JPH0698089B2 - 蒸気排出装置 - Google Patents

蒸気排出装置

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JPH0698089B2
JPH0698089B2 JP27350188A JP27350188A JPH0698089B2 JP H0698089 B2 JPH0698089 B2 JP H0698089B2 JP 27350188 A JP27350188 A JP 27350188A JP 27350188 A JP27350188 A JP 27350188A JP H0698089 B2 JPH0698089 B2 JP H0698089B2
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JP
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敏一 中澤
隆文 棚瀬
一夫 木村
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、炊飯器等の調理器具をキャビネット内に収納
した状態で、炊飯器等の調理器具から出る蒸気を効果的
に外部に排出させる蒸気排出装置に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の蒸気排出装置は、第3図に示すように、
キャビネット21の内方上部に設けられ、かつ軸流ファン
22と、排気通路23及び混合室24を有する風洞25と、この
風洞25内に設けた放熱板26、サーマルリードスイッチ27
及び蒸気導入口28により構成されていた。なお、29はジ
ャー炊飯器であり、30はその蒸気口である。
発明が解決しようとする課題 上記従来の構成においては、軸流ファン22を使用してい
るため、風洞25内での圧力損失を小さくする必要性から
風洞25は大きくしているもので、この場合、金型費用を
少なくするため、ブロー樹脂成型で風洞25を構成してい
る。しかしながら、この風洞25内に、放熱板26、サーマ
ルリードスイッチ27及び軸流ファン22を取付ける構成で
あるため、組立が困難で、組立作業性が悪いという問題
点を有していた。
また前記風洞25内には、蒸気が結露するため、この風洞
25は嵌合部を少なくする必要があり、嵌合部を作った場
合は、シールパッキン等を含むシール剤が必要となるも
ので、極力シール部を減らす目的から、風洞25はブロー
による一体樹脂成型により構成されていた。
さらに放熱板26はアルミ製であるため、その端面にエッ
ジが形成されることになり、したがって、このエッジ対
策のため、サーマルリードスイッチ27のリード線にはガ
ラス繊維チューブをかぶせているため、コスト的にも高
くなるという問題点を有していた。
本発明は上記従来の問題点を解消するもので、第1の目
的は、蒸気排出装置の組み立てが容易に行え、かつファ
ンモーター等の故障時のサービス性を向上させることに
ある。
また本発明の第2の目的は、組み立てが容易で、かつ簡
単な構成にして、パッキンを含むシール材を使用するこ
となく、シール性を確保することにある。
そしてまた本発明の第3の目的は、ファンベースに設け
た吸気口からゴキブリ等の虫が内部に侵入しないように
パンチングメタルよりなるフィルターでカバーする場合
におけるフィルターの取付作業が簡単に行えるようにす
ることにある。
さらに本発明の第4の目的は、フィルターの外周部端面
に形成されるエッジ対策が簡単な構成で行えるようにす
ることにある。
課題を解決するための手段 上記第1の目的を達成するために本発明は、ターボ型イ
ンペラを駆動させるファンモーターと、このファンモー
ターを取付けたファンカバーと、蒸気を検知するサーモ
スタットと、前記ターボ型インペラと対応する蒸気の吸
込口及びサーモスタット取付穴を有するファンベースと
を有し、前記サーモスタット及びファンカバーを、前記
ファンベースの上面に取付けたものである。
また本発明は第2の目的を達成するために、ファンカバ
ーとファンベースとの取付部においてファンベース側に
凹状の溝部を形成し、この凹状の溝部にファンカバーを
嵌合させたものである。
そしてまた本発明は第3の目的を達成するために、ファ
ンベースのサーモスタット取付穴を中央にして、蒸気の
吸込口と反対側に位置して、端面がフラットな吸気口を
設け、この吸気口には固定用ボスを設け、この固定用ボ
スに、パンチングメタルよりなるフィルターを1本のビ
スで固定することにより、フィルターの外周部を前記吸
気口の端面に当接させるように構成したものである。
さらに本発明は第4の目的を達成するために端面がフラ
ットな吸気口の外側に吸気口の端面より高い外周リムを
設け、この外周リムの内側にフィルターの外周部が入る
ように構成したものである。
作用 本発明の蒸気排出装置は、上記した構成としているもの
で、組立時は、ターボ型インペラを駆動させるファンモ
ーターを取付けたファンカバーならびに蒸気を検知する
サーモスタットを、ファンベースの上面に取付けるよう
にしているため、組み立てが容易に行え、また逆にファ
ンモーター等の機能部品が故障したサービス時において
も、簡単に取替えが可能である。
またファンカバーとファンベースとの取付部におけるフ
ァンベース側に凹状の溝部を形成し、この凹状の溝部に
ファンカバーを嵌合させているため、ファンカバーとフ
ァンベースをポリプロピレン等の樹脂により成型した場
合に、少しぐらい変形したとしても、凹状の溝部内で、
ファンカバーとファンベースとの隙間を小さく抑えるこ
とができる。これにより、ファンカバーとファンベース
とで構成されるファンケース内で蒸気が結露して発生し
た水は、前記隙間に入り込み、表面張力で、ウォーター
シール効果を発揮するため、パッキンを含むシール材を
使用しなくても、シール性を確保することができる。
そしてまたファンベースのサーモスタット取付穴を中央
にして、蒸気の吸込口と反対側に位置して、端面がフラ
ットな吸気口を設け、この吸気口には固定用ボスを設
け、この固定用ボスに、パンチングメタルよりなるフィ
ルターを1本のビスで固定することにより、フィルター
の外周部を前記吸気口の端面に当接させるように構成し
ているため、前記フィルターの吸気口への取付作業も1
本のビスで簡単に行うことができる。
さらに端面がフラットな吸気口の外側に、吸気口の端面
より高い外周リムを設け、この外周リムの内側にフィル
ターの外周部が入るように構成しているため、フィルタ
ーの外周部端面に形成されるエッジも外周リムで防護す
ることができ、これにより、エッジ対策のためにリード
線に別部材を施す必要もなくなるため、コスト的にも安
価に得られる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
第1図,第2図において、1はシロッコファンよりなる
ターボ型インペラで、このターボ型インペラ1はファン
モーター2のローター軸3に圧入固着されている。4は
ファンモーター2の取付脚で、2本設けている。5はフ
ァンケースで、このファンケース5はポリプロピレン等
の樹脂により成型されたファンカバー6と、同じくポリ
プロピレン等の樹脂により成型されたファンベース7と
により構成されている。そして前記ファンカバー6はそ
の天面中央に、ローター軸3を通す穴6aを設けるととも
に、その両側に、ファンモーター2の取付脚4をビスで
固着する2ケ所の穴6b,6cを設けている。この場合の組
立順序は、ファンモーター2をファンカバー6にビスで
固着した後、ローター軸3にターボ型インペラ1を圧入
固着する。8は前記ファンベース7に設けた凹状の溝部
で、この凹状の溝部8にファンカバー6の外周部を嵌合
させるとともに、ファンカバー6をファンベース7に3
本のビス9で固着することにより、ファンケース5を構
成している。
10はファンベース7に設けた蒸気の吸込口で、この吸込
口10はファンカバー6とファンベース7の組立時にター
ボ型インペラ1の真下に位置するものである。11は蒸気
を検知するサーモスタットで、このサーモスタット11は
感熱部をファンベース7に設けたサーモスタット取付穴
12に入れ、そしてサーモ押さえ金具13をファンベース7
に設けたサーモ取付ボス14に載せ、2本のビス15で固着
している。
16はファンベース7のサーモスタット取付穴12を中央に
して、蒸気の吸込口10と反対側に位置して設けた略箱状
の吸気口で、この吸気口16の上端面はフラットに形成さ
れている。17は吸気口16の中央部に位置して一体に形成
した固定用ボスで、この固定用ボス17の高さは吸気口16
の上端面より0.5〜1mm程度低くしている。18は中央部に
取付穴18aを設けたフィルターで、パンチングメタルで
構成している。19は吸気口16の外側に位置して設けた外
周リムで、この外周リム19の高さは前記吸気口16の上端
面より少なくとも0.5mm以上高くしている。そして前記
フィルター18を固定用ボス17に1本のビス18bで固定す
ることにより、フィルター18の外周部を外周リム19の内
側に位置させるとともに、吸気口16の上端面に当接させ
ている。この場合、外周リム19の高さは、吸気口16の上
端面よりフィルター18の厚み以上に高くなっていて、フ
ィルター18の外周部全体を囲んでいる。20は下カバー
で、この下カバー20はファンベース7の下部にビス20a
で固着されている。
次に、上記一実施例の構成における作用を説明する。
蒸気排出装置の機能部品であるファンモーター2,サーモ
スタット11は、上記した構成とすることにより、組み立
て及び取替えが容易に行えるだけでなく、また全体の組
立においても、その作業の困難部位はないため、組立作
業性,サービス性は良く、低コストで組立ができる。
またファンカバー6とファンベース7との嵌合部は、凹
状の溝部8にファンカバー6の外周部を差し込むように
しているため、ファンカバー6と凹状の溝部8との隙間
が規制される。これにより、蒸気が結露して発生した水
は、前記隙間に入り込み、表面張力で、ウォーターシー
ル効果を発揮するため、特別に、パッキンを含むシール
材を使用する必要はないものである。
そしてまたフィルター18の固定については、吸気口16に
設けた固定用ボス17に1本のビス18bでフィルター18を
固定するようにしているため、フィルター18は独自の弾
性力で、その外周部が吸気口16のフラットな上端面に当
接することになり、その結果、簡単な構成にして、組み
立てが容易に行えるものである。
さらに、サーモスタット11等へ接続されるリード線は、
フィルター18の近辺を通るが、外周リム19により、フィ
ルター18の外周部のエッジがカバーされているため、上
記リード線がエッジにより傷つくということはなくな
り、その結果、リード線にエッジ防護用のチューブを設
ける必要はなくなるものである。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明の蒸気排出
装置は、ターボ型インペラを駆動させるファンモーター
を取付けたファンカバーならびに蒸気を検知するサーモ
スタットを、ファンベースの上面に取付けるようにして
いるため、組み立てが容易に行え、また逆にファンモー
ター等の機能部品が故障したサービス時においても、簡
単に取替えが可能となるものである。
また本発明はファンカバーとファンベースとの取付部に
おけるファンベース側に凹状の溝部を形成し、この凹状
の溝部にファンカバーを嵌合させているため、ファンカ
バーとファンベースをポリプロピレン等の樹脂により成
型した場合に、少しぐらい変形したとしても、凹状の溝
部内で、ファンカバーとファンベースとの隙間を小さく
抑えることができ、この結果、ファンカバーとファンベ
ース内で蒸気が結露して発生した水は、前記隙間に入り
込み、表面張力で、ウォーターシール効果を発揮するた
め、パッキンを含むシール材を使用しなくても、シール
性を確保することができるものである。
そしてまた本発明はファンベースのサーモスタット取付
穴を中央にして、蒸気の吸込口と反対側に位置して、端
面がフラットな吸気口を設け、この吸気口には固定用ボ
スを設け、この固定用ボスに、パンチングメタルよりな
るフィルターを1本のビスで固定することにより、フィ
ルターの外周部を前記吸気口の端面に当接させるように
構成しているため、前記フィルターの吸気口への取付作
業も1本のビスで簡単に行うことができるものである。
さらに本発明は端面がフラットな吸気口の外側に、吸気
口の端面より高い外周リムを設け、この外周リムの内側
にフィルターの外周部が入るように構成しているため、
フィルターの外周部端面に形成されるエッジも外周リム
で防護することができ、これにより、エッジ対策のため
にリード線に別部材を施す必要もなくなるため、コスト
的にも安価に得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す蒸気排出装置の側断面
図、第2図は同蒸気排出装置の分解斜視図、第3図は従
来の蒸気排出装置を収納したキャビネットの側断面図で
ある。 1……ターボ型インペラ、2……ファンモーター、5…
…ファンケース、6……ファンカバー、7……ファンベ
ース、8……凹状の溝部、10……吸込口、11……サーモ
スタット、12……サーモスタット取付穴、16……吸気
口、17……固定用ボス、18……フィルター、18b……1
本のビス、19……外周リム。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ターボ型インペラを駆動させるファンモー
    ターと、このファンモーターを取付けたファンカバー
    と、蒸気を検知するサーモスタットと、前記ターボ型イ
    ンペラと対応する蒸気の吸込口及びサーモスタット取付
    穴を有するファンベースとを有し、前記サーモスタット
    及びファンカバーを、前記ファンベースの上面に取付け
    た蒸気排出装置。
  2. 【請求項2】ファンカバーとファンベースとの取付部に
    おけるファンベース側に凹状の溝部を形成し、この凹状
    の溝部にファンカバーを嵌合させた請求項1記載の蒸気
    排出装置。
  3. 【請求項3】ファンベースのサーモスタット取付穴を中
    央にして、蒸気の吸込口と反対側に位置して、端面がフ
    ラットな吸気口を設け、この吸気口には固定用ボスを設
    け、この固定用ボスに、パンチングメタルよりなるフィ
    ルターを1本のビスで固定することにより、フィルター
    の外周部を前記吸気口の端面に当接させるように構成し
    た請求項1記載の蒸気排出装置。
  4. 【請求項4】端面がフラットな吸気口の外側に、吸気口
    の端面より高い外周リムを設け、外周リムの内側にフィ
    ルターの外周部が入るように構成した請求項3記載の蒸
    気排出装置。
JP27350188A 1988-10-28 1988-10-28 蒸気排出装置 Expired - Fee Related JPH0698089B2 (ja)

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JPH02119808A JPH02119808A (ja) 1990-05-07
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010046301A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp 蒸気排出ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010046301A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp 蒸気排出ユニット

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JPH02119808A (ja) 1990-05-07

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