JPH07100882A - 精密成形品射出成形方法及び装置 - Google Patents

精密成形品射出成形方法及び装置

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JPH07100882A
JPH07100882A JP24567593A JP24567593A JPH07100882A JP H07100882 A JPH07100882 A JP H07100882A JP 24567593 A JP24567593 A JP 24567593A JP 24567593 A JP24567593 A JP 24567593A JP H07100882 A JPH07100882 A JP H07100882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
molding
platen
deviation amount
injection molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP24567593A
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English (en)
Inventor
Kenji Takahashi
健治 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 精密成形品例えば光ディスクなどを成形する
場合、固定側金型と可動側金型のあわせ面のぶつかりを
最小限にすることにより、成形不良が起こったり金型を
損傷したりすることがなく、安定な連続成形が行なわれ
るようにすることを目的とする。 【構成】 連続射出成形の毎回の成形動作時に固定側プ
ラテンと可動側プラテンの動きのずれ量を測定し、該ず
れ量を基準値と比較し、該ずれ量が基準値以上となった
場合には成形を停止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD(コンパクトディ
スク)や光ディスク等の記録担体用ディスク基板等の精
密成形品の連続射出成形方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】精密成形品例えば光ディスクなどを成形
する場合、図2のような金型を用いて、樹脂を該金型内
に射出して成形する方法が一般的である。数μmの溝を
充分転写する必要から該樹脂の流動性を上げているが、
これにより可動側金型1と固定側金型2のあわせ面にバ
リが生じやすくなる。バリの高さを数十μmの範囲にお
さめるために、可動側金型1と固定側金型2のあわせ面
を図1に示すように凹凸の形状にし、かつ固定側キャビ
ネ寸法bと可動側キャビネ寸法aの差すなわちクリアラ
ンスを数十μmにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】金型の凹凸部のクリア
ランスが数十μmと狭いため、固定側金型と可動側金型
の少しのずれによっても固定側金型と可動側金型のあわ
せ面がぶつかるという問題が発生する。
【0004】金型の構造によって固定側金型と可動側金
型のずれを吸収できるようにいろいろな手段が使われて
いるが、金型を射出成形機に取り付けている射出成形機
のプラテンが固定側、可動側で金型のずれ吸収値より大
きくずれてしまうと、やはり固定側金型と可動側金型が
ぶつかってしまい、成形不良が起こったり金型を損傷し
たりしてしまい、連続成形が不能になってしまうといっ
た問題があった。
【0005】さらに、固定側金型と可動側金型のあわせ
面がぶつかった状態で成形を連続していると金型の損傷
が大きくなってしまうといった問題があった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、固定側金型と可動側金型のずれを測定,監視す
る手段を設け、金型のぶつかりを最小限にすることによ
り、安定な連続成形が行なわれるようにすることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、金型内に樹脂を射出して成形し型開後成
形品を取り出す作業を連続して行なう射出成形方法にお
いて、毎回の成形動作時に固定側プラテンと可動側プラ
テンの動きのずれ量を測定し、該ずれ量を基準値と比較
し、該ずれ量が基準値以上となった場合には成形を停止
するようにしたものである。
【0008】また、射出成形装置としては、成形動作中
に固定側プラテンと可動側プラテンの動きのずれ量を型
開閉方向に対して垂直な2方向について同時に測定する
手段と、該ずれ量を基準値と比較する手段を備えるとよ
い。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、金型内に樹脂を
射出して成形し型開後成形品を取り出す作業を連続して
行なう射出成形方法において、毎回の成形動作時に固定
側プラテンと可動側プラテンの動きのずれ量を測定し、
該ずれ量を基準値と比較し、該ずれ量が基準値以上とな
った場合には成形を停止するようにしたので、金型のぶ
つかりをなくすかもしくは、金型のぶつかりを最小限に
することができ、成形不良が起こったり金型を損傷した
りすることがなく、安定な連続成形が行なわれるように
することができる。
【0010】また、請求項2記載の発明によれば、射出
成形装置として、成形動作中に固定側プラテンと可動側
プラテンの動きのずれ量を型開閉方向に対して垂直な2
方向について同時に測定する手段と、該ずれ量を基準値
と比較する手段を備えた射出成形機としたので、固定側
金型と可動側金型のずれを確実に測定し、監視すること
ができるので、金型のぶつかりをなくすかもしくは、金
型のぶつかりを最小限にすることができ、成形不良が起
こったり金型を損傷したりすることがなく、安定な連続
成形が行なわれるようにすることができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。
【0012】本実施例による精密成形品成形装置では、
図1に示すように、固定側プラテン5と可動側プラテン
4の側面に基準面7を設け、これに対して接触型もしく
は非接触型の位置センサ6などをプラテンに取り付け
る。
【0013】取り付け方に関しては図3に例示すように
型開閉方向12に対して上下方向および左右方向の垂直
な2方向が測定できるように取り付ける。図では上下方
向用としてセンサ6a,6c、左右方向用としてセンサ
6b,6dを設置している。
【0014】センサの測定範囲は1mm〜5mmのもの
を使用する。
【0015】センサ6のデータを9の演算装置に取り込
み固定側プラテン5と可動側プラテン4の動きのずれ量
を算出する。算出したずれ量が設定した数値より大きく
なった場合異常表示装置10で異常を表示し、また射出
成形装置に信号を送り、成形を停止させる。
【0016】射出成形装置の固定側プラテンと可動側プ
ラテンのずれ量が大きいと射出成形装置が判断し成形を
停止した場合、どの箇所が異常で停止したかがわからな
いと、射出成形装置の調整において多くの時間がかかっ
てしまう。
【0017】そこで、固定側プラテンと可動側プラテン
のずれ量の増大で射出成形装置が停止した場合、どの方
向がどのくらいずれたため停止したのかを表示する機能
を有するようにするとよい。
【0018】図2に示した実施例では、射出成形装置が
停止した場合、どの方向がどのくらいずれたために停止
したのかを演算装置9から異常表示装置10にデータを
送り、数値と方向を表示させる。
【0019】これにより、固定側プラテンと可動側プラ
テンのずれた方向と値を知ることが出きるため、射出成
形装置を調整する場合効率よく行なうことができる。
【0020】また、射出成形装置の固定側プラテンと可
動側プラテンのずれ量が異常であるということを表示す
るための基準となる設定値が変更できないと、1つの金
型にしか対応できないため、汎用性に欠けてしまう。
【0021】そこで、異常を表示するための基準となる
設定値が可変となるようにするとよい。
【0022】図2に示した実施例では、固定側プラテン
5と可動側プラテン4のずれ量の異常を表示させるため
の基準となる設定値は演算装置9に設定されており、数
値の変更は自由に行なうことができる。
【0023】これにより、射出成形装置において異常を
表示するための設定値が可変であるため、取り付ける金
型ごとに設定値を変更できるので、汎用性のある射出成
形装置となる。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る精密成形品射出成形方法及び装置によれば、金型内に
樹脂を射出して成形し型開後成形品を取り出す作業を連
続して行なう射出成形方法において、毎回の成形動作時
に固定側プラテンと可動側プラテンの動きのずれ量を測
定し、該ずれ量を基準値と比較し、該ずれ量が基準値以
上となった場合には成形を停止するようにしたので、金
型のぶつかりをなくすかもしくは、金型のぶつかりを最
小限にすることができ、成形不良が起こったり金型を損
傷したりすることがなく、安定な連続成形が行なわれる
ようにすることができる。
【0025】また、射出成形装置として、成形動作中に
固定側プラテンと可動側プラテンの動きのずれ量を型開
閉方向に対して垂直な2方向について同時に測定する手
段と、該ずれ量を基準値と比較する手段を備えた射出成
形機としたので、固定側金型と可動側金型のずれを確実
に測定し、監視することができるので、金型のぶつかり
をなくすかもしくは、金型のぶつかりを最小限にするこ
とができ、成形不良が起こったり金型を損傷したりする
ことがなく、安定な連続成形が行なわれるようにするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】従来の金型を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 可動側金型 2 固定側金型 3 タイバー 4 可動側プラテン 5 固定側プラテン 6 位置センサ 7 基準面 8 射出装置 9 演算装置 10 異常表示装置 11 成形品取り出し装置 12 型開閉方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側プラテンに固定された金型と移動
    側プラテンに固定された金型とを型閉めして内部に樹脂
    を射出して成形し型開後成形品を取り出す作業を連続し
    て行なう射出成形方法において、毎回の成形動作時に固
    定側プラテンと可動側プラテンの動きの型開閉方向以外
    のずれ量を測定し、該ずれ量を基準値と比較し、該ずれ
    量が基準値以上となった場合には成形を停止することを
    特徴とする精密成形品射出成形方法
  2. 【請求項2】 固定側プラテンに固定された金型と移動
    側プラテンに固定された金型とを型閉めして内部に樹脂
    を射出して成形し型開後成形品を取り出す作業を連続し
    て行なうよう構成された射出成形装置において、成形動
    作中に固定側プラテンと可動側プラテンの動きのずれ量
    を型開閉方向に対して垂直な2方向について同時に測定
    する手段と、該ずれ量を基準値と比較する手段を備えた
    ことを特徴とする精密成形品射出成形装置
JP24567593A 1993-09-30 1993-09-30 精密成形品射出成形方法及び装置 Pending JPH07100882A (ja)

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JP24567593A JPH07100882A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 精密成形品射出成形方法及び装置

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JP24567593A JPH07100882A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 精密成形品射出成形方法及び装置

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JPH07100882A true JPH07100882A (ja) 1995-04-18

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ID=17137143

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24567593A Pending JPH07100882A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 精密成形品射出成形方法及び装置

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JP (1) JPH07100882A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014009229A1 (de) 2013-06-28 2014-12-31 Fanuc Corporation Spritzgiessmaschine mit Grafikanzeigefunktion

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102014009229A1 (de) 2013-06-28 2014-12-31 Fanuc Corporation Spritzgiessmaschine mit Grafikanzeigefunktion

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