ネッ
トコンベアに吸付ける吸引装置を設けたことを特徴とす
る熱処理装置。 - 【請求項２】ネットコンベアの走行速度をウエブの供給
速度よりも遅くすることにより、前記ネットコンベアで
前記ウエブをループ状態で搬送しつつ、このウエブを熱
処理する熱処理装置において、 前記ネットコンベアの出口付近の上方に、空気を下方へ
吹出す吹付け装置を設け、 前記ウエブを前記ネットコンベアへ空気を吹付けること
により押し当てることを特徴とする熱処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5247789A JPH07101609A (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 熱処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5247789A JPH07101609A (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 熱処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07101609A true JPH07101609A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17168677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5247789A Pending JPH07101609A (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 熱処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07101609A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0814737A (ja) * | 1994-04-30 | 1996-01-19 | Seibu Giken:Kk | 高速流体による低温急速脱水乾燥の方法および装置 |
| CN116026124A (zh) * | 2023-03-29 | 2023-04-28 | 福建佶龙机械科技股份有限公司 | 一种具有焙烘功能的纺织品烘箱 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5613442B2 (ja) * | 1978-12-06 | 1981-03-28 | ||
| JPH03293252A (ja) * | 1990-04-06 | 1991-12-24 | Hirano Tecseed Co Ltd | 帯状物の走行装置 |
| JPH0585748B2 (ja) * | 1985-04-02 | 1993-12-08 | Nippon Denso Co |
-
1993
- 1993-10-04 JP JP5247789A patent/JPH07101609A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5613442B2 (ja) * | 1978-12-06 | 1981-03-28 | ||
| JPH0585748B2 (ja) * | 1985-04-02 | 1993-12-08 | Nippon Denso Co | |
| JPH03293252A (ja) * | 1990-04-06 | 1991-12-24 | Hirano Tecseed Co Ltd | 帯状物の走行装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0814737A (ja) * | 1994-04-30 | 1996-01-19 | Seibu Giken:Kk | 高速流体による低温急速脱水乾燥の方法および装置 |
| CN116026124A (zh) * | 2023-03-29 | 2023-04-28 | 福建佶龙机械科技股份有限公司 | 一种具有焙烘功能的纺织品烘箱 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR0135200B1 (ko) | 재단기에의 직물 피복 시트 공급 장치 및 방법 | |
| US6500298B1 (en) | Stripping machine and method | |
| EP2516738B1 (en) | Air exhaust module, air supply module and method of preventing dust laden air from escaping a localized zone in the dry end of a fiber web processing machine | |
| US5069735A (en) | Apparatus for producing sealed edge knit wiping cloths | |
| US6270629B1 (en) | Web handling apparatus | |
| KR950007407B1 (ko) | 직사각형상 천조각의 전개장치 | |
| JPH05302258A (ja) | 織物を収縮させる方法と装置 | |
| JP2011125706A (ja) | 洗濯物をマングルあるいはこれと類似のものに供給するための方法および装置 | |
| KR100954009B1 (ko) | 건조기로부터 릴까지 시트를 이송하기 위한 장치 및 방법 | |
| CN108291771B (zh) | 用于织物的干燥机器以及干燥织物的方法 | |
| EP0345087B1 (en) | Improvements in or relating to feed mechanisms for laundry articles | |
| JPH07101609A (ja) | 熱処理装置 | |
| JPS5978057A (ja) | 通紙機構 | |
| JPH06191671A (ja) | フィルム移送装置 | |
| JPH05295654A (ja) | 織物の手触りと表面を改良する方法と装置 | |
| KR102232081B1 (ko) | 연속 코팅 건조기 | |
| EP0943716A1 (en) | Method and equipment for needle-punching finished textile materials | |
| JP2695739B2 (ja) | 矩形状布片の展開装置 | |
| JP2013209187A (ja) | 延反機 | |
| JP3537558B2 (ja) | アキュムレート装置 | |
| TW200825354A (en) | Method for avoiding creasing in a hot flue | |
| KR102491562B1 (ko) | 라벨 원단 제조방법 | |
| JP2578756Y2 (ja) | 処理ウェブの搬送装置 | |
| JP3581768B2 (ja) | 人工皮革用基布のリラックス方法およびリラックス装置 | |
| JP5200232B2 (ja) | ヤーンの収縮熱処理装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |