JPH0698381A - 伝送装置 - Google Patents

伝送装置

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JPH0698381A
JPH0698381A JP5089787A JP8978793A JPH0698381A JP H0698381 A JPH0698381 A JP H0698381A JP 5089787 A JP5089787 A JP 5089787A JP 8978793 A JP8978793 A JP 8978793A JP H0698381 A JPH0698381 A JP H0698381A
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Keiichi Yoshizaka
圭一 吉坂
Satoru Murai
哲 村井
Mitsuhiko Yamamoto
光彦 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】サイリスタの特性やノイズの影響を受けること
がないようにし、異常処理を回避して信号伝送の信頼性
を向上せる。 【構成】送信する制御情報を2値化し、各ビットの後に
ロービットを付加して制御情報に対応したパルス信号を
出力する符号化手段(52)が設けられている。該符号化手
段(52)のパルス信号を受けて制御情報を商用電源波形に
基づいて送信する送信部(11, 21)が設けられている。一
方、商用電源波形に基づいた制御情報を受けてパルス信
号に変換する受信部(12, 22)が設けられている。該受信
部(12, 22)のパルス信号を受けて各2ビットの前半のビ
ットを選別して制御情報を再現する解読手段(53)が設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送装置に関し、特
に、伝送異常対策に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、空気調和装置には、特
開平1−179853号公報に開示されているように、
室外制御ユニットと室内制御ユニットとが信号線を介し
て接続され、空調運転を制御するようにしているものが
ある。そして、上記各制御ユニットは、マイコンを備え
ると共に、送信部と受信部とを備え、商用電源の半波長
を1ビットとして各種の制御情報を送受信するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した空気調和装置
において、1ビットを制御情報の基本単位としており、
図5(a)に示すように、例えば“10100101”
の制御情報を送信する場合、“1”で商用電源の半波長
が送信され、“0”で0レベルを送信するように構成さ
れている。しかし、これでは、上記送信部及び受信部に
サイリスタを使用しているため、“1”のビットを送信
した後、“0”のビットを送信した際、サイリスタの特
性やノイズによって、0レベルの信号にならず、図5
(a)の1点鎖線に示すように、電源波形が送信される
場合がある。この結果、伝送の異常処理を行うことにな
る場合があり、信号伝送の信頼性が低いという問題があ
った。また、図12に示すように、AMI信号の交流信号
で制御情報を送受信している場合において、電気的定数
の関係から交流信号に歪みDが生じ、この歪みDとサン
プリングタイムTiとが合致すると、正常な制御情報を読
取ることができないので、伝送の異常処理を行うことに
なり、信号伝送の信頼性が低いという問題があった。
【0004】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、サイリスタ等の特性やノイズの影響を受けることが
ないようにし、異常処理を回避して信号伝送の信頼性を
向上せることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、ハイビット等の後にダミ
ーのロービットを付加するようにしたものである。具体
的に、図1に示すように、請求項1に係る発明が講じた
手段は、先ず、複数の制御ユニット(1, 2)が信号線(3c)
を介して接続され、商用電源波形に基づいて制御信号を
上記各制御ユニット(1, 2)間で送受信する伝送装置を前
提としている。そして、上記各制御ユニット(1, 2)に
は、送信する制御情報を2値化し、各ビットの後にロー
ビットを付加して制御情報に対応したパルス信号を出力
する符号化手段(52)と、該符号化手段(52)のパルス信号
を受けて制御情報を商用電源波形に基づいて送信する送
信手段(11, 21)とが設けられている。加えて、上記各制
御ユニット(1, 2)には、商用電源波形に基づいた制御情
報を受けてパルス信号に変換する受信手段(12, 22)と、
該受信手段(12, 22)のパルス信号を受けて各2ビットの
前半のビットを選別して制御情報を再現する解読手段(5
3)とが設けられた構成としている。
【0006】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、各制御ユニット(1, 2)には、伝送の異常を判別する
異常判別手段(54)が設けられる一方、請求項1に係る発
明の符号化手段(52)と解読手段(53)とに代えて、送信す
る制御情報を2値化して該制御情報に対応したパルス信
号を出力する第1符号化手段(55)と、上記異常判別手段
(54)が伝送異常を判別すると、上記第1符号化手段(55)
に代り、送信する制御情報を2値化し、各ビットの後に
ロービットを付加して制御情報に対応したパルス信号を
出力する第2符号化手段(52)と、受信手段(12, 22)のパ
ルス信号を受けて制御情報を再現する第1解読手段(56)
と、上記異常判別手段(54)が伝送異常を判別すると、上
記第1解読手段(56)に代り、上記受信手段(12, 22)のパ
ルス信号を受けて各2ビットの前半のビットを選別して
制御情報を再現する第2解読手段(53)とが設けられた構
成としている。また、請求項3に係る発明が講じた手段
は、請求項1に係る発明の符号化手段(52)と解読手段(5
3)とに代えて、各制御ユニット(1, 2)には、送信する制
御情報を2値化し、各ビットのうちハイビットの後にロ
ービットを付加して制御情報に対応したパルス信号を出
力する符号化手段(57)と、受信手段(12, 22)のパルス信
号を受けてハイビットの次のビットを除去して制御情報
を再現する解読手段(58)とが設けられた構成としてい
る。
【0007】また、他の発明の講じた手段は、サンプリ
ングタイムを変更するようにしたもので、具体的に、請
求項4に係る発明が講じた手段は、図2に示すように、
先ず、複数の制御ユニット(1, 2)が信号線(3d)を介して
接続され、該各制御ユニット(1, 2)間で制御信号を送受
信する伝送装置を前提としている。そして、上記各制御
ユニット(1, 2)は、制御情報を送信する送信手段(7a, 7
b)が設けられると共に、他の制御ユニット(1, 2)の送信
手段(7a, 7b)から送信された制御情報を受信して該制御
情報に対応したパルス信号を出力する受信手段(8a,8b)
が設けられている。更に、上記各制御ユニット(1, 2)
は、受信手段(8a, 8b)のパルス信号における制御情報の
スタートビットを検出すると、予め設定された初期サン
プリングタイムから送信速度に対応したサンプリングタ
イム毎にパルス信号の制御情報を取込む情報取込み手段
(63)と、該情報取込み手段(63)が取込んだ制御情報から
伝送異常か否かを判別する異常判別手段(64)とが設けら
れている。加えて、上記各制御ユニット(1, 2)は、異常
判別手段(64)が伝送異常を判別すると、上記情報取込み
手段(63)が初期サンプリングタイムを変更するように該
情報取込み手段(63)に変更信号を出力するサンプリング
変更手段(65)が設けられた構成としている。
【0008】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
先ず、各制御ユニット(1, 2)は、例えば、空気調和装置
における圧縮機などの室外アクチュエータや室内ファン
などの室内アクチュエータを制御して、空調運転を制御
しており、該各制御ユニット(1, 2)間では、それぞれ送
信手段(11, 21)と受信手段(12, 22)とで制御情報を電源
波形を利用して送受信している。そして、制御情報を送
信する場合、制御情報に基づいて符号化手段(52)が、2
値化してパルス信号を生成する。その際、上記制御情報
の各ビットの後にロービットを付加してパルス信号を生
成する。具体的に、ビット“1”を“10”の2ビット
とし、ビット“0”を“00”の2ビットとしてパルス
信号を出力する。そして、送信手段(11, 21)は、該パル
ス信号を受けて、ハイビットで電源波形を送信し、ロー
ビットで0レベルを送信することになる。
【0009】一方、上記送信手段(11, 21)からの制御情
報を他の制御ユニット(1, 2)の受信手段(12, 22)が受け
ると、該受信手段(12, 22)は、制御情報をパルス信号に
変換して出力する。そして、該解読手段(53)は、2ビッ
トのうち前半の1ビットのみを選別し、“10”の2ビ
ットをビット“1”にし、“00”の2ビットをビット
“0”にし、制御情報を再現する。
【0010】また、請求項2に係る発明では、異常判別
手段(54)が伝送異常を判別しない正常伝送時は、第1符
号化手段(55)がダミー信号を付加することなく1ビット
で制御情報を符号化し、第2解読手段(56)が各ビットを
取込み、制御情報を再現することになる。
【0011】一方、上記異常判別手段(54)が伝送異常を
判別すると、第2符号化手段(52)が第1符号化手段(55)
に代り、各ビットの後にロービットを付加して送信する
ことになる。そして、第2解読手段(53)が第1解読手段
(56)に代り、2ビットのうち前半の1ビットのみを選別
して制御情報を再現し、空調運転を制御することにな
る。
【0012】また、請求項3に係る発明では、符号化手
段(57)は、送信するビットがロービットである場合に
は、ダミー信号であるロービットを付加することなく制
御情報を送信する。そして、送信するビットがハイビッ
トである場合、該ハイビットの後にのみロービットを付
加して制御情報と送信することになる。
【0013】一方、解読手段(58)は、受信するビットが
ハイビットである場合、該ハイビットの後のみのロービ
ットを無視して制御情報を再現し、他のロービットはそ
のまま取込み、制御情報を再現し、空調運転を制御する
ことになる。
【0014】また、請求項4に係る発明では、各制御ユ
ニット(1, 2)の送信手段(7a, 7b)と受信手段(8a, 8b)と
の間で、例えば、交流信号で制御情報を授受しており、
情報取込み手段(63)が、受信手段(8a, 8b)の出力パルス
信号における制御情報のスタートビットを検出すると、
所定の初期サンプリングタイム、例えば、39μs後に
スタートビットを取込み、その後は、伝送速度に対応し
たサンプリングタイム毎にパルス信号を取込むことにな
る。この情報取込み手段(63)が取込んだ制御情報に基づ
いて異常判別手段(64)が伝送異常か否かを判別する。例
えば、送信信号に歪みが生じ、該歪みのタイミングとサ
ンプリングタイムと合致すると、異常判別手段(64)が伝
送異常を判別することになる。そして、該異常判別手段
(64)が伝送異常を判別すると、サンプリング変更手段(6
5)が情報取込み手段(63)に変更信号を出力し、該情報取
込み手段(63)がサンプリングタイムを変更することにな
る。例えば、該情報取込み手段(63)は、39μsの初期
サンプリングタイムTSを26μsに変更することにな
る。この結果、その後のサンプリングタイムが上記歪み
のタイミングに対してずれることになり、正常に情報取
込み手段(63)が制御情報を取込むことになる。
【0015】
【発明の効果】従って、請求項1に係る発明によれば、
制御情報の各ビットの後に該制御情報に無関係のロービ
ットを付加して送受信するようにしたために、ハイビッ
トの送信後に、サイリスタの特性やノイズによって電源
波形の送信が残存しても伝送の異常処理を確実に回避す
ることができる。この結果、信号伝送の信頼性を向上さ
せることができ、確実な制御を行うことができる。
【0016】また、請求項2に係る発明によれば、伝送
異常を判別した際に、制御情報の各ビットの後に該制御
情報に無関係のロービットを付加して送受信するように
したために、常時ロービットを付加する場合に比して伝
送速度を向上させることができ、各種の制御における応
答性の低下を防止することができる。
【0017】また、請求項3に係る発明によれば、ハイ
ビットの後にのみ制御情報に無関係のロービットを付加
して送受信するようにしたために、電源波形の送信が残
存するビット部分のみがダミー信号になり、伝送の異常
処理を確実に回避することができるの共に、伝送速度の
低下を抑制することができる。
【0018】また、請求項4に係る発明によれば、伝送
異常を判別すると、送信された制御情報に対するサンプ
リングタイムを変更するようにしたゝめに、送信信号に
歪みが生じた場合においても、送信信号を変更すること
なく伝送異常を確実に回避することができるので、送信
速度の低下等を生ずることなく通信精度の向上を図るこ
とができる。更に、ソフト処理でもって確実に伝送異常
を回避することができることから、簡易に且つ確実に品
質精度を向上させることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図3に示すように、 (1)は、空気調和装置
の室外制御ユニットであって、室内制御ユニット(2) に
2本の電源線(3a, 3b)と1本の信号線(3c)とを介して接
続されている。そして、該室外制御ユニット(1) は室外
ユニットを、室内制御ユニット(2) は室内ユニットをそ
れぞれ制御しており、該室内制御ユニット(2) には電源
線(3a, 3b)と信号線(3c)とを介してリモコン(4) が接続
されている。該室外ユニットは、図示しないが、圧縮
機、室外ファンを有する室外熱交換器及び室外電動膨脹
弁等を備える一方、上記室内ユニットは室内ファンを有
する室内熱交換器及び室内電動膨脹弁等を備え、空調運
転を行うように構成されている。
【0020】上記室外制御ユニット(1) 及び室内制御ユ
ニット(2) は、マイコン(5a, 5b)を備えると共に、送信
手段である送信部(11, 21)及び受信手段である受信部(1
2, 22)を備えており、該マイコン(5a, 5b)からの制御情
報を送信部(11, 21)が送信する一方、受信部(12, 22)が
受信した制御情報をマイコン(5a, 5b)が取込むように構
成されている。
【0021】また、上記室外制御ユニット(1) のマイコ
ン(5a)は圧縮機などの室外アクチュエータ(13)に制御信
号を出力して該室外アクチュエータ(13)を制御する一
方、室内制御ユニット(2) のマイコン(5b)は室内ファン
などの室内アクチュエータ(23)に制御信号を出力して該
室内アクチュエータ(23)を制御している。更に、上記室
内制御ユニット(2) は、リモコン(4) 用の伝送制御部(2
4)と送信部(25)と受信部(26)とを備え、該リモコン(4)
との間で制御情報を送受信するように構成されている。
そして、該リモコン(4) は、リモコン制御部(41)を備
え、入力部(42)より設定温度などの運転情報が入力され
ると共に、表示部(43)に運転情報を液晶等で表示するよ
うに構成されている。更に、上記リモコン制御部は、送
信部(44)と受信部(45)とが接続され、上記室内制御ユニ
ット(2) の送信部(25)と受信部(26)との間で制御信号を
授受している。上記室外制御ユニット(1) と室内制御ユ
ニット(2) とにおける送信部(11, 21)及び受信部(12, 2
2)は、図4に示すように、電源線(3a, 3b)の間に接続さ
れており、該送信部(11, 21)と受信部(12, 22)との間に
信号線(3c)が接続されている。更に、該送信部(11, 21)
はフォトトライアックを備える一方、上記受信部(12, 2
2)はフォトカプラを備えている。そして、上記送信部(1
1, 21)は、マイコン(5a,5b)からのパルス信号に基づい
て商用電源である電源の半波長を1ビットとして制御情
報を送信するように構成され、上記受信部(12, 22)は、
該電源波形に基づいた制御情報を受信してパルス信号に
変換するように構成されている。
【0022】上記室外制御ユニット(1) 及び室内制御ユ
ニット(2) のマイコン(5a, 5b)には、空調制御手段(51)
が設けられると共に、本発明の特徴として、符号化手段
(52)と解読手段(53)とが設けられている。該空調制御手
段(51)は、アクチュエータ等を制御して所定の空調運転
を行うように構成されている。また、上記符号化手段(5
2)は、送信する制御情報を2値化し、各ビットの後にロ
ービットを付加して制御情報に対応したパルス信号を送
信部(11, 21)に出力するように構成されている。また、
上記解読手段(53)は、上記受信手段(12, 22)のパルス信
号を受けて各2ビットにおける前半のビットを選別して
制御情報を再現するように構成されている。具体的に、
上記符号化手段(52)は、図6(a)に示すように、空調
制御手段(51)からの制御情報が、“10100101”
の場合、各ビットの後にロービットを付加し、ビット
“1”を“10”の2ビットとし、ビット“0”を“0
0”の2ビットとして送信部(11, 21)にパルス信号を出
力するように構成されている。そして、上記送信部(11,
21)は、該パルス信号を受けて、図5(b)に示すよう
に、ハイビットで電源波形を送信し、ロービットで0レ
ベルを送信するように構成されている。一方、上記解読
手段(53)は、図6(b)に示すように、受信部(12, 22)
からのパルス信号を受けて、2ビットのうち前半の1ビ
ットのみを選別し、“10”の2ビットをビット“1”
にし、“00”の2ビットをビット“0”にし、制御情
報を再現し、空調制御手段(51)に出力するように構成さ
れている。
【0023】次に、上記空気調和装置の送受信動作につ
いて説明する。先ず、室外制御ユニット(1) のマイコン
(5a)は圧縮機などの室外アクチュエータ(13)を制御する
一方、室内制御ユニット(2) のマイコン(5b)は室内ファ
ンなどの室内アクチュエータ(23)を制御して、空調運転
を制御している。また、リモコン(4) からは設定温度な
どの運転情報が入力されている。更に、上記室外制御ユ
ニット(1) と室内制御ユニット(2) とは、それぞれ送信
部(11, 21)と受信部(12, 22)とで制御情報を電源波形を
利用して送受信している。そこで、制御情報を送信する
場合、空調制御手段(51)からの制御情報に基づいて符号
化手段(52)が、2値化してパルス信号を生成する。その
際、上記制御情報の各ビットの後にロービットを付加し
てパルス信号を生成する。具体的に、室外制御ユニット
(1) の符号化手段(52)は、図6(a)に示すように、空
調制御手段(51)からの制御情報が、“1010010
1”の場合、各ビットの後にロービットを付加し、ビッ
ト“1”を“10”の2ビットとし、ビット“0”を
“00”の2ビットとして送信部(11)にパルス信号を出
力する。そして、上記送信部(11)は、該パルス信号を受
けて、図5(b)に示すように、ハイビットで電源波形
を送信し、ロービットで0レベルを送信することにな
る。一方、上記送信部(11)からの制御情報を室内制御ユ
ニット(2) の受信部(22)が受けると、該受信部(22)は、
制御情報をパルス信号に変換してマイコン(5b)の解読手
段(53)に出力する。そして、該解読手段(53)は、図5
(b)に示すように、2ビットのうち前半の1ビットの
みを選別し、“10”の2ビットをビット“1”にし、
“00”の2ビットをビット“0”にし、制御情報を再
現し、空調制御手段(51)に出力し、該空調制御手段(51)
が室内ユニットを制御する。また、上記室内制御ユニッ
ト(2) からの送信も同様に行われ、該室内制御ユニット
(2) からの制御情報を受けて室外制御ユニット(1) が室
外ユニットを制御することになる。
【0024】従って、本実施例によれば、制御情報の各
ビットの後に該制御情報に無関係のロービットを付加し
て送受信するようにしたために、図5(a)の破線に示
すように、従来、ハイビットによる電源波形を送信した
後、サイリスタの特性やノイズによって電源波形の送信
が残存しても、受信部(12, 22)で電源波形の残存したビ
ットを除去するので、伝送の異常処理を確実に回避する
ことができる。この結果、信号伝送の信頼性を向上させ
ることができ、快適な空調運転を行うことができる。
【0025】また、請求項2に係る発明の第2の実施例
としては、上記図3の1点鎖線で示すように、異常判別
手段(54)と第1符号化手段(55)と第2解読手段(53)とが
設けられたのもであって、前実施例における符号化手段
(52)が第2符号化手段(52)に、解読手段(53)が第2解読
手段(53)に構成されている。すなわち、上記異常判別手
段(54)は、室外制御ユニット(1) と室内制御ユニット
(2) との間で伝送の異常が生じたか否かを判別してお
り、該伝送異常を判別すると、所定回数伝送動作をし直
した後、伝送異常であると、空調運転の停止等の異常処
理を行うように構成されている。また、上記第1符号化
手段(55)は、送信する制御情報を2値化して該制御情報
に対応したパルス信号を出力するように構成されてお
り、ダミー信号を付加することなく1ビットを基本単位
として制御情報をパルス信号に変換するように構成され
ている。上記第2符号化手段(52)は、異常判別手段(54)
が伝送異常を判別すると、上記第1符号化手段(55)に代
り、前実施例の符号化手段(52)と同様に送信する制御情
報を2値化し、各ビットの後にロービットを付加して制
御情報に対応したパルス信号を出力するように構成され
ている。また、上記第1解読手段(56)は、受信部(12, 2
2)のパルス信号を受けて制御情報を再現するように構成
されており、1ビットを基本単位として制御情報を再現
するように構成されている。上記第2解読手段(53)は、
異常判別手段(54)が伝送異常を判別すると、上記第1解
読手段(56)に代り、前実施例の解読手段(53)と同様に上
記受信部(12, 22)のパルス信号を受けて各2ビットの前
半のビットを選別して制御情報を再現するように構成さ
れている。
【0026】従って、上記異常判別手段(54)が伝送異常
を判別しない正常伝送時は、第1符号化手段(55)がダミ
ー信号を付加することなく1ビットで制御情報を符号化
し、第2解読手段(53)が各ビットを取込み、制御情報を
再現することになる。一方、上記異常判別手段(54)が伝
送異常を判別すると、第2符号化手段(52)が第1符号化
手段(55)に代り、各ビットの後にロービットを付加して
送信することになる。そして、第2解読手段(53)が第1
解読手段(56)に代り、2ビットのうち前半の1ビットの
みを選別して制御情報を再現し、空調運転を制御するこ
とになる。この結果、前実施例と同様にサイリスタの特
性やノイズによって電源波形の送信が残存しても伝送の
異常処理を確実に回避することができる。更に、伝送異
常を判別した際に、制御情報の各ビットの後に該制御情
報に無関係のロービットを付加して送受信するようにし
たために、常時ロービットを付加する場合に比して伝送
速度を向上させることができ、空調制御における応答性
の低下を防止することができる。その他の構成並びに作
用効果は第1の実施例と同様である。
【0027】また、請求項3に係る発明の第3の実施例
としては、上記図3の2点鎖線で示すように、他の符号
化手段(57)と解読手段(58)とが設けられたのもである。
すなわち、上記符号化手段(57)は、上記第1の実施例の
符号化手段(52)に代り、送信する制御情報を2値化し、
各ビットのうちのハイビットの後にロービットを付加し
て制御情報に対応したパルス信号を出力するように構成
されている。具体的に、符号化手段(57)は、図7(a)
に示すように、空調制御手段(51)からの制御情報が、
“10100101”の場合、ハイビットの後にロービ
ットを付加し、ビット“1”を“10”の2ビットと
し、ビット“0”はそのままの“0”の1ビットとして
送信部(11, 21)にパルス信号を出力する。そして、上記
送信部(11, 21)は、該パルス信号を受けて、図7(b)
斜線に示すように、ハイビットで電源波形を送信した後
のロービットで0レベルを送信することになる。一方、
上記解読手段(58)は、上記第1の実施例の解読手段(53)
に代り、受信部(12, 22)のパルス信号を受けてハイビッ
トの次のビットを除去して制御情報を再現するように構
成されている。具体的に、該解読手段(58)は、図7
(b)に示すように、ハイビットを受けると、2ビット
のうち前半の1ビットのみを選別し、“10”の2ビッ
トをビット“1”にし、“0”の1ビットはそのままビ
ット“0”にし、制御情報を再現し、空調制御手段(51)
に出力する。
【0028】次に、本実施例における制御情報の伝送動
作について、図8及び図9の制御フローに基づき説明す
る。先ず、送信側について説明すると、ステップST1に
おいて、送信するビットのビットカウンタNを1に設定
した後、ステップST2に移り、送信タイミングか否かを
判定し、この送信タイミングになるまで該ステップST2
に待機し、送信タイミングになると、ステップST3に移
り、Nビット目を送信する。続いて、ステップST4に移
り、ビットカウンタNに1を加算した後、ステップST5
に移り、前回送信したデータが1か否か、つまり、前回
のビットがハイビットか否かを判定する。そして、前回
の送信ビットがロービットである場合には、上記ステッ
プST5からステップST6に移り、送信タイミングか否か
を判定し、送信タイミングになるまで該ステップST6に
待機し、送信タイミングになると、ステップST7に移
り、Nビット目を送信する。その後、ステップST8に移
り、送信データ、つまり、送信情報が終了したか否かを
判定し、送信が終了するまで上記ステップST4に戻るこ
とになる。この動作を繰り返し、ロービットを送信して
いる限り、ダミー信号であるロービットを付加すること
なく制御情報を送信する。一方、上記ステップST5にお
いて、“1”であるハイビットを送信すると、判定がY
ESとなり、該ステップST5からステップST9に移り、
送信タイミングか否かを判定し、送信タイミングになる
まで該ステップST9に待機し、送信タイミングになる
と、ステップST10に移り、Nビット目を送信する。その
後、該ステップST10から上記ステップST6に移り、上述
の動作を繰り返すことになり、ハイビットの後にのみロ
ービットを付加して制御情報と送信することになる。そ
の後、制御情報の送信が終了すると、上記ステップST8
の判定がYESとなって、送信動作を終了することにな
る。
【0029】次に、受信側について説明すると、ステッ
プST11において、受信するビットのビットカウンタNを
1に設定した後、ステップST12に移り、受信タイミング
か否かを判定し、この受信タイミングになるまで該ステ
ップST12に待機し、受信タイミングになると、ステップ
ST13に移り、Nビット目を受信する。続いて、ステップ
ST14に移り、ビットカウンタNに1を加算した後、ステ
ップST15に移り、前回受信したデータが1か否か、つま
り、前回のビットがハイビットか否かを判定する。そし
て、前回の受信ビットがロービットである場合には、上
記ステップST15からステップST16に移り、受信タイミン
グか否かを判定し、受信タイミングになるまで該ステッ
プST16に待機し、受信タイミングになると、ステップST
17に移り、Nビット目を受信する。その後、ステップST
18に移り、受信データ、つまり、受信情報が終了したか
否かを判定し、受信が終了するまで上記ステップST14に
戻ることになる。この動作を繰り返し、ロービットを受
信している限り、そのままロービットを取込み制御情報
を再現する。一方、上記ステップST15において、“1”
であるハイビットを受信すると、判定がYESとなり、
該ステップST15からステップST19に移り、受信タイミン
グか否かを判定し、受信タイミングになるまで該ステッ
プST19に待機し、この受信タイミングになると、該ステ
ップST19からステップST20に移り、受信したNビット目
を除去し、つまり、ダミー信号を無視することになる。
その後、該ステップST20から上記ステップST16に移り、
上述の動作を繰り返すことになり、ハイビットの後のロ
ービットみのを無視して制御情報と受信することにな
る。その後、制御情報の受信が終了すると、上記ステッ
プST18の判定がYESとなって、受信動作を終了するこ
とになる。従って、本実施例によれば、ハイビットの後
にのみ制御情報に無関係のロービットを付加して送受信
するようにしたために、電源波形の送信が残存するビッ
ト部分のみがダミー信号になり、伝送の異常処理を確実
に回避することができるの共に、伝送速度の低下を抑制
することができる。その他の構成並びに作用効果は第1
の実施例と同様である。
【0030】また、請求項4に係る発明の第4の実施例
として、図10に示すように、室外制御ユニット(1) と室
内制御ユニット(2) との間でAMI方式で制御情報を送
受信すると共に、初期サンプリングタイムを変更可能に
したものである。該室外制御ユニット(1) 及び室内制御
ユニット(2) は、それぞれCPU(6a, 6b)を備えると共
に、送信手段であるインバータ(7a, 7b)及び受信手段で
あるコンバータ(8a, 8b)を備えており、該室内制御ユニ
ット(2) には、図示しないが、前実施例と同様にリモコ
ンが接続されている。そして、上記各CPU(6a, 6b)に
は、前各実施例と同様にアクチュエータ等を制御する空
調制御手段(61)が設けられると共に、符号化手段(62)と
情報取込み手段(63)と異常判別手段(64)とサンプリング
変更手段(65)とが設けられている。
【0031】該符号化手段(62)は、送信する制御情報を
2値化して直流信号をインバータ(7a, 7b)に出力するよ
うに構成されている。そして、該インバータ(7a, 7b)
は、直流信号の制御情報を交流信号に変換して信号線(3
d)に出力するように構成されている。一方、上記コンバ
ータ(8a, 8b)は、信号線(3d)を介して送信される交流信
号の制御情報を受信して直流信号(パルス信号)に変換
してCPU(6a, 6b)に出力するように構成されている。
そして、上記情報取込み手段(63)は、コンバータ(8a, 8
b)が出力する直流信号を受けて、制御情報におけるフレ
ームのスタートビットを検出すると、予め設定された初
期サンプリングタイムから送信速度に対応したサンプリ
ングタイム毎にパルス信号の制御情報を取込み解読する
ように構成されている。具体的に、該情報取込み手段(6
3)は、スタートビットのエッジを検出すると、例えば、
39μsの初期サンプリングタイムの後にスタートビッ
トを取込み、その後は、伝送速度に対応して104μs
のサンプリングタイム毎に直流信号の制御情報を取込む
ように構成されており、該情報取込み手段(63)が取込ん
だ制御情報に基づいて空調制御手段(61)が空調運転を制
御することになる。上記異常判別手段(64)は、情報取込
み手段(63)が取込んだ制御情報から伝送異常か否かを判
別しており、例えば、パリティチェックによって異常か
否かを判別するように構成されている。上記サンプリン
グ変更手段(65)は、該異常判別手段(64)が伝送異常を判
別すると、上記情報取込み手段(63)が初期サンプリング
タイムを変更するように該情報取込み手段(63)に変更信
号を出力しており、具体的に、該サンプリング変更手段
(65)は、異常判別手段(64)が7回連続して異常を検出す
ると、上記初期サンプリングタイムを26μsに変更す
るように情報取込み手段(63)に変更信号を出力する。
【0032】そこで、上記室外制御ユニット(1) と室内
制御ユニット(2) との間の送受信動作について説明す
る。先ず、該室外制御ユニット(1) 及び室内制御ユニッ
ト(2) においては、運転信号等の各種制御情報を送受信
しており、各CPU(6a, 6b)の符号化手段(62)が制御情
報に対応した直流信号を出力すると、該直流信号をイン
バータ(7a, 7b)が受けて交流信号(AMI信号)に変換
して信号線(3d)に出力する。一方、コンバータ(8a, 8b)
は、上記交流信号を受けて直流信号に変換しており、つ
まり、図11の(A),(B)に示すように、交流信号を
受けて直流信号に変換してCPU(6a, 6b)に出力するこ
とになる。そして、各CPU(6a, 6b)の情報取込み手段
(63)は、図11の(C)に示すように、各フレームのスタ
ートビットS1におけるエッジEを検出すると、39μs
の初期サンプリングタイムTSの後にスタートビットS1を
取込み、その後は、伝送速度に対応して104μsのサ
ンプリングタイムTi毎に直流信号Siの制御情報を取込む
ことになる。
【0033】この情報取込み手段(63)が取込んだ制御情
報に基づいて異常判別手段(64)が伝送異常か否かを判別
すると共に、空調制御手段(61)が空調運転を制御するこ
とになる。つまり、図14に示すように、ステップST21に
おいて、異常判別手段(64)がパリティチェック等により
伝送異常か否かを判別すると共に、サンプリング変更手
段(65)は異常判別手段(64)が伝送異常を7回連続して判
別したか否かを判別する。そして、該異常判別手段(64)
が7回連続して伝送異常を判別しない場合は、該ステッ
プST21の判定がNOとなってステップST22に移り、上記
情報取込み手段(63)が取込んだ制御情報に基づいて空調
制御手段(61)が空調運転を制御してリターンすることに
なる。一方、上記ステップST21において、異常判別手段
(64)が7回連続して伝送異常を判別すると、該ステップ
ST21の判定がYESとなってステップST22に移ることに
なる。つまり、図12に示すように、上記送信された交流
信号に電気的定数等によりスレッショルドレベルSLに達
する歪みDが生ずると、直流信号が本来ローレベルとな
る直流信号の部分が上記歪みDによってハイ信号Hとな
る。そして、該歪みDは、電気回路の特性等から生ずる
ので、所定のタイミングで生じることになり、上記ハイ
信号HがサンプリングタイムTiと合致すると、図11に示
すように、本来、“0”の信号を情報取込み手段(63)が
取込むのに対して、図12に示すように、“1”の信号を
取込むことになり、異常判別手段(64)が伝送異常を判別
することになる。そして、該異常判別手段(64)が7回連
続して伝送異常を判別すると、上記ステップST21からス
テップST23に移り、初期サンプリングタイムTSが短い変
更フラグ23Fがセットされているか否かを判定し、変更
フラグ23Fがセットされていない場合は、初期サンプリ
ングタイムTSが39μsにセットされている状態である
ので、該ステップST23の判定がNOとなり、ステップST
24に移ることになる。このステップST24において、サン
プリング変更手段(65)が、情報取込み手段(63)に変更信
号を出力し、該情報取込み手段(63)が現在39μsの初
期サンプリングタイムTSを26μsに変更した後、ステ
ップST25に移り、上記変更フラグ23Fをセットしてリタ
ーンすることになる。つまり、図13に示すように、上記
交流信号にスレッショルドレベルSLに達する歪みDが生
ずると、初期サンプリングタイムTSを26μsに変更す
ることになる。この結果、その後のサンプリングタイム
Tiが上記歪みDのタイミングに対してずれることにな
り、直流信号のハイ信号Hを情報取込み手段(63)が取込
むことがなく、送信された制御情報である“0”の信号
を情報取込み手段(63)が取込むことになる。
【0034】また尚、上記サンプリング変更手段(65)が
初期サンプリングタイムTSを変更させた後に、上記伝送
異常手段が7回連続して伝送異常を判別すると、本来の
伝送異常であるので、上記ステップST23の判定がYES
となってステップST26に移り、通信異常を確定し、上記
変更フラグ23Fをリセットして異常処理を行うことにな
る。
【0035】従って、本実施例によれば、伝送異常を判
別すると、送信された制御情報におけるフレームに対す
るサンプリングタイムTiを変更するようにしたゝめに、
送信信号に歪みDが生じた場合においても、該送信信号
を変更することなく伝送異常を確実に回避することがで
きるので、送信速度の低下等を生ずることなく通信精度
の向上を図ることができる。更に、ソフト処理でもって
確実に伝送異常を回避することができることから、簡易
に且つ確実に品質精度を向上させることができる。
【0036】尚、本実施例においては、上記室外制御ユ
ニット(1) と室内制御ユニット(2)との間の信号伝送に
ついて説明したが、本発明は、室内制御ユニット(2) と
リモコン(4) との間などの信号伝送の他、各種の伝送装
置に適用してもよいものである。また、第4の実施例に
おいては、上記初期サンプリングタイムTSを39μsを
26μsに変更するようにしたが、本発明はこれらに限
られるものではいことは勿論であり、この初期サンプリ
ングタイムTSを2回以上変更するようにしてもよい。ま
た、第4の実施例において、上記初期サンプリングタイ
ムTSの変更のトリガは、7回連続の異常としたが、本発
明では、7回連続の異常に限られないことは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の他の構成を示すブロック図である。
【図3】空気調和装置の制御系統を示すブロック図であ
る。
【図4】送受信部分を示す電気回路図である。
【図5】伝送信号を示す波形図である。
【図6】送受信するビットを示す符号図である。
【図7】第3の実施例の送受信するビットを示す符号図
である。
【図8】第3の実施例の送信側を示す制御フロー図であ
る。
【図9】第3の実施例の送信側を示す制御フロー図であ
る。
【図10】第4の実施例を示す制御ブロック図である。
【図11】第4の実施例の正常時の送信波形を示す送信
波形図である。
【図12】第4の実施例の異常時の送信波形を示す送信
波形図である。
【図13】第4の実施例のサンプリングタイム変更時を
示す送信波形図である。
【図14】第4の実施例の受信動作を示す制御フロー図
である。
【符号の説明】
1 室外制御ユニット 2 室内制御ユニット 3c,3d 信号線 4 リモコン 5a,5b マイコン 11,21 送信部 12,22 受信部 52,57 符号化手段 53,58 解読手段 54 異常判別手段 55 第1符号化手段 56 第1解読手段 62 符号化手段 63 情報取込み手段 64 異常判別手段 65 サンプリング変更手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の制御ユニット(1, 2)が信号線(3c)
    を介して接続され、商用電源波形に基づいて制御信号を
    各制御ユニット(1, 2)間で送受信する伝送装置におい
    て、 上記各制御ユニット(1, 2)は、 送信する制御情報を2値化し、各ビットの後にロービッ
    トを付加して制御情報に対応したパルス信号を出力する
    符号化手段(52)と、 該符号化手段(52)のパルス信号を受けて制御情報を商用
    電源波形に基づいて送信する送信手段(11, 21)と、 商用電源波形に基づいた制御情報を受けてパルス信号に
    変換する受信手段(12,22)と、 該受信手段(12, 22)のパルス信号を受けて各2ビットの
    前半のビットを選別して制御情報を再現する解読手段(5
    3)とを備えていることを特徴とする伝送装置。
  2. 【請求項2】 複数の制御ユニット(1, 2)が信号線(3c)
    を介して接続され、商用電源波形に基づいて制御信号を
    各制御ユニット(1, 2)間で送受信する伝送装置におい
    て、 上記各制御ユニット(1, 2)は、 伝送の異常を判別する異常判別手段(54)と、 送信する制御情報を2値化して該制御情報に対応したパ
    ルス信号を出力する第1符号化手段(55)と、 上記異常判別手段(54)が伝送異常を判別すると、上記第
    1符号化手段(55)に代り、送信する制御情報を2値化
    し、各ビットの後にロービットを付加して制御情報に対
    応したパルス信号を出力する第2符号化手段(52)と、 上記各符号化手段(55, 52)のパルス信号を受けて制御情
    報を商用電源波形に基づいて送信する送信手段(11, 21)
    と、 商用電源波形に基づいた制御情報を受けてパルス信号に
    変換する受信手段(12,22)と、 該受信手段(12, 22)のパルス信号を受けて制御情報を再
    現する第1解読手段(56)と、 上記異常判別手段(54)が伝送異常を判別すると、上記第
    1解読手段(56)に代り、上記受信手段(12, 22)のパルス
    信号を受けて各2ビットの前半のビットを選別して制御
    情報を再現する第2解読手段(53)とを備えていることを
    特徴とする伝送装置。
  3. 【請求項3】 複数の制御ユニット(1, 2)が信号線(3c)
    を介して接続され、商用電源波形に基づいて制御信号を
    各制御ユニット(1, 2)間で送受信する伝送装置におい
    て、 上記各制御ユニット(1, 2)は、 送信する制御情報を2値化し、各ビットのうちハイビッ
    トの後にロービットを付加して制御情報に対応したパル
    ス信号を出力する符号化手段(57)と、 該符号化手段(57)のパルス信号を受けて制御情報を商用
    電源波形に基づいて送信する送信手段(11, 21)と、 商用電源波形に基づいた制御情報を受けてパルス信号に
    変換する受信手段(12,22)と、 該受信手段(12, 22)のパルス信号を受けてハイビットの
    次のビットを除去して制御情報を再現する解読手段(58)
    とを備えていることを特徴とする伝送装置。
  4. 【請求項4】 複数の制御ユニット(1, 2)が信号線(3d)
    を介して接続され、該各制御ユニット(1, 2)間で制御信
    号を送受信する伝送装置において、 上記各制御ユニット(1, 2)は、 制御情報を送信する送信手段(7a, 7b)と、 他の制御ユニット(1, 2)の送信手段(7a, 7b)から送信さ
    れた制御情報を受信して該制御情報に対応したパルス信
    号を出力する受信手段(8a, 8b)と、 該受信手段(8a, 8b)のパルス信号における制御情報のス
    タートビットを検出すると、予め設定された初期サンプ
    リングタイムから送信速度に対応したサンプリングタイ
    ム毎にパルス信号の制御情報を取込む情報取込み手段(6
    3)と、 該情報取込み手段(63)が取込んだ制御情報から伝送異常
    か否かを判別する異常判別手段(64)と、 該異常判別手段(64)が伝送異常を判別すると、上記情報
    取込み手段(63)が初期サンプリングタイムを変更するよ
    うに該情報取込み手段(63)に変更信号を出力するサンプ
    リング変更手段(65)とを備えていることを特徴とする伝
    送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US6647317B2 (en) 2000-09-06 2003-11-11 Hitachi Ltd Air conditioner management system
JP2012112544A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Hitachi Appliances Inc 空気調和機の制御システムおよびその制御方法
JP2016122652A (ja) * 2015-12-25 2016-07-07 トヨスター株式会社 照明機器の電源回路

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