JPH0697808B2 - 電子化ヒユ−ズ - Google Patents

電子化ヒユ−ズ

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JPH0697808B2
JPH0697808B2 JP59252930A JP25293084A JPH0697808B2 JP H0697808 B2 JPH0697808 B2 JP H0697808B2 JP 59252930 A JP59252930 A JP 59252930A JP 25293084 A JP25293084 A JP 25293084A JP H0697808 B2 JPH0697808 B2 JP H0697808B2
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transistor
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resistor
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幸夫 内田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子化ヒューズによる過電流遮断後における電
子化ヒューズを構成する抵抗に流れる電流をバイパスさ
せるようにした電子化ヒューズに関する。
各種電気回路においては、何らかの原因で過電流が流れ
た場合にその回路を保護する目的でヒューズがその給電
端に介設されている。そのヒューズとして従来用いられ
ているものには鉛や錫などの合金がある。
ヒューズによる回路の保護をより完全に行なう、つまり
より高速な過電流の遮断を行なうために、近年電子化ヒ
ューズの開発乃至実用化が鋭意進められている。
〔従来の技術〕
その電子化ヒューズの従来回路例を第2図に示すが、こ
れは端子Aから端子Bへ流れる電流の監視をその電流に
よって抵抗R2間に生ずる電圧降下で為しつつ、その電圧
降下が或る値以上になったときトランジスタQ2をオンに
しそれに伴ってトランジスタQ1をオンにすることによ
り、過電流遮断用トランジスタQ0をオフにして過電流を
遮断するというものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このようにして、トランジスタQ0をオフにしたとき端子
Aから抵抗R1、オンしているトランジスタQ1、抵抗R2を
経て端子Bへ過電流が流れる。この過電流は比較的に大
きな抵抗値を有する抵抗R1において大きな電力消費を生
ぜしめる(例えば、R1=100オームで、電流が1アンペ
アとすると、電力は100ワットにもなる。
このように、消費電力が大きいことはこの形式の電子化
ヒューズを大電力回路のヒューズとして用いるのには適
さない。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の問題点の解決を図るため、本発明は下記の構成と
する。
すなわち、特許請求の範囲第1項では、一端が負荷に接
続されてその負荷に電源から供給される電力の供給路を
形成する電流検出用抵抗と、コレクタが前記電源に接続
されてエミッタが前記過電流検出用抵抗の他端に接続さ
れた過電流遮断用トランジスタと、一端が前記電源に接
続され、かつ他端が前記過電流遮断用トランジスタのベ
ースに接続されたバイアス抵抗と、エミッタが前記過電
流遮断用トランジスタのベースに接続され、かつコレク
タがその過電流遮断用トランジスタのエミッタに接続さ
れた第1トランジスタと、コレクタが前記第1トランジ
スタのベースに接続されてベースが前記過電流検出用抵
抗の他端に接続され、かつエミッタが前記負荷に接続さ
れた第2トランジスタとを備えた電子化ヒューズにおい
て、カソードが前記電源に接続されたツェナーダイオー
ドと、前記バイアス抵抗の一端と前記電源との間に挿入
接続されたブレーク接点を有し、かつ入力端子が前記ツ
ェナーダイオードのアノードと前記第1トランジスタの
エミッタとの間に接続されたリレーと、前記リレーの入
力端子に並列に逆方向接続された逆誘導電圧吸収用ダイ
オードとを備える。
また、特許請求の範囲第2項では、請求項1に記載の電
子化ヒューズにおいて、リレーには、ブレーク接点に併
せて所要数のリレー接点を有する。
〔作用〕
本発明電子化ヒューズによれば、過電流が流れて過電流
遮断用トランジスタがオフにされたとき、このトランジ
スタをオフにさせる過電流遮断制御回路の電源から負荷
までに直列に介設されている抵抗をブレーク接点の開成
によりその抵抗をその直列回路から切り離し、且つその
直列回路をこれと並列のリレーにて代替させる。そし
て、この場合にも、前記並列のリレー経由で前記第1ト
ランジスタと前記過電流検出用抵抗とを経て負荷に電流
が流れ続けるため第2トランジスタはオン状態を継続
し、更にこの電流による過電流検出用抵抗の電圧降下を
第2トランジスタのベース〜エミッタ間オン電圧よりも
大に設定しているため第2トランジスタもオン状態を継
続するので、過電流遮断制御回路の遮断制御機能は維持
され得るように過電流遮断制御回路は構成されている。
因って、電子化ヒューズに課された高速遮断性は損なわ
れることなく、その過電流遮断制御回路の抵抗で消費さ
れる電力は大幅に低減され得てこの種のヒューズを比較
的に大きな電力を消費する回路にも用いることができ
る。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を説明
する。
第1図は本発明の一実施例を示す。同図中Q0は過電流遮
断用トランジスタ、R2は過電流検出用抵抗(以下、単に
抵抗と呼ぶ)、R1はバイアス抵抗(以下、単に抵抗と呼
ぶ)、Q1及びQ2はそれぞれ第1及び第2トランジスタ
(以下、単にトランジスタと呼ぶ)、ry1,ry2はリレー
接点、RYはリレー回路(以下、単にリレーと呼ぶことも
ある)、D0はツェーナダイオードで、D1は逆誘導電圧吸
収用ダイオード(以下、単にダオイードと呼ぶ)であ
る。ちなみに、VAは電源A電圧で、RRはリレー回路RYの
直流抵抗である。
この実施例は従来電子化ヒューズを示す第2図の回路中
の抵抗R1に直列にブレーク接点ry1を介設し、このブレ
ーク接点は抵抗R1とブレーク接点ry1との直列接続回路
端子間にしきい値ダイオード(ツェナーダイオード)D0
と直列接続されたリレーRYによって開閉制御されるよう
に構成したことに本発明の特徴部分がある。リレーRYに
は、警報回路のためのリレー接点ry2が設けられてい
る。又、リレーRYには、その高電位側にカソードを、低
電位側にアノードを接続したダイオード(単方向性素
子)が並列に接続されている。このダイオードD1はリレ
ーRYへの流入電流が停止した時等に発生する逆誘導電圧
を吸収するために接続するものである。
この特徴部分を除く電子化ヒューズの動作は上述したと
ころと全く同じである。即ち、端子Aから過電流遮断用
トランジスタQ0、抵抗R2、そして端子Bを経て負荷に給
電されている最中に、負荷に生ずる何らかの原因で電子
化ヒューズを経て負荷に過電流が流れたとすると、抵抗
R2の電圧降下V2がトランジスタQ2のVBEより大きくな
り、トランジスタQ2はオンする。これにより、トランジ
スタQ1のベース電圧はそのコレクタ側電圧に近い値とさ
れるので、トランジスタQ1もオンする。その結果、トラ
ンジスタQ0のVBEはトランジスタQ1のVCESとなってトラ
ンジスタQ0はオフ状態となって負荷への過電流は遮断さ
れる。
トランジスタQ0のオフはトランジスタQ0をオンしておく
のに必要な電流より大きな電流を抵抗R1に通電せしめる
ことになり、抵抗R1の電圧降下はツェーナダイオードD0
をオンにさせるのに十分な電圧まで上昇する。これによ
り、リレーRYは動作し、ブレーク接点ry1を開成し、リ
レー接点ry2を閉成させる。かくして、抵抗R1を経て流
れる電流はツェーナダイオードD0,リレーRYを経て流れ
る。この電流は、トランジスタQ1のエミッタに流入して
そのオン状態を継続させるとともに、抵抗R2にも流れ
る。ここに、抵抗R2における電圧降下がトランジスタQ2
のVBEON以上であるように各パラメータは選定される。
すなわち第1図に図示したように、電源電圧をVA,リレ
ーRYの直流抵抗値をRRとしたとき、 VA・R2/(RR+R2)>VBEON 上式の関係を得るように設定されているのでトランジス
タQ2もそのオン状態を継続し、したがってトランジスタ
Q0はオフ状態を継続する。
上述したところから明らかな如く、従来のような抵抗R1
での電力消費はなくなる。また既述のように、警報回路
にリレーRYのリレー接点ry2を設けることにより、過電
流が流れたことの警報も発することができる。
なお、抵抗R1について施したと同じ処置を、必要に応じ
て抵抗R2についても施すことも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、 従来電子化ヒューズの抵抗で過電流時に消費されてい
た電力を即時大幅に低減し、 過電流が正常電流となった時は即時正常動作に復帰
し、 電子化ヒューズを比較的消費電力の大きい回路のヒュ
ーズとしての使用可能性の途を拓き得る、 警報により過電流を監視・検出できる、等の効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図は従来の電
子化ヒューズの回路例を示す図である。 図において、Q0,Q1及びQ2はそれぞれ過電流遮断用トラ
ンジスタ、第1トランジスタ及び第2トランジスタ、R1
及びR2はそれぞれバイアス抵抗及び過電流検出用抵抗、
RYはリレー回路、ry1はブレーク接点、ry2はリレー接
点、D0はツェーナダイオードで、D1は逆誘導電圧吸収用
ダイオードである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が負荷(B)に接続されてその負荷に
    電源(A)から供給される電力の供給路を形成する電流
    検出用抵抗(R2)と、コレクタが前記電源(A)に接続
    されてエミッタが前記過電流検出用抵抗(R2)の他端に
    接続された過電流遮断用トランジスタ(Q0)と、一端が
    前記電源(A)に接続され、かつ他端が前記過電流遮断
    用トランジスタ(Q0)のベースに接続されたバイアス抵
    抗(R1)と、エミッタが前記過電流遮断用トランジスタ
    (Q0)のベースに接続され、かつコレクタがその過電流
    遮断用トランジスタのエミッタに接続された第1トラン
    ジスタ(Q1)と、コレクタが前記第1トランジスタ
    (Q2)のベースに接続されてベースが前記過電流検出用
    抵抗(R2)の他端に接続され、かつエミッタが前記負荷
    (B)に接続された第2トランジスタ(Q2)とを備えた
    電子化ヒューズにおいて、 カソードが前記電源(A)に接続されたツェナーダイオ
    ード(D0)と、 前記バイアス抵抗(R1)の一端と前記電源(A)との間
    に挿入接続されたブレーク接点(ry1)を有し、かつ入
    力端子が前記ツェナーダイオード(D0)のアノードと前
    記第1トランジスタ(Q1)のエミッタとの間に接続され
    たリレー(RY)と、 前記リレー(RY)の入力端子に並列に逆方向接続された
    逆誘導電圧吸収用ダイオード(D1)と を備えたことを特徴とする電子化ヒューズ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電子化ヒューズにおい
    て、 リレー(RY)には、 ブレーク接点(ry1)に併せてリレー接点(ry2)を有す
    ること を特徴とする電子化ヒューズ。
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JPS59191424A (ja) * 1983-04-12 1984-10-30 オムロン株式会社 短絡保護回路

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