JPH0697528B2 - カセツト装填装置 - Google Patents

カセツト装填装置

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JPH0697528B2
JPH0697528B2 JP60107455A JP10745585A JPH0697528B2 JP H0697528 B2 JPH0697528 B2 JP H0697528B2 JP 60107455 A JP60107455 A JP 60107455A JP 10745585 A JP10745585 A JP 10745585A JP H0697528 B2 JPH0697528 B2 JP H0697528B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオテープレコーダ等に使用するカセット
装填装置に関するものである。
従来の技術 従来のカセット装填装置について、第3図,第4図にて
説明する。
第3図はモータからの動力が第4図のフロントローディ
ングユニットにどのように伝達されるかを示した図で、
メカシャーシユニットを裏からみた見取図である。22は
DCキャプスタンモータで、時計,反時計の両方向の回転
をする。23はキャプスタンベルトで、前記DCキャプスタ
ンモータ22の回転をフライホイール24に伝える。25はス
ラスト受け板であり、固定部に固定されている。26はア
イドラレバーで、アイドラレバー軸27を中心に回動す
る。28は前記アイドラレバー26上に回転可能に設けられ
たアイドラタイヤで、フライホイール24に当たるタイヤ
部と、イジェクトベルト29のかかるV溝部の2段になっ
ている。30はイジェクトバネで、アイドラレバー26とス
ラスト受け板25の間にかけられ、アイドラタイヤ28をフ
ライホイール24に圧着している。このとき発生する摩擦
力によりアイドラタイヤ28はフライホイール24の回転を
伝達することができ、イジェクトベルト29を経由してフ
ロントローディングプーリ31へと動力が伝達される。ま
た、26aはイジェクトピンで、アイドラレバー26にめ
られ、メインロッド32にあけられたカム形状穴32aに挿
入されている。33はローディングモータで、時計,反時
計方向に選択的に回転される。このローディングモータ
33にはローディングモータプーリ34がが圧入され、第1
のローディングベルト35にて中間プーリ36へモータの回
転を伝達する。この中間プーリ36の回転は第2のローデ
ィングベルト37にて大プーリ38に伝達される。大プーリ
38はVプーリ部38aと、ギア38bの2段構成になってお
り、ギア部38bがカムギア39にかむ合っている。カムギ
ア39にはカム溝39aがあり、メインロッド32にめられ
たカムギアピン32bが挿入されている。モードスイッチ4
0(固定)に設けられているスライドレバー40a(可動)
がメインロッド32の一部にはさみ込んであり、メインロ
ッド32の左右方向の移動位置を検出する。
次に、第4図にフロントローディングユニットの右側面
図であり、フロントローディングプーリ31へ伝わった動
力は、このユニットへ伝達される。41はウォームシャフ
トで、フロントローディングプーリ31とウォーム42が圧
入されている。43は軸受け、44はウォームホイールで、
ウォーム42と噛み合いクラッチギア45が挿入されてい
る。46はシャフトギア(R)で、クラッチギア45に噛み
合い、またメインシャフト47が圧入されており、動力を
右側にも伝達する。48はワイパーアーム(R)で、シャ
フトギア(R)46に噛み合っており、アーム部の溝48a
にカセットホルダー49から出ているホルダーピン49aが
挿入されている。50はサイドプレート(R)で、L字型
の溝50aがあり、カセットホルダー49はこの溝50aに沿っ
て水平垂直動作をする。51はアップ検出スイッチ、52は
ダウン検出スイッチで、それぞれ固定部に固定されてお
り、ワイパーアーム(R)48に設けられた突起48a,48c
に当接され、スイッチがオン,オフされる。
以上のように構成されたカセット装填装置について、以
下その動作について説明する。
まずカセット挿入前は、アイドラタイヤ28はイジェクト
バネ30にてフライホイール24に圧着されている。カセッ
ト53を挿入口からカセットホルダー49に装填し、さらに
水平方向(矢印A)に押し込んだとき、ワイパーアーム
(R)48は時計方向に回動する。このときワイパーアー
ム(R)48の突起48b,48cにて押されていたアップ検出
スイッチ51とダウン検出スイッチ52は、オンからオフに
切換わる。この状態になると、第3図のDCキャプスタン
モータ22が反時計方向に回転する。この回転がキャプス
タンベルト23によりフライホイール24に伝達され、フラ
イホイール24も反時計方向に回転する。アイドラレバー
26はイジェクトバネ30にてアイドラレバー軸27を支点に
して右方向へ引張られ、アイドラタイヤ28がフライホイ
ール24に強く圧着されているので、摩擦によって回転が
伝えられる。この回転はイジェクトベルト29によりフロ
ントローディングプーリ31へ伝達され、以後第4図のウ
ォームシャフト41、ウォーム42、ウォームホイール44、
クラッチギア45、シャフトギア(R)46、ワイパーアー
ム(R)48を経由してホルダーピン49aを動かし、その
結果カセットホルダー49が動作する。カセットホルダー
49はサイドプレート(R)50のL字溝50aにガイドさ
れ、水平方向に移動の後、垂直方向に移動する。ワイパ
ーアーム(R)48の突起48bがダウン検出スイッチ52を
押してオンになると、DCキャプスタンモータ22は停止
し、カセットダウン完了状態になる。この後ローディン
グモータ33(第3図参照)が反時計方向に回転し、ロー
ディングモータプーリ34、第1のローディングベルト3
5、中間プーリ36、第2のローディングベルト37、大プ
ーリ38、カムギア39へと回転が伝わり、カムギアピン32
bがカム溝39aにガイドされメインロッド32が左へ移動す
る。このときイジェクトピン26aがカム形状穴32aにて左
方向に蹴られ、アイドラレバー26も左に回動する。これ
によりアイドラタイヤ28とフライホイール24は接触しな
くなり、DCキャプスタンモータ22が回転してもフロント
ローディングプーリ31へは回転が伝わらなくなる。メイ
ンロッド32が左へ移動することによりスライドレバー40
aも一緒に動作し、モードスイッチ40のストップ箔を検
知するとローディングモータ33が停止し、従ってメイン
ロッド32も停止する。この位置がストップ位置である。
カセットをアップダウンさせる位置つまりフロントロー
ディングを動作させる位置(この位置をイジェクト位置
と呼ぶ)以外は、アイドラタイヤ28とフライホイール24
を接触させない為フロントローディングは動作しない。
次にストップ位置からカセットをアップさせる場合は、
ダウン時とは逆にローディングモータ33が時計方向に回
転し、ローディングモータプーリ34、第1のローディン
グベルト35、中間プーリ36、第2のローディングベルト
37、大プーリ38、カムギア39へと回転が伝わりカムギア
ピン32bがカム溝39aにガイドされ、メインロッド32が右
へ移動する。これによりイジェクトピン26aが、カム形
状穴32a部で蹴られていたのが離れアイドラレバー26は
イジェクトバネ30により右方向へ回動する。この結果ア
イドラタイヤ28は、フライホイール24に圧着されること
になる。メインロッド32が右へ移動し、モードスイッチ
40がイジェクト位置になるとローディングモータ33は停
止する。次にDCキャプスタンモータ22が時計方向に回転
し、この回転がキャプスタンベルト23、フライホイール
24、アイドラタイヤ28、イジェクトベルト29、フロント
ローディングプーリ31へと伝わり、第4図のウォームシ
ャフト41、ウォーム42、ウォームホイール44、クラッチ
ギア45、シャフトギア(R)46を経由してワイパーアー
ム(R)48が、反時計方向に回転する。これによりホル
ダーピン49aがサイドプレート(R)50のL字溝50aに沿
って動作し、カセットホルダー49は垂直に上昇した後、
水平動作をしカセットが排出される。ワイパーアーム
(R)48の突起48b,48cが、アップ検出スイッチ51とダ
ウン検出スイッチ52を押す位置までワイパーアーム
(R)48が回動し、スイッチ51,52がオフからオンに切
換わるとDCキャプスタンモータ22は停止する。
第5図は、以上の動作をタイミングチャートにて示した
ものである。
発明が解決しようとする問題点 ところが、上記のような構成にした場合、アイドラタイ
ヤ28とフライホイール24間は、イジェクトバネ30にて圧
着し、そのとき生じる摩擦力でフロントローディングを
動作させており、イジェクトバネ30の圧着力が弱いと、
アイドラタイヤ28とフライホイール24間でスリップが生
じ、動力の伝達ができなくなる。この為アイドラタイヤ
28は、フロントローディングを動かすのに打ち勝つ動力
の伝達が可能なだけのバネ力で、フライホイール24に圧
着する必要があり、DCキャプスタンモータ22への負荷が
非常に重くなっている。また、フライホイール24にはキ
ャプスタンシャフトが圧入してあり、軸受けにて支持さ
れているが、この軸受け(メタル)に対しても過酷の条
件であり、ライフ寿命も短くなっている。さらにDCキャ
プスタンモータ22は定電圧にて回転させているだけであ
り、フロントローディング側の負荷の変化により回転数
が順次変化し、安定した動作時間が得られないし、動作
時間も負荷が重いこともあり非常に長くかかるという問
題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、キャプスタンモータにかか
る負荷を低減し、フロントローディングの動作時間(カ
セットのアップ,ダウンに要する時間)を短くすると共
に、環境やデッキ間の差による動作時間のバラツキを少
なくすることのできるカセット装填装置を提供するもの
である。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本発明のカセット装填装置
は、DDキャプスタンモータをキャプスタンとカセット装
着手段の駆動源として併用するとともに、DDキャプスタ
ンモータからのカセット装着手段への駆動力伝達手段と
してギア伝達手段を使用し、かつ、DDキャプスタンモー
タのモータ軸に固定されたギアが押圧されないようにギ
アのピッチ間距離を規制したものである。
作用 上記構成によれば、DDキャプスタンモータへの側圧負荷
を減少させ、さらにDDキャプスタンモータに速度制御を
かけて回転させることにより、動作時間を短縮し、環境
やデッキ間の差による動作時間のバラツキを少なくする
ことができる。
実 施 例 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明
する。
第1図は本発明の一実施例におけるカセット装填装置の
平面図である。第1図において、1はモータ軸をキャプ
スタン軸として直接使用するキャプスタンモータ、すな
わち、DDキャプスタンモータ、で、時計,反時計の方向
に回転する。2は前記DDキャプスタンモータ1と一緒に
回転するドライブギアで、ギア部とVプーリ部の2段構
成になっている。3はキャプスタンベルト、18はクラッ
チプーリで、テープの巻取りをする為に使用する。4は
アイドラレバーで、アイドラレバー軸20を支点として回
動する。付勢手段、例えば、イジェクトバネ8がアイド
ラレバー4と固定部に設けられた突起7にかかってお
り、このバネ8によりアイドラレバー4は常に一方向
(図面では右方向)に引張られている。5はアイドラギ
アで、アイドラレバー4にめられたアイドラギア軸4a
を中心に回転し、ギア部とVプーリ部の2段構成になっ
ている。6はイジェクトベルトで、アイドラギア5とウ
ォームシャフト41に圧入されたフロントローディングプ
ーリ9の間にかかることにより、イジェクトベルト6、
ウォームシャフト41、フロントローディングプーリ9等
からなるアイドラギア5の回転力を伝達する第2の伝達
手段が構成される。4bイジェクトピンで、アイドラレバ
ー4にめられている。ストッパー手段、例えば、スト
ッパーピン19は固定部に設けられており、アイドラレバ
ー4が反時計方向に回動したときの当てになっており、
ドライブギア2とアイドラギア5のピッチ間距離を規制
する。10はメインロッドでカムギアピン10aがめら
れ、またL字状のカム形状穴10bが設けられており、こ
のカム形状穴10bに前記イジェクトピン4bがガイドされ
る。11はカムギアで、カム溝11aが設けられており、こ
れにカムギアピン10aがガイドされる。カムギア11の外
周はギアになっており、中継ギア2と噛み合う。中継ギ
ア12は2段ギアになっており、駆動ギア13と噛み合う。
駆動ギア13も2段ギアになっており、モータプーリギア
14と噛み合う。モータプーリギア14は、ギアとVプーリ
の2段構成になっている。15はローディングベルトで、
モータプーリギア14のVプーリ部と、ローディングモー
タプーリ16の間にかかっている。17はローディングモー
タで、ローディングモータプーリ16が圧入されている。
21は固定部に固定されたモードスイッチで、メインロッ
ド10にスライドレバー21aをはさんでおき、メインロッ
ド10が左右に動くとスライドレバー21aも同期して動く
ようにし、メインロッド10の各ポジションでの位置を正
確に検出できるようにしている。
第2図は、本発明のカセット装填装置の見取図である。
なお、ウォームシャフト41以降の構成は第4図に示す従
来構成と同一であり、第1図,第2図共、メカシャーシ
を反転させて裏から見た図である。
以上のように構成されたカセット装填装置について、以
下その動作について説明する。まずカセット挿入前は、
反時計方向へ回動してドライブギア2から噛み合いが解
かれた第2の位置に位置していたアイドラギア5は、時
計方向に回動されてドライブギア2と噛み合う第1の位
置に移動するようになっている。この移動は、イジェク
トバネ8により右方向へ引っ張られたアイドラレバー4
が反時計方向へ移動することにより生じたものである
が、そのアイドラレバー4はストッパーピン19に当って
おり、アイドラギア5とドライブギア2のピッチ間距離
は、正規に保たれている。カセットを挿入口からカセッ
トホルダー49に装填し、さらに水平方向に押し込むと、
ワイパーアーム(R)48が時計方向に回転し、突起48b,
48cにて押されていたアップ検出スイッチ51とダウン検
出スイッチ52が、オンからオフに切換わる。次にキャプ
スタンモータ1が反時計方向に回転し、ドライブギア2
も一緒に回転する。アイドラギア5はドライブギア2に
噛み合っているから、この回転はイジェクトベルト6、
フロントローディングプーリ9、ウォームシャフト41の
順に伝わり、以後第4図のウォーム42、ウォームホイー
ル44、クラッチギア45、シャフトギア(R)46、ワイパ
ーアーム(R)48を経由してカセットホルダー49が動作
する。カセットホルダー49はサイドプレート(R)50の
L字溝50aに沿って動くから、水平方向に移動した後、
垂直方向に動く。ワイパーアーム(R)48の突起48bが
ダウン検出スイッチ52を押して、スイッチがオフからオ
ンに変わると、DDキャプスタンモータ1は停止し、カセ
ットダウン完了状態になる。次にローディングモータ17
が反時計方向に回転し、ローディングモータプーリ16、
ローディングベルト15、モータプーリギア14、駆動ギア
13、中継ギア12、カムギア11の順に回転が伝わり、カム
ギアピン10aがカム溝11aにガイドされメインロッド10が
左へ移動する。そしてイジェクトピン4bがカム形状穴10
bにて左へ蹴られ、アイドラレバー4が左へ回動し、ア
イドラギア5とドライブギア2は噛み合わなくなる。メ
インロッド10が左へ移動する時、一緒にスライドレバー
21aも移動し、モードスイッチ21のストップ箔を検出す
るとローディングモータ17は停止する。この位置がスト
ップ位置である。
次にストップ位置からカセットをアップさせる場合は、
ローディングモータ17が時計方向に回転し、ローディン
グモータプーリ16、ローディングベルト15、モータプー
リギア14、駆動ギア13、中継ギア12、カムギア11の順で
回転が伝わり、カムギアピン10aはカム溝11aにガイドさ
れ、メインロッド10は右へ移動する。その為イジェクト
ピン4bを蹴っていたカム形状穴部10bが右へ動き、アイ
ドラレバー4はイジェクトバネ8により反時計方向に回
動(ストッパーピン19に当るまで)する。この為、アイ
ドラギア5とドライブギア2は噛み合うようになる。メ
インロッド10が右へ移動し、モードスイッチ21がイジェ
クトの位置になるとローディングモータ17は停止する。
次にDDキャプスタンモータ1が時計方向に回転し、ドラ
イブギア2、アイドラギア5、イジェクトベルト6、フ
ロントローディングプーリ9の順で回転が伝わり、第4
図のウォームシャフト41、ウォーム42、ウォームホイー
ル44、クラッチギア45、シャフトギア(R)46を経由し
てワイパーアーム(R)48が、反時計方向に回転する。
この為カセットホルダー49は垂直移動した後、水平移動
し、カセットが排出される。ワイパーアーム(R)48の
突起48b,48cにより、アップ検出スイッチ51とダウン検
出スイッチ52が押されて、オフからオンに変わるとDDキ
ャプスタンモータ1は停止し、カセットアップ完了状態
となる。
以上のように本実施例によれば、DDキャプスタンモータ
からの動力伝達をギアで行ない、またストッパーピンを
設けてギア同志のピッチ間距離を規制することにより、
側圧による余分な負荷を減らし、さらにDDキャプスタン
モータに速度制御をかけて回転させることにより、動作
時間の短縮化、環境やデッキ間の差による動作時間の安
定化が可能になる。
なお本実施例では、アイドラギア5とフロントローディ
ングプーリ9の間に、イジェクトベルト6を使用したが
(第1図参照)、イジェクトベルト6の代わりにギアを
噛み合せる構成にし、そのうちの1ケのギアが上下に動
作し、DDキャプスタンモータ1からの動力のオン,オフ
切換えができるようにしたものでも良い。
発明の効果 以上のように本発明は、DDキャプスタンモータをキャプ
スタンとカセット装着手段の駆動源として併用するもの
であり、DDキャプスタンモータの回転力を伝達させると
きは、互いに押圧を受けないようにピッチ間距離が正確
にできるようなストッパー手段を設けてギアを噛み合わ
せて、モータ軸を回転自在に保持するモータの軸受けへ
の負荷を減じることによりその負荷による軸受けの摩耗
を防止するようにし、さらにDDキャプスタンモータに速
度制御をかけることにより、モータの負荷電流を極度に
低減できると共に、制御範囲内での負荷の変動に対し
て、モータは一定回転可能である。この為、モータや軸
受け寿命が大幅に伸び、また、フロントローディングの
動作時間も短縮でき、なおかつ環境(温度,湿度等)や
デッキ,カセット等による負荷の差が、動作時間の差と
してほとんど出ない為、常に安定した時間で動作が完了
でき、その実用的効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカセット装填装置の一実施例における
平面図、第2図は同実施例の斜視図、第3図は従来のカ
セット装填装置の斜視図、第4図は同側面図である。 1……DDキャプスタンモータ、2……ドライブギア、3
……キャプスタンベルト、4……アイドラレバー、4a…
…アイドラギア軸、4b……イジェクトピン、5……アイ
ドラギア、6……イジェクトベルト、7……スラスト受
け板、8……イジェクトバネ、9……フロントローディ
ングプーリ、10……メインロッド、10a……カムギアピ
ン、10b……カム形状穴、11……カムギア、11a……カム
溝、17……ローディングモータ、18……クラッチプー
リ、19……ストッパーピン、20……アイドラレバー軸、
21……モードスイッチ、21a……スライドレバー、22…
…DCキャプスタンモータ、23……キャプスタンベルト、
41……ウォームシャフト、42……ウォーム、43……軸受
け、44……ウォームホイール、45……クラッチギア、46
……シャフトギア(R)、47……メインシャフト、48…
…ワイパーアーム(R)、48a……アーム溝、48b……突
起、48c……突起、49……カセットホルダー、49a……ホ
ルダーピン、50……サイドプレート(R)、50a……L
字型溝、51……アップ検出スイッチ、52……ダウン検出
スイッチ、53……カセット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定速度になるように速度制御が行なわれ
    る可逆回転可能なDDキャプスタンモータのモータ軸に固
    定されて回転するドライブギアと、アイドラギアを回動
    自在に保持し、そのアイドラギアが前記ドライブギアに
    噛み合う第1の位置と噛み合いが解かれた第2の位置と
    の間を移動するように回動支点を中心に回動可能に設け
    られたアイドラレバーと、前記アイドラギアが前記第1
    の位置に位置するように前記アイドラレバーを弾力的に
    回動付勢する付勢手段と、前記アイドラギアが前記第1
    の位置に位置したとき、前記付勢手段の付勢力により前
    記アイドラギアが前記ドライブギアを押圧しないように
    前記アイドラレバーに当接して前記アイドラギアと前記
    ドライブギアとのピッチ間距離を規制するストッパー手
    段と、前記アイドラレバーに係合し、その可逆的な摺動
    移動に応じて前記アイドラーギアが前記第1の位置と前
    記第2の位置との間を可逆的に移動するように前記アイ
    ドラレバーを回動せしめるメインロッドと、可逆的に回
    転するローディングモータの回転方向に応じて前記メイ
    ンロッドを可逆的に摺動移動せしめるように前記ローデ
    ィングモータを回転力を前記メインロッドに伝達する第
    1の伝達手段と、カセットを着脱可能な第3の位置と記
    録/再生可能な第4の位置との間を移動せしめるカセッ
    ト装着手段と、そのカセット装着手段を駆動して前記カ
    セットを前記第3の位置と第4の位置との間を移動せし
    めるように前記第1の位置に位置した前記アイドラギア
    の回転力を前記カセット装着手段に伝達する第2の伝達
    手段とからなるカセット装填装置。
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