JPH0697098A - 半導体結晶の成長方法 - Google Patents

半導体結晶の成長方法

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JPH0697098A
JPH0697098A JP24668092A JP24668092A JPH0697098A JP H0697098 A JPH0697098 A JP H0697098A JP 24668092 A JP24668092 A JP 24668092A JP 24668092 A JP24668092 A JP 24668092A JP H0697098 A JPH0697098 A JP H0697098A
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gaas
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semiconductor
growth
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Kiyoko Kuramata
清子 倉又
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、半導体基板表面を被覆する絶縁膜上
に結晶性の高い半導体結晶薄膜を成長させる半導体結晶
の成長方法を提供することを目的とする。 【構成】形状基板10はGaAs/Si基板表面を被覆
したSiO2 膜26に開口部28を形成したものであ
る。この形状基板10を成長溶液14に接触させ、徐冷
する。成長溶液14上には(111)B面GaAs結晶
板18が設置されているため、成長溶液14中の上方に
おいてはGaAs結晶板18との平衡領域30が保持さ
れ、下方においては過飽和領域32が形成される。この
ため過飽和領域32の大きさは垂直方向では狭くなり、
水平方向への成長速度が相対的に速くなる。従って、開
口部28を介して露出している(100)面GaAs結
晶層24をシードとして、GaAs結晶薄膜がSiO2
膜26上に張り出すように薄くかつ広くラテラル成長す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体結晶の成長方法に
係り、特にLPE(Liquid Phase Epitaxy;液相エピタ
キシャル成長)法を用いて半導体結晶薄膜を成長させる
半導体結晶の成長方法に関する。LPE法は、熱平衡に
近い状態でかつ比較的低温で成長することが可能である
ため、結晶欠陥が少なく、化学量論的組成からのずれが
少ない高純度のエピタキシャル層を得ることができる。
従って、半導体レーザ等の光半導体デバイス及びHEM
T(High Electron Mobility Transistor )やFET
(Field Effect Transitor)等の高速半導体デバイスに
おける半導体基板や半導体結晶層を成長する際に用いら
れる。
【0002】
【従来の技術】従来、光半導体デバイスや高速半導体デ
バイス等に用いられる半導体結晶は、引上げ法等によっ
て製造したGaAs基板やInP基板等の2元化合物半
導体基板上に、結晶成長することによって得ていた。し
かし、こうした2元化合物半導体基板は、その材料の埋
蔵量が少ないため製造コストが高くなることや、機械的
強度が弱いため半導体ウェーハの大口径化が難しいこと
等の問題があった。
【0003】このため、Si基板を用い、このSi基板
上に、MOVPE(Metal OrgamicVapor Phase Epitaxy
)法やMBE(Molecular Beam Epitaxy)によってG
aAs層やInP層等を結晶成長させることにより、低
コスト化や化合物半導体ウェーハの大口径化を実現する
試みがなされている。ところが、このようにして作製し
たSi基板上のGaAs結晶層は、GaAs/Si結晶
界面の格子不整合による多数の格子欠陥が存在すること
や結晶表面の平坦性が悪いこと等の問題があり、結晶性
の改善が必要であった。
【0004】そのため、MOVPE法等によってSi基
板上にGaAs結晶層を成長させた後、このGaAs/
Si基板表面を絶縁膜で被覆し、更にその絶縁膜の一部
を除去して開口部を形成した形状基板を用い、開口部を
介して露出したGaAs結晶層をシードとして、絶縁膜
上に張り出すようにGaAs結晶薄膜をラテラル成長さ
せることにより、GaAs結晶薄膜の結晶性の改善が図
られた。
【0005】この成長方法においては、GaAs結晶薄
膜を絶縁膜上に成長させるため、GaAs/Si基板表
面の欠陥の伝播が大幅に減少し、欠陥密度の低いGaA
s結晶薄膜を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなGaAs/Si基板表面を被覆する絶縁膜上への
GaAs結晶薄膜のラテラル成長においても、絶縁膜の
開口部に露出したGaAs結晶層をシードとして結晶成
長するため、やはりシードからGaAs/Si基板表面
の欠陥がGaAs結晶薄膜に伝播するという問題があっ
た。この欠陥はシード上の結晶に局在し、絶縁膜上に張
り出した結晶では、シードからの距離に従って少なくな
る。
【0007】そこで本発明は、液相成長法を用い、絶縁
膜上に張り出す結晶を大きくすることにより、基板表面
を被覆する絶縁膜上に結晶性の高い半導体結晶薄膜を成
長させることができる半導体結晶の成長方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、基板と成長
溶液とを接触させて前記基板上に半導体結晶薄膜を液相
成長させる半導体結晶の成長方法において、前記基板と
して、半導体基板表面を被覆した絶縁膜に開口部を形成
した基板を使用し、前記成長溶液と接触する半導体結晶
板を、前記基板に対向して前記成長溶液上に設置し、前
記開口部を介して露出した前記半導体基板をシードとし
て、前記絶縁膜上に半導体結晶薄膜をラテラル成長させ
ることを特徴とする半導体結晶の成長方法によって達成
される。
【0009】また、上記の半導体結晶の成長方法におい
て、前記半導体基板が、Si基板上に(100)面Ga
As結晶層を成長させたGaAs/Si基板又は(10
0)面GaAs基板であり、前記半導体結晶板が、(1
11)面GaAs結晶板であり、前記開口部を介して露
出した前記(100)面GaAs結晶層又は前記(10
0)面GaAs基板をシードとして、前記絶縁膜上にG
aAs結晶薄膜をラテラル成長させることを特徴とする
半導体結晶の成長方法によって達成される。
【0010】また、上記の半導体結晶の成長方法におい
て、前記半導体基板が、Si基板上に(100)面In
P結晶層を成長させたInP/Si基板又は(100)
面InP基板であり、前記半導体結晶板が、(111)
面InP結晶板であり、前記開口部を介して露出した前
記(100)面InP結晶層又は前記(100)面In
P基板をシードとして、前記絶縁膜上にInP結晶薄膜
をラテラル成長させることを特徴とする半導体結晶の成
長方法によって達成される。
【0011】更に、上記の半導体結晶の成長方法におい
て、前記半導体基板が、Si基板上にGaAs結晶層を
成長させたGaAs/Si基板又はGaAs基板であ
り、前記半導体結晶板が、GaAs結晶板であり、前記
開口部を介して露出した前記GaAs結晶層又は前記G
aAs基板をシードとして、前記絶縁膜上にInGaA
s結晶薄膜をラテラル成長させることを特徴とする半導
体結晶の成長方法によって達成される。
【0012】
【作用】本発明は、成長溶液と接触して半導体結晶を液
相成長させる半導体結晶板を、半導体結晶薄膜を液相成
長させるべき基板に対向して前記成長溶液上に設置する
ことにより、基板に接し、結晶成長に寄与する成長溶液
中の過飽和領域を垂直方向に狭くし、水平方向への成長
速度を相対的に大きくすることができる。
【0013】このため、半導体基板表面を被覆した絶縁
膜に開口部を形成した基板を使用し、絶縁膜の開口部を
介して露出している半導体基板表面をシードとして、絶
縁膜上に半導体結晶薄膜を薄くかつ広くラテラル成長す
ることができる。従って、基板の結晶性が劣悪であって
も、その結晶欠陥の伝播を大幅に減少し、欠陥密度が低
く結晶性の高い半導体結晶薄膜を成長させることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づいて具
体的に説明する。図1は本発明の一実施例によるGaA
s結晶薄膜のLPE成長を説明するための工程図、図2
〜図4は各工程における形状基板を示す断面図である。
図1に示すように、スライドボート法によるGaAs結
晶薄膜のLPE成長装置は、形状基板10を収納する成
長用ボート台12上に、成長溶液14を溜める溶液溜を
もつ成長用ボート16が、自在にスライドできるように
設置されている。そして成長溶液14上には、この成長
溶液14に接触する(111)B面GaAs結晶板18
を介して、カーボン等からなる蓋20が設置されてい
る。
【0015】まず、このLPE成長装置の成長用ボート
台12に、GaAs結晶薄膜を成長させるべき形状基板
10を収納する。そして成長用ボート16の溶液溜に、
4gのGaを溶解した成長溶液14を溜め、その上にG
aAs結晶板18を(111)B面が成長溶液14に接
触するように設置する。更にそのGaAs結晶板18上
に例えばカーボンからなる蓋20をする。
【0016】続いて、H2 (水素)雰囲気中で全体を加
熱して、全体が800℃になるまで昇温する。そして接
触しているGaAs結晶板18と成長溶液14とが平衡
状態となるようにして、成長溶液14中の濃度を一定に
する(図1(a)参照)。ここで、このLPE成長開始
前の形状基板10を、図2を示す。即ち、この形状基板
10は、MOVPE法等を用いてSi基板22上に(1
00)面GaAs結晶層24を成長させてGaAs/S
i基板を形成した後、CVD(Chemical Vapor Deposit
ion )法を用いて、このGaAs結晶層24上に膜厚2
00nmのSiO2 膜26を形成し、更にフォトリソグ
ラフィ法を用いて、そのSiO2 膜26に幅5μmの開
口部28を所定の間隔をおいて形成したものである。従
って、この開口部28においては、(100)面GaA
s結晶層24が露出している。
【0017】次いで、成長用ボート16を成長用ボート
台12上でスライドさせ、GaAsの平衡溶液となって
いる成長溶液14底面を形状基板10表面に接触させ
る。そして全体を0.1℃/minで冷却して、GaA
s結晶薄膜の成長を開始する(図1(b)参照)。この
とき、成長溶液14は、図3に示されるように、(11
1)B面GaAs結晶板18に接する上方においては、
GaAs結晶板18と平衡状態となっている平衡領域3
0が保持されるが、形状基板10表面と接する下方にお
いては、僅かに過飽和状態となっている過飽和領域32
が形成される。
【0018】このため、結晶成長に寄与する過飽和領域
32の大きさは、水平方向では変わらないが、垂直方向
では狭くなっている。即ち、水平方向の過飽和度が垂直
方向の過飽和度より相対的に大きくなる。その結果、水
平方向への結晶成長と垂直方向への結晶成長との成長速
度を比較すると、水平方向への成長速度が相対的に速く
なる。
【0019】従って、形状基板10表面に接触させた成
長溶液14を徐冷しながらGaAs結晶成長を行うと、
SiO2 膜26の開口部28を介して露出している(1
00)面GaAs結晶層24をシードとして、GaAs
結晶薄膜がSiO2 膜26上に張り出すようにラテラル
成長する。ここで、6時間のGaAs結晶成長を行った
形状基板10を、図4(a)に示す。
【0020】即ち、幅5μmの開口部28の(100)
面GaAs結晶層24をシードとしてSiO2 膜26上
にラテラル成長したGaAs結晶薄膜34は、膜厚10
μm、幅583μmであった。尚、比較のため、成長溶
液14上に(111)B面GaAs結晶板18を設置し
ないで成長させた場合の形状基板10を図4(b)に示
すと、SiO2 膜26上に成長したGaAs結晶薄膜3
6は、膜厚96μm、幅286μmであった。
【0021】こうして所定の膜厚のGaAs結晶薄膜3
4の成長が終了すると、更に成長用ボート16を成長用
ボート台12上でスライドさせる(図1(c)参照)。
そしてGaAs結晶薄膜34の成長が終了した形状基板
10を成長用ボート台12から取り出す。このように本
実施例によれば、成長溶液14上にGaAs結晶板18
を設置することにより、成長溶液14中の結晶成長に寄
与する過飽和領域32を垂直方向に狭くし、水平方向へ
の結晶成長速度を相対的に大きくすることができる。こ
のため、GaAs/Si基板表面を被覆したSiO2
26に開口部28を形成した形状基板10を成長溶液1
4に接触させてGaAs結晶成長を行うと、SiO 2
26の開口部28を介して露出している(100)面G
aAs結晶層24をシードとして、SiO2 膜26上に
GaAs結晶薄膜34を薄くかつ広くラテラル成長する
ことができる。
【0022】それ故、形状基板10がMOVPE法等を
用いてSi基板22上にGaAs結晶層24を成長させ
たものであり、GaAs/Si結晶界面の格子不整合に
よる多数の格子欠陥が存在する結晶性の劣悪なGaAs
結晶層24であっても、その欠陥の伝播を大幅に減少し
て、欠陥密度の低いGaAs結晶薄膜34を成長させる
ことができる。
【0023】従って、Si基板22を使用することによ
り、低コスト化及びGaAsウェーハの大口径化を実現
すると共に、SiO2 膜26上に結晶性の高いGaAs
結晶薄膜34を成長することにより、HEMTやFET
等の半導体デバイスの高速化、高機能化の実現に寄与す
ることができる。尚、上記実施例においては、成長溶液
14中の上方に平衡領域30を保持するため(111)
B面GaAs結晶板18が成長溶液14に接して設置さ
れているが、ここで(111)B面GaAs結晶板18
を用いたのは、GaAs結晶薄膜34をラテラル成長さ
せるシードとして(100)面GaAs結晶層24を使
用したためである。即ち、(111)B面GaAs結晶
板18は成長溶液14中の上方に平衡領域30を保持し
て下方に形成される過飽和領域32の垂直方向の厚さを
制御すれば足りるため、(100)面GaAs結晶層2
4よりもGaAs結晶薄膜の成長速度の遅い(111)
B面GaAs結晶板18を使用する方が(100)面G
aAs結晶層24をシードとするGaAs結晶薄膜34
の成長速度を速めることができるからである。
【0024】また、この(111)B面GaAs結晶板
18の代わりに(111)A面GaAs結晶板を使用し
てもよい。但し、この場合、その表面を一度エッチング
しないと(111)A面上に結晶成長しないため、成長
溶液14に接触するGaAs結晶板の(111)A面を
メルトバックする必要がある。また、形状基板10とし
て、MOVPE法等を用いてSi基板22上に(10
0)面GaAs結晶層24を成長させたGaAs/Si
基板を用いたが、この代わりに(100)面GaAs基
板を用いてもよい。この場合、Si基板22の使用によ
る低コスト化及びGaAsウェーハの大口径化という効
果はないが、結晶欠陥の密度を低下させて結晶性の高い
GaAs結晶薄膜を成長させるという効果を奏すること
ができる。
【0025】また、上記実施例において、(100)面
GaAs結晶層24をシードとして露出させるための開
口部28の幅を5μmとしたが、これに限らず、50μ
m程度の幅の開口部28であってもよい。但し、この開
口部28の幅が100μm以上になると、GaAs結晶
薄膜34のSiO2 膜26上へのラテラル成長は起こり
難くなる。
【0026】そして(100)面GaAs結晶層24を
シードとして露出させるための開口部28の幅、成長溶
液14の垂直方向の厚さ、成長溶液14の冷却速度等を
制御することにより、GaAs結晶薄膜34のSiO2
膜26上へのラテラル成長における水平方向と垂直方向
との結晶成長速度の比を制御することができる。更に、
上記実施例においては、GaAs結晶薄膜34のラテラ
ル成長について述べたが、これに限定されず、InP結
晶薄膜及びInGaAs結晶薄膜をラテラル成長するこ
とができる。
【0027】このとき、例えばInP結晶薄膜を絶縁膜
上にラテラル成長する場合、上記実施例におけるSi基
板22上に(100)面GaAs結晶層24を成長させ
たGaAs/Si基板又は(100)面GaAs基板の
代わりに、Si基板上に(100)面InP結晶層を成
長させたInP/Si基板又は(100)面InP基板
を形状基板として使用する。そして上記実施例における
(111)B面GaAs結晶板18又は(111)A面
GaAs結晶板の代わりに、(111)B面InP結晶
板18又は(111)A面InP結晶板を、成長溶液上
に設置する。
【0028】また、例えばInGaAs結晶薄膜を絶縁
膜上にラテラル成長する場合、上記実施例の場合と同様
に、Si基板上にGaAs結晶層を成長させたGaAs
/Si基板又はGaAs基板を形状基板として使用し、
GaAs結晶板を成長溶液上に設置すればよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、基板と成
長溶液とを接触させてこの基板上に半導体結晶薄膜を液
相成長させる半導体結晶の成長方法において、成長溶液
と接触して半導体結晶を液相成長させる半導体結晶板
を、半導体結晶薄膜を液相成長させるべき基板に対向し
て前記成長溶液上に設置することにより、基板に接して
結晶成長に寄与する成長溶液中の過飽和領域を垂直方向
に狭くし、水平方向への成長速度を相対的に大きくする
ことができるため、半導体基板表面を被覆した絶縁膜に
開口部を形成した基板を使用し、その絶縁膜の開口部を
介して露出している半導体基板表面をシードとして、絶
縁膜上に半導体結晶薄膜を薄くかつ広くラテラル成長す
ることができる。
【0030】従って、基板の結晶性が劣悪であっても、
その結晶欠陥の伝播を大幅に減少し、欠陥密度が低くて
結晶性の高い半導体結晶薄膜を成長させることができる
ため、HEMTやFET等の半導体デバイスの高速化、
高機能化の実現に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるGaAs結晶薄膜のL
PE成長を説明するための工程図である。
【図2】LPE成長開始前の形状基板を示す断面図であ
る。
【図3】LPE成長時における形状基板及び成長溶液の
状態を示す断面図である。
【図4】LPE成長終了後の形状基板を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10…形状基板 12…成長用ボート台 14…成長溶液 16…成長用ボート 18…(111)B面GaAs結晶板 20…蓋 22…Si基板 24…(100)面GaAs結晶層 26…SiO2 膜 28…開口部 30…平衡領域 32…過飽和領域 34…GaAs結晶薄膜 36…GaAs結晶薄膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と成長溶液とを接触させて前記基板
    上に半導体結晶薄膜を液相成長させる半導体結晶の成長
    方法において、 前記基板として、半導体基板表面を被覆した絶縁膜に開
    口部を形成した基板を使用し、 前記成長溶液と接触する半導体結晶板を、前記基板に対
    向して前記成長溶液上に設置し、 前記開口部を介して露出した前記半導体基板をシードと
    して、前記絶縁膜上に半導体結晶薄膜をラテラル成長さ
    せることを特徴とする半導体結晶の成長方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体結晶の成長方法に
    おいて、 前記半導体基板が、Si基板上に(100)面GaAs
    結晶層を成長させたGaAs/Si基板又は(100)
    面GaAs基板であり、 前記半導体結晶板が、(111)面GaAs結晶板であ
    り、 前記開口部を介して露出した前記(100)面GaAs
    結晶層又は前記(100)面GaAs基板をシードとし
    て、前記絶縁膜上にGaAs結晶薄膜をラテラル成長さ
    せることを特徴とする半導体結晶の成長方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体結晶の成長方法に
    おいて、 前記半導体基板が、Si基板上に(100)面InP結
    晶層を成長させたInP/Si基板又は(100)面I
    nP基板であり、 前記半導体結晶板が、(111)面InP結晶板であ
    り、 前記開口部を介して露出した前記(100)面InP結
    晶層又は前記(100)面InP基板をシードとして、
    前記絶縁膜上にInP結晶薄膜をラテラル成長させるこ
    とを特徴とする半導体結晶の成長方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体結晶の成長方法に
    おいて、 前記半導体基板が、Si基板上にGaAs結晶層を成長
    させたGaAs/Si基板又はGaAs基板であり、 前記半導体結晶板が、GaAs結晶板であり、 前記開口部を介して露出した前記GaAs結晶層又は前
    記GaAs基板をシードとして、前記絶縁膜上にInG
    aAs結晶薄膜をラテラル成長させることを特徴とする
    半導体結晶の成長方法。
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