JPH0710089A - 航空機用プロペラ翼 - Google Patents
航空機用プロペラ翼Info
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- JPH0710089A JPH0710089A JP15587593A JP15587593A JPH0710089A JP H0710089 A JPH0710089 A JP H0710089A JP 15587593 A JP15587593 A JP 15587593A JP 15587593 A JP15587593 A JP 15587593A JP H0710089 A JPH0710089 A JP H0710089A
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- propeller
- propeller blade
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- vortex flow
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Abstract
(57)【要約】
【目的】プロペラ翼の翼端に生じる渦流を弱めて推進効
率を向上させる。 【構成】プロペラ翼10の翼端10eに設けられた翼面
から突出する渦流制御板11が、プロペラ翼10の圧力
の高い側の翼面10dから圧力の低い翼面10c側へ翼
端から10e回り込もうとする渦流の流れを阻止しある
いは分散するので、プロペラ翼10の翼端に生じる渦流
を弱められてプロペラ翼10の推進効率を向上させるこ
とができる。
率を向上させる。 【構成】プロペラ翼10の翼端10eに設けられた翼面
から突出する渦流制御板11が、プロペラ翼10の圧力
の高い側の翼面10dから圧力の低い翼面10c側へ翼
端から10e回り込もうとする渦流の流れを阻止しある
いは分散するので、プロペラ翼10の翼端に生じる渦流
を弱められてプロペラ翼10の推進効率を向上させるこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空機を前進させる推
力を発生するプロペラ翼に関し、より詳しくはこのプロ
ペラ翼の翼端に生じる渦流の流れを制御して翼端渦流を
弱め、プロペラの推進進効率を高める改良技術に関す
る。
力を発生するプロペラ翼に関し、より詳しくはこのプロ
ペラ翼の翼端に生じる渦流の流れを制御して翼端渦流を
弱め、プロペラの推進進効率を高める改良技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の、ピストンエンジンやターボプロ
ップエンジン等により駆動回転される航空機のプロペラ
においては、2〜4枚程度の枚数の直径の大きいプロペ
ラ翼が用いられているが、近年、エンジンの燃料消費量
を低減させるべく技術開発が進められている高速ターボ
プロップ機用のプロペラには、図8に示すように、直径
の小さい8〜12枚程度の枚数の超音速プロペラ翼が用
いられている。
ップエンジン等により駆動回転される航空機のプロペラ
においては、2〜4枚程度の枚数の直径の大きいプロペ
ラ翼が用いられているが、近年、エンジンの燃料消費量
を低減させるべく技術開発が進められている高速ターボ
プロップ機用のプロペラには、図8に示すように、直径
の小さい8〜12枚程度の枚数の超音速プロペラ翼が用
いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この超音速
プロペラ翼においては、その先端部の周速が音速を越え
るため、プロペラ翼上下面の圧力差が著しくなって強い
翼端渦流が生じる。このため、プロペラ翼の基端から先
端までの各位置における推進効率は、図9に示すよう
に、プロペラ翼の先端部分において大きく低下するの
で、プロペラ翼全体の推進効率を向上させることができ
ない。また、上述のようにプロペラ翼の枚数を増すと、
図7に示すように、一枚のプロペラ翼の先端から生じた
翼端渦流が後続のプロペラ翼に干渉して推進効率が低下
するばかりか騒音も増大し、最悪の場合には後続のプロ
ペラ翼の翼面から境界層が剥離するいわゆるストール状
態を生じてプロペラの推進効率が極端に低下してしま
う。
プロペラ翼においては、その先端部の周速が音速を越え
るため、プロペラ翼上下面の圧力差が著しくなって強い
翼端渦流が生じる。このため、プロペラ翼の基端から先
端までの各位置における推進効率は、図9に示すよう
に、プロペラ翼の先端部分において大きく低下するの
で、プロペラ翼全体の推進効率を向上させることができ
ない。また、上述のようにプロペラ翼の枚数を増すと、
図7に示すように、一枚のプロペラ翼の先端から生じた
翼端渦流が後続のプロペラ翼に干渉して推進効率が低下
するばかりか騒音も増大し、最悪の場合には後続のプロ
ペラ翼の翼面から境界層が剥離するいわゆるストール状
態を生じてプロペラの推進効率が極端に低下してしま
う。
【0004】そこで、本発明は上記の実状に鑑みてなさ
れたもので、プロペラ翼の翼端に生じる渦流を弱めて、
プロペラ翼の推進効率を向上させることを目的とする。
れたもので、プロペラ翼の翼端に生じる渦流を弱めて、
プロペラ翼の推進効率を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明は駆動回転されて推力を発生するプロペラ翼
の翼端近傍に、翼面から突出して翼端渦流の流れを制御
する翼端渦流制御板を設けたことを特徴とする。
め、本発明は駆動回転されて推力を発生するプロペラ翼
の翼端近傍に、翼面から突出して翼端渦流の流れを制御
する翼端渦流制御板を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】プロペラ翼の翼端近傍に設けられた翼面から突
出する翼端渦流制御板が、プロペラ翼の圧力の高い側の
翼面から圧力の低い翼面側へ翼端から回り込もうとする
渦流の流れを阻止しあるいは分散するので、プロペラ翼
の翼端に生じる渦流を弱めることができる。
出する翼端渦流制御板が、プロペラ翼の圧力の高い側の
翼面から圧力の低い翼面側へ翼端から回り込もうとする
渦流の流れを阻止しあるいは分散するので、プロペラ翼
の翼端に生じる渦流を弱めることができる。
【0007】
実施例1 本発明の航空機用プロペラ翼を、図8に示す高速ターボ
プロップ機のエンジン1の後部に取り付けられる超音速
プロペラ2に適用した実施例1について、図面に基づい
て詳細に説明する。図1に示すように、本実施例1の超
音速プロペラ翼10は、後方に向けて弓なりに湾曲さ
れ、その断面は図3に示すように翼厚が極めて薄く、ア
ルミ合金鍛造材からなる芯部13と、この芯部13の前
後に設けられて翼型を整えるハニカム材14と、翼面の
外皮となるガラス繊維と炭素繊維からなる複合材15と
から成形されている。そして、図1に示すように、その
基端10fは前記エンジン1のロータディスク1aに、
半径方向に延びる軸線の廻りに揺動自在に軸支され、図
示されない駆動装置によりそのピッチ角を変更できるよ
うにされている。また、前記ロータディスク1aには、
図8に示すように、このプロペラ翼10が周方向に等間
隔に8枚取り付けられ、さらにこのロータディスク1a
がエンジン1の軸線方向に2枚並べて配置されて、合計
16枚のプロペラ翼10が回転されて推力を発生するよ
うにされている。
プロップ機のエンジン1の後部に取り付けられる超音速
プロペラ2に適用した実施例1について、図面に基づい
て詳細に説明する。図1に示すように、本実施例1の超
音速プロペラ翼10は、後方に向けて弓なりに湾曲さ
れ、その断面は図3に示すように翼厚が極めて薄く、ア
ルミ合金鍛造材からなる芯部13と、この芯部13の前
後に設けられて翼型を整えるハニカム材14と、翼面の
外皮となるガラス繊維と炭素繊維からなる複合材15と
から成形されている。そして、図1に示すように、その
基端10fは前記エンジン1のロータディスク1aに、
半径方向に延びる軸線の廻りに揺動自在に軸支され、図
示されない駆動装置によりそのピッチ角を変更できるよ
うにされている。また、前記ロータディスク1aには、
図8に示すように、このプロペラ翼10が周方向に等間
隔に8枚取り付けられ、さらにこのロータディスク1a
がエンジン1の軸線方向に2枚並べて配置されて、合計
16枚のプロペラ翼10が回転されて推力を発生するよ
うにされている。
【0008】本実施例1のプロペラ翼10の先端に設け
られた渦流制御板11は、図2に示すように、プロペラ
翼10の翼端10eから、プロペラ翼10の背面10c
側に突出するように一体に成形された板状の突出部とさ
れている。この渦流制御板11は、プロペラ翼10の前
記芯材13の先端を折曲げるとともに、その周囲を前記
ハニカム材14と前記複合材15とにより成形してプロ
ペラ翼10と一体としたもので、その前縁11aおよび
後縁11bは、プロペラ翼10の前縁10aおよび後縁
10bと連続して滑らかに結ばれているとともに、後退
角が付けられて高速回転時の衝撃波の発生を防止してい
る。また、この渦流制御板11の側面は、プロペラ翼1
0の背面10cおよび腹面10dと滑らかに結ばれてい
る。
られた渦流制御板11は、図2に示すように、プロペラ
翼10の翼端10eから、プロペラ翼10の背面10c
側に突出するように一体に成形された板状の突出部とさ
れている。この渦流制御板11は、プロペラ翼10の前
記芯材13の先端を折曲げるとともに、その周囲を前記
ハニカム材14と前記複合材15とにより成形してプロ
ペラ翼10と一体としたもので、その前縁11aおよび
後縁11bは、プロペラ翼10の前縁10aおよび後縁
10bと連続して滑らかに結ばれているとともに、後退
角が付けられて高速回転時の衝撃波の発生を防止してい
る。また、この渦流制御板11の側面は、プロペラ翼1
0の背面10cおよび腹面10dと滑らかに結ばれてい
る。
【0009】次に、上述の渦流制御板11の作用につい
て説明する。図5に示すように、従来のプロペラ翼2に
おいては、プロペラ翼2が高速回転するとその腹面2d
側と背面2c側の気圧差が著しくなり、圧力の高い腹面
2d側からの圧力の低い背面2c側に回り込む渦流が翼
端2eに生じる。これに対して、図6に示すように、本
実施例1の渦流制御板11が設けられたプロペラ翼10
においては、翼端10eに設けられた渦流制御板11に
より、圧力の高い腹面10d側から圧力の低い背面10
c側に回り込む渦流の回り込みが妨げられて弱められる
ので、誘導抵抗が減少しプロペラ翼10の先端部の推進
効率を向上することができる。また、プロペラ翼10の
先端に生じる渦流を弱めることにより、後続するプロペ
ラ翼に渦流が干渉して生じる推進効率の低下や騒音の発
生を防止できるとともに、境界層の剥離いわゆるストー
ルの発生を防止することができるので、プロペラ翼の超
音速域における推進効率を向上させることができる。
て説明する。図5に示すように、従来のプロペラ翼2に
おいては、プロペラ翼2が高速回転するとその腹面2d
側と背面2c側の気圧差が著しくなり、圧力の高い腹面
2d側からの圧力の低い背面2c側に回り込む渦流が翼
端2eに生じる。これに対して、図6に示すように、本
実施例1の渦流制御板11が設けられたプロペラ翼10
においては、翼端10eに設けられた渦流制御板11に
より、圧力の高い腹面10d側から圧力の低い背面10
c側に回り込む渦流の回り込みが妨げられて弱められる
ので、誘導抵抗が減少しプロペラ翼10の先端部の推進
効率を向上することができる。また、プロペラ翼10の
先端に生じる渦流を弱めることにより、後続するプロペ
ラ翼に渦流が干渉して生じる推進効率の低下や騒音の発
生を防止できるとともに、境界層の剥離いわゆるストー
ルの発生を防止することができるので、プロペラ翼の超
音速域における推進効率を向上させることができる。
【0010】さらに、本実施例1のプロペラ翼10の先
端に設けた渦流制御板11は、図2に示すようにプロペ
ラ翼10のアルミ合金鍛造材からなる前記芯材13の先
端を折曲げるとともに、その周囲を前記ハニカム材14
と前記複合材15とによりプロペラ翼10と一体に成形
したので、軽量かつ剛性を高いものにすることができ、
プロペラ翼10の振動発生を防止することができる。
端に設けた渦流制御板11は、図2に示すようにプロペ
ラ翼10のアルミ合金鍛造材からなる前記芯材13の先
端を折曲げるとともに、その周囲を前記ハニカム材14
と前記複合材15とによりプロペラ翼10と一体に成形
したので、軽量かつ剛性を高いものにすることができ、
プロペラ翼10の振動発生を防止することができる。
【0011】なお、本実施例1においては、プロペラ翼
10の翼端10eに、その全幅にわたって前記渦流制御
板11を設けたが、これにとらわれる必要はなく、翼端
10eの一部に設けることとしても良いし、翼端10e
よりプロペラ翼10の基端側にわずか寄せて設けること
としても良い。また、この渦流制御板11の翼面からの
突出長さが短い場合には、前記ハニカム材14と前記複
合材15のみにより成形することとしても良い。さら
に、本実施例1では、本発明の翼端渦流制御板を超音速
プロペラに適用した場合について説明したが、これにと
らわれる必要はなく、通常の航空機用プロペラ翼に適用
しても同様の効果を得ることができる。
10の翼端10eに、その全幅にわたって前記渦流制御
板11を設けたが、これにとらわれる必要はなく、翼端
10eの一部に設けることとしても良いし、翼端10e
よりプロペラ翼10の基端側にわずか寄せて設けること
としても良い。また、この渦流制御板11の翼面からの
突出長さが短い場合には、前記ハニカム材14と前記複
合材15のみにより成形することとしても良い。さら
に、本実施例1では、本発明の翼端渦流制御板を超音速
プロペラに適用した場合について説明したが、これにと
らわれる必要はなく、通常の航空機用プロペラ翼に適用
しても同様の効果を得ることができる。
【0012】実施例2 本実施例2のプロペラ翼20は、図4の(a)に示すよ
うに、プロペラ翼20の翼端に、プロペラ翼20の腹面
20d側に突出する渦流制御板22を設けたものであ
る。これにより、圧力の高い腹面20d側の気流が、こ
の渦流制御板22により整流されて背面20c側に回り
込むこと無く翼端から放出されるので、プロペラ翼20
の翼端部の推進効率をいっそう高めることができる。
うに、プロペラ翼20の翼端に、プロペラ翼20の腹面
20d側に突出する渦流制御板22を設けたものであ
る。これにより、圧力の高い腹面20d側の気流が、こ
の渦流制御板22により整流されて背面20c側に回り
込むこと無く翼端から放出されるので、プロペラ翼20
の翼端部の推進効率をいっそう高めることができる。
【0013】実施例3 本実施例3のプロペラ翼30は、図4の(b)に示すよ
うに、プロペラ翼30の翼端に、プロペラ翼30の背面
30c側と腹面30d側とに突出する渦流制御板31を
設けたもので、翼端における渦流の回り込みと気流の整
流効果を高めることにより後続するプロペラ翼への気流
の干渉をより一層減少させたものである。
うに、プロペラ翼30の翼端に、プロペラ翼30の背面
30c側と腹面30d側とに突出する渦流制御板31を
設けたもので、翼端における渦流の回り込みと気流の整
流効果を高めることにより後続するプロペラ翼への気流
の干渉をより一層減少させたものである。
【0014】実施例4 本実施例4のプロペラ翼40は、図4の(c)に示すよ
うに、プロペラ翼40の翼端40eの一部に、プロペラ
翼40の背面40c側に突出する渦流制御板41を、一
部に腹面40d側に突出する突出部42を設けたもの
で、プロペラ翼40の圧力の高い腹面40d側から圧力
の低い背面40c側に回り込む渦流を分散させて弱める
ようにしたものである。
うに、プロペラ翼40の翼端40eの一部に、プロペラ
翼40の背面40c側に突出する渦流制御板41を、一
部に腹面40d側に突出する突出部42を設けたもの
で、プロペラ翼40の圧力の高い腹面40d側から圧力
の低い背面40c側に回り込む渦流を分散させて弱める
ようにしたものである。
【0015】
【発明の効果】本発明は、駆動回転されて推力を発生す
るプロペラ翼の翼端に、翼面から突出して渦流の流れを
制御する渦流制御板を設けることにより、プロペラ翼の
圧力の高い側の翼面から圧力の低い翼面側へ回り込もう
とする渦流の流れを阻止し、あるいは分散することとし
たので、プロペラ翼の翼端に生じる渦流を弱めることが
できた。これにより、プロペラ翼先端部分の推進効率が
高まってプロペラ翼全体の推進効率が向上するので、エ
ンジンの燃料消費量をいっそう低減させることができ
た。また、プロペラ翼10の先端に生じる渦流を弱める
ことにより、後続するプロペラ翼に渦流が干渉して生じ
る推進効率の低下や騒音の発生を防止できるとともに、
境界層の剥離いわゆるストールの発生を防止することが
できるので、プロペラ翼の超音速域における推進効率を
向上させることができる。
るプロペラ翼の翼端に、翼面から突出して渦流の流れを
制御する渦流制御板を設けることにより、プロペラ翼の
圧力の高い側の翼面から圧力の低い翼面側へ回り込もう
とする渦流の流れを阻止し、あるいは分散することとし
たので、プロペラ翼の翼端に生じる渦流を弱めることが
できた。これにより、プロペラ翼先端部分の推進効率が
高まってプロペラ翼全体の推進効率が向上するので、エ
ンジンの燃料消費量をいっそう低減させることができ
た。また、プロペラ翼10の先端に生じる渦流を弱める
ことにより、後続するプロペラ翼に渦流が干渉して生じ
る推進効率の低下や騒音の発生を防止できるとともに、
境界層の剥離いわゆるストールの発生を防止することが
できるので、プロペラ翼の超音速域における推進効率を
向上させることができる。
【図1】本発明に係る実施例1のプロペラ翼を示す全体
斜視図である。
斜視図である。
【図2】実施例1のプロペラ翼の先端部を示す矢視図で
ある。
ある。
【図3】超音速プロペラの断面図である。
【図4】本発明に係るプロペラ翼の他の実施例を示す先
端矢視図である。
端矢視図である。
【図5】従来のプロペラ翼における翼端渦流の発生を説
明する正面図である。
明する正面図である。
【図6】実施例1のプロペラ翼の翼端に設けられた渦流
制御板の効果を説明する正面図である。
制御板の効果を説明する正面図である。
【図7】従来のプロペラ翼に生じる翼端渦流が後続する
プロペラにおよぼす干渉を説明する側面図である。
プロペラにおよぼす干渉を説明する側面図である。
【図8】超音速プロペラを取り付けた高速ターボプロッ
プエンジンを示す全体斜視図である。
プエンジンを示す全体斜視図である。
【図9】従来の超音速プロペラの各位置における推進効
率を示すグラフである。
率を示すグラフである。
1 ターボプロップエンジン 2 従来の超音速プロペラ 2a 前縁 2b 後縁 2c 背面 2d 腹面 10 実施例1の超音速プロペラ翼 10a 前縁 10b 後縁 10c 背面 10d 腹面 11 実施例1の渦流制御板 13 芯材 14 ハニカム材 15 外皮 20 実施例2の超音速プロペラ翼 21 実施例2の渦流制御板 30 実施例3の超音速プロペラ翼 31 実施例3の渦流制御板 40 実施例4の超音速プロペラ翼 41 実施例4の渦流制御板
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動回転されて推力を発生するプロペラ
翼の翼端近傍に、翼面から突出して翼端渦流の流れを制
御する翼端渦流制御板を設けたことを特徴とする航空機
用プロペラ翼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15587593A JPH0710089A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 航空機用プロペラ翼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15587593A JPH0710089A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 航空機用プロペラ翼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0710089A true JPH0710089A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15615418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15587593A Withdrawn JPH0710089A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 航空機用プロペラ翼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710089A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0826186A (ja) * | 1994-07-14 | 1996-01-30 | Nippon Souda Syst Kk | 翼端板付きプロペラ |
FR2938502A1 (fr) * | 2008-11-14 | 2010-05-21 | Snecma | Turbomachine comportant une helice non carenee equipee de moyens de guidage d'air |
JP2011226376A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ターボ機械 |
EP2733071A3 (en) * | 2012-11-16 | 2016-10-19 | Rolls-Royce plc | Rotor blade |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP15587593A patent/JPH0710089A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0826186A (ja) * | 1994-07-14 | 1996-01-30 | Nippon Souda Syst Kk | 翼端板付きプロペラ |
FR2938502A1 (fr) * | 2008-11-14 | 2010-05-21 | Snecma | Turbomachine comportant une helice non carenee equipee de moyens de guidage d'air |
US8221081B2 (en) | 2008-11-14 | 2012-07-17 | Snecma | Turbomachine having an unducted fan provided with air guide means |
JP2011226376A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ターボ機械 |
EP2733071A3 (en) * | 2012-11-16 | 2016-10-19 | Rolls-Royce plc | Rotor blade |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |