JPH0697806B2 - ケーブル引込方法 - Google Patents

ケーブル引込方法

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JPH0697806B2
JPH0697806B2 JP12992989A JP12992989A JPH0697806B2 JP H0697806 B2 JPH0697806 B2 JP H0697806B2 JP 12992989 A JP12992989 A JP 12992989A JP 12992989 A JP12992989 A JP 12992989A JP H0697806 B2 JPH0697806 B2 JP H0697806B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はケーブル引込方法に関する。
〔従来の技術〕 ケーブルを引込む場合、従来では以下に述べる4つの方
法があった。
長手方向に引張ればその内径が縮径するワイヤネット
を、ケーブルの端部に外嵌し、そのネットを引張って、
ケーブルを引込み、その後圧縮端子を固着する方法。
ケーブルの端部の導体を露出させて該導体露出部に引
込金具をカシメにて固着し、該引込金具を引張って、ケ
ーブルを引込み、引込完了後、引込金具近傍のケーブル
を切断し、その後、圧縮端子を固着する方法。
引込む前に、予め圧縮端子を固着すると共に該圧縮端
子をテープ類で保護した状態とし、その状態にて圧縮端
子を引張り、ケーブルを引込む方法。
上記の様に、予め圧縮端子を固着すると共に該圧縮
端子をテープ類で保護し、さらに、の様に、ワイヤネ
ットを外嵌し、該ワイヤネットを引張り、ケーブルを引
込む方法。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のの方法によれば、大型ケーブルや長さ寸法が大
であるケーブルの場合、重くなり、ワイヤネットの掴持
では、ケーブルを引込むことが困難であり、また、引込
んだ後、ワイヤネットを外し、その後、ケーブルの皮む
き作業及び露出導体への圧縮端子の取付作業を行わなけ
ればならず、これらの作業は現場では極めて困難な作業
であった。
また、上述のの方法では、引込後、ケーブル先端部を
切断せねばならず、材料に無駄が生じ、さらに切断後
は、と同様、皮むき作業及び圧縮端子取付作業を行わ
なければならなかった。
また、上述のの方法では、圧圧縮端子を引張るもので
あるので、該圧縮端子の圧縮部は強度的に優れている
が、該圧縮端子の端子部は変形しやすいものであり、
(けだし、圧縮端子は銅等からなり、しかも該端子部は
薄肉であるからである。)、引込み中に、変形する虞れ
があり、さらには、テープ類の保護では、圧縮端子を傷
付ける欠点があった。
また、上述のの方法では、ワイヤネットを引張るので
の方法の場合の様に、引張力不足の欠点、の方法の
場合の様に圧縮端子を傷付ける欠点、テープ類の巻設及
びワイヤネットの取付が面倒である欠点等を有する。
そこで、本発明では、現場で圧縮端子の取付作業を行う
必要がなく、しかも、引込み中に、圧縮端子が傷付いた
り変形したりすることがないケーブル引込方法を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するために、本発明に係るケーブル引
込方法は、ケーブルのシースから露出した導体端部が挿
入される圧縮部と、該圧縮部の先端に連設される端子部
と、からなる圧縮端子を、上記ケーブルの上記導体端部
に、予めカシメにて固着し、その後、該圧縮端子の圧縮
部に係止する係止部を有する引込治具にて、該圧縮端子
の略全体を包囲し、次に、該引込治具に引張部材を連結
し、該引張部材を引張って、その引込力を、上記圧縮端
子の略全体を包囲した上記引込治具自体を介すると共に
上記係止部から圧縮端子の圧縮部へ、伝達して、上記ケ
ーブルを引込むものである。
〔作用〕
圧縮端子を、ケーブルの導体端部に工場出荷前に予めカ
シメにて固着しているので、現場にて圧縮端子を取付け
る必要がなくなる。また、引込中は、引込治洪具にて、
圧縮端子の略全体が包囲されているため、圧縮端子に傷
が付かない。さらに、引込みの際に、引込力は、圧縮端
子の圧縮部へ伝達されるので、圧縮端子の端子部に引込
力が作用しない。
〔実施例〕
以下、実施例について図面を参照して説明する。
第4図は本発明に係るケーブル引込方法による引込状態
の簡略図を示し、ドラム1に巻設されたケーブル2の先
端に、綿ロープ,麻ロープ、ワイヤロープ等の綿状体3
を連結し、ウインチ等の巻取機4にて該線状体3を巻取
り、該ケーブル2を引込んでいる。
しかして、この場合のケーブル2とは、第3図(I)に
示す様な平形ケーブルであり、並列状に配設された5本
の断面円形状の導体5と、該導体5…を被覆する架橋ポ
リエチレン等の絶縁体6と、該絶縁体6を被覆するビニ
ルシース7と、からなり、全体導体断面積が例えば、40
0mm2以上の大ケーブルである。なお、導体5の数は勿論
5本に限るものではない。
しかして、上述のケーブル2を引込む場合、第1B図に示
すように、圧縮端子9を、ケーブル2の導体端部8に予
めカシメにて固着する。具体的には、第1A図に示すよう
に、ケーブル2の先端部のシース7及び絶縁体6を剥離
して導体5…を露出させ、その露出した導体端部8に、
第1B図に示す様に、圧縮端子をカシメにて固着する。
ここに、圧縮端子9とは、第1A図と第2A図に示す様に、
シース7から露出した導体端部8が挿入されて圧縮され
る圧縮部10と、該圧縮部10の先端に連設される平板状の
端子部11と、からなる。なお、端子部11には、端子取付
用孔12が設けられている。
その後、引込現場に於て、第1D図と第2B図に示す様に、
圧縮端子9の圧縮部10に係止する係止部40を有する引込
治具13にて、圧縮端子9の略全体を包囲する。
ここに、引込治具13は、第1C図に示す様に、アルミニウ
ム合金鋳物、あるいは鋼材からの切削加工物等からなる
一対の半割体14,14からなり、また、該半割体14,14は、
第1D図に示す様、重ね合わされたときに、圧縮端子9が
内嵌状となる孔部15を形成するための凹所16,16を、備
えている。即ち凹所16は、絶縁体6の切断端面17と圧縮
端子9の基端面18との間の導体5が対応する導体対応部
19と、圧縮端子9の圧縮部10が対応する圧縮部対応部20
と、圧縮端子9の端子部11が対応する端子部対応部21
と、からなる。そして、半割体14,14は、ボルトナット
結合22にて一体状とされる。
しかして、第1D図と第2B図に示す様半割体14,14が一体
状とされた状態では、引込治具13を矢印方向に引張れ
ば、圧縮端子9の基端面18が、圧縮部対応部20の導体対
応部19側の端面23に当接する。即ち、その端面23が係止
部40とされる。
次に、第1D図に示す様に、引込治具13が取付けられた後
は、第1E図に示す様に、引込治具13に引張部材41を連結
する。この引張部材41は、引行治具13の先端貫孔24に取
付けられる連結体25と、該連結体25に連結される線状体
3と、からなる。
ここに、連結体25とは、U字状体26と、貫孔24に挿通さ
れるボルト27と、該ボルト27のねじ杆部28に螺着される
ナット29と、からなる。
しかして、第4図に示す様に、巻取機4にて線状体3を
巻取って、このケーブル2を引込む。つまり、第1E図に
示す状態にて、引張部材41を引張って、その引込力を、
圧縮端子9の略全体を包囲した引込治具13自体を介する
と共に係止部40から圧縮端子9の圧縮部10へ、伝達し
て、上記ケーブル2を引込む。この引込まれる際には、
引込治具13の係止部40としての端面23が圧縮端子9の基
端面18に当接することになるので、該引込治具13の引込
力は、圧縮部10に伝達され、ケーブル2が引張られる。
従って、強度的に劣る端子部11には、引込力が作用せ
ず、該端子部11の曲がりや伸び等の変形を確実に防止で
きる。また、引込治具13にて、圧縮端子9の略全体が包
囲されるので、引込中に、圧縮端子9に他部材が当たら
ず、圧縮端子9の傷付を防止できる。
そして、引込作業が終われば、連結体25及び引込治具13
を取外し、圧縮端子9を他の圧縮端子9等に接続する。
次に、第5図は、圧縮端子9の変形例を示し、この場
合、圧縮部10の上下面に、凹窪部30…が設けられ、該凹
窪部30に、第6図に示す様に、引込治具13に設けられた
小突出子31が嵌合する。即ち、この小突出子31が係止部
40とされる。具体的には、半割体14,14の凹所16,16の圧
縮部対応部20,20に、係止部40,40としての小突出子31,3
1を設け、該半割体14,14が組み合わされた状態にて、小
突出子31が凹窪部30に嵌合するように設定している。
従って、線状体3を巻取れば、引込治具13は矢印方向に
引張られるが、この場合、引込治具13の引込力は、小突
出子31が凹窪部30を介して圧縮部10に伝達されることに
なり、上述の実施例と同様、端子部11が変形すること
も、圧縮端子9が傷付いたりすることもない。
しかして、本発明に係る引込方法に使用されるケーブル
としては、第3図(II)に示す様に、導体5…が横断面
略矩形状とされた平形ケーブル2であってもよく、さら
には、第3図(III)に示す様な丸形ケーブル2であっ
てもよい。なお、これらの場合、勿論導体5の数は図例
のものに限定されず、第3図(III)に示すものであっ
ても、導体5が複数本であるものであってもよい。
なお、本発明は上述の実施例に限定されず、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例えば、実
施例では、いわゆる縦引きを示したが、勿論横引きとす
るも自由であり、引込治具13としては、組付けられた状
態では、長手方向に僅かに遊びを持たし、引張ったとき
に、圧縮端子9の基端面18が引込治具13の係止部40とし
ての端面23に当接するように構成するも、組付けられた
状態で、長手方向に遊びを持たさず、基端面18と係止部
40としての端面23とが相互に当接しているものであって
もよい。さらに、第5図と第6図に於て、圧縮端子9の
凹窪部30の数を増加させるも、該凹窪部30の形状を変更
するも自由であり、その場合は、引込治具13の係止部40
としての小突出子31の数及び形状を、凹窪部30の数及び
形状に対応させればよい。
〔発明の効果〕
本発明は、上述の如く構成されているので、次に記載す
る著大な効果を奏する。
ケーブル2の引込み中に、圧縮端子9の端子部11の傷
付を防止できるのは勿論のこと、端子部11の僅かな曲が
りや伸び等の変形をも確実に防止できる。従って、圧縮
端子9の端子部11を(他の圧縮端子等の)他部材に高精
度に接続する必要がある場合に特に有効である。
現場にて、ケーブル2に、圧縮端子9を取付ける必要
がなく、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1A図〜第1E図は本発明に係る引込方法の一実施例を示
す作業工程図、第2A図は圧縮端子が取付けられた状態の
ケーブルの要部平面図、第2B図は引込治具が取付けられ
た状態のケーブルの要部平面図、第3図はケーブルの断
面図、第4図は引込状態の簡略図、第5図は圧縮端子の
変形例を示す平面図、第6図は引込治具の変形例を示す
一部断面側面図である。 2……ケーブル、9……圧縮端子、10……圧縮部、13…
…引込治具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブルのシースから露出した導体端部が
    挿入される圧縮部と、該圧縮部の先端に連設される端子
    部と、からなる圧縮端子を、上記ケーブルの上記導体端
    部に、予めカシメにて固着し、その後、該圧縮端子の圧
    縮部に係止する係止部を有する引込治具にて、該圧縮端
    子の略全体を包囲し、次に、該引込治具に引張部材を連
    結し、該引張部材を引張って、その引込力を、上記圧縮
    端子の略全体を包囲した上記引込治具自体を介すると共
    に上記係止部から圧縮端子の圧縮部へ、伝達して、上記
    ケーブルを引込むことを特徴とするケーブル引込方法。
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