JPH066917A - カセット式電線布線装置 - Google Patents

カセット式電線布線装置

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JPH066917A
JPH066917A JP4160711A JP16071192A JPH066917A JP H066917 A JPH066917 A JP H066917A JP 4160711 A JP4160711 A JP 4160711A JP 16071192 A JP16071192 A JP 16071192A JP H066917 A JPH066917 A JP H066917A
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JP
Japan
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wire
wiring
electric wire
cassette
laying
Prior art date
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Pending
Application number
JP4160711A
Other languages
English (en)
Inventor
Senzo Hida
専三 飛田
Shingo Nishida
真吾 西田
Hideo Wasano
日出夫 和佐野
Nagao Fujita
長男 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH066917A publication Critical patent/JPH066917A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電線のワイヤーハーネスを自動製作する装置
で、加工した電線を1本ずつカセットに収納し、それを
数個塔載した走行布線装置によって順次布線台上にNC
又はコンピュータを用い、最短経路で布線し、ワイヤー
ハーネス製作の生産性を向上させるものである。 【構成】電線ドラム1を測長切断してカセット3に巻き
取り、マークチューブ取付、皮剥き、端子圧着を5〜7
の装置で行い、1本ずつ加工したカセット入りの電線を
走行布線装置17,18に塔載し、布線台16上をXY
Z方向にNC又はコンピュータ制御で布線していく装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電線の下拵配線又はワイ
ヤーハーネスを製作するための布線装置で、電線を1本
ずつ測長、切断したものをカセットに収納し、マークチ
ューブの取付、電線皮剥き、端子圧着を行い、このカセ
ット数個を布線機に塔載して布線していく布線装置であ
り、本装置は車両、自動車、船、その他全ての布線作業
に適用できる。
【0002】
【従来の技術】従来の布線方式には2つの方式がある。
1つは布線していく走行装置上に電線ドラム、マークチ
ューブ製作取付装置、皮剥き装置、端子圧着装置などを
塔載し、この走行装置上で、電線の測長、切断、マーク
チューブ取付、皮剥き、端子圧着をしながら布線してい
く方式である。
【0003】2つの目の方式は地上設備で電線の測長、
切断、マークチューブ取付、皮剥き、端子圧着を行い、
その電線の一端をつかんで走行装置が引張って布線して
いく方式である。
【0004】尚、電線の測長,切断,マークチューブ取
付け,皮剥き,端子圧着のそれぞれの自動化機械は公知
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電線の下拵配線又はワ
イヤーハーネスの製作において、従来方式では次の問題
がある。
【0006】(1)走行布線装置に電線ドラム、マーク
チューブ製作取付装置、皮剥き装置、端子圧着装置など
を塔載して布線していく方式の場合走行装置が重装備と
なり、迅速な動きができない上、電線ドラムを多数塔載
できないため、自動布線時間が短い欠点がある。
【0007】(2)地上設備で電線の加工を行った後、
電線の一端をつかんで、走行装置が引張って布線する方
式では走行装置は軽量となるが布線台上のピン間をXY
方向に電線を引きずりながら布線していくため、布線抵
抗が大きくなる上、先に布線した電線の上を引きずるた
め、布線した電線の位置がずれる欠点がある。
【0008】(3)電線を引張って布線する方式は一本
ずつ引張っていくため、往復布線とならず、布線速度が
遅い欠点がある。
【0009】(4)電線の測長、切断、マークチューブ
製作取付、皮剥き、端子圧着、布線の一連の動作がシリ
ーズな動作となるため、1本の電線の加工、布線時間が
長い。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は地上設備
で電線の測長、切断、カセット巻き取り、マークチュー
ブ製作取付、皮剥き、端子圧着の各作業をタクト方式に
よる流し加工方式で加工し、数個積重ねたカセットを走
行布線装置に塔載してXYZ方向に移動し、カセットか
ら電線を走行速度と同一速度で繰出しながら布線してい
くもので、数個積み重ね塔載したカセット全て空になる
まで往復布線する。
【0011】塔載したカセットが全て空になった時点で
カセットの交換を行い再度布線を継続する。
【0012】
【作用】従来設備と比較して次の点が解決できる。
【0013】(1)走行布線装置が往復布線する上、布
線中地上設備がカセットに電線を加工しながら充填を行
っているので、布線速度が速くなる。
【0014】(2)走行布線装置が電線を布線台上に置
いていく方式であるため電線を引きずることがなく、正
確な寸法の布線ができる。
【0015】(3)走行布線装置はカセットとその繰り
出し装置が装備されているだけで、電線を加工する設備
は地上設備としているため軽量となり、構造が簡単にな
る。
【0016】(4)電線の測長から布線までの動作がカ
セットを利用したタクト加工方式の流れ作業となってお
り、同時作業が行われているため従来方式のシリーズ加
工に比較して加工時間が大巾に短い。
【0017】
【実施例】図1は本発明の装置の全体図を示す。
【0018】まず電線ドラム1が数個設置され、これか
ら繰り出された電線は電線測長切断装置2で、測長、切
断され、さらに巻き取り中カセット3に巻き取られる。
巻き取りはカセット下部のモータ4によって行われる。
【0019】カセット3はコンベア8によって次の工程
に送られマークチューブ取付装置5でマークチューブが
取付けられる。さらに次の工程に送られ、電線皮剥き装
置6で皮剥きが行われる。次の工程では端子圧着装置7
で端子が取付けられる。この後カセットはカセット移載
装置(1)9によって数個積重ねられ、積重ねカセット
(1)10のようになる。
【0020】布線台16上には走行する走行装置17と
その上を横行する横行装置18があり、走行装置17を
充填済の積重ねカセット(1)10に近ずけて、カセット
移載装置(1)9により、カセット10を横行装置18上
に移載する。横行装置18上に移載された積重ねカセッ
ト(2)11は更にカセット移載装置(2)12によって布
線中カセット13の状態にセットされ、電線繰出し装置
14により布線台16上に布線される。布線はNC又は
コンピュータを利用した制御盤22の指示により行われ
る。走行装置17と横行装置18は電線繰出し装置14
と同期しながら電線XYZ方向に繰出しながら布線台1
6上に布線され、ワイヤーハーネス19のように布線さ
れる。
【0021】尚、布線はNC又はコンピュータの指示に
より、1本ずつ布線され、1本目の電線終端から最も近
い位置に2本目の電線の始端が来るよう計画されるの
で、走行装置17と横行装置18は最短の動きとなり、
布線動作に無駄がない。積重ねカセット(2)11の積重
ね順序も布線順に並んでいる。
【0022】布線終了後の空カセットはカセット移載装
置(2)12によって積重ね空カセット15の位置で順次
積重ねられ、積載した充填済のカセットが全て空になる
まで布線が続けられる。
【0023】全てのカセットが空になった時点で積重ね
空カセット15はカセット移載装置(3)20によって横
行装置18上から降ろされる。
【0024】一方ではカセット移載装置(1)9によって
充填済の積重ねカセット10が横行装置18上に移載さ
れ、再度布線が開始される。
【0025】降ろされた空カセット21はカセット移載
装置(3)20によって1個ずつコンベア上に降ろされ、
出発点に戻り、電線が充填される。
【0026】以上の動作はワイヤーハーネス19が完成
するまで継続される。尚、電線ドラム1は数個セットさ
れているが、それぞれ測長装置まで電線が引き込まれて
おり、電線ドラム1の1つが空になれば、2個目の電線
ドラムから電線が繰り出される方式としてあり、電線ド
ラム1の交換の手間を少くし、電線布線時間を長くして
ある。
【0027】図2はカセットに電線を巻き取り、端子を
圧着するまでの過程を示したもので、Aは電線を巻き取
り中のカセット3の状態を示し、電線始端23はクラン
プ24に固定され電線の巻き取りが始まる。巻き取りが
完了すると、電線の始端23と終端25がBの状態とな
り、マークチューブ26を取付け、皮剥きを行って芯線
27を出し、端子28を圧着する。次に電線始端23は
クランプ24に固定し、電線終端25はカセットから出
し、Cの状態となって布線ができる状態にしておく。
【0028】図3は図4のA視図を示し、図4はカセッ
トの構造及び電線をカセットに巻き取る駆動部分を示し
たもので、カセットケース29に電線ドラム30が軸受
31によって組付けられ、電線ドラム30の中心にはス
プライン32が加工されている。電線を巻き取る場合、
モータ4がシリンダ36によってリンク33を介してガ
イド35面を上方に移動し、モータ4のスプライン加工
した軸34が電線ドラムのスプライン穴32に嵌入され
て回転し電線を巻き取る。
【0029】図5は電線繰出し装置14の詳細図であ
る。
【0030】布線中カセット13は電線繰出しモータ
(1)37によって回転し、電線が繰出される。電線終端
25は電線繰出しモータ(3)42によって駆動されるゴ
ムローラ(2)41を通り、電線ガイド40を経て電線繰
出しモータ(2)38によって駆動されるゴムローラ39
を通って布線される。
【0031】電線繰出しモータ37、38、42の回転
は布線速度と同期させてある。
【0032】以上説明した本構造の布線装置は布線する
電線を1本ずつカセットに収納して電線始端終端の加工
を行い、このカセットを数個積重ねて布線走行に塔載
し、NC又コンピュータ指示により最短の動作で布線し
ていく構造でふる。
【0033】従って、布線走行装置が軽量となり、カセ
ットを利用しているため、全ての動作がタクト加工方式
の流れ作業となっており、更に往復布線を行うので布線
速度が著しく速いのが特長である。
【0034】また、布線台の上に電線を置いていく布線
方式のため、先に布線した電線の位置がずれることがな
く、正確な寸法の布線が可能となる。
【0035】
【発明の効果】本発明の布線装置は次のような効果があ
る。
【0036】(1)本装置は直線ドラム数個を一度にセ
ットし、1ドラム分が加工完了次第2個目のドラムに自
動切換えできる方式であるので、段取替えの間隔が長く
なり、自動稼働時間も長くなる。
【0037】(2)電線の測長切断カセット巻き取り、
マークチューブ取付、皮剥き、端子圧着、布線の各動作
がタクト加工方式の流れ作業となっており、更に1本目
の電線の配線終了地点から2本目の電線の配線出発地点
への動きが最短距離をとるよう計画されるので、往復布
線となり、布線速度が速い。
【0038】(3)加工した電線をカセットに1本ずつ
巻き取り、そのカセットを数個積重ねて走行布線装置に
塔載し、それを順次布線台上に置いていく方式で布線す
るので、先に布線した電線を引きずったりせず、正確な
寸法で布線ができる。
【0039】(4)電線ドラムや、マークチューブ製作
取付装置、皮剥き装置、端子圧着装置などを走行装置に
塔載せず、地上設備としてであるので軽量で構造が簡単
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の全体図を示す。
【図2】カセットに電線を巻き取り、電線の端部を加工
する過程を示す。
【図3】図4に示すカセットのA視図である。
【図4】図4はカセットの構造及び電線をカセットに巻
き取る駆動部分を示したものである。
【図5】図5は電線繰出し装置の詳細図である。
【符号の説明】
1…電線ドラム、2…電線測長切断装置、3,10,1
1,13,15,21…電線巻き取りカセット、5,
6,7…電線端部加工装置、9,12,20…カセット
移載装置、16…布線台、17,18…走行布線装置、
14,37〜42…電線繰り出し装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 長男 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線を下拵え配線又はワイヤーハーネスを
    製作するための布線装置において、電線を測長、切断し
    たものを1本ずつカセットに巻き取り、マークチューブ
    取付、皮剥き、端子圧着を行ったカセットを布線装置に
    数個塔載し、カセットから電線を1本ずつ繰出しながら
    NC又はコンピュータの指示に従って布線装置がXYZ
    方向に順次布線していく布線装置。
JP4160711A 1992-06-19 1992-06-19 カセット式電線布線装置 Pending JPH066917A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4160711A JPH066917A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 カセット式電線布線装置

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JP4160711A JPH066917A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 カセット式電線布線装置

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JPH066917A true JPH066917A (ja) 1994-01-14

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ID=15720823

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JP4160711A Pending JPH066917A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 カセット式電線布線装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5786945A (en) * 1995-06-06 1998-07-28 Olympus Optical Co., Ltd. Zoom lens system
JPH1147829A (ja) * 1997-07-28 1999-02-23 Kawasaki Steel Corp 金属帯の巻取り方法
JP6158457B1 (ja) * 2017-04-18 2017-07-05 繁美 佐竹 ケーブル送り装置
CN111009853A (zh) * 2019-12-25 2020-04-14 梁昌爱 一种通信电缆自动化运输铺设一体机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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