JPH0699081B2 - 線材供給装置 - Google Patents
線材供給装置Info
- Publication number
- JPH0699081B2 JPH0699081B2 JP1171160A JP17116089A JPH0699081B2 JP H0699081 B2 JPH0699081 B2 JP H0699081B2 JP 1171160 A JP1171160 A JP 1171160A JP 17116089 A JP17116089 A JP 17116089A JP H0699081 B2 JPH0699081 B2 JP H0699081B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- length
- wire
- electric wire
- cutting
- output signal
- Prior art date
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- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
Description
線材の供給装置に関するものである。
は、次のような加工後に使用されている。すなわち、被
覆電線の長さ、太さ及び芯線の露出長さ(被覆の剥皮長
さ)の各々の指定寸法に合わせて被覆電線が加工され
る。尚、被覆電線の被覆端部を前部取り去らず、残す場
合もある。 ところで、近年、電子・電気製品の需要の増大多様化に
伴い前述した被覆電線の切断・剥皮作業を行う装置とし
て、従来、案内支持棒に対し被覆電線のクランプ搬送部
材を装着し、一方切断部材及び被覆切り込み部材を被覆
電線と対応して設け、前記クランプ搬送部材を直線往復
動させると共に、切断部材及び被覆切り込み部材を予め
設定したコンピュータからの動作司令信号に基づいて動
作させるようにしたものがある。 しかしながら、この自動電線切断・剥皮装置は被覆電線
の長さが長くなると、クランプ搬送部材を複数回往復動
作させる必要がある為、作業能率が低下するばかりでな
く、構造が複雑で、装置が大型化する欠陥がある。 そこで、このような欠陥を解消する為、構造を簡素化し
て、小形軽量化を図ると共に、作業能率を向上できる自
動電線切断・剥皮装置が提案(特開昭60-204206号公
報)されている。 すなわち、正逆回転により被覆電線の送り込み、引き戻
しを行う為の一対のローラを具備する送り込み、引き戻
し機構と、同じく正逆回転により被覆電線の引き戻し、
送り戻しローラを具備する引き出し・送り戻し機構と、
前記両機構の間に装着され、被覆電線の切断と被覆の切
り込みを行う切断・切り込み機構と、前記各機構の動作
制御用コンピュータを具備する動作制御機構とにより構
成された自動電線切断・剥皮装置が提案されている。 ところで、上記提案の装置が完全に満足できたものであ
るかと言うと、満足できない場合もある。 すなわち、上記提案の装置は、予めその長さが判ってい
る同一タイプの電線を大量に必要とする場合に対応でき
ても、オーダーメイドの製品に必要な電線を供給する場
合にはほとんど役立たないのである。つまり、多品種少
量で、その長さも判っていない電線、例えば不特定の電
線1本を供給する場合には上記提案の装置では実質上役
立たず、これまでは電線を巻回したリールより電線を巻
解き、線材を一本一本所定長さだけ手作業で切断してい
たのである。 又、電線の長さを決定するにしても、組み立てようとし
ている製品の電線配設模型を釘で作製し、この釘に電線
を掛けて必要とする電線の長さを決めたりしている。 このように一品製品あるいはこれに近い製品に用いられ
る電線の供給は極めて原始的な手段に頼っており、その
能率は考えられない程低いのが実情である。
イプ、すなわち少量生産タイプの製品に使用される電線
等の線材の供給を能率的に行う装置を提供することであ
る。 上記本発明の目的は、配線図における所定の点を指定す
る指定手段と、この指定手段で指定された複数点に対応
する間の距離を算出する長さ算出手段と、この長さ算出
手段の出力信号に基づいて線材の走行を行わせる走行手
段と、この走行手段で所定長さだけ走行させられた線材
を前記長さ算出手段の出力信号に基づいた所定長に線材
を切断加工する切断加工手段と、前記指定手段及び/又
は長さ算出手段の出力信号に基づいて情報記号が記録さ
れた管状のマーカを所定長さの線材に配設するマーカ手
段とを備えたことを特徴とする線材供給装置によって達
成される。
ブロック図である。 同図中、1はドラフター、2はこのドラフター1上に置
かれた図面であり、この図面2には例えば制御装置に用
いられる部品配置図が描かれており、制御装置に使用さ
れる電線の配線が所定の縮尺でもって描かれている。 3は所定の点を指定する指定手段であり、この指定手段
3でドラフター1上の図面2に描かれている電線の配線
図における特定の点を二つ以上指定すると、例えば第1
図中の点2a,2b,2cを指定すると、この指定手段3からの
出力信号が長さ算出手段4に入力され、これによって第
1図中の点2aから点2bを介して点2cに至る長さに対応し
た組み立てようとする制御装置に使用されるに必要な電
線の長さが長さ算出手段4で算出される。 5は、例えば特開昭60-204206号公報で提案されている
ような自動電線切断・剥皮装置であり、この自動電線切
断・剥皮装置5には前記長さ算出手段4の出力信号に基
づいてリール6に巻回されている電線7の走行を行わせ
る一対のローラのような部品からなる走行手段5aと、長
さ算出手段4の出力信号に基づいてこの走行手段5aで所
定長さだけ走行させられた電線7を長さ算出手段4の出
力信号に基づいた所定長に切断加工する切断加工手段5b
とが備わっている。尚、この自動電線切断・剥皮装置5
の構成は特開昭60-204206号公報に記載された構成を備
えているが、その詳細な説明は特開昭60-204206号公報
をもって省略する。 8はマーカ手段であり、このマーカ手段8は前記指定手
段3及び/又は長さ算出手段4の出力信号に基づいて作
動し、電線7が挿通される径を有するフレキシブルな樹
脂管の表面に特定の情報記号が記録され、そしてこのマ
ーカ手段8で表面に特定の情報記号が記録された樹脂管
が切断装置9で切断され、この情報記号が記録された樹
脂管チップ10がこれに対応する所定長さの電線7aに挿通
され、これによって特定の情報記号が記された特定の長
さの電線が得られる。 上記のように構成させた線材供給装置は、電線の配線図
面さえあれば、この配線図面に対応する制御装置の組み
立てに必要な電線を極めて能率的に供給でき、すなわち
指定手段3を操作すれば必要な所定長さの電線7aが得ら
れ、しかもこの電線7aにはマーカを付すことができ、マ
ーカの付された電線7aを見ただけで制御装置の組み立て
作業者はどこに必要な電線であるかが直ちに判るから、
制御装置の組み立て作業能率が極めて高いものとなる。
を指定する指定手段と、この指定手段で指定された複数
点に対応する間の距離を算出する長さ算出手段と、この
長さ算出手段の出力信号に基づいて線材の走行を行わせ
る走行手段と、この走行手段で所定長さだけ走行させら
れた線材を前記長さ算出手段の出力信号に基づいた所定
長に線材を切断加工する切断加工手段と、前記指定手段
及び/又は長さ算出手段の出力信号に基づいて情報記号
が記録された管状のマーカを所定長さの線材に配設する
マーカ手段とを備えてなるので、長さが予め判っていな
い線材を1本、2本といった少量供給するのに極めて好
都合であり、多品種少量生産タイプの製品における電線
等の線材を効率的に供給でき、多品種少量生産タイプの
製品の生産能率の向上が図られ、コストの低廉化に大幅
に寄与できる等の特長を有する。
ブロック図である。 1……ドラフター、2……図面、3……指定手段、4…
…長さ算出手段、5……自動電線切断・剥皮装置、5a…
…走行手段、5b……切断加工手段、6……リール、7…
…電線、8……マーカ手段、9……切断装置、10……樹
脂管チップ。
Claims (1)
- 【請求項1】配線図における所定の点を指定する指定手
段と、この指定手段で指定された複数点に対応する間の
距離を算出する長さ算出手段と、この長さ算出手段の出
力信号に基づいて線材の走行を行わせる走行手段と、こ
の走行手段で所定長さだけ走行させられた線材を前記長
さ算出手段の出力信号に基づいた所定長に線材を切断加
工する切断加工手段と、前記指定手段及び/又は長さ算
出手段の出力信号に基づいて情報記号が記録された管状
のマーカを所定長さの線材に配設するマーカ手段とを備
えたことを特徴とする線材供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1171160A JPH0699081B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 線材供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1171160A JPH0699081B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 線材供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0336169A JPH0336169A (ja) | 1991-02-15 |
JPH0699081B2 true JPH0699081B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=15918103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1171160A Expired - Lifetime JPH0699081B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 線材供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0699081B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4813770U (ja) * | 1971-06-25 | 1973-02-15 | ||
JPS54105383A (en) * | 1978-02-07 | 1979-08-18 | Showa Electric Wire & Cable Co | Electric cable standarddlength cutting method |
JPS5931198A (ja) * | 1982-08-14 | 1984-02-20 | 武藤工業株式会社 | デ−タ処理機能を備えたレ−ルタイプ自在平行定規装置 |
-
1989
- 1989-07-04 JP JP1171160A patent/JPH0699081B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0336169A (ja) | 1991-02-15 |
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