JPH0699056A - 化学反応装置 - Google Patents
化学反応装置Info
- Publication number
- JPH0699056A JPH0699056A JP29627092A JP29627092A JPH0699056A JP H0699056 A JPH0699056 A JP H0699056A JP 29627092 A JP29627092 A JP 29627092A JP 29627092 A JP29627092 A JP 29627092A JP H0699056 A JPH0699056 A JP H0699056A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- filter additive
- pipe
- filter aid
- triangular cross
- Prior art date
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- Pending
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- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は濾過助剤、吸着剤または反応剤の無駄
をなくし、これらの装着作業を自動化しやすくする。 【構成】断面が三角形をした線材を隙間をあけ、辺をそ
とに向けてら線状に巻いて形成した円筒の外周に接して
濾過助剤、吸着剤または反応剤の層を形成させ、円筒と
共に回転させる。
をなくし、これらの装着作業を自動化しやすくする。 【構成】断面が三角形をした線材を隙間をあけ、辺をそ
とに向けてら線状に巻いて形成した円筒の外周に接して
濾過助剤、吸着剤または反応剤の層を形成させ、円筒と
共に回転させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、珪藻土やセルロース等
の濾過助剤を用いる濾過工程、クロマトや活性炭等の吸
着工程及び固定化酵素等固液接触による化学反応工程に
利用できる。
の濾過助剤を用いる濾過工程、クロマトや活性炭等の吸
着工程及び固定化酵素等固液接触による化学反応工程に
利用できる。
【０００２】
【従来の技術】円筒状多孔質素材の外周に濾過助剤、吸
着剤または反応剤（以下代表して濾過助剤という）の層
を設け、これらを回転させる化学反応装置は一般的に利
用されている。活性の劣化した濾過助剤の最外周部をス
クレーパーで削り取る装置もあわせて利用されている。
上記円筒状多孔質素材としては金網、多孔質メンブレン
等が利用されている。
着剤または反応剤（以下代表して濾過助剤という）の層
を設け、これらを回転させる化学反応装置は一般的に利
用されている。活性の劣化した濾過助剤の最外周部をス
クレーパーで削り取る装置もあわせて利用されている。
上記円筒状多孔質素材としては金網、多孔質メンブレン
等が利用されている。
【０００３】
【従来の技術の欠点】従来の装置ではスクレーパーで濾
過助剤の最外周を削りとっても最後までは削れないし、
削っても円筒状多孔質素材の内部に入り込んだり、めり
込んだ濾過助剤はとれない。従って円筒状多孔質素材を
洗浄したり、交換せざるを得なかった。洗浄も単に逆洗
しただけでは完全に再生はできないことが多かった。従
って濾過助剤の円筒状多孔質素材への装着操作は人が行
なわざるを得ないことが多かった。イオン交換クロマト
等のクロマトでは固定床を通過させることが多いが、チ
ャネリングがおきやすく、クロマト担体全体を有効に利
用することが難しかった。
過助剤の最外周を削りとっても最後までは削れないし、
削っても円筒状多孔質素材の内部に入り込んだり、めり
込んだ濾過助剤はとれない。従って円筒状多孔質素材を
洗浄したり、交換せざるを得なかった。洗浄も単に逆洗
しただけでは完全に再生はできないことが多かった。従
って濾過助剤の円筒状多孔質素材への装着操作は人が行
なわざるを得ないことが多かった。イオン交換クロマト
等のクロマトでは固定床を通過させることが多いが、チ
ャネリングがおきやすく、クロマト担体全体を有効に利
用することが難しかった。
【０００４】
【本発明が解決するための手段】本発明は断面が三角形
をした線材を隙間をあけ、辺をそとに向けてら線状に巻
いて形成した円筒の外周に接して濾過助剤、吸着剤また
は反応剤の層を設け、上記円筒と共に回転させる事を特
徴とする化学反応装置である。換言すれば、断面が三角
形をした線材を線材間に隙間を設けながら、１の頂点を
内側に、対向する辺をそとに向けてら線状に巻いて形成
した円筒と、その外周に接して濾過助剤の層を設け、前
記円筒と共に回転しうることを特徴とする化学反応装置
である。辺をそとに向けてら線状に巻いて円筒を形成す
ることにより、円筒の外壁は滑らかな面となり、スクレ
ーパーを直接接触させると円筒の外のものは全てかきと
るとができる。外壁より内側へ入った濾過助剤や粒子は
は内部の隙間が外壁の隙間より広いので、抜けてしまい
多孔質素材内部に溜ることはない。逆洗効果も大きく、
単に逆洗しただけでも再生されることも多い。
をした線材を隙間をあけ、辺をそとに向けてら線状に巻
いて形成した円筒の外周に接して濾過助剤、吸着剤また
は反応剤の層を設け、上記円筒と共に回転させる事を特
徴とする化学反応装置である。換言すれば、断面が三角
形をした線材を線材間に隙間を設けながら、１の頂点を
内側に、対向する辺をそとに向けてら線状に巻いて形成
した円筒と、その外周に接して濾過助剤の層を設け、前
記円筒と共に回転しうることを特徴とする化学反応装置
である。辺をそとに向けてら線状に巻いて円筒を形成す
ることにより、円筒の外壁は滑らかな面となり、スクレ
ーパーを直接接触させると円筒の外のものは全てかきと
るとができる。外壁より内側へ入った濾過助剤や粒子は
は内部の隙間が外壁の隙間より広いので、抜けてしまい
多孔質素材内部に溜ることはない。逆洗効果も大きく、
単に逆洗しただけでも再生されることも多い。
【０００５】
【実施例１】図１は本発明を利用した珪藻土濾過の実施
例を示す。断面が三角形をした線材１を隙間２をあけ，
辺３をそとに向けてら線状にサポート４に巻いて円筒を
形成してある。サポートには複数の穴５があいていて内
外は流通する。この円筒の外周に接して珪藻土層６を形
成してある。円筒の前後には蓋７及び８がしてあり、一
方の蓋８の中央部は貫通してパイプ９が一体となってい
る。パイプにはプーリー１０が一体となっており、系外
のモーターにより回転しうる。パイプ９の内部には濾液
抜取パイプ１１があり、濾過助剤を通った濾液を抜き取
れる。原液は半円状原液槽１２に原液パイプ１３により
供給される。この実施例ではスクレーパーが直接辺３に
接するまで削りとってよく、これにより劣化した珪藻土
層を完全に除去できる。逆洗の効果も高いので、スクレ
ーパーによらず逆洗によっても珪藻土をとり除くことが
できる。珪藻土層を形成したり、スクレーパーで削り取
る手段は常法でよい。例えば珪藻上層を形成するのには
図２に示すように珪藻土の入った液体をポンプ１５によ
って円筒１４の内部から抜き取り、円筒外部へ戻す循環
をすればよい。珪藻土層を形成したら液体を原液に替え
本発明に従って濾過すればよい。
例を示す。断面が三角形をした線材１を隙間２をあけ，
辺３をそとに向けてら線状にサポート４に巻いて円筒を
形成してある。サポートには複数の穴５があいていて内
外は流通する。この円筒の外周に接して珪藻土層６を形
成してある。円筒の前後には蓋７及び８がしてあり、一
方の蓋８の中央部は貫通してパイプ９が一体となってい
る。パイプにはプーリー１０が一体となっており、系外
のモーターにより回転しうる。パイプ９の内部には濾液
抜取パイプ１１があり、濾過助剤を通った濾液を抜き取
れる。原液は半円状原液槽１２に原液パイプ１３により
供給される。この実施例ではスクレーパーが直接辺３に
接するまで削りとってよく、これにより劣化した珪藻土
層を完全に除去できる。逆洗の効果も高いので、スクレ
ーパーによらず逆洗によっても珪藻土をとり除くことが
できる。珪藻土層を形成したり、スクレーパーで削り取
る手段は常法でよい。例えば珪藻上層を形成するのには
図２に示すように珪藻土の入った液体をポンプ１５によ
って円筒１４の内部から抜き取り、円筒外部へ戻す循環
をすればよい。珪藻土層を形成したら液体を原液に替え
本発明に従って濾過すればよい。
【発明の効果】本発明によって濾過助剤を最後まで使い
きることができる。円筒状多孔質素材も素材内部に濾過
助剤が残らないのでスクレーパーで削りとったのちすぐ
珪藻土の再固定ができるのでその再固定操作も自動化し
やすい。濾過助剤層を回転するので層内部でのチャネリ
ングがおきにくい。原液に粒子がある場合濾過助剤層の
外周に補促された粒子が遠心力でとばされるので目詰ま
りしにくい利点もある。
きることができる。円筒状多孔質素材も素材内部に濾過
助剤が残らないのでスクレーパーで削りとったのちすぐ
珪藻土の再固定ができるのでその再固定操作も自動化し
やすい。濾過助剤層を回転するので層内部でのチャネリ
ングがおきにくい。原液に粒子がある場合濾過助剤層の
外周に補促された粒子が遠心力でとばされるので目詰ま
りしにくい利点もある。
【図１】図１は本発明の実施例を示す。
【図２】図２は本発明の実施例を示す。
図中１は線材、３は辺、６は濾過助剤である。
Claims (1)
- 【請求項１】断面が三角形をした線材を隙間をあけ、辺
をそとに向けてら線状に巻いて形成した円筒の外周に接
して濾過助剤、吸着剤または反応剤の層を設け、上記円
筒と共に回転させる事を特徴とする化学反応装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29627092A JPH0699056A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 化学反応装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29627092A JPH0699056A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 化学反応装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0699056A true JPH0699056A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17831402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29627092A Pending JPH0699056A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 化学反応装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0699056A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107973363A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-05-01 | 连云港绿润环保科技有限公司 | 一种包裹式重金属离子去除装置及其吸附球安装方法 |
-
1992
- 1992-09-24 JP JP29627092A patent/JPH0699056A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107973363A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-05-01 | 连云港绿润环保科技有限公司 | 一种包裹式重金属离子去除装置及其吸附球安装方法 |
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