JPH0699264A - ダイカスト装置 - Google Patents

ダイカスト装置

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Publication number
JPH0699264A
JPH0699264A JP24671092A JP24671092A JPH0699264A JP H0699264 A JPH0699264 A JP H0699264A JP 24671092 A JP24671092 A JP 24671092A JP 24671092 A JP24671092 A JP 24671092A JP H0699264 A JPH0699264 A JP H0699264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
vacuum
molten metal
cavity
passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP24671092A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizuo Ebisawa
賜寿雄 海老澤
Koichi Shimizu
▲廣▼一 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIMIZU SEISAKUSHO KK
Original Assignee
SHIMIZU SEISAKUSHO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SHIMIZU SEISAKUSHO KK filed Critical SHIMIZU SEISAKUSHO KK
Priority to JP24671092A priority Critical patent/JPH0699264A/ja
Publication of JPH0699264A publication Critical patent/JPH0699264A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイカスト装置の真空路閉止弁を、作動が確
実で小型なものとする。 【構成】 ダイカスト金型の湯道に面してセンサ弁7を
設け、弁体11の端面11aに作用する湯道の圧力で弁
体11を後退させ、出口14bを閉じ、出口14aのみ
から圧縮空気を真空路閉止弁8に流入させ、ピストン2
2を右行させてこれと一体の弁体19を移動し、溶湯の
到着前に傘形弁19aで弁座20aを閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイカスト金型のキャ
ビティを真空にして巣の発生を防止する装置において、
キャビティの空気を吸引するための真空路に溶湯が流入
するのを防止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダイカスト装置においては、キャ
ビティに空気抜き通路を設けると共に、該通路に溶湯の
衝撃で閉じる傘形弁を設けておき、キャビティに溶湯を
射出したとき、キャビティ内の空気を前記通路から流出
させ、溶湯が傘形弁に達したとき溶湯から加わる衝撃に
より該通路を閉じるようにされている(特開昭56−4
7260号公報)ものがある。この従来装置は、キャビ
ティ内を真空にして注湯する場合にも利用できるが、傘
形弁の作動を確実にするためには、溶湯の衝撃を受ける
傘部分を大径にしなければならず、金型が大型になる。
また、空気抜き通路を2個以上設けるときは、金型が更
に大型になると共に、溶湯の速度が低い場所に設けられ
た傘形弁は、閉止が遅れて溶湯が洩れるおそれがある。
【0003】また、溶湯の圧力を検出して移動する動作
ピストンと、通気路を閉じる閉止弁をもつ弁ピストンと
を、一つの弁ブロック中に並列して設け、動作ピストン
で移動される部材に設けたフランジを前記弁ピストンの
凹部に係合させた結合手段で、両ピストンを連動させた
もの(特開昭54−99735号公報)もある。この装
置は、一つの弁ブロック中に検出部と閉止弁とを設ける
構造であるから、その構造が複雑になるばかりでなく、
圧力検出時期と閉止弁作動時期が同じため、閉止弁に至
る溶湯の流れを遅らせて漏れを防止する手段を設ける必
要があり、該手段として閉止弁に至る通路を長くかつ大
容量に形成しなければならない。このため弁ブロックが
大型になって金型への設置が困難になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、真空路閉止
弁を所要の位置に所要数設置することを可能にして湯の
まわりを良好にすること、及び注湯時に空気抜き通路を
迅速に閉じて溶湯が洩れるのを防止することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における前記課題
の解決手段は、金型のキャビティに湯道と真空路を連通
し、該湯道からキャビティに溶湯を充填するとき該真空
路を閉じる真空路閉止弁を設けたダイカスト装置におい
て、金型内を流動する溶湯の圧力を検出するセンサ弁と
真空路閉止弁を別体に構成して金型に設置し、該センサ
弁と真空路閉止弁を信号伝達路で連絡したことを特徴と
する。
【0006】
【作用】前記の手段において、湯道からキャビティに向
けて溶湯が圧入されると、湯道内の圧力でセンサ弁が切
換わり、信号伝達路を通る作動媒体により真空路閉止弁
を作動して真空路を閉じ、溶湯の洩れを防止する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を説明する。図
1、図2で1は、固定型1aと可動型1bよりなるダイ
キャスト用の金型で、該金型1に製品鋳造用のキャビテ
ィ2が設けられ、該金型1を保持する基板3に射出シリ
ンダ3aが設けられる。キャビティ2の下部には湯道4
を介して射出シリダン3aが連通され、キャビティ2の
上部には真空路5が連設され、該真空路5は、抜気管6
を介して真空ポンプの如き真空源に接続されている。
【0008】そして、湯道4に設けた分路4aにはセン
サ弁7が臨設され、真空路5には真空路閉止弁8が接続
されて、両弁7、8は作動媒体を供給する信号伝達路9
で接続されている。なお、センサ弁7は、湯道4に直接
設けたり、オーバフロー部や製品を形成するキャビティ
の一部に設けることができる。
【0009】図3において、センサ弁7は、ハウジング
10と弁体11からなり、ハウジング10は、前部10
aと後部10bを結合したものである。ハウジング10
の中心孔12は、一端に前記分路4aに向けた開口12
aをもち、中間に段部12b、大径のシリンダ部12
c、他端にリング状の端面12dを備える。そして、シ
リンダ部12cには、作動用空気の流入口13と1対の
流出口14a、14bが穿設され、後部10b側にドレ
ーン穴15が設けられる。
【0010】前記弁体11は、中心孔12内に密嵌して
摺動するもので、端面11a、段部11b、弁部11
c、段部11d、ドレーン溝11eを備え、段部11d
と端面12dの間にバネ16が介設されて、段部11b
が中心孔12の段部12bに圧接されている。そして、
弁部11cの幅は、流入口13の直径より小さく、流出
口14a、14bの間隔よりも小さいものとされてお
り、図3の中立位置では、流入口13から入る圧縮空気
は、ピストン部11cで2分割されて流出口14a、1
4bの双方に流入する。
【0011】前記真空路閉止弁8は、ハウジング18と
弁体19からなり、ハウジング18には、中心孔20が
設けられ、この中心孔20に前記真空路5に向けた弁座
20aとこれに続く抜気口20bが設けられ、該抜気口
20bに前記抜気管6が接続される。そして、抜気口2
0bの後方にこれに連通する段孔20c、シリンダ部2
0dが順次設けられ、シリンダ部20dの両側に圧縮空
気の流入口21a、21bが穿設され、これに前記流出
口14a、14bを連通させる通路9a、9bが接続さ
れる。
【0012】弁体19は、前部に傘形弁19aが形成さ
れて前記弁座20aに接離できるようにされ、これによ
り真空路5と抜気口20bを連通又は遮断する。そし
て、弁体19の小径部19bにはピストン22が嵌合さ
れナット19cで固定されている。ピストン22は、前
端の小径部22aが段孔20cに挿入され、大径の摺動
部22bがシリンダ部20d内に摺動自在に挿入され、
バネ23によって左方へ押されて小径部22aが段孔2
0cの端部に圧接されている。図中22cは逃がし溝で
ある。
【0013】図3のように、センサ弁7のピストン部1
1cが中立位置にあって、圧縮空気が真空路閉止弁8の
ピストン22の両側に作用していると、弁体19には、
真空側と大気側の圧力差、及びバネ23の弾発力が作用
し、傘形弁19aは弁座20aから離れた状態を維持
し、真空路5が抜気管6を介して真空源に連通するため
キャビティ2内が真空に保たれる。
【0014】次に、キャビティ2内に溶湯が注されると
き、溶湯の圧力は、まずセンサ弁7に作用し、端面11
aを押して弁体11を図4に示すように後退させて、流
出口14bを閉じ、流出口14aのみから真空路閉止弁
8のシリンダ部20dの左室に圧縮空気が供給され、シ
リンダ部20dの右室内の空気は逃がし溝22cより逃
げ、ピストン22は右行して傘形弁19aを弁座20a
に圧着させ、真空路閉止弁8を閉弁させる。この閉弁
は、真空路5に溶湯が流入する前に行われるが、真空路
5内は真空又は低圧のため、閉弁後も溶湯のキャビティ
2内での流れは殆ど阻害されず、この流れは傘形弁19
aに至ったとき阻止され、ここから抜気口20b側に洩
れることはない。
【0015】なお、前記の実施例において、作動媒体を
圧縮空気に代えて油圧にすることができ、また作動媒体
通路を1本だけとし、閉弁作用時に作動媒体を供給し、
開弁はバネの弾発力のみで行うようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、湯道を通る溶湯
の圧力を検出するから、センサ弁に比較的高い圧力が作
用して確実に作動される。そして、真空閉止弁は該セン
サ弁で切換えられる圧力媒体で操作されるから、弁体が
小型であっても確実に作動できる利点を有する。また、
センサ弁と真空路閉止弁が別体であるので金型へ配置す
る際の自由度があり、1個のセンサ弁で2個以上の真空
路閉止弁を操作でき、両弁を円筒状のものとすることが
できるから、製作や金型への組込みが容易でコストを低
く抑えることができる等の利点を有する。更に、キャビ
ティ内を真空とせず、注湯時に空気を真空路閉止弁を経
て排出するように使用する場合は、真空路閉止弁の閉止
部分にバネや油圧などのダンパを設けることによって、
溶湯射出時のピーク圧力を制御するように使用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の縦断面図
【図2】 固定型の正面図
【図3】 弁機構の非作動時の断面図
【図4】 同上作動時の断面図
【符号の説明】
2 キャビィティ 4 湯道 5 真空路 7 センサ弁 8 真空路閉止弁 9 信号伝達路 13 流入口 11、19 弁体 19a 傘形弁 20b 抜気口 22 ピストン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型のキャビティに湯道と真空路を連通
    し、該湯道からキャビティに溶湯を充填するとき該真空
    路を閉じる真空路閉止弁を設けたダイカスト装置におい
    て、金型内を流動する溶湯の圧力を検出するセンサ弁と
    真空路閉止弁を別体に構成して金型に設置し、該センサ
    弁と真空路閉止弁を信号伝達路で連絡したことを特徴と
    するダイカスト装置。
JP24671092A 1992-09-16 1992-09-16 ダイカスト装置 Pending JPH0699264A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24671092A JPH0699264A (ja) 1992-09-16 1992-09-16 ダイカスト装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP24671092A JPH0699264A (ja) 1992-09-16 1992-09-16 ダイカスト装置

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JPH0699264A true JPH0699264A (ja) 1994-04-12

Family

ID=17152494

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JP24671092A Pending JPH0699264A (ja) 1992-09-16 1992-09-16 ダイカスト装置

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JP (1) JPH0699264A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013248658A (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 Jatco Ltd 真空ダイカスト鋳造装置のバルブ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6466058A (en) * 1987-09-03 1989-03-13 Toyo Machinery & Metal Vacuum die casting machine

Patent Citations (1)

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