JPH06992U - モールの取り付け構造 - Google Patents
モールの取り付け構造Info
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- JPH06992U JPH06992U JP046092U JP4609292U JPH06992U JP H06992 U JPH06992 U JP H06992U JP 046092 U JP046092 U JP 046092U JP 4609292 U JP4609292 U JP 4609292U JP H06992 U JPH06992 U JP H06992U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 モール取付用凹部の深さにバラツキがあって
も該凹部にモールを取り付けることができると共に、取
付後がたつきやずれを生じることのない取り付け構造を
提供する。 【構成】 モールcの取付凹部11内に連結具1の両挿
入片2,2を挿入し、下端縁部を係止凸部13,13,
14,14に係合させると共に、間に連結具1の係合凸
部4,4を嵌入して取り付け、またクリップ体20の嵌
合穴26に自動車ボディーaのモール取付用凹部b内に
植設したTスタッドdの頭部を嵌合させて、取付用凹部
bに取り付け、挿入凸部22,23を連結具1の両挿入
片2,2間に挿入し、係止片27,27を係合凸部に内
側から係合させると共に、係合凸部6,6のロック爪
7,7と挿入凸部23とを係合させて連結具1とクリッ
プ体20とを連結固定することにより、モールcを自動
車ボディーaのモール取付用凹部bに固定する。
も該凹部にモールを取り付けることができると共に、取
付後がたつきやずれを生じることのない取り付け構造を
提供する。 【構成】 モールcの取付凹部11内に連結具1の両挿
入片2,2を挿入し、下端縁部を係止凸部13,13,
14,14に係合させると共に、間に連結具1の係合凸
部4,4を嵌入して取り付け、またクリップ体20の嵌
合穴26に自動車ボディーaのモール取付用凹部b内に
植設したTスタッドdの頭部を嵌合させて、取付用凹部
bに取り付け、挿入凸部22,23を連結具1の両挿入
片2,2間に挿入し、係止片27,27を係合凸部に内
側から係合させると共に、係合凸部6,6のロック爪
7,7と挿入凸部23とを係合させて連結具1とクリッ
プ体20とを連結固定することにより、モールcを自動
車ボディーaのモール取付用凹部bに固定する。
Description
【0001】
本考案は、自動車のボディーに形成されたモール取付用凹部にモールを取り付 けるための構造に関し、更に詳述すると、上記取付凹部に植設したTスタッドに 取り付けたクリップ体とモールに取り付けた連結具とを互いに連結固定すること により、モールをボディーのモール取付用凹部に固定するモールの取り付け構造 に関する。
【0002】
従来、図13及び図14に示したように、自動車ボディーaのルーフ部に形成 したモール取付用凹部bにルーフモールcを取り付けるための取り付け構造とし ては、特開昭62−77084号公報、特開平3−25322号公報などに開示 された取り付け構造が提案されている。
【0003】 即ち、特開昭62−77084号公報に開示されている取り付け構造は、図1 5に示したように、モール取付用凹部bに植設されたTスタッドdの頭部に取り 付けたクリップeの両側縁部にルーフモールcの下面に互いに対向させて突設し た鉤状突起c,cを係合させることにより、該ルーフクリップcをモール取付用 凹部bに固定するようにしたものである。
【0004】 また、特開平3−25322号公報に開示されている取り付け構造は、図16 に示したように、ルーフモールcの両側縁部に形成した鉤状係止部h,iに係合 させてモール取付クリップfを該ルーフモールcに取り付けると共に、Tスタッ ドdにボディー取付クリップgを取り付け、これらモール取付クリップfとボデ ィー取付クリップgとを互いに係合させると共に、ボディー取付クリップgの係 合爪(特開平3−25322号公報の図15、符号25を参照)をルーフモール cの一方の鉤状係止部iに直接係合させてルーフクリップcをモール取付用凹部 bに固定したものである。
【0005】
しかしながら、上記特開昭62−77084号公報記載の取り付け構造(図1 5)は、モール取付用凹部bの深さにバラツキがあるとこれに対応できず、取付 不可能になる場合がある。また、前後(モールの長さ方向)左右(モールの幅方 向)にずれが生じ易い上、がたつきを生じるおそれもあり、大きな風切音を発生 し易い。
【0006】 また、特開平3−25322号公報記載の取り付け構造(図16)は、ルーフ モールcに設けられた可撓性を有する当接片jの作用により、モール取付用凹部 bの深さのバラツキを吸収することができ、またがたつきもある程度防止するこ とが可能であるが、前後(モールの長さ方向)へのずれを防止することができな い。
【0007】 本考案は、上記事情に鑑みなされたもので、モール取付用凹部の深さにバラツ キがあってもこのバラツキを許容して該凹部にモールを取り付けることができる と共に、取付後のモールにがたつきやずれを生じることのないモールの取り付け 構造を提供することを目的とする。
【0008】
本考案は、上記目的を達成するため、自動車のボディーに形成したモール取付 用凹部にモールを固定するモールの取付構造であって、長板状のモール本体下面 にレール溝状の取付凹部を形成すると共に、この取付凹部の下端開口部両側縁部 にそれぞれ所定間隔離間して一対の係止凸部を形成したモールと、2枚の長板状 挿入片を互いに所定間隔離間して並列に連結し、この両挿入片の下端外縁部にモ ール係合凸部を突設すると共に、下端内縁部にクリップ係合凸部を突設し、該ク リップ係合凸部に鉤状のロック爪を形成した連結具と、Tスタッドの頭部が嵌合 する嵌合穴を有する基板上に挿入凸部を突設し、該挿入凸部の両側面に可撓性を 有する係止片を設けたクリップ体とを具備してなり、上記モールの取付凹部内に 上記連結具の両挿入片を挿入し、該両挿入片下端縁部をモールの係止凸部に係合 させると共に、一対の係止凸部間に連結具のモール係合凸部を嵌入して連結具を モールに取り付け、また上記クリップ体の嵌合穴に自動車ボディーの上記モール 取付用凹部内に植設したTスタッドの頭部を嵌合させて、該クリップ体をモール 取付用凹部に取り付け、このクリップ体の挿入凸部をモールに取り付けた連結具 の両挿入片間に挿入し、この挿入凸部の係止片を連結具のクリップ係合凸部に内 側から係合させると共に、このクリップ係合凸部のロック爪とクリップ体の挿入 凸部とを係合させて連結具とクリップ体とを連結固定することにより、これら連 結具及びクリップ体を介して上記モールを自動車ボディーのモール取付用凹部に 固定するように構成したことを特徴とするモールの取り付け構造を提供する。
【0009】
本考案のモールの取り付け構造は、上述のように、モールに連結具を取り付け ると共に、自動車ボディーのモール取付用凹部に植設されたTスタッドにクリッ プ体を取り付け、これら連結具とクリップ体とを互いに連結固定することにより 、これら連結具及びクリップ体を介してモールを上記モール取付用凹部に取付固 定するものである。
【0010】 この場合、連結具は、その両挿入片をモールの取付凹部内に挿入し、該両挿入 片下端縁部を取付凹部の下端開口部両側縁部にそれぞれ突設された一対の係止凸 部に係合させることによりモールに取り付けられる。このとき、連結具の両挿入 片の下端外縁部に形成されたモール係合凸部が、上記一対の係止凸部間に嵌合し 、連結具がモールの長さ方向に沿ってずれてしまうことのないようになっている 。
【0011】 また、クリップ体はその基板の嵌合穴に自動車ボディーのモール取付用凹部に 植設されたTスタッドの頭部を嵌合させることにより、モール取付用凹部内に取 り付けられる。そして、このクリップ体の基板上面に突設された挿入凸部をモー ルに取り付けた上記連結具の両挿入片間に挿入し、この挿入凸部の係止片を連結 具のクリップ係合凸部に内側から係合させると共に、このクリップ係合凸部のロ ック爪と挿入凸部とを係合させて連結具とクリップ体とを連結固定させることに よりモールをモール取付用凹部に取り付けるものである。
【0012】 ここで、連結具とクリップ体とは、連結具の係合凸部にクリップ体の係止片が 係合して上下方向に連結されるが、この場合クリップ体の係止片は、クリップ体 の挿入凸部に可撓性をもって突設されているので、取付凹部の深さにバラツキが あってもこの係止片が撓むことにより、取付凹部の深さとクリップ体の挿入凸部 の高さとのずれを吸収することができ、確実に連結具とクリップ体とを連結して モールをモール取付用凹部に取り付けることができる。しかも、係止片がある程 度撓んだ状態で連結具とクリップ体とを連結するように構成することにより、該 係止片の弾発力により連結具を介してモールが自動車ボディーのモール取付用取 付凹部に常に引き付けられ、がたつきを生じるようなこともない。更に、モール の長さ方向(連結具の長さ方向に同様)に対しては、上述のように連結具のロッ ク爪とクリップ体の挿入凸部とが係合して確実に係止され、モールが長さ方向に 沿ってずれてしまうようなこともない。
【0013】 従って、本考案のモールの取り付け構造によれば、モール取付用凹部の深さに バラツキがあってもこのバラツキを許容して確実に該取付用凹部にモールを取り 付けることができると共に、取付後のモールにがたつきやずれが生じることを確 実に防止することができる。
【0014】
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明する。 図1乃至図4は本考案の一実施例にかかるモールの取付構造を示すもので、こ の取り付け構造は、図13及び図14に示したような、自動車ボディーaのルー フ部に形成され、内部にTスタッドdが植設されたモール取付用凹部bにルーフ モールcを連結具1及びクリップ体20を用いて取り付けたものである。
【0015】 上記連結具1は、図5乃至図8に示したように、2枚の長板状挿入片2,2を 連結片3で並列に連結したもので、連結片3が設けられている方が上(モールc 側)、他方が下(ボディーa側)になるようになっている。
【0016】 この連結具1の両挿入片2,2下端には、その長さ方向中間部に長さ方向に沿 ってモール係合凸部4,4が突設されており、このモール係合凸部4,4の外縁 部が挿入片2,2から外側に突出している。また、両挿入片2,2下端部内面に は、その長さ方向中間部に互いに対向して第1クリップ係合凸部5,5が突設さ れていると共に、この第1クリップ係合凸部5,5と所定間隔離間して同様に第 2クリップ係合凸部6,6が突設されている。そして、第2クリップ係合凸部6 ,6の一端部内側(図では右側)には先端部に鉤状の係止部を有するロック爪7 ,7が形成されており、またこのロック爪7,7の外側(挿入片2,2側)には スリット8,8が形成されて該ロック爪7,7が外側に撓むことが可能になって いる。更に、この第2クリップ係合凸部6,6の他端部(ロック爪7,7非形成 端部)内側には小凸部9,9が突設されて第2クリップ係合凸部6,6の間隔が 狭くなっている。
【0017】 この連結具1は、上記ルーフモールcに取り付けるもので、この場合図4に示 したように、ルーフモールcの長板状モール本体10の下面に形成されたレール 溝状の取付凹部11内に両挿入片2,2を挿入し、該挿入片2,2の下端をモー ル取付用凹部11を構成する壁体12,12の下端にそれぞれ所定間隔離間して 突設された一対の係止凸部13,13,14,14に係合させると共に、上記モ ール係合凸部4,4をそれぞれこの係止凸部13,13間及び14,14間に嵌 合させることによりずれ等を生じることなく取付固定される。
【0018】 なお、図1に明確に示されているように、上記ルーフモールcはボディーaの ルーフ部形状に合わせて基板10が斜めになるように取付凹部11を形成する壁 体12,12の高さが異なり、これに合わせて連結具1の両挿入片2,2の幅( 高さ)も互いに異なっている。
【0019】 次に、上記クリップ体20は、図9乃至図12に示したように、中央部にTス タッドdの頭部が嵌合する嵌合穴26を有する基板21の上面長さ方向両端部幅 方向中央部にそれぞれ略四角柱状の挿入凸部22,23を台座部24,24を介 して突設すると共に、基板21の長さ方向中間部幅方向両端部に外側斜め上方に 向けて可撓性を有する薄板状の押圧片25,25を突設したものである。なお、 上記嵌合穴26は、その中間部が幅狭のくびれ部26aとなっており、該くびれ 部26aを挟んで一方が略楕円状に形成され、また他方が略釣鐘状に形成されて いる。
【0020】 上記挿入凸部22,23の両側面上部後端(図9乃至図11では左側上部)か ら斜め下前方に向けて可撓性を有する係止片を27,27,27,27が突設さ れている。また、基板21の前方端部(図9乃至図11では右側)に突設した挿 入凸部23の前方端には両側部が切りかかれて断面凸状のロック部28が形成さ れている。また、基板21の後方端部(図9乃至図11では右側)に突設した挿 入凸部22の前方端下部には、先端部下面に係止突起29が突設されたスタッド 係止片30が突設されている。
【0021】 このクリップ体20は、図2に示されているように、上記自動車ボディーaの モール取付用凹部bに植設されたTスタッドdに取り付けられるもので、この場 合図9及び図11に示したように、Tスタッドdの頭部を基板21に設けられた 嵌合穴26の略釣鐘形状部から挿入して略楕円形状部側に移動させ、Tスタッド dの頭部の両端部を略楕円形状部上面及びくびれ部26a上面に当接させ、スタ ッド係止片30の先端を該頭部の一端部に係合させることにより、該Tスタッド dに固定される。このとき、Tスタッドdの頭部両端がそれぞれスタッド係止片 30の係止突起29、挿入凸部23に当接してクリップ体20が前後方向(図9 及び図11中、左右方向)にずれることが確実に防止され、また図1に示されて いるように、押圧片25,25がそれぞれ内側に撓んだ状態でモール取付用凹部 bの両側壁に当接し、該押圧片25,25がモール取付用凹部bの両側壁を押圧 することにより、左右方向へのがたつきも確実に防止される。
【0022】 本実施例のモールの取り付け構造は、図1乃至図3に示されているように、ル ーフモールcに取り付けた上記連結具1と、上記自動車ボディーaのモール取付 用凹部bに植設されたTスタッドdに取り付けた上記クリップ体20とを互いに 連結固定することにより、ルーフモールcをモール取付用凹部bに取り付けたも のである。
【0023】 この場合、上記連結具1とクリップ体20とは、連結具1の両挿入片2,2間 にクリップ体20の両挿入凸部22,23を挿入し、該挿入凸部22,23に設 けた係止片27,27,27,27をそれぞれ連結具1の第1クリップ係合凸部 5,5及び第2クリップ係合凸部6,6に内側から当接させると共に、第2クリ ップ係合凸部6,6に形成されたロック爪7,7を挿入凸部23のロック部28 に係合させることにより(図3参照)連結固定される。
【0024】 このように、連結具1とクリップ体20とを連結する際の操作は、クリップ体 20の両挿入片22,23をそれぞれ連結具1の第1クリップ係止凸部5,5と 第2クリップ係止凸部6,6との間m(図5参照)及び第2クリップ係止凸部6 ,6の前方部(図5参照)から両挿入片2,2間に挿入し、連結具1をルーフモ ールcと一体にスライドさせることにより、両挿入凸部22,23をそれぞれ第 1クリップ係止凸部5,5及び第2クリップ係止凸部6,6の内側に移動させる 。これにより、該挿入凸部22,23の係止片27,27,27,27がそれぞ れ第1クリップ係合凸部5,5及び第2クリップ係合凸部6,6に内側から当接 すると共に、第2クリップ係合凸部6,6に形成されたロック爪7,7が挿入凸 部23のロック部28に係合して、連結具1とクリップ体20とが上記の如く連 結固定される。
【0025】 このように、本実施例のモールの固定構造は、ルーフモールcに取り付けた連 結具1と、自動車ボディーaのモール取付用凹部bに取り付けたクリップ体20 とを互いに連結固定することにより、上記ルーフモールcを上記モール取付用凹 部bに取り付けるものである。この場合、上記連結具1は、図4に示したように 、その両挿入片2,2をルーフモールcの取付凹部11内に挿入し、該両挿入片 2,2の下端縁部を取付凹部11を形成している壁体12,12にそれぞれ突設 された係止凸部13,13,14,14に係合させることによりモールに取り付 け、またこのとき、連結具1の両挿入片2,2の下端外縁部に形成されたモール 係合凸部4,4が、上記一対の係止凸部13,13間及び14,14間に嵌合し 、連結具1がモールcの長さ方向に沿ってずれてしまうことのないようになって いる。
【0026】 また、クリップ体20は、図2に示されているように、その基板21の嵌合穴 26に自動車ボディーのモール取付用凹部bに植設されたTスタッドdの頭部を 嵌合させることにより、モール取付用凹部b内に取り付けられ、このとき、Tス タッドdの頭部両端がそれぞれスタッド係止片30の係止突起29、挿入凸部2 3に当接してクリップ体20が前後方向にずれることが確実に防止され、また図 1に示されているように、押圧片25,25がそれぞれ内側に撓んだ状態でモー ル取付用凹部bの両側壁に当接し、該押圧片25,25がモール取付用凹部bの 両側壁を押圧することにより、左右方向へのがたつきも確実に防止される。
【0027】 そして、上述したように、このクリップ体20の基板21上面に突設された挿 入凸部22,23をモールcに取り付けた上記連結具1の両挿入片2,2間に挿 入し、この挿入凸部22,23の係止片27,27,27,27を連結具1の第 1及び第2クリップ係合凸部5,5,6,6に内側から係合させると共に、第2 クリップ係合凸部6,6のロック爪7,7と挿入凸部23のロック部28とを係 合させて連結具1とクリップ体20とを連結固定させることにより、モールcを モール取付用凹部bに取り付けるものである。
【0028】 ここで、連結具1とクリップ体20とは、連結具1の係合凸部5,5,6,6 にクリップ体20の係止片27,27,27,27がそれぞれ係合して上下方向 に連結されるが、この場合クリップ体20の係止片27,27,27,27は、 クリップ体20の挿入凸部22,23に可撓性をもって突設されているので、取 付凹部bの深さにバラツキがあってもこの係止片27,27,27,27が撓む ことにより、取付凹部bの深さとクリップ体20の挿入凸部22,23の高さと のずれを吸収することができ、確実に連結具1とクリップ体20とを連結してモ ールcをモール取付用凹部bに取り付けることができる。しかも、係止片27, 27,27,27がある程度撓んだ状態で連結具とクリップ体とを連結するよう に構成することにより、該係止片27,27,27,27の弾発力により連結具 1を介してモールcがモール取付用凹部bに常に引き付けられ、がたつきを生じ るようなこともない。更に、モールcの長さ方向(連結具1の長さ方向に同様) に対しては、上述のように、連結具1がずれを生じるようなことなく確実にモー ルcに取り付けられると共に、クリップ体20もTスタッドdにがたつきやずれ を生じることなく取り付けられ、更に連結具1のロック爪7,7とクリップ体2 0の挿入凸部23のロック部28とが係合して連結具1とクリップ体20とが確 実に係止されるので、モールcが長さ方向に沿ってずれてしまうようなこともな い。
【0029】 従って、本実施例のモールの取り付け構造によれば、モール取付用凹部bの深 さにバラツキがあってもこのバラツキを許容して確実に該取付用凹部bにモール cを取り付けることができると共に、取付後のモールcにがたつきやずれが生じ ることを確実に防止することができる。
【0030】 なお、本考案のモールの取り付け構造は、上記実施例に限定されるものではな く、本考案の要旨を逸脱しないかぎり種々変更して差し支えない。例えば、クリ ップ体20の押圧片25,25を省略したり、スタッド嵌合穴26の形状や構成 などを変更することは差し支えなく、またその用途もルーフモールの取付に限定 されるものではなく、種々のモールの取り付けに応用することができる。
【0031】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案のモールの取り付け構造によれば、モール取付用 凹部の深さにバラツキがあってもこのバラツキを許容して該凹部にモールを確実 に取り付けることができると共に、取付後のモールにがたつきやずれを生じるこ ともない。
【図1】本考案の一実施例にかかるモールの取り付け構
造を示す図3のA−A線に沿った断面図である。
造を示す図3のA−A線に沿った断面図である。
【図2】同モールの取り付け構造を示す図3のB−B線
に沿った断面図である。
に沿った断面図である。
【図3】同モールの取り付け構造を示す図2のC−C線
に沿った断面図である。
に沿った断面図である。
【図4】同モールの取り付け構造を構成する連結具をル
ーフモールに取り付けた状態を示す底面図である。
ーフモールに取り付けた状態を示す底面図である。
【図5】同モールの取り付け構造を構成する連結具を示
す底面図である。
す底面図である。
【図6】同モールの取り付け構造を構成する連結具を示
す側面図である。
す側面図である。
【図7】同モールの取り付け構造を構成する連結具を示
す図5のD−D線に沿った断面図である。
す図5のD−D線に沿った断面図である。
【図8】同モールの取り付け構造を構成する連結具を示
す正面図である。
す正面図である。
【図9】同モールの取り付け構造を構成するクリップ体
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図10】同モールの取り付け構造を構成するクリップ
体を示す側面図である。
体を示す側面図である。
【図11】同モールの取り付け構造を構成するクリップ
体を示す図9のE−E線に沿った断面図である。
体を示す図9のE−E線に沿った断面図である。
【図12】同モールの取り付け構造を構成するクリップ
体の正面図である。
体の正面図である。
【図13】同モールの取り付け構造によりモールを取り
付ける自動車のルーフ部分を示す概略斜視図である。
付ける自動車のルーフ部分を示す概略斜視図である。
【図14】同ルーフ部分の拡大斜視図である。
【図15】従来の取り付け構造を示す断面図である。
【図16】従来の他の取り付け構造を示す断面図であ
る。
る。
1 連結具 2 挿入片 4 モール係合凸部 5 第1クリップ係合凸部 6 第2クリップ係合凸部 7 ロック爪 10 モール本体 11 取付凹部 13,14 係止凸部 20 クリップ体 21 基板 22,23 挿入凸部 26 嵌合穴 27 係止片 a 自動車ボディー b モール取付用凹部 c ルーフモール d Tスタッド
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車のボディーに形成したモール取付
用凹部にモールを固定するモールの取付構造であって、 長板状のモール本体下面にレール溝状の取付凹部を形成
すると共に、この取付凹部の下端開口部両側縁部にそれ
ぞれ所定間隔離間して一対の係止凸部を形成したモール
と、 2枚の長板状挿入片を互いに所定間隔離間して並列に連
結し、この両挿入片の下端外縁部にモール係合凸部を突
設すると共に、下端内縁部にクリップ係合凸部を突設
し、該クリップ係合凸部に鉤状のロック爪を形成した連
結具と、 Tスタッドの頭部が嵌合する嵌合穴を有する基板上に挿
入凸部を突設し、該挿入凸部の両側面に可撓性を有する
係止片を設けたクリップ体とを具備してなり、 上記モールの取付凹部内に上記連結具の両挿入片を挿入
し、該両挿入片下端縁部をモールの係止凸部に係合させ
ると共に、一対の係止凸部間に連結具のモール係合凸部
を嵌入して連結具をモールに取り付け、また上記クリッ
プ体の嵌合穴に自動車ボディーの上記モール取付用凹部
内に植設したTスタッドの頭部を嵌合させて、該クリッ
プ体をモール取付用凹部に取り付け、このクリップ体の
挿入凸部をモールに取り付けた連結具の両挿入片間に挿
入し、この挿入凸部の係止片を連結具のクリップ係合凸
部に内側から係合させると共に、このクリップ係合凸部
のロック爪とクリップ体の挿入凸部とを係合させて連結
具とクリップ体とを連結固定することにより、これら連
結具及びクリップ体を介して上記モールを自動車ボディ
ーのモール取付用凹部に固定するように構成したことを
特徴とするモールの取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP046092U JPH06992U (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | モールの取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP046092U JPH06992U (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | モールの取り付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06992U true JPH06992U (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=11474415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP046092U Expired - Lifetime JPH06992U (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | モールの取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06992U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002283930A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-03 | Nifco Inc | モール取付用クリップおよびモール取付用クリップの取付構造 |
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JPS4882915A (ja) * | 1972-02-07 | 1973-11-06 |
-
1992
- 1992-06-10 JP JP046092U patent/JPH06992U/ja not_active Expired - Lifetime
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JPS4882915A (ja) * | 1972-02-07 | 1973-11-06 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002283930A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-03 | Nifco Inc | モール取付用クリップおよびモール取付用クリップの取付構造 |
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