JPH0710045A - ピギーバック輸送システム用トラック - Google Patents

ピギーバック輸送システム用トラック

Info

Publication number
JPH0710045A
JPH0710045A JP17362093A JP17362093A JPH0710045A JP H0710045 A JPH0710045 A JP H0710045A JP 17362093 A JP17362093 A JP 17362093A JP 17362093 A JP17362093 A JP 17362093A JP H0710045 A JPH0710045 A JP H0710045A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
truck
transportation system
load
piggyback
underfloor space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17362093A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nagata
幸司 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON FUREETO LINER KK
Original Assignee
NIPPON FUREETO LINER KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON FUREETO LINER KK filed Critical NIPPON FUREETO LINER KK
Priority to JP17362093A priority Critical patent/JPH0710045A/ja
Publication of JPH0710045A publication Critical patent/JPH0710045A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピギーバック輸送システムに使用するトラッ
クにおいて、荷床全体をフラットにすると共に、収納ス
ペースの有効活用を図る。 【構成】 後輪から荷台終端までの間の荷床が低くなっ
ている部分に、着脱可能な荷床板を装着できる構造と
し、荷台後端部までフラットな荷床を形成し、低くなっ
ている部分に車輌後部から荷物の出し入れが可能な収納
スペースを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積み荷を積載したトラ
ックをトラックごと輸送するピギーバック輸送システム
に使用するピギーバック輸送システム用トラックの構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】始めに、図3を用いて、コンテナ輸送シ
ステムとピギーバック輸送システムの相違について説明
する。図3(A)はコンテナ輸送システムを、図3
(B)はピギーバック輸送システムを説明するための図
であり、図において、1は貨車、2はトラック、3はロ
ーディングランプ、4は渡り板、10はコンテナであ
る。コンテナ輸送システムについては良く知られてお
り、ここではその説明は省略するが、このシステムは、 コンテナが必要になる。 コンテナをトラックから貨車へ積み換える必要性から
出発駅,到着駅ともに駅構内に相当のスペースが必要に
なる。 積み換えのためのフォークリフト作業に時間と人手と
が必要になる。などの欠点がある。
【0003】ピギーバック輸送システムは、これらの欠
点を解消するために考案され、昭和61年11月から運
行されているシステムであり、図3(B)に示すよう
に、積み荷を積載したトラックそのものを自走させて貨
車に乗せ、積み荷をトラックごと輸送するシステムであ
り、コンテナ輸送システムとの比較では、 コンテナを必要としない。 コンテナ置場等のスペースを必要としない。 コンテナ積み降ろしが不要となるので、そのためフォ
ークリフト作業が不要で、そのスペースも不要となる。 トラック運転手の労働時間の短縮が図れる。 人手不足や排気ガス規制に対応が可能となる。などの
メリットがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにピギーバ
ック輸送システムはコンテナ輸送システムに比べ多くの
メリットを有するが、このシステムには以下のような問
題点がある。すなわち、鉄道輸送においては、鉄道運行
法や実走行上から各種の制限を受けるが、その代表的な
ものに車輌高および車輌幅の制限があり、この制限は当
然ピギーバック輸送システムにも課せられる。特に、ピ
ギーバック輸送システムは積み荷を積載したトラックそ
のものを乗せるため、従来の貨車とトラックとを用いた
場合、運行可能な車輌高を越えてしまう。また、トラッ
クそのものを乗せるため、積載効率が悪くなるが、現在
の過密な列車ダイヤの状況化においては、輸送枠の拡大
が甚だ困難である。
【0005】このような問題点を解決すべく、本願出願
人と同一出願人は平成4年7月17日に特許出願(特願
平4−212448号)を行い、その構造をいわゆるキ
ャブオーバー形として積載効率を高めると共に、その車
幅を鉄道軌道上を安全に走行できる最大幅とし、且つ、
ルーフの形状を鉄道車輌で規定される、いわゆるカマボ
コ形状とし、そのボデー内に伸縮が可能で回転も可能な
サイドミラーを取り付けた構造のトラックの発明を行っ
ている。
【0006】然しながら車輌高を低くするため、図4
(A),(B)に示すように、荷床高さを出来るだけ低
くしたキャブオーバー形とすると、車輌後部の荷床21
が平坦でなくなり、荷物の出し入れが不便になる。ま
た、単純にこの部分の荷床を平坦なものにしてしまうと
(図示せず)、その下がいわゆるデッドスペースにな
り、それだけ収納スペースが狭くなる。
【0007】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、荷床を平坦にしながらデッドスペー
スを作らず、且つ、このスペースを使い勝手の良いスペ
ースにできるピギーバック輸送システム用トラックを得
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるピギーバ
ック輸送システム用トラックは、後輪から荷台終端まで
の間の荷床が低くなっている部分に、着脱可能な荷床板
を装着できる構造とし、この荷床板を装着した状態で
は、荷床全体が荷台前端部から荷台後端部までフラット
な状態となり、装着された荷床板と荷床の後輪から荷台
終端までの間の低くなっている部分との間を、車輌後部
から荷物の出し入れが可能な収納スペースとすることと
した。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は本発明の一実施例であるトラックの構造を
説明するための図であり、図1(A)は横方向から見た
図、図1(B)は内部構造を示す図であり、図におい
て、22は荷床板、23は荷床板22の下に設けられる
床下スペースである。図1に示すように、本実施例にお
いては荷床全体を平坦にさせるために、荷床の後部に荷
床板22が着脱自在に装着できるような構造とする。ま
た、この荷床板22とボディ下面との間にできる床下ス
ペース23を有効に活用できる構造とする。
【0010】以上のような構造とすることにより、積み
荷を積載したトラックそのものを貨車に乗せるピギーバ
ック輸送システムに使用可能なように、車輌高,車輌幅
の寸法を規制したトラックでありながら、荷床をフラッ
トにして荷物の出し入れを容易にし、且つ、車輌後部の
荷床板22の下にできる床下スペース23を積み荷スペ
ースとして下記のように有効に活用できるようになる。
【0011】図2は、床下スペース23の有効な活用方
法の実施例を示す図であり、図2(A)は寸法Lを、ト
ラック輸送でその大きさが規定してあるダンボール箱が
丁度収納できる大きさとすることにより、このスペース
にダンボールを収納することで、効率の良い収納スペー
スを確保するものである。
【0012】図2(B)は、積み荷を出し入れする後部
の観音開きの扉それぞれに、床下スペース23の半分に
丁度嵌合する大きさの籠24を取り付けたものであり、
このようにすることで、扉を開いただけで籠24が外部
へ引き出され、例えば小物等をこの籠24に収納してお
けば、その出し入れが非常に便利になる。
【0013】図2(C)は観音開きの扉を荷床板22の
位置までとし、その下には床下スペース23に丁度嵌合
する大きさの引き出し25を収納することとしたもので
あり、このような構造とすることにより、扉を開かなく
ても引き出し25の出し入れができ、良く出し入れする
小物等の収納スペースとして便利なスペースを提供でき
る。
【0014】なお、説明は省略しているが、このトラッ
クはピギーバック輸送システム用のトラックであり、上
述の特願平4−212448号と同様に、その車幅は鉄
道軌道上を安全に走行できる最大とし、且つ、ルーフの
形状を鉄道車輌で規定される範囲のいわゆるカマボコ形
状とし、サイドミラーがボディ内に伸縮できる構造とな
っていることは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】この発明のピギーバック輸送システム用
トラックは以上説明したように、荷床をフラットにしな
がら荷床下に使い勝手の良いスペースが構成できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるトラックの構造を説明
するための図である。
【図2】床下スペースの活用方法の実施例を示す図であ
る。
【図3】コンテナ輸送システムとピギーバック輸送シス
テムの相違を説明するための図である。
【図4】先行技術におけるトラックの構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
21 後部の荷床 22 荷床板 23 床下スペース 24 籠 25 引き出し

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積み荷を積載したトラックをトラックご
    と輸送するピギーバック輸送システムに使用するピギー
    バック輸送システム用トラックにおいて、 その形状をいわゆるキャブオーバー形として積載効率を
    高めると共に、車幅を鉄道軌道上を安全に走行できる最
    大とし、且つ、ルーフの形状を鉄道車輌で規定される範
    囲のいわゆるカマボコ形状とし、 荷台において、後輪から荷台終端までの間の荷床が低く
    なっている部分に、着脱可能な荷床板を装着できる構造
    とし、 この荷床板を装着した状態では荷床全体が荷台前端部か
    ら荷台後端部までフラットな状態となり、装着された上
    記荷床板と上記低くなっている部分との間に、該トラッ
    クの後部から荷物の出し入れが可能な収納スペース(床
    下スペース)が形成されることを特徴とするピギーバッ
    ク輸送システム用トラック。
  2. 【請求項2】 上記床下スペースの高さ寸法Lを、トラ
    ック輸送でその大きさが規定されるダンボール箱が収納
    できる寸法とすることを特徴とする請求項第1項記載の
    ピギーバック輸送システム用トラック。
  3. 【請求項3】 上記床下スペースと丁度半分の大きさの
    籠をそれぞれ上記トラック後部に設けられた観音開き戸
    の内側にそれぞれ設け、 上記戸を開いたときにこの籠が外部へ露出する構造を特
    徴とする請求項第1項記載のピギーバック輸送システム
    用トラック。
  4. 【請求項4】 上記床下スペースと同じ大きさの引き出
    しを設け、この引き出しを上記観音開き戸の開閉とは無
    関係に収納,引き出し操作ができる構造としたことを特
    徴とする請求項第1項記載のピギーバック輸送システム
    用トラック。
JP17362093A 1993-06-22 1993-06-22 ピギーバック輸送システム用トラック Pending JPH0710045A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17362093A JPH0710045A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 ピギーバック輸送システム用トラック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17362093A JPH0710045A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 ピギーバック輸送システム用トラック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0710045A true JPH0710045A (ja) 1995-01-13

Family

ID=15963994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17362093A Pending JPH0710045A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 ピギーバック輸送システム用トラック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0710045A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009143442A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Isuzu Motors Ltd 配送車
JP2009190630A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Kitamura Seisakusho:Kk 貨物自動車
JP2009190631A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Kitamura Seisakusho:Kk 貨物自動車

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009143442A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Isuzu Motors Ltd 配送車
JP2009190630A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Kitamura Seisakusho:Kk 貨物自動車
JP2009190631A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Kitamura Seisakusho:Kk 貨物自動車

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10457503B2 (en) Apparatus and method for intermodal distribution of freight
JP6012023B2 (ja) 車両の輸送のためのコンテナ
US6599082B2 (en) Intermodal transport system for freight
CN209833631U (zh) 一种铁路驮背运输车及其底架
US11161703B2 (en) System, apparatus, and method for freight redistribution
US1611882A (en) System and apparatus for handling freight
JPH0710045A (ja) ピギーバック輸送システム用トラック
US3874308A (en) Transport apparatus
JP2005500955A (ja) 荷搬送器
JP3347816B2 (ja) 自動車の輸送システム
JPH0632257A (ja) ピギーバック輸送システム用トラック
CN212243371U (zh) 一种货车车厢
CN2570127Y (zh) 多用途铁路侧开门双层平车
CN201077629Y (zh) 一种运车箱
CN211106890U (zh) 一种加长前悬低地板城市电动卡车
CN111301454B (zh) 用于铁路货车的车体及铁路货车
CN211568091U (zh) 无后桥式载货汽车底盘车架
JP2548344Y2 (ja) 乗用車輸送用コンテナ
JP2562768Y2 (ja) 鉄道車両と小型トラックとによる複合輸送用コンテナの隅金具
JPH01311924A (ja) 開閉式箱形荷台
KR200252642Y1 (ko) 유개차형 화물차용 적재함
GB2414001A (en) Removable train carried container for different gauge railways
FI125213B (fi) Ajoneuvon kuljetuskori ja ajoneuvo
KR100427740B1 (ko) 유개차형 화물차용 적재함
JPH0632230A (ja) ピギーバック輸送システム