JPH07100739A - 研削方法 - Google Patents

研削方法

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Publication number
JPH07100739A
JPH07100739A JP24465493A JP24465493A JPH07100739A JP H07100739 A JPH07100739 A JP H07100739A JP 24465493 A JP24465493 A JP 24465493A JP 24465493 A JP24465493 A JP 24465493A JP H07100739 A JPH07100739 A JP H07100739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
grindstone
work
abrasive grains
workpiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24465493A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ishigure
博司 石榑
Toshio Murakami
敏夫 村上
Yoshihiko Yamada
良彦 山田
Hiroyuki Nakano
浩之 中野
Sumitaka Noda
純孝 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujimi Inc
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Fujimi Inc
Toyoda Koki KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujimi Inc, Toyoda Koki KK filed Critical Fujimi Inc
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Publication of JPH07100739A publication Critical patent/JPH07100739A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】研削焼けを発生させることなしに多数のワーク
を連続して研削できるようにする。 【構成】ワークWの研削によって砥粒20が摩滅した砥
石で、この砥石の砥粒20の突き出し高さより大きな表
面粗さを有するワークWを研削し、このときに砥石のボ
ンド21をワークWの凸部Aで除去し、さらにワークW
の凸部Aを砥粒20によって除去した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークの表面をカップ
状の砥石で平面研削する研削方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、面板状のワークとカップ状の砥
石を互いに偏心した軸線回りにそれぞれ回転させ、ワー
クの表面を平面研削していた。前記砥石としてダイヤモ
ンド砥粒をレジンボンドで結合したものを使用し、前記
ワークとしてシリコンウェハを使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記多数のワークを交
換しながら繰り返し平面研削すると、砥粒が摩滅する。
この結果、ボンドに対する砥粒の突き出し高さが無くな
り、研削焼けが発生する問題があった。この研削焼けを
回避するために、定期的に砥石をドレッシングする方法
が考えられるが、ドレッシング装置を新たに設けるとコ
スト高になるとともに、研削時間が長くなる問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した問題点
を解決するためになされたもので、平面研削したことに
よって砥粒が摩滅した砥石を、この砥石の砥粒の突き出
し高さよりも大きな表面粗さを持つ未加工のワークを平
面研削することにより、ワークの表面の凸部で砥石のボ
ンドを削りとり、さらに平面研削することによって、ワ
ークの表面の凸部を除去するものである。
【0005】
【作用】シリコンウェハのようなワークを平面研削する
と砥石の砥粒が摩滅し、砥粒の突き出し高さが小さくな
る。加工済のワークを表面粗さの大きい新しいワークに
交換して平面研削すると、ワークの凸部で砥石のボンド
が削りとられ、さらに平面研削すると、ワークの凸部が
削り取られるとともに砥石の砥粒が摩滅する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図5は平面研削盤の側面図であり、ベッド10上
にコラム11が立設され、このコラム11の側面に主軸
頭12が上下方向に移動可能に案内されている。コラム
11の上部にサーボモータ13が設置され、このサーボ
モータ13によって図略公知のボールネジ機構を介して
主軸頭12が上下動されるようになっている。主軸頭1
2には主軸14が鉛直軸線回りに回転可能に軸承され、
主軸頭12の上部に設置された主軸駆動モータ15によ
って回転駆動されるようになっている。主軸14の下端
にはカップ状の砥石16が取付けられ、この砥石16は
下面外縁に円周方向に連続した砥石層17が設けられて
いる。この砥石層17は図1乃至図4に示すようにダイ
ヤモンド砥粒20をレジンボンド21で結合したものが
用いられる。このものは、チップポケットが自生発生し
ない。
【0007】前記ベッド10上には、主軸14の回転軸
線に対して偏心した軸線回りに回転する回転テーブル3
0が設置され、この回転テーブル30に真空チャック3
1を介してワークWが着脱可能に取付けられる。前記ワ
ークWは面板状のシリコンウェハからなる。前記コラム
11の側面には、前記ワークWへクーラントを供給する
クーラントノズル32が取付けられている。
【0008】上述した平面研削盤を2台有し、1台目の
平面研削盤でワークWの粗研削を行い、2台目の平面研
削盤でワークWの仕上げ研削を行う。1台目の平面研削
盤による粗研削完了後には、ワークWの上面には図1に
示すように多数の凹凸(2μm程度の表面粗さ)が形成
されている。ボンド21に対する砥粒20の突き出し高
さが約0.5μm程度の砥石16とワークWをそれぞれ
の軸線回りに回転させながら主軸頭12を下降させる
と、図2に示すようにワークWの凸部Aで砥石16のレ
ジンボンド21が削り取られ、レジンボンド21に対す
る砥粒20の突き出し高さが大きくなる。さらに砥石1
6を下降させると、図3に示すように砥粒20によって
ワークWの凸部Aが削り取られ、ワークWの表面粗さ、
平面度が向上する。この時は、図4に示すように砥粒2
0が摩滅し、レジンボンド21に対する砥粒20の突き
出し高さが再び約0.5μm程度となる。
【0009】このように、粗研削後のワークWの表面粗
さを最適化することによって、仕上げ研削において、ワ
ークWを研削しながら砥石16をドレッシングすること
ができ、ドレッシング装置を設けなくても良いため、コ
スト安となるとともに研削時間を短くできる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、加
工済のワークを平面研削したことによって砥粒が摩滅し
た砥石を、この砥石の砥粒の突き出し高さよりも表面粗
さの大きい未加工のワークを平面研削することにより、
ワークの表面の凸部で砥石のボンドを削りとり、さらに
平面研削することによって、ワークの表面の凸部を除去
するようにしたので、研削焼けを発生させることなく、
多数のワークを繰り返し研削することができる効果が得
られる。また、ドレッシング装置を用いないため、コス
ト安になるとともに研削時間を短くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】研削前の状態図。
【図2】ドレッシング作用が行われている状態図。
【図3】ワークの研削が行われている状態図。
【図4】ワーク研削完了後の状態図。
【図5】平面研削盤の全体側面図。
【符号の説明】
16 砥石 17 砥石層 20 ダイヤモンド砥粒 21 レジンボンド 30 回転テーブル 31 真空チャック W ワーク A 凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 良彦 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 中野 浩之 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 野田 純孝 愛知県西春日井郡西枇杷島町地領2丁目1 番地の1株式会社フジミインコーポレーテ ッド内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面板状のワークとカップ状の砥石を互い
    に偏心した軸線回りにそれぞれ回転させ、ワークの表面
    を平面研削する研削方法において、前記砥石は砥粒とボ
    ンドからなり、平面研削したことによって砥粒が摩滅し
    た砥石を、この砥石の砥粒の突き出し高さよりも大きい
    表面粗さを持つ未加工のワークを平面研削することによ
    り、ワークの表面の凸部で砥石のボンドを削りとり、さ
    らに平面研削することによって、ワークの表面の凸部を
    除去する研削方法。
JP24465493A 1993-09-30 1993-09-30 研削方法 Pending JPH07100739A (ja)

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JP24465493A JPH07100739A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 研削方法

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