JPH07100420A - スプレー式洗浄機 - Google Patents

スプレー式洗浄機

Info

Publication number
JPH07100420A
JPH07100420A JP24951193A JP24951193A JPH07100420A JP H07100420 A JPH07100420 A JP H07100420A JP 24951193 A JP24951193 A JP 24951193A JP 24951193 A JP24951193 A JP 24951193A JP H07100420 A JPH07100420 A JP H07100420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
spray device
petroleum solvent
rinsing
petroleum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24951193A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kadosawa
明 角澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Metrecs Co Ltd
Original Assignee
Amada Metrecs Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Metrecs Co Ltd filed Critical Amada Metrecs Co Ltd
Priority to JP24951193A priority Critical patent/JPH07100420A/ja
Publication of JPH07100420A publication Critical patent/JPH07100420A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用した石油系溶剤を回収すると共に回収さ
れた石油系溶剤を蒸留再生して再使用できるようにした
スプレー式洗浄機を提供することにある。 【構成】 石油系溶剤を噴射せしめるスプレー装置3,
5と、このスプレー装置3,5へ石油系溶剤が供給され
ると共にスプレー装置3,5から噴射されて戻されるべ
くスプレー装置3,5に接続された洗浄タンク7A,7
Bと、この洗浄タンク7A,7Bから石油系溶剤が送ら
れて蒸留再生すると共に蒸留再生された石油系溶剤を前
記洗浄タンク7A,7Bへ戻されるべく洗浄タンク7
A,7Bに接続された蒸留機21と、この蒸留機21で
脱脂された油分を廃出すべく蒸留機21に接続された廃
液タンク31と、を備えてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、金属部品などのワー
クを洗浄するスプレー式洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属部品などのワークを洗浄する
スプレー式洗浄機は、中性あるいはアルカリ性の洗剤か
らなる水系溶剤を収納した溶剤タンクを備えており、こ
の溶剤タンクに接続されたスプレー装置から水系溶剤を
前記ワークに噴射せしめて、ワークの表面に付着した汚
れを洗浄していることが一般的に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の水系溶剤を使用したスプレー式洗浄機では、水系溶
剤の代りに石油系溶剤を使用し、この使用した石油系溶
剤を溶剤タンクに回収して再使用しようとすると、溶剤
タンク内では溶剤と脱脂した油との分離ができないとい
う問題があった。
【0004】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ために、使用した石油系溶剤を回収すると共に回収され
た石油系溶剤を蒸留再生して再使用できるようにしたス
プレー式洗浄機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、石油系溶剤を噴射せしめるスプレー装
置と、このスプレー装置へ石油系溶剤が供給されると共
にスプレー装置から噴射されて戻されるべくスプレー装
置に接続された洗浄タンクと、この洗浄タンクから石油
系溶剤が送られて蒸留再生すると共に蒸留再生された石
油系溶剤を前記洗浄タンクへ戻されるべく洗浄タンクに
接続された蒸留機と、この蒸留機で脱脂された油分を廃
出すべく蒸留機に接続された廃液タンクと、を備えてス
プレー式洗浄機を構成した。
【0006】前記スプレー式洗浄機において、前記洗浄
タンクが洗浄用タンクとリンス用タンクとに仕切り板で
仕切られかつリンス用タンクから洗浄用タンクへ石油系
溶剤がオーバーフローすべく構成されていると共に、前
記スプレー装置が洗浄用スプレー装置とリンス用スプレ
ー装置とで構成され、前記洗浄用タンク、リンス用タン
クがそれぞれ洗浄用スプレー装置、リンス用スプレー装
置に接続されていると共に、前記蒸留機が洗浄用タンク
の上部に接続されていることが望ましいものである。
【0007】
【作用】この発明のスプレー式洗浄機を採用することに
より、洗浄タンクの洗浄用タンクとリンス用タンクに石
油系溶剤が収納される。この洗浄用タンクに接続された
洗浄用スプレー装置から石油系溶剤がワークに噴射され
てワークの表面に付着された汚れが洗浄される。また、
リンス用タンクに接続されたリンス用スプレー装置から
石油系溶剤がワークに噴射されてリンスされる。この洗
浄用スプレー装置、リンス用スプレー装置より噴射され
た石油系溶剤はそれぞれ洗浄用タンク、リンス用タンク
に回収される。しかも、リンス用タンクから洗浄用タン
クへ石油系溶剤はオーバーフローして流れ込むようにな
っている。
【0008】洗浄用タンク、リンス用タンクに回収され
た石油系溶剤は必要に応じて蒸留機へ送られてこの蒸留
機にて蒸留再生される。蒸留再生された石油系溶剤はリ
ンス用タンクに戻されることにより、リンス用タンクで
は脱脂油分残量が減少されて再使用される。また、蒸留
されて残った脱脂した油分は廃液タンクに送られて処分
される。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。
【0010】図1を参照するに、スプレー式洗浄機1
は、例えば商品名でアクトレル(エクソン化学)、テク
リーン、ソノレベント(日本石油)、メルベイユ(昭和
シェル)、ダクニクリーナー(出光興産)などの石油系
溶剤を、例えば金属部品などのワークに噴射せしめて洗
浄、リンスせしめる洗浄用スプレー装置3、リンス用ス
プレー装置5を備えていると共に石油系溶剤を収納せし
めておく洗浄タンク7を備えている。
【0011】この洗浄タンク7は洗浄用タンク7Aとリ
ンス用タンク7Bとに仕切り板9で仕切られている。し
かも、リンス用タンク7Bから洗浄用タンク7Aへ石油
系溶剤がオーバーフローして流れ込むようになってい
る。
【0012】前記洗浄用スプレー装置3には供給パイプ
11の一端が接続されていると共に供給パイプ11の他
端が前記洗浄用タンク7Aの側面に接続されている。ま
た、洗浄用スプレー装置3には回収パイプ13の一端が
接続されていると共に回収パイプ13の他端が前記洗浄
用タンク7Aの上方に設けられている。
【0013】上記構成により、洗浄用タンク7Aから供
給パイプ11を経て石油系溶剤が洗浄用スプレー装置3
へ供給される。この洗浄用スプレー装置3で石油系溶剤
をワークに噴射せしめることによりワークが洗浄され
る。そして洗浄に使用された石油系溶剤は回収パイプ1
3を経て前記洗浄用タンク7Aに回収されることにな
る。
【0014】前記リンス用スプレー装置5には供給パイ
プ15の一端が接続されていると共に供給パイプ15の
他端が前記リンス用タンク7Bの側面に接続されてい
る。また、リンス用スプレー装置5には回収パイプ17
の一端が接続されていると共に回収パイプ17の他端が
前記リンス用タンク7Bの上方に設けられている。
【0015】上記構成により、リンス用タンク7Bから
供給パイプ15を経てリンス用スプレー装置5へ供給さ
れる。このリンス用スプレー装置5で石油系溶剤をワー
クに噴射せしめることによりワークがリンスされる。そ
してリンスに使用された石油系溶剤は回収パイプ17を
経て前記リンス用タンク7Bに回収されることになる。
【0016】前記洗浄用タンク7Aの底部にはパイプ1
9の一端が接続されていると共にパイプ19の他端は蒸
留機21に接続されている。また、前記リンス用タンク
7Bの底部にはパイプ23の一端が接続されていると共
にパイプ23の他端は前記蒸留機21に接続されてい
る。この蒸留機21の脇には蒸留機21を制御せしめる
制御装置25が配置されている。
【0017】前記蒸留機21にはパイプ27の一端が接
続されていると共にパイプ27の他端は前記リンス用タ
ンク7Bの上方に設けられている。また、前記蒸留機2
1にはパイプ29の一端が接続されていると共にパイプ
29の他端は廃液タンク31の上方に設けられている。
【0018】上記構成により、洗浄用タンク7A、リン
ス用タンク7Bからそれぞれ石油系溶剤がパイプ19,
23を経て蒸留機21に送り込まれる。この蒸留機21
では送り込まれた石油系溶剤を蒸留再生し、この蒸留再
生された石油系溶剤はパイプ27を経てリンス用タンク
7Bに戻されることになる。また、蒸留機21で脱脂さ
れた油分はパイプ29を経て廃液タンク31に送られた
後、処分されることになる。
【0019】このように、洗浄用タンク7A、リンス用
タンク7Bから石油系溶剤がそれぞれ供給パイプ11,
15を経て洗浄用スプレー装置3、リンス用スプレー装
置5に供給される。洗浄用スプレー装置3、リンス用ス
プレー装置5からそれぞれ石油系溶剤がワークに噴射さ
れて洗浄、リンスされる。しかも、洗浄用スプレー装置
3、リンス用スプレー装置5で使用された石油系溶剤は
それぞれ回収パイプ13,17を経て洗浄用タンク7
A、リンス用タンク7Bに回収される。
【0020】洗浄用タンク7A、リンス用タンク7B内
の石油系溶剤は必要に応じてパイプ19,23を経て蒸
留機21に送り込まれる。この蒸留機21を制御装置2
5で制御し、蒸留機21に送り込まれた石油系溶剤を蒸
留再生する。蒸留再生された石油系溶剤はリンス用タン
ク7Bに供給される。このリンス用タンク7Bは再生溶
剤の供給により脱脂油分残量が減ると共に、オーバーフ
ローして洗浄用タンク7Aにも流れ込まれる。これによ
り、洗浄用タンク7Aにも脱脂油分残量の少い石油系溶
剤が供給され、洗浄用タンク7Aの石油系溶剤も脱脂油
分残量が減る。また、蒸留機21で脱脂した油分はパイ
プ29を経て廃液タンク31へ送られて処分される。
【0021】したがって、スプレー式洗浄機1におい
て、石油系溶剤を使用することができるようにし、しか
も、使用した石油系溶剤を回収すると共に回収された石
油系溶剤を蒸留再生して再使用することができる。
【0022】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。本実施例では石油系溶
剤でワークに洗浄とリンスを行う例で説明したが、石油
系溶剤を洗浄あるいはリンスだけを行うようなスプレー
式洗浄機にも適用できるものである。
【0023】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れているとおりの構成であるから、スプレー式洗浄機に
おいて、石油系溶剤を使用してワークに洗浄を行うこと
ができるようにし、しかも、使用した石油系溶剤を回収
すると共に回収された石油系溶剤を蒸留再生して再使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のスプレー式洗浄機の一実施例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 スプレー式洗浄機 3 洗浄用スプレー装置 5 リンス用スプレー装置 7 洗浄タンク 7A 洗浄用タンク 7B リンス用タンク 9 仕切り板 21 蒸留機 31 廃液パイプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石油系溶剤を噴射せしめるスプレー装置
    と、このスプレー装置へ石油系溶剤が供給されると共に
    スプレー装置から噴射されて戻されるべくスプレー装置
    に接続された洗浄タンクと、この洗浄タンクから石油系
    溶剤が送られて蒸留再生すると共に蒸留再生された石油
    系溶剤を前記洗浄タンクへ戻されるべく洗浄タンクに接
    続された蒸留機と、この蒸留機で脱脂された油分を廃出
    すべく蒸留機に接続された廃液タンクと、を備えてなる
    ことを特徴とするスプレー式洗浄機。
  2. 【請求項2】 前記洗浄タンクが洗浄用タンクとリンス
    用タンクとに仕切り板で仕切られかつリンス用タンクか
    ら洗浄用タンクへ石油系溶剤がオーバーフローすべく構
    成されていると共に、前記スプレー装置が洗浄用スプレ
    ー装置とリンス用スプレー装置とで構成され、前記洗浄
    用タンク、リンス用タンクがそれぞれ洗浄用スプレー装
    置、リンス用スプレー装置に接続されていると共に、前
    記蒸留機が洗浄用タンクの上部に接続されていることを
    特徴とする請求項1記載のスプレー式洗浄機。
JP24951193A 1993-10-05 1993-10-05 スプレー式洗浄機 Pending JPH07100420A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24951193A JPH07100420A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 スプレー式洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24951193A JPH07100420A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 スプレー式洗浄機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07100420A true JPH07100420A (ja) 1995-04-18

Family

ID=17194067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24951193A Pending JPH07100420A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 スプレー式洗浄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07100420A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150114755A (ko) * 2014-04-02 2015-10-13 강성원 송풍팬 세척장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150114755A (ko) * 2014-04-02 2015-10-13 강성원 송풍팬 세척장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103485116A (zh) 洗衣机及其局部污渍去除装置
CN203462293U (zh) 洗衣机及其局部污渍去除装置
CN106319545A (zh) 一种新能源电池壳清洗工艺
JP3979374B2 (ja) 霧化発生装置を備えた食器洗い機
JPH07100420A (ja) スプレー式洗浄機
JPH05237999A (ja) 印刷機の胴を洗浄する装置
JP6309139B1 (ja) 被洗浄物の洗浄方法及びその装置
JP3589248B2 (ja) 圧延材のアルカリ脱脂装置
JP4096922B2 (ja) 塗装前処理方法及び塗装前処理装置
JPH0841667A (ja) 金属帯材の洗浄方法
JPH0957223A (ja) 部品洗浄装置
WO2018180731A1 (ja) W/oエマルジョン洗浄液を使用する洗浄方法
JPH1161469A (ja) 塗装の前処理洗浄装置
JPH0671234A (ja) ワーク洗浄装置
JP3165521B2 (ja) 電着塗装の水洗方法
JPH07505595A (ja) 車両の自動洗浄方法
JPH06122387A (ja) 樹脂バンパーの洗浄方法
JPH08252401A (ja) 洗浄剤の浄化回収装置
KR200359451Y1 (ko) 도장용 스프레이 건 세척대
KR200353201Y1 (ko) 셀프 세차기
JP2773574B2 (ja) 塗装装置
JPH04290586A (ja) 被洗浄物の濯ぎ洗浄方法およびその装置
JPH07108208A (ja) 塗装前処理装置
JPH06106140A (ja) 連続走行材の洗浄方法及び洗浄装置
JP2010188938A (ja) 洗車方法