JP2648648B2 - 成形機及び該成形機のクランプ装置、把持ブッシング装置 - Google Patents

成形機及び該成形機のクランプ装置、把持ブッシング装置

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JP2648648B2
JP2648648B2 JP4051016A JP5101692A JP2648648B2 JP 2648648 B2 JP2648648 B2 JP 2648648B2 JP 4051016 A JP4051016 A JP 4051016A JP 5101692 A JP5101692 A JP 5101692A JP 2648648 B2 JP2648648 B2 JP 2648648B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成型機で使用する
ための改善された把持ブッシング装置に関する。本発明
に係る把持ブッシング装置は、高速サイクル用途向けに
設計されている。
【0002】
【従来の技術】回転または摺動シャフトを選択的に把持
し、あるいは解放するための把持ブッシング装置の概念
は、技術的に良く知られている。これらの把持ブッシン
グ装置の初期のものでは、ばねまたはテーパ付けされた
スリーブによってシャフトと押圧係合され、水圧によっ
て解放される径方向セグメントが使用されている。モエ
ラー(Moeller)の米国特許第2,691,79
9号、ベリー(Berry)の米国特許第3,420,
144号、及びラステッター(Rastetter)の
米国特許第3,995,534号、さらには、ジテマ
(Sitema)のドイツ公開特許第3510643号
に、この型の把持ブッシング装置が開示されている。
【0003】初期の把持ブッシング装置の別の型のもの
は、外部水圧によって、シャフトを把持するよう内方向
へ偏向される薄いスリーブを用いている。これらのブッ
シングで使用される水圧は、ブッシングの比較的薄い壁
を曲げるに十分なほど高圧になっている。フォーク(F
olk)の米国特許第4,269,229号及びコステ
ィルカ(Kostyrka)のドイツ特許第25179
97号に、この型の把持ブッシング装置が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの初期の把持ブ
ッシング装置の多くは、低速サイクルすなわち低速動作
の用途で使用された。代表的には、それらは、縦型プレ
ス、エレベータのようなものの安全ブレーキとして、あ
るいは軸上の回転力を伝えるためのカップリングとして
使用された。ある製造者によるそのようなブッシングの
使用寿命は、約2百万サイクルであった。この使用寿命
は、上掲の用途に対しては適しているが、成型機向けに
は不適である。すなわち、2百万サイクルは、毎分5サ
イクルで連続稼働している成型機について、10カ月の
運転に該当する。そのように比較的短い寿命は、成型機
では受容され得ない。
【0005】把持ブッシング装置は、また、射出成型機
のタイバーの把持にも適用されてきた。そのような装置
を射出成型機で最初に用いた公知の例が、シーゲル(S
iegel)の米国特許第3,183,555号に示さ
れている。シーゲルの装置では、変形可能なスリーブ
が、タイバー自体の一部分になっている。スリーブは、
可動プラテン内に保持されたタイバーブッシングの内側
面を把持するように、外側に偏向される。したがって、
プラテンは、金型を主クランプユニットでクランプする
前に、早期に把持される。種々のストローク位置でプラ
テンを把持するために、変形可能なスリーブがタイバー
に沿ってかなりの長さ伸ばされる。スリーブ装置の代表
的構造が、シーケル特許の図3に示されている。この構
造では、スリーブが、一連の断続的ねじ部分によってタ
イバーと係合する。シーゲル装置の代替案が、シーゲル
特許の図4に示されている。この例では、プラテン内の
変形可能なブッシングが、タイバーを把持するために使
用されている。そのブッシングは、プラテンの同様にね
じ切りされた部分と係合するためのねじを備えている。
【0006】グェリン(Guerin)のフランス特許
第2,174,361号及び日本製鋼所の特公平1−4
9088号に、成型機で使用される類似の把持ブッシン
グ装置が示されている。
【0007】把持ブッシング装置は、縦型成型機及びプ
レスにおいて広範囲に受け入れられることがわかった。
フォークの米国特許第3,938,362号に、縦型プ
レスで使用される把持ブッシング装置が示されている。
変形可能なスリーブとブッシングの外側部分間のねじ係
合が、ホウヒ(Houch)の公開されたPCT出願W
O88/07447に示されている。また、特開平2−
172711号公報に記載された発明は、クランプ反力
作用に耐えるに充分強力な結合強度を変形可能なスリー
ブとブッシュ/ピストン間に作る必要があることを示唆
している。その全長がスリーブ回りに形成されているね
じによって接続されたクランプラム及び変形可能なスリ
ーブを有することによって、強度が増大される。この方
法では、スリーブの応力が、多分、分散されることにな
る。しかし、これらのシステムは、前縁ねじが比較的簡
に変形したり摩耗するという所謂摩減の問題を招来す
【0008】ピーターセン(Petersen)の米国
特許第4,509,910号には、縦型プレスで使用す
るさらに別のクランプ装置が示されている。そのピータ
ーセンのクランプ装置は、把持されるカラムに同心に配
置された内部クランプ装置スリーブを含んでいる。それ
は、さらに、内部クランプ装置スリーブと同心にクロス
ヘッド装置に固定された外部スリーブを含んでいる。内
部及び外部クランプ装置スリーブは、一方のクランプ装
置スリーブが他方に関して長手方向に移動するのを制限
するために、一緒にねじ止め固定される。外部クランプ
装置スリーブは、それがクロスヘッドに関して移動でき
ないように、そのクロスヘッドに固定される。把持され
るカラムに対して内部スリーブを変形させるために、2
個のスリーブの対抗するねじ間に形成された室に、水力
流体が導かれる。この変形可能なスリーブは、好ましく
は、アルミニウムから作られる。
【0009】応力集中は、カラムクランプ装置の摩擦面
で、本質的に「逃げる」ことが、ピーターセン特許のカ
ラム9,第31行乃至第35行に述べられている。これ
は、長い円筒ねじ結合における共通の問題を防止する
が、ピーターセンは、従来のねじシステムにおいて発生
する摩滅問題を無視してる。
【0010】簡単な(ねじ切りされていない)把持スリ
ーブは、一端で早期摩耗することが、試験で示された。
この事実は、シーゲル特許や前述の日本の出願公告され
た発明によって認識される。スリーブ及びブッシング本
体間にねじ係合を用いることは、発生する応力集中を最
小化するために試みられた。これらのねじはそのような
状態を改善するが、それらは、スリーブの長さに沿って
応力を一定に分散させることができない。事実、それら
は、新たな不利益をもたらす。
【0011】2つの構成部品装置におけるハウシング本
体と変形可能なスリーブ間の幾つかの機械インタロック
の必要性は、他のいかなる手段も組み立てを妨げるの
で、ねじが必然的に使用されなければならないことを意
味する。変形可能なスリーブと本体間の空間は、圧力容
器すなわち非常に高い圧力を受ける室であることを心に
留める必要がある。この圧力は、タイバーを把持するた
めに、薄いスリーブを内方向に変形させるために必要な
圧力で、代表的には8,000psiである。したがっ
て、スリーブあるいは本体が夫々1つの部品で作られて
いない場合には、圧力を保つための室を密封する問題が
起きてくる。それ故、スリーブと本体間のねし接続が、
組み立てを許し、室を一体に維持する。
【0012】ねじを用いたやり方には、2つの欠点があ
る。第応力をスリーブから本体にさらに一定に転
送する役には立つが、スリーブ自体内の応力をさらに均
等に分散させる役割はない。第2に、ねじは、そのねじ
の雄部によりその厚みを増すことによって内部スリーブ
をかなり強化させる。スリーブを内方向に変形させ、タ
イバーを把持するために充分な摩擦を発生させるために
使用させる水力流体をより一層高圧にする必要のあるス
リーブの帯鋼強度がかなり大きくなる。このことは、設
計上望ましくない結果を生み、漏洩の可能性を増加させ
る。
【0013】本発明の目的は、改善された成形機及び該
成形機のクランプ装置,把持ブッシング装置を提供する
ことにある。
【0014】本発明の他の目的は、高速サイクル用途に
使用するための成形機及び該成形機のクランプ装置,
持ブッシング構造を提供することにある。
【0015】本発明のさらに他の目的は、射出成型、成
型装置及び他の装置に関連して使用するための成形機及
び該成形機のクランプ装置,把持ブッシング構造を提供
することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前述の目的は、本発明に
係る改善された把持ブッシング装置によって達成され
る。把持ブッシング装置は、可動プラテンがタイバーに
対して移動しないようにする数多くの用途で使用され
る。それは、特に射出成型装置に有用である。
【0017】第1の実施例において、把持ブッシング装
置は、タイバーなどのカラム状部材について配置された
細長い、可撓性把持スリーブを備えている。そのスリー
ブは、可動プラテンに固定され、該可動プラテンをタイ
バーの所望の位置に把持固定するために使用される。こ
れは、スリーブの内面がカラムと摩擦係合し、それを把
持するように、流体圧を用いてスリーブを変形させるこ
とによってなされる。
【0018】第1の実施例では、把持ブッシング装置
は、さらに、スリーブとクランプされる部材との中間に
1以上のスペーサを備えている。それらのスペーサは、
機械インタロックによってスリーブと係合するが、把持
される部材に対して自由に動けるようになっている。
【0019】別の実施例において、スリーブは、外側に
沿って雄ねじを有している。その雄ねじは、一定の前縁
ピッチ及び一定に低減される幅を有している。その雄ね
じは、スリーブを収容している部材の内面上の雌ねじと
係合する。その雌ねじは、一定のピッチ及び一定の幅を
有する。スリーブ及び部材が休止状態、例えば非把持モ
ードにあるときは、それらのねじ間に一定に広がってい
る空隙が作られる。印加される型締め方向の押圧力がタ
イバー及びスリーブを伸張させるとき、この空隙が実質
的に取り除かれる。この方法でも、高応力集中が回避さ
れる。
【0020】
【作用】本発明の把持ブッシング装置は、クランプ力、
例えば、金型の型締用押圧力をスリーブが固定される
動プラテンへ印加することによって生ずるタイバーのい
かなる伸びも収容できる。スリーブ及びスペーサは、
イバーの伸張量に実質的に等しい量伸張できる。把持ブ
ッシング装置は、高応力集中を発生させず、かつ把持摩
擦を発生させるために異常に高い流体圧を使用する必要
なしに、タイバーに対する前記押圧反力を可動プラテン
に伝達できる。
【0021】
【実施例】図1〜図4は従来の装置を示し、図1は、成
型クランプ装置機構を有する基本的水平射出成型機を表
している。成型機10は、固定プラテン12、クランプ
ブロック14及び固定プラテン12とクランプブロック
14との間に伸びている複数個のタイバー16から構成
されている。代表的な成型機においては、固定プラテン
とクランプブロック間に伸びている通常4個のタイバー
がある。タイバー16の両端部は、それらを固定プラテ
ン12及びクランプロック14を介して引っ張らないよ
うに、ナット18によって保持されている。
【0022】固定プラテン12とブロック14間には、
内部把持ブッシング装置22を有する可動プラテン20
がある。その可動プラテン20は、図1に示される如く
金型開位置(図示せず)と金型閉位置間で、タイバー1
6に沿って摺動する。
【0023】金型半部24及び26は、所望の製品を作
るための作動金型を形成するために、それぞれ固定プラ
テン12及び可動プラテン20に接続されている。両金
型半部によって形成される金型が閉位置にあるとき、一
方の金型半部24は、シリンダ30の内側に作用する水
力ピストン28の動作によって他の金型半部26にクラ
ンプされる。前記シリンダ30は、代表的にはクランプ
ブロック14に接続され、一方、ピストン28は、可動
プラテン20に接続される。金型が閉じられるとき、高
圧流体がピストン28の一方側に作用し、固定プラテン
12と可動プラテン20間つまり、金型半部24,26
間にクランプ力(型締用押圧力)を与える。
【0024】この方法でのクランプ力の印加は、タイバ
ー伸張として知られた現象を生ずる。この現象は、固定
プラテン12及び可動プランテン20間に発生するクラ
ンプ力に抗するタイバー16から引き起こされる。タイ
バー16は、クランプ反力をクランプブロック14を介
してシリンダ30に伝える。ピストンの大きさ、クラン
プ力を生み出すために使用される流体圧、及びタイバー
16の径及び長さは、すべて与えられるタイバー伸張量
に影響する。代表的には、250トンのクランプ装置に
ついて、0.040インチの伸張が一般的である。発生
するタイバー伸張が、矢印「A」及びクランプブロック
14の破線位置によって、図1に概略的に示されてい
る。
【0025】タイバー16は、その長さの大半に沿って
一定横断面を有するので、伸張はその長さに沿って一定
に生ずる。例えば、タイバー16が10フィート長であ
り、0.040インチの全測定伸張「A」が生ずる場
合、これは、タイバー16上に1インチ当たり合計0.
000333インチの伸張になる。この事実は、可動プ
ラテン20の把持ブッシング22の代わりに後述する
形可能なスリーブでタイバー16を把持する効果を考慮
するときに重要になってくる。
【0026】図2は、司動プラテン20の内側にしっか
りと取り付けられ、かつそれをタイバー16の1つが通
過する普通の把持ブッシング32を表す。流路34を通
して供給される高圧流体が室36の内側に作用し、把持
ブッシング32の薄壁部38を内方向に変形させ、摩擦
によってタイバー16の外面を把持させる。この型のブ
ッシング装置は、代表的には12インチ長である。把持
ブッシング32による把持動作は、ピストン28及びシ
リンダ30によるクランプ装置の動作が開始される前に
起こる必要があるので、初めて把持されるとき休止され
ている。したがって、把持ブッシング32によって把持
された後、タイバー16は、把持ブッシング32の内側
で伸張される。壁部すなわち薄部であってかつタイバー
16と摩擦接触する把持ブッシング32の内部スリーブ
38は、タイバー16と同量伸張する。12インチ長さ
のブッシング装置においては、これは、上述の例におい
て、内部スリーブ38及びタイバー16が約0.040
インチ伸びることを意味する。
【0027】図2に示される如く、把持ブッシング32
の残部は、比較的厚くなっている。さらに、それは可動
プラテン20にしっかりと保持されている。その結果、
それは、内部スリーブ38と同じに偏向すなわち伸張し
ない。したがって、容易に伸張する内部スリーブ38
は、符号40によって印された領域においてより厚い非
偏向部分によってしっかりと抑制される。領域40など
の領域は、例えばフォーク(Falk)の米国特許第
4,264,229号に示されたもののような溶接構造
において特に、早期に亀裂を起こすような高応力域にな
る。これらの構造のタイバー16及び把持ブッシング3
2は、その領域40に隣接して急速疲労を経験すること
がわかった。
【0028】図3及び図4は、ねじ切り型構造を採用す
る従来のブッシング装置を示す。そのブッシング装置4
2は、内部スリーブ44に同様にねじ切りされた雄ねじ
部分と係合する雌ねじ部分を有する。流体は、流路34
を介してブッシング装置とスリーブのねじ山間の室間に
入り込む。その空間に流入する流体は、スリーブ44を
内方向に偏向させ、タイバー16と摩擦係合させる。こ
の型の装置では、ブッシング及びスリーブが、可動プラ
テン20内にしっかりと取り付けられている。
【0029】再び、比較的薄いスリーブ44がタイバー
16を把持した後のスリーブ伸張効果について考察す
る。図4は、スリーブ44のねじ上のタイバー伸張効
果を比較している。タイバーが非伸張状態においては、
把持動作が開始されるとき、スリーブ44上の雄ねじピ
ッチPがブッシング42上の雌ねじピッチPと同じであ
る。これは、スリーブを第1の位置でブッシングに組み
込むために必要である。
【0030】スリーブ44がタイバー16と同量伸張自
由であれば、雄ピッチPは、第2のねじ50に対して量
P’だけ、そして第3のねじに対して2×P’、ねじ切
りされた長さに沿っての積算量である端部ねじに対する
(n−1)×P’まで増加する。一定ピッチねじに代わ
って、ねじは、一定増加ピッチを持つねじとなる。
【0031】しかし、第1ねじ46がその対応する雌部
分48によって堅いブッシングにおいて抑制されている
ので自由に伸張せず、P’の一部のみ伸張するだけであ
る。第2ねじ50は同様に抑制され、雄ねじの負荷の
下で雌ねじ部分48のいかなる偏向も、雄ねじ50
を、この残留応力を吸収するその対応する雌ねじ山部分
52に支持させる。したがって、スリーブの残部は大き
く伸張せず、実際にはタイバー16上を摺動する。した
がって、第1偶力を越えるねじは、応力を受けない。
【0032】2つのねじ構成部品間で伝えられるほとん
どの応力が最初の2,3のねじで発生するというこの現
象は、良く知られている。実際に、類似の現象が、タイ
バー16端に対するタイバーナット18の組み合わせに
おいて見い出される。ねじ面の小さな局部変形は、摩
滅、そして最終的には第1ねじ間の括着を引き起こす。
摩滅は、また、それらが互いに滑動する部分において、
スリーブ44とタイバー16間でも生ずる。さらに、一
層動きにくいスリーブ44に打ち勝ち、タイバー16に
対する把持作用を発生するための大きな流体圧は、シー
ル54の漏洩などを増す重大性を持つ。
【0033】今まで、把持ブッシング装置の薄いスリー
ブ部分が、それが取り囲んでいるタイバー16と実質的
に同量伸張でき、さらに、タイバー16のクランプ反力
が、高い集中応力を起こすことなくかつ把持摩擦を発生
させるために異常に大きな流体圧を用いる必要なしに、
把持スリーブを介して堅い移動プラテンに伝送し得る装
置が必要とされてきた。本発明の把持ブッシング装置
は、そのような装置を与えるものである。
【0034】図5乃至図8は、前述の結果を得るため
に、浮動素子すなわちスペーサを採用している本発明の
の新規な把持ブッシング装置の実施例を表している。図
5及び図6に示された把持ブッシング装置は図1に示す
射出成形機に適用され、好ましくは鋼から形成される細
長い可撓性内部スリーブ56を有する。スリーブ56
は、負荷伝送用の複数個の同心局部リブ58を有する。
さらに、その把持ブッシング装置は、少なくとも2個の
スペーサ60,62を含んでいる。それらのスペーサ6
0,62は、実質的にスリーブ56を取り囲み、リブ5
8と係合する一連の溝64を有する。この把持ブッシン
グ装置は、可動プラテン20が摺動自在に設けられてい
ると共に、スリーブ56に端部フランジ68部分を介し
てボルト66によって固定される。高圧流体が流路70
を通して供給され、スリーブ56が変形して摩擦によっ
てタイバー16を把持する。
【0035】スペーサ60,62とスリーブ56間の機
械インタロックは、スリーブ56が、可動プラテン20
のスペーサ60,62の端部におけるクリアランスのた
めに、前記ピストン28とシリンダ30によって発生す
るクランプ力の印加に応答してタイバー16が伸張する
のと実質的に同じ量軸方向に伸張可能になっている。
らに、スペーサ60,62の横断面は、タイバー16と
リブ58を組み合わせた横断面と同じであり、したがっ
て等しい応力が発生し、その結果、スペーサ60,62
の内側にスリーブ56と等しい伸張を起こさせる。その
結果、リブ58と溝64間に摩滅が生じない。また、そ
れらのスペーサ60,62は、スリーブ56とタイバー
16の伸張と同様の量だけ伸張することもわかった。そ
の結果、それらのスペーサ60,62が可動プラテン2
0の対応する細孔端壁74と接触するとき、スペーサ6
0,62の端面72において可動プラテン20に連続的
に伝送される。この現象は、図6に示されている。
【0036】スペーサ60,62は、可動プラテン20
内の細孔面76に接触する必要がないことに留意された
い。スペーサ60,62の両端にあって、かつ流路78
と同様にそれらの側面間のクリアランスは、高圧流体が
スリーブ56に直接作用し、それによってタイバーを偏
向させ、そしてタイバー16を把持させる。スリーブ5
6及びスペーサ60,62の両方ともタイバー16を把
持後、軸方向に自由に伸張するので、それらの面上の浮
動及び結果としての摩滅が最小化される。伸張後、スペ
ーサ60,62端部のクリアランスがふさがれ、圧縮反
力が細孔端部74を介して可動プラテン20に直接伝え
られる。
【0037】図7及び図8は、本発明の把持ブッシング
装置の別の実施例を表している。この例では、単一スペ
ーサ80が連続するねじ82によってスリーブ56に接
続されている。スペーサ80は円錐形状であり、したが
って、その外径は、狭い端部84からより広い端部86
へ連続的に増加する。スペーサ80の形状は、ねじ切り
連結部の第1の2,3のねじに閉じ込められるときに起
こり得る摩滅及び/または括着の問題を回避する。
【0038】前述したように、スペーサ80の外面88
は、可動プラテン20の細孔面90に接触する必要はな
い。さらに、把持動作が行われようとする時の休止状態
においては、スペーサ80とその端部82,84とプラ
テン20の細孔端壁92との間にクリアランスが存在す
る。前述の如く、スリーブ56の伸張によって、これら
のクリアランスが埋められ、図8に示される如く、圧縮
反力が細孔端92を介して可動プラテン20に直接伝え
られる。
【0039】本発明の変形例では、二重動作される把持
ブッシング装置が構成される。ボルト66の大きさすな
わち数を増すことによって、すなわち、可動プラテン2
0に堅く取り付けられた付加的外部構造によってスリー
ブ56のフランジ68を阻止することによって、軸方向
反力が装置のいずれかの端部を介して可動プラテン20
に伝えられ得る。
【0040】図5乃至図8に示された把持ブッシング装
置は、タイバー16と摩擦係合する内部スリーブ56
を、タイバークランプ反力を可動プランテン20に伝え
ながら、一定に伸張させる。圧力室は、スリーブ56と
可動プラテン20内に含まれ、従来のシール94で密封
されるので、漏洩の危険性が増すことはない。さらに、
リブ58を付加しても、スリーブ56は大きくは強化さ
れないことに留意されたい。タイバークランプ反力を伝
えるに充分な最小数で最小構造(横断面積)のリブ58
が使用される。代替案とし、帯鋼強度を大きく低減させ
るためスリーブ56上のリブが、(タイバー軸に並行
に)長手方向に切断される。したがって、この配列が把
持ブッシングの機能を最適化させるために使用され得る
ことは明白である。
【0041】図9及び図10は、タイバー伸張問題を取
り扱う把持ブッシング装置の他の実施例を表している。
図示の如く、力F及びFがタイバー16及び可動プ
ラテン20に作用するとき、この図に表わされた把持ブ
ッシング装置は、いかなるスペーサも採用していないと
いう点で前述の装置とは異なる。代わりに、可動プラテ
ン20は、非伸張状態において、一定ピッチ及び一定幅
を有する雌ねじ96を備えている。タイバー16を取り
囲んでいる細長い可撓性把持スリーブ98は、ねじの先
端部104から後端部106に動くに従って一定に低減
するねじ幅102と、一定のピッチを有する雄ねじ10
0を備えている。この装置は、スリーブ98と可動プラ
テン20の内部細孔壁110の間に一定に広げられてい
る空隙108を創る。これは、また、油などの高圧流体
が流路112を介してそこに供給される一定の広がりを
持つらせん状溝を形成する。クランプ力の結果としてタ
イバー16が伸張すると、内部スリーブ98が定形状態
で伸張する。これは、図10に示されている。この伸張
が把持ブッシング装置の定格トン数で起こると、雄ねじ
と雌ねじ間の空隙108は消失する。この総トン数で
は、各ねじが伸張タイバー幾何形状において、等しく荷
重される。それらのねじには、不均衡応力がかからず、
すなわちいかなる偏心も吸収する必要がなく、素子間の
摩滅腐食の危険性が最小化される。
【0042】本発明の他の実施例における如く、可撓性
スリーブ98は、鋼すなわち鉄合金から容易に形成され
る。
【0043】本発明の把持ブッシング装置が摩滅腐食や
シール漏洩などの問題を受けることなく、タイバー伸張
の問題を有効に取り扱うことは、上述の点から理解され
得る。射出成型機のタイバーの把持に関連して、種々の
実施例について説明したが、これらの装置は、射出成型
機のカラムの把持あるいは射出成型機や他の可動機械の
類似のロッドやシャフトなど、他の類似分野でも使用さ
れ得る。例えば、本発明の装置は、縦型プレス装置にお
いても採用可能である。
【0044】
【発明の効果】本発明に係る把持ブッシング装置は、高
応力集中発生を抑制してスリーブの摩滅を防止すると
共に、把持摩擦を発生させるために異常に高い流体圧を
使用する必要なしに、カラム内のクランプ反力を部材に
伝送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の水平射出成型機の概略構成図である。
【図2】図1の成型機で採用される従来の把持ブッシン
グ装置の断面図である。
【図3】図1の成型機で採用される従来のねじ切り把持
ブッシング装置の断面図である。
【図4】図1の成型機で採用される従来のねじ切り把持
ブッシング装置の断面図である。
【図5】本発明に係る改善された把持ブッシング装置構
造の第1の実施例の断面図である。
【図6】本発明に係る改善された把持ブッシング装置構
造の第1の実施例の断面図である。
【図7】本発明に係る把持ブッシング装置構造の代替実
施例の断面図である。
【図8】本発明に係る把持ブッシング装置構造の代替実
施例の断面図である。
【図9】本発明に係る把持ブッシング装置構造の第3の
代替実施例の断面図である。
【図10】本発明に係る把持ブッシング装置構造の第3
の代替実施例の断面図である。
【符号の説明】
10…成型器 12…固定プラテン 14…クランプブロック 16…タイバー 20…可動プラテン 22…把持ブッシング装置 24,26…金型半部 28…ピストン 30…シリンダ 32…把持ブッシング 34,78,112…流路 36…室 38…壁部 42…ブッシング 44,56,98…スリーブ 46,50,100…雄ねじ山 52…雌ねじ山 54,94…シール 58…リブ 64…溝 60,62,80…スペーサ 82,84…スペーサ端部 92…細孔端壁 108…空隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−172711(JP,A) 特開 平1−192519(JP,A) 実開 平2−88717(JP,U) 実開 平2−104159(JP,U) 実開 平2−85111(JP,U)

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定プラテンと、上記固定プラテンに接
    続された複数個のタイバー及び上記タイバーに沿って移
    動する可動プラテンから構成される成形機のクランプ装
    置であって、 上記可動プラテンは、その内部に、上記可動プラテンを
    上記タイバーに沿って所望の位置に固定するための少な
    くとも1個の把持ブッシング機構を有し、 上記各把持ブッシング機構は、自身の径方向の変形に伴
    い上記タイバーの一部分を把持する細長い可撓性スリー
    ブと、上記可動プラテンと上記スリーブの間に配置され
    た少なくとも1個のスペーサを備え、さらに 上記スペーサは、上記可動プラテンに対し両端側のクリ
    アランスを介して軸方向へ移動自在に形成されているこ
    とを特徴とする成形機のクランプ装置。
  2. 【請求項2】 上記タイバーの一部分を把持するように
    上記スリーブを変形させるための手段を備えていること
    を特徴とする請求項1記載の成形機のクランプ装置。
  3. 【請求項3】 上記可動プラテンに型締用の押圧力を加
    えるための手段を備え、上記押圧力が、上記タイバーを
    伸張させると共に、上記スリーブを実質的に等しく伸張
    させることを特徴とする請求項1〜2記載の成形機のク
    ランプ装置。
  4. 【請求項4】 上記各把持ブッシング機構は、上記スリ
    ーブと少なくとも1個の上記スペーサの間に機械式イン
    タロックを備え、上記機械式インタロックが、上記スペ
    ーサを、上記タイバーと上記スリーブの伸張に等しい量
    だけ伸張させることを特徴とする請求項1〜3記載の成
    形機のクランプ装置。
  5. 【請求項5】 上記機械式インタロックが、上記スリー
    ブ上の一連の同心局部リブと、上記リブと係合するため
    の、少なくとも1個の上記スペーサに設けられた一連の
    溝を備えていることを特徴とする請求項4記載の成形機
    のクランプ装置。
  6. 【請求項6】 上記機械インタロックが、上記スリーブ
    上に連続するねじ山を備えていることを特徴とする請求
    項4記載の成形機のクランプ装置。
  7. 【請求項7】 固定プラテンと、上記固定プラテンに接
    続された複数個のダイバーと、金型開と金型閉の位置間
    で上記タイバーに沿って移動する可動プラテンと、上記
    可動プラテンに型締方向へ押圧力を加える前に該可動プ
    ラテンを実質的に定められた位置に位置付けるための把
    持手段を備えた成形機であって、上記把持手段が、上記タイバーと摩擦係合し、それを把
    持するための細長い可撓性スリーブと、上記スリーブと
    可動プラテンの内壁との間に介装された少なくとも1個
    のスペーサとを備え、上記スリーブは外面に一定の低減
    幅と一定の前縁ピッチを有する雄ねじが形成されている
    一方、上記スペーサは内壁に一定ピッチ及び一定幅を有
    する雌ねじが形成され、さらに上記スリーブの上記雄ね
    じと上記スペーサの上記雌ねじが、上記スリーブの軸方
    向の伸びを受け入れる一定の拡張空隙を形成している
    とを特徴とする成形機。
  8. 【請求項8】 タイバーに対して相対的長手方向位置で
    可動プラテンを固定する成形機の把持ブッシング装置で
    あって、 上記タイバー回りに位置付けされていると共に、そのタ
    イバーに対して摺動可能である細長の可撓性スリーブを
    備え、 上記スリーブは、変形された状態にあるときに上記タイ
    バーに対して実質的に一定の位置に上記可動プラテンを
    固定するように作用すると共に、上記可動プラテンに固
    定されており、 さらに、可動プラテンと上記スリーブとの間にあって、
    上記可動プラテンに対して移動可能である少なくとも1
    個のスペーサを備えていることを特徴とする成形機の把
    持ブッシング装置。
  9. 【請求項9】 上記タイバーは印加される型締用押圧力
    によって真っすぐに伸ばされ、さらに、上記スリーブ
    は、上記スリーブによって取り囲まれた上記タイバーの
    一部分が、高応力集中を発生せずにかつ把持摩擦を起こ
    させるために異常に高い流体圧を使用する必要なしに、
    上記タイバー内の反力を上記スリーブを介して上記可動
    プラテンに伝えさせるよう、伸張する量に実質的に等し
    い量伸張可能であることを特徴とする請求項8記載の把
    持ブッシング装置。
  10. 【請求項10】 上記スリーブと少なくとも1個のスペ
    ーサの間に機械式インタロックを備え、上記機械式イン
    タロックが、少なくとも1個の上記スペーサを、上記ス
    リーブと上記タイバー部分の伸張に等しい量伸張させる
    ことを特徴とする請求項8及び9記載の成形機の把持ブ
    ッシング装置。
  11. 【請求項11】 上記機械式インタロックが、上記スリ
    ーブの外周に一連の同心局部リブと、少なくとも1個の
    上記スペーサの内周に上記リブと係合するための一連の
    溝を備えていることを特徴とする請求項8〜10記載の
    成形機の把持ブッシング装置。
  12. 【請求項12】 さらに上記スリーブを取り囲んでいる
    少なくとも2個のスペーサを備えていることを特徴とす
    る請求項8記載の成形機の把持ブッシング装置。
  13. 【請求項13】 上記スリーブと少なくとも1個の上記
    スペーサの間の空間に流体を供給し、上記スリーブを変
    形させて上記タイバーを摩擦把持するための手段を備え
    ていることを特徴とする請求項8記載の成形機の把持ブ
    ッシング装置。
  14. 【請求項14】 上記各スペーサは、可動プラテンの内
    部に形成された空間の内面から離隔された2個の対向す
    る側面を有し、該両側面と前記空間の内面との2つの流
    体路を形成し、さらに上記流体路が上記流体供給手段の
    一部を形成していることを特徴とする請求項8記載の成
    形機の把持ブッシング装置。
  15. 【請求項15】 上記機械式インタロックが上記スリー
    ブ上に連続するねじ山を備えていることを特徴とする請
    求項10記載の成形機の把持ブッシング装置。
  16. 【請求項16】 上記各スペーサが円錐形であることを
    特徴とする請求項8記載の成形機の把持ブッシング装
    置。
  17. 【請求項17】 タイバーに対して相対的長手方向位置
    で可動プラテンを固定するための把持ブッシング装置で
    あって、 上記タイバー回りに位置付けされていると共に、そのタ
    イバーに対して摺動可能である細長の可撓性スリーブを
    備え、 上記スリーブは、変形された状態にあるときに上記タイ
    バーに対して実質的に一定の位置に上記可動プラテンを
    位置付けするように作用し、さらに、上記タイバー内の
    反力を上記スリーブを介して上記可動プラテンに伝送す
    るための伝送手段を備え、上記伝送手段が、上記可動プ
    ラテンの内周に設けられた雌ねじを備え、上記雌ねじが
    一定のピッチと一定の幅を有しており、さらに、上記伝
    送手段が、上記スリーブに雄ねじを備え、上記雄ねじが
    同一の前縁ピッチ及び一定に低減される幅を有している
    ことを特徴とする成形機の把持ブッシング装置。
  18. 【請求項18】 上記スリーブに設けられた上記低減幅
    の雄ねじ山及び上記可動プラテンに設けられた雌ねじ山
    によって、上記可動プラテンの第2端へ移動する際、一
    定に拡張されたらせん状溝を形成することを特徴とする
    請求項17記載の成形機の把持ブッシング装置。
  19. 【請求項19】 さらに、上記スリーブが上記タイバー
    を変形しかつそれを把持するように、加圧流体を上記ら
    せん状溝に供給するための手段を備えていることを特徴
    とする請求項18記載の成形機の把持ブッシング装置。
  20. 【請求項20】 上記スリーブ及び可動プラテンの上記
    雌雄ねじ山が、上記スリーブが休止状態にあるとき、一
    定に拡張される空隙を形成し、上記反力が上記タイバー
    を伸張させると共に、上記スリーブを実質的に等しく伸
    張するとき、上記空隙が実質的に消失されることを特徴
    とする請求項19記載の成形機の把持ブッシング装置。
JP4051016A 1991-03-11 1992-03-10 成形機及び該成形機のクランプ装置、把持ブッシング装置 Expired - Lifetime JP2648648B2 (ja)

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