JPH07100069B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents
使い捨ておむつInfo
- Publication number
- JPH07100069B2 JPH07100069B2 JP63024505A JP2450588A JPH07100069B2 JP H07100069 B2 JPH07100069 B2 JP H07100069B2 JP 63024505 A JP63024505 A JP 63024505A JP 2450588 A JP2450588 A JP 2450588A JP H07100069 B2 JPH07100069 B2 JP H07100069B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leak
- layer
- water
- proof layer
- absorber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ○産業上の利用分野 本発明は、使い捨ておむつに関するものである。
○従来技術およびその問題点 使い捨ておむつは、第5図および第6図に示すように、
ポリエチレンその他の不透性材料でつくられた防漏層1
と、不織布その他の水分不透過性材料でつくられた表面
層2とで、吸収体3を包囲しているが、従来技術におい
ては、防漏層1の両側延長部分〔または防漏層1および
表面層2とを積層した両側延長部分〕でサイドフラップ
4を形成するとともに、使用時における股部分との適合
性を良くするとともに胴まわりでの装着性を良くすべ
く、該サイドフラップ4の長手方向中央部分にトリムカ
ットで切欠凹部Pが形成されている。
ポリエチレンその他の不透性材料でつくられた防漏層1
と、不織布その他の水分不透過性材料でつくられた表面
層2とで、吸収体3を包囲しているが、従来技術におい
ては、防漏層1の両側延長部分〔または防漏層1および
表面層2とを積層した両側延長部分〕でサイドフラップ
4を形成するとともに、使用時における股部分との適合
性を良くするとともに胴まわりでの装着性を良くすべ
く、該サイドフラップ4の長手方向中央部分にトリムカ
ットで切欠凹部Pが形成されている。
上記の従来技術においては、サイドフラップに防漏層と
同一素材を使用し且つトリムカット部分が無駄に切り落
とされていて、不経済である。
同一素材を使用し且つトリムカット部分が無駄に切り落
とされていて、不経済である。
○上記問題点を解決するための手段 本願発明は、水分不透過性の防漏層の表面に防漏層とほ
ぼ同じ幅で全長を短めに形成した吸収体を配置し、この
吸収体の表面を防漏層とほぼ同じ広さの水分透過性の表
面層で被覆するとともに、表面層と防漏層を吸収体の少
なくも両側位置で接着することによりおむつ本体を形成
し、水分不透過性、不透水性の物質を積層したシートロ
ールを千鳥状2列配置の直線部分を含む分割線で長手方
向に波状に2分割し、2列配置の直線部分のいずれかの
中間位置で横方向に切断して形成したサイドラップを前
記おむつ本体の防漏層側に両側の全長にわたって接着し
て使い捨ておむつを構成する。
ぼ同じ幅で全長を短めに形成した吸収体を配置し、この
吸収体の表面を防漏層とほぼ同じ広さの水分透過性の表
面層で被覆するとともに、表面層と防漏層を吸収体の少
なくも両側位置で接着することによりおむつ本体を形成
し、水分不透過性、不透水性の物質を積層したシートロ
ールを千鳥状2列配置の直線部分を含む分割線で長手方
向に波状に2分割し、2列配置の直線部分のいずれかの
中間位置で横方向に切断して形成したサイドラップを前
記おむつ本体の防漏層側に両側の全長にわたって接着し
て使い捨ておむつを構成する。
○実施例 以下図面に示す実施例にもとづいて、本発明を詳細に説
明する。
明する。
1は防漏層で水分不透過性のポリエチレンフィルム等の
樹脂フィルムにより形成し、この防漏層1の表面にほぼ
同じ幅に形成した吸収体3を配置する。この吸収体3は
人体より排せつされる尿等を吸収体保持できるものであ
れば、特にその構成を限定するものではない。
樹脂フィルムにより形成し、この防漏層1の表面にほぼ
同じ幅に形成した吸収体3を配置する。この吸収体3は
人体より排せつされる尿等を吸収体保持できるものであ
れば、特にその構成を限定するものではない。
前記吸収体3を挟むように防漏層1とほぼ同じ大きさの
透水性の不織布でできた表面層2を重ね、少なくともそ
の両側を吸収体3を包み込むように織込み、おむつ本体
Aを構成する。
透水性の不織布でできた表面層2を重ね、少なくともそ
の両側を吸収体3を包み込むように織込み、おむつ本体
Aを構成する。
左右一対のサイドフラップ4A,4Bを吸収体3を包み込む
ように折り込んだ表面層2と防漏層1の間に挟み込み、
三者を接着剤で接着させる。
ように折り込んだ表面層2と防漏層1の間に挟み込み、
三者を接着剤で接着させる。
前記サイドフラップ4A,4Bは、おむつ本体Aの表面層2
に使用するシート(例えば不織布)に水分不透過性の物
質(例えば、ポリエチレン)を積層した連続状のシート
を切欠凹部pを形成させて長手方向に二分割し且つ所定
間隔で横方向に切断したものを使用するが、実施例で
は、前記不織布にポリエチレンを積層したシートロール
6を長手方向に2分割して使用するが、2分割線Sは、
第3図に示すごとく、中心線より等間隔に、交互に一定
のピッチで左右に隔てられた中心線に平行な、かつおむ
つ本体の長さの1/2弱の直線S1,S2とそれを結ぶ直線S3か
らなる台形波若しくはその直線の結び目を曲線S3′で丸
めた波形を構成せしめる如くにし(直線S1,S2を千鳥状
2列配置とし両直線S1,S2の端を互いに連続させた波状
とする)、かくして形成された日本の一縁は直線、他縁
は波形のテープを夫々波の山の部分、中央部分で切断S4
する事により得られた二枚のシートをその直線縁に於い
ておむつ本体Aの防漏層側の両側面に接着させる事によ
りサイドフラップ4A,4Bとした。
に使用するシート(例えば不織布)に水分不透過性の物
質(例えば、ポリエチレン)を積層した連続状のシート
を切欠凹部pを形成させて長手方向に二分割し且つ所定
間隔で横方向に切断したものを使用するが、実施例で
は、前記不織布にポリエチレンを積層したシートロール
6を長手方向に2分割して使用するが、2分割線Sは、
第3図に示すごとく、中心線より等間隔に、交互に一定
のピッチで左右に隔てられた中心線に平行な、かつおむ
つ本体の長さの1/2弱の直線S1,S2とそれを結ぶ直線S3か
らなる台形波若しくはその直線の結び目を曲線S3′で丸
めた波形を構成せしめる如くにし(直線S1,S2を千鳥状
2列配置とし両直線S1,S2の端を互いに連続させた波状
とする)、かくして形成された日本の一縁は直線、他縁
は波形のテープを夫々波の山の部分、中央部分で切断S4
する事により得られた二枚のシートをその直線縁に於い
ておむつ本体Aの防漏層側の両側面に接着させる事によ
りサイドフラップ4A,4Bとした。
なお、第3図の実施例においては、直線S1,S2の中央位
置で横方向に切断S4し、サイドフラップを切欠凹部Pの
中央位置で上下方向に対称形状としたが、横方向の切断
位置を直線S1,S2の中央位置より上方または下方へ寄せ
た位置としてもよい。この場合、切欠凹部Pはおむつ本
体Aの全長の中心位置に対し上方または下方寄りの位置
となる。
置で横方向に切断S4し、サイドフラップを切欠凹部Pの
中央位置で上下方向に対称形状としたが、横方向の切断
位置を直線S1,S2の中央位置より上方または下方へ寄せ
た位置としてもよい。この場合、切欠凹部Pはおむつ本
体Aの全長の中心位置に対し上方または下方寄りの位置
となる。
また、実施例のごとくシートロール6を分割線S1,S2,S3
で2分割すると切り捨て部分がなく材料を有効に利用で
きて好都合であるが、分割線の一部に二重部分(例え
ば、S3′,S3″の二重部分)を形成し、二重の分割線の
間を切り捨てても切欠凹部Pに対応する大部分の個所を
切り捨てるものでないから、本発明の目的を達成するこ
とができる。
で2分割すると切り捨て部分がなく材料を有効に利用で
きて好都合であるが、分割線の一部に二重部分(例え
ば、S3′,S3″の二重部分)を形成し、二重の分割線の
間を切り捨てても切欠凹部Pに対応する大部分の個所を
切り捨てるものでないから、本発明の目的を達成するこ
とができる。
サイドフラップ4の胴まわりに接する個所にホットメル
ト等の粘着剤を塗布し、止着部5を糊付けする。
ト等の粘着剤を塗布し、止着部5を糊付けする。
○発明の効果 本願発明は、使い捨ておむつの装着性を良くする目的で
おむつ本体の両側方にサイドフラップを形成するにあた
り、防漏層,表面層と異なる適宜の材質とすることがで
きて、製造コストの低減をはかり得る効果を有する。
おむつ本体の両側方にサイドフラップを形成するにあた
り、防漏層,表面層と異なる適宜の材質とすることがで
きて、製造コストの低減をはかり得る効果を有する。
更に、切欠凹部を有するサイドフラップを切欠凹部を素
材シートより切り捨てることなく形成でき、材料を無駄
にすることなく有効に利用して製造コストの低減をはか
ることができる。
材シートより切り捨てることなく形成でき、材料を無駄
にすることなく有効に利用して製造コストの低減をはか
ることができる。
第1図は本願発明を実施した使い捨ておむつの展開平面
図。第2図は同じく縦断面図である。 第3図はサイドフラップを製作するための長手方向二分
割の分割線および横方向の切断線を示す説明図。第4図
はサイドフラップの平面図である。 第5図および第6図は、従来技術の使い捨ておむつを示
し、第5図は平面図、第6図は縦断面図である。 A……おむつ本体 P……切欠凹部 1……防漏層 2……表面層 3……吸収体 4A,4B……サイドフラップ
図。第2図は同じく縦断面図である。 第3図はサイドフラップを製作するための長手方向二分
割の分割線および横方向の切断線を示す説明図。第4図
はサイドフラップの平面図である。 第5図および第6図は、従来技術の使い捨ておむつを示
し、第5図は平面図、第6図は縦断面図である。 A……おむつ本体 P……切欠凹部 1……防漏層 2……表面層 3……吸収体 4A,4B……サイドフラップ
Claims (1)
- 【請求項1】水分不透過性の防漏層の表面に防漏層とほ
ぼ同じ幅で全長を短めに形成した吸収体を配置し、この
吸収体の表面を防漏層とほぼ同じ広さの水分透過性の表
面層で被覆するとともに、表面層と防漏層を吸収体の少
なくも両側位置で接着することによりおむつ本体を形成
し、水分不透過性の物質を積層したシートロールを千鳥
状2列配置の直線部分を含む分割線で長手方向に波状に
2分割し、2列配置の直線部分のいずれかの中間位置で
横方向に切断して形成したサイドラップを前記おむつ本
体の防漏層側を両側の全長にわたって接着したことを特
徴とする使い捨ておむつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63024505A JPH07100069B2 (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 使い捨ておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63024505A JPH07100069B2 (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 使い捨ておむつ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01201502A JPH01201502A (ja) | 1989-08-14 |
JPH07100069B2 true JPH07100069B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=12140048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63024505A Expired - Lifetime JPH07100069B2 (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 使い捨ておむつ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07100069B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02234760A (ja) * | 1989-03-09 | 1990-09-17 | Uni Charm Corp | 使い捨て着用物品の製造方法 |
JPH04261655A (ja) * | 1990-12-31 | 1992-09-17 | Zuikou:Kk | 紙おむつの製造方法 |
KR100572030B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2006-06-21 | 주식회사 엘지생활건강 | 일회용 흡수제품의 사이드 플랩의 제조방법 |
KR100572024B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2006-07-06 | 주식회사 엘지생활건강 | 일회용 흡수제품의 베리어 커프를 형성하는 사이드 플랩의제조방법 |
JP2016159061A (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-05 | 王子ホールディングス株式会社 | 使い捨ておむつ及びその製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4397645A (en) * | 1981-02-24 | 1983-08-09 | The Procter & Gamble Company | Disposable absorbent article having an improved liquid containment construction |
CA1326328C (en) * | 1987-12-16 | 1994-01-25 | Paul Theodore Van Gompel | Disposable incontinence garment or training pant |
-
1988
- 1988-02-03 JP JP63024505A patent/JPH07100069B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01201502A (ja) | 1989-08-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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R250 | Receipt of annual fees |
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