JPH0699690A - プラスチック製ファイル類の製造装置 - Google Patents

プラスチック製ファイル類の製造装置

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Publication number
JPH0699690A
JPH0699690A JP25021192A JP25021192A JPH0699690A JP H0699690 A JPH0699690 A JP H0699690A JP 25021192 A JP25021192 A JP 25021192A JP 25021192 A JP25021192 A JP 25021192A JP H0699690 A JPH0699690 A JP H0699690A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
punching
foiling
section
folding
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25021192A
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English (en)
Inventor
Isao Yada
功 弥田
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Maruzen KK
Original Assignee
Maruzen KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリヤファイル,クリヤホルダ,エンベロー
プなどのプラスチック製ファイルの製造を一貫して連続
的にかつ省力的に高い生産性でもって行う。 【構成】 プラスチックシートAを供給するシート供給
部1と、このシート供給部1から供給されたプラスチッ
クシートAを所定の形状に打ち抜くととも打ち抜かれた
シートにエンボス加工を施すシート打抜加工部3と、こ
のシート打抜加工部3の前段もしくは後段に設けられて
シートAに箔押しを行う箔押部2と、前記シート打抜加
工部3で打ち抜かれたシートを折る折部4と、この折部
4で折られたシートをシールするシール部5を有するプ
ラスチック製ファイル類の連続製造装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この発明は、クリヤーファイ
ル、キャリーホルダーあるいはクリヤーポケットなどと
呼ばれるプラスチック製ファイル類およびエンベロープ
等を一貫生産するための製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、この種のファイルは、事務用品と
して広く使用されている。このようなファイルの製造
は、押出機などによって原反となるポリプロピレンシー
トなどを製造し、これをある長さの定尺シートに切断す
る。ついで、この定尺シートを″びく抜き″と称する打
ち抜きによって、所定の形状に打ち抜く。この打ち抜き
シートをついで二つ折以上に折り畳んだのち、折り曲げ
部と交わる一辺等を熱溶着する方法によって製造されて
いる。
【0003】この製造に際しては、上述の種々の工程が
複数の加工業者によって個別に行われており、一貫生産
がなされておらず、生産性が極めて低い欠点があった。
特に、″びく抜き″は家内工業的に行われており、近年
職人が減少しているため、安定な処理量が確保しにくい
問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】よって、この発明は、
プラスチック製ファイル類を一貫して連続的に高い生産
性でもって製造できる装置を得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、プラスチ
ックシートを供給する供給部と、このシート供給部から
供給されたプラスチックシートを所定の形状に打ち抜く
とともに打ち抜かれたシートにエンボス加工を施すシー
ト打抜加工部と、このシート打抜加工部の前段もしくは
後段に設けられてシートに箔押しを行う箔押部と、前記
シート打抜部で打ち抜かれたシートを折る折部と、この
折部で折られたシートをシールするシール部を有する連
続製造装置によって解決される。
【0006】
【実施例】図1および図2は、この発明の連続製造装置
の一例を示すもので、図中符号1はシート供給部、2は
箔押部、3はシート打抜加工部、4は折部、5はシール
部を示す。シート供給部1は、押出機11、冷却ロール
12および段差ロール群13…から構成されている。押
出機11は、通常のポリプロピレン,ポリエチレンなど
を押出成形して厚さ0.1〜2mm程度のシートAを連
続的に成形するもので、そのダイス14から押出された
シートは、冷却ロール12で冷却され、段差ロール群1
3…に送られ、さらにここから箔押部2に送られるよう
になっている。
【0007】段差ロール群13…は、押出機11から供
給されるシートの流れ速度と箔押部2以降のシートの流
れ速度との差を緩衝するものである。箔押部2は、通常
のホットスタンピングマシン21などからなるもので、
エアシリンダ22のピストン軸23の下端に取り付けら
れた版24を加熱状態でスタンピングフォイル25を介
してシートAに押し付けて、シートA表面に所望のマー
ク,図形,文字等を印圧して形成するものである。ここ
では、シートAへの箔押位置を正確に定めるために、印
圧テーブル26の両側に吸引テーブル27,27がそれ
ぞれ設けられている。
【0008】吸引テーブル27は、その表面に空気を吸
引する多数の吸引口が多数穿設され、その表面にはシー
トAに擦り傷が付くことを防止するためにネルや発泡シ
ートなどが貼着されている。この吸引テーブル27,2
7により、シートAは、空気圧によってその箔押時に印
圧テーブル26の両側でしっかりと固定されるので、シ
ートAの位置ズレなどがなく、押箔のための正確な位置
を定めることができる。この箔押部2の後段にはこれに
隣接してシート打抜加工部3が設けられている。
【0009】このシート打抜加工部3は、図3に示すよ
うに、上流側ガイドユニット31、下流側ガイドユニッ
ト32およびプレス装置33を具備するものである。ガ
イドユニット31,32は、水平なガイド面31a,3
2aを有する断面長方形状の中空本体31b,32bを
備えたものである。ガイド面31a,32aはに、図4
に示すように、多数の吸引口33…が穿設されている。
またガイド面31a,32aには、シートに擦り傷が付
くのを防止するために、発泡ポリウレタンシートやネル
が貼着されている。前記中空本体31b,32bには、
図示しない排気装置が連結されている。この中空本体3
1b,32bの上流側、下流側にはローラ31d,31
e,32d,32eが設けられている。
【0010】これら2台のガイドユニット31,32間
には、上下に動作されるプレス装置33が設けられてい
る。このプレス装置33には、シートAに図5に示すよ
うにスリット34を入れる切り刃と、折り目35を入れ
る押刃と、打ち抜かれたシート36の表面および裏面の
いずれか一方もしくは両方に凹凸状のエンボス35a…
を形成するめたの押型を備えた抜き型が取り付けられて
いる。前記切り刃と押刃と押型はプレス装置33の下盤
34a側に設けられている。下盤34aにはエアー吹き
出し口が多数設けられており、スリット34の入れられ
たシートAが切り刃から容易に解放されるようになって
いる。スリット34に囲まれた製品となる部分(以下、
製品シートと記す)36とその他の部分(以下、耳部と
記す)37とは、スリット34が途切れた未切断部3
8,38で接続されており、製品シート36が耳部37
と一体となってプレス装置33から送り出されるように
なっている。この未切断部38は容易に切断される強度
に形成されている。かくして、シートAにはスリット3
4と折り目35とエンボス35a…が形成されることに
なる。
【0011】この例のシート打抜加工部3にあっては、
上下に動作されるプレス装置33の両側に多数の吸引口
33…を備えたガイド面31a,32aが水平に配置さ
れてなるガイドユニット31,32が設けられているの
で、ガイド面31a,32aの吸引口33…から空気が
吸い込まれることにより発生する負圧によって、送られ
てくるシートAがガイド面31a,32aに接するよう
に押さえられる。この結果、送られてくるシートAは、
2台のガイドユニット31,32によってゆがみのない
正常な状態で安定した水平状態に保持される。従って、
プレス装置33によるシートAの打ち抜きを精密に行う
ことができる。またこの装置では、シートAがガイド面
31a,32a上を水平に送られるので、押出成形直後
のまだ変形し易いシートAの自重による伸びが最小限に
抑えられる。従ってこのシート打抜加工部3によれば、
製品寸法の安定した打ち抜き製品シート36を得ること
ができる。またこのシート打抜加工部3では、ガイドユ
ニット31,32でシートを安定した状態に保ちながら
プレス装置33を通過させるので、シートAを連続的に
打ち抜き処理できる。
【0012】プレス装置33を通過したシートAは、下
流側ガイドユニット32に送られる。そしてガイド面3
2aの上に配置された剥離ローラを通過したあと耳部3
7のみが上方に引き上げられ、別途回収される。前記剥
離ローラの部分では、大気圧によって下流側ガイドユニ
ット32のガイド面32aに製品シート36が押さえ付
けられた状態で耳部37が上方に引き上げられるので、
前記シートAの未切断部38が破断されて製品シート3
6がガイドユニット32側に残る。この残された製品シ
ート36は、中空本体32からベルトコンベア40を経
て、次段の折部4に送られる。
【0013】折部4は、図2に示すように2個のベルト
コンベア41,41と、これらベルトコンベア41,4
1の間に設けられて、上下動する突上げ板42と、1組
の折りたたみ用ベルトコンベア43,43とからなるも
のである。2個のベルトコンベア41,41上に打ち抜
かれた製品シート36が送られると、製品シート36の
折り目35がその中間の突上げ板42の位置に停止する
ように構成されている。
【0014】突上げ板42は、図示しない駆動機構によ
って所定のタイミングにより間欠的に上下動するもので
あって、製品シート36の折り目35が突上げ板42の
位置に来ると上方に移動し、折り目35部分が持ち上げ
られるように構成されている。このようにして製品シー
ト36の折り目35部分が上方に持ち上げられると、折
たたみ用ベルトコンベア43,43の下端部に、なかば
折られた製品シート36が挿み込まれることになる。
【0015】折りたたみ用ベルトコンベア43,43
は、3個の回転ローラにゴム製ベルトを懸け渡したもの
で、その下方では1組のベルトコンベアの間の間隙がや
や広く、上方にゆくにしたがって、その間隙が狭くなる
構造となっており、図中矢印方向に動き、それらの間に
製品シート36を挿んで上方に移送するようになってい
る。そして、その下端部に挿み込まれた製品シート36
は、上方に移送される間に製品部36はその折り目35
で、二つ折りに正しく折られることになる。このように
して二つ折りに折られた製品シート36はガイドプレー
ト44によってシール部5に送られる。
【0016】シール部5は、エアシリンダ51で上下動
し、製品シート36を熱溶着する細幅で波状の溶着面を
有する溶着部材52と、二つ折りにされた製品シート3
6を載置するテーブル53と製品シート36を移送する
ベルトコンベア54とからなるものである。シール部5
のテーブル53上の所定の位置に二つ折りにされた製品
シート36が送られると、その移送が停止され、ついで
上方から溶着部材52が押し下げられ、折りたたまれた
製品シート36の折り目35と直交する一方の辺の全長
もしくはその一部を残して熱溶着される。熱溶着が終っ
たのち、溶着部材52は上方に退避し、一方の辺が溶着
されシールされた製品シート36、すなわち、クリヤフ
ァイルは、ベルトコンベア54により製品受け台55に
送られ、ここに集積される。
【0017】このような製造装置では、クリヤファイル
などを上述のように一貫して高効率で生産することがで
きる。また、無人自動運転も可能となる。さらに、箔押
しおよび打ち抜きはシートが吸引式のテーブルに吸着さ
れた状態で行われるので、正確な箔押しができ、かつ製
品寸法の安定な、しかも正確な打ち抜きを効率よく行う
ことができる。また、打ち抜きと同時にエンボス加工も
できるので、原反シートにエンボス加工を施すものより
も効率的であり、エンボス柄の変更も容易に行える。
【0018】図6は、この発明の製造装置の他の例を示
すもので、先の例と異なるところは、シート供給部1と
して押出機を設けずに、巻き取り部15を設け、予め別
に押出成形によって得られたシートを巻き取りロール1
6に巻き取っておき、この巻き取りロール16からシー
トを段差ロール群13…に供給するようにして点であ
り、段差ロール群13…以降は先の例と同一である。こ
の例では、シートの色調,厚さなどを変更する際に極め
て短時間に簡単に行える利点がある。
【0019】また、シートの厚さが厚いもの(例えば
0.3mm以上)あるいは色調の異なる品種では、定尺
に裁断された裁断シートを多数積み重ねたものを用意
し、これを1枚づつ吸引式などの移送装置で、箔押部2
に供給するようにしてもよい。
【0020】さらに、箔押部2をシート打抜部3と折部
4との間に配し、打ち抜き後の製品シート36に箔押し
を行うようにしてもよい。また、シール部5の溶着部材
52として、円盤状のものを用い、これを回転させなが
ら、折られた製品シート36に圧着して熱溶着させても
よく、加熱に電磁加熱を用いることもできる。
【0021】
【発明の効果】以上説明しように、この発明のプラスチ
ック製ファイル類の連続製造装置は、プラスチックシー
トを供給する供給部と、このシート供給部から供給され
たプラスチックシートを所定の形状に打ち抜くとともに
エンボス加工を施すシート打抜加工部と、このシート打
抜部の前段もしくは後段に設けられてシートに箔押しを
行う箔押部と、前記シート打抜部で打ち抜かれたシート
を折る折部と、この折部で折られたシートをシールする
シール部を有するものであるので、エンボス付のクリヤ
ホルダーを一貫して高い生産性で製造することができ
る。また、無人自動運転も可能となり、コストの低減も
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の製造装置の一例の一部を示す概略構
成図である。
【図2】 本発明の製造装置の一例の一部を示す概略構
成図である。
【図3】 本発明の製造装置におけるシート打抜加工部
の要部を示す構成図である。
【図4】 シート打抜加工部のガイドユニットを示す平
面図である。
【図5】 シートの打ち抜きの形状の例を示す平面図で
ある。
【図6】 本発明の製造装置の他の例の要部を示す概略
構成図である。
【符号の説明】
1 シート供給部 2 箔押部 3 シート打抜加工部 4 折部 5 シール部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックシートを供給する供給部
    と、このシート供給部から供給されたプラスチックシー
    トを所定の形状に打ち抜くとともに打ち抜かれたシート
    にエンボス加工を施すシート打抜加工部と、このシート
    打抜加工部の前段もしくは後段に設けられてシートに箔
    押しを行う箔押部と、前記シート打抜部で打ち抜かれた
    シートを折る折部と、この折部で折られたシートをシー
    ルするシール部を有するプラスチック製ファイル類の製
    造装置。
JP25021192A 1992-09-18 1992-09-18 プラスチック製ファイル類の製造装置 Withdrawn JPH0699690A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25021192A JPH0699690A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 プラスチック製ファイル類の製造装置

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JP25021192A JPH0699690A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 プラスチック製ファイル類の製造装置

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JPH0699690A true JPH0699690A (ja) 1994-04-12

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ID=17204479

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JP25021192A Withdrawn JPH0699690A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 プラスチック製ファイル類の製造装置

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JP (1) JPH0699690A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990046157A (ko) * 1995-01-10 1999-07-05 김기붕 비닐 파일의 자동제조장치
JP2008100343A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Heidelberger Druckmas Ag 平台式枚葉紙打抜き機

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991130