JPH0699450A - クランプ装置、把持ブッシング装置及び合成樹脂製品の製造装置 - Google Patents

クランプ装置、把持ブッシング装置及び合成樹脂製品の製造装置

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JPH0699450A
JPH0699450A JP4051016A JP5101692A JPH0699450A JP H0699450 A JPH0699450 A JP H0699450A JP 4051016 A JP4051016 A JP 4051016A JP 5101692 A JP5101692 A JP 5101692A JP H0699450 A JPH0699450 A JP H0699450A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 射出成型、成型装置及び他の装置に関連して
使用するための把持ブッシング装置構造を提供する。 【構成】 把持ブッシング装置は、タイバー16などの
カラム状部材について配置された細長い、可撓性把持ス
リーブ56を備えている。そのスリーブ56は可動プラ
テン20などの部材に固定され、部材をカラムの所望の
位置にクランプするために使用される。このクランプ動
作は、スリーブ56の内面がカラムと摩擦係合し、それ
を把持するように、流体圧を用いてそのスリーブを変形
させることによって行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成型機で使用する
ための改善された把持ブッシング装置に関する。本発明
に係る把持ブッシング装置は、高速サイクル用途向けに
設計されている。
【0002】
【従来の技術】回転または摺動シャフトを選択的に把持
し、あるいは解放するための把持ブッシング装置の概念
は、技術的に良く知られている。これらの把持ブッシン
グ装置の初期のものでは、ばねまたはテーパ付けされた
スリーブによってシャフトと押圧係合され、水圧によっ
て解放される径方向セグメントが使用されている。モエ
ラー(Moeller)の米国特許第2,691,799号、
ベリー(Berry)の米国特許第3,420,144号、
及びラステッター(Rastetter)の米国特許第3,99
5,534号、さらには、ジテマ(Sitema)のドイツ公
開特許第3510643号に、この型の把持ブッシング
装置が開示されている。
【0003】初期の把持ブッシング装置の別の型のもの
は、外部水圧によって、シャフトを把持するよう内方向
へ偏向される薄いスリーブを用いている。これらのブッ
シングで使用される水圧は、ブッシングの比較的薄い壁
を曲げるに十分なほど高圧になっている。フォーク(Fo
lk)の米国特許第4,269,229号及びコスティル
カ(Kostyrka)のドイツ特許第2517997号に、こ
の型の把持ブッシング装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの初期の把持ブ
ッシング装置の多くは、低速サイクルすなわち低速動作
の用途で使用された。代表的には、それらは、縦型プレ
ス、エレベータのようなものの安全ブレーキとして、あ
るいは軸上の回転力を伝えるためのカップリングとして
使用された。ある製造者によるそのようなブッシングの
使用寿命は、約2百万サイクルであった。この使用寿命
は、上掲の用途に対しては適しているが、成型機向けに
は不適である。すなわち、2百万サイクルは、毎分5サ
イクルで連続稼働している成型機について、10ヵ月の
運転に該当する。そのように比較的短い寿命は、成型機
では受容され得ない。
【0005】把持ブッシング装置は、また、射出成型機
のタイバーの把持にも適用されてきた。そのような装置
を射出成型機で最初に用いた公知の例が、シーゲル(Si
egel)の米国特許第3,183,555号に示されてい
る。シーゲルの装置では、変形可能なスリーブが、タイ
バー自体の一部分になっている。スリーブは、可動プラ
テン内に保持されたタイバーブッシングの内側面を把持
するように、外側に偏向される。したがって、プラテン
は、金型を主クランプユニットでクランプする前に、早
期に把持される。種々のストローク位置でプラテンを把
持するために、変形可能なスリーブがタイバーに沿って
かなりの長さ伸ばされる。スリーブ装置の代表的構造
が、シーゲル特許の図3に示されている。この構造で
は、スリーブが、一連の断続的ねじ部分によってタイバ
ーと係合する。シーゲル装置の代替案が、シーゲル特許
の図4に示されている。この例では、プラテン内の変形
可能なブッシングが、タイバーを把持するために使用さ
れている。そのブッシングは、プラテンの同様にねじ切
りされた部分と係合するためのねじを備えている。
【0006】グエリン(Guerin)のフランス特許第2,
174,361号及び日本製鋼所の特公平1−4908
8号に、成型機で使用される類似の把持ブッシング装置
が示されている。
【0007】把持ブッシング装置は、縦型成型機及びプ
レスにおいて広範囲に受け入れられることがわかった。
フォークの米国特許第3,938,362号に、縦型プ
レスで使用される把持ブッシング装置が示されている。
変形可能なスリーブとブッシングの外側部分間のねじ係
合が、ホウヒ(Houch)の公開されたPCT出願WO8
8/07447に示されている。これらの文献は、クラ
ンプ反力作用に耐えるに充分強力な結合強度を変形可能
なスリーブとブッシュ/ピストン間に作る必要があるこ
とを示唆している。その全長がスリーブ回りに形成され
ているねじによって接続されたクランプラム及び変形可
能なスリーブを有することによって、強度が増大され
る。この方法では、スリーブの応力が、多分、分散され
ることになる。しかし、これらのシステムは、典型的に
は、前縁ねじが比較的高速度に変形されすなわち摩耗す
るという摩滅の問題を受ける。
【0008】ピーターセン(Petersen)の米国特許第
4,509,910号には、縦型プレスで使用するさら
に別のクランプ装置が示されている。そのピーターセン
のクランプ装置は、把持されるカラムに同心に配置され
た内部クランプ装置スリーブを含んでいる。それは、さ
らに、内部クランプ装置スリーブと同心にクロスヘッド
装置に固定された外部スリーブを含んでいる。内部及び
外部クランプ装置スリーブは、一方のクランプ装置スリ
ーブが他方に関して長手方向に移動するのを制限するた
めに、一緒にねじ止め固定される。外部クランプ装置ス
リーブは、それがクロスヘッドに関して移動できないよ
うに、そのクロスヘッドに固定される。把持されるカラ
ムに対して内部スリーブを変形させるために、2個のス
リーブの対抗するねじ間に形成された室に、水力流体が
導かれる。この変形可能なスリーブは、好ましくは、ア
ルミニウムから作られる。
【0009】応力集中は、カラムクランプ装置の摩擦面
で、本質的に「逃げる」ことが、ピーターセン特許のカ
ラム9,第31行乃至第35行に述べられている。これ
は、長い円筒ねじ結合における共通の問題である進展す
る欠陥を防止する。換言すると、ピーターセンは、従来
のねじシステムにおいて発生する摩滅問題を無視して
る。
【0010】簡単な(ねじ切りされていない)把持スリ
ーブは、一端で早期摩耗することが、試験で示された。
この事実は、シーゲル特許や前述の日本の公告特許によ
って認識されている。スリーブ及びブッシング本体間に
ねじ係合を用いることは、発生する応力集中を最小化す
るために試みられた。これらのねじはそのような状態を
改善するが、それらは、スリーブの長さに沿って応力を
一定に分散させることができない。事実、それらは、新
たな不利益をもたらす。
【0011】2つの構成部品装置におけるハウジング本
体と変形可能なスリーブ間の幾つかの機械インタロック
の必要性は、他のいかなる手段も組み立てを妨げるの
で、ねじが必然的に使用されなければならないことを意
味する。変形可能なスリーブと本体間の空間は、圧力容
器すなわち非常に高い圧力を受ける室であることを心に
留める必要がある。この圧力は、タイバーを把持するた
めに、薄いスリーブを内方向に変形させるために必要な
圧力で、代表的には8,000psiである。したがっ
て、スリーブあるいは本体が夫々1つの部品で作られて
いない場合には、圧力を保つための室を密封する問題が
起きてくる。それ故、スリーブと本体間のねじ接続が、
組み立てを許し、室を一体に維持する。
【0012】ねじを用いたやり方には、2つの欠点があ
る。第11に応力をスリーブから本体にさらに一定に転
送する役には立つが、スリーブ自体内の応力をさらに均
等に分散させる役割はない。第2に、ねじは、そのねじ
の雄部によりその厚みを増すことによって内部スリーブ
をかなり強化させる。スリーブを内方向に変形させ、タ
イバーを把持するために充分な摩擦を発生させるために
使用させる水力流体をより一層高圧にする必要のあるス
リーブの帯鋼強度がかなり大きくなる。このことは、設
計上望ましくない結果を生み、漏洩の可能性を増加させ
る。
【0013】本発明の目的は、改善された把持ブッシン
グ構造を提供することにある。
【0014】本発明の他の目的は、高速サイクル用途に
使用するための把持ブッシング構造を提供することにあ
る。
【0015】本発明のさらに他の目的は、射出成型、成
型装置及び他の装置に関連して使用するための把持ブッ
シング構造を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前述の目的は、本発明に
係る改善された把持ブッシング装置構造によって達成さ
れる。把持ブッシング装置は、部材が円筒状カラム対し
て移動しないようにする数多くの用途で使用される。そ
れは、特に射出成型装置に有用である。
【0017】第1の実施例において、把持ブッシング装
置は、タイバーなどのカラム状部材について配置された
細長い、可撓性把持スリーブを備えている。そのスリー
ブは可動プラテンなどの部材に固定され、部材をカラム
の所望の位置にクランプするために使用される。これ
は、スリーブの内面がカラムと摩擦係合し、それを把持
するように、流体圧を用いてスリーブを変形させること
によってなされる。
【0018】第1の実施例では、把持ブッシング装置
は、さらに、スリーブとクランプされる部材との中間に
1以上のスペーサを備えている。それらのスペーサは、
機械インタロックによってスリーブと係合するが、クラ
ンプすなわち把持される部材に対して自由に動けるよう
になっている。
【0019】別の実施例において、把持スリーブは、外
側に沿って雄ねじを有している。その雄ねじは、一定の
前縁ピッチ及び一定に低減される幅を有している。その
雄ねじは、スリーブを収容している部材の内面上の雌ね
じと係合する。その雌ねじは、一定のピッチ及び一定の
幅を有する。スリーブ及び部材が休止状態、例えば非把
持モードにあるときは、それらのねじ間に一定に広がっ
ている空隙が作られる。印加クランプ力がカラム及びス
リーブを伸張させるとき、この空隙が実質的に取り除か
れる。この方法でも、高応力集中が回避される。
【0020】
【作用】本発明の把持ブッシング装置は、クランプ力例
えば、金型クランプ力をスリーブが固定される部材へ印
加することによって生ずるカラムのいかなる伸びも収容
できる。スリーブ及びスペーサは、カラムの伸張量に実
質的に等しい量伸張できる。把持ブッシング装置は、高
応力集中を発生させず、かつ把持摩擦を発生させるため
に異常に高い流体圧を使用する必要なしに、カラム内の
クランプ反力を部材に伝送できる。
【0021】
【実施例】図面を参照して説明する。図1は、成型クラ
ンプ装置機構を有する基本的水平射出成型機を表してい
る。成型機10は、固定プラテン12、クランプブロッ
ク14及び固定プラテン12と、クランプブロック14
間に伸びている複数個のタイバー16から構成されてい
る。代表的な成型機においては、固定プラテンとクラン
プ装置ブロック間に伸びている通常4個のタイバーがあ
る。タイバーに対する端部は、それらを固定プラテン及
びクランプブロックを通して引っ張らないように、ナッ
ト18によって保持されている。
【0022】固定プラテン12とブロック14間には、
内部把持ブッシング装置22を有する摺動プラテン20
がある。そのプラテン20は、図1に示される如く金型
開位置(図示せず)と金型閉位置間で、タイバーに沿っ
て摺動する。
【0023】金型半部24及び26は、所望の製品を作
るための作動金型を形成するために、それぞれ固定プラ
テン及び摺動プラテンに接続されている。金型半部によ
って形成される金型が閉位置にあるとき、その金型半部
は、シリンダ30の内側に作用する水力ピストン28の
動作によって共にクランプ装置される。そのシリンダ3
0は、代表的にはクランプブロック14に接続され、一
方、ピストン28は、摺動プラテン20に接続される。
金型が閉じられるとき、高圧流体がピストン28の一方
側に作用し、固定プラテンと可動プラテン間に、したが
って、金型半部間にクランプ力を与える。
【0024】この方法でのクランプ力の印加は、タイバ
ー伸張として知られた現象を生ずる。この現象は、固定
プラテン及び可動プラテン間に発生されるクランプ力に
抗するタイバーから引き起こされる。タイバーは、抗力
すなわちクランプ反力をクランプブロック14、したが
ってシリンダ30に伝える。ピストンの大きさ、クラン
プ力を生み出すために使用される流体圧、及びタイバー
の径及び長さは、すべて与えられるタイバー伸張量に影
響する。代表的には、250トンクランプ装置につい
て、0.040インチの伸張が一般的である。発生する
タイバー伸張が、矢印「A」及びクランプブロック14
の破線位置によって、図1に概略的に示されている。
【0025】タイバー16は、その長さの大半に沿って
一定横断面を有するので、伸張はその長さに沿って一定
に生ずる。例えば、タイバーが10フィート長であり、
0.040インチの全測定伸張「A」が生ずる場合、こ
れは、タイバー上に1インチ当たり合計0.00033
3インチの伸張になる。この事実は、可動プラテンブッ
シング22の代わりに変形可能なスリーブでタイバーを
把持する効果を考慮するとき、重要になってくる。
【0026】図2は、摺動プラテン20の内側にしっか
りと取り付けられ、かつそれをタイバー16の1つが通
過する普通の把持ブッシング32を表す。流路34を通
して供給される高圧流体が室36の内側に作用し、ブッ
シング32の薄壁部38を内方向に変形させ、摩擦によ
ってタイバー16の外面を把持させる。この型のブッシ
ング装置は、代表的には12インチ長である。ブッシン
グ32による把持動作は、ピストン及びシリンダによる
クランプ装置動作が開始される前に起こる必要があるの
で、初めて把持されるとき休止されている。したがっ
て、ブッシング32によって把持される後、タイバー
は、把持ブッシングの長さの内側に伸張される。壁部3
8すなわち薄部であってかつタイバーと摩擦接触するブ
ッシング32の内部スリーブは、タイバーと同量伸張す
る。12インチ長さのブッシング装置においては、これ
は、上述の例において、内部スリーブ及びタイバーが約
0.004インチ伸びることを意味する。
【0027】図2に示される如く、把持ブッシング装置
32の残部は、比較的厚くなっている。さらに、それは
摺動プラテン20にしっかりと保持されている。その結
果、それは、より薄い部分38と同じに偏向すなわち伸
張しない。したがって、容易に伸張する薄部は、符号4
0によって印された領域においてより厚い非偏向部分に
よってしっかりと抑制される。領域40などの領域は、
例えばフォーク(Falk)の米国特許第4,264,22
9号に示されたもののような溶接構造において特に、早
期に亀裂を起こすような高応力域になる。これらの構造
のタイバー16及びブッシング32は、その領域40に
隣接して急速疲労を経験することがわかった。
【0028】図3及び図4は、ねじ切り型構造を採用す
る従来のブッシング装置を示す。そのブッシング装置4
2は、内部スリーブ装置44に同様にねじ切りされた部
分と係合するねじ切り部分を有する。流体は、流路34
を介してブッシング装置とスリーブのねじ山間の室間に
入り込む。その空間に流入する流体は、スリーブ44を
内方向に偏向させ、タイバー16と摩擦係合させる。こ
の型の装置では、ブッシング及びスリーブが、摺動プラ
テン20内にしっかりと取り付けられている。
【0029】再び、比較的薄いスリーブ44がタイバー
16を把持した後のスリーブ伸張効果について考察す
る。図4は、スリーブ44の雌ねじ上のタイバー伸張効
果を比較している。タイバーが非伸張状態においては、
把持動作が開始されるとき、スリーブ20上の雄ねじピ
ッチPがブッシング42上の雌ねじピッチPと同じであ
る。これは、スリーブを第1の位置でブッシングに組み
込むために必要である。
【0030】スリーブ44がタイバーと同量伸張自由で
あれば、雄ピッチPは、第2のねじ50に対して量P’
だけ、そして第3のねじに対して2×P’、ねじ切りさ
れた長さに沿っての積算量である端部ねじに対する(n
−1)×P’まで増加する。一定ピッチねじに代わっ
て、ねじは、一定増加ピッチを持つねじとなる。
【0031】しかし、第1ねじ46がその対応する雌部
分48によって堅いブッシングにおいて抑制されている
ので自由に伸張せず、P’の一部のみ伸張するだけであ
る。第2ねじ50は同様に抑制され、雄ねじの負荷の下
で雌部分48のいかなる偏向も、雄ねじ50を、この残
留応力を吸収するその対応する雌部分52に支持させ
る。したがって、スリーブの残部は大きく伸張せず、実
際にはタイバー16上を摺動する。したがって、第1偶
力を越えるねじは、応力を受けない。
【0032】2つのねじ構成部品間で伝えられるほとん
どの応力が最初の2,3のねじで発生するというこの現
象は、良く知られている。実際に、類似の現象が、タイ
バー端に対するタイバーナット18の組み合わせにおい
て見い出される。ねじ面の小さな局部変形は、摩滅、そ
して最終的には第1ねじ間の括着を引き起こす。摩滅
は、また、それらが互いに滑動する部分において、スリ
ーブとタイバー間でも生ずる。さらに、一層動きにくい
スリーブに打ち勝ち、タイバーに対する把持作用を発生
するための大きな流体圧は、シール54の漏洩などを増
す重大性を持つ。
【0033】今まで、把持ブッシング装置の薄いスリー
ブ部分が、それが取り囲んでいるタイバーと実質的に同
量伸張でき、さらに、タイバーのクランプ装置反力が、
高応力集中を起こすことなくかつ把持摩擦を発生させる
ために異常に大きな流体圧を用いる必要なしに、把持ス
リーブを介して堅い移動プラテンに伝送し得る装置が必
要とされてきた。本発明の把持ブッシング装置は、その
ような装置を与えるものである。
【0034】図5乃至図8は、前述の結果を得るため
に、浮動素子すなわちスペーサを採用している新規な把
持ブッシング装置を表している。図5及び図6に示され
た把持ブッシング装置は、好ましくは鋼から形成される
細長い可撓性内部スリーブ56を有する。スリーブ56
は、負荷伝送用の複数個の同心局部リブ58を有する。
さらに、その把持ブッシング装置は、少なくとも2個の
スペーサ60,62を含んでいる。それらのスペーサ
は、実質的にスリーブ56を取り囲み、リブ58と係合
する一連の溝64を有する。この把持ブッシング装置
は、可動プラテンすなわち摺動プラテン20へ摺動さ
れ、スリーブ56の端部フランジ68部分を介してボル
ト66によって保持される。高圧流体が流路70を通し
て供給され、スリーブ56が摩擦によってタイバー16
を変形させ、それを把持させる。
【0035】スペーサ60,62とスリーブ56間の機
械インタロックは、スリーブを、長手方向に、プラテン
20のスペーサ60,62の端部におけるクリアランス
のために、ピストンとシリンダ28,30によって発生
されるクランプ力の印加に応答してタイバー16が伸張
するのと実質的に同じ量軸方向に伸張させる。さらに、
スペーサ60,62の横断面は、タイバー16とリブ5
8を組み合わせた横断面と同じであり、したがって等し
い応力が発生し、その結果、スペーサ60,62の内側
にスリーブ56の等しい伸張を起こさせる。その結果、
リブ58と溝64間に摩滅が生じない。また、それらの
スペーサ60,62は、スリーブ56とタイバー16の
伸張と同様の量伸張することもわかった。その結果、そ
れらのスペーサがプラテン20の対応する細孔端壁74
と接触するとき、スペーサの端面72においてプラテン
20に連続的に伝送される。この現象は、図6に示され
ている。
【0036】スペーサ60,62は、プラテン20内の
細孔面76に接触する必要がないことに留意されたい。
スペーサの両端にあって、かつ流路78と同様にそれら
の側面間のクリアランスは、高圧流体がスリーブ56に
直接作用し、それによってタイバーを偏向させ、そして
タイバーを把持させる。スリーブ56及びスペーサ6
0,62の両方ともタイバーを把持後軸方向に自由に伸
張するので、それらの面上の浮動及び結果としての摩滅
が最小化される。伸張後、スペーサ端部のクリアランス
がふさがれ、圧縮反力が細孔端部74を介してプラテン
20に直接伝えられる。
【0037】図7及び図8は、本発明の把持ブッシング
装置の代替実施例を表している。この例では、単一スペ
ーサ80が連続するねじ82によってスリーブ56に接
続されている。スペーサ80は円錐形状であり、したが
って、その外径は、狭い端部84からより広い端部86
へ連続的に増加する。スペーサ80の形状は、ねじ切り
連結部の第1の2,3のねじに閉じ込められるときに起
こり得る摩滅及び/または括着の問題を回避する。
【0038】前述したように、スペーサ80の外面88
は、プラテン20の細孔面90に接触する必要はない。
さらに、把持動作が行われようとする時の休止状態にお
いては、スペーサ80とその端部82,84とプラテン
20の細孔端壁92との間にクリアランスが存在する。
前述の如く、スリーブの伸張によって、これらのクリア
ランスが埋められ、図8に示される如く、圧縮反力が細
孔端92を介してプラテン20に直接伝えられる。
【0039】本発明の変形例では、二重動作される把持
ブッシング装置が構成される。ボルト66の大きさすな
わち数を増すことによって、すなわち、プラテンに堅く
取り付けられた付加的外部構造によってスリーブフラン
ジ68を阻止することによって、軸方向反力が装置のい
ずれかの端部を介してプラテンに伝えられ得る。
【0040】図5乃至図8に示された把持ブッシング装
置は、タイバーと摩擦係合する内部スリーブを、タイバ
ークランプ反力を可動プラテンすなわち摺動プラテンに
伝えながら、一定に伸張させる。圧力室は、スリーブ5
6とプラテン20内に含まれ、従来のシール94で密封
されるので、漏洩の危険性が増すことはない。さらに、
リブ58を付加しても、スリーブ56は大きくは強化さ
れないことに留意されたい。タイバークランプ反力を伝
えるに充分な最小数で最小構造(横断面積)のリブ58
が使用される。代替案とし、帯鋼強度を大きく低減させ
るためスリーブ56上のリブが、(タイバー軸に並行
に)長手方向に切断される。したがって、この配列が把
持ブッシングの機能を最適化させるために使用され得る
ことは明白である。
【0041】図9及び図10は、タイバー伸張問題を取
り扱う把持ブッシング装置の他の実施例を表している。
図示の如く、力F1及びF2がタイバー16及びプラテン
20に作用するとき、この図に表わされた把持ブッシン
グ装置は、いかなるスペーサも採用していないという点
で前述の装置とは異なる。代わりに、摺動プラテン20
は、非伸張状態において、一定ピッチ及び一定幅を有す
る雌ねじ90を備えている。タイバー16を取り囲んで
いる細長い可撓性把持スリーブ98は、ねじの先端部1
04から後端部106に動くに従って一定に低減するね
じ幅102と、一定の前縁ピッチを有する雄ねじ100
を備えている。この装置は、スリーブ98とプラテン2
0の内部細孔壁110の間に一定に広げられている空隙
108を創る。これは、また、油などの高圧流体が流路
112を介してそこに供給される一定の広がりを持つら
せん状溝を形成する。クランプ力の結果としてタイバー
16が伸張すると、内部スリーブ98が定形状態で伸張
する。これは、図10に示されている。この伸張が把持
ブッシング装置の定格トン数で起こると、雄ねじと雌ね
じ間の空隙108は、取り除かれる。この総トン数で
は、各ねじが伸張タイバー幾何形状において、等しく荷
重される。それらのねじには、不均衡応力がかからず、
すなわちいかなる偏心も吸収する必要がなく、素子間の
摩滅腐食の危険性が最小化される。
【0042】本発明の他の実施例における如く、可撓性
スリーブ98は、鋼すなわち鉄合金から容易に形成され
る。
【0043】本発明の把持ブッシング装置が摩滅腐食や
シール漏洩などの問題を受けることなく、タイバー伸張
の問題を有効に取り扱うことは、上述の点から理解され
得る。射出成型機のタイバーの把持に関連して、種々の
実施例について説明したが、これらの装置は、射出成型
機のカラムの把持あるいは射出成型機や他の可動機械の
類似のロッドやシャフトなど、他の類似分野でも使用さ
れ得る。例えば、本発明の装置は、縦型プレス装置にお
いても採用可能である。
【0044】
【発明の効果】本発明に係る把持ブッシング装置は、高
応力集中を発生させず、かつ把持摩擦を発生させるため
に異常に高い流体圧を使用する必要なしに、カラム内の
クランプ反力を部材に伝送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の水平射出成型機の概略構成図である。
【図2】図1の成型機で採用される従来の把持ブッシン
グ装置の断面図である。
【図3】図1の成型機で採用される従来のねじ切り把持
ブッシング装置の断面図である。
【図4】図1の成型機で採用される従来のねじ切り把持
ブッシング装置の断面図である。
【図5】本発明に係る改善された把持ブッシング装置構
造の第1の実施例の断面図である。
【図6】本発明に係る改善された把持ブッシング装置構
造の第1の実施例の断面図である。
【図7】本発明に係る把持ブッシング装置構造の代替実
施例の断面図である。
【図8】本発明に係る把持ブッシング装置構造の代替実
施例の断面図である。
【図9】本発明に係る把持ブッシング装置構造の第3の
代替実施例の断面図である。
【図10】本発明に係る把持ブッシング装置構造の第3
の代替実施例の断面図である。
【符号の説明】
10…成型器 12…固定プラテン 14…クランプ装置ブロック 16…タイバー 20…摺動プラテン 22…把持ブッシング装置 24,26…金型半部 28…ピストン 30…シリンダ 32…把持ブッシング 34,78,112…流路 36…室 38…壁部 42…ブッシング 44,56,98…スリーブ 46,50,100…雄ねじ山 52…雌ねじ山 54,94…シール 58…リブ 64…溝 60,62,80…スペーサ 82,84…スペーサ端部 92…細孔端壁 108…空隙
フロントページの続き (72)発明者 ロバート ディー.シャド カナダ,オンタリオ,トロント,ラッセル ヒル ロード 101

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定プラテン、上記固定プラテンに接続
    された複数個のタイバー、及び上記タイバーに沿って移
    動する可動プラテンから構成されるクランプ装置であっ
    て、 上記可動プラテンは、その内部に、上記可動プラテンを
    上記タイバーに沿って所望の位置に固定するための少な
    くとも1個の把持ブッシング装置を有し、 上記各把持ブッシング装置は、一個の上記タイバーの一
    部分を取り囲んでいる細長い可撓性スリーブ、及び上記
    可動プラテンの一部分と上記スリーブの間に置かれた少
    なくとも1個のスペーサを備え、さらに少なくとも1個
    の上記スペーサは、上記可動プラテンに関して軸方向に
    可動であることを特徴とするクランプ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のクランプ装置におい
    て、上記タイバーの一部分を把持するように上記スリー
    ブを変形させるための手段を備えていることを特徴とす
    るクランプ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のクランプ装置におい
    て、上記可動プラテンにクランプ力を加えるための手段
    を備え、上記クランプ力が、上記タイバーを伸張させる
    と共に、上記スリーブを実質的に等しく伸張させること
    を特徴とするクランプ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のクランプ装置におい
    て、上記各把持ブッシング装置は、上記スリーブと少な
    くとも1個の上記スペーサの間に機械式インタロックを
    備え、上記機械式インタロックが、少なくとも1個の上
    記スペーサを、上記タイバーと上記スリーブの伸張に等
    しい量だけ伸張させることを特徴とするクランプ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のクランプ装置におい
    て、上記機械式インタロックが、上記スリーブ上の一連
    の同心局部リブ、及び上記リブと係合するための、少な
    くとも1個の上記スペーサに設けられた一連の溝を備え
    ていることを特徴とするクランプ装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のクランプ装置におい
    て、上記機械インタロックが、上記スリーブ上に連続す
    るねじ山を備えていることを特徴とするクランプ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のクランプ装置におい
    て、各上記スペーサが、大きな外径を有することを特徴
    とするクランプ装置。
  8. 【請求項8】 固定プラテン、上記固定プラテンに接続
    された複数個のダイバー、金型開と金型閉の位置間で上
    記タイバーに沿って移動する可動プラテン、及び上記プ
    ラテンを上記クランプ力を加える前に実質的に定められ
    た位置に位置付けるための手段を備えた合成樹脂製品の
    製造装置であって、上記プラテン位置付け手段がタイバ
    ーの一部分を把持すると共に、上記クランプ力の印加に
    よって生ずる上記タイバーの反力を、高応力集中を発生
    させずに上記可動プラテンに伝えるための手段を備え、
    さらに上記把持手段が、上記印加されたクランプ力によ
    って生ずる上記タイバー部分のいかなる伸びも受け入れ
    るようになっていることを特徴とする合成樹脂製品の製
    造装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の装置において、上記把
    持手段が、上記タイバーと摩擦係合し、それを把持する
    ための細長い可撓性スリーブを備え、上記スリーブが外
    面に雄ねじを有し、上記雄ねじは一定の低減幅と一定の
    前縁ピッチを有し、上記把持手段は、上記可動プラテン
    の内壁に雌ねじを備え、上記雌ねじは、一定ピッチ及び
    一定幅を有し、さらに上記スリーブの上記低減幅ねじと
    上記可動プラテンの上記一定幅ねじが、上記スリーブの
    伸びを受け入れる一定の拡張空隙を形成していることを
    特徴とする合成樹脂製品の製造装置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の装置において、上記
    把持手段は、上記タイバー部分と摩擦係合すると共にそ
    れを把持するための細長い可撓性スリーブ、及び上記ス
    リーブと上記可動プラテンの内壁との中間に位置付けさ
    れた少なくとも1個のスペーサを備えていることを特徴
    とする合成樹脂製品の製造装置。
  11. 【請求項11】 円筒状カラムに関する相対的長手方向
    運動から部材を固定するための把持ブッシング装置であ
    って、 上記カラム回りに位置付けされていると共に、そのカラ
    ムに関して摺動可能である細長の可撓性スリーブを備
    え、 上記スリーブは、変形された状態にあるときに上記カラ
    ムに対して実質的に一定の位置に上記部材を固定するよ
    うに作用すると共に、上記部材に固定されており、 さらに、ハウジングと上記スリーブとの中間にあって、
    上記ハウジングに対して移動可能である少なくとも1個
    のスペーサを備えていることを特徴とする把持ブッシン
    グ装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の把持ブッシング装
    置において、上記カラムは印加される力によって真っす
    ぐに伸ばされ、さらに、上記スリーブは、上記スリーブ
    によって取り囲まれた上記カラムの一部分が、高応力集
    中を発生せずにかつ把持摩擦を起こさせるために異常に
    高い流体圧を使用する必要なしに、上記カラム内の反力
    を上記スリーブを介して上記部材に伝えさせるよう、伸
    張する量に実質的に等しい量伸張可能であることを特徴
    とする把持ブッシング装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の把持ブッシング装
    置において、上記スリーブと少なくとも1個のスペーサ
    の間に機械式インタロックを備え、上記機械インタロッ
    クが、少なくとも1個の上記スペーサを、上記スリーブ
    と上記カラム部分の伸張に等しい量伸張させることを特
    徴とする把持ブッシング装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の把持ブッシング装
    置において、上記機械式インタロックが、上記スリーブ
    上の一連の同心局部リブ、及び上記リブと係合するため
    の溝であって、少なくとも1個の上記スペーサ内にある
    一連の溝を備えていることを特徴とする把持ブッシング
    装置。
  15. 【請求項15】 請求項11に記載の把持ブッシング装
    置において、さらに上記スリーブを取り囲んでいる少な
    くとも2個のスペーサを備えていることを特徴とする把
    持ブッシング装置。
  16. 【請求項16】 請求項11に記載の把持ブッシング装
    置において、上記スリーブと少なくとも1個の上記スペ
    ーサの間の空間に流体を供給し、上記スリーブを変形さ
    せ、上記カラムを摩擦把持するための手段を備えている
    ことを特徴とする把持ブッシング装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の把持ブッシング装
    置において、各上記スペーサが、2個の外側流体路を形
    成するように、上記部材を取り囲んでいる空間から離隔
    された2個の対抗する側面を有し、さらに上記流体路が
    上記流体供給手段の一部を形成していることを特徴とす
    る把持ブッシング装置。
  18. 【請求項18】 請求項13に記載の把持ブッシング装
    置において、上記機械式インタロックが上記スリーブ上
    に連続するねじ山を備えていることを特徴とする把持ブ
    ッシング装置。
  19. 【請求項19】 請求項11に記載の把持ブッシング装
    置において、各上記スペーサが円錐形であることを特徴
    とする把持ブッシング装置。
  20. 【請求項20】 円筒状カラムに関する相対的長手方向
    運動から部材を固定するための把持ブッシング装置であ
    って、 上記カラム回りに位置付けされていると共に、そのカラ
    ムに関して摺動可能である細長の可撓性スリーブを備
    え、 上記スリーブは、変形された状態にあるときに上記カラ
    ムに対して実質的に一定の位置に上記部材を位置付けす
    るように作用し、さらに、上記カラム内の反力を上記ス
    リーブを介して上記部材に伝送するための手段を備え、
    上記伝送手段が、上記部材に設けられた雌ねじを備え、
    上記雌ねじが一定のピッチと一定の幅を有しており、さ
    らに、上記伝送手段が、上記スリーブに雄ねじを備え、
    上記雄ねじが同一の前縁ピッチ及び一定に低減される幅
    を有していることを特徴とする把持ブッシング装置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の把持ブッシング装
    置において、上記スリーブに設けられた上記低減幅のね
    じ山及び上記部材に設けられた上記部材の第2端へ移動
    する際、一定に拡張されたらせん状溝を形成することを
    特徴とする把持ブッシング装置。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の把持ブッシング装
    置において、さらに、上記スリーブが上記カラムを変形
    しかつそれを把持するように、加圧流体を上記らせん状
    溝に供給するための手段を備えていることを特徴とする
    把持ブッシング装置。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の把持ブッシング装
    置において、上記スリーブ及び部材上の上記ねじ山が、
    上記スリーブが休止状態にあるとき、一定に拡張される
    空隙を形成し、上記反力が上記カラムを伸張させると共
    に、上記スリーブを実質的に等しく伸張するとき、上記
    空隙が実質的に取り除かれることを特徴とする把持ブッ
    シング装置。
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