JPH0699533B2 - ウレタン変性ポリイソシアヌレートフォームの製造方法 - Google Patents
ウレタン変性ポリイソシアヌレートフォームの製造方法Info
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- JPH0699533B2 JPH0699533B2 JP63296947A JP29694788A JPH0699533B2 JP H0699533 B2 JPH0699533 B2 JP H0699533B2 JP 63296947 A JP63296947 A JP 63296947A JP 29694788 A JP29694788 A JP 29694788A JP H0699533 B2 JPH0699533 B2 JP H0699533B2
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- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は難燃性と接着性に優れたウレタン変性ポリイソ
シアヌレートフォームの製造方法に関するものである。
シアヌレートフォームの製造方法に関するものである。
ポリイソシアネートをイソシアネート三量化触媒の存在
下に反応させてポリイソシアヌレートフォームを製造す
ることは公知である。しかしポリイソシアヌレートフォ
ームは、脆性が著しく高いために、通常、ポリオールを
使用してウレタン結合を導入したウレタン変性ポリイソ
シアヌレートフォームとされている。
下に反応させてポリイソシアヌレートフォームを製造す
ることは公知である。しかしポリイソシアヌレートフォ
ームは、脆性が著しく高いために、通常、ポリオールを
使用してウレタン結合を導入したウレタン変性ポリイソ
シアヌレートフォームとされている。
ウレタン変性ポリイソシアヌレートフォームを製造する
際に通常はNCO/OH当量比が約2.0以上となる如くポリイ
ソシアネート成分及びポリオール成分を配合しており、
ポリオールの使用量が少ない程脆性改良効果は小さくな
り、逆にポリオール使用量が多いほど、難燃性が低下す
る。
際に通常はNCO/OH当量比が約2.0以上となる如くポリイ
ソシアネート成分及びポリオール成分を配合しており、
ポリオールの使用量が少ない程脆性改良効果は小さくな
り、逆にポリオール使用量が多いほど、難燃性が低下す
る。
また、ポリオールとして、芳香族ポリエステルポリオー
ルを使用すると、NCO/OH当量比が比較的低くても(即ち
ポリオールの使用量が多くても)難燃性に優れたウレタ
ン変性ポリイソシアヌレートフォームが得られることが
公知である。
ルを使用すると、NCO/OH当量比が比較的低くても(即ち
ポリオールの使用量が多くても)難燃性に優れたウレタ
ン変性ポリイソシアヌレートフォームが得られることが
公知である。
ポリオールとして、芳香族ポリエステルポリオールを使
用したウレタン変性ポリイソシアヌレートフォームは、
石膏ボード等の表面材と一体に発泡したいわゆる連続ラ
ミネートボード等の断熱材に広く利用されている。この
場合、フォームと表面材との接着を良好にし、更に三量
化を完結させるために、表面材を加熱することが一般的
である。
用したウレタン変性ポリイソシアヌレートフォームは、
石膏ボード等の表面材と一体に発泡したいわゆる連続ラ
ミネートボード等の断熱材に広く利用されている。この
場合、フォームと表面材との接着を良好にし、更に三量
化を完結させるために、表面材を加熱することが一般的
である。
しかし、ポリイソシアネートから成るポリイソシアネー
ト成分とポリオール、三量化触媒、その他の添加剤など
から成るポリオール成分を混合してスプレー発泡させる
現場スプレー発泡の場合には躯体(スプレー発泡対象
物)の温度を調整することは困難である。また、発泡厚
さが比較的薄いスプレー発泡の場合には躯体による吸熱
のため、発熱が不充分となって三量化の完結度が低く、
ウレタン変性ポリイソシアヌレートフォームに固有の難
燃性が発揮され難かった。また、低温時には三量化反応
がウレタン化反応よりも遅れ、いわゆる二段発泡が起こ
るため、フォームが硬化する直前に躯体表面に沿って平
行に延びる、いわゆる横伸び現象が起こる上に硬化が遅
くなるフォームと躯体との接着性が著しく低下する。従
って躯体温度10℃以下では、ウレタン変性ポリイソシア
ヌレートフォームを現場でスプレー発泡することは不可
能であった。
ト成分とポリオール、三量化触媒、その他の添加剤など
から成るポリオール成分を混合してスプレー発泡させる
現場スプレー発泡の場合には躯体(スプレー発泡対象
物)の温度を調整することは困難である。また、発泡厚
さが比較的薄いスプレー発泡の場合には躯体による吸熱
のため、発熱が不充分となって三量化の完結度が低く、
ウレタン変性ポリイソシアヌレートフォームに固有の難
燃性が発揮され難かった。また、低温時には三量化反応
がウレタン化反応よりも遅れ、いわゆる二段発泡が起こ
るため、フォームが硬化する直前に躯体表面に沿って平
行に延びる、いわゆる横伸び現象が起こる上に硬化が遅
くなるフォームと躯体との接着性が著しく低下する。従
って躯体温度10℃以下では、ウレタン変性ポリイソシア
ヌレートフォームを現場でスプレー発泡することは不可
能であった。
本発明者はこれらの問題点を解決すべく鋭意研究を重ね
た結果、低温時に於ける形成の際にもJIS A 1321試験に
おいて難燃3級に合格し、しかも接着性に優れたウレタ
ン変性ポリイソシアヌレートフォームの製造方法を開発
した。
た結果、低温時に於ける形成の際にもJIS A 1321試験に
おいて難燃3級に合格し、しかも接着性に優れたウレタ
ン変性ポリイソシアヌレートフォームの製造方法を開発
した。
即ち、本発明の目的は10℃以下の低温時にもすぐれた反
応性を示し、特に比較的薄いスプレー発泡やスプレー発
泡の対象物温度が0℃という極めて低温であった場合で
も三量化の完結度が高くて優れた難燃性が得られ、ま
た、二段発泡が起こらずに優れた接着性が得られるウレ
タン変性ポリイソシアヌレートフォームの製造方法を提
供することにある。
応性を示し、特に比較的薄いスプレー発泡やスプレー発
泡の対象物温度が0℃という極めて低温であった場合で
も三量化の完結度が高くて優れた難燃性が得られ、ま
た、二段発泡が起こらずに優れた接着性が得られるウレ
タン変性ポリイソシアヌレートフォームの製造方法を提
供することにある。
本発明はポリオールとして主に芳香族ポリエステルポリ
オールを使用し、特定の触媒を組み合わせて使用するこ
とにより低温時に於いても難燃性、接着性に優れたフォ
ームを形成できることを見出し本発明を完成した。
オールを使用し、特定の触媒を組み合わせて使用するこ
とにより低温時に於いても難燃性、接着性に優れたフォ
ームを形成できることを見出し本発明を完成した。
本発明は、 「(1) ポリイソシアネート成分、芳香族ポリエステ
ルポリオールを含有するポリオール成分、触媒、発泡
剤、整泡剤、その他の添加剤をミキシグヘッドにて高圧
で混合してスプレー発泡させるウレタン変性ポリイソシ
アヌレートフォームの製造方法に於いて、触媒として少
なくともN,N′,N″−トリス(ジメチルアミノプロピ
ル)−S−ヘキサヒドロトリアジン、カルボン酸のアル
カリ金属塩、鉛化合物の3種を使用することを特徴とす
るウレタン変性ポリイソシアヌレートフォームの製造方
法。
ルポリオールを含有するポリオール成分、触媒、発泡
剤、整泡剤、その他の添加剤をミキシグヘッドにて高圧
で混合してスプレー発泡させるウレタン変性ポリイソシ
アヌレートフォームの製造方法に於いて、触媒として少
なくともN,N′,N″−トリス(ジメチルアミノプロピ
ル)−S−ヘキサヒドロトリアジン、カルボン酸のアル
カリ金属塩、鉛化合物の3種を使用することを特徴とす
るウレタン変性ポリイソシアヌレートフォームの製造方
法。
(2) 発泡剤として常温,常圧で液体の発泡剤と、5
℃以下の沸点を有する常温,常圧で気体の発泡剤を使用
し、前記5℃以下の沸点を有する常温,常圧で気体の発
泡剤をポリイソシアネート成分とポリオール成分の全重
量に対して0.2〜5重量%の割合で使用する請求項1記
載のウレタン変性ポリイソシアヌレートフォームの製造
方法。」 を要旨とするものである。
℃以下の沸点を有する常温,常圧で気体の発泡剤を使用
し、前記5℃以下の沸点を有する常温,常圧で気体の発
泡剤をポリイソシアネート成分とポリオール成分の全重
量に対して0.2〜5重量%の割合で使用する請求項1記
載のウレタン変性ポリイソシアヌレートフォームの製造
方法。」 を要旨とするものである。
本発明において使用されるポリイソシアネート成分とは
芳香族ポリイソシアネートまたは脂肪族等のポリイソシ
アネートから成るもので、芳香族ポリイソシアネートま
たは脂肪族等のポリイソシアネートまたはこれらを併用
して使用することができるが、芳香族ポリイソシアネー
トが好ましい。
芳香族ポリイソシアネートまたは脂肪族等のポリイソシ
アネートから成るもので、芳香族ポリイソシアネートま
たは脂肪族等のポリイソシアネートまたはこれらを併用
して使用することができるが、芳香族ポリイソシアネー
トが好ましい。
芳香族ポリイソシアネートとしては、ポリメチレンポリ
フェニルイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシア
ネート、トリレンジイソシアネートなどがあるが、これ
らに限られるものではない。
フェニルイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシア
ネート、トリレンジイソシアネートなどがあるが、これ
らに限られるものではない。
本発明に使用されるポリオールとしては、芳香族ポリエ
ステルポリオールを含有するポリオールを使用する。こ
の芳香族ポリエステルポリオールは、例えば、ポリエチ
レンテレフタレートスクラップ、ジメチルテレフタレー
トプロセス残渣、フタール酸などから作られるポリオー
ルなどであり、水酸基価は通常150〜400mgKOH/g程度が
好ましい。ポリオール中の芳香族ポリエステルポリオー
ルの量は50〜90重量%が適当であり、好ましくは60〜85
重量%である。50重量%未満ではJIS A 1321の難燃3級
に合格することが困難であり、一方90重量%を越える
と、フォームの寸法安定性が悪化するので好ましくな
い。
ステルポリオールを含有するポリオールを使用する。こ
の芳香族ポリエステルポリオールは、例えば、ポリエチ
レンテレフタレートスクラップ、ジメチルテレフタレー
トプロセス残渣、フタール酸などから作られるポリオー
ルなどであり、水酸基価は通常150〜400mgKOH/g程度が
好ましい。ポリオール中の芳香族ポリエステルポリオー
ルの量は50〜90重量%が適当であり、好ましくは60〜85
重量%である。50重量%未満ではJIS A 1321の難燃3級
に合格することが困難であり、一方90重量%を越える
と、フォームの寸法安定性が悪化するので好ましくな
い。
本発明に於いてはポリイソシアネート成分とポリオール
成分をNCO/OH当量比が1.5〜3.0となる如く配合すること
が好ましく、更に好ましくは1.8〜2.7となる如く配合す
る。上記数値が1.5未満ではJIS A 1321の難燃3級に合
格することが困難であり、一方3.0を越えると、高脆性
となると同時にいわゆる横伸び現象が起き接着性が低下
するので好ましくない。
成分をNCO/OH当量比が1.5〜3.0となる如く配合すること
が好ましく、更に好ましくは1.8〜2.7となる如く配合す
る。上記数値が1.5未満ではJIS A 1321の難燃3級に合
格することが困難であり、一方3.0を越えると、高脆性
となると同時にいわゆる横伸び現象が起き接着性が低下
するので好ましくない。
本発明においては少なくとも以下に示す〜の3種類
の触媒を混合して使用するものであるが、これらに他の
触媒を更に添加して使用することも可能である。
の触媒を混合して使用するものであるが、これらに他の
触媒を更に添加して使用することも可能である。
これら3種類の触媒は N,N′,N″−トリス(ジメチルアミノプロピル)−
S−ヘキサヒドロトリアジン カルボン酸のアルカリ金属塩から成る三量化触媒 鉛化合物 である。
S−ヘキサヒドロトリアジン カルボン酸のアルカリ金属塩から成る三量化触媒 鉛化合物 である。
カルボン酸のアルカリ金属塩としてはオクチル酸カリウ
ム、酢酸カリウムなどが挙げられる。また、鉛化合物と
しては、オクチル酸鉛、ナフテン酸鉛などが挙げられ
る。アルカリ金属塩は取り扱い上、ジエチレングリコー
ル、プロピレングリコールなどの多価アルコールの溶液
として使用することが好ましい。また鉛化合物もミネラ
ルスピリットなどの溶液として使用することが好まし
い。
ム、酢酸カリウムなどが挙げられる。また、鉛化合物と
しては、オクチル酸鉛、ナフテン酸鉛などが挙げられ
る。アルカリ金属塩は取り扱い上、ジエチレングリコー
ル、プロピレングリコールなどの多価アルコールの溶液
として使用することが好ましい。また鉛化合物もミネラ
ルスピリットなどの溶液として使用することが好まし
い。
上記の3種の触媒の組み合わせ割合は、特に限定される
ものではないがスプレー発泡用として、横伸びが少な
く、しかも充分な反応性を与え且つ三量化の完結度を高
めるためには、N,N′,N″−トリス(ジメチルアミノプ
ロピル)−S−ヘキサヒドロトリアジン1重量部に対し
て、カルボン酸の金属塩を0.3〜1.5重量部、鉛化合物は
0.05〜0.2重量部の割合で使用することが好ましい。こ
こでカルボン酸の金属塩と鉛化合物の重量部は溶媒を含
まず、触媒のみの数値である。
ものではないがスプレー発泡用として、横伸びが少な
く、しかも充分な反応性を与え且つ三量化の完結度を高
めるためには、N,N′,N″−トリス(ジメチルアミノプ
ロピル)−S−ヘキサヒドロトリアジン1重量部に対し
て、カルボン酸の金属塩を0.3〜1.5重量部、鉛化合物は
0.05〜0.2重量部の割合で使用することが好ましい。こ
こでカルボン酸の金属塩と鉛化合物の重量部は溶媒を含
まず、触媒のみの数値である。
また、3種の触媒の合計使用量は、3.0〜10重量部が適
当である。
当である。
これら3種の触媒はそれぞれ単独では従来からこの種フ
ォームの製造に際して使用されているものであるが、各
々単独で使用した場合には従来技術の所で述べた様に低
温時の製造に際するフォームの接着性、難燃性に劣るも
のであり、これら3種の触媒の組み合わせを使用するこ
とにより初めて求める効果が得られるものである。
ォームの製造に際して使用されているものであるが、各
々単独で使用した場合には従来技術の所で述べた様に低
温時の製造に際するフォームの接着性、難燃性に劣るも
のであり、これら3種の触媒の組み合わせを使用するこ
とにより初めて求める効果が得られるものである。
本発明に於いては常温、常圧で気体の発泡剤を予めポリ
オール成分及び/又はポリイソシアネート成分中に混合
しておき、ポリオール成分とポリイソシアネート成分と
をミキシングヘッドにて高圧で混合してスプレー発泡さ
せることによりウレタン変性イソシアヌレートフォーム
を製造することができる。なお、ここで常温とは通常、
約10〜30℃の間である。予め、ポリオール成分及び/又
はポリイソシアネート成分に混合しておく、常温,常圧
で液体の発泡剤としてはトリクロロモノフルオロメタ
ン、メチレンクロライド、水などがある。
オール成分及び/又はポリイソシアネート成分中に混合
しておき、ポリオール成分とポリイソシアネート成分と
をミキシングヘッドにて高圧で混合してスプレー発泡さ
せることによりウレタン変性イソシアヌレートフォーム
を製造することができる。なお、ここで常温とは通常、
約10〜30℃の間である。予め、ポリオール成分及び/又
はポリイソシアネート成分に混合しておく、常温,常圧
で液体の発泡剤としてはトリクロロモノフルオロメタ
ン、メチレンクロライド、水などがある。
又、本発明では、常温,常圧で液体の発泡剤と5℃以下
の沸点を有する常温、常圧で気体の発泡剤を併用したフ
ロススプレー法を採用することもできる。
の沸点を有する常温、常圧で気体の発泡剤を併用したフ
ロススプレー法を採用することもできる。
5℃以下の沸点を有する常温、常圧で気体の発泡剤とし
てはジクロロジフルオロメタン、モノクロロジフルオロ
メタン、ジクロロテトラフルオロメタンなどがある。
てはジクロロジフルオロメタン、モノクロロジフルオロ
メタン、ジクロロテトラフルオロメタンなどがある。
5℃以下の沸点を有する常温,常圧で気体の発泡剤はポ
リオール成分及び/又はポリイソシアネート成分の圧縮
計量ポンプとミキシングヘッドの間の導管中に高圧をか
けて液体状で混入させるか、又はミキシングヘッド中に
直接混入させてもよい。
リオール成分及び/又はポリイソシアネート成分の圧縮
計量ポンプとミキシングヘッドの間の導管中に高圧をか
けて液体状で混入させるか、又はミキシングヘッド中に
直接混入させてもよい。
5℃以下の沸点を有する常温,常圧で気体の発泡剤は,
ポリイソシアネート成分及びポリオール成分の全重量に
対して0.2〜5重量%、好ましくは0.5〜2重量%使用す
る。これらの発泡剤は一次発泡剤として混入させるもの
であり、混入量が0.2重量%未満であると、一次発泡が
不充分であり、5重量%を超えると表面が平滑なフォー
ムが得られなくなる。
ポリイソシアネート成分及びポリオール成分の全重量に
対して0.2〜5重量%、好ましくは0.5〜2重量%使用す
る。これらの発泡剤は一次発泡剤として混入させるもの
であり、混入量が0.2重量%未満であると、一次発泡が
不充分であり、5重量%を超えると表面が平滑なフォー
ムが得られなくなる。
5℃以下の沸点を有する常温、常圧で気体の発泡剤を一
時発泡剤としたフロススプレー法によれば、ミキシング
ヘッドで混合されたポリイソシアネート成分およびポリ
オール成分がスプレーガンから吐出されると常圧になる
ため、一次発泡剤は瞬時に気化して発泡原液はスプレー
ガンの先端から予め泡化した状態で吐出される。このよ
うに、発泡原液は、躯体(スプレー発泡対称物)に接着
する前に発泡しているので、躯体の性質や温度の影響を
受け難く、躯体温度が低温であっても躯体に最初に接着
形成されたフォームがさらにその上に常温常圧で液体の
発泡剤による発泡(二次発泡)によるフォームと躯体の
間で断熱層の役割を果たすため、躯体の吸熱による三量
化の完結度の低下と横伸び現象を防止することができ
る、前記した特定の3種類の触媒を使用することとあい
まって、低温における接着性を更に向上することができ
る。
時発泡剤としたフロススプレー法によれば、ミキシング
ヘッドで混合されたポリイソシアネート成分およびポリ
オール成分がスプレーガンから吐出されると常圧になる
ため、一次発泡剤は瞬時に気化して発泡原液はスプレー
ガンの先端から予め泡化した状態で吐出される。このよ
うに、発泡原液は、躯体(スプレー発泡対称物)に接着
する前に発泡しているので、躯体の性質や温度の影響を
受け難く、躯体温度が低温であっても躯体に最初に接着
形成されたフォームがさらにその上に常温常圧で液体の
発泡剤による発泡(二次発泡)によるフォームと躯体の
間で断熱層の役割を果たすため、躯体の吸熱による三量
化の完結度の低下と横伸び現象を防止することができ
る、前記した特定の3種類の触媒を使用することとあい
まって、低温における接着性を更に向上することができ
る。
本発明ウレタン変性ポリイソシアヌレートフォームの製
造方法には更に他に任意の添加剤を使用し得る。特に良
好なフォームを形成するためには、ポリウレタンフォー
ムの製造に使用されているようなシリコーン系整泡剤の
使用が好ましい。その他、難燃剤、着色剤、充填剤、安
定剤等の公知の添加剤を必要に応じて使用することがで
きる。
造方法には更に他に任意の添加剤を使用し得る。特に良
好なフォームを形成するためには、ポリウレタンフォー
ムの製造に使用されているようなシリコーン系整泡剤の
使用が好ましい。その他、難燃剤、着色剤、充填剤、安
定剤等の公知の添加剤を必要に応じて使用することがで
きる。
以下に本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1〜5および、比較例1〜7 表1に示すポリイソシアネート成分、芳香族ポリエステ
ルポリオール、ポリエーテルポリオール、整泡剤、触
媒、難燃剤及び発泡剤を原料成分として、縦450mm、横4
50mm、厚さ6mmの0〜10℃のスレート板にガスマーモデ
ルFFユニット(ガスマー社製スプレー発泡機)で厚さ25
mmにスプレー発泡した。ポリイソシアネート成分とポリ
オール成分の温度は各々45℃である。各々に難燃性試験
および物性試験を行った。
ルポリオール、ポリエーテルポリオール、整泡剤、触
媒、難燃剤及び発泡剤を原料成分として、縦450mm、横4
50mm、厚さ6mmの0〜10℃のスレート板にガスマーモデ
ルFFユニット(ガスマー社製スプレー発泡機)で厚さ25
mmにスプレー発泡した。ポリイソシアネート成分とポリ
オール成分の温度は各々45℃である。各々に難燃性試験
および物性試験を行った。
結果を第1表に合わせて示す。
〔発明の効果〕 以上説明した如く、本発明方法によれば、JIS A 1321に
基づく難燃3級試験に合格する難燃性を有し、接着する
対象物が0℃というような低温であっても優れた接着性
を有するウレタン変性イソシアヌレートフォームを形成
することができる。
基づく難燃3級試験に合格する難燃性を有し、接着する
対象物が0℃というような低温であっても優れた接着性
を有するウレタン変性イソシアヌレートフォームを形成
することができる。
又、発泡剤として常温,常圧で液体の発泡剤と沸点5℃
以下の常温,常圧で気体の発泡剤を特定量使用するフロ
ススプレー法を採用することにより、更に低温時に於け
る接着性に優れた、フォームを形成することができる。
以下の常温,常圧で気体の発泡剤を特定量使用するフロ
ススプレー法を採用することにより、更に低温時に於け
る接着性に優れた、フォームを形成することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08G 101:00) C08L 75:00 79:00
Claims (2)
- 【請求項1】ポリイソシアネート成分、芳香族ポリエス
テルポリオールを含有するポリオール成分、触媒、発泡
剤、整泡剤、その他の添加剤をミキシングヘッドにて高
圧で混合してスプレー発泡させるウレタン変性ポリイソ
シアヌレートフォームの製造方法に於いて、触媒として
少なくともN,N′,N″−トリス(ジメチルアミノプロピ
ル)−S−ヘキサヒドロトリアジン、カルボン酸のアル
カリ金属塩、鉛化合物の3種を使用することを特徴とす
るウレタン変性ポリイソシアヌレートフォームの製造方
法。 - 【請求項2】発泡剤として常温,常圧で液体の発泡剤
と、5℃以下の沸点を有する常温,常圧で気体の発泡剤
を使用し、前記5℃以下の沸点を有する常温,常圧で気
体の発泡剤をポリイソシアネート成分とポリオール成分
の全重量に対して0.2〜5重量%の割合で使用する請求
項1記載のウレタン変性ポリイソシアヌレートフォーム
の製造方法。
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---|---|---|---|
JP63296947A JPH0699533B2 (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | ウレタン変性ポリイソシアヌレートフォームの製造方法 |
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JP63296947A JPH0699533B2 (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | ウレタン変性ポリイソシアヌレートフォームの製造方法 |
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JPH02142816A JPH02142816A (ja) | 1990-05-31 |
JPH0699533B2 true JPH0699533B2 (ja) | 1994-12-07 |
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