JPH1035591A - プロペラ - Google Patents
プロペラInfo
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- JPH1035591A JPH1035591A JP9104776A JP10477697A JPH1035591A JP H1035591 A JPH1035591 A JP H1035591A JP 9104776 A JP9104776 A JP 9104776A JP 10477697 A JP10477697 A JP 10477697A JP H1035591 A JPH1035591 A JP H1035591A
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- wing tip
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- edge
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64C—AEROPLANES; HELICOPTERS
- B64C27/00—Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
- B64C27/32—Rotors
- B64C27/46—Blades
- B64C27/463—Blade tips
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Toys (AREA)
- Wind Motors (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
音が伝わり、乗客に不快感を与えるようなことがなく、
また、遷移飛行中に、プロップ・ロータの羽根からの騒
音と羽根による渦の相互作用のため、降下飛行中の航空
機の運転に対して飛行制限を課す必要がないプロペラを
提供する。 【解決手段】 プロペラ10aは、複数のプロペラ羽根
9aからなる。各プロペラ羽根は、中央のプロペラディ
スク12aに取着される根元端部11aと、該根元端部
から延びると共に、前縁14a及び後縁15aの間を翼
弦方向に延びる翼状断面の中間部分13aとを有する。
根元端部から離間した中間部分の端部のところに翼端1
9を有し、該翼端は、中間部分の前縁との結合部21か
ら前方に延びる前縁部分20を有していて、この結合部
のところでプロペラ羽根の前縁に不連続性もしくは切込
み25を設けている。
Description
限定する意味ではないが、特に、主翼両端に回転翼をも
つティルトウイングもしくはティルトロータ航空機のよ
うな垂直離着機(VTOL)のプロップ・ロータのため
のプロペラに関するものである。しかし、本発明は、通
常の固定翼航空機のプロペラにも適用しうる。
イングのVTOL航空機は、プロップ・ロータの設計に
対して重要な要求をしている。特に、プロップ・ロータ
は、航空機がホバリング(空中停止飛行)したり上昇飛
行したりするのを可能にするために十分な静止スラスト
を提供することができなければならず、また、プロップ
・ロータが主として軸流の中にある場合に、経済的な巡
航高度において例えば350ノットに達する速度で航空
機を推進するためのプロペラとして動作するのに適切な
推進力を提供しなければならない。
た直径のプロップ・ロータから提供するためには、重量
が所望値よりも大きくなり且つ飛行機モードにおいて必
要な羽根面積との不整合になるような過大な翼弦幅をプ
ロップ・ロータが有しているのでなければ、大きな翼端
速度が必要である。航空機がホバリングしたり上昇飛行
したりするのを可能にするためにプロップ・ロータがロ
ータとして動作するときと、航空機が巡航飛行する際に
プロペラとして動作するときとの推進力の可能出力(th
rust capability)の整合を得るために、翼端速度は、航
空機が巡航飛行しているときに、減少されうるが、それ
でも翼端のマッハ数は高い値に留まっている。
直に生じて、プロペラ羽根の先端から半径方向の外方に
伝播し、そして、特に少なくとも航空機が巡航飛行して
いるときには、衝撃が航空機の胴体にぶつかる。そのた
め、航空機の客室内に騒音が伝わって、乗客に相当な不
快感を与える。また、ティルトロータ航空機では、ホバ
リングを行うために必要な位置と巡航飛行のために必要
な位置との間にプロップ・ロータが方向を変えるとき、
即ち遷移飛行中に、プロップ・ロータの羽根からの騒音
と羽根による渦の相互作用が問題になる。これは、降下
飛行中の航空機の運転に対して飛行制限を課す必要があ
ることを意味している。
に示されているように、大きな迎え角では、ヘリコプタ
の主サステイニングロータの後退羽根の性能が、この主
サステイニングロータの羽根に、後方に後退した翼端縁
を与えることにより、向上できることは既知である。
の前進羽根に対して衝撃が高速で発達することは、後退
した翼端形状により抑止できることを開示している。
ると、複数のプロペラ羽根からなり、各プロペラ羽根
が、中央のプロペラディスクに取着される根元端部と、
該根元端部から延びると共に、前縁及び後縁の間を翼弦
方向に延びる、ほぼ翼状の断面を有する中間部分と、前
記根元端部から離間した前記中間部分の端部のところに
翼端を有し、該翼端は、前記中間部分の前縁との結合部
から前方に延びる前縁部分を有していて、前記結合部の
ところで前記プロペラ羽根の前縁に不連続性もしくは切
込みを設けているプロペラが提供される。
ータについて英国特許第1538055号明細書に記載
され確定された技術は、プロペラの設計に有利に適用し
うることが分かった。
分は、前記中間部分の前記前縁との前記結合部から、前
記中間部分の前記前縁の前方に位置した第1の部位のと
ころまで延びていてよい。前記プロペラ羽根の前記翼端
は、前記第1の部位から第2の部位まで後方に後退する
第2の前縁部分を有することができる。前記プロペラ羽
根の前記翼端は、前記第2の前縁部分よりも大きい後退
量で後方に後退すると共に、第3の部位まで延びる翼端
縁部を有しうる。好適には、前記翼端の前記第2の前縁
部分は、湾曲した接合部により前記翼端縁部に合成され
ている。前記プロペラ羽根の前記翼端は、前記中間部分
の後縁との結合部から前記第3の部位まで延びる後方に
後退した後縁を更に含むことができる。従って、前記プ
ロペラ羽根の前記後退した翼端は、前記中間部分の前記
前縁及び後縁間の翼弦寸法よりも大きい翼弦寸法を有す
る。
れたときの縦揺れモーメントのバランスを維持するため
にヘリコプタの主サステイニングロータに対して設けら
れた、不連続性もしくは切込みをもたらすために翼端に
ある前方への延びにより、上記切込みに近い翼端に対す
る衝撃強度を緩和する点で好適な、プロペラ羽根に対す
る空力的干渉効果をもたらすことが分かった。切込みの
ところにある、羽根の前縁における翼弦方向の片寄りが
圧力場の不整合を導くため、プロペラ羽根においては、
衝撃が生じて翼端を越えて半径方向の外方に伝播する傾
向が非常に軽減される。迎え角即ち負荷が増大するとき
に、切込みの近くの吸引領域もしくは超速度(super ve
locity)が前方に移動するので、不整合が持続される。
従って、発生した衝撃は切込みのところで途切れる。平
面図形(planform)によるこの好適な空力干渉効果が、後
退により即ち翼形厚さ対翼弦の比により得ることができ
る効果に加わる。
翼形キャンバーが切込みの外側で減少するので、切込み
の外側の翼弦寸法の増加は、一様な循環分布(circulat
iondistribution)を助成にすると共に、外側の翼形の
厚さ対翼弦の比を減少させるのに都合がよい。そのた
め、この領域における2次元の翼上にさもなければ存在
する局部的な超速度により衝撃が発生する傾向は更に減
少される。従って、切込みの外側における衝撃強度の減
少は、前述したように切込みによりもたらされる平面図
形の片寄りの好適な3次元空力干渉効果による、翼の2
次元特性のみを考慮することにより期待される減少より
も大きい。
増大することを可能にすることにより、圧縮性効果(co
mpressibility effects)の持続的な抑制が行われる。従
って、後退した翼端縁を備えたときのプロペラ羽根に対
する衝撃の発生は、もっと大きな翼端速度になるまで遅
延される。また、最翼端縁における後退の程度が大きい
と、羽根の外側領域において翼端で偶発的に発生するこ
とがある弱い衝撃が翼端の縁を越えて伝播するのが防止
される。
びる縁部部分は、前記プロペラ羽根の前記中間部分の前
記前縁と前記結合部で連絡した丸味付き部分を有しう
る。同様に、前記プロペラ羽根の前記翼端の前記第1の
前縁部分及び前記第2の前縁部分は丸味付き部分により
連絡しうる。
外側領域は、翼端縁に向かって厚さが徐々に減少してい
る。
限することになる高い制御負荷を避けるために、ヘリコ
プタの主サステイニングロータに関して重要であり、ま
た、航空機の遠距離電磁界における騒音抑制の点で音響
上の有意な利点をもたらす。
TOL航空機や、非常に負荷がかかった、大きな翼端速
度のプロペラ羽根を有する通常の固定翼航空機について
は、近距離場の騒音が重要である。近距離場において翼
端から発した衝撃を通過させること(passing)は、正確
には、プロペラが胴体の側部に接近していてロータ羽根
により発生された衝撃が胴体表面にぶつかるときに激し
くなる客室の騒音のためである。
ータ羽根の特徴のうちの少なくとも幾つかをプロペラ羽
根において使用可能とする。ティルトウイング又はティ
ルトロータの性能を有するVTOL航空機においては、
かかるプロペラ羽根を備えたプロップ・ロータがロータ
として動作しているとき、ヘリコプタのロータにこれら
の特徴を設けることによる既知の主な利点を享受するこ
とができる。
の前記中間部分が実質的に螺旋形のねじり部を有するこ
とができ、また、少なくとも前記翼端の外側領域は下反
りでよい。ヘリコプタへの適用例においては、主サステ
イニングロータの羽根にかかる下反りを用いることは、
ホバリングに必要な動力を低減することが分かった。こ
の利点は、ホバリングモードで飛行しているときのティ
ルトロータ又はティルトウイング航空機にも同様に適用
される。翼端の外側領域のところで下反りを採用してい
る本発明によるプロペラ羽根は、軸流高速巡航の状況に
おいて有害ではない。従って、ホバリングに必要な動力
がティルトロータ又はティルトウイングの航空機につい
ては減少され、通常のプロペラに関する所定動力のため
の静止スラストを増大する可能性がある。
タにある後退翼端縁の重要な利点は、失速フラッターの
傾向を抑制する能力であり、また、VTOLのティルト
ウイング又はティルトロータ航空機に適用されるときに
は、静的条件における疲労荷重及び振動の成長により、
プロペラ、特にプロップ・ロータの性能に対する限界と
なる失速フラッターを抑制することができる。
5,492,448号明細書に開示されているように、ヘ
リコプタの主サステイニングロータの大きく負荷されて
いる羽根に用いられているような後縁近くのフラップ状
の装置を備えることができる。
うちの1つのみを示す通常のプロペラ10が描かれてい
る。各羽根9は、プロペラディスク又はハブ12に取り
付けられる根元端部11を備えており、このプロペラハ
ブ12によりプロペラ10が回転軸線Aを中心として回
転される。
間に延在する翼形断面の中間部分13を備え、前縁及び
後縁間が翼弦寸法dである。この例において、翼弦寸法
は根元端部11から翼端縁16に向かって減少してお
り、中間部分13は、根元端部11及び翼端縁16の間
でほぼ螺旋状に捩られた形状のものである。羽根9のピ
ッチ角は、軸線B−B回りの回転により、発生したスラ
ストの制御手段を提供するように、変更できる。固定翼
航空機における通常のプロペラとして使用される場合、
ピッチ角は、全ての羽根について同じであるが、VTO
L航空機のプロップ・ロータについては、ピッチ角は、
ヘリコプタのサステイニングロータと同様に、回転と共
に周期的にもしくはサイクリックに変更して、遷移的な
運転の間の制御を可能にすることができる。
るとき、衝撃は、符号Cで示すように、羽根9の外端に
向かって上側表面に発生し、翼端縁16を越えて外方に
伝播し、矢印Dで示すように近距離場に伝わる。
トウイングのVTOL航空機においてプロップ・ロータ
として用いられるときには、同プロペラは、軸線Aがほ
ぼ垂直に延びて航空機がホバリング及び上昇飛行できる
第1の方向もしくは位置において、ロータとして動作す
ると共に、軸線Aが航空機の運動の方向にほぼ水平に延
びる第2の方向もしくは位置において動作して、プロペ
ラ10が軸方向の気流中にあって航空機の巡航飛行を可
能とする。勿論、プロペラ10は、同プロペラが低い対
気速度で持続飛行(sustaining flight)しながら若干の
推進を与える役割を遂行するときには、第1の位置及び
第2の位置の間で遷移モードでも動作する。
ロータのプロペラ10が巡航飛行のための推進を与える
ときの方向もしくは位置にあるとき、翼端縁16を越え
て伝播する衝撃は、航空機の胴体にぶつかるので、翼端
縁16に接近する航空機客室内にいる乗客を不快にす
る。このプロペラ10が固定翼航空機において通常のプ
ロペラとして使用されるときにも、同様の問題がある。
で示されたものに類似する本発明のプロペラ10aの羽
根9aが示されている。同様の部分には、同一の符号に
文字“a”が付されている。この実施形態においては、
翼端19は前側領域17及び後側領域18を含んでい
る。
の前縁14aとの結合部21から前方へ、中間部分13
aの前縁14aの前方に位置した第1の部位P1まで延
びる第1の前縁部分20と、第1の部位P1から第2の
部位P2まで後方に後退した第2の前縁部分22とを有
し、翼端縁16aは第2の部位P2から第3の部位P3
まで後方に後退されていて、該第2の部位P2は、好適
な実施形態においては下反りもしくは羽根ドループ(垂
下)を含む大きく後退した最翼端縁16aと、第2の前
縁部分22との間の合成湾曲接合部内に含まれる。
ける中間部分13aの翼弦寸法d1よりも大きな翼弦寸
法d2を有する。翼端19の外側領域は、符号16aで
示す翼端縁に向かって厚さが徐々に減少されていてよ
い。
の羽根9aにおいては、ノッチもしくは切込み25があ
り、そこで羽根9aの中間部分13aが翼端19と合体
する。
した衝撃(概略的に図示)は、符号Eで示された領域に
おいては切込み25の近くで途切れており、従って、不
連続性もしくは切込み25を設けたことにより生ずる好
適な空力的干渉効果のために、衝撃は翼端縁16aを越
えて伝播されない。更に、翼端縁16aの後退した端部
形状のために、翼端19のところで衝撃が再発生する可
能性はない。従って、翼端19の表面上の衝撃が抑制さ
れたので、衝撃が半径方向に翼端を越えて拡がることは
最早なく、航空機の客室に向かう音響波の伝播を無くす
か、又は少なくとも軽減することができる。
変形が可能である。例えば、本発明は、VTOLティル
トウイング又はティルトロータ航空機のプロップ・ロー
タ羽根9aに関して特に説明したが、本発明は、通常の
固定翼航空機の非常に負荷がかけられたプロペラ羽根に
も、限定されるわけではないが、適用しうる。
ものである必要はなく、色々と変更しうる。例えば、図
示の実施形態においては、後方に後退した翼端縁16a
は、翼端19の隣接する第2の前縁部分22よりも実質
的に大きな後退量のものであるが、図示の場合よりも相
対的にもっと大きな又はもっと小さな後退量のものでも
よい。また、好ましくは、第2の前縁部分22及び後方
に後退した翼端縁16aの間の第2の部位P2は、この
第2の前縁部分22及び後方に後退した翼端縁16aが
互いに合成した湾曲接合部内に含まれているが、第2の
部位P2はもっと急な設計とすることができる。
に後退していることが好ましいが、このように設計する
ことは、全ての翼端に必須ではない。
囲又は添付図面において開示され、特定の実施形態で、
或いは開示した機能を遂行するための手段又は開示され
た結果を実現するための方法又は過程の見地から適切な
ものとして説明された種々の特徴は、本発明を種々の形
態で実現するために、それ等単独で又は組み合わせて使
用しうる。
ある。
して途切れるかを示すためた、図2に示すプロペラの羽
根の外端を拡大した詳細図である。
a…根元端部、12a…プロペラハブもしくはディス
ク、13a…中間部分、14a…前縁、15a…後縁、
16a…翼端縁、17…前側領域、18…後側領域、1
9…翼端、20…第1の前縁部分、21…結合部、22
…第2の前縁部分、25…切込み、d1…翼弦寸法、d
2…翼弦寸法、P1…第1の部位、P2…第2の部位、
P3…第3の部位。
Claims (14)
- 【請求項1】 複数のプロペラ羽根からなり、各プロペ
ラ羽根が、中央のプロペラディスクに取着される根元端
部と、該根元端部から延びると共に、前縁及び後縁の間
を翼弦方向に延びる、ほぼ翼状の断面を有する中間部分
と、前記根元端部から離間した前記中間部分の端部のと
ころに翼端を有し、該翼端は、前記中間部分の前縁との
結合部から前方に延びる前縁部分を有していて、前記結
合部のところで前記プロペラ羽根の前縁に不連続性もし
くは切込みを設けているプロペラ。 - 【請求項2】 前記プロペラ羽根の前記翼端の前記前縁
部分は、前記中間部分の前記前縁との前記結合部から、
前記中間部分の前記前縁の前方に位置した第1の部位の
ところまで延びている請求項1に記載のプロペラ。 - 【請求項3】 前記プロペラ羽根の前記翼端は、前記第
1の部位から第2の部位まで後方に後退する第2の前縁
部分を有する請求項2に記載のプロペラ。 - 【請求項4】 前記プロペラ羽根の前記翼端は、前記第
2の前縁部分よりも大きい後退量で後方に後退すると共
に、第3の部位まで延びる翼端縁を有する請求項3に記
載のプロペラ。 - 【請求項5】 前記翼端の前記第2の前縁部分は、湾曲
接合部により前記翼端縁に合成されている請求項3又は
4に記載のプロペラ。 - 【請求項6】 前記プロペラ羽根の前記翼端は、前記中
間部分の後縁との結合部から前記第3の部位まで延びる
後方に後退した後縁を含む請求項4に記載のプロペラ。 - 【請求項7】 前記プロペラ羽根の前記後退した翼端
は、前記中間部分の前記前縁及び後縁間の翼弦寸法より
も大きい翼弦寸法を有する請求項6に記載のプロペラ。 - 【請求項8】 前記プロペラ羽根の前記翼端の、前方に
延びる縁部部分は、前記プロペラ羽根の前記中間部分の
前記前縁と前記結合部で合成されている丸味付き部分を
有する請求項1〜7のいずれか1つに記載のプロペラ。 - 【請求項9】 前記プロペラ羽根の前記翼端の前記第1
の前縁部分及び前記第2の前縁部分が丸味付き部分によ
り合成されている請求項3〜8のいずれか1つに記載の
プロペラ。 - 【請求項10】 前記プロペラ羽根の前記翼端の外側領
域は、翼端縁に向かって太さが徐々に減少している請求
項1〜9のいずれか1つに記載のプロペラ。 - 【請求項11】 少なくとも前記プロペラ羽根の前記中
間部分が実質的に螺旋形のねじり部を有する請求項1〜
9のいずれか1つに記載のプロペラ。 - 【請求項12】 垂直離着機用のプロップ・ロータのた
めのものである請求項11に記載のプロペラ。 - 【請求項13】 少なくとも前記翼端の外側領域は下反
りである請求項1〜12のいずれか1つに記載のプロペ
ラ。 - 【請求項14】 複数のプロペラ羽根からなり、各プロ
ペラ羽根が、中央のプロペラディスクに取着される根元
端部と、該根元端部から延びると共に、前縁及び後縁の
間を翼弦方向に延びてほぼ翼状の断面積を有する中間部
分と、前記根元端部から離間した前記中間部分の端部の
ところに翼端を有し、該翼端は、前記中間部分の前縁と
の結合部から前方に延びる前縁部分を有していて、前記
結合部のところで前記プロペラ羽根の前縁に不連続性も
しくは切込みを設けているプロペラからなるプロップ・
ロータを有する垂直離着機。
Applications Claiming Priority (2)
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GB9608838.0 | 1996-04-30 | ||
GB9608838A GB2312712A (en) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | Propeller/rotor blade |
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1997
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