JPH07101388A - 半閉鎖式呼吸装置 - Google Patents

半閉鎖式呼吸装置

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JPH07101388A
JPH07101388A JP5274843A JP27484393A JPH07101388A JP H07101388 A JPH07101388 A JP H07101388A JP 5274843 A JP5274843 A JP 5274843A JP 27484393 A JP27484393 A JP 27484393A JP H07101388 A JPH07101388 A JP H07101388A
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mouthpiece unit
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豊 古市
Shunsuke Matsuoka
俊輔 松岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半閉鎖式呼吸装置において、携帯、水抜き動
作等を簡単にできる機構を提案すること。水の侵入の防
止、侵入した水の排出、非常時のガスの供給、過剰ガス
の排出を自動的に行う機構を提案すること。 【構成】 半閉鎖式呼吸装置1の各構成部品はハウジン
グ2内に組み込まれている。マウスピースユニット6の
プッシュボタン616を押し込み、チューイングピース
617を歯で噛み込むと、ガス供給管84を介して一定
流量の吸気用ガスの供給が開始される。作動レバー63
3を押し込むと、ガス供給管85を介して流量調整され
ていないガスが多量に供給され、マウスピースユニット
内からの水抜きが行われる。炭酸ガス吸着装置7は容器
3内に着脱可能に内蔵された所謂カートリッジ式であ
り、交換が簡単である。また、吸気通路32の部分に
は、非常時に多量のガスをガス供給管86から自動的に
供給すると共に、内圧が高まったときに自動的にガスの
排出を行うオートバルブ機構12が取付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は潜水用呼吸装置に関する
ものである。さらに詳しくは、本発明は、マウスピース
から回収した呼気を、炭酸ガス吸着装置を通過させて再
生し、当該再生ガスと呼吸ガスボンベから供給される一
定流量の新規吸気ガスとをマウスピースに吸気用ガスと
して供給し、過剰なガスを外部に排出するように構成さ
れた半閉鎖式呼吸装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】潜水用呼吸装置は、一般的に、開放式呼
吸装置と、閉鎖式あるいは半閉鎖式呼吸装置との二種類
に大別される。開放式呼吸装置では、一度呼吸されたガ
スが全て装置外に排出され、閉鎖式、半閉鎖式呼吸装置
では、呼吸されたガスを再呼吸できるような装置が組み
込まれた構成となっている。
【0003】開放式呼吸装置による潜水では、周囲圧す
なわち深度にかかわらず同体積のガスが呼吸される。し
たがって、周囲圧が高まるにつれて呼吸ガスの消費量は
増大する。ガスボンベを使用している場合、すなわち呼
吸できるガスの量が一定に限定されている場合には、潜
水時間は、深度が増すにつれて短くなる。
【0004】これに対して、閉鎖式、半閉鎖式呼吸装置
では、開放式と同様に圧縮ガスを呼吸源としているが、
周囲圧にかかわりなく同重量のガスが呼吸される。した
がって、閉鎖式、半閉鎖式では、深度にかかわりなく呼
吸ガスの消費量が一定である。このため、携帯すべき呼
吸ガスの量は、開放式に比べて著しく少なくて済み、ま
た、呼吸ガスの混合比を変えることによって、開放式で
は潜水できない深度まで長時間の潜水をすることができ
る。
【0005】このように、閉鎖式あるいは半閉鎖式呼吸
装置は、開放式呼吸装置に比べて、軽量であり、長時間
に渡り深い潜水ができる利点がある。しかしながら、従
来の閉鎖式、半閉鎖式呼吸装置は、特殊潜水や軍事用の
目的のために開発されたものであるので、最小限の安全
機構を備えているのみで、比較的発生しやすい緊急事態
に対処できる機構を有していない。このため、これらの
装置の使用には、相当徹底した訓練が必要であり、レジ
ャーダイバーらが簡便に使用することができなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、潜水愛好家が
増加するのに伴って、複雑な操作、熟練をそれほど必要
とすることなく、このような閉鎖式あるいは半閉鎖式呼
吸装置を利用して潜水を行いたいという要望が高まって
きている。ここに、閉鎖式呼吸装置は酸素濃度センサ等
が装備され、それらの取扱い、制御、モニター等につい
て相当の訓練が必要である。これに対して、半閉鎖式呼
吸装置は、このような装備が無く、したがって、それら
を操作するための訓練も必要とされないので、専門家以
外の者でも比較的容易に取り扱うことができる。この半
閉鎖式呼吸装置を従来に比べて、より簡単でしかも手軽
に利用できると非常に便利である。
【0007】手軽に使用できるようにするために、従来
の半閉鎖式呼吸装置における改善すべき点としては次の
ようなものがある。
【0008】まず、呼気を再生するために内蔵されてい
る炭酸ガス吸着装置は、潜水の都度新しいものと入れ換
える必要がある。この入替え作業は、炭酸ガス吸着装置
のケースを開けて、そこに充填されている炭酸ガス吸着
剤を取り出し、新たな炭酸ガス吸着剤を充填し直す作業
である。この作業においては、炭酸ガス吸着剤を均一に
充填する必要がある。そのように充填しないと、炭酸ガ
ス吸着装置を通過するガスが炭酸ガスが除去されないま
ま通過してしまい、炭酸ガスの吸着性が低下してしま
う。したがって、この作業には熟練が必要とされ、ま
た、その作業は短時間で簡単に行うことが困難である。
【0009】次に、半閉鎖式呼吸装置においては、マウ
スピース内並びにマウスピースに連通する呼気通路及び
吸気通路内の圧力は、周囲圧と同程度の為、マウスピー
スを介して外部から装置内に水が侵入する可能性があ
る。例えば、初心者等の場合には、潜水中にマウスピー
スが口から外れてしまう可能性が高い。マウスピースが
口から外れて、マウスピースから水が装置内に侵入する
と、例えば、侵入した水が炭酸ガス吸着装置に悪影響を
及ぼす等の弊害が発生する。したがって、装置内部に水
が侵入しない機構にすることが望ましく、また、水が侵
入した場合には、それを自動的に外部に排出する機構が
必要である。吸気通路については、吸気管とマウスピー
ス接続部に吸気管からマウスピースへの流体通過のみを
許可する逆止弁を配置することによりこの問題を解決で
きるが、呼気通路については、呼気がマウスピースから
呼気管に送られる必要がある為に逆止弁を配置すること
によっては問題が解決できず、別途の工夫が必要とな
る。なお、開放式呼吸装置の場合には、呼気管は存在せ
ず、また、吸気管内の圧力は周囲圧より高い為、マウス
ピースを介して外部から装置内に水が侵入するという問
題は発生しない。
【0010】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
従来に比べて、簡単に使用することの可能な半閉鎖式呼
吸装置を提案することにある。
【0011】すなわち、本発明の課題は、炭酸ガス吸着
装置における炭酸ガス吸着剤の交換作業を簡単に行うこ
との可能な半閉鎖式呼吸装置を提案することにある。
【0012】また、本発明の課題は、マウスピース内か
らの水抜きを簡単に行うことの可能な機構を備えた半閉
鎖式呼吸装置を提案することにある。
【0013】さらに、本発明の課題は、マウスピースか
ら内部に侵入した水を自動的に排出可能な半閉鎖式呼吸
装置を提案することにある。
【0014】本発明の別の課題は、潜水者が多量の吸気
が必要となった場合の吸気の供給、および装置内におい
てガスが過剰になった場合におけるその排出を、簡単な
構成で自動的に行うことの可能な半閉鎖気呼吸装置を提
案することにある。
【0015】本発明の更に別の課題は、ガスボンベから
の吸気用ガスの供給制御を簡単に行うことができると共
に、マウスピースが潜水者の口から外れた場合には自動
的に吸気用ガスの供給を停止できると共に、装置内部へ
の水の侵入を自動的に防止することの可能な半閉鎖式呼
吸装置を提案することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、マウスピース
ユニットから回収した呼気を、炭酸ガス吸着装置を通過
させて再生し、当該再生ガスと呼吸ガスボンベから供給
される一定流量の新規吸気用ガスとをマウスピースユニ
ットに吸気用ガスとして供給し、過剰なガスを外部に排
出するように構成された半閉鎖式呼吸装置において、呼
吸ガスボンベから、新規吸気用ガスよりも多い流量でマ
ウスピースユニット内にガスを導入する水抜き用ガス供
給管と、この水抜き用ガス供給管とマウスピースユニッ
トとの間に配置した常閉弁と、マウスピースユニットに
取り付けられ、常閉弁を開状態に切り換えるための手動
操作部材と、マウスピースユニット内の圧力が所定の値
を越えた場合にのみ、当該マウスピースユニット内と外
部とを連通状態にする排水弁とを有する構成を採用して
いる。
【0017】この構成によれば、水抜き時には、手動操
作部材を操作して常閉弁を開けば、多量の吸気用ガスが
マウスピースユニット内に供給される。この結果、マウ
スピースユニット内圧が一時的に周囲圧より高くなり、
排水弁が一時的に開く。よって、この排水弁を介してマ
ウスピース内の水がガスと共に外部に排出される。
【0018】また、本発明の半閉鎖式呼吸装置において
は、そのマウスピースユニットを次のように構成してい
る。すなわち、本発明のマウスピースユニットは、呼気
が流通する呼気管に連通する呼気管接続部、吸気が流通
する吸気管に連通する吸気管接続部、および外部に連通
する外部開口を備えた呼吸気流通室を備えていると共
に、前記の外部開口に取り付けたマウスピースを備えた
構成となっている。また、呼吸気流通室には、呼吸ガス
ボンベから新規吸気用ガスを供給するガス供給口が開い
ている。このガス供給口には開閉手段が取付けられてい
る。呼気管接続部には、呼吸気流通室から呼気管への流
体通過のみを許可する逆止弁が配置され、吸気管接続部
には、吸気管から呼吸気流通室への流体流通のみを許可
する逆止弁が配置されている。さらに、上記のガス供給
口に取り付けた開閉手段には、この開閉手段を閉鎖状態
に保持する弾性力を付与している付勢手段が配置されて
おり、また、この開閉手段は、付勢手段による弾性力に
抗して、手動操作部材によって開放状態に切り換え可能
となっている。さらに、この手動操作部材に連動して、
マウスピース内の退避位置から外側に突出した位置に移
動するチューイングピースが配置されている。
【0019】この構成によれば、マウスピースを口にく
わえ込み、この状態で、手動操作部材を操作すると、チ
ューイングピースが突出位置に移動する。このチューイ
ングピースの先端側を歯にくわえ込むことにより突出状
態に保持すれば、開閉手段が開状態に保持される。よっ
て、ガス供給口から一定流量の新規吸気ガスの供給が開
始される。
【0020】ここで、呼気管接続部にも開閉手段を有
し、この開閉手段を、上記のガス供給口に取り付けた開
閉手段に連動して開閉させるようにすることが好まし
い。このようにすると、潜水中にマウスピースが潜水者
の口から外れた場合には、チューイングピースがその退
避位置に戻り、これに連動して開閉手段が弾性力により
閉鎖状態に切り換わる。この結果、呼気管接続部が閉鎖
され、ここを介して水が装置内部に侵入することを防止
できる。なお、吸気管接続部には逆止弁が配置されてい
るので、ここを介して水が装置内部に侵入することはな
い。
【0021】次に、本発明の半閉鎖式呼吸装置において
は、その炭酸ガス吸着装置を、一方の側に開口が形成さ
れた中空のケーシングと、このケーシング開口に着脱可
能に取り付けた蓋から形成される密閉空間内に、着脱可
能に内蔵した構成を採用している。
【0022】この構成の炭酸ガス吸着装置の交換作業
は、蓋を開けて、炭酸ガス吸着装置を取り出し、新たな
装置を装着して蓋を締めるという簡単な手順で行うこと
ができる。炭酸ガス吸着剤の取り出し、充填作業が不要
となり、不均一な状態で炭酸ガス吸着剤が充填されてし
まうこともない。
【0023】次に、本発明の半閉鎖式呼吸装置は、マウ
スピースユニットに連通した呼気流通路を介して回収さ
れた呼気を一時的に貯留するために当該呼気流通路に連
通させた伸縮可能な呼気用エアーバッグを備え、この呼
気用エアーバッグには、伸縮可能な排水用エアーバッグ
を内蔵させ、当該排水用エアーバッグを、呼気用エアー
バッグからの流体の流入のみを許可する逆止弁を介して
呼気用エアーバッグに連通させると共に、当該排水用エ
アーバッグを、ここから外部への流体の流出のみを許可
する逆止弁を介して外部に連通させた構成としている。
【0024】この構成においては、マウスピースユニッ
トから内部に侵入し、呼気流通路を介して呼気用エアー
バッグ内に溜まった水は、呼吸動作に応じて伸縮する排
水用エアーバッグの作用によって、呼気用エアーバッグ
内からこの排水用エアーバッグ内に導入され、さらに、
この排水用エアーバッグ内から外部に排出される。
【0025】次に、本発明の半閉鎖式呼吸装置において
は、マウスピースユニットに連通した吸気流通路に、呼
吸ガスボンベから流量調整機構を介して一定流量の新規
吸気用ガスを供給するガス供給路とは別に、呼吸ガスボ
ンベから、この新規吸気用ガスよりも多い流量で吸気用
ガスを供給するガス供給口を連通させてある。また、吸
気流通路内の圧力を所定の値以下に保持するために、当
該吸気流通路内の吸気を外部に排出可能な排気口を形成
してある。本発明において、上記のガス供給口および排
気口の開閉制御を行うための制御手段として、次の構成
を採用している。
【0026】すなわち、この制御手段は、吸気流通路に
連通し、当該通路内の圧力に応じて第1および第2の方
向に移動可能な移動端壁を備えた伸縮性圧力室と、移動
端壁に開けた前記排気口と、この排気口に対して弾性力
により付勢され、当該排気口を密閉した状態で前記移動
端壁と共に移動可能な制御ロッドと、この制御ロッドが
第1の方向に向けて所定の距離以上移動した場合に当該
制御ロッドの先端により操作される操作部材と、この操
作部材の移動により前記ガス供給口を開く常閉弁と、前
記制御ロッドが第2の方向に向けて所定の距離以上移動
した場合に、前記弾性力に抗して、前記制御ロッドによ
って封鎖されている前記移動端壁の排気口を開放する開
放部材とを有している。
【0027】本発明の制御手段においては、吸気流通路
内の圧力が異常に低下した場合、あるいは潜水者が多量
の吸気を必要として急激な呼吸を行ったために吸気流通
路内の圧力が異常に低下した場合には、ここに連通して
いる伸縮性圧力室が過剰に収縮してその移動端壁が第1
の方向に向けて所定の距離以上に移動する。この結果、
この移動端壁と共に移動する制御ロッドの先端によって
操作部材が操作されて、常閉弁が開き、高圧吸気供給路
から高圧吸気が過剰供給される。よって、このような非
常時における多量の吸気の供給が自動的に行われる。
【0028】これとは逆に、吸気流通路内の圧力が過剰
になった場合には、ここに連通している伸縮性圧力室が
過剰に膨張してその移動端壁が第2の方向に向けて所定
の距離以上に移動する。この結果、開放部材によって、
制御ロッドにより閉鎖されている排出口が開放される。
よって、ここを介して過剰な吸気が外部に排出され、吸
気流通路内の過剰な圧力上昇が自動的に回避される。
【0029】次に、本発明の半閉鎖式呼吸装置において
は、装置構成部品のレイアウトを次にようにしている。
すなわち、一方の側に背当て面が形成された中空のハウ
ジングを有し、このハウジングの上端部分に、炭酸ガス
吸着装置が内蔵されたユニットをほぼ水平に取付け、こ
の炭酸ガス吸着装置内蔵ユニットの下方側のハウジング
内において、その中央に、上下方向に向けて呼吸ガスボ
ンベを配置し、この呼吸ガスボンベを挟み一方の側には
吸気用エバーバックを上下方向に向けて配置すると共
に、他方の側には呼気用エアーバックを同じく上下方向
に向けて配置するようにしている。一方、炭酸ガス吸着
装置が内蔵されたユニットの一方の端部の上側外周面に
は、可撓性の吸気管を取付け、他方の端部の上側外周面
には可撓性の呼気管を取付け、これらの吸気管および呼
気管の他方の端に、マウスピースユニットを接続してい
る。
【0030】この構成を採用した場合には、呼吸抵抗
が、潜水姿勢等によってそれほど影響を受けない等の利
点がある。なお、上記のハウジングには、呼吸ガスボン
ベを交換するための開閉あるいは着脱可能な蓋部分を取
付けておけば、呼吸ガスボンベの交換を簡単に行うこと
ができるので好ましい。
【0031】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。
【0032】全体構成 図1および図2には、本実施例の半閉鎖式呼吸装置の全
体構成を示してある。図1に示すように、本例の半閉鎖
式呼吸装置1は、中空ハウジング2を備え、この中空ハ
ウジング2内に、後述する装置構成部品が内蔵されてい
る。この中空ハウジング2の一方の側は潜水者の背中に
当たる背当て面2aとなっており、反対側の面の中央に
は、呼吸ガスボンベ交換用の開口が形成され、ここに着
脱可能に蓋2bが取付けられている。中空ハウジング2
の上端には水平に炭酸ガス吸着装置内蔵容器3が取付け
られている。この容器は全体として円筒形状をしてお
り、この両側の外周部分には、可撓性の呼気管4および
吸気管5が接続されている。これらの呼気管4および吸
気管5の先端側は、マウスピースユニット6に接続され
ている。
【0033】図2を参照して、本例の装置1の主要構成
部分およびそれらの接続状態を説明する。この図に示す
ように、マウスピースユニット6内の呼吸気流通室61
は、呼気管4および吸気管5に連通している。呼気管4
および吸気管5の他端は、それぞれ、炭酸ガス吸着装置
7が内蔵されている円筒形状の容器3の両側部分に連通
している。すなわち、この容器3の中央には環状断面を
した炭酸ガス吸着装置7が内蔵され、その両側には、そ
れぞれ、呼気用通路31、吸気用通路32が形成されて
いる。炭酸ガス吸着装置7が内蔵された容器3の下側の
中空ハウジング2内には、中央に呼吸ガスボンベ8が上
下方向に配置され、これを挟み両側には、それぞれ呼気
用エアーバッグ9および吸気用エアーバッグ11が配置
されている。呼気用エアーバッグ9は容器3の呼気用通
路31に連通し、吸気用エアーバッグ11は容器3の吸
気用通路32に連通している。
【0034】呼吸ガスボンベ8はそのガス吐出口81が
下端に位置するように配置されており、このガス吐出口
81は、開閉弁82を介して、レギュレータ83に接続
されている。レギュレータ83はガス圧を8ないし9キ
ログラム/平方センチメートル程度に減圧する。レギュ
レータ83には6本のガス供給管が接続されており、そ
のうちの3本は、残圧表示計用、BCジャケット用、オ
クトパス用のものである(図示せず。)。残りの3本の
うちの1本のガス供給管84は、炭酸ガス吸着装置内蔵
容器3の吸気通路32内および吸気管5を通って、マウ
スピースユニット内まで延びている。途中位置には流量
調整用のオリフィス84aが介挿されており、ここを介
して4ないし5リットル/分の流量に調整されて、マウ
スピースユニット内に供給されるようになっている。も
う1本のガス供給管85は、マウスピースユニット6内
からの水抜き用に使用するパージ用のガス供給管であ
り、上記のガス供給管84と同様にマウスピースユニッ
ト6内にまで延びている。残りの1本のガス供給管86
は非常時における吸気供給を行うためのものであり、そ
の先端は、容器3の吸気用通路32内に位置している。
【0035】炭酸ガス吸着装置内蔵容器3の吸気側の端
部にはオートバルブ機構12が取付けられている。この
機構12は、後述するように、ガス供給管86の開閉制
御、および過剰ガスの自動排出制御を行うものである。
【0036】全体的なガスの流れは次のとおりである。
マウスピースユニット6のマウスピース62からの呼気
は、呼気管4、呼気通路31を介して呼気用エアーバッ
グ9に貯留される。吸気動作時には、ここに貯留された
呼気は、炭酸ガス吸着装置7を介して炭酸ガスが除去さ
れて清浄化されて、吸気通路32に流入する。このよう
に清浄化された呼気は、吸気用エアーバッグ11に貯留
されると共に、吸気用に吸気管5を介してマウスピース
ユニット6内に供給される。マウスピースユニット6内
には、ボンベ8からガス供給管84を介して一定流量の
新規吸気用ガスが常時導入されており、これらの混合ガ
スが吸気用ガスとして供給される。
【0037】次に、本例の装置1の各部分の詳細な構造
を説明する。
【0038】マウスピースユニット 図3、4、5および6には、本例のマウスピースユニッ
トを示してある。本例のマウスピースユニット6は全体
として直方体形状をしたケース63内に形成した呼吸気
流通室61と、ケース63の一側面に開けた開口64に
取り付けたマウスピース62とから構成されている。ケ
ース63の左右両側面には、それぞれ呼気開口64およ
び吸気開口65を開けてある。呼気開口64には、呼気
管4の側への流体の通過のみを許可する逆止弁66を介
して、呼気管4が接続されている。同様に、吸気開口6
5には、吸気管5からの流体の通過のみを許可する逆止
弁67を介して、吸気管5が接続されている。また、吸
気開口65を介して、この中に配置された2本のガス供
給管84、85がマウスピースユニット内の呼吸気流通
室61内に延びている。図4に示すように、呼吸気流通
室61内においては、その端壁61aの内周面に開閉弁
611および612が取付けられている。開閉弁611
にはガス供給管84が接続され、開閉弁612にはガス
供給管85が接続されている。これらの開閉弁611、
612の作動ロッド611a、612aを押し込むこと
により、これらが開き、呼吸気流通室61内にガスが供
給されるようになっている。
【0039】(吸気用ガスの供給制御機構)吸気用ガス
を供給するための開閉弁611の作動ロッド611aの
先端には、これを移動させるための旋回板613の下端
側が当接している。この旋回板613は、上下方向の中
央の位置において回転軸614によって支持されてい
る。この回転軸614は、ケース63の両側壁61b、
61cの間に回転自在な状態で架け渡されている。この
旋回板613の上端は、回転自在な状態で、水平移動板
615の元端側に連結されている。この水平移動部材6
15は、開口64の高さの位置に配置されており、その
先端側の円柱状突起615aの部分は、ケース端壁61
aを貫通して外部に突出している。この突出部分に円盤
状のプッシュボタン616が取付けられている。なお、
水平移動部材615は、不図示のばね部材によって常
時、端壁61aの側に向けて弾性力が付与されており、
したがって、その先端に取り付けたプッシュボタン61
6は、ケース端壁61aに取り付けたブッシュボタン止
め616aに当接した状態にある。
【0040】一方、水平移動板615の元端には、一対
のチューイングピース617の元端側が連結されてい
る。このチューイングピース617の先端側は、開口6
4を介してマウスピース62の外側面の位置まで突出し
ている。この突出部分は潜水者が歯で簡単にくわえ込む
ことができるように厚肉状に形成されている。
【0041】次に、図4(B)および図5から分かるよ
うに、回転軸614の呼気管接続側の部分には、呼気管
閉鎖弁621が取付けられている。この呼気管開閉弁6
21の下方には、呼気用開口64に連通された呼気通路
622の開口623が位置している。弁621とこの開
口623の内部との間にはばね部材624が張設されて
いる。したがって、通常の状態においては、このばね部
材のばね力と、上記旋回板613を付勢しているばね部
材のばね力とによって、この開口623は弁621によ
って封鎖されている。しかし、上記のブッシュボタン6
16を押し込むことにより、回転軸614が回転する
と、これに連動して呼気管開閉弁621が上方に旋回し
て、呼気通路の開口623が開き、マウスピースユニッ
ト内の呼吸気流通路61と連通した状態になる。
【0042】このように構成した本例の吸気用ガス供給
制御機構の動作を説明する。プッシュボタン616が押
し込まれていない通常の状態においては、吸気用ガス供
給管84の先端に取り付けた開閉弁611は閉鎖状態に
ある。また、呼気通路622の開口623も弁621に
よって封鎖された状態にある。この状態で、プッシュボ
タン616を弾性力に抗して押し込むと、これにより、
水平移動板615がマウスピース62の側に移動し、そ
の元端に連結されているチューイングピース617をマ
ウスピース62から外部に突出させる。また、水平移動
板615の元端により旋回板613が回転軸614を中
心として図4(A)に示す矢印方向に回転して、その下
端により作動ロッド611aを押し込む。この結果、弁
611が開き、吸気用ガスの供給が開始される。ここ
で、プッシュボタン、水平移動板615は弾性力により
元の状態に移動しようとするが、マウスピース62から
突出しているチューイングピース617を潜水者が歯で
噛み込んだ状態でマウスピース62を口腔内に入れて口
を閉じれば、かかる状態がそのまま保持される。よっ
て、継続して一定流量の吸気用ガスの供給が行われる。
【0043】なお、プッシュボタンを押し込むと、呼気
管閉鎖弁621も同様に矢印方向に旋回して呼気通路6
22の開口623を開く。この結果、呼気管4は逆止弁
66を介してマウスピースユニットの呼吸気流通室61
と連通状態になる。よって、呼吸動作を行うことが可能
になる。潜水後に、マウスピース62を口から外すと、
弾性力により各部分が元の状態に戻り、吸気用ガスの供
給が停止する。
【0044】ここで、潜水者が誤ってマウスピース62
を口から外してしまった場合には、マウスピース62か
ら水が侵入してしまう。吸気管5の接続部分には逆止弁
67が取付けられているので、吸気管5内への水の侵入
は回避できるが、呼気管4の側へは水が侵入するおそれ
がある。しかしながら、本例では、プッシュボタン61
6に連動する呼気管閉鎖弁621を配置してあり、この
ような状態になると、弾性力により呼気管閉鎖弁621
は元の状態に復帰して、呼気通路622の開口623を
塞ぐ。よって、呼気管4内に水が侵入することを防止で
きる。
【0045】このように、本例においては、プッシュボ
タン616を押して、チューイングピース617を歯で
噛み込むという簡単な操作で、吸気用ガスの供給を開始
できる。また、マウスピースを口から外せば、自動的に
吸気用ガスの供給が停止する。よって、複雑な操作を何
ら必要とすることなく、吸気用ガスの供給を制御でき
る。また、本例においては、マウスピースが口から外れ
ると、それに連動して自動的に呼気管を閉鎖できるの
で、水が呼気管を通って内部に侵入することを防止でき
る。
【0046】ここで、従来においては、吸気用ガスの供
給制御は、呼吸ガスボンベ装置に取付けられた開閉弁を
開閉することにより行っていた。すなわち、実際に潜水
を開始するための洋上で弁を開き、潜水を開始し、潜水
後に洋上に出たのちに、弁を閉じていた。この結果、実
際の潜水の前後に、潜水に直接に利用されないガスが無
駄に消費されてるので、その分、潜水時間が短くなり、
ガスの有効利用が図れていない。しかし、本例において
は、上記のように、マウスピースをくわえた後にプッシ
ュボタン616を押せばガスの供給が自動的に開始さ
れ、マウスピースを口から外せばガスの供給が自動的に
停止する。よって、ガスが無駄に消費されることを防止
できるという利点がある。
【0047】(パージガス供給機構)次に、本例におい
てはマウスピースユニット6内の呼吸気流通室61内に
侵入した水の排出を、次のように、ガスボンベ8から呼
吸気流通室61内に供給した吸気用ガスを用いて行うよ
うにしている。
【0048】図4および図6を参照して説明すると、マ
ウスピースユニットの呼吸気流通路61内には、前述し
たようにガス供給管85が延びており、その先端が開閉
弁612に接続されている。この開閉弁612の作動ロ
ッド612aの先端に対峙した位置には、旋回板631
が配置されており、この旋回板の元端は、回転軸632
に固定されている。回転軸632は、端壁61b、61
cの間に回転自在な状態で架け渡したものである。
【0049】回転軸632には、半円形に湾曲成形した
パージレバー633の元端が固着されている。このバー
ジレバー633の先端633aは、マウスピースユニッ
トのケース63の端壁61aの外側に位置している。一
方、マウスピースユニットのケース63の底面には逆止
弁付きのパージ孔634が形成されている。このパージ
孔634の外側には、これを閉鎖している蓋635が配
置されている。この蓋635にはコイルばね付きの作動
ロッド636が取付けられており、コイルばねのばね力
によって、この蓋635は常にパージ孔634を閉鎖し
た状態に保持されている。この作動ロッド636をばね
力に抗して押し込むと、蓋635がパージ孔634から
離れ、このパージ孔634は、ここに配置した逆止弁の
作用によって、外部への流体の流出のみが可能な状態に
切り換わる。この作動ロッド636の上方には、作動レ
バー637が配置されており、この作動レバーの元端は
回転軸632に固着されている。
【0050】水抜き動作を説明する。潜水者が手でパー
ジレバー633の先端633aを下に押し込むと、この
元端が固着されている回転軸632が図6に示す矢印方
向に回転する。回転軸632には旋回板631および作
動レバー637も元端側が固着されている。したがっ
て、回転軸が回転すると、これに連動してこれらも矢印
方向に旋回して、それぞれ、対峙している作動ロッド6
12aおよび作動ロッド636を押し込む。この結果、
開閉弁612が開き、ここから多量の吸気用ガスが噴出
する。また、蓋635がパージ孔634から離れて、逆
止弁付きのパージ孔634を介して外部への流体の流出
のみが可能になる。したがって、噴出した吸気用ガスに
よって、マウスピースユニットの呼吸気流通路61内の
水は、パージ孔634から外部に排出される。
【0051】パージレバー633の押し込みを止める
と、作動ロッドのコイルばねのばね力により各部分は元
の位置に復帰する。すなわち、開閉弁612が閉じると
共に、逆止弁付きのパージ孔634も蓋635によって
封鎖される。このように、本例においては、簡単な操作
により熟練を必要とすることなく水抜きを行うことがで
きる。
【0052】なお、本例において、上記の逆止弁付きの
パージ孔634に蓋635を取り付けた理由は、蓋63
5を設けないと、通常状態での呼気動作時に、このパー
ジ孔634を介して外部に呼気が漏れてしまうからであ
る。
【0053】次に、上記構成のパージガス供給機構は、
非常時における吸気用ガスの供給源として利用すること
ができる。例えば、何らかの原因により吸気管の側から
の吸気ガスの供給が減少した場合、あるいは多量の吸気
用ガスが必要となった場合には、パージレバー633を
操作することにより、吸気用ガスを供給することができ
る。
【0054】炭酸ガス吸着装置 次に、図7を主として参照して、本例の半閉鎖式呼吸装
置1における炭酸ガス吸着装置7の部分の構造を説明す
る。
【0055】本例においては炭酸ガス吸着装置7は全体
として円筒形状をした容器3に収容されている。この容
器3の一方の側の外周面には、上下にそれぞれ呼気管接
続部311、呼気用エアーバッグ接続部312が形成さ
れており、これらに、それぞれ呼気管4および呼気用エ
アーバッグ9が接続されている。容器3の他方の側の外
周面にも、上下にそれぞれ吸気管接続部313、吸気用
エアーバッグ接続部314が形成され、これらにそれぞ
れ吸気管5および吸気用エアーバッグ11が接続されて
いる。容器3の内部においては、その中央部分の内周面
には容器軸線方向に延びるリブ321が一定の間隔で形
成されており、これらのリブの内側に、環状断面の炭酸
ガス吸着装置7が収容されている。
【0056】容器3の呼気管接続側の開口には、中空の
円柱状の蓋322が密閉状態となるようにねじ込み固定
されている。この蓋322の外周壁には、多数の呼気連
通孔323が形成されている。したがって、この蓋の中
空部は、呼気管4と呼気用エアーバッグ9とを連通する
呼気通路31として機能する。また、この蓋322の円
形端面324の中心には、円筒状の連通管325が貫通
しており、この連通管325を介して、呼気通路31
は、炭酸ガス吸着装置7の中空部71に連通している。
【0057】容器3の他方の側の開口には、後述するオ
ートバルブ機構12が取付けられた中空の底蓋127が
密閉状態となるようにねじ込み固定されている。容器3
内における底蓋127と炭酸ガス吸着装置7の間には、
吸気通路32が区画形成されている。
【0058】炭酸ガス吸着装置7は、外筒701と内筒
702とによって区画形成された環状断面の空間内に炭
酸ガス吸着剤703が充填された構造となっている。こ
れら外筒および内筒の一方の側の端は一体形成した円形
端壁704によって塞がれており、他方の端は、環状板
705によって、炭酸ガス吸着剤703の充填空間のみ
が封鎖されている。この環状板705の内周縁には環状
の連結部706が形成されており、この連結部706内
に、前述した容器の蓋322の連通管325の端部が挿
入されている。
【0059】ここに、炭酸ガス吸着装置7の外筒および
内筒は通気性の素材から形成されている。例えば多孔質
あるいはメッシュ状の素材から形成されている。したが
って、呼気通路31は、連通管325、炭酸ガス吸着装
置7を介して、吸気通路32と連通可能な状態となって
いる。
【0060】本例の炭酸ガス吸着装置7は、それ自体が
所謂カートリッジ式となっており、潜水後においては、
装置自体を交換するように構成されている。すなわち、
潜水後においては、容器3の蓋322を開けて、炭酸ガ
ス吸着装置7を取り出す。そして、新しい炭酸ガス吸着
装置を容器3内に挿入して、蓋322をすればよい。装
着した炭酸ガス吸着装置7は、その軸線方向の位置が、
底蓋127の側の当接面138aおよび蓋322の連通
管325によって規定され、半径方向の位置が容器内周
面に形成したリブによって規定される。
【0061】このように、本例の炭酸ガス吸着装置7は
カートリッジ式となっているので、炭酸ガス吸着剤の充
填作業等の熟練を必要とする作業を行う必要がない。よ
って簡単にこの交換作業を行うことができる。
【0062】また、本例においては、蓋322の連通管
325の端部325aを蓋内部空間側にも突出させてあ
る。このため、呼気管4を介してこの呼気通路31内に
侵入した水は、この連通管325の端部325aによっ
て遮られて、炭酸ガス吸着装置7の側に侵入するおそれ
が少なくなる。このように、連通管325は所謂止水板
として機能する。
【0063】呼気用および吸気用エアーバッグの構造 図10には呼気用エアーバッグ9を示してある。このエ
アーバッグ9は、可撓性の素材から形成された伸縮性の
バッグであり、呼吸動作に応じて伸縮可能となってい
る。エアーバッグ9の上端には前述した容器3に形成し
た接続部312に連結される接続部91が形成されてい
る。このエアーバッグ9の下端開口92には、硬質の円
筒管93が取付けられている。この円筒管93の外周壁
には連通孔94が形成され、ここに逆止弁95が取付け
られている。この逆止弁95により、エアーバッグ9の
内部空間9aから円筒管93の内部空間93aへの流体
の通過のみが可能となっている。また、円筒管93の底
には排水孔96が形成されており、ここにも逆止弁97
が取付けられている。この逆止弁97により、円筒管9
3の内部空間93aから外部への流体の通過のみが可能
となっている。一方、この円筒管93の上端開口には蛇
腹状の伸縮性のバッグ98が接続されている。
【0064】この構成の呼気用エアーバッグ9において
は次のようにして、ここに侵入した水が外部に排出され
る。呼気管4など介してエアーバッグ9の内部空間9a
に侵入した水はその底面部分に溜まる。エアーバッグ9
は呼吸動作に応じて伸縮する。吸気の動作にはエアーバ
ッグ9が縮み、内蔵のバッグ98を圧迫するまでになる
と、このバッグ98も縮む。この後に呼気の動作により
エアーバッグ9が膨張すると、バッグ98もそれ自体の
復元力で元の形状まで膨張する。この膨張時に、逆止弁
95が開き、連通孔94を通って、エアーバッグ9内に
溜まった水が円筒管93の内部空間93a内に流入す
る。このようにして円筒管93内に流入した水は、その
後バッグ98が縮み始めると、内部空間93aの内圧が
高まり、逆止弁97を押し開く。この結果、排水口96
を介して水が外部に排出される。
【0065】なお、吸気用エアーバッグ11の構造は、
それ自体は呼気用エアーバッグ9と同一である。しか
し、排水用の円筒管93、バッグ98、逆止弁95、9
7は配置されていない。
【0066】オートバルブ機構 次に、図7、8および9を参照して、本例のオートバル
ブ機構12を説明する。通常、潜水者は、吸気管5を通
じて吸気用エアーバッグ11に蓄積されている吸気用ガ
スを、ガスボンベ8からガス供給管84を介して直接に
マウスピースユニット6の側に一定の流量で供給される
吸気用ガスと一緒に吸う。しかし、場合によっては、通
常供給される以上の吸気用ガスを必要とすることもあ
る。また、潜水者が吐いた呼気は呼気管4を介して呼気
用エアーバッグ9内に溜まるが、エアーバッグが一杯に
なってそれらに貯留しきれなくなった場合の対策を講じ
ておく必要がある。本例のオートバルブ機構12はこの
双方の課題を解決するためのものである。
【0067】図7に示すように、本例のオートバルブ機
構12は、吸気管5と吸気用エアーバッグ11を連通し
ている容器3の一方の側に区画形成された吸気通路32
に組み付けられている。このオートバルブ機構12は、
周囲圧と同一の圧力に保持される外側圧力室122と、
吸気通路32内と同一の圧力に保持される内側圧力室1
23と、これら両圧力室122、123の連通孔124
を封鎖している常閉弁機構125と、吸気通路32内に
位置しているガス供給管86の開口を封鎖している常閉
弁機構126から基本的に構成されている。
【0068】外側圧力室122は、容器の底蓋127の
内部に形成されている。すなわち、図8、9に示すよう
に、この底蓋127は外側の円盤状部材127aと内側
の環状部材127bとによって構成され、これらの内部
が外側圧力室122となっている。外側の円盤状部材1
27aには多数の貫通孔127cが開いており、これら
の貫通孔127cを介して外側圧力室122の内圧は周
囲圧と同一に保持されている。これに対して、内側の環
状部材127bは、外側圧力室122と、吸気通路32
とを仕切っている仕切り板として機能している。
【0069】内側圧力室123は、この外側圧力室12
2の内部において、円筒状ベローズ128と、この両側
に取付けられた環状端板129、130とによって区画
形成されている。一方の環状端板129に形成されてい
る開口が、内側圧力室123と外側圧力室122を連通
可能な連通孔124であり、上記のように、この連通孔
124は常閉弁機構125によって通常は封鎖されてい
る。これに対して、内側に位置している他方の環状端板
130は、底蓋127を構成している内側の環状部材1
27bを貫通しているボス部130aを備えており、こ
こには、中心開口130bと共に、同心円上に複数個の
連通孔130cが形成されている。内側圧力室123
は、これらの連通孔を介して吸気通路32と連通してい
る。
【0070】次に、外側圧力室122と内側圧力室12
3との間の連通孔124を封鎖している常閉弁機構12
5は、内側圧力室123内の中心線に沿って配置された
作動ロッド131を備えており、この作動ロッド131
の先端は、内側圧力室の環状端板130の中心開口13
0bを遊びのある状態で貫通している。作動ロッド13
1の元端には大径フランジ132が形成されている。こ
のフランジ132の外側端面には環状パッキン133が
装着され、弁座が形成されている。この環状パッキン1
33に対峙している環状端板129の連通孔124の外
周縁には、この環状パッキン133の側に突出した形状
の環状弁体134が形成されている。ここに、底蓋12
7を構成している外側の環状部材127aの内側面に
は、作動ロッド支持部材135が取付けられており、こ
の支持部材135は連通孔124を遊びのある状態で貫
通している。この支持部材135の先端面135aが作
動ロッド支持面となっており、この面135aの中心か
らはガイドロッド135bが突出しており、このガイド
ロッド135bは、作動ロッド131の端面に形成した
ガイド孔131a内にスライド可能な状態で挿入されて
いる。このように、作動ロッド131は、その軸線方向
に向けてスライド可能な状態で支持部材135によって
支持されている。
【0071】ここで、作動ロッド131は、内側圧力室
123の内圧により環状端板129の側に押しつけられ
ており、環状端壁129は渦巻きばね136によって、
作動ロッド131のフランジ132の側に押しつけられ
ている。したがって、通常状態においては、作動ロッド
131のフランジ132に形成された弁座(環状パッキ
ン)133に対して、環状端板129の側の弁体134
が押しつけられ、連通孔124は閉鎖状態にある。
【0072】次に、吸気通路32内に配置されたガス供
給管86を封鎖している常閉弁機構126は、円筒状の
ハウジング137を有しており、このハウジング137
の一方の端には大径フランジ137aが一体形成され、
このフランジ137aの部分が、内側環状部材127b
に対してねじ止め固定されている。このハウジング13
7の他方の端は端板138によって封鎖されている。こ
の端板138の円形端面138aが前述した炭酸ガス吸
着装置7の端面の当接面となっている。
【0073】ハウジング137の内部空間には作動ロッ
ド139が配置されている。この作動ロッド139の中
程の位置には大径フランジ140が一体形成されてお
り、このフランジの端面に形成された環状の弁座141
に対峙した状態に、ハウジング137の内周面には環状
の弁体142が形成されている。作動ロッド139はコ
イルばね143によって常時、弁体142の側に押しつ
けられており、したがって、ハウジング137内は、ガ
ス供給管86が接続された連通孔144と、連通室14
5とに仕切られた状態となっている。連通室145は、
ハウジング137に開けた連通孔146、およびそのフ
ランジ137aの中心に開けた連通孔147を介して、
吸気通路32に連通している。
【0074】ここに、作動ロッド139の先端は、フラ
ンジ137aの連通孔147を貫通して吸気通路32の
側に突出して、前述した常閉弁機構125の側の作動ロ
ッド131の先端に対して、一定の間隔を開けた状態で
対峙している。
【0075】(非常時の吸気用ガス供給動作)この構成
のオートバルブ機構12においては、外側圧力室122
と内側圧力室123を仕切っている伸縮性のベローズ1
28によって、装置内の呼吸気通路の圧力が周囲圧と同
一に保持される。
【0076】通常の呼吸動作における吸気通路32内の
圧力変動に伴うベローズ128の収縮によっては、作動
ロッド131が常閉弁機構126の作動ロッド139に
当接するまで移動することはない。しかし、潜水者の吸
気の需要が大きいと、それに応じて吸気通路32の内圧
が減少して、内側圧力室123の内圧も低下する。この
結果、ベローズ128は通常よりも余計に収縮し、作動
ロッド131の先端により、常閉弁機構126の側の作
動ロッド139が押し込まれる。作動ロッド139が押
し込まれると、常閉弁機構126が開き、連通室144
と145が連通状態になる。すなわち、ガス供給管86
からの多量の吸気用ガスが吸気通路32、吸気管5を通
ってマウスピースユニット6の側に供給される。
【0077】このように吸気用ガスが多量に供給される
と、内側圧力室123の内圧も上昇して通常の圧力範囲
内に戻る。この結果、ベローズ128が膨張して、作動
ロッド131が常閉弁機構126の作動ロッド139か
ら離れる。よって、常閉弁機構126は再び閉鎖状態に
戻り、吸気用ガスの供給が停止する。ここに、本例にお
いては、ガス供給管86から供給される吸気用ガスは、
マウスピースユニット6の側に常時定量の吸気用ガスを
供給しているガス供給管84とは異なり流量を絞ってい
ないので、緊急の吸気需要に対して迅速に応ずることが
できる。また、ガス供給管86の先端開口は、連通室1
44内に位置しており、この位置からマウスピースユニ
ットまでの距離は短かく、吸気吸入位置に近いので、緊
急の吸気需要に対する応答性がよく、また吸入もし易
い。
【0078】(非常時のガス排出動作)次に、オートバ
ルブ機構12による非常時のガス排出動作を説明する。
【0079】呼気は、呼気用エアーバッグ9に貯留され
ると共に、これが一杯になった場合には、炭酸ガス吸着
装置7を介して吸気側に流入して、吸気用エアーバッグ
11内に貯留する。しかし、双方が一杯になった場合に
は、呼気を回収できるように、装置内からガスを外部に
排出しないと、呼気を吐くのが困難になってしまう。装
置内にガスが一杯になると、それに応じて装置内のガス
循環系の圧力が通常状態よりも高くなる。この結果、内
側圧力室123の内圧も上昇するので、ベローズ128
は通常の呼吸動作時よりも大幅に膨張する。ここに、作
動ロッド131は、これを移動可能に支持している支持
部材135の端面135aによって移動が制限される。
このため、この後は、端壁129のみが作動ロッド13
1から離れてばね136のばね力に抗して移動するの
で、その端壁129に形成した弁体134が弁座133
から離れた状態になる。この結果、内側圧力室123が
連通孔124を介して外側圧力室122と連通状態にな
る。この外側圧力室122は、複数の貫通孔127cを
介して外部に連通している。したがって、装置内の過剰
なガスは、ここを介して外部に排出される。
【0080】ここで、本例においては、オートバルブ機
構12が、装置上部に水平に取り付けた炭酸ガス吸着装
置内蔵容器3の端にある。このような位置にあるので、
通常の潜水状態においては、オートバルブ機構12は装
置上部に位置するので、ここからのガス抜きが容易に行
われるという利点がある。
【0081】過剰なガスが外部に排出されると、装置内
は通常の圧力状態にまで低下する。この結果、それに応
じてベローズ128も収縮し、再び、その端壁連通孔1
24が封鎖された状態に戻る。
【0082】このように、本例のオートバルブ機構12
は、内側圧力室123の圧力変動に応じて移動する端壁
129の移動状態に応じて、ガスの供給制御および過剰
ガスの排出制御の双方を行うことが可能である。したが
って、本例によれば、従来においては手動で行われてい
た緊急時の吸気用ガスの供給を自動で行うことができ
る。また、この自動供給機構と自動排気機構とをコンパ
クトに構成することができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半閉鎖式
呼吸装置は、熟練を必要とすることなく簡単な操作で取
り扱うことが可能となる。
【0084】すなわち、本発明の半閉鎖式呼吸装置にお
いては、マウスピースユニットに供給される新規吸気用
ガスとは別に、これよりも多い流量のガスを、呼吸ガス
ボンベからマウスピースユニット内に導入する水抜き用
ガス供給管を配置し、これを手動により開閉して、マウ
スピースユニット内からの水抜きを行うようにしてい
る。したがって、簡単な操作で熟練を必要とすることな
く水抜きを行うことが可能である。
【0085】また、本発明の半閉鎖式呼吸装置において
は、そのマウスピースから手動によりチューイングピー
スを突出させ、この先端側を上下の歯でくわえ込み、そ
の状態に保持すれば、ガスボンベの側から一定流量の吸
気用ガスの供給を開始できるようにすると共に、呼気管
を開放状態に保持できるようにしている。したがって、
簡単な操作により吸気用ガスの供給を開始でき、また、
潜水中にマウスピースが潜水者の口から外れた場合に
は、チューイングピースがその退避位置に戻り、これに
連動して呼気管が封鎖されるので水の侵入も自動的に防
止できる。
【0086】次に、本発明の半閉鎖式呼吸装置において
は、その炭酸ガス吸着装置を交換可能なカートリッジ式
にしているので、従来のように炭酸ガス吸着剤を充填し
なおす等の熟練を必要とする作業が不要となる。
【0087】また、本発明の半閉鎖式呼吸装置の呼気用
エアーバッグには、伸縮可能な排水用のエアーバッグを
内蔵し、呼吸動作に応じて、自動的に呼気用エアーバッ
グ内に溜まった水を排出できるという利点がある。
【0088】さらに、本発明の半閉鎖式呼吸装置におい
ては、非常時のガス供給を吸気通路の内圧変化に応じて
自動的に行うようにしているので、従来のようにかかる
非常時に手動操作によりガス供給を開始する必要がな
く、取扱いが簡単になる。また、このようなガス供給機
構と共に、装置内にガスが満杯となった場合の排気を行
うための機構を簡単な構成によりコンパクトに構成でき
るという利点がある。
【0089】さらにまた、本発明においては、一方の側
に背当て面が形成された中空のハウジングを備え、この
上端に水平に炭酸ガス吸着装置内蔵容器を取付けると共
に、ハウジング内においては中央の上下方向にガスボン
ベを配置し、この両側に吸気用および呼気用のエアーバ
ッグを配置したレイアウトを採用している。したがっ
て、呼吸抵抗が潜水姿勢等に影響されない等に利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の半閉鎖式呼吸装置の外観斜視
図である。
【図2】半閉鎖式呼吸装置の全体構成を示す概略構成図
である。
【図3】半閉鎖式呼吸装置のマウスピースユニットをそ
の上壁を取り除いて示す概略構成図である。
【図4】図3のマウスピースユニットの断面図であり、
(A)はそのA−A線で切断した部分の概略断面図、
(B)はそのB−B線で切断した部分の概略断面図であ
る。
【図5】図3のマウスピースユニットにおける上半部分
の主要内部構造を示す説明図である。
【図6】図3のマウスピースユニットにおける下半分の
主要内部構造を示す説明図である。
【図7】炭酸ガス吸着装置およびオートバルブ機構が取
り付けられた部分を取り出して示す部分断面図である。
【図8】図7のオートバルブ機構の部分を拡大して示す
拡大部分断面図である。
【図9】図7のオートバルブ機構の部分を分解して示す
分解斜視図である。
【図10】呼気用エアーバッグの構成を示す図であり、
(A)はその概略縦断面図、(B)は(A)とは直角の
方向で切断した場合の概略縦断面図である。
【符号の説明】
1・・・半閉鎖式呼吸装置 2・・・ハウジング 2a・・・背当て面 3・・・炭酸ガス吸着装置内蔵容器 31・・・呼気通路 32・・・吸気通路 322・・・容器の蓋 4・・・呼気管 5・・・吸気管 6・・・マウスピースユニット 61・・・呼吸気連通室 62・・・マウスピース 66、67・・・逆止弁 611、612、635・・・開閉弁 616・・・プッシュボタン 617・・・チューイングピース 633・・・作動レバー 7・・・炭酸ガス吸着装置 8・・・ガスボンベ 84、85、86・・・ガス供給管 9・・・呼気用エアーバッグ 92・・・円筒筒 95、97・・・逆止弁 96・・・排水口 98・・・排水用エアーバッグ 11・・・吸気用エアーバッグ 12・・・オートバルブ機構 122・・・外側圧力室 123・・・内側圧力室 124・・・連通孔 125・・・常閉弁機構 126・・・常閉弁機構 127・・・容器の外蓋 128・・・ベローズ 129・・・内側圧力室の端壁 131・・・常閉弁機構125の作動ロッド 139・・・常閉弁機構126の作動ロッド

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マウスピースユニットから回収した呼気
    を、炭酸ガス吸着装置を通過させて再生し、当該再生ガ
    スと呼吸ガスボンベから供給される一定流量の新規吸気
    用ガスとを前記マウスピースユニットに吸気用ガスとし
    て供給し、過剰なガスを外部に排出するように構成され
    た半閉鎖式呼吸装置において、 前記呼吸ガスボンベからのガスを、新規吸気用ガスより
    も多い流量で前記マウスピースユニット内に導入する水
    抜き用ガス供給管と、この水抜き用ガス供給管および前
    記マウスピースユニットとの間に配置した常閉弁と、前
    記マウスピースユニットに取り付けられ、前記常閉弁を
    開状態に切り換えるための手動操作部材と、前記マウス
    ピースユニット内の圧力が所定の値を越えた場合にの
    み、当該マウスピースユニット内と外部とを連通状態に
    する排水弁とを有することを特徴とする半閉鎖式呼吸装
    置。
  2. 【請求項2】 マウスピースユニットからの呼気を回収
    して、炭酸ガス吸着装置を通過させて再生し、当該再生
    ガスと呼吸ガスボンベから供給される一定流量の新規吸
    気用ガスとを前記マウスピースに吸気用ガスとして供給
    し、過剰なガスを外部に排出するように構成された半閉
    鎖式呼吸装置において、前記マウスピースユニットは、 呼気が流通する呼気管に連通する呼気管接続部、吸気用
    ガスが流通する吸気管に連通する吸気管接続部、および
    外部に連通する外部開口を備えた呼吸気流通室と、 この呼吸気流通室内に、前記呼吸ガスボンベから供給さ
    れる一定流量の新規吸気用ガスを供給するガス供給口
    と、 前記外部開口に取り付けたマウスピースと、 前記呼気管接続部に配置され、前記呼吸気流通室から前
    記呼気管への流体通過のみを許可する逆止弁と、 前記吸気管接続部に配置され、前記吸気管から前記呼吸
    気流通室への流体流通のみを許可する逆止弁と、 前記ガス供給口に取り付けた開閉手段と、 この開閉手段を閉鎖状態に保持する弾性力を付与してい
    る付勢手段と、 この付勢手段による弾性力に抗して前記開閉手段を開放
    状態に切り換え可能な手動操作部材と、 この手動操作部材に連動して、マウスピース内の退避位
    置から外部に突出した位置に移動するチューイングピー
    スと、を有することを特徴とする半閉鎖式呼吸装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記呼気管接続部に
    取付けられた開閉手段を有し、この開閉手段は、前記ガ
    ス供給口に取り付けた開閉手段に連動して開閉すること
    を特徴とする半閉鎖式呼吸装置。
  4. 【請求項4】 マウスピースユニットからの呼気を回収
    して、炭酸ガス吸着装置を通過させて再生し、当該再生
    ガスと呼吸ガスボンベから供給される一定流量の新規吸
    気用ガスとを前記マウスピースユニットに吸気用ガスと
    して供給し、過剰なガスを外部に排出するように構成さ
    れた半閉鎖式呼吸装置において、 一方の側に開口が形成された中空のケーシングと、前記
    開口に着脱可能に取り付けた蓋と、これらのケーシング
    および蓋によって区画形成される密閉空間内に着脱可能
    に収納された前記炭酸ガス吸着装置とを有することを特
    徴とする半閉鎖式呼吸装置。
  5. 【請求項5】 マウスピースユニットからの呼気を回収
    して、炭酸ガス吸着装置を通過させて再生し、当該再生
    ガスと呼吸ガスボンベから供給される一定流量の新規吸
    気用ガスとを前記マウスピースに吸気用ガスとして供給
    し、過剰なガスを外部に排出するように構成された半閉
    鎖式呼吸装置において、 前記マウスピースユニットに連通した呼気流通路を介し
    て回収された呼気を一時的に貯留するために当該呼気流
    通路に連通させた伸縮可能な呼気用エアーバッグを有
    し、 当該呼気用エアーバッグは、内部に伸縮可能な排水用エ
    アーバッグを備え、当該排水用エアーバッグは、呼気用
    エアーバッグからの流体の流入のみを許可する逆止弁を
    介して前記呼気用エアーバッグの内部空間に連通してい
    ると共に、当該排水用エアーバッグは、ここから外部へ
    の流体の流出のみを許可する逆止弁を介して外部に連通
    していることを特徴とする半閉鎖式呼吸装置の排水機
    構。
  6. 【請求項6】 マウスピースユニットから回収した呼気
    を、炭酸ガス吸着装置を通過させて再生し、当該再生ガ
    スと呼吸ガスボンベから供給される一定流量の新規吸気
    用ガスとを前記マウスピースユニットに吸気用ガスとし
    て供給し、過剰な混合気を外部に排出するように構成さ
    れた半閉鎖式呼吸装置において、 前記マウスピースユニットに連通した吸気流通路には、
    前記新規吸気用ガスよりも多い流量で前記呼吸用ガスボ
    ンベからガスを供給するガス供給口と、過剰ガスを外部
    に排出する排気口と、これらガス供給口および排気口の
    開閉制御を行う制御手段とが配置されており、この制御
    手段は、 前記吸気流通路に連通し、当該通路内の圧力に応じて第
    1および第2の方向に移動可能な移動端壁を備えた伸縮
    性圧力室と、 前記移動端壁に開けた前記排気口と、 この排気口に対して弾性力により付勢され、当該排気口
    を密閉した状態で前記移動端壁と共に移動可能な制御ロ
    ッドと、 この制御ロッドが第1の方向に向けて所定の距離以上移
    動した場合に当該制御ロッドの先端により操作される操
    作部材と、 この操作部材の移動により前記ガス供給口を開く常閉弁
    と、 前記制御ロッドが第2の方向に向けて所定の距離以上移
    動した場合に、前記弾性力に抗して、前記制御ロッドに
    よって封鎖されている前記移動端壁の排気口を開放する
    開放部材とを有することを特徴とする半閉鎖式呼吸装
    置。
  7. 【請求項7】 マウスピースユニットから回収した呼気
    を、炭酸ガス吸着装置を通過させて再生し、当該再生ガ
    スと呼吸ガスボンベから供給される一定流量の新規吸気
    用ガスとを前記マウスピースユニットに吸気用ガスとし
    て供給し、過剰なガスを外部に排出するように構成され
    た半閉鎖式呼吸装置において、 一方の側に背当て面が形成された中空の装置ハウジング
    を有し、この装置ハウジングの上端部分には、炭酸ガス
    吸着装置内蔵ユニットがほぼ水平に取付けられており、 この炭酸ガス吸着装置内蔵ユニットの下方側の装置ハウ
    ジング内においては、その中央に、上下方向に向けて前
    記呼吸ガスボンベが配置され、この呼吸ガスボンベを挟
    み一方の側には吸気用エバーバックが上下方向に向けて
    配置され、他方の側には呼気用エアーバックが同じく上
    下方向に向けて配置されており、 前記炭酸ガス吸着装置内蔵ユニットの一方の端部の上側
    外周面には、可撓性の吸気管が取付けられ、他方の端部
    の上側外周面には可撓性の呼気管が取付けられ、これら
    の吸気管および呼気管の他方の端は前記マウスピースユ
    ニットに接続されていることを特徴とする半閉鎖式呼吸
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記装置ハウジング
    には、前記呼吸ガスボンベを交換するための開口が形成
    され、当該開口は、開閉あるいは着脱可能な蓋によって
    封鎖されていることを特徴とする半閉鎖式呼吸装置。
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