JPH0698403A - 電気自動車用電装品の感電防止装置 - Google Patents
電気自動車用電装品の感電防止装置Info
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- JPH0698403A JPH0698403A JP24615392A JP24615392A JPH0698403A JP H0698403 A JPH0698403 A JP H0698403A JP 24615392 A JP24615392 A JP 24615392A JP 24615392 A JP24615392 A JP 24615392A JP H0698403 A JPH0698403 A JP H0698403A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L3/00—Electric devices on electrically-propelled vehicles for safety purposes; Monitoring operating variables, e.g. speed, deceleration or energy consumption
- B60L3/0092—Electric devices on electrically-propelled vehicles for safety purposes; Monitoring operating variables, e.g. speed, deceleration or energy consumption with use of redundant elements for safety purposes
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L3/00—Electric devices on electrically-propelled vehicles for safety purposes; Monitoring operating variables, e.g. speed, deceleration or energy consumption
- B60L3/0023—Detecting, eliminating, remedying or compensating for drive train abnormalities, e.g. failures within the drive train
- B60L3/0069—Detecting, eliminating, remedying or compensating for drive train abnormalities, e.g. failures within the drive train relating to the isolation, e.g. ground fault or leak current
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電気自動車の電装品の高電圧に対する感電を防
止できる電気自動車用電装品の感電防止装置を提供す
る。 【構成】高電圧電源のうち少なくともモータ駆動用のも
のの入力があること、電装品内部の蓄電器に電力が残存
していることを独立に検知する手段を設け、その一つで
も検知されている状態では電装品の保護カバーの開閉操
作を禁止する手段を備える。 【効果】本発明によれば電気自動車用電装品の保護カバ
ーを開けたときにはすでに内部の電気部品に高電圧が印
加されておらず、結果としてこの感電防止装置を組み込
んだ電気自動車用電装品を整備,保守,点検,改造する
作業者の感電事故を防ぐ効果がある。
止できる電気自動車用電装品の感電防止装置を提供す
る。 【構成】高電圧電源のうち少なくともモータ駆動用のも
のの入力があること、電装品内部の蓄電器に電力が残存
していることを独立に検知する手段を設け、その一つで
も検知されている状態では電装品の保護カバーの開閉操
作を禁止する手段を備える。 【効果】本発明によれば電気自動車用電装品の保護カバ
ーを開けたときにはすでに内部の電気部品に高電圧が印
加されておらず、結果としてこの感電防止装置を組み込
んだ電気自動車用電装品を整備,保守,点検,改造する
作業者の感電事故を防ぐ効果がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気自動車用電装品の感
電防止装置に係り、特に内部の電気部品に高電圧が印加
された状態における安全対策を加味した電気自動車用電
装品感電防止装置に関する。
電防止装置に係り、特に内部の電気部品に高電圧が印加
された状態における安全対策を加味した電気自動車用電
装品感電防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開昭63−274305号公報では電気
自動車について述べている。これはタイヤにおのおのモ
ータを組み込み、その近傍にバッテリおよび制御装置を
配置することでそれぞれを接続する動力線を最短距離と
することを可能としている。
自動車について述べている。これはタイヤにおのおのモ
ータを組み込み、その近傍にバッテリおよび制御装置を
配置することでそれぞれを接続する動力線を最短距離と
することを可能としている。
【0003】また、特開平1−152904 号公報では電動車
の電源制御装置について述べている。これは電動車への
電力供給においてモータ駆動用電力に加えて制御装置動
作用電力もアクセル手段の操作に基づいて制御すること
で、不要な電力消費の低減を図りコスト的に有利となる
ことを可能としている。
の電源制御装置について述べている。これは電動車への
電力供給においてモータ駆動用電力に加えて制御装置動
作用電力もアクセル手段の操作に基づいて制御すること
で、不要な電力消費の低減を図りコスト的に有利となる
ことを可能としている。
【0004】一方、特開平3−190533 号公報では自動車
用給電システムで高電圧電源を含む場合の安全性向上に
ついて述べている。これは高電圧回路を集中配線とし、
露出部がないようにするとともに完全な保護カバー方式
とした上で、保守点検のためにボンネットを開けた場合
に自動的に高電圧電源がオフする手段を設けたものであ
る。さらに高電圧回路の保守点検を考慮してマニュアル
セットによる高電圧電源の供給を可能としており、この
場合はアラーム手段により作業者に注意を与えるととも
にそのマニュアルセットを解除しないとボンネットが閉
められないようにしているものである。
用給電システムで高電圧電源を含む場合の安全性向上に
ついて述べている。これは高電圧回路を集中配線とし、
露出部がないようにするとともに完全な保護カバー方式
とした上で、保守点検のためにボンネットを開けた場合
に自動的に高電圧電源がオフする手段を設けたものであ
る。さらに高電圧回路の保守点検を考慮してマニュアル
セットによる高電圧電源の供給を可能としており、この
場合はアラーム手段により作業者に注意を与えるととも
にそのマニュアルセットを解除しないとボンネットが閉
められないようにしているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の第1と
第2の引用例は、電装品の配置法による効果や制御法に
よるコスト面での優位性を述べているが、電装品に対し
て作業を行う上での安全性に関してはなんら考慮されて
いない。
第2の引用例は、電装品の配置法による効果や制御法に
よるコスト面での優位性を述べているが、電装品に対し
て作業を行う上での安全性に関してはなんら考慮されて
いない。
【0006】一方従来技術の第3の引用例は、ボンネッ
ト開により電装品に対する高電圧電源の供給が断たれる
構成になっているが、電装品が持つ蓄電器の残存電力に
ついてや電装品自体の保守点検時の安全性については考
慮されていない。
ト開により電装品に対する高電圧電源の供給が断たれる
構成になっているが、電装品が持つ蓄電器の残存電力に
ついてや電装品自体の保守点検時の安全性については考
慮されていない。
【0007】本発明の目的は、電気自動車の電装品の高
電圧に対する感電を防止できる電気自動車用電装品の感
電防止装置を提供することにある。
電圧に対する感電を防止できる電気自動車用電装品の感
電防止装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、モータ駆動用
あるいはその他の高電圧電源の入力と、電装品内部の蓄
電器に電力が残存していることを独立に検知する手段
と、その一つでも検知されている状態では電装品の保護
カバーの開操作を禁止する手段を備えることにより達成
される。
あるいはその他の高電圧電源の入力と、電装品内部の蓄
電器に電力が残存していることを独立に検知する手段
と、その一つでも検知されている状態では電装品の保護
カバーの開操作を禁止する手段を備えることにより達成
される。
【0009】好ましくは、保護カバーが開けられた状態
において高電圧系電気部品に臨時に高電圧を印加するた
めに、特定の操作を必要とするインターロック手段を設
けている。
において高電圧系電気部品に臨時に高電圧を印加するた
めに、特定の操作を必要とするインターロック手段を設
けている。
【0010】また電気部品に高電圧が印加された状態で
の保護カバーの閉操作を禁止するためのインターロック
手段も設けている。
の保護カバーの閉操作を禁止するためのインターロック
手段も設けている。
【0011】
【作用】上記構成による感電防止装置は、高電圧電源が
入力されているかあるいは蓄電器が充電されていると
き、すなわち内部の電気部品に高電圧が印加されている
状態であるときに電気自動車用電装品の保護カバーの開
閉操作を禁止させるか、あるいはアラーム手段を作動さ
せる。
入力されているかあるいは蓄電器が充電されていると
き、すなわち内部の電気部品に高電圧が印加されている
状態であるときに電気自動車用電装品の保護カバーの開
閉操作を禁止させるか、あるいはアラーム手段を作動さ
せる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
【0013】図1に本発明による高電圧電源を2組持つ
電気自動車のシステムの例を示す。図1において11a
の高電圧電源Aはモータ駆動用の二次電池であり、11
bの高電圧電源Bは11aの高電圧電源Aを充電するた
めの外部電源装置である。3aは11aの高電圧電源A
の入力状態を検知する高電圧電源検知手段Aである。3
bも同様に11bの高電圧電源Bに対する高電圧電源検
知手段Bである。21はコンデンサなどの蓄電器、22
はメインスイッチやヒューズなどで構成される高電圧電
源供給保護手段、23はインバータやチョッパなどによ
る出力制御供給手段、31は蓄電器21の充放電を制御
する蓄電器制御手段、32は11aの高電圧電源Aに対
する充電を制御する充電制御手段、4は蓄電器21の充
電状態を検知する蓄電器未放電検知手段、5は各検知手
段の検知結果により内部の電気部品に高電圧が印加され
ていることを判定する高電圧印加判定手段、2は保護カ
バーを閉状態に固定する保護カバー閉状態固定手段であ
る。1は、高電圧電源3aおよび3b,蓄電器未放電検
知手段4,高電圧印加判定手段5,蓄電器21,高電圧
電源供給保護手段22,出力制御供給手段23,蓄電器
制御手段31,充電制御手段32、そして保護カバー閉
状態固定手段2の保護カバーである。15は駆動用モー
タ、16は少なくともアクセル,ブレーキおよび各部に
対するスイッチもしくはセンサによる指令手段である。
電気自動車のシステムの例を示す。図1において11a
の高電圧電源Aはモータ駆動用の二次電池であり、11
bの高電圧電源Bは11aの高電圧電源Aを充電するた
めの外部電源装置である。3aは11aの高電圧電源A
の入力状態を検知する高電圧電源検知手段Aである。3
bも同様に11bの高電圧電源Bに対する高電圧電源検
知手段Bである。21はコンデンサなどの蓄電器、22
はメインスイッチやヒューズなどで構成される高電圧電
源供給保護手段、23はインバータやチョッパなどによ
る出力制御供給手段、31は蓄電器21の充放電を制御
する蓄電器制御手段、32は11aの高電圧電源Aに対
する充電を制御する充電制御手段、4は蓄電器21の充
電状態を検知する蓄電器未放電検知手段、5は各検知手
段の検知結果により内部の電気部品に高電圧が印加され
ていることを判定する高電圧印加判定手段、2は保護カ
バーを閉状態に固定する保護カバー閉状態固定手段であ
る。1は、高電圧電源3aおよび3b,蓄電器未放電検
知手段4,高電圧印加判定手段5,蓄電器21,高電圧
電源供給保護手段22,出力制御供給手段23,蓄電器
制御手段31,充電制御手段32、そして保護カバー閉
状態固定手段2の保護カバーである。15は駆動用モー
タ、16は少なくともアクセル,ブレーキおよび各部に
対するスイッチもしくはセンサによる指令手段である。
【0014】このシステムに11aもしくは11bの高
電圧電源が入力されていると3aもしくは3bの高電圧
電源検知手段がこれを検知し、高電圧印加判定手段5に
伝える。また蓄電器21の充電状態を蓄電器未放電検知
手段4が検知してその結果を高電圧印加判定手段5に伝
える。
電圧電源が入力されていると3aもしくは3bの高電圧
電源検知手段がこれを検知し、高電圧印加判定手段5に
伝える。また蓄電器21の充電状態を蓄電器未放電検知
手段4が検知してその結果を高電圧印加判定手段5に伝
える。
【0015】図2に高電圧電源検知手段の一例を示す。
これは高電圧電源がD.C.の場合で図2において123
は検知箇所の正側に、124は同負側に接続される端子
であり、122はフォトカプラ、121は電流制限抵抗
である。もちろんこの例のように回路の電圧を直接検知
するのみでなく、接続状態を機械的に検知しても良い。
ただしこの場合は高電圧電源供給保護手段22の動作状
態と充電制御手段32の動作状態を高電圧印加判定手段
に伝える必要がある。これは11aの高電圧電源Aから
電力が高電圧電源供給保護手段22により蓄電器21に
供給されていることを検知するためと、同様に11bの
高電圧電源Bにより11aの高電圧電源Aが充電されて
いることを検知するためである。
これは高電圧電源がD.C.の場合で図2において123
は検知箇所の正側に、124は同負側に接続される端子
であり、122はフォトカプラ、121は電流制限抵抗
である。もちろんこの例のように回路の電圧を直接検知
するのみでなく、接続状態を機械的に検知しても良い。
ただしこの場合は高電圧電源供給保護手段22の動作状
態と充電制御手段32の動作状態を高電圧印加判定手段
に伝える必要がある。これは11aの高電圧電源Aから
電力が高電圧電源供給保護手段22により蓄電器21に
供給されていることを検知するためと、同様に11bの
高電圧電源Bにより11aの高電圧電源Aが充電されて
いることを検知するためである。
【0016】蓄電器未放電検知手段4に対しても直接回
路の電圧を測定するので図2の例を適用することが可能
である。
路の電圧を測定するので図2の例を適用することが可能
である。
【0017】高電圧印加判定手段5は以上の検知結果を
受けて、少なくとも1つが検知された場合に保護カバー
閉状態固定手段2を作動させ、保護カバー1を閉状態に
固定する。
受けて、少なくとも1つが検知された場合に保護カバー
閉状態固定手段2を作動させ、保護カバー1を閉状態に
固定する。
【0018】図3に高電圧印加判定手段の一例を示す。
図3において131は3入力論理和回路である。
図3において131は3入力論理和回路である。
【0019】図4および図5に保護カバー閉状態固定手
段の一例を示す。図4は作動時すなわち閉状態を、図5
は平常時すなわち開状態を示している。図4および図5
において41はソレノイドコイル、42は棒磁石、43
は棒磁石支持部、44は棒磁石支持部43の先端につけ
られたカギ棒、45は支持ローラ、46はケース、47
は電装品のベースにつけられたベースカギ、48は保護
カバーにつけられた保護カバーカギ、49は電装品のベ
ース、50はソレノイドストッパである。図1の高電圧
印加判定手段5により高電圧が印加されていると判定さ
れた場合は、ソレノイド41により棒磁石42が図5の
状態から図4のようにに移動するためカギ棒44がベー
スカギ47及び保護カバーカギ48にあけられている穴
を貫通し、保護カバーカギが固定され、結果として保護
カバーが固定される。
段の一例を示す。図4は作動時すなわち閉状態を、図5
は平常時すなわち開状態を示している。図4および図5
において41はソレノイドコイル、42は棒磁石、43
は棒磁石支持部、44は棒磁石支持部43の先端につけ
られたカギ棒、45は支持ローラ、46はケース、47
は電装品のベースにつけられたベースカギ、48は保護
カバーにつけられた保護カバーカギ、49は電装品のベ
ース、50はソレノイドストッパである。図1の高電圧
印加判定手段5により高電圧が印加されていると判定さ
れた場合は、ソレノイド41により棒磁石42が図5の
状態から図4のようにに移動するためカギ棒44がベー
スカギ47及び保護カバーカギ48にあけられている穴
を貫通し、保護カバーカギが固定され、結果として保護
カバーが固定される。
【0020】図1に図2,図3,図4および図5に示す
各手段を組み合わせることによって高電圧印加状態にお
いて保護カバーを閉状態に固定するシステムが成され
る。
各手段を組み合わせることによって高電圧印加状態にお
いて保護カバーを閉状態に固定するシステムが成され
る。
【0021】図6および図7に別の実施例を示す。図6
はシステムの断面を、図7は蓄電器に電解コンデンサを
使用した場合の電解コンデンサ放電回路を示している。
図6および図7において71はメインスイッチ穴、72
はキー穴、73はプロテクト板、74はプロテクトスト
ッパ、75はメインスイッチボディ、76はメインスイ
ッチレバー、77は作用ピン、78は保護カバー固定
柱、79は電装品のベース、80は保護カバー、81は
メインスイッチ支持部、91は電解コンデンサ、92は
放電抵抗、93はメインスイッチ補助接点である。
はシステムの断面を、図7は蓄電器に電解コンデンサを
使用した場合の電解コンデンサ放電回路を示している。
図6および図7において71はメインスイッチ穴、72
はキー穴、73はプロテクト板、74はプロテクトスト
ッパ、75はメインスイッチボディ、76はメインスイ
ッチレバー、77は作用ピン、78は保護カバー固定
柱、79は電装品のベース、80は保護カバー、81は
メインスイッチ支持部、91は電解コンデンサ、92は
放電抵抗、93はメインスイッチ補助接点である。
【0022】図6で示すようにメインスイッチレバー7
6に組み込まれた作用ピン77によりプロテクト板73
がメインスイッチレバー76に連動して動く。メインス
イッチレバー76が高電圧回路を閉じる側のとき、プロ
テクト板73はキー穴72をふさぐため、図で明らかな
ように保護カバー80と保護カバー固定柱78を分解す
ることができない。なお図でも示すように保護カバーを
ベースに固定するすべての箇所にこの機構を設けなくて
も差し支えはない。図7においてメインスイッチ補助接
点93はメインスイッチレバー76が高電圧回路を開い
たときに閉じて蓄電器の残存電力を放電するため、結果
としてメインスイッチをオフすることにより内部の電気
部品に高電圧が印加された状態ではなくなる。
6に組み込まれた作用ピン77によりプロテクト板73
がメインスイッチレバー76に連動して動く。メインス
イッチレバー76が高電圧回路を閉じる側のとき、プロ
テクト板73はキー穴72をふさぐため、図で明らかな
ように保護カバー80と保護カバー固定柱78を分解す
ることができない。なお図でも示すように保護カバーを
ベースに固定するすべての箇所にこの機構を設けなくて
も差し支えはない。図7においてメインスイッチ補助接
点93はメインスイッチレバー76が高電圧回路を開い
たときに閉じて蓄電器の残存電力を放電するため、結果
としてメインスイッチをオフすることにより内部の電気
部品に高電圧が印加された状態ではなくなる。
【0023】図8および図9に別の実施例を示す。これ
は高電圧電源を電装品ベースにとりつけたコネクタを介
して供給もしくは出力する例である。図8はコネクタの
接続状態と蓄電器に電解コンデンサを使用した場合の充
放電回路を示し、図9はコネクタの解放状態を示してい
る。図8および図9において、100は電装品のベー
ス、101はコネクタ支持部、102はスプリング、1
03はコネクタふさぎ板、104はメスコネクタボデ
ィ、105はメスコネクタ接点、106はオスコネクタ
ボディ、107はオスコネクタ接点、108は電力供給
ケーブル、109は保護カバー、110はリセット突
起、111aは放電リレーコイル、111bはノーマル
クローズの放電リレー接点、112は放電リレーコイル
保護ダイオード、113はメインスイッチ、114は充
電スイッチ、115は充電抵抗、116は放電抵抗、1
17は電解コンデンサである。
は高電圧電源を電装品ベースにとりつけたコネクタを介
して供給もしくは出力する例である。図8はコネクタの
接続状態と蓄電器に電解コンデンサを使用した場合の充
放電回路を示し、図9はコネクタの解放状態を示してい
る。図8および図9において、100は電装品のベー
ス、101はコネクタ支持部、102はスプリング、1
03はコネクタふさぎ板、104はメスコネクタボデ
ィ、105はメスコネクタ接点、106はオスコネクタ
ボディ、107はオスコネクタ接点、108は電力供給
ケーブル、109は保護カバー、110はリセット突
起、111aは放電リレーコイル、111bはノーマル
クローズの放電リレー接点、112は放電リレーコイル
保護ダイオード、113はメインスイッチ、114は充
電スイッチ、115は充電抵抗、116は放電抵抗、1
17は電解コンデンサである。
【0024】コネクタふさぎ板103はコネクタ支持部
101からスプリング102でぶら下げられた状態にあ
るが、図8のように保護カバー109をとりつけるとリ
セット突起110により押し下げられる。これによりコ
ネクタを接続することができるようになる。オスコネク
タボディ106を抜き取ると高電圧電源からの電力が供
給されなくなり放電リレーコイル111aも励磁されな
くなる。したがって放電リレー接点111bが閉じて電
解コンデンサ117が放電される。
101からスプリング102でぶら下げられた状態にあ
るが、図8のように保護カバー109をとりつけるとリ
セット突起110により押し下げられる。これによりコ
ネクタを接続することができるようになる。オスコネク
タボディ106を抜き取ると高電圧電源からの電力が供
給されなくなり放電リレーコイル111aも励磁されな
くなる。したがって放電リレー接点111bが閉じて電
解コンデンサ117が放電される。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば電
気自動車用電装品の保護カバーを開けたときにはすでに
内部の電気部品に高電圧が印加されておらず、結果とし
てこの感電防止装置を組み込んだ電気自動車用電装品を
整備,保守,点検,改造する作業者の感電事故を防ぐ効
果がある。
気自動車用電装品の保護カバーを開けたときにはすでに
内部の電気部品に高電圧が印加されておらず、結果とし
てこの感電防止装置を組み込んだ電気自動車用電装品を
整備,保守,点検,改造する作業者の感電事故を防ぐ効
果がある。
【図1】本発明による高電圧電源を2組持つ電気自動車
のシステム図。
のシステム図。
【図2】高電圧電源検知手段の一例示す概略図。
【図3】高電圧印加判定手段の一例示す概略図。
【図4】保護カバー閉状態固定手段の一部断面図。
【図5】図4に示した保護カバー閉状態固定手段の開状
態を示す一部断面図。
態を示す一部断面図。
【図6】本発明による別の実施例を示す保護カバー閉状
態固定手段の一部断面図。
態固定手段の一部断面図。
【図7】図6に示した実施例における蓄電器放電回路
図。
図。
【図8】本発明による高圧電源コネクタの接続状態を示
す一部断面図。
す一部断面図。
【図9】図8に示したコネクタの非接続状態を示す一部
断面図。
断面図。
1…保護カバー、2…保護カバー閉状態固定手段、3a
…高電圧電源検知手段A、3b…高電圧電源検知手段
B、4…蓄電器未放電検知手段、5…高電圧印加判定手
段、11a…高電圧電源A、11b…高電圧電源B、1
5…駆動用モータ、16…指令手段、21…蓄電器、2
2…高電圧電源供給保護手段、23…出力制御供給手
段、31…蓄電器制御手段、32…充電制御手段。
…高電圧電源検知手段A、3b…高電圧電源検知手段
B、4…蓄電器未放電検知手段、5…高電圧印加判定手
段、11a…高電圧電源A、11b…高電圧電源B、1
5…駆動用モータ、16…指令手段、21…蓄電器、2
2…高電圧電源供給保護手段、23…出力制御供給手
段、31…蓄電器制御手段、32…充電制御手段。
Claims (11)
- 【請求項1】開閉自在の保護カバーで覆われて成る電気
自動車用電装品の感電防止装置であって、 高電圧電源のうち少なくともモータ駆動用のものが入力
されていることと、電装品内部の蓄電器に電力が残存し
ていることを独立に検知する手段を設け、少なくとも前
記1つが検知されている状態では前記保護カバーを閉状
態に固定する手段を備えていることを特徴とする電気自
動車用電装品の感電防止装置。 - 【請求項2】電気自動車用電装品であって当該車両の外
部にあるかもしくは搭載されている少なくとも1台の高
電圧電源から入力された電力を制御もしくは変換し負荷
に供給するように構成され、電気部品が開閉自在の保護
カバー内に納められているように構成された電気自動車
用電装品の感電防止装置において、 前記高電圧電源のすべてについてそれぞれの出力が前記
電装品に入力されていることを検知するそれぞれ独立し
た高電圧入力検知手段と、前記電装品に含まれる蓄電器
に電力が残存していることを検知する蓄電器未放電検知
手段と、前記すべての検知内容の少なくとも1つを検知
した場合に、前記電気部品に高電圧が印加されている状
態であると判断する高電圧印加判定手段と、前記高電圧
印加判定手段の出力により前記保護カバーを閉状態に固
定することにより、前記電気部品の露出を防ぐ保護カバ
ー閉状態固定手段とを備えていることを特徴とする電気
自動車用電装品の感電防止装置。 - 【請求項3】請求項2において、保護カバー閉状態固定
手段は、前記高電圧電源のすべてについてそれぞれの出
力を前記電装品に入力するためのそれぞれのスイッチ手
段と、前記スイッチ手段に連動して、該スイッチがオフ
状態のときに電装品に含まれる蓄電器に残存している電
力を放電する蓄電器放電手段と、前記スイッチ手段に連
動して、該スイッチが少なくとも1つオン状態の場合に
前記保護カバーを閉状態に固定することを特徴とする電
気自動車用電装品の感電防止装置。 - 【請求項4】請求項1から請求項3記載のいずれかにお
いて、前記保護カバーは、高電圧電源が非入力状態であ
って、かつ前記蓄電器の電力が放電された状態である場
合に、開状態を閉状態にすることができる高電圧未印加
インターロック手段により制御されることを特徴とする
電気自動車用電装品の感電防止装置。 - 【請求項5】請求項1から請求項3記載のいずれかにお
いて、前記保護カバーを開状態から閉状態にすることに
より、前記高電圧電源の入力および前記蓄電器の充電を
可能とする保護カバー開インターロック手段を備えてい
ることを特徴とする電気自動車用電装品の感電防止装
置。 - 【請求項6】請求項1から請求項4記載のいずれかにお
いて、該保護カバー閉状態固定手段が故障した場合に強
制的に該保護カバーを開状態とすることができる非常開
放手段を備えていることを特徴とする電気自動車用電装
品の感電防止装置。 - 【請求項7】請求項1から請求項4記載のいずれかにお
いて、該高電圧印加状態において作動するアラーム手段
を備えていることを特徴とする電気自動車用電装品の感
電防止装置。 - 【請求項8】請求項5記載において、該インターロック
手段はあらかじめ定められた特定の手段もしくは方法に
より該保護カバーを開状態としたままで高電圧電源の入
力を可能とする仮接続手段を備えていることを特徴とす
る電気自動車用電装品の感電防止装置。 - 【請求項9】請求項8記載において、該仮接続手段は該
仮接続状態のときにアラーム手段を作動させることを特
徴とする電気自動車用感電防止装置。 - 【請求項10】請求項8記載において、該仮接続手段は
該仮接続により前記蓄電器に電力が充電された状態のと
きにアラーム手段を作動させることを特徴とする電気自
動車用感電防止装置。 - 【請求項11】請求項7,請求項9,請求項10記載の
いずれかにおいて、該アラーム手段は、専用ランプを点
滅もしくは点灯させる回路により構成されることを特徴
とする電気自動車用感電防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24615392A JPH0698403A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 電気自動車用電装品の感電防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24615392A JPH0698403A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 電気自動車用電装品の感電防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0698403A true JPH0698403A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17144286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24615392A Pending JPH0698403A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 電気自動車用電装品の感電防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0698403A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1992
- 1992-09-16 JP JP24615392A patent/JPH0698403A/ja active Pending
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