JPH0698230A - 自動合焦装置 - Google Patents

自動合焦装置

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JPH0698230A
JPH0698230A JP4268173A JP26817392A JPH0698230A JP H0698230 A JPH0698230 A JP H0698230A JP 4268173 A JP4268173 A JP 4268173A JP 26817392 A JP26817392 A JP 26817392A JP H0698230 A JPH0698230 A JP H0698230A
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JP
Japan
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lens
focus
driving
focus lens
zoom
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JP4268173A
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Taeko Tanaka
妙子 田中
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ズームレンズの変倍動作後に、フォーカスレ
ンズを大きく移動することによって画像を見苦しくする
ことなく、スムーズな合焦動作を行うことが可能な自動
合焦装置を提供する。 【構成】 ズームモータドライバ108で駆動されるズ
ームモータ107によりズームレンズ102が駆動され
ると、マイコン111の第1の制御手段によつて、フォ
ーカスレンズ104を、光軸上で現在位置を中心に前後
に微小駆動する第1の駆動手段と、フォーカスレンズ1
04を、光軸上で現在位置から低速で駆動する第2の駆
動手段との何れかが、ズームレンズ102の駆動開始直
前のフォーカスレンズ104の合焦動作モードに応じて
選択され、フォーカスレンズ104を大きく移動させず
にスムーズに合焦制御が行われる構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号に基づいて合
焦制御を行う自動合焦装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラなどの2次元撮像素子を有
する装置では、被写体の映像信号より画像の鮮鋭度を検
出し、その鮮鋭度が最大になるようにフォーカスレンズ
位置を制御して、合焦動作を行う方式が一般に採用され
ている。この場合の鮮鋭度の評価としては、通常バンド
パスフィルタ(以下BPFという)により抽出された映
像信号の高周波成分の強度、或いは微分回路などで抽出
された映像信号のぼけ幅検出強度などを使用している。
通常の被写体を撮影した場合には、これらの高周波成分
の強度やぼけ幅の強度は、ピントがぼけている状態では
小さく、ピントが合うにつれて大きくなり、完全にビン
トが合った状態で最大値に達する。
【0003】このために、フォーカスレンズの制御で
は、前記鮮鋭度が小さい場合には、フォーカスレンズ
を、鮮鋭度が大きくなる方向になるべく早く移動させ、
鮮鋭度が大きくなるにつれ、次第にゆっくりと移動させ
て、鮮鋭度の山の頂上でフォーカスレンズを止めて合焦
状態にする。このようなフォーカス方式は、一般に山登
り法オートフォーカス(以下山登りAFという)と呼ん
でおり、これがフォーカスレンズの合焦動作の山登りモ
ードである。
【0004】この山登りAFを行うためには、無限側と
至近側の何れの方向にフォーカスレンズを駆動すべきか
の判断を行うことが必要であり、そのために、図6に示
すようにフォーカスレンズを前後に即ち至近側と無限側
に、所定の駆動パルスで微小駆動を行い、その時の鮮鋭
度信号を検出し、駆動によって鮮鋭度信号が増加する方
向に山登りAFを行うようにしている。このような山登
りAFのためのフォーカスレンズの駆動方向を判定する
動作が、方向判定モードである。
【0005】ところで、近年のビデオカメラの小型化の
傾向のために、ビデオカメラのレンズが、前玉フォーカ
スタイプからリアフォーカスタイプに移行している。こ
のリアフォーカスレンズでは、フォーカスレンズがズー
ムレンズの後方に位置しているので、ズームレンズが変
倍動作を行うと、フォーカスレンズがコンペレンズとし
て移動するようになっている。図7はこの場合ズームレ
ンズ位置とフォーカスレンズ位置とを、被写体距離をパ
ラメータとして示す特性図である。図7に示すように、
ズームレンズが変倍動作を行うと、フォーカスレンズも
移動するので、ズームレンズでの変倍動作後に山登りA
F動作を行う場合には、現在のフォーカクレンズの位置
が合焦状態にあるとは限らない。
【0006】そこで、特開平2−140074号公報に
開示されているように、ズームレンズの変倍動作後に図
6に示す方向判定モードでの動作を行って、フォーカス
レンズの駆動方向を判定すると共に、現在位置が合焦点
かどうかの判定を行って、ズームレンズでの変倍動作か
ら山登りAF動作への移行をスムーズにする方式が提案
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の方式で
は、ズームレンズの変倍動作後には、全て方向判定モー
ドに移行して微小駆動動作を行っているので、小ぼけ状
態でズームレンズの変倍動作が終了すると、微小駆動動
作で合焦点の方向を検知して、山登りAF動作が行わ
れ、不用意にフォーカスレンズが大きく移動し過ぎて、
画像が見苦しくなるという問題があった。
【0008】本発明は、前述したこの種の自動合焦装置
の現状に基づいてなされたものであり、その目的は、ズ
ームレンズの変倍動作後に、フォーカスレンズを大きく
移動して画像を見苦しくすることなく、スムーズな合焦
動作を行うことが可能な自動合焦装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、映像信号に基づいて、合焦制御を行う自
動合焦装置において、前記映像信号から鮮鋭度信号を抽
出する抽出手段と、フォーカスレンズを駆動するフォー
カスレンズ駆動手段と、ズームレンズを駆動するズーム
レンズ駆動手段と、前記フォーカスレンズを光軸上で現
在位置を中心に前後に微小駆動する第1の駆動手段と、
前記フォーカスレンズを光軸上で現在位置から低速で駆
動する第2の駆動手段と、前記ズームレンズの駆動前の
前記フォーカスレンズの合焦動作モードに応じて、前記
第1の駆動手段か前記第2の駆動手段かの何れかを選択
して、合焦制御を行う制御手段とを有する構成にしてあ
る。
【0010】同様に前記目的を達成するために、本発明
は、前述の構成に、ズームレンズ位置を検出する検出手
段と、前記ズームレンズの駆動前後の検出位置に応じ
て、前記第1の駆動手段または前記第2の駆動手段の何
れかを選択して、合焦制御を行う第2の制御手段とをさ
らに設けた構成にしてある。
【0011】
【作用】このような構成なので、ズームレンズ駆動手段
によりズームレンズが駆動されると、制御手段によつ
て、フォーカスレンズを光軸上で現在位置を中心に前後
に微小駆動する第1の駆動手段またはフォーカスレンズ
を光軸上で現在位置から低速で駆動する第2の駆動手段
の何れかが、ズームレンズの駆動前のフォーカスレンズ
の合焦動作モードに応じて選択され、選択された駆動手
段によって、フォーカスレンズを大きく移動させずに合
焦制御が行われる。
【0012】同様に、ズームレンズ駆動手段によりズー
ムレンズが駆動されると、第2の制御手段によって、フ
ォーカスレンズを光軸上で現在位置を中心に前後に微小
駆動する第1の駆動手段か、フォーカスレンズを光軸上
で現在位置から低速で駆動する第2の駆動手段かの何れ
かが、ズームレンズ位置を検出する検出手段が検出し
た、ズームレンズの駆動前後の位置に応じて選択され、
選択された駆動手段によって、フォーカスレンズを大き
く移動させずに合焦制御が行われる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図5を参照
して説明する。ここで、図1は第1の実施例の構成を示
すブロック図、図2は第1の実施例の動作を示すフロー
チャート、図3は図2の合焦モードの動作を示すフロー
チャート、図4は図3の動作時のフォーカスレンズの軌
跡と鮮鋭度信号の変化を示す特性図、図5は第2の実施
例の動作を示すフローチャートである。
【0014】図1において、101は固定レンズであ
り、第1の実施例では、この固定レンズ101に光軸を
一致させて、ズームレンズ(変倍レンズ)102、固定
レンズ103、フォーカスレンズ104が、この順に配
列してある。また、フォーカスレンズ104に対向し
て、撮像素子105が配置してあり、被写体像はフォー
カスレンズ104によつて、撮像素子105に結像さ
れ、光電変換されて映像信号が得られ、この映像信号
は、アンプ106に入力されて増幅される。このアンプ
106には、映像信号から輝度信号Yを分離するカメラ
プロセス回路113が接続してあり、カメラプロセス回
路113で分離された輝度信号は、カメラプロセス回路
113に接続されたBPF112に入力される。BPF
112では、輝度信号から鮮鋭度信号を検出し、この鮮
鋭度信号は、BPF112に接続されたマイコン111
に入力される。
【0015】このマイコン111には、ズームレンズ1
02を駆動するズームモータ107用のドライバ108
と、フォーカスレンズ104を駆動するフォーカスモー
タ109用のドライバ110とが接続してあり、また、
マイコン111には、フォーカス至近スイッチ121、
フォーカス無限スイッチ122、ズームテレスイッチ1
23及びズームワイドスイッチ124が接続してある。
これらのフォーカス至近スイッチ121、フォーカス無
限スイッチ122、ズームテレスイッチ123及びズー
ムワイドスイッチ124は、押し込み操作でスイッチO
Nとなり、押し込みを解除すると、スイッチOFFとな
る構造にしてある。さらに、マイコン111には、ズー
ムレンズ102の位置を検出するズームエンコーダ11
5と、フォーカスレンズ104の位置を検出するフォー
カスエンコーダ114とが接続してある。
【0016】このようにして、マイコン111には、映
像信号から得られた鮮鋭度信号、ズームレンズ102の
位置情報、フォーカスレンズ104の位置情報、フォー
カススイッチ情報及びズームスイッチ情報が入力され、
マイコン111は、これらの情報に基づいてズームモー
タドライバ108に駆動指令を出力して、ズームモータ
107を駆動することによりズームレンズ102の変倍
動作を行い、フォーカスモータドライバ110に駆動指
令を出力して、フォーカスモータ109を駆動すること
により、フォーカスレンズを移動して合焦動作を行う。
特に、第1の実施例では、マイコン111に、フォーカ
スレンズ104を、前後に微小駆動する指令を出力する
第1の指令手段と、フォーカスレンズ104を、低速で
一方向に駆動する指令を出力する第2の指令手段とが設
けてある。そして、第1の実施例では、さらにマイコン
111に、ズームレンズ102の駆動後の合焦動作時
に、ズームレンズ102の駆動前のフォーカスレンズ1
04の合焦動作モードに応じて、第1の指令手段か第2
の指令手段かの何れかを選択して、合焦動作を行わせる
制御手段が設けてある。
【0017】ここで、図2を参照して第1の実施例の動
作を説明する。ステップS201では一般のオートフォ
ーカス制御が行われ、ステップS202において、ズー
ムテレスイッチ123、またはズームワイドスイッチ1
24が操作されない限り、ステップS201のオートフ
ォーカス制御が続けられる。ステップS202で、ズー
ムテレスイッチ123、またはズームワイドスイッチ1
24が操作され、ズーム動作が開始すると、ステップS
203に進んで、ズーム動作開始直前のAF(オートフ
ォーカス)動作のモードをAFモード1として記憶す
る。このAF動作のモードとしては、微小駆動を行って
合焦点の方向が至近か無限かを判定する方向判定モー
ド、鮮鋭度信号の最大点を探して、山登りAFを行う山
登りモード、及び鮮鋭度信号の真の最大点を検出するた
めに、低速微小駆動を行う合焦モードがある。
【0018】次いで、ステップS204では、ズームテ
レスイッチ123、またはズームワイドスイッチ124
から手が離され、操作が解除されるまでズーム動作が行
われる。そして、ステップS205でズーム動作が終了
したと判定されると、ステップS206に進んで、ステ
ップS203で記憶したAFモード1が合焦モードであ
るかどうかの判定が行われる。このステップS206で
合焦モードであると判定されると、制御手段は第2の指
令手段を選択し、ステップS208において、フォーカ
スレンズ104を低速で駆動する指令が、フォーカスモ
ータドライバ110に出力され、合焦モードの低速微小
駆動が行われ、ステップS201に戻る。また、ステッ
プS206で合焦モードでないと判定されると、第1の
制御手段は第1の指令手段を選択し、ステップS207
に進んで、フォーカスレンズ104を前後に微小駆動す
る指令が、フォーカスモータドライバ110に出力さ
れ、方向判定モードの微小駆動が行われ、ステップS2
01に戻る。
【0019】図3は、ステップS208での合焦モード
の低速微小駆動の詳細動作を示すフローチャートであ
り、ステップS301で現在のフォーカスレンズ位置と
鮮鋭信号レベルとが記憶され、ステップS302aでフ
ォーカスレンズ104を、至近方向に予め定められた距
離だけ移動する。そして、ステップS303で、該移動
によって鮮鋭度信号のレベルが上昇したかどうかが判定
され、この判定結果がYESであると、ステップS30
4において、ステップS301で記憶されたフォーカス
レンズ位置と鮮鋭度信号レベルとが、ステップS302
aでの移動で得られた値に書換えられる。
【0020】次に、ステップS305において、現在の
鮮鋭度信号のレベルが、記憶された鮮鋭度信号のレベル
よりも、予め設定した所定値を越えて低下したかどうか
が判定され、この判定結果がYESであると、ステップ
S302bに進み、ステップS305の判定結果がNO
であると、ステップS302aに戻り、ステップS30
5の判定結果がYESになるまで、同一動作が実行され
る(図4のB領域)。
【0021】次いで、カテップS305の判定がYES
になると、ステップS302bに進んで、フォーカスレ
ンズ104は無限大側に予め設定された所定距離駆動さ
れ、ステップS306で鮮鋭度信号レベルが上昇したか
どうかの判定が行われ、この判定結果がYESである
と、ステップS307で現在のフォーカスレンズ位置及
び鮮鋭度信号レベルへの記憶の書き換えが行われる。そ
して、ステップS308で、鮮鋭度信号が、記憶されて
いる鮮鋭度信号よりも、予め設定した所定値低下するま
で、ステップS302b乃至ステップS307の動作が
実行される(図4のC領域)。そして、ステップS30
8の判定結果がYESになると、ステップS309に進
んで、記憶された最大鮮鋭度信号に対応するフォーカス
レンズ位置まで、フォーカスレンズが駆動され(図4の
D領域)、ステップS310で当該位置にフォーカスレ
ンズを停止させ(図4のE領域)、合焦動作が終了す
る。
【0022】図4で(a)は、ズーム動作後のフォーカ
スレンズ位置が実際の合焦位置と一致している場合、
(b)はズーム動作後のフォーカスレンズ位置が実際の
合焦位置とはずれている場合を示すが、(b)のような
場合であっても、第1の実施例によると、フォーカスレ
ンズ104をゆっくりと移動させることにより、合焦位
置に到達させることができる。また、図4でズーム動作
中にフォーカスレンズ104が移動しているのは、第1
の実施例のレンズシステムがリァフォーカスタイプなの
で、フォーカスレンズ104がコンペレンズとして作用
しているからである。なお、第1の実施例において設定
されている所定値は、合焦点であれば、鮮鋭度信号が当
該所定量低下しても、見た目には判別できない値で、且
つノイズ成分とは誤判断されないように、実験的に求め
られた値である。
【0023】このようにして、第1の実施例によると、
ズームレンズ102の変倍動作後の合焦動作時に、変倍
動作開始直前のAFモードが合焦モードであるとき、フ
ォーカスレンズ104が低速微小駆動され、合焦モード
でないときフォーカスレンズが現在位置を中心に前後に
微小振動され、フォーカスレンズ104を不用意に大き
く移動させず、画像を見苦しくしないでスムーズな合焦
動作が行なうことができる。
【0024】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。第2の実施例では、マイコン111に、ズームレ
ンズ102の駆動後の合焦動作時に、ズームレンズ10
2の駆動前後の位置に応じて、第1の指令手段と第2の
指令手段との何れかを選択して、合焦動作を行わせる第
2の制御手段が設けてある。第2の実施例のその他の部
分の構成は、すでに説明した第1の実施例と同一であ
る。
【0025】すでに、リアフォーカスタイプのレンズシ
ステムの説明に使用したズームレンズ位置とフォーカス
レンズ位置との特性図である図7で明らかなように、焦
点距離のワイド側ではカム軌跡が密になっており、被写
体距離が無限大から80cmまでの間で、フォーカスレ
ンズ位置があまり変化しないことが明らかである。この
ために、テレ側からワイド側にズーム動作が行われ、予
め設定した焦点距離fthよりワイド側でズーム動作か
らAF動作に移行すると、ぼけの発生している確率の少
ない状態でスムーズに移行を行うことができる。また、
ワイド側からテレ側にズーム動作を行う場合も、ズーム
開始直前の焦点距離が予め設定した焦点距離fthより
ワイド側にあると、ズーム開始直前のAFモード1がど
のような状態でも、ぼけの発生している状態でズームを
開始した確率は低くなり、ズーム終了後にAFに移行す
る場合に、ぼけの発生している確率は低下する。
【0026】従って、テレ側からワイド側にズーム動作
を行って、予め設定した焦点距離fthよりワイド側で
ズーム動作が終了した場合、或いは、ワイド側からテレ
側に行うズーム動作の開始点が予め設定した焦点距離f
thよりもワイド側の場合には、合焦モードの低速微小
駆動でAF動作を行うことにより、ズーム動作からAF
動作にスムーズに移行することが可能になる。
【0027】次に、図5のフローチャートを参照して、
第2の実施例の動作を説明する。図5のフローチャート
において、ステップS501乃至ステップS505は、
すでに第1の実施例の図2に示すフローチャートで説明
したステップS201乃至ステップS205に対応し、
図2で説明した第1の実施例と同一の動作が行われる。
【0028】そして、ステップS505でズーム動作の
終了が確認されると、ステップS506において、終了
前のズーム動作がテレ側からワイド側に行われていたか
どうかが判定され、ステップS506の判定結果がYE
Sであると、ステップS507に進んで、ズームレンズ
102の焦点距離fが記憶される。次いで、ステップS
508において、ステップS503で記憶したAFモー
ド1が合焦モードであるかどうかの判定が行われ、AF
モード1が合焦モードでないと判定されると、ステップ
S509に進んで、焦点距離fが予め設定した焦点距離
fthよりワイド側にあることが確認されると、ステッ
プS511に進んで、フォーカスレンズ104の低速微
小駆動を行う合焦モードに移行し、ステップS508の
判定結果がNOの場合も、ステップS511に進んで、
合焦モードに移行し低速微小駆動が行われる。また、ス
テップS509で、焦点距離fが予め設定した焦点距離
fthよりテレ側にあると判定されると、ステップS5
10において、方向判定モードに移行して、フォーカス
レンズ14の前後への微小駆動が行われる。
【0029】このように、第2の実施例によると、ズー
ムレンズ102の変倍動作後の合焦動作時に、変倍動作
開始直前のAFモードが合焦モードであるか、またはズ
ームレンズ102の焦点距離fが予め設定した焦点距離
fthよりワイド側にあると、フォーカスレンズ104
が低速微小駆動され、ズームレンズ102の焦点距離f
が予め設定した焦点距離fthよりテレ側にあると、フ
ォースカスレンズ104が現在位置を中心に前後に微小
振動されるので、フォーカスレンズ104を不用意に大
きく移動させず、画像を見苦しくしないでスムーズな合
焦動作が行なうことができる。
【0030】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による
と、ズームレンズ駆動手段によりズームレンズが駆動さ
れると、制御手段によつて、ズームレンズの駆動前のフ
ォーカスレンズの合焦動作モードに応じて、フォーカス
レンズを光軸上で現在位置を中心に前後に微小駆動する
第1の駆動手段と、フォーカスレンズを光軸上で現在位
置から低速で駆動する第2の駆動手段との何れかを選択
して、合焦制御が行われるので、ズーム動作後に小ぼけ
状態になった時に、フォーカスレンズを不用意に大きく
移動させることがなく、画像を見苦しくせずにスムーズ
な合焦動作が行われる。
【0029】また、本発明によると、ズームレンズ駆動
手段によりズームレンズが駆動されると、第2の制御手
段によって、ズームレンズ位置を検出する検出手段が検
出した、ズームレンズの駆動前後の検出位置に応じて、
フォーカスレンズを光軸上で現在位置を中心に前後に微
小駆動する第1の駆動手段と、フォーカスレンズを光軸
上で現在位置から低速で駆動する第2の駆動手段との何
れかを選択して、合焦制御が行われるので、ズーム動作
後に小ぼけ状態になった時に、フォーカスレンズを不用
意に大きく移動させることがなく、画像を見苦しくせず
にスムーズな合焦動作が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】図2の合焦モードの動作を示すフローチャート
である。
【図4】図3の動作時のフォーカスレンズの軌跡と鮮鋭
度信号の変化を示す特性図である。
【図5】本発明の第2の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】自動合焦装置の方向判定モードでの動作の説明
図である。
【図7】リアフォーカスタイプのレンズシステムでのズ
ームレンズ位置とフォーカスレンズ位置とを、被写体距
離をパラメータとして示す特性図である。
【符号の説明】
101 固定レンズ 102 ズームレンズ 103 固定レンズ 104 フォーカスレンズ 105 撮像素子 106 アンプ 107 ズームモータ 108 ズームモータドライバ 109 フォーカスモータ 110 フォーカスモータドライバ 111 マイコン 112 BPF 113 カメラプロセス回路 114 フォーカスエンコーダ 115 ズームエンコーダ 121 フォーカス至近スイッチ 122 フォーカス無限スイッチ 123 ズームレススイッチ 124 ズームワイドスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号に基づいて、合焦制御を行う自
    動合焦装置において、前記映像信号から鮮鋭度信号を抽
    出する抽出手段と、フォーカスレンズを駆動するフォー
    カスレンズ駆動手段と、ズームレンズを駆動するズーム
    レンズ駆動手段と、前記フォーカスレンズを光軸上で現
    在位置を中心に前後に微小駆動する第1の駆動手段と、
    前記フォーカスレンズを光軸上で現在位置から低速で駆
    動する第2の駆動手段と、前記ズームレンズの駆動前の
    前記フォーカスレンズの合焦動作モードに応じて、前記
    第1の駆動手段または前記第2の駆動手段の何れかを選
    択して、合焦制御を行う制御手段とを有することを特徴
    とする自動合焦装置。
  2. 【請求項2】 ズームレンズ位置を検出する検出手段
    と、前記ズームレンズの駆動前後の検出位置に応じて、
    前記第1の駆動手段または前記第2の駆動手段の何れか
    を選択して、合焦制御を行う第2の制御手段とをさらに
    有することを特徴とする請求項1に記載の自動合焦装
    置。
JP4268173A 1992-09-10 1992-09-10 自動合焦装置 Pending JPH0698230A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011257699A (ja) * 2010-06-11 2011-12-22 Canon Inc 撮像装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011257699A (ja) * 2010-06-11 2011-12-22 Canon Inc 撮像装置

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